愛媛沖沖合底曳網漁業

八幡浜トロール漁業の特徴

出港から帰港までの一航海は、平均2日から3日。およそ10回から15回の投網を繰り返し、漁獲物を集めます。近年は水揚げ量よりも漁獲物の鮮度重視の操業に転換し、比較的短い日数での航海となっています。入港時にはトロ函(約5K~10K)1,000~1,500箱の鮮魚が水揚げされます。
平成19年シーズンより一統2隻のみの操業となっているため、ヤリイカ、エボダイを中心に小さなサイズの漁場操業を控えるなど、自主的な資源管理にも取り組んでいます。

愛媛沖漁場(操業海域)の主な操業ポイントと漁獲魚種

主な操業ポイント
A.高知沖漁場 アジ、シロムツ、オキギスといった原材料から、カマス、アマダイ、キダイなど豊富な水揚げが見込める漁場です。11月1日から解禁となります。
B.古満目沖漁場 古くからヤリイカの主漁場で、10月が最盛期となります。4月末までのシーズン全般の出来を占う上で、大切な漁場です。
C.豊後水道南沖 エボダイ、ヤリイカ、クルマエビ、エソ類と豊富な水揚げがあります。基地八幡浜港から近いため、最も操業日数の多い主漁場です。近年は、マダイ、ハモの漁獲が増えるなど資源環境の変化も見られます。
D.宮崎日向灘沖 エボダイ、カイワリなど通常の魚種に加え、アカムツ、ホウボウといった高級魚も水揚げされます。操業日数は2日程度を要します。
E.鹿児島沖 マダイの主漁場ですが、チカメキントキやエビスダイ、ヤガラといった白身の高級魚の水揚げが多いのが特徴です。
F.種子島・屋久島沖 同じくマダイに加え、イシダイやイシガキダイ、アカイサキ、ハタ等も豊富です。航行に時間を要するため、中3日程度の航海となります。