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ⅹ 忠八幡詞 アーカイブ

明日は恒例の竜王詣で!

長かった学校の夏休み、そして熱かった北京五輪もいよいよクライマックスへ。海幸丸は昨日・今日と漁具の積み込み作業、無事終了しまして明日は「航海安全・大漁祈願」を予定しています。場所は毎年恒例となった四国カルストの竜王神社!何といっても9月乗り出しのヤリイカ漁、そして、ここまできたら神頼み、“燃油価格の鎮静化”!?もお祈りしたいところです。
ガンバレ!星野ジャパン!3アウトはチェンジですよ~!

今日も朝から出漁準備にトラブル対応、来客、会議に月一のお支払日も重なって、程よい感じの?忙しさでした。
8月末の決算日もすぐそこに、1日1日、時間を大切にいきたいものです。

久しぶりに二宮忠八(幡山)の「幡詞」第一編、「堅忍」からのご紹介です。

「分別」

遠慮なき人 常に語るも 思慮深き人 常に黙せり

「人生」

幼児は錯誤 壮時は努力 老いて後悔 人の常なり

花の務め

3月3日のひな祭り、こちらはとても暖かい一日でしたが、大陸からのひどい黄砂の影響で辺りは視界不良、外に出るだけで(眺めるだけで?)目がショボショボしそうな天気でした。せめて写真は春らしく!上は、先日ハイキングに出かけた「諏訪崎」(すわざき)の写真です。岬の灯台の手前に見えるのが「魚霊塔」です。山もすっかり春の気配、やはり季節は巡っております・・。

久しぶりに「忠八幡詞」からのご紹介、「春光」から3句を選んでみました。


「花を慕ふ」

花に眠れず 思案に耽る 夜深き窓に 梅匂ふらん


「春景色」

晴れ渡りたる 四方の山里 霞馴れぬる 春景色かな


「花の務め」

花見て花を 羨むなかれ 花咲くまでの 務め思うて


二宮幡山著「幡詞」第一編より

悔いる事なし

午前中は昨日の商談の関連で某所訪問、社長への同行でした。午後はトロール市にて、スタッフ全員で幻の鮨職人!?より「蛸(タコ)の茹で方」のレクチャーを受けておりました。一口に蛸といっても漁獲場所やサイズ、時季、鮮度や保管状態によって味が異なるため、必然的に茹で方も微妙に違うのです。はたして当店の蛸の味はどう変わるのか・・!?お楽しみに・・!夕方は日課のジョギングを挟んで、夜は連日のJC会合でした。海幸丸の入港は5日早朝です!

こちらは、“一魚一会”ネタ不足の際のおなじみの切り札!?「忠八幡詞」!
今回は“堅忍”からの一節です。


「悔いる事なし」

多く語りて 悔いる事あり 多く黙して 悔いる事なし


「怒の消し法」

小怒の時は 十を数えよ 大怒の時は 百を数えよ


「自重」

人の短所と 己が長所を 浅く言う者 分別ふかし


二宮幡山著「幡詞」第一編より

度胸と温良

数件所用で松山を往復しました。いくぶん涼しくなったと思いきやここ数日、特に日中は真夏日に逆戻りした様子です。でも朝晩は涼しくて気持ちの良い季節、早朝のジョギングやウォーキング、読書にはうってつけです。土曜でしたが夜はとある懇親会に出席、というわけでリアルタイムのブログ更新は3日坊主!で終わってしまいました。では、ネタ不足解消の切り札!「忠八幡詞」の登場です。忠八先生、すみません。

今回は、「家庭」から数点をご紹介します。


「家庭の結束」

嫁は家庭を 締める腹帯 子は三界の 首枷となる


「妻の技量」

徳ある妻は 主に服して 主を助けて 主を左右す


「度胸と温良」

男子は度胸 名誉と勇気 女子は温良 貞操を愛づ


「思へば思ふ」

思ふ主人を 思はぬ人は 思ふ主人に 思われぬ者


「美食は損」

常に美食を する人不幸 良き晩餐に 逢うは稀なり


二宮幡山著「幡詞」第一編より

夏の夜

一日八幡浜でした。午前中は提出期限のある書類作成、商店街では恒例の“八日市”も行われました。午後からは一件打ち合わせや造船所見学、海幸丸の修理・点検も、予定通りお盆前には完了する見込みのようです。夕方は愛宕山までいつものジョギング、夜はJCの臨時総会に出席しました。甲子園も始まって気分的には夏真っ盛り!ですが、暦の上ではもう「立秋」(7日)だそうです。

今日も地元の八幡神社の禰宜(ねぎ)を拝命する友人と話題になった、二宮忠八の「幡詞」から3点ほどご紹介します。
禰宜のお話では、この「幡詞」、一般には「ばんし」と言われますが、本当は「はたことば」が正解なのだそうです。
禰宜様、ご教示ありがとうございました。今度は「魚の歌」もよろしくお願いいたします。

「ひぐらし」

蓮の浮葉の 露風に散り 涼しく覚ゆ 蚊虫のこえ

「夏の夜」

宵の仮寝に 閉ざさぬ閨(ねや)の 窓より覘く 夏の夜の月

「禊(みそぎ)」

夏の暑さも 今を限りに 禊にながし 秋に入りけり

二宮幡山著 「幡詞」第一編より

夏蔭

NHK番組「男たちのトロール漁」の最終放送でした。NHK総合テレビでの全国放送でしたが、九州や中部地方では番組内容変更のため、放映されていない地域もあったようです。残念でした・・。DVDやVTRもございますので、お店等でお使いいただける方は、是非私までご連絡くださいませ。
午後からは少し一人の時間!がありまして、本を読んだあと少々ジョギングも・・。暑(熱?)かった!です。夕方は今年最後の土曜夜市へ。お祭りのイベントPRや恒例の「夜市公演」で出演した児童合唱団のお手伝い等々・・でした。皆さま、大変お疲れ様でした。

あまりに暑い・・ので、「幡詞」から涼しげな詞を数点ご紹介します!
どちらがお好みですか?

「納涼」

夏の盛りは 木影に憩へ 林逢ひ来る 風そ涼しき


「扇の徳」

暑さの肌を 扇げば涼し 苦熱助くる 徳は大なり


「夏草」

庭の草むら 茂り栄えて 道行く乙女 裳裾濡れけり


「風鈴」

軒吹く風に 鈴鳴り動き 音涼しくて 夏忘れけり


「夏の浜辺」

夏の盛りは 金の慾より 水を浴しに 人の来る濱


二宮幡山著 「幡詞」 第一編より

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商事の秘訣

午前中はいつもの月報や決算書類の整理、昼前からはとある業務で松山を往復してきました。これまでに増して“暑い”1日!気温も軽く30度は越えていました。車中のラフマニノフの聴き比べがまずかったのか、眠気と戦いながらの運転でした。夜はJCの委員会に出席、7月29日に始まる八幡浜児童合唱団の合宿を皮切りに、8月12日の夏祭り“てやてやウェーブ”まで、こちらもなかなか熱い日々が続きそうです。

飛行機の研究開発だけでなく、生涯においてずば抜けた商魂も発揮した二宮忠八さん。
昨日に引き続き、今日も「幡詞」(経済)からの一節をご紹介します。

商事の秘訣 目的替えず 屈し撓まず 親切にせよ

二宮幡山著 「幡詞」第一編より

富仁不一致

午前中はサザエとアワビの買い付けでいつもの半島ドライブ、午後からは事務所、夕方は隣町の眼科へ行ってきました。一日使い捨てのコンタクトレンズを使い始めて4年ほど経つでしょうか。目には優しい・・らしい?のですが、年間の出費はそこそこ・・。一月や二週間の保管タイプのレンズも薦められますが、“無精者”の自分には手入れの自信がありません。手間の分だけ負担を・・ということでしょうか。以上、かなり遅れての、とりとめもない話題のブログ更新でした。

行きつけの眼科は待ち時間が長く、おかげで忠八の「幡詞」が進みました。
今回は「経済」からの一節です。

富仁不一致

富を欲せば 仁為し難く 仁を欲せば 富成り難し

二宮幡山著 「幡詞」第一編より

忠八の幡詞

ライト兄弟よりも早く飛行機を発明したことで知られる航空界の祖、二宮忠八翁は八幡浜市の出身です。少し前に、八幡浜JCが製作した「八幡浜偉人伝」でも最初に取り上げられた郷土の偉人、英雄です。飛行の分野だけでなく、薬学の研究をはじめ、優れた絵画、歌も残され、とても博学であったことでも知られます。生前は、“幡山”という名前で、新しい詞(幡詞)や絵(幡画)を創作していて、詞のほうは大阪音楽学校校長の作曲で、唱歌にもなっています。この「幡詞」ですが、ネットで調べてみたところ、何故か福島県会津若松の古書店にありまして、早速購入してみました。

手のひらサイズのかなり古い本でして、初版は大正11年、定価は壱円八拾銭!とのことでした。
著作者は二宮忠八、発行所は京都府八幡町の「幡詞会」となっています。
巻頭言のような本の冒頭部には、地元の神社「八幡神社」の神主、清家多門丸清原貞成!との文字も見られます。
中身ですが、目次には、春光、夏蔭、文教、努力、堅忍、礼節、戒行、経済、家庭・・・とありまして、
テーマごとに「七言四句」の形式でびっしりと書かれてあります。
一目では読めない旧式の漢字も多いのですが、この際全て読んでみようかと思っています。
昨晩も少しずつ読んでみましたが、さすがは忠八翁!とても含蓄のある詞もたくさんありまして、面白いです。
「第一編」となっていますので、続編もあるものと思われます。また「七言四句」をつなげて、“聯句”の形としている唱もあるようです。
この関連で情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非私までご連絡をお願いいたします。

せっかく貴重な本を手に入れましたので、当ブログでもご紹介していきたいと思います。
というわけで、また新しいカテゴリーを作ってみました。「幡詞」です。
最近、一魚一会もネタ不足!?という声も聞かれますが、休漁期ゆえご勘弁いただき、郷土の偉人の幡詞にお付き合いくださいませ!

初回の今日は「礼節」からの詞です。

性 情

大人は義に 小人は利に 野生の人は 情に動けり

二宮幡山著 「幡詞」第一編より

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