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2015年 アーカイブ

雑魚(ZAKO)48

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八幡浜商工会議所の雑魚出世街道プロジェクト委員会において、雑魚48(ZAKOフォーティエイト)の事業がスタートしました。魚市場に水揚げされる数多くの未利用魚(48種)の消費拡大を図り、地域活性につなげる取り組みです。近い将来、ちゃんぽんに続く観光資源として育てていけるよう、皆さんで知恵を絞りたいと思います。弊社もしっかり魚をとって原料供給の役割を担っていきたいと思います。

インドネシア実習生、八幡浜へ

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今シーズン(2015年9月)から、インドネシア実習生4名が八幡浜の海幸丸に乗り込みます。昨日、無事に出漁式を終えて初航海へ。ベテランの熟練技術と若いパワーを結集して、今季も大漁と航海安全を祈念したいところです。今漁期もどうぞよろしくお願いいたします!

フード台北視察報告

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 さる6月23日より大城市長、中岡産業建設部長とともにアジア最大級の見本市FOOD TAIPEI(台北国際食品展)を視察する機会をいただきました。以前より国内の農水産物の需要動向について興味があったものの、今回が初めての台湾訪問であり、現地の食文化や消費・流通を学ぶ貴重な視察となりました。早朝に八幡浜を出発して羽田経由で台北松山空港に着いたのが日本時間の12時30分、気温は34度で湿度も高く、スーツの下から吹き出す汗に日本との暑さの違いを体感しました。この蒸し暑さと夕方からのスコールとは滞在中、終始つき合うこととなりました。

 2日目午前は南港展覧館で始まったFOOD TAIPEIを視察、JETROスタッフにもご案内いただき、ブースの数と規模、熱気に圧倒されながら日本産品の輸出の現状や課題についてお話を伺いました。近隣からは我が地元、㈱ニュウズの現地法人(愛媛柑橘有限公司)の柑橘・飲料をはじめ、県内からは伯方塩業、四国内では高知の土佐食(カツオ加工品)や四万十ウナギ販売、日本酒の酔鯨さんが出展されていました。日本酒のように品目によっては高い関税が課せられるため、国内とは大きな価格差を生む商品があるものの、台北市人口300万人のうち、2割の60万人を占めるといわれる超富裕層の消費を満たすうえでも、生鮮品や加工食品のニーズに着目することは、今後の国内生産者の重要な課題だと痛感した次第です。午後からは日本交流協会の沼田所長を訪問し、5月中旬より始まった食品輸出規制強化の内幕や来年一月に控えた次期総統選挙の動向等について、現地ならではの生々しいお話も伺うことができました。

 翌3日目は、対日友好議連の李鴻鈞会長(立法委員)を表敬訪問させていだきました。肩書きから想像したイメージとは程遠く、エネルギッシュで行動的な方で、愛媛県の情勢も熟知されていたのが印象的でした。大城市長とも活発な意見交換ができ、今後も多方面のご助言と協力をいただける関係を築くことができました。その後、アンバサダホテルにて外交部亜東関係協会の皆様との昼食会に招待いただきました。食事の設えから配席・会話にいたるまで、台湾流の温かいおもてなしに胸も(胃も?)いっぱいになったひと時でした。台湾外交部では中国本国との関係・軋轢から、日本国内の地方都市(首長)との交流や連携を強力に推進している様子も垣間見ることができました。

 最終日は、交流協会様にご紹介いただいた松山空港に程近い「台北第二果菜市場」を訪れました。築地市場の青果版のようなスケールで、国内外の果物・野菜が所狭しと陳列されていました。隣接する「上引水産」では大規模な鮮魚・活魚販売施設もあり、エビ・カニ類や白身の鮮魚、サーモン等も充実していました。店内には観光客向けの寿司レストランも併設されていて、日本の回転寿司のおそらく2倍程度の価格帯ながら、昼時でもありまずまずの盛況ぶりでした。あいにく出国前で台湾ドルの所持金も残り少なく、寿司にはありつけませんでしたが、次はぜひ客として来てみたい魅力的な施設でした。

 3泊4日で慌ただしいスケジュールでしたが、関係者皆々様のご協力により刺激的で有意義な視察旅行となりました。今回の視察を機に、両都市間で文化・経済両面において継続的な交流が生まれることを大いに期待したいと思います。私も水産物や加工品の販路開拓拠点として、アジアの需要動向について引き続き研鑽を積んでいく所存です。ご支援・ご協力いただきました皆様に感謝を申し上げ、視察のご報告とさせていただきます。

追記:夕食は3日間ともに、ニュウズの門田治満会長にすばらしい(健全な!)お店をご案内いただきました。台湾風中華料理から名物小龍包の美味しい店、地元住民が家族で集う居酒屋に日本人駐在員ご用達の老舗バー・・、どこも思っていた以上に美味しくリーズナブルなお店ばかりでした。私にとって肝心のアルコールはひたすら台湾ビールのみ。日本酒やワイン、ウィスキーといった輸入酒は関税が非常に高いため、メニューにない店が多く、一部のレストランで「非常酒」として売られている程度でした。私にとってはこれらの酒が「日常酒」ですので、門田会長のようにはなれないな・・とあらためて痛感いたしました。門田会長、3日間お世話になりありがとうございました!

今シーズンも無事終了!

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八幡浜の海幸丸は5月13日売りをもって今シーズンの操業を無事に終了しました。同じく下関基地の仁洋丸も週末の売りで曳き上がり。残すは1・2海幸丸の最終入港を待つのみです。乗組員の皆さんの頑張りと関係者の皆さまのおかげで、ほぼ順調なシーズン終了を迎えられそうです。ありがとうございました!

今季は会社設立50年という節目の年ということもあり、グループ合同での慰安旅行を5月25日~26日に予定しています。総勢60名?ほどの大宴会になりそうです!

時化~中休みへ

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今季もいよいよ残り一月。宇和海は時化も続いて思う操業ができない模様です。操業船も少ないため、八幡浜市場の魚もわずかな量の日が続いています。その分、相場は丸物、原材料ともに良好ですが。海幸丸は月の中休みをとって、明日再び漁場に戻ります。

26歳漁師希望!

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漁師になりたいという乗船希望の若者がはるばる東北からやってきました。沖に出る前に合羽や長靴の試着等々・・。漁業会社と乗船希望者を引き合わせる「漁業就労者支援フェア」で知り合った26歳のF君です。フェアでも年々、二十歳前後や大卒者の希望者が増えていて、今の若者の仕事観や社会観が変わっているのがよく分かります。会社としても未経験者や若者の乗船をしっかりサポートしていきますが、一人前になるために乗船を継続できるかどうかは、最後は本人次第です。初乗船の若者から、未来の幹部乗組員が育っていくことを大いに期待しています!

日本橋三越様フェア始まりました

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昨日より日本橋三越にて、八幡浜海幸丸直送の鮮魚フェアがスタートしました。入港やセリの様子、私の?鮮魚紹介動画も同時に配信されています。珍しい魚も直送していますので、皆さまぜひお立ち寄りください!

吉川水産様フェア開催

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東京は日本橋三越に鮮魚店を持つ吉川水産様にて、八幡浜海幸丸直送の鮮魚フェアが開催されます。3月限定のフェアで、店頭では鮮魚を紹介する映像も流れます。八幡浜のトロール船ならではの珍しい魚を豊富に直送する予定ですので、皆さま、足を運んでみてください!日程は下記のとおりです。

吉川水産日本橋三越店 3月5日 3月9日 3月12日 3月16日

ユメタチモドキ

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頭はシイラ、体は太刀魚、尻尾はサワラ?名称は「ユメタチモドキ」だそうです。

自宅前に展示していましたら、朝には半分かじられていました。

椎名クン、ごめんなさい。

あえて小さく生きる

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鈴木達雄著/ダイアモンド社

実体験に基づいた素晴らしい内容。理論や理屈ではない血の通った中小企業経営論です!

お見合い大作戦放映

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1月21日、「ナイナイのお見合い大作戦」にて、弊社第15海幸丸が登場しました。採用決定となったフィジーからのジョーさんも元気に乗船しています。ご覧いただきました皆さま、ありがとうございました!放映後は何人もの友人から連絡も。あらためて全国放送のインパクトの大きさを感じました。一躍有名人になったジョーさん、頑張りましょうね!

2015年 年頭所感

平成27年の新春を迎え謹んでお慶びを申し上げます。平素は皆様方のご支援ならびにお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

さかのぼれば戦前より続く家業のトロール漁ですが、()昭和水産の名称での法人設立は昭和39年12月8日であり、ちょうど先般、設立50年という節目を迎えることができました。これもひとえに長きにわたりご支援をいただいた地元の皆様や市場関係者、取引各企業様のご尽力の賜物であり、あらためて感謝申し上げる次第です。

昨年は弊社にとりまして、山口沖大臣許可船第1・第2網代丸の船舶と漁業権を購入取得し、第21・第22仁洋丸に引き続き、下関基地において2統目の操業を開始するなど、社運をかけて動いた1年でもありました。6月の契約・取得から2か月の出港準備を経て、8月15日に第1・第2海幸丸として出漁して以来、現在のところ大きなトラブルもなく順調に操業を続けております。下関港には弊社所属船4隻を含め、現在7統14隻のトロール船が操業しています。対馬周辺が主な漁場でカレイやノドグロ、アンコウ、アナゴ等の鮮魚を中心に漁獲しています。近隣に福岡、広島という消費地圏を持ち、資源も豊富でかつ安定しているため、弊社としても八幡浜と同じく重要な拠点と位置付け、今後も両基地での漁業基盤のいっそうの拡充に向けて社員・乗組員一同努力していく所存です。

さて八幡浜におきましては、一昨年に整備された高度衛生管理型魚市場での水揚げもいよいよ2年目に入りました。今季は約5年ぶりに秋のヤリイカ漁が好調に推移し、年明けからの漁模様にも期待がかかるところです。また9月には漁協直営の「シーフードセンター八幡浜」も開所され、私たち漁業者にとりましては、漁獲物の加工・付加価値化による価格下支えにつながる拠点施設として注目しています。特に底引き網が中心で魚種が豊富な八幡浜漁港の特色を生かして、あまり知られていない安価な低利用魚をうまく加工することで、販路を広げるとともに地元の水産業界に一石を投じるような新規ビジネスが生まれることを大いに期待しています。

弊社の所属する2艘曳トロールの業界においては、全国的にも基地が少ない上に設備投資負担が大きく、将来を見据えての代船建造が進んでいないのが現状です。しかしながら近年では、基幹産業としての漁業者と市場関係者、行政が連携してプロジェクト方式で地域課題の解決に取り組み、船舶の大規模改修に至る地域の事例も見られます。弊社もこれらの先行事例に学び、将来にわたってトロール漁業の灯を守っていくために、本年はより具体的な歩みを進める一年にしたいと思いを新たにしています。その前提として人員の拡充を図るために、今夏には八幡浜でのインドネシア研修生4名の受け入れを計画しています。

まだまだ課題山積の我が国漁業環境のなかではありますが、今後も皆様方のご期待に応えられるよう、一同社業に邁進していく覚悟ですので、引き続きのご指導・ご鞭撻を何卒よろしくお願い申し上げます。結びとなりますが、新しき年の皆様のご健勝・ご多幸を心よりお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

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