一魚一会

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2008年 アーカイブ

今年も大晦日・・

31日大晦日、年末売り出しもいよいよ最終日でした。
こちら早朝の開店前、軽トラはハマチ、カンパチの海です・・。

そして閉店時の店頭はこの通り・・、というわけで今年もあっという間の年末売り出し3日間でした。

それにしてもトロール市のいつものメンバーに加えて、海幸丸の乗組員3名にも手伝ってもらいながらのフル回転、総勢11名、まな板6台包丁10本トンカチ2本・・も、もちろんフル装備・フル稼働でした。どんな魚も調理無料サービス!を謳っているだけに、仕事は毎年、ハマチの返り血を顔に浴びても洗う暇もないほどの“忙しさ”です。もちろんすべてスムーズに、というわけにはいかないのですが、年ごとに販売額も増えながら、ロスやミスも減っているのは皆さんの努力と創意工夫、そして何よりも、年々進化するチームワークの賜物です。
ピーク時には、お客さまをお待たせしてしまうこともありますが、何よりお正月用の大切なお魚を当店でお買い上げいただき、サービスにも満足の声をいただけることは、魚の仕事に携わる者にとって何よりの幸せです。つくづく魚屋冥利に尽きるというか、「魚商売に入って良かったな~」と・・。この貴重な仕事と人材も父の遺産、私たち後継者にとっては本当にありがたく、また頼もしい限りです。

弊社にとっては、大きな環境変化もあったこの2008年、本当にあっという間に過ぎた1年でしたが、何とか我が家も無事に年越しを迎えられるのも、この1年お支えいただいた皆さまのおかげです。あらためて皆さまのご支援とご協力に心から感謝申し上げます。どうか皆さまにとって、2009年が良い年となりますことを心からお祈りいたしております。

今夜は慣れない包丁仕事で!?腫れた手を温めつつ、K‐1とNHKを梯子しながら年を越したいと思います。
それでは皆さま、来年も1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

海幸丸、本年最終入港!

ダシ曳きを終えて5:30に本年の最終入港、乗組員の皆さんも思い思いの正月用の魚を持ってひとまず帰路へ・・、ゆっくり休んで新年に備えましょう!トロール市の年末売り出しは今日が初日でした。皆さんの頑張りの甲斐あって、昨年をわずかに上回る水準の売れ行きでした。明日30日がいよいよピーク、引き続き張り切ってまいりましょう。今晩の“一人論語講座”は休講!とさせていただきます・・。

位なきことを患えず

魚屋にとってはあわただしい年末もいよいよスタート、海幸丸は明日早朝に今年最後の入港、お正月休みに入ります。9月の解禁以来、ヤリイカ漁の不調に相場安と・・、“波乱の漁期の折り返し”となりますが、乗組員の皆さん、年末年始は十分に休息をとって、新年の“乗り初め”を迎えましょう!くれぐれも暴飲暴食には気をつけてください!(って小学生の冬休みではありませんので・・)ついでに暴パチンコも・・!?

不況の真っ只中ですが、ニュースでは関東方面でのマグロの売れ行きは好調とのこと・・、はたして、こちらのお正月食材、ハマチ・カンパチの需要はいかほどのものでしょうか?今日昼には、予定していた買い付け業務も無事に終了、明日からはトロール市にて大奉仕の調理サービスも始動いたします。さすがに今日は程よい疲れ、早めに休んで明日からの売り出しに備えたいと思います。

と、その前にせっかく続いていますので、論語の復習を・・。今日はこれまでのブログに記録していない大好きな一節をメモして日記といたします。

子の曰わく、位なきことを患えず、立つ所以を患う。己を知ること莫きを患えず、知らるべきことを為すを求む。

先生がいわれた、「地位のないことを気にかけないで、地位を得るための(正しい)方法を気にかけることだ。自分を認めてくれる人がいないことを気にかけないで、認められるだけのことをしようとつとめることだ。」

論語巻第二 里仁第四 十四より

「論語」(岩波文庫/金谷治訳注)より

父在せば其の志しを観・・

実質最後の航海でしたが、アマギ、ヤリイカともに不調に終わって、先ほど22:20に入船、ものの30分で約500箱を荷揚げした後、年末売り出し用の鮮魚を狙って一晩の“ダシ曳き”に出漁したところです。最後の最後まで、安全操業をよろしくお願いします!私は明日早朝より、ハマチ○百本の買い付け(というか運び屋!?)に行ってまいります。

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昨日に引き続き岩波の「論語」をパラパラと・・。今日はこんな一節が目に留まりました。
何でも孔子様の時代(2千数百年前!)ですが、父母を亡くして喪に服す期間は3年が普通だったとのこと、その間はいわゆる芸能の類や装飾品、また贅沢な嗜好品はご法度で、文字通り“喪に服して”、平常とは違った衣食住の礼の規定に従って生活するのが習わしだったようです。ちなみに論語にはこの“3年の喪”を説く節が繰り返し出てきます。
読めば読むほど深く、味が出る、発見がある・・、ケンサキイカのような(失礼・・!?)古典の名著です。

子の曰わく、父在せば其の志しを観(*)、父没すれば其の行いを観る。
三年、父の道を改むること無きを、孝と謂うべし。

先生がいわれた、「父のあるうちはその人物の志しを観察し、父の死後ではその人物の行為を観察する。
(死んでから)三年の間、父のやり方を改めないのは、孝行だといえる。」

*志しを観察し―父の在世中は、子としては自由な行動ができないので、外には表れないその志しをみるのである(新注)

論語巻第一 学而十一より

「論語」(岩波文庫/金谷治訳注)より

形式よりも精神こそ・・

今朝の水揚げでエソ漁も一段落、前半の辛抱の甲斐あってか、ようやく12月操業も形になりました。海幸丸は実質今年最後の漁へ出漁、あとは年末売り出しに需要が見込めるマダイやコウイカ、車エビなどの豊漁に期待したいこところです。最後まで気を引き締めていきたいと思います。会社の方では、午後に年末関連の業務も一気に・・、あとはトロール市の大売り出しを待つばかりです。

こちらは最近読み進めている「論語」(岩波文庫/金谷治訳)より少々メモ。
岩波文庫の「論語」ですが、コンパクトですべて網羅されていて携帯版としてもおススメでは・・。

子の曰わく、三軍も帥を奪うべきなり。匹夫も志しを奪うべからざるなり。

先生がいわれた、「大軍でも、その総大将を奪い取ることができるが、一人の男でも、その志しを奪いとることはできない。」

巻第五 子罕第九より

子の曰わく、礼と云い礼と云うも、玉布を云わんや。楽と云い楽と云うも、鐘鼓を云わんや。

先生がいわれた、「礼だ礼だといっても、玉や絹布のことであろうか。楽だ楽だといっても、鐘や太鼓のことであろうか。
(儀礼や雅楽は形式よりもその精神こそが大切だ)

巻第九 陽貨第十七より

「論語」(岩波文庫/金谷治訳注)より

今年もハマチさばきます!

今朝は今季初めてのエボダイのまとまった水揚げ、総数1100箱のうち約800箱がエボダイ(シズ、アマギ)でした。昨晩の網にて500箱ほどの当たりがあったとのこと。鮮度、サイズともにまずまずでしたが、やはり暮れもせまってのこの数量!で、相場は今一つでした。今回の救世主は水エソ、まだ若干需要が見込めるようで、今日も終日エソ漁の予定です。

本日の地元紙朝刊にて、トロール市の年末売り出し(29日~31日)のチラシも入りました。いよいよです。
主体はやはり”“ハマチ”、週明けには毎年恒例となっているハマチの買い付け行脚にも行ってまいります。今年は地区によって価格にややばらつきもあるようですが、良い品をよりお求めやすいお値段で、張りきって大放出してまいります。もちろん本年も、総力戦で「3枚おろし」の無料サービスを実施いたします。チラシの詳細は”“こちら”にて!
ハマチ、カンパチ、タイの他にもお刺身用のイカにタコ、天然クルマエビやウチワエビ、アワビやサザエ等々、地元の貴重な食材も豊富に準備しております。皆さま、どうかお正月準備はお早めに、よろしくお願いいたします!それではお楽しみに・・!

アマギ豊漁です!

祝日明けで諸々の業務集中、午後からは2015年4月に稼働予定の新魚市場の整備実行委員会も開催されました。なかなか先行きの見通せない水産業界ではありますが、八幡浜市場の産地市場としての機能が少しでも高められるように、年齢や立場の枠をこえて議論を進めたいものです。海幸丸は目下アマギ(エボダイ)、水エソのポイントで操業中、明日早朝に一度入港予定です。

夕方のニュースではミッチーの息子がいよいよ謀反!?世の中動いているようです・・。
今夜はクルシマス、いえクリスマス・イブのようですが、ただ今、「日米開戦と東条英機」なる映画を観ております。

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それにしても東条閣下、実物よりややメタボ入っているようですが、なかなか良い味出してますね~。

今夜は我が家にサンタさんが来ますように・・。

実質残り2航海です

12月に入って実に11回目の入船、今朝は早朝に松山より帰浜しました。前半は苦戦が続いていましたが、後半は皆さまも買い支えもあってやや回復傾向にあります。ただし今日で原材料需要もほぼ終息、あとは相場をみながらの実質2航海を残すのみです。上は昨日、今年最後の忘年懇親会の2次会で行った老舗バー「露口」さんの記念コースター、隠れた名店です。

「バー露口」 愛媛県松山市二番町2-1-4 

自らの身は顧みず

東京は朝からポカポカ、昼の便で四国に帰ってみるとこちらは雨も降って時化模様・・、海幸丸は今朝も入港、主な魚種は水エソとヤリイカでしたが、今回も原材料相場に支えられた操業となりました。今年もいよいよ佳境へ、トロール市では29日から3日間、年末大売り出しも開催されます。

今回の出張の友はこちらの話題作、先月、政府見解に反する論文を発表したとして航空幕僚長を解任された田母神さんの最新手記です。もちろん巻末には、いわゆる“田母神論文”「日本は侵略国家であったのか」も全文掲載されております。ついでに村山・河野両談話も・・。
幕僚長という立場で懸賞論文に応募する、という行為の是非はともかく、主張の内容は、愛国・憂国の情と国際的な視野と歴史認識に基づいたすばらしいもの、と感じました。こんな広い視野と思想の持ち主こそ、まさに日本の自衛隊のトップにふさわしいと思います。
解任の理由は、これまでの政府公式見解に反する思想を持っているから・・??田母神さんも書かれていますが、この論理でいけば、愛国心が欠如した自虐史観の持ち主しか幕僚長に就けないことになります。「村山談話」や「河野談話」といった、一政治家の個人的思想に基づいた声明に、外交政策はおろか、国防にかかわる国内の人事までもが束縛されてしまう、この2つの談話こそ、これまでも、またこれから先も日本の国益を損ない続ける諸悪の根源だと思うのですが・・。

田母神さんですが、マスコミでの強面(こわもて)のイメージとは違って、ゴルフとお酒、そしてオヤジギャグを愛するユーモア満点のおじさんのようです。本人いわく、「職を失ったので本が売れないと飯が食えない・・」(産経新聞書評)とのこと、皆さんで精一杯購入してお友達にも広めましょう!

「自らの身は顧みず」(前航空幕僚長 田母神俊雄著/WAC)1,400円です!

歓喜の歌高らかに

昨日は水産庁の方との打ち合わせ、別件でも全国の底引き網漁業の現状や各地の取り組み等々、全底連のF氏にいろんな分野でご教示をいただきました。底曳きの魚は何といっても“魚種が豊富で美味い”、課題はいかにその価値を全国、全世界に伝えるか!?です。漁業とマーケティングは一体、ということを改めて認識した次第です。食事は“表参道のブラックホール”、“「青山しまだ」さま”にて。たくさんご馳走になりまして、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

今日は“急きょのお忍び”ですが、午後から一人で「第九」を鑑賞してきました。場所は池袋の東京芸術劇場、読売響の第九公演初日でした。実は私にとって、数年前から楽しみにしていた念願の公演でもありました。ソリスト(バリトン)は私の中高時代の同級生、いや~、東京で活躍される姿を見るのはまた格別・・。生第九のド迫力・・、感動のひと時をありがとうございました。また次もひっそりと拝見させていただきます。

第106回東京芸術劇場マチネーシリーズ
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ長調「合唱付き」
ギュンター・ノイホルト指揮/読売日本交響楽団
テノール:中鉢聡 バリトン:宮本益光 ソプラノ:林正子 メゾ・ソプラノ:林美智子
合唱:新国立劇場合唱団

エソ漁で連日入船へ!

久しぶりの連日入船、今季初めての本格的なエソ主体の操業でした。ここにきてようやく相場もやや上向きに・・。例年に比べて需要のピークが10日ほど遅めのようです。皆さま、ご進物(かまぼこ)のご注文はどうぞお早めに・・。私はこれより上京、午後より2件打ち合わせ、夜は営業先訪問の予定です。

つまずきのもと四つ

今朝は5:00過ぎ入港で、漁獲の9割以上はエボダイ(シズ・アマギ)、中トロ漁としては、12月らしからぬ魚種で残念ですが、鮮度は上々だったかと・・。それにしてもさすがに師走、市場関係者の意見を参考に、漁労長、専務とも相談の結果、目下はエソ漁で奮闘中です。一晩操業のため、まもなく揚網・帰港の予定です。

こちらは就寝前の「菜根譚」より。心が洗われる中国古典、私などは読むたびに、ただただ反省あるのみですが・・。

偏信して奸の欺くところとなることなかれ。自任して気の使うところとなることなかれ。
己の長をもって人の短をあらわすことなかれ。己の拙によりて人の能を忌むことなかれ。

洪自誠

一部の意見を鵜呑みにして腹黒い者のペテンにかかるな。自信にまかせて大役を引きうけ、それに追われて主体性を失うな。
自分の長所をふりかざして、人の弱点をあばくな。自分が無能だからといって、人の才能に反感を抱くな。

「菜根譚/前集百二十」(徳間書店)より

風邪にはご用心を・・!

あいかわらず試練の12月操業が続いています。今回も相場の厳しい原材料は早々にあきらめて、先航海に引き続きエボダイの漁場へ、漁模様に応じて明日、もしくは明後日の入船を予定しています。今日も旧知のご縁から松山より一件来客、夕方は年末売り出しに向けて定例ミーティングも行いました。私の方は、明後日から今年最後の東京出張です。師走です、皆さん、体調管理を十分に、繁忙期を元気に乗り切りましょう!

といいながら最近、深夜、早朝の入港と各種忘年会が重なって体もやや危険信号・・のようです。
今夜はさすがに・・?自宅にいますので、少し活字を読んで早めに休みたいと思います。

大分県との安全操業協議会

今朝は4:40入船、相場は低調ながら漁の出来で何とか形になった航海でした。午前中は事務を片付けて、午後からは毎年恒例の「大分県沿岸漁業者と愛媛県沖底業者との安全操業協議会」、夜はそのまま懇親会でした。海は広けれど一つ、同じ日本近海の好漁場ですので、長きにわたって信頼関係を築いていきたいものです。

一昨日の夜は某会合・懇親会で「あたご浜味館」、その時、幸運にも抽選が当たって昨日は昼に景品をいただきに「あたご浜味館」、そして今晩は前述の懇親会で会場はたまたま「あたご浜味館」、明日の昼は先日決まった八幡浜JCの某集まりでランチは「あたご浜味館」、続いて夜は本年最後のJC理事会、懇親会でやっぱり会場は「あたご浜味館」・・、偶然とは重なるものですね~。
そして何と今日は同じく、浜味館舟!?がついた、こちらも同じく明日も浜味館でお会いするはずのJCメンバー2名ともバッタリ遭遇・・、偶然・・というか世間は(いえ八幡浜は・・?)せまいものです。

ここ数日、何度もお世話になっている「浜味館」、お昼は各種ランチ、夜は宴席料理や活魚料理のコースも楽しめる寿司・割烹の料理店です。
八幡浜ならではの新鮮な宇和海の幸も豊富にございます。八幡浜へお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ!

「浜味館あたご」
愛媛県八幡浜市船場通り
電話:0894-22-3322 FAX:0894-24-7148
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/atago/

アヤメカサゴ

久しぶりに高知沖の漁場まで足を伸ばした海幸丸、現在はいつもの豊後水道へ戻って、原材料水エソを中心に操業しております。明日は刺身用の魚種もまずまず豊富な様子、相場の見込める魚種が少ないだけに“数で勝負”といきたいところです。上は一昨日いただいたユメカサゴあらため“アヤメカサゴ”です。

愛媛海域のトロール漁では、本カサゴやオニカサゴ、ハナイサキなどに混ざって水揚げのあるこちらのカサゴ。私はこれまでユメカサゴと呼んでいましたが、標準和名は“アヤメカサゴ”とのこと。魚体全体に黄色味を帯びているのが特徴です。水深100m前後の沖合に生息する魚で、100g~200gの比較的小さいサイズがよく水揚げされます。
ただし、一箱単位で水揚げのある魚種ではなく、市場ではその他のカサゴ類とまとめて売られているのが現状です。少しまとまった水揚げがあれば、高値取引も見込める高級魚なのですが、残念ながら魚市場では冷遇、少しもったいない魚でもあります。
サイズが大きくなればお刺身、200gサイズであれば他種のカサゴ同様、唐揚げや煮付けが美味です。また色合いも良く花もあるため、お取引先のレストランさまでは、アクアパッツァとしての人気も高い魚の一つです。通の方には皮目をつけた炙りやタタキ、ウロコの表面にゼラチン質を持つため、美味しいようです。次回、私も大物をゲットした際に試してみたいと思います。

今回、我が家は写真の通り無難に「から揚げ」、ホクホクの身質はさすがカサゴと同種、ポン酢やもみじおろしなどにもよく合います。
黄色いカサゴはアヤメカサゴ、以後お見知りおきを・・!皆さまもぜひいろんな料理でお試しくださいませ。

火の島

午前中は自宅にて読書他アレコレ、午後からも読書他アレコレ、その後は次男を連れて愛宕山を少し散歩とジョギング、夜は、長年父子2代にわたって、公私ともにお世話になった方とのお別れという一日でした。私のような世間知らずの若造にも、いつも笑顔で声をかけてくれるあたたかい方でした。謹んで心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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先日の出張から今日までハマっておりました長編はこちらです。企業小説でありかつハードボイルド、尚かつラブロマンス(しかも純愛系)という、著者ならではの読みごたえある作品でした。イメージとしては高杉良と北方謙三、渡辺淳一を足してそのまま3で割ったような感じでしょうか。

大企業の乗っ取りを画策するやくざ、浅沼英造の前に現れた運命の女性とは。三宅島に生まれた男と女を、過去のトラウマが支配する…。いかなる喪失もかえりみない、全てを溶かす官能のストーリー。石原版現代の「トリスタンとイゾルデ」(紹介文より)

「火の島」(石原慎太郎著/文芸春秋 2008年11月15日初版)1,587円+税です!

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こちらは、今日のお昼にいただいた“自家製釜玉うどん”、少しネギかけすぎ・・!?失礼しました。

動あれば反動あり!

昨晩は某地方紙主催の異業種交流会の忘年会でした。いろんな業種の方から聞かれるのは、この先行き不透明な暗い景気の話題ばかり・・、そんな中でも仕事の糧、ヒントにもなる貴重なお話もたくさん頂戴しました。もうすぐやってくるクリスマス、何でも今年ばかりは、企業にとってはメリー・クリスマスどころかクライシス、はたまたクルシマスとか!?何れにしても、一方的な側面ばかりを強調するマスコミ報道は、かえって消費者の財布のひもを締めるばかり、いかがかと思うのですが・・

私たち漁業・水産業界の産地市場でも、今回の景気低迷の影響はかなりのもの・・、特に年始に需要のあるはずの加工用小鯛(キダイ、チダイ)の価格も今年は低調ぎみ、おまけに韓国のウォン安で、輸出向け需要もかなり落ち込んでいる様子です。こちら八幡浜の原材料相場も、蒲鉾の需要に比べて供給量が多いせいか、主力の水エソは昨年同時期の半値以下の水準です。もひとつおまけに、今年は全国的に時化が少ない上に、12月だというのにポカポカ陽気・・、魚が売れない理由を挙げていけば、箇条書きでいくつ出るか・・、恐ろしくなるほどです。

でも「動あれば反動あり」で、こんな時こそ耐え忍んで、時局が好転するのを待つしかないのかな、と思います。せめて気持ちの面で負のバイオリズムに陥らないように、緊張感を維持しつつも、明るく陽気に、いきたいものです。(京都の市場のおっちゃんのように・・)海幸丸は今朝4:00過ぎにいったん入港、ヤリイカ500箱のみをセリにかけたのち、10時まで時間をとった後、12月後半戦を占う・・?勝負の航海に出ております。

ブログを2日間サボっている間に、S店長にも、「私が彼に勝てないワケ」を公開されてしまいましたので、今日は疲労体ですが、夕方より体力作りに励みたいと思います。

京都市場のおっちゃん談義

関西での目的業務も無事に終えて夜に八幡浜へ。海幸丸は、ヤリイカ、水エソ中心の漁ですが、明日は中一日で入船予定とのこと。本夜半の操業で数量確保といきたいところですが・・

今朝は京都の中央卸売市場を見学、お取引先社長さまに一通りご案内をいただいた後、市場の仕事人の集う喫茶店「二軒目」(名称意味不明・・)で一服してたときのこと、

以下、市場のおっちゃん数名の会話です。

「おっ、この曲ええなぁ、サイモン&ガーファンクルや~、ええ映画やったなぁ~、懐かしいなぁ」

店主:「サウンド オブ サイレンスです。ダスティン・ホフマンの出るやつやね」

(・・・中略・・・)

「あの、ノーベル賞の皆川さんかいな、あれはおもろいおっさんやなぁ」

「来い言うたから行くだけやと・・、なかなか言えへんで~、一歩間違えたらわしらと同じ、ただのおっさんや」

「ノーベル賞なんか、屁とも思とらんもんなぁ~、前代未聞や、大したおっさんやぁ」

(・・・中略・・・)

「しかし、麻○さんももうちょっとマシかと思うとったけどな~」

「この調子やったら春まで持たんかもしれんでぇ~」

「もともとボンボンすぎるんや、福岡帰ったらお殿さまらしいなぁ~」

「国会議員になって初めてのあいさつは“庶民の皆さん、初めまして!!”やと~、ホンマらしいで~」

「もうちょっと頭ええかと思うとったけどな~、口はゆがんどるけどな・・」

「あんまり変わらんとは思うけど、ここらで一回○沢にまかしてもええ時期かしれんでぇ~」

「結局は政権とったりとられたり・・いうアメリカみたいなのがええのかもなぁ~」

「そうそう、最近、渡辺ミッチーの息子や、あれ、なかなかええこと言いよるで~、自○党の若いのにしては~」

「顔も恰幅もオヤジに似て、なかなか思いきり良さそうやなぁ~、度胸あるで~、アイツは。」

「それにしても東大出て次官にまでなっても殺されるんや、ホンマひどい世の中やな~」

「わしらはホンマ魚屋で良かったな~、ぜったい殺されんもんなぁ~」

「まぁ、ウチの場合、殺られるとしたら身内やろなぁ。お互い嫁はんには気ぃつけななぁ・・」

「ほんまや、ほんまや」

「まぁアホな話もこの辺で、そろそろ帰ろか」

「ほな、ワシも帰ろか、またアシタァ~」


というわけで、また明日も続きが聞いてみたい・・と心の底から思いつつ京都市場を後にした次第です。
いや~、京都の卸売市場のおっちゃん談義、恐るべし・・!
世情を体感するうえでも、ホテルのバーに飽きた際には、ぜひ総理にお勧めしたいスポットNo.1でございます。

ニイタカヤマノボレ1208

今朝は5:00すぎに入港、今回は先日の故障もたたって水揚げも今一つでした。私の方は市場業務も早々に切り上げてJRにて大阪へ。お取引先の社長さまを交えた異業種交流会、光栄にも2年続けて参加の機会をいただきました。約30名の皆さまでの講演・忘年懇親会でしたが、いつもながら宇和海の幸、そして八幡浜のミカンをPRいただき、皆さまに心から感謝いたしております。

今日は12月8日、「真珠湾の日」、つまりは「開戦記念日」です。ついでながら弊社(昭和水産)の「設立記念日」でもあります。
何も法人設立をわざわざ開戦記念日に合わせたわけではありません。たぶん・・。

今日参加させていただいた異業種交流会、ちょうど昨年もこの時季でした。ご講演のテーマは日本経済から国際的な金融危機の話題が中心でした。が、新聞・マスコミには出ていない、日本の中小企業の底力を証明する興味ある事例も数点ご紹介いただきました。「悲観論でお茶を濁している暇はない・・」明るい話題の講演内容で、改めて勇気づけられた気もいたしました。

第二部(後半)のテーマは、本日12月8日ということもあって、真珠湾攻撃に関する開戦通告遅延の真相についての定説(これまでは大使館員のタイプ遅延)を覆す真相についての新証言、ついでに盧溝橋事件から大東亜戦争にいたる経緯、そして田母神論文、巣鴨拘置所から靖国神社に台湾の歴史教育まで。私にとっては非常に興味の尽きない話題で、今日ばかりは“ひれ酒の注ぎ酒”も忘れて聞き入っていた次第です。またこちらのテーマは時間のある際に復習したいと思います。

明日は京都に移って卸売市場(店舗)見学、営業先を2か所訪問して八幡浜に戻ります。興味深いテーマの資料のおかげで、目下“頭ギンギン”ですが、なるべく早めに休みたいと思います。

葡萄園の労働者

一昨日から日本列島大寒波、明けた今日は晴れの一日でしたが、また明日は雨とのこと・・相変わらずよく分からない天候です。海幸丸は結局本日入港できず・・、明日の入船・売りに期待したいところです。昨晩は今季初のフグ料理、“ひれ酒”も美味でした。話も盛り上がって、注ぎ酒を一合、二合、三合、四合、・・・・・!!というわけで、今日夕方は酒を落としに・・?少々ジョギングという一日でした。明日からは大阪・京都まで遠征の予定です。

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最近、読書のマイブームは聖書、音楽は年の瀬ということもあって「マタイ受難曲」などを聴いています。毎年この季節には、反省しきりの私の年末にはピッタリ・・です。バッハの宗教曲と聖書・・お供は熱燗一合にお新香!?よく分からない仏教徒の私生活ですが、当人にとってはなかなか幸せなひと時です。

今日はこんな文章にも。解釈いろいろですが、神の存在、国のあり方や政治の役割、労働の意義、奉仕や利己主義、利他心等々・・、考えさせられることの多い文章です。さすが聖書は奥深い書物です・・。

「天の国は次のようにたとえられる。ある家の主人が、ぶどう園で働く労働者を雇うために、夜明けに出かけて行った。主人は、一日につき一デナリオンの約束で、労働者をぶどう園に送った。
また、九時ごろ行ってみると、何もしないで広場に立っている人々がいたので、『あなたたちもぶどう園に行きなさい。ふさわしい賃金を払ってやろう』と言った。それで、その人たちは出かけて行った。主人は、十二時ごろと三時ごろにまた出て行き、同じようにした。五時ごろにも行ってみると、ほかの人々が立っていたので、『なぜ、何もしないで一日中ここに立っているのか』と尋ねると、彼らは、『だれも雇ってくれないのです』と言った。主人は彼らに、『あなたたちもぶどう園に行きなさい』と言った。
夕方になって、ぶどう園の主人は監督に、『労働者たちを呼んで、最後に来た者から始めて、最初に来た者まで順に賃金を払ってやりなさい』と言った。そこで、五時ごろに雇われた人たちが来て、一デナリオンずつ受け取った。最初に雇われた人たちが来て、もっと多くもらえるだろうと思っていた。しかし、彼らも一デナリオンずつであった。
それで、受け取ると、主人に不平を言った。『最後に来たこの連中は、一時間しか働きませんでした。まる一日、暑い中を辛抱して働いたわたしたちと、この連中とを同じ扱いにするとは。』
主人はその一人に答えた。『友よ、あなたに不当なことはしていない。あなたはわたしと一デナリオンの約束をしたではないか。自分の分を受け取って帰りなさい。わたしはこの最後の者にも、あなたと同じように支払ってやりたいのだ。自分のものを自分のしたいようにしては、いけないか。それとも、わたしの気前のよさをねたむのか。』
このように、後にいる者が先になり、先にいる者が後になる。」

マタイによる福音書20より

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「愛のために死ねますか」―「ゆるす」ということは何か?「人間の関係」を取り戻すための珠玉の対談―
(曽野綾子・結城了悟著/中経出版)

家族対抗忘年会

地元造船会社さまのご協力のもと、第16海幸丸の応急処置も何とか終了、夕方6:00前にようやく漁場へ向けて出漁しました。週末からは全国的にも一気に冷え込む様子、“型は古いが~時化には~強い~”(ついでにこぶし固めて・・)兄弟舟、いえ、トロール漁の本領発揮といきたいところです・・、が、その前にくれぐれも安全確認・注意の徹底をあらためてよろしくお願いします!

今晩は、ようやく前々からの念願がかなった「家族対抗忘年会」でした。
運動会ではなくて忘年会・・、対抗するのはお互いの「飲みっぷり」といったところでしょうか?
今日は悪天候の中、お越しいただきありがとうございました。またゆっくりと飲みましょう!!

打つ手は無限

12月らしからぬ気温と相場、おまけに今日は自分たちのミスに起因するトラブルで出漁できず。本当にちょっとした不注意や気の緩みが、トラブルやアクシデントの元に・・。会社と沖、ともに“有意注意”を再認識したいところです。今回のトラブルを教訓に、年末に向けて再度気を引き締めていきましょう。

トラブル対応に追われた一日でしたが、先日通読した書籍からの一文をメモして昨日の日記とします。

すばらしい名画よりも、とても素敵な宝石よりも
もっともっと大切なものを私は持っている
どんな時でも、どんな苦しい場合でも、愚痴を言わない
参ったと泣き言を言わない

何かいい方法はないだろうか、何か方法はあるはずだ
周囲を見回してみよう
いろんな角度から眺めてみよう
人の知恵も借りてみよう
必ず何とかなるものである
なぜなら打つ手は常に無限であるからだ

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「打つ手は無限」(牟田学著/サンマーク出版)より

トロール市決起大忘年会!

昨日は12月の初入港、やはり中心は水エソとヤリイカですが、原材料需要にも支えられて、まずまずの滑り出しとなりました。順調に操業できれば、次回は4日(木)の入船・売りを予定しています。そして昨晩は急きょでしたが、トロール市のメンバー(+飛び入り参加はお取引先の女性1名)で“年末売り出し”に向けての「決起懇親会」も行いました。年末は魚屋の総決算、大晦日まで気を引き締めていきましょう。今日は八幡浜JCの年末総会&懇親会です。

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まずは友達から・・!?
「どちらかといえば俺ってハートの男」(自称・・!?)のS店長、縁と出会いは大切ですよ~!

海幸丸明日入港です!

11月最後の晴れの日曜日、昼間は会社にて書類業務、夕方は少し体力作りという1日でした。久しぶりに諏訪埼まで行ってみましたが、あまりに近くの猟銃の音が激しくて、“チキン”の私は早速Uターン・・、それでも5kくらいは走りまして、おかげで食前のビールも美味しかったです。魚市場のほうはここ数日の時化で、魚も丸物・原材料ともに切れている様子、週明けからの相場に少しだけ期待したいところです。

先日の「セレンディピティ」に関連してですが、ショーペン・ハウエルにはこんな文章もありました。
私の場合は輪郭が鮮明になるどころか、眠くなる方ですが・・


おなじ物を長く見つめていると、眼が鈍くなって、もう何も見えなくなる。それとおなじように、知性もおなじ事柄を打ちつづき考えていると、それについてもう何も発見したり理解したりすることができなくなる。あまり長い間ひとつの物を見つめていると、輪郭がぼやけて、何もかもかすんでくるように、ひとつの事柄を長く考えつめているときにも、すべてがこんぐらかってくる。こういう場合には、一旦それから眼を離さなくてはならない。そしてそのあとで再びそこへ立ち帰ってみると、こんどはそれがはっきりとした輪郭で鮮やかに現れてくる。だから、プラトンが「餐宴」の中で、ソクラテスは何か思いついたことを考えつめて一日中身じろぎもせず、彫像のようにつっ立っていたと語っているが、こういう話を聞いたら、「まさか」と言うだけでなく、「まずいことをしたものだ」と付け加えなければならない。

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「知性について」(ショーペン・ハウエル著・細谷貞雄訳/岩波文庫)より

野村町乙亥大相撲

今朝は予定通り10:00に出漁、12月の初航海が始まりました。毎年この月は前半が勝負、ピストン航海で連日連夜の入港、といきたいところです。一方で、トロール市の年末売り出し準備や各方面の会合、忘年会等々・・、体調管理にも十分に気をつけたい季節でもあります。最近は、「暗い&寒い」を言い訳に夕方のジョギングもご無沙汰気味に・・、短くなる走行距離をよそに、増え続けるのはビールの消費量ばかり、困ったものです。

今朝は休市、出漁前には浜田漁労長が我が家(父)へお供えに、私と一緒に手を合せましたが、祈った内容は何とまったく同じこと!でした。“以心伝心”というか、会社側としては頼もしい限りで、ただただ日々の労苦に感謝、でもあります。やはり、会社と船(沖・乗組員)は昔も今も一心同体、ありきたりではありますが、「一致団結、相互協力、持ちつ持たれつ」の関係でこれからもいきたいと思っています。

午後からは友人のお誘いで、西予市野村町の「乙亥大相撲」の観戦に行ってきました。乙亥大相撲は、この地で150年以上も続く伝統的な行事で、巨漢力士の肉体同士がぶつかる“迫力”にただただ圧倒されてまいりました。
その後は、友人のご案内で琴欧州関や地元野村町出身の玉春日関ともご一緒させていただきました。さすがは関取、予想以上に大きくて子供たちは怖かったのか、泣いて逃げ回るばかりで写真をとるにも四苦八苦、せめて、関取のエネルギーと幸を分けてもらいたい、と心でお祈りしながら帰路についた次第です。今日は貴重な席にお招きをいただきまして、ありがとうございました。

セレンディピティ

明日は土曜日のため休市の関係で、海幸丸は今朝入港、水揚げ魚種はヤリイカと水エソで約9割、時化のため、皆が欲しがる赤い丸物はほぼ水揚げゼロという状態でした。ヤリイカは徐々に成長して“立ヤリ”が主に。荷揚げ後は給与を支給して「月末休み」に入りました。最盛期を前に、乗組員の皆さんが今夜のパチンコで“幸運のツキ”を使い果たしませんように、陰ながら心より祈っております・・。

パチンコついでに、“思わぬ幸運”にまつわる話題を少し・・

セレンディピティ(serendipity)とは、「何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉」で、何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見をする「能力」のことを指すそうです。

先日の日経新聞によれば、白川英樹氏、田中耕一氏がともにノーベル賞を受賞した際に、その発見手法として挙げたことで有名になった言葉だそうです。
ただし、大事なことはその価値あるものが出てきた際に、気づく人と気づかない人がいる、ということのようです。日経新聞掲載のシンポジウム「仕事に生かす読書術」で、阿刀田高さんは専門分野以外の“読書によるよそ見”が、セレンディピティに巡り合うことにつながること、を指摘しています。専門分野のことをうち続き考えるのではなく、時々“よそ見”をしてみることが、仕事でのアイディアやひらめきには大切、ということでしょうか。
時には目的を持たない読書や、一見自分には無意味、無価値に思える書物も、時間の許す限り食べて(読んで)みる、当座の成果や産物を期待しない乱読も大切ということでしょう。このあたりは、何も読書に限らず、とうい感じもいたしますが・・。セレンディピティを得られる生活習慣、身につけたいものです。

案外、好き嫌いの多い今の自分では、かなりほど遠いようですが・・、ゲッツ!

水カマス350箱!

明日入港予定だった海幸丸ですが、カマスと小さなヤリイカ(通称白イカ)のまとまった水揚げがあって、急きょ今朝6:00に入港しました。カマスといって今回は白カマスに比べて価格の安い、黒いほうの水カマス!それでも貴重な原材料、水エソの相場に支えられて、中一日としてはまずまずの仕切りに・・。いよいよ最盛期、師走もすぐそこに。気を引き絞め直していきたいところです。

双岩 夫婦岩

日本全国に数ある“夫婦岩”、実は八幡浜市にもございます。

その昔、夜になると作物を食い荒らす竜彦、竜姫という2匹の竜を煙攻めにしたところ、雷雲と洪水が起こって田畑が流されてしまったそうな。村人たちは神に祈りを捧げると、雨は止んで滝の両側に2つの岩(夫婦岩)が出来て、以来、村人たちは竜彦と竜姫の生まれ変わりに違いないと信じ、供養を続けるようになったとのこと。この界隈の地名「双岩」(ふたいわ)も、この伝説にちなんで名付けられたそうです。紅葉の季節には、愛好家の隠れた撮影スポットとしても知られます。

自分を静かに保つ

今朝は4:30よりいつも情報をいただいている研究者の来訪、海幸丸入港は5:00過ぎでしたが、揚がってくる魚たちに後ろ髪を引かれつつも私は別件で高松まで・・。漁は今一つですが、相場の方はまずまずだった様子です。本音と建前、理想と現実、理性と行動、集団(組織)に個人、空想に妄想・・etc、今日はめずらしくいろいろと思いを巡らせた一日でした。明日は連休明けで業務集中の予感が!自分にはこれこそ現実ですが・・。やっぱり私は“おっとり現実主義者”でしかなさそうです。では、週明けも張り切っていきましょう!!

こんな日は以前もご紹介しましたが、曽野綾子さんの大好きな一節が心にしみます。


自分らしくいる。自分でいる。自分を静かに保つ。

自分を隠さない。自分でいることに力まない。自分をやたらに誇りもしない。

同時に自分だけが被害者のように憐れみも貶めもしない。

自分だけが大事と思わない癖をつける。自分を人と比べない。

これらはすべて精神の姿勢のいい人の特徴である。


「ただ一人の個性を創るために」

「魂を養う教育 悪から学ぶ教育」曽野綾子(海竜社)より

恒例のみかん狩りへ!

昨日は11月22日、初めて知ったのですが“いい夫婦の日”・・!?なのだそうですね。このおめでたい日に私幸運にも松山にて、友人の結婚披露宴にご招待いただいておりました。ちょうど青年会議所の新旧ブロック協議会も重なって、夜は久しぶりに繁華街へ・・、帰宅は案の定、午前さまでした。今日は、世間では三連休の中日!朝、雑用を片付けた後、母の里まで“ミカン狩り”に行ってきました。今年は例年に比べて大玉が多い様子、家族で味見をしながら、コンテナ4箱分を摘んで帰宅しました。明日は海幸丸入船、荷揚げ後は高松を往復の予定です。

海幸丸でブリが豊漁50トン!

と思いきや、ここは島根県浜田漁港、まったく同名の中型巻き網船でした・・、残念!

今朝は予定通り、魚函販売会社を経営する友人の案内で、吹雪のなか早朝より浜田漁港の荷揚げとセリを見学してきました。朝食後は、同港所属の沖合底曳き網事業者を数社訪問、いろんな情報交換、またご指導もいただきまして、ありがとうございました。詳細についてはまた後日、とりあえず今日は豊漁だった“浜田の海幸丸”にあやかりたい・・ところです。午後からは、“鰻の老舗、山源さん”でお土産を仕入れた後、“しまなみ海道”を経由して一路八幡浜へ・・。豊後水道から瀬戸内をぐるり一周!という旅程も無事に終了いたしました。

下関魚市場へ

昨晩は23時より、第11・12仁洋丸の荷揚げに立ち会いました。同じ沖底船の入船は当社を含めて計3社6隻、セリ順(懐かしい響きです・・)は仁洋丸が1番で深夜2時前にスタート、ものの30分程度で計1700箱が競り落とされました。主な魚種は、マダイ、ヒラメ、アマギにカレイ、そして市を挙げて売り出し中の本アンコウでした。

荷揚げの方法や人員の配置、選別の仕方や魚種ごとの製品形態、セリの方法まで、全てが八幡浜とは正反対なのが下関の市場の仕組み。漁場も水揚げされる魚種も違うため、当然といえば当然ですが・・。年々、隻数は減っているとはいえ、まだまだトロール漁業が産業として機能している下関では、仲卸と水産加工業者とのパイプもあって、船上でも“加工向け”を想定した、サイズと入りを重視した製品づくりが特徴です。いつものことながら、製品形態が“鮮度重視”の八幡浜に慣れてしまうと、全ての魚種の目方と重さ!についつい圧倒されてしまいます。
仁洋丸の荷揚げ魚種も、一度流通を追跡調査してみなければ・・。売りのほうは、全国的な時化の影響もあって相場はまずまずの様子でした。今日は、浜田市より旧知の友人が下関(佐賀水産)へ来社、明日はその友人の案内で浜田の漁港を訪問予定です。

こちらは、年末の忘年会シーズンにかけて需要がピークを迎えるアンコウ。

父の哲学

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午前10時過ぎ発のフェリーに乗って昼過ぎに別府着、車で北上すること約2時間半で下関に入りました。往路の友はこんな本でした。どの章も共感を覚えるものばかりでしたが、毎日の我が身を省みればただただ反省・・、夫婦で読んでおきたい本です。

「強く、賢く、潔く。父親の威厳を取り戻すための55の法則」

「父の哲学」(渡部昇一著/幻冬舎)1,300円です!

一緒に持ってきた産経新聞「朝の詩」にはこんな詩も載っていました。
こちらも読みながらひとしきり反省・・


「見られている」   

幼児はロバの耳で しっかりと聞いている 大人たちの会話を

幼児は目をタカにして 鋭く見ている 大人たちの動きを

大人たちが見過ごす 見えない世界を 好奇心の物差しで ハッキリと見ている

大人たちよ 見られているんです 忘れないで 背中も

(11月19日産経新聞「朝の詩」:瀧口健次さん作)

一気に冬へ・・!?

海幸丸は昨日早朝に入船、荷揚げ後“中休み”をとって、今朝10:00に再度出漁しました。今朝から一段と冷え込んできた八幡浜ですが、このまま一気に冬本番!といきたいところです。郷土の逸品“モンダイの薄造り”も美味しくなってきました。

上は第15海幸丸内でのスキ焼の様子、皆さん、食べ過ぎ&飲み過ぎにはくれぐれもご用心を・・!
私は明日より、下関・浜田方面へ出張(出かせぎ?)です。

経営の力学

午前中は事務仕事、午後からは私用で松山往復でした。今日はスポーツも目白押しで、東京国際女子マラソンでは、またしても渋井選手がゴール直前に失速、“オグシオ”は大方の前評判を覆して“スエマエ”に気合勝ち、そういえば昨日は伊達選手も若手を翻弄しての圧勝でした。どんなスポーツでもそうですが、大一番で、数少ない勝負どころのポイントを認識できる選手は強い・・、やはりどんな競技も最後は知性とメンタル、ということでしょうか。

「カニはおのれの甲羅に似せて穴を掘る」という諺があるそうです。言いかえれば、自分の能力、身の丈に応じたことをやれ、という意味でしょうか。

先日も掲載した伊丹敬之氏(同書)の指摘によれば、企業の長期的な発展にとって、この「カニの甲羅理論」は概して望ましくないことが多いとのこと。その理由は、カニには企業と違って、「成長」あるいは「変革」という観念が希薄だからです。つまり、成長しないカニにとって、自分の甲羅に合った穴が一番快適なのは当然ですが、成長したいカニにとっては、あまりにピッタリとした穴は自分の成長に「枠」をはめ、成長を阻害する要因になってしまう、ということです。

企業の場合、穴にあたるのが「戦略」、甲羅が「資源」で、「甲羅にあった穴」は現状維持の戦略という枠をはめることになりかねない、という指摘です。現状維持の戦略に陥らないために、成長・変革を目指す企業は、ときには資源を少々オーバーするような戦略をとる必要がある、というのが伊丹教授の“オーバーエクステンションの勧め”です。言いかえれば、意図的に厳しい環境下に身を置いて、苦しい競争をあえて自社に強いるような戦略のなかから、成長や変革への機会と風土が得られるということでしょうか。

考えるべきは「オーバーエクステンションをすべきかどうか」などではなく、「どんなオーバーエクステンションをすべきか」であろう。
「カニはおのれの甲羅にピッタリした穴を掘るべきではない。大きなイビツな穴を掘れ」

企業であれ個人であれ、スポーツであれ理想の女性像であれ・・(飛躍しすぎか!?)原理は同じ、ということでしょうか。

さ~て、S石店長、どこにどんな穴掘りましょうか??

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「経営の力学―決断のための実感経営論―」(伊丹敬之著/東洋経済新報社)

天敵襲来!油断は大敵!

あれは忘れもしない、ちょうど今から一週間前、臼杵へ旅立つ前日の夜の出来事でした。
私にとってはあまりにショッキングで、今日まで日記すら書くこともできなかった一大事件だったのですが・・

夜、お風呂に入って翌朝の入港に備えて休もうと、いつものジャージのパンツに左足を入れて右足を入れて・・、とその時!
左足の太もも付近に“チクリ”と痛みを感じました。最初はすぐに退く痛みかと思いきや1秒たっても2秒たっても、痛みは激しくなるばかり!
その瞬間、“天敵の襲来”を直感した私は、すぐさまジャージを脱ぎすてていました。脱ぎ飛ばしたジャージから現われたものは・・・

やはりヤツでした。

よりによって夏もとっくに過ぎたこの時季に、しかも私の一番苦手な蛇行系の天敵に襲われて、しかもやられてしまうとは・・!!
よほど、日ごろの行いが悪いのでしょう、きっと・・。
記憶から消し去りたいため、私は思い出したくもないのですが、10cmはあろうかというビッグサイズでした。
もちろん退治すらできない私は、大声で家内に緊急出動を発令した後、長男が庭から取って来たアロエをもって別室へ緊急避難、
逃げ回るヤツは、大量の新聞を片手に登場した“肝っ玉母ちゃん”に即刻退治されて御用、一件落着となったのでした。

まだまだ心の傷は癒えませんが、太ももの傷は徐々に回復しておりましてこんな感じです。

自宅裏に山を持つ我が家、特に夏は細心の注意を払っておりますが、秋も深まったこの季節の出来事。
油断大敵とは、まさにこのことです・・!!次に襲われるのは、あなたかもしれません。
皆さん、くれぐれもご用心を・・!

本日、これよりJC(青年会議所)の会員会議所で松山へ行ってきます。
テレビ観戦ができなくて残念ですが、クルム伊達、あなたは30代の希望の星です!!ガンバレ!!

神は細部に宿る

今朝は4:30入港、今回は短い操業のためヤリイカ、水エソ以外の丸魚はほとんどなく総数は1,000箱でした。常にブログネタになる珍しい魚を探し求めている私、そして海幸丸の天然魚を心待ちにしていただいてる全国のお取引先の皆さまには、少し物足りない魚種構成・・でした。荷揚げ後は少し時間をとって10:00に出漁、次回は17日(月)まで漁をして“中休み”に入る予定です。

今日は取り上げるべき魚もいないので、ビジネスの話題を少し・・。言わずと知れた“アウトソーシング”についてです。

業務のある特定分野を他の専門事業者に委託する“アウトソーシング”、自社の専門性と他社の優位性を生かすビジネスシステムで、コスト効率の点からも、長年多くの企業が採用してきた経営手法の一つです。たしかに自社の専門分野に資源と意識を集中するには、上手く業務の外部委託、アウトソーシングを活用する必要があります。が、最近読んだ本でまさにこのアウトソーシングの本質的な盲点について触れたものに出会いましたので、少し整理・メモしてみます。それは、アウトソースの強調が生み出す組織内の“妙な力学”です。

① コスト圧力の力学

アウトソースの目的の一つがコスト削減ですが、本来自社でやらなくてもよい業務のアウトソースで成果が表れ、コスト効率が上がると、他の業務でもアウトソースを考えよ、という圧力が強まります。その結果、本来は他社に任せてはならない業務もアウトソースしかねない、という危険性を孕んでしまいます。成功体験が生む弊害ともいえる力学ではないでしょうか。

② 仕事の細部をバカにする力学

従来は社内で行っていた業務を他社に任せると、それらの仕事は重要ではないと考えてしまうのが人情で、それが行き過ぎると「細かい仕事」を軽視する、バカにする風土が組織内に生まれます。仕事は「細かな仕事」の積み上げで成り立っていること、“神は細部に宿る”ことを忘れてしまいがちになるのが、この力学といえます。

③ 手配師の力学

行き過ぎたアウトソースによって、業務の外部委託(=手配)そのものが社内業務の中核となって(錯覚?)しまい、企業が本来持っているべきコア能力を侵食されてしまいかねない、という力学です。
仕事をするということは、その業務の結果がもたらされるというだけでなく、その実行のプロセスで携わっている人が“学習”する過程でもあるわけです。他人にある仕事を任せれば、その仕事に関して流れる情報を他人が手に入れることになり、長期間にわたってこれが続けられれば、情報・能力は遂行する当人に蓄積されていきます。それらの情報とコア能力の関連性が強ければ強いほど、アウトソースによるコア能力の侵食も大きくなってしまいます。仕事の場に流れる情報とそこから起きる“学習プロセス”は目に見えないだけに、軽視される傾向があるわけです。

以上、伊丹敬之氏の新刊「経営の力学」(第7章:神は細部に宿る)より、簡単に要約してみました。

本質的な盲点はやはり③「手配師の力学」ではないでしょうか。
中小企業にとって、時間や人材、労力、お金といった限られた資源を得意分野に集中することが大切な一方で、どんな細かな仕事にも、従事し続けることで得られる“情報・能力の蓄積”があって、その積み重ねから企業が本来持つべき中核能力が形成されていく、という側面も常に忘れないよう心掛けたいものです。

明日金曜入港です!

資料作りに事務に来客数件という一日、午後からは幻の足裏診断士、いえ易師の大先生にも来社いただきました。貴重なご意見、ありがとうございました。今夜は久しぶりに自宅でゆっくり、と思いましたが、急きょ思い立ってスポーツセンターに行ってしまいました。寝不足のはず!でしたがまだまだ元気のようです・・。海幸丸は予定通り明日入港、量は少ないもののヤリイカの鮮度に期待しています。

稲むらの火

昨晩は深夜入港、総数1200箱のうち約半分がヤリイカでした。相場の方は、原材料がややアップ、ヤリイカは若干下げ、といった感じでしょうか。次航海は中1日、金曜入港を目指して操業しています。上は現在の“日の丸ミカン”、今年は裏年で生産量は今一つのようですが味は上々です!ついつい、もいでパクリと食べたくなりますが・・。今夜はいよいよJCの第3回次年度理事会、今日だけは仮眠をとって!?臨みたいと思います。皆さま、お手柔らかにどうぞ・・。

こちらは「月刊致知12月号」に掲載されていた一文、「稲むらの火」、戦前の小学生が学んだ「国語読本」には必ず収録されていた作品とのこと。
「道徳は、日本の伝統的な美しい国語表現の中で初めて生きてくる」(同誌12月号「心願に生きる:占部賢志談」より)、深い、味わいのある言葉です。

「稲村の火」

村の高台に住む庄屋の五兵衛は、地震の揺れを感じた後、海水が沖合へ退いていくのを見て津波が来襲することに気づく。祭りの準備に心奪われている村人たちに危険を知らせるため、五兵衛は自分の田にある刈り取ったばかりの稲の束(稲むら)に松明で火をつけた。火事と見て高台に集まった村人たちの眼下で、津波は猛威を振るう。五兵衛の機転と犠牲的精神によって村人たちはみな津波から守られたのだった。

11月中盤戦へ!

火曜の休市のせいか、いつもに増してもの静かな八幡浜でした。冷え込み厳しい地域経済ですが、海幸丸も同じく耐え時、正念場です。気持ちだけでも写真のように!明るく行きたいものですが・・。今回も豊後水道南沖にてヤリイカ中心の操業、本夜半の入港、12日朝売りの予定です。

おまけはカジキ!

今日は週明けで何かと業務集中、明日からはまた、夜のお勤め?も続きそうです。こちらは昨日の漁のオマケ、カジキ1本です。角まで合わせて長さ2m、重さは50kgくらいでしょうか。私が子供のころの魚市場では、大きなサメやカジキもよく見かけたものですが、今ではめっきり減りました。加工に要する手間と時間のせいか、年々、大型加工魚も敬遠される傾向にあるようです。焼き物にムニエルに、となかなか良い身質なのですが・・。先日のニベ同様、ご入用の方はぜひ当社までご連絡くださいませ!

さて昨日は日帰りで臼杵へ行ってきました。年に一度、恒例の青年会議所事業「臼杵JCとの交流会」で、何と生まれて初めてフットサルも体験しました。これでも中学時代はサッカー部だった私、当初はサッカーのミニゲームみたいなものかと安易に考えていましたが、ボールは固いし足も痛いし、当然体もイメージ通りには動かんし・・で、なかなか大変でした。おかげで今は、右膝まわりが悲鳴を上げております・・。

フットサル後は、温泉で3年越しの“裸のお付き合い”、その後はお決まりの懇親会でした。それにしても、2年前に担当委員長同士でお世話になったA・Aさんのハッスル(歓待?)ぶりには、本当に感動しました・・!!四国へお越しの際はぜひお気軽にご連絡をお願いいたします。

懇親後は、フェリーの中で西武の逆転優勝を見ながら帰路へ。参加された皆さま、昨日は本当にお疲れさまでした。

宴のあと

古満目沖のヤリイカ漁もやや不調の様子、総数も1000箱に届かずという状況のようですが、明日朝にはいったん入港予定です。今日は所用のため家族で新居浜を往復、明日は毎年恒例の臼杵JCとの交流会に参加します。荷揚げを終えて9:00に出発、今年は日帰りの予定です。

三島由紀夫の昭和35年の作品「宴のあと」。作品発表当時の時代背景としては、“60年安保”の真っ只中、ですが、小説のテーマは“日本の非政治的風土”です。料亭「雪後庵」の女主人と都知事候補となった元外交官の恋愛、保守と革新の間で争われる都知事選挙の舞台裏、その中の男と女の人間模様が流麗な文体で描かれます。
実はこの作品、法律の世界で「プライバシー権」を学ぶ際には、判例として必ずといっていいほど取り上げられる問題作だそうで、フィクションながら登場人物には、吉田茂や岸信介、大野伴睦といった超大物政治家も出てくるうえに、それらの人物に関連する賄賂や怪文書、不倫といった具体的な描写も数多くあります。一作品でも読み方によっては二度美味しい、特に政治史好きにはいろんな楽しみ方ができる名作ではないでしょうか。

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「宴のあと」三島由紀夫著(新潮文庫/1960年)

松山大学へ

大学1年生を対象とした社会人セミナーの講師を依頼されて、松山大学へ行ってきました。様々な職種から60名が講師となって行うプログラムだそうで、一コマ90分のうち60分が私の持ち時間でした。学生時代のことや就職、自営業やトロール漁業、鮮魚取引や流通の話題が主なテーマでしたが・・

時折、恐るおそる飛ばしてみたオヤジギャグはまたしても不発(反応なし)に終わりました・・。

途中、こうなったら質問攻撃だと、「皆さんはコンパや打ち上げで居酒屋に行ったとき、どんな魚を食べますか?」と私。

あまりに皆さんの反応がないので不思議に思っていると、担当の先生が横から、

「スミマセン、みんなはまだ19歳なので・・」とのこと!!

あらためて平成生まれの大学生との間に、世代のギャップを感じてしまいました・・。

授業のあとは、キャンパスを散策して校内見学、若い空気とエキスを体内にため込んで帰路につきました。
参加された講師と生徒の皆さま、お疲れさまでした。

11月2度目の入港!

今朝は4:30入港でした。総数は1,100程度あったものの、ヤリイカも少なめで魚種構成も今一つでした。師走も近づいていますが、丸物の相場は依然厳しく、価格の付かない売れ残りも多く出ました。売れ残りの量に比例して、直売店の年末向け加工と冷凍在庫は増加の一途・・、お届け先の確保と受注も急務です。こちら一本だけ揚がったニベ、男前です。切り身食材にいかがでしょうか?

秋サバの照り焼き

昨日の秋サバのもう半身、私個人的には“〆サバ”の予定でしたが、いつの間にか“照り焼き”になっていました。飲み助の父は子供たちの存在を忘れていました・・!モノが良いだけに何にしても美味しいのですが。先航海同様、高知沖から古満目沖、今日には豊後水道南沖に漁場を移して操業中の海幸丸、明日にはいったん入船予定です。

アメリカでは予想を上回る大差の勝利で47歳の黒人大統領が誕生、まさに歴史に残る一日となりました。しかも8年ぶりに民主党への政権交代!
やっぱり2大政党制の国ですね。さて日本の衆院選にはどう影響することやら・・??

過疎に悩む、同じ“浜”でもある当地としては、一躍脚光を浴びた福井県小浜市(オバマシ)は羨ましい限りです。
今度はぜひ共和党の新人、ヤータハマ氏に期待しましょう!あいかわらず冴えてないですね。ゲッツ!

秋サバ ゲッツ!

昨日は4:00過ぎに入港、今季初めての高知沖魚種の水揚げでした。アジやゼンゴ、シロムツといった原材料から、マタイや赤ムツ、メンタイ、イトヨリといった高級魚まで、種類も豊富なのが漁場の特徴です。次回も同じく高知沖を一昼夜操業予定、少し冷え込んで丸魚の相場に期待したいところですが・・。上は久しぶりにまとめて水揚げのあったフレンチの高級食材、アカザエビです!

昨晩は、セリ人のIさんにいただいた“サバ”とS石店長の包丁さばきによる“アンコウ”を鍋でいただきました。おかげで筋肉痛の体に程よくお酒も回って、ぐっすり眠れました・・。
関連会社の拠点でもある下関では、毎年この時季からアンコウの水揚げが盛んで、業界を挙げたブランド化にも力を入れていますが、八幡浜での近年の水揚げ、売行きは今一つ・・、調理加工は手間ですが、何といってもフグと並んで冬の高級食材です。出荷先の魚食文化や地域の加工特性なども考慮した販売が急務です・・。


高級食材・・でちょっと思い出したのが、最近取り上げられることの多い麻生総理のホテルのバー問題!?皆さんはどう思われますか?

マスコミいわく「1本数万円のスコッチのボトルキープは庶民感覚とかけ離れて過ぎている」とか・・??
いつから日本の総理大臣が庶民と比べられる存在になってしまったのか・・?私にはまったく理解不能・・です。
麻生総理だって時々は新橋の赤ちょうちんで、人目を気にせず“生中”片手におでんやもつ鍋を(ちょっと似合わんけど・・)つつきたいこともあるでしょうに、それが出来ない立場にあることを考えないで、こんなしょうもないネタでお茶の間の受けを狙って視聴率をかせごうとする、芸能ニュースはやっぱり国民愚民化策の最たるものです。
一国の総理が居酒屋に出入りする姿など誰も見たくないですし、そんな環境を作るには、一杯2,3千円のスコッチなんかよりもはるかに高いコストがかかるのは、誰が考えても分かるはずです。麻生さんだって、総理就任後はこれまでより安くすむホテルのバーを選んで仕事をしているというのに・・。

こんなことが騒がれる日本はまだまだ豊かな国なのか、それとも2代連続で“逆切れ辞任”をしたために、総理の座が庶民と比べられる地位にまで堕ちてしまったのか・・、こちらも不明です。

今日は午後から一件商談で松山へ、夜はもどってJC例会です。予定では今週だけで4回松山・・、出てばっかりです。私こそ、会社での貴重な時間をこんなブログ投稿でつぶしているゆとりもないようですが・・(-反省-)。

クワガタの幼虫 ゲッツ!

翌日が祝日(文化の日)で“中央休市”ため、本日は入船なし。もぬけのからの会社には、来客もなければ電話もなし・・、こんな日はまとまった書類作りのチャンス!とばかりに一人黙々と数字とにらめっこ、“戦略計画は経営の羅針盤”!今日はめずらしくはかどるため、このまま午後からも出社して一気に修正を片付けようかと思っていた矢先に・・

いつもお世話になっている友人ご夫妻から急なテニスのお誘いの電話をいただきまして、二つ返事でOK!!
体内のモードが仕事からテニスに素早くチェンジしまして、気づけば帰宅してジャージに着替えて屈伸していました・・。
いつものことながら変わり身の早さに驚きますが、肝心のテニスでは“素人打ち”のくせに張り切りすぎたせいか、右肘を痛めてしまいました。

コートの隣では、子供たちが森の土の中からカブトムシやクワガタの大きな幼虫を大量に見つけて大はしゃぎ・・!!

ストレス発散と家族サービス、一石二長の充実した日曜の午後でした。
お誘いをいただきまして、ありがとうございました!!

今日のブログ、本来ならば防衛省航空幕僚長の更迭人事について書こうかとも思っていましたが、幼虫もゲットしたことですし、また後日・・!?
田母神航空幕僚長、本当に申し訳ありません。

あいかわらず何のこっちゃの日記です・・。

さなぎから成虫へ、ちゃんと育てられるかどうか、こちらも少々不安です・・。

海幸丸は明日早朝入港、11月の初売りです。

森はねむります


ラフランス ゲッツ!

月末休みを終えた海幸丸は予定通り10:00に出漁、いよいよ10月も終わって11月の初航海です。病欠で丸一月を棒に振ったU本甲板長もようやく復帰、張り切って漁場へ向かいました。初回の水揚げは3日(文化の日)、最盛期を前に前半戦が勝負・・!ピッチを上げていきたいところです。上は昨日、乗組員タカハシ君が自宅用に確保・・!した特大のウチワエビに車エビ、美味しそうですね~。

話題は変わって、地元八幡浜では明後日から早生温州ミカンの初出荷!みかんと魚の町が一気に慌ただしくなる季節です。自宅裏の権現山もみかん色に色づき始めました。昨日はジョギング途中にいつもお世話になっている農家のHさんからミカンを一箱、今日の昼にはお取引いただいているSさんから、たくさんの立派な梨も頂戴しました。ありがとうございました。

加えて自宅には、リンゴに柿、キウイにバナナにラフランス・・、子供の多い我が家には果物はいくらあっても重宝します・・。季節の果物はいつでも美味しいものですが、今日は食後にラフランスを一つ。子供のころに食べそめていない果物だけに、何ともいえないジューシーな、新鮮な食感が大好きです。別に歯がないわけではありませんが、顎ですりつぶすだけでもそのまま溶けていくような瑞々しい感じ・・、美味しい果物ですね~。

別に魚屋から果物屋に商売替えしたわけではありませんが、今日はこれといったネタもなく、また訳の分からない日記になってしまいました。明日は土曜の休市、久しぶりに小説で夜更かしでもして休むとします。

SYUNSOKU ゲッツ!

海幸丸は今朝の水揚げで明日まで給料休み、今日は給与の支給も終わってホッと一息、昨日には第40期の決算も確定してこちらもようやく一区切りがつきました。最近、朝晩はかなり涼しくなってジョギングや読書に絶好の良い季節、宇和海の夕日もかなりきれいに沈むようになりました。今日は少しのタイミングで写真を撮り損ねましたので、また後日載せたいと思います。

こちらは先日、家内が小2と年長の二人に買い与えてやった「SYUNSOKU」(俊足??)という運動靴、学校や幼稚園で流行っているのか何なのか・・、よく分かりませんが、長男などは「“SYUNSOKU”があれば、柴犬はいらない・・?」などと、よく分からないことまで言うほどのはしゃぎよう・・。
さっそく今朝から大喜びで履いていきました。何でも「SYUNSOKU」を履くと足が速くなる・・?と、本気で信じているようで、今日も夕方、帰るなり二人とも「すごく速く走れた!!」と自慢、納得しておりました。
自分の実力と努力を棚に上げて、持ち物にこだわるのはさすが親譲りか、そんな教え方はしてないつもりなのですが・・。こんな子供たちを見ながら、マラソンシーズンを目の前に、私もむしょうに「SYUNSOKU」が欲しくなってきました。

先日に引き続き、よく分からない「海幸丸日誌」でした。海幸丸は明日10:00出漁予定です!

海幸丸のマル優一夜干し

早くも月末、今日は海幸丸の給与計算準備と諸々の手続きに追われた1日でした。ほぼ完全出来高制をとる海幸丸の船員給与の仕組み!漁の不調と魚価低迷の続いた10月は、乗組員も皆さんもちょっぴりさみしい月末休みとなりそうです。11月からは、魚種の豊富な土佐沖漁場も解禁に・・、来月も気合いを入れて頑張りましょう!

さて、年々魚種のラインナップも増え続けている「海幸丸の一夜干し」。
素材となる原料の選定には特に気を配っておりますが、このたび、なかでも特に厳選された高級魚種の付加価値品に、別途“優シール”を貼り付けることとしました。

優-シール.jpg

シールの完成はまだなのですが、今のところこんな感じ(↑)です。今年のお歳暮商品から導入する予定で準備を進めております。
漁師が認める味と品質、価値の証明証!のようなイメージで認められていければ、と思っています。
名づけて海幸丸のマル優一夜干し!どうぞよろしくお願いいたします。

功・名に虚・実あり

世界的な株価の大暴落、急激な円高、衆院選も見通し立たず・・で、政治・経済ともに暗中模索の状態が続いています。こんな情勢になればなるほど、地道な事業と身の丈に合った生活の大切さが身にしみます。海幸丸ですが昨晩は23:30に本船入港、荷揚げを一通り終えた後、浜田漁労長を市内の某産婦人科クリニックへ搬送いたしました!何も産気づいたわけではなく、ある注射を求めて行ってきたのです。おかげで今は落ち着いていますので、皆さまどうかご心配なく・・!

それにしても深夜の産婦人科医院で、新生児室に眠る赤ちゃんを横目に見ながら、大のおっちゃん二人が徘徊する姿は、なかなか微妙でした。しかも1人はゴム長靴に黒いジャンパー、もう1人は足をバタバタさせてのたうち回っている・・!?

そんな深夜の苦労が報われたのか、今朝のヤリイカ相場は平均単価で200円のアップ!昨年の半分の水揚げ水準が続く中にあっては、まずまずの中一日操業でした。海幸丸はただ今10月の最終航海へ、次回は今週末の入船を予定しています。

今日は午後から宇和島まで商談へ、夜はもどってJC関係の親睦・交流会に参加します。

昨日に引き続き、意味不明の業務日誌になりそうですので、今日は少し「言志四録」のお勉強を・・


功名に虚実あり。実功は即ち是れ人事なり。自ら来るの名は、他の来るに任せて可なり。
ただ濫功虚名を不可と為すのみ。またことさらにその実を避けて以て自ら晦ますも、亦た或いは私心ならん。

佐藤 一斎

功績や名声に偽物と本物がある。実のある功績は人間の仕事でもある。実に伴って自然に生じて来る名は、来るに任すがよい。
ただ、みだりな功績や虚しい名声を得ることはよくないことだ。また、わざと実功をかくして自ら人目をまぎらわすことも邪心といえる。

<佐藤一斎「言志てつ録・二百九」久須本文雄訳>(講談社)より

愛犬の名は・・

今日は朝からずいぶん気温も下がりました。海は時化ているため、魚市場はまたしても開店休業・・、その隣では、2013年完成予定の新魚市場建設のための埋め立て工事が着々と進んでおります。このままグングン冷え込んで、鍋の季節、そしてトロール漁の本格シーズン到来!といきたいものです。

話は変わって、最近子供が夢中になっているのが犬(いぬ)、特に柴犬がお気に入りのようで、学校の帰り道や近所で、柴犬を見つけてはよく遊んでいます。私も昔は長いあいだ犬を飼っていましたが、さすがに子育てに追われている今の我が家では、犬の飼育にまでは手が回りません・・。

とういわけで、つい先日から子供たちは、家にあった置き物の番犬にヒモをつけて、飼育の練習(飼い主ごっこ!?)をして遊んでいます。
愛犬の名前はもちろんポリス(Police)・・!朝に晩に食事をやったり水をやったり、トイレや散歩(持ち運んで・・)にも連れて行っているようで、動かないポリスは近所では評判とのこと・・。


普段は家の前の駐車場で飼育していますが、風が吹いたり雨が降ったらこのとおり、玄関に連れて入っています。
今のところ、愛情たっぷりです。

急に私も本物のかわいい柴犬が欲しくなってきました・・

以上、よく分からない「業務日誌」でした。

山下泰裕氏、来浜!

海幸丸は昨日深夜の入港、ヤリイカは当初の予定より少なめで750箱でした。10月も残すところ2~3航海、後半はピッチを上げていきたいところです。荷揚げ・セリ後は、先日ご紹介した公開セミナーのお手伝い、私の役目は講師の対応(付添い)でしたが、“世界の山下”はやっぱりスケールの大きな紳士!でした。

その道に長年携わり、精通した指導者ともなれば、どんな一流選手の問題点でも指摘するのは簡単とのこと。でも、本物の指導者、教育者はその問題点や課題を特定するだけではなく、選手の中に隠れた原石のような長所を見つけて、それを引き出し伸ばしてやることのできる人・・、というようなお話が特に印象に残りました。

つい悪い点ばかり指摘して直そうとしてしまいますが、それ以上に光る部分を見つけて伸ばしていこうとする視点こそ、スポーツ、ビジネスを問わず、指導者にとって大切なのだと改めて感じた次第です。

頭では分かっていてもなかなか実行できない・・、百戦錬磨のトップ指導者ならではの至言です。

反省・・、合掌・・!? もうすぐ打ち上げです・・。

人生の金メダルをめざして!

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対岸から見たところ、かなり荷も少なく静かな週末の八幡浜魚市場でした。午前中は会社にて資料作成等、昼は、いきなり会社にやって来た病気療養中の・・?大物乗組員2名と、相談をかねて急きょ昼食へ。夜は、遠方からのお客さまのご案内でお食事でした。空いた時間を使ってのマル秘!経営計画書の見直し・修正は、ようやく下流まで突入・・、もう一息です。明日はめでたく結婚披露宴にお呼ばれ、明後日はあのロス五輪の山下泰裕が八幡浜へやってきます。

主催:東海大学校友会愛媛支部 共催:(社)八幡浜青年会議所
公開セミナー「人生の金メダルをめざして!」
10月26日(日)13:30開場 14:00開演
場所は八幡浜市民スポーツセンター:サブアリーナ、入場無料です!
皆さま、お友達をお誘い合わせのうえ、どうぞふるってご参加くださいませ!

ハモ豊漁の結末は・・

今朝は4:30入港、11:00の出漁でした。私と専務は午後からも一件営業でした。水揚げ総数は久しぶりに1,700箱、うち750箱がヤリイカで漁の出来は十分でしたが、予想どおり丸魚の相場は軒並みベッタリ・・、やっぱりこの時期、価格安定のヤリイカに敵う魚種は本当に少ないです。ちなみに今回の水揚げ魚種を列挙してみますとこんな感じです。

マダイ10箱、レンコダイ40箱、バラレンコ23箱、アマギ(エボダイ)30箱、シロカマス64箱、クロカマス200箱、ハモ142箱、赤ムツ29箱、アマダイ7箱、メンタイ23箱、カイワリ46箱、マトウダイ25箱、イトヨリ39箱、イシモチ8箱、コウイカ10箱、ヤリイカ750箱、スルメイカ29箱、アカメダイ10箱、フカ21箱、赤エイ3箱、ヒレナガ27箱、ミズエソ30箱、シロムツ13箱・・・

で総数1,758箱でした。

昨日から心配していたハモ140箱ですが、やはり予想を大幅に下回る価格(1箱/?百円)に!!
会社にもどって網職人の谷中の健ちゃんに価格を伝えたところ、

「オットロッシャノ~、ソゲーナネナラワガラデクウタホウガエエワイ・・」

 ― 字幕スーパー ↓ ―

「何とひどい相場・・、そんな値段だったら自分たちで食べたほうが良いかもね~」

とのことでしたが、仮に1人で1本丸かじり!しても10人でようやく1箱・・
仮に当社の全社員・乗組員で食べ尽くすとしても、1人の割り当てが何と50本!!
毎日食べても50日、1日で食べる量としては優に許容量、いえ致死量をも超えていると思われます。

こんな時こそ自社販路のルートで・・、といきたいところなのですが、今年は全国的に豊漁とのことで、どこの消費地もギブアップとのこと。
漁業者の立場からすれば、同じ手間とコストのかかったハモですが、時季とタイミングでこの通り・・、難しいものです。

今日のハモ140箱が、うまく流通に乗って全国の、世界の消費者に美味しく召し上がっていただけることを祈りつつ・・、
今晩こそは!?早めに休みたいと思います。

ハモ豊漁です!

今日も引き続き書類作成、午後からは一件、会議所関連のセミナーへ。講師の先生より一期一会のご縁もいただきまして、夕方は急きょ松山の水産会社の社長さまに来社いただきました。短い時間でしたが、濃い内容の有意義な話し合いを・・、やはり消費者のニーズは本物回帰、近海天然魚は明らかに時流に乗っていることを感じます。ただし、魚が獲れてくれれば(これがいちばん難しい!)ですが・・!?

宮崎沖から漁場を北に変更して操業中の海幸丸は、明日早朝入港予定です。今回は乗り具合の芳しくないヤリイカ漁場を離れたこともあって、赤ムツ、カマスにホウボウ、カイワリ、ハモにヤガラ等々、量は今一つですが、明日は久しぶりに豊富な魚種が並びそうです。特にハモは久しぶりに100単位の水揚げがあるようで、“季節外れ”ということもあって今から相場が心配です。

あとは入港までに、型の良いヤリイカが増えることを祈りつつ眠りに・・、いえ今晩も飲み会の予定が入っておりました。

どうかお手柔らかに・・!!

自分で売る

朝からたまったデスクワークの1日でした。月報の整理と一緒に先日購入した実用書をもとに、経営計画書フォーマットも少しブラッシュアップしてみました。なかなか予測値に近づけるのが難しい当社の中期計画、久しぶりに環境・資源分析表なども書き換えてみましたが、ここ2年でも内外の環境が大きく激変!しているのを改めて実感した次第です。世界と日本、そして地域の経済はどこへ向かうのやら・・??

また例の「経営心得」から。こちらも私たち一次産品の生産者が常に気にとめておきたい言葉では・・?


いつ、いかなる場合にも、自らの商品は、自らの手で売らなければならない。

何がどうなっていようと、自らの商品は自らの手で売らなければならないのである。このことを認識しない限り、販売は絶対といっていいほど伸びない。たとえ伸びても、やがては頭打ちしてしまう。
ところが業績不振会社はいうまでもなく、中小企業全般の傾向として、販売に意欲も関心も示さない社長が多すぎるのである。
販売というものは、営業部門にまかせておけばいい、というような軽々しい問題ではない。会社の浮沈に関する重大命題なのである。わが社の商品が売れなければ、会社はつぶれてしまうのである。

一倉定の社長学第一巻「経営戦略」、第3巻「販売戦略・市場戦略」より

一倉定の経営心得

八幡浜は今日も地方祭、八幡浜の地名の由来ともなっている“総鎮守八幡神社”のお練りも2年ぶりに復活しました。ご利益を期待・祈念して、来年はぜひ私も担ぎ手で参加したいと思います。海幸丸は引き続きヤリイカ漁、ですがずいぶん水揚げ状況も悪く、本夜半、2号船のみ入港して荷揚げ、明日からは漁場を南海域に変更して操業の予定です。

従来の経営学や組織論の常識とは、対極に位置する主義・主張が満載の書。先日も少しご紹介した「一倉定の経営心得」です。米国流のマネジメント理論に汚染されてしまう前に手にすべき、伝統的な日本型企業経営の心髄を説いた名書ではないでしょうか?どちらが良い悪い、ではなく何事も受け取る側のバランスが大切ということで・・。

ちなみにこんな感じです。イカ、もとい以下、同書より・・


事業は学問でもなければ理論でもない。事業の存続を実現する戦いなのである。

事業経営は「市場活動」である。
この最も基本的なことが忘れられ、企業の内部を管理することが事業の経営であるかのような錯覚にとらわれている人々が大部分である。世にいわれる「経営学」なるものは、この錯覚に基づく間違った思想と理論に満ち満ちている。そしてそれが計り知れない害毒を社会に流しつづけているのである。
事業経営の最高責任者である社長は、この妄想に惑わされることなく、事業に対する正しい認識―事業の本質は市場活動である―を持たなければならない。そうでないと、正しい事業の経営はできないのである。
マネジメントと称する内部管理の理論は、事業経営を知らないやからの、きれい事の観念論である。事業経営にきれい事は危険である。事業は学問でもなければ理論でもない。事業の存続を実現する戦いなのである。

(1-14)「事業経営は戦い」より

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「一倉定の経営心得」(一倉定著/日本経営合理化協会出版局)1999年発刊・定価3,300円です!

八幡浜秋祭り

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JCのブロック会員会議所出席のため松山往復、夕方からは秋の地方祭、私は本年喪中のため、JC踊り連のお手伝いでした。こちらは打ち上げでの“五つ鹿保存会”の演、毎年同じ店で同じ写真を撮っているような・・??

コブダイ

今朝は5:00入港、ヤリイカは800箱でした。荷揚げ後は諸々の書類作成等、請求関連にも目を通しましたが、重油代の請求額には脳がしびれました・・。ここ数カ月でまとめて下落した原油価格、末端の価格に反映されるのはまだ先のようです。海幸丸は10月の中休み、明日10:00に出漁の予定です。
さてこちらのお魚、なかなか愛らしい口元、それに素敵なコブ持ってますね・・!

その名もコブダイです。見たまんま・・です。

釣りの対象魚としては人気がありますが、“不味い魚の代表格!?”で、食用としては敬遠されることが多いかわいそうな魚です。サザエも食べるという“下手物食い”の習性から、そんなイメージがあるのかもしれませんが、どっこい焼き物や煮物、西洋料理でも使われるうえに、型のいいものはお刺身でも美味しい魚なのです。
私も過去に一度だけお刺身で試したことがありますが、もっちりとした白身で鮨ネタにも十分使える身質です。と言いながら、ここ数年はわざに選んでコブダイを持ち帰ることはないのですが・・。やっぱりかわいそうな魚でしょうか?たまには、こんな魚も美味しく料理して食べてあげないと成仏しないでしょうか??海幸丸でも時々ですが、大型コブダイが水揚げされます。ご注文・ご予約はお早めにどうぞ!

販売を阻害するもの

今日も期限のせまった少々重い案件で朝からあれこれ思案、夕方はリフレッシュにと少し運動もして、めずらしく家でのんびりと過ごしております。疲れているのについ体を動かしてしまう・・、自律神経のためには体を休めるのとはたしてどちらが良いものやら・・??明日は入船、漁模様に期待しつつ早めに休みたいと思います。が、その前に接客について少し・・。

事業は商品・サービスを購入してくれるお客さまあってこそ、というのは全業種共通ですが、直にお客さまに接する小売業やサービス業において、接客行動は他の業種に比べて、少し違った“感覚”があるのではないでしょうか。特に小売店の現場では、接客員の行動は、動き方や仕事ぶり、言葉づかいなど、その一挙手一投足がすべてお客さまに見られていて、その与える“一瞬の印象”がそのままお店の評価や買い物の満足に直結してしまうのですから・・。こちらが買い物をするお客の立場になってみれば、思いあたるふしは多いですよね~。
私なども、お客さまの前で見せてしまったちょっとした言葉づかいや行動で、後になって“しまったなぁ・・あの時もっとこうすれば良かった!!”と反省した経験は、一度や二度ではありません・・。お客さまが来店された瞬間から、すべての社員の行動・言動が見られている、まずはその意識を持つことが何より大事、なのではないかと思うのです。特に当店のような対面販売においてはなおさらです。来店時の挨拶からお見送りのクロージングまで、どんな社内業務や事務連絡にも優先して、“心と気”を込めて接客にあたりたいものです。

今日は自戒の意も込めて、「一倉定の経営心得」から一節をご紹介します。

お客様を忘れた自己本位の考え方を「天動説」という。この「天動説」がとことん販売を阻害する。

自己本位の考え方を「天動説」という。この「天動説」が、とことん販売を阻害するのである。だから、天動説を捨て相手の立場に立って、物を考え行動すると恐ろしく目立つ。・・・
天動説をとっている会社では、根本的に誤った二つの信念を持っている。それは、「流通業者は我が社に忠誠を誓っている」、「消費者は我が社の商品に絶大な支援を惜しまない」というものである。
右の二つの誤った信念がいたるところに顔を出し、販売を阻害している姿を、私は、うんざりとするほど見せつけられてきているのである。
人間というものは、これほどまでに「自己中心」でしか物を考えられない動物なのだろうか、とつくづく思うのである。だからこそ、「相手の立場に立つ」ことは、販売でもすばらしい威力を発揮するのである。

一倉定の社長学第3巻 「販売戦略・市場戦略」より

太平洋漁業調整委員会リポート

今朝売りのヤリイカ700箱はこんな感じ、着々と成長しております・・、が、漁獲量の方は落ち着いてきてしまいまして、中1日操業での1000箱にはほど遠い状況です。ただし鮮度も良いだけに相場はやや回復、次回の金曜入港に期待したいところです。本日夜は松山の某ホテルにて、事業承継関連のセミナーに参加してまいります。

先日東京にて出席した太平洋広域漁業調整委員会は、日本近海の漁業資源の確保・維持を目的に、各地で取り組まれている魚種別資源回復計画について、意見調整が図られる会合です。北海道から東北地域の近海が対象となる北部部会と、関東以南の南部会に分かれています。
今回、北部会で議題となった魚種は、サメガレイにヤナギムシガレイ、北海道のマダラ、太平洋北部のキンキにキアンコウといった魚種でした。資源の推移はほとんどの魚種で低位横ばいからやや減少、といったところだそうですが、同じ委員の漁業者と話したところ、特にマダラやカレイを対象とした沖合底引きはまずまず活況とのことでした。
理由として、鮮魚の価値が高いこと、そしてこれまで盛んに輸入されてきた海外冷凍品の同一魚種が、国内に入って来なくなったことが挙げられるそうです。逆に白身や青物が漁獲対象の南西地域の漁獲魚種は相場の低迷が響いて、以前苦しい状況とのことでした。やはり西側特有の雑多な魚種の販売不振とコスト高が要因でしょうか?

当面、弊社の海幸丸に大きく関係しているのはヤリイカ太平洋系群資源回復計画、平成16年スタートの計画ですが、主な内容は漁獲圧力を低くするための減船です。その後平成18年、19年と2年続けてヤリイカが豊漁となったことから、国としては実績の見込まれた事例として注目もされているようでした。

ヤリイカ資源回復計画の詳細は → http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=8863

現在、国内で立ち上がっている魚種別資源回復計画は、全部で71計画!うち実施されているものだけで64計画にも上るそうです。対象漁業種類、手法も地域によって異なりますが、将来にわたって長期的に日本の漁業資源を確保していこうという趣旨は同じかと思われます。
国際的には、国別漁獲量の割り当て制度(TAC)へとシフトしている国際漁業、今後日本はどのような産業として位置づけていくのか、昨今の原油高に伴う省エネ関連施策と合わせてこの資源回復計画についても注目したいところです。次回の委員会開催は来春、また情報収集&リポートしたいと思います。

美徳のよろめき

先日の出張の折ですが、東京銀座の某ホテルの朝食会場にて、隣町の先輩に声をかけられてビックリ、と思いきや、昨日は諏訪崎に向かう途中、山道の真ん中で四つん這いになって倒れていると思しきおじさんに遭遇、あわてて声をかけたところ、「だいじょうぶ、ちょっと腕立て伏せをしよったんよー!」とのこと。そのおじさん、何事もなかったかのようにムクッと立ち上がるや小走りで立ち去っていきましたが・・?。世の中、本当に摩訶不思議なことだらけです。

話は変わって少々本の話題を・・。先日の出張の友は、持参した古い文庫本数冊、今回はヒルティ「幸福論」と三島由紀夫でした。やはり読みやすそうな小説から手に取ってみたのですが、一気に引き込まれてしまいまして、移動時間で2冊ほど消化しました。
それにしてもいつ読んでも美しくて格調の高い文体、これこそ映像では表現できない三島作品の醍醐味ではないでしょうか。特にこの作品、テーマがテーマだけに大人の小説、というかそれ以前に作品自体の成熟度、完成度の高さを感じました。また数年後に読みなおしてみたい、心からそう思える一冊でした。

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「美徳のよろめき」(三島由紀夫/新潮文庫)

肝心の海幸丸ですが、今週はあと2回(水・金)の売りを目指して、今夜も深夜24:00の荷揚げ、これより出勤です。
主な魚種はやはりヤリイカ700箱、サイズが大きく色艶の良いことを期待しています・・。

行きはよいよい帰りは・・

ヤリイカのサイズは徐々に大きくなりつつありますが、相場はまだまだ昨年の水準の少し手前・・です。海幸丸は午前2:00過ぎには、古満目沖へ向けて出漁、水曜入港を目指して操業の予定です。今年は予想以上に台風や時化が少なくて、魚は全国的に供給過剰の様子です。時化を願うわけにはいきませんが、せめて早めにグンと冷え込んでほしいものです。

「体育の日」の祝日、だからというわけではないですが、昼すぎからは家族で諏訪崎へハイキングに出かけました。
少し時間もあったので、駐車場から2kmほど離れた魚霊塔の見える高台まで歩いてみました。
行き止まりの高台で、うなぎパイを配布、
どうして「うなぎパイは夜のお菓子なの?」という子供からの質問には、答えられなかったのですが・・

往路は張り切って先頭を歩いていた三男坊の晋作君、

予想どおり帰りは疲れ果ててこの通り、おかげで私は足腰のトレーニングになりましたが・・。

明日からはまた通常業務、たまりにたまった仕事を一つずつ片付けねば・・!!

長旅も無事終了!

浜松アリーナにて第57回全国会員大会記念式典&卒業式、八幡浜JCからも4名の卒業生が参加・登壇されました。とても感動的な演出でした。卒業生の皆さま、長い間本当にお疲れさまでした。浜松での大会も終わって4泊の出張も無事終了、夜に戻ってきましてそのまま深夜の海幸丸荷揚げへ。古満目沖のヤリイカも徐々に成長しつつあるようです。漁はもうひと踏ん張りですが・・。

マグロの里、焼津へ

日本青年会議所全国会員大会に参加するため、10日朝に東京から新幹線で浜松へ移動、翌日はレンタカーで鮪(マグロ)の港、焼津まで。白身や青物系の魚はふんだんにある八幡浜ですが、美味しいマグロは皆無・・、みんな少々気合いを入れて注文しすぎまして・・夜までお腹パンパンに。こちらはオーダー消化に小一時間を要したお刺身盛り合わせ、ただただ長かったです・・。

北の誉さまにてお食事

午前11:00より太平洋広域漁業調整委員会、こちらの詳細は後日リポートします。会議終了後は八幡浜漁協から同行のお二人、そしてたまたま出張中だった未利用魚の販路開拓仕掛け人、㈱プロ・スパーの鈴木社長ほか数名とも合流、お取引き先の“北の誉”さまを訪問しまして、鮮魚流通について熱く語り合いました。東京でいただく海幸丸の直送鮮魚はまた格別、おかげで少々飲みすぎました・・。北の誉さま、たくさんご馳走になりまして、ありがとうございました。

東京に入りました

昨晩は京都からのお客さまと打ち合わせを兼ねてお食事、その後、深夜に海幸丸が入港して荷揚げ、1時半に終了して少し仮眠をとって5時前からセリ準備、同時にお客さまの魚市場案内、その後はお魚臭を香水がわりに?スーツに着替えて上京、午後から営業先訪問というなかなかハードなスケジュールでした。明日は三田にて、我らが石破農林水産大臣任命の“太平洋広域漁業調整委員会”に出席、その後も横浜やら浜松やら・・

こんなに会社と家を留守にしてはたして良いものか、それとも私がいないほうがかえって良いのか・・!?
常に自問自答しながらも、答えは未だ不明・・。

それでも日々の仕事や生活が何とか成り立っていくのは、優秀な社員の皆さん、そして家族のおかげ、ということで、いつも感謝しております。

それにしても今朝のヤリイカの相場には正直ガックリ・・、これも晴天続きの供給過剰が原因か、はたまた米国発の経済恐慌不安の影響か・・?
こちらも不明・・です。

さすがに今日のところは彼女と逢う元気もありませんので・・!?定宿のホテルで本でも読んで早めに休むといたします。

転進 瀬島龍三の遺言

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海幸丸は引き続きヤリイカ漁、入船は本夜半か明日早朝の予定です。今日はこれより京都からお客さまが来社、魚の話題や水産物流通についての意見・情報交換等々、楽しみにしております。上はここ数日、夜な夜なハマっていた書籍、久しぶりに専門の!?戦史関連を読みました。自伝を含めて、どの書籍を手にとっても実に謎の多い主人公、昭和史に隠された闇の匂いがプンプンいたしますが・・。詳しくはまた後日、って興味ない・・??

「転進 瀬島龍三の遺言」(新井 喜美夫著/講談社)

酒蔵 北の誉

ずいぶんと涼しくなりました。あちこちで金木犀も香って、哀愁ただよう良い季節・・、熱燗も美味しくなりますね~。無理やりですが、お酒の美味しそうなお取引先の名店をご紹介、東京は椎名町、地鳥と特製煮込み、日本海、宇和海からの直送鮮魚が自慢の「酒蔵 北の誉」さまです。海幸丸からも、赤ムツ、ヤガラ、カワハギ、ホウボウ、ハナイサキ等々、底ものを中心にお届けさせていただいております。私は明後日より東京、横浜方面へ出張、さっそくご挨拶と食事に伺いたいと思っています。これからも海幸丸の直送鮮魚をよろしくお願い申し上げます。

酒蔵 北の誉さま

住所:東京都豊島区長崎2-3-21
電話番号:03-3974-9593
営業時間:18:00~2:00
定休日:毎週水曜日
椎名町駅から徒歩4分
http://kitanohomare.jp/index.html

八幡浜温暖化防止プロジェクト

今朝は4:00入船の7:30出漁、やはり古満目のヤリイカも期待ほどは育っていませんで、相場も今一つでした。漁模様は十分なのですが、自然条件には敵いませんので・・、次回の成長に期待します。今日は久しぶりの“ヤリイカリレー”を終えて、JC事業「八幡浜温暖化防止プロジェクト」へ駆けつけました。予想通りの雨、というか大雨・・、でしたが、委員会の皆さまの頑張りでイベントも大成功で無事に終了、私の女子高生姿がお見せできないのがとても残念です・・。上は今回のイベントを立案・実行した社会開発委員会のK・Kコンビです。(これでは事業の内容がチンプンカンプンでしょうから詳細についてはまた後日・・)ご参加いただきました皆さま、本当にお疲れさまでした。

奇跡の復活・・!?

今日一日の海幸丸の漁模様はまずまずとのこと。まだ揚がったヤリイカの状態を確認していないため“漁の出来”は何とも言えませんが、量が確保できただけでもまずはホッとしております。明日は早朝入港、ヤリイカの品物と相場に期待・・です。明日は八幡浜JC社会開発委員会のメイン事業、「温暖化防止プロジェクト」も開催されます。晴れてくれれば良いのですが・・。

さて今日の聖母幼稚園運動会、年長になる我が家の次男は、障害競走で残念ながらビリになってしまいワンワンと悔し泣き(恥ずかしい・・)!?その後に続いた“玉入れ”でも負けて再び悔し涙・・、かなりブルーな表情で自分の出場種目をこなしていたのですが・・

親子で再起を誓って?臨んだ「年長児の騎馬戦」で、まさかの・・、いえ奇跡の復活を遂げました!!!
団体戦、決勝戦をみごとに勝ち進み、何と今年の“騎馬戦チャンピオン”に輝いたのです。

子供以上に親がハッスルしすぎ・・?との声もありましたが・・。

奇跡の復活以後の種目は、これまでの鈍い動きがウソだったかのように満面の笑みで、楽しそうにこなした今年の運動会・・
「障害走」が最後の競技でなくて、正直ホッとしております。

こちらは、ろくに競技にも参加していないくせに、最後にお菓子をもらっただけで逃げ帰ってくる三男坊(来年より年少?)です。

皆々さま、今日はお疲れさまでした。

古満目ヤリイカも小ぶり・・!

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朝は事務関連、午後からは松山往復、夕方はトラック運転、その後来客、という不思議な・・?一日でした。漁労長からの連絡では、古満目沖のヤリイカも現在のところ、やや“小ぶり”のようです。残念・・。次回の売り予定は5日(日曜日)、それまでに上のような色艶の良いイカがたくさん揚がってくれれば良いのですが・・。
明日は幼稚園の運動会、私も張り切って騎馬戦に出場してまいります。今夜はこれからウォーキング、あとは本でも読んで早めに休みたいと思います。

10月操業スタート!

月末休みを終えた海幸丸は、午前10:00に10月の初航海へ出漁、病み上がりの乗組員も今日からようやく一人復帰しました。最盛期に向けて十分な健康管理、よろしくお願いいたします。まずは新たに解禁となった古満目沖のヤリイカに期待・・です。夕方にはトロール市の定例ミーティングも・・。一足先に入手したDVD「ガイアの夜明け“日本の漁業を救え!”」(10月12日南海放送にて放映予定)を見ながら、店づくりや品揃えの方針等も勉強&再確認、夜はJC会合、その後ついでに一杯・・という一日でした。今週末は幼稚園の運動会、日曜は仮装で少し若返り・・?の予定です。あいかわらずバタバタ・・しております。

福来たれ・・!?

9月最後の航海、今朝は4:00の本船入港でした。ヤリイカの成長の遅れから、9月は過去最低の水揚げに・・、何とも厳しい幕開けとなってしまいました。海幸丸は月末休み、ここは心機一転、明日からの10月操業に期待したいところです。まずは体力から・・?ということで夕方は愛宕山まで登ってまいります。(と言いながら、やっぱり汗かいた後のビールの味が一番の理由かな・・?)

昨年末、わが家の蔵を整理した際、山のように出てきた大小さまざまの升(ます)!進水式等に使った比較的新しいものから古いものまで、いろいろとありました。古いもの好きの私は、中でも大きめの升を2,3拝借、ただ今、会社でとある事務作業用に使っております。別にこの升でなければできない、というわけでは全くありませんが、何となく縁起も良さそう、ということで・・。

ちなみに、この升、18cm四方、高さ10cmと巨大で、横には「ギフケン特別製」(大垣)の文字が彫られています。ちなみに裏には「丸仁(弊社の屋号)昭和17年1月13日」とあって、祖父(宮本仁佐夫)の名前も筆で書かれてあります。昭和17年1月といえば、ミッドウェー海戦前で、まだまだ日本の戦局が優勢だった時代、当然、父も生まれていなければ、祖父もまだ30歳そこそこです。その当時、このたくさんの升で何をしてたのか、興味もありますが・・?

何はともあれ、今となってはなかなか貴重な品、愛情を込めて大切に使いたいと思います。

大きな升に福来たれ・・!!

スジアラでした!

昨晩も遅くまで飲んでしまった・・せいか、やや体の重い1日でした。午前中は給与関連事務、午後からはとある営業関連のミッション!?で松山を往復してきました。今日の愛媛県内は午後から大雨、松山の水不足も今日の雨で少しは解消されればいいのですが・・。海幸丸は明日、9月の最終入港、月末休みに入る予定です。時化相場・・!を少しだけ期待しておりますがはたして・・?

一昨日掲載した魚ですが、やはりご指摘いただいたとおり、「スジアラ」でした。京都のOさま、ありがとうございました。
似た魚種に「スジハタ」という魚も掲載されていましたが、外国産の毒魚・・?とのこと。
「原色魚類大図鑑」、とても勉強になります。水産・漁業会社なら、まさに一社に一冊!ではないでしょうか。

こいつは何もんだ!?

トラック便の1300箱を4:00過ぎから荷降ろし、ここ数日少し冷え込んだいせいか、マダイやマトウダイ、カワハギといった冬食材の相場が、わずかですが上向きました。また太平洋側では台風ができていますが、海幸丸は目下、宮崎沖にて9月最後の操業中です。今朝はこんな珍しい魚も網に・・、顔や体形、尾はクエ・ハタ系で、高級魚の風格も十分ですが・・!?早速、原色魚類大図鑑で調べなければ・・。まずは取り急ぎ写真のみ掲載しておきます。

原色魚類大図鑑

未利用魚の販路開拓に取り組む、㈱プロ・スパーの鈴木社長さまに触発されて、ご紹介いただいた「原色魚類大図鑑」(北隆館)を購入しました。送料込みで何と50,800円也!噂どおり、その種類たるや半端ではありませんで、とてもマニアックな魚種もかなりの数、掲載されてあります。また同時に、マイナー魚の販売に取り組むにあたって、産地の呼び名ではなく“正式名称”での情報掲載の必要性も痛感・・、徐々にですが、改善していきたいと思っています。

鬼の目で人を見抜きなさい!?

あっという間にトロール解禁からひと月、いよいよ月末も近づいてきました。海幸丸はもう一度山川港転載、28日(日)の八幡浜売りを予定しています。今日は午後からは、古くから関係のある某社の取締役会に初めて出席、夜は懇親会でした。明日は朝から松山へ。私は間に合いそうにありませんが、毎年恒例の「豊予市」にも出店させていただきます。先般の“てやてやウェーブ”で大好評を博した“魚棒クン”も再び登場、タコキムチの味が忘れられないというあなた、明日はぜひ豊予社(松柏)までお越しくださいませ!

以前、青年会議所の地区フォーラムで講演を拝聴する機会があった染谷和巳氏。
独特の文章構成で慣れるまで少し時間がかかるのですが、人材育成や教育の点では考えさせられるヒント満載です。

こんなのいかがでしょうか?

ある朝、精力あふれる社内きっての稼ぎ頭、M部長と直属の部下(女性A)との間で不倫が発覚・・!
社内で不倫を暴露したのは、以前からM部長に好意を持っていた同部署の女性B!
女性Bは嫉妬心から、社長のあなたにそっと暴露の手紙をよこしたのだ・・!!

社長のあなたがとる選択肢は次のうちどれ?

① 上司を密告するという手段を認めない、よって無視する。

② 事実だとわかった時点で二人の仕事場を遠くに離す。

③ M部長は戒告減俸、女性Aは十分な退職金を出してやめてもらう。

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「社長は“鬼”の目で人を見抜きなさい」(染谷和巳著/すばる舎)

ちなみにM部長のMは、miyamotoのMではございませんので・・

古き慣習に喝を・・・!?

終日、月末関連の事務等でいろいろと、夜は金融機関の皆さまとご一緒させていただき、八幡浜の漁業や産地市場流通の話題等々・・、改めて既存の八幡浜市場の仕組み・体質の古さを実感した次第です。それにしても一過性の時流に捉われることなく、自社の取り組むべき事業分野と機能、存在意義!を常に持っておきたいものです。もっともっと利用者、消費者の声を反映した漁業を目指さねば・・と感じております。

渡良瀬橋(わたらせばし)

今朝は4:30より荷揚げ、やはり相場は厳しい・・、のですが、今後につながる新しい取り組みも始動!こういう前向きな仕事は本当に気持ちが良いものです。が、午後からは一転、“後ろ向き”とは言いませんが土地測量のような作業の立ち会いもしておりました。“始動”といえば今日は麻生新内閣も発足、保守色の濃い布陣でなかなか期待できそうかも・・、と個人的には思うのですが。やはり何といっても農林水産大臣の主砲・・、いえ手腕にエールを送りたいです。

話題は180度変わって、

別に思い出があるわけではないのですけど・・

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“床屋の角にポツンとある公衆電話”の撤去延期のニュースには、なぜかおっちゃんホッとしています。

良い歌詞にメロディ・・、演歌も軍歌も良いですが、たまにはこんな歌を口ずさむのも良いものです。
どなたか、歌ってくださいな・・!


「渡良瀬橋」

<作詞・森高千里/作曲・斎藤英夫/歌・森高千里>

渡良瀬橋で見る夕日を あなたはとても好きだったわ
きれいなとこで育ったね ここに住みたいと言った
電車に揺られこの街まで 貴方は会いに来てくれたわ
私は今もあの頃を 忘れられず生きてます

今でも八雲神社へお参りすると あなたのこと祈るわ
願い事一つ叶うなら あの頃に帰りたい

床屋の角にポツンとある 公衆電話 おぼえてますか
きのう思わずかけたくて 何度も受話器とったの

この間 渡良瀬川の河原に降りて ずっと流れ見てたわ
北風がとても冷たくて 風邪をひいちゃいました

誰のせいでもない あなたがこの街で 暮らせないことわかってたの
なんども悩んだわ だけど 私ここを 離れて暮らすことできない

あなたが好きだと言ったこの街並みが 今日も暮れて行きます
広い空と遠くの山々 二人で歩いた街
夕日がきれいな街

2度目の山川入港です

鹿児島・種子島沖にて操業中の海幸丸は、今日の午後山川港での2回目の荷揚げを行います。荷はトラック便にて八幡浜へ陸送、24日朝売りの予定です。水揚げは依然厳しいのですが、明日は丸魚の相場に少しだけ期待したいところです。上は昨日の千代田橋からの眺め、夕日の季節がいよいよ到来です!

私事ですが、最近ようやく次男が補助なし自転車に乗れるようになりました。
こちらはうちの庭での!?練習風景(ということにしておきましょう・・?)
得意満面の笑み、気づけば1人でどこまででも行きそうな気配があります。
調子に乗ったら事故のもと!気をつけさせねば・・!

鹿児島の珍魚大集合!

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「私はあなたとは違うんです・・!」謎めいた決めゼリフの余韻がに残るなかですが、自民党では新しい総裁が誕生したようです。新総裁の手腕もさることながら、ここ数年“鬼門”となっている我らが監督省庁のドン、農林水産大臣の人選、力量にも注目です。世の中流れておりますが・・。海幸丸は昨日に引き続き、本州の最南端で一人ぼっちで奮闘中です・・。赤、青、黄色に、白、黒、茶色、色とりどりの珍魚の水揚げを期待しています。

未利用魚に光を・・!と意気込んでいると・・
浜田漁労長が朝に晩に携帯めがけて、珍魚の画像を送ってきますので、ここにも掲載いたします。
ただ今、お刺身でのモニター募集中です。この魚は食べてみたいぞ、という方、今すぐ私までご連絡くださいませ!

これでもまだまだ序の口のようですが・・

海幸丸のイカ飯試作中・・!

今日は白浜小学校の秋季大運動会、雨も心配されましたが何とか天気ももって無事に終了しました。今年の私の出番はムカデ競走のみ、残念ながら総合1位を逃しました。さて、2年生の我が家の長男は、“かけっこ”、“借りもの競争”他に出場、注目の結果ですが・・!

・・・! また来年に向けて頑張りましょう!

さて話題は変わってヤリイカ。高い水温のせいで産卵が進んでないのか、サイズ極小の今季出だしのヤリイカ。
9月からはここ2年豊漁中のヤリイカを原料に、“海幸丸のイカ飯”を試作する予定でしたが、若干計画が遅れています。
それでも水揚げの中から、毎回少しずつ適当なサイズのイカを選んでは、目下、試作を進めている段階です。
“研究・試作”と言いながら、ほとんど私の毎晩のビールのあてになっているのでは・・?との声もありますが・・。

それでは皆さま、気を取りなおして大きな声でご一緒に!!


ポ~ニョ ポ~ニョ ポニョ スルメの子♪

かるく洗って♪ もち米つめて♪

しょうゆに みりんに お酒を少し♪

う~ま う~ま うま うまいんだ♪

海幸丸の イカ飯レシピ♪ チャン♪

こんな感じでイカがでしょうか?

お疲れさまでした。今日は早めに休みます・・。

伝統の逆襲

海幸丸は今朝8:00に八幡浜を出港、9月後半は鹿児島沖を中心に操業の予定です。引き続き“辛抱”の9月ですが、10月からは古満目沖のヤリイカ漁場も解禁に。ヤリイカの成長と上物のまとまった漁を期待しています。上は出漁前に船内を点検する未来の漁労長!?明日は早くも白浜小学校の運動会です!

午前中に「伝統の逆襲」という本を読みました。“職人(匠)の技とものづくり”を基本に、日本とイタリアにおけるものづくりの共通思想、ブランド化、地場産業再生策等が主なテーマでした。
日本が舵を取るべきなのは「価格競争」ではなく、「価値競争」、「必要だから仕方なく買うもの」をつくるのではなく、「いらないけれど、欲しくて仕方がないもの」をつくらなければならない、そういうもののほうが、長年にわたって使われ、人生を豊かにしてくれる。まさに・・です。
またイタリアでは、職人の技術が高く評価され、社会的にも知識労働者として認知されているのに対し、日本の職人は、冷遇されるか、一気に人間国宝まで上り詰めてしまうかの両極端で、多くは肉体労働者のカテゴリーに入れられ冷遇されているとのこと。
これからは、いかに労働集約的な伝統技術の中に知識労働の割合を高めていくかが、先進国での技術の伝承とモチベーションの上からも大切、ということでしょうか。やはりこの意味からも長年のドラッカーの主張が的を射ている、ということか・・?いずれにしても、“ものづくり”はいつの時代でも国家の基盤、国際的な価値競争に勝つためにも、職人技術を結集して“伝統の逆襲”といきたいものです。

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「伝統の逆襲」―日本の技が世界ブランドになる日―(奥山清行著/祥伝社)

馬鹿と相場には勝てん・・のか?

海幸丸はけっきょく台風13号のため昨日夕方帰港、そのまま荷揚げを行い漁獲物は今朝のセリにかけられました。今回ご縁をいただいたマイナー鮮魚の販路開拓仕掛け人、S社長にも海幸丸の荷揚げ・セリを見ていただきました。社長との2日間の打ち合わせの中で、私たち漁業者にとっても、今後の取り組みに欠かせないアイディアと多くのヒントも頂戴しました。まずは地道に魚の持つ価値を引き出すべく、お互い協力しながら一歩一歩進みたいと思っています。

「バカと相場には勝てん!!」

まさに毎朝の漁師の決めゼリフ!ですが、収益、ひいては経営にとって一番大切な“価格決定”を100%他人に委ねる時代は、本当に終わりに近づいていることを改めて感じさせられた2日間でした。もちろん漁業者と消費者ともにこのあたりが限界点、という意味でですが・・。
水産物の場合、特に市場流通では中間業者があまりに従来の商慣習にとらわれすぎて、新しい“機能”(加工や商品開発、情報付加等)を身につける努力が足りないのでは?同時に私たち漁業者も、荷受(市場)に“おんぶに抱っこ”で全てを任せすぎていて、付加価値販売への意識が希薄すぎる、ということに尽きます。
今回ご縁をいただいたS社長の目指す、“マイナー鮮魚の販路開拓”は、まさに両者に不足する資源を補完するもので、漁業という全国津々浦々にある稀少な文化伝承にも寄与する可能性と広がりをもった取り組みといえるのではないでしょうか。詳細については、近日放映予定のTV番組“ガイアの夜明け”を待つとして、S社長の情報収集・発信力と魚、そして産地への愛情には正直頭が下がります。

業界関係者、またTV放映を待ちきれない、という方はこちらをどうぞ!

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview080923.html
http://prospar.web.fc2.com/

こちらは今朝のセリで値が付かず、売れ残ってしまいそのまま買い取ってもらったホウボウ・・。
工夫と使い方次第でいくらでも利用価値はあるのですが・・!

未利用魚に光を!

愛知県から、“マイナー魚、未利用魚の販路開拓”に取り組まれているS社長さまが来社されました。午後から事業内容や経営方針、今後の取り組み等々を、たっぷりとご説明いただきました。そのまま夜もご一緒に・・、こちらでも熱く情報交換させていただきました。当社の流通事業でも見習うべきところが本当に多い、事業の着眼点と研究心、行動力に“脱帽”です。一期一会のご縁に感謝、今後ともよろしくお願いいたします。詳細についてはまた後日リポートします。お楽しみに!

ベテランと新人!

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今日は終日八幡浜、決算関連の打合わせや支払い事務等々、台風の行方も心配ですが、豊後水道で操業中の海幸丸は明後日(18日)にいったん入港予定です。写真は当社、というよりトロール業界初の“平成生まれ”の期待の新人、優希君!今季から第15海幸丸に乗船して、張り切って仕事をしています。お隣はいつもの超ベテラン、川田さんです。将来の漁労長を目指して頑張れ!!

稲盛和夫の論語

海幸丸は14日の深夜入港、荷揚げ後1:30に出漁しました。漁獲物1200箱は今朝のセリにて・・。相変わらずの厳しい市況、我慢と試練の9月操業が続いております。10月のヤリイカ漁場(古満目沖)解禁が待ち遠しいところですが、9月もまだまだ半ば。おまけに大型台風は停滞するわ、国籍不明の潜水艦は出没するわで、まさに波乱の宇和海豊後水道・・、今日は一人で滝にでも打たれたい気分です。近くに滝もないのでこの際ムチでもええか・・?どなたか、よろしければお願いいたします!

「敬老の日」の祝日、仕事を終えて午後からは眠い目をこすりながらムチを、いえ本を少々・・。

読む人の考え方や捉え方によって、いろんな解釈のある「論語」ですが、単純そうで奥深い、2,000年以上も前にこんな膨大な量の口伝を行った思想家がいた国とその歴史には感嘆させられます。現在の姿は別ですが・・。

こんな一節も目を引きました。

子は温にして烈し。威あって猛からず。恭々しくて安し。(述而)

孔子先生は、穏やかだが厳しいところがある。威厳はあるが恐ろしくはない。慎み深かったが堅苦しくはなかった。

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「稲盛和夫の論語」(皆木和義著/あさ出版)より

ショーペン・ハウエルの知性論にもたしか似たような記述がありましたが、相反する両極端をあわせもつ、というのは非常に難しいものです。“バランス”という意味では、ついどっちつかずの曖昧な「平均」に落ち着いてしまうことが多いのですが、ここで孔子を評した概念はその対極にあるようで、両極端の性質を自己の内に同時にあわせもち、状況に応じて正しく使い分けることができる資質を説いています。厳しさと優しさ、固い信念、決意と変化への柔軟性、大胆さと慎重さ、理性と人情・・・、思いあたる正反対の性質も数多くありますね。

私ですか・・?“滝とムチ”(せめてアメとムチか?)が使い分けられるように、日々精進したいものです。

販売できる宝○です!

今日は夕方からとある集まりに参加、1次会では一足先に美味しい松茸をたっぷりいただきましたが、2次会では、なかなかセンスの良いラベルの付いた焼酎ボトルに遭遇、せっかくなので掲載しておきましょう!仕入先の酒販店自作のラベルだそうですが・・!?座布団3枚、ゲッツ!!

最近のマイブームは・・

9時台の第一便にて上京、赤坂を中心に2件の打ち合わせでした。都心の陽射しもまだまだきつく、少し歩くとじわっと汗が出てくるほどでした。今回の成果のほどは乞うご期待・・!明日も予定があって今回は最終便でトンボ返り、23:00前には帰路につきました。八幡浜魚市場は明日、明後日と連休です。

ところでここ最近のマイブーム・・

“葡萄&焼酎”です。

ワインの原料になるくらいですからアルコールとの相性は良いのでしょうが、焼酎との相性もなかなかのものです。
普段、あまり焼酎党ではないのですが、いただき物などがあるとついつい・・、酒飲みの性です・・。
氷でキンキンに冷えた巨峰を一つ食べては一口飲んで、一口飲んではまた一つ、という感じで。
飲みながらいただくと、焼酎もいっそうフルーティで美味ですよ!

えっ、事故米騒動・・?酔っ払いにはあまり気にならんとです。
ちなみに、三男の最近のマイブームもブドウ(巨峰)のようで、毎日、皮まで食べ尽くしております・・!?

以上、出張レポートでした。お疲れさまでした・・。

真鯛はいかが?

9月3度目の航海、今朝は4時過ぎの入港でした。マタイやカマス、メッキを中心に1500箱の漁でしたが、市況は予想どおり地を這うような記録的底値を更新中・・、おかげで仕事の疲れも倍増です。海幸丸は正午に4度目の航海に向けて出港、次回は15日(月)に入船予定です。こちらは売れ残ってしまったマダイにチコ少々、鮮魚に適正価格が付けられるのはいつの日やら・・?私たち漁業者を含めて、やはり流通機構の改革が急務です・・。今晩は寝不足の老体に鞭打ってソフトボールで憂さ晴らし、明日は日帰り東京出張の予定です!

明日本船入港です!

昨日に引き続いて私のデスク周りの備品パートⅡ!今日は船名「第15海幸丸」の額に登場いただきました。平成元年の海幸丸建造の際に、地元の位の高い、とある和尚様に依頼して書いていただいたものです。いろんなパンフレット(このサイトも・・!)にもこの字を使わせていただいております。手前味噌ですが良い字に良い名前・・!あとは名前に恥じない漁模様を期待するのみか・・?海幸丸は明日11日早朝、本船入港の予定です!

捨てる神あれば拾う神?

今日はやや涼しい風も吹いて秋を感じさせてくれる1日でした。少しひんやりとしてくれば、魚も売れてくるのですが・・。海幸丸は依然我慢の操業中、10月からが勝負です。私のほうは通常業務、ちなみに夜は、昨日も今日も明日も明後日もJC・・!?週末は急きょ上京の予定です。上は迷子になっていたかわいそうなミキサー、今日ようやく持ち主が判明、スッキリしました。ここまで引っ張ってわが家のじゃなくて、正直ホッとしております・・。

こちらは事務所を大掃除した際に見つかった5段の書類棚、捨てられそうになっていたところを私が発見、手紙入れとして使っています。
書類もA版もB版も入らないという中途半端なサイズ、さすが年代を感じさせます。

ちなみに分類用の金枠には、とても薄い字で「訴訟書」、「契約書」、「雑書類」と書かれてあります。
その昔、何を訴訟して、誰とどんな契約をしてたのやら・・?今となっては不明です・・。
でもよく見れば見るほど味がある、お洒落な棚でなかなか良い感じですね。
大切に使いたいと思います。

赤ムツのお吸い物

トロールの解禁を迎えてうれしいのは、何といっても自宅でいろんな魚料理が楽しめること。昨晩は海幸丸のトロ鯛(タイ)の刺身にトロ太刀魚の塩焼き、赤ムツ(ノドグロ)の吸い物をいただきました。休漁期に比べて魚を食べる機会が増える季節ですが、自宅用は売れ残りのキズ物やスレ物が中心、でも、料理次第でいくらでも美味しく食べられるのが魚の良いところ。地元での魚食普及を広めるためにも、これから年末にかけて「お魚さばき方教室」も開催したいと思います。上は沖で洗濯に精を出す川田のおっちゃん、相変わらず働き者です。

ところで赤ムツ(ノドグロ)といえば、少し前まで「幻の高級白身魚」で売り出されていましたが、日本海側での豊漁を受けて今や百貨店や贈答品で大人気、全国的にもかなりメジャーな魚に変身してきました。8月15日に解禁となった下関拠点の仁洋丸でも豊漁が続いていて、主に一夜干しの加工原料として出荷・流通されています。

赤ムツの特徴といえば、何といっても柔らかな身質と脂の乗り!刺身で良し、焼いて良し、煮て良しの万能選手ですが、個人的に特にお奨めしたいのが「お吸い物」です。刺身の残りのアラからも旨みたっぷりの出汁も取れますし、魚の脂も程よく浮かんで何とも上品な味わい!おまけに写真のように頭付きなら、目玉もゼラチン質や頬の身も楽しめて最高です。一番の贅沢は、お刺身の残りのアラと皮でお吸い物を作る、といういただき方でしょうか?
ちなみに我が家では、どんな魚のアラで取った出汁も冷凍保存して、チャンポンのスープやソーメンのつゆに使っているようです。我が家のモットーは「魚は骨の髄まで食べ尽くせ・・!」というのは冗談ですが、そのくらいの心意気で食べられれば、獲られた魚も、また売れ残った魚も本望でしょうね~。魚が安価なこの季節、ぜひ皆さまもいろんな料理をお試しくださいませ!

人生の王道

海幸丸は昨日夕方に鹿児島県山川に入港、今日7日の八幡浜売りに合わせて漁獲物約1100箱をトラックに転載・陸送しました。マダイ250箱にレンコダイとメッキがそれぞれ200箱、フカが100といったところが主な魚種でしたが、やはり全国的に供給過剰のせいか、需要はサッパリで価格は底値・・、売れ残りも多く、おかげでトロール市の調理加工だけは順調に進みそうです・・。海幸丸は引き続き鹿児島沖で操業の予定です。それにしても我慢の9月・・、ヤリイカの一刻も早い成長を祈るばかりです。

気温の高い、陽射しもきつい日曜日、こんな早朝勤務の午後に仮眠をとってしまうと生活のリズムが崩れるもと、というわけで、本を読んだり事務所の机周りを整理したりブログ書いたりと・・、無理やり起きています。夕方はひと汗かいて喉を潤したい(またか・・)ところです。

道は天地自然の道なるゆえ、講学の道は敬天愛人を目的とし、身を修するに克己を以て終始せよ。己に克つの極功は「意なし、必なし、固なし、我なし」(「論語」)と云えり。
総じて人は己れに克つを以て成り、自らを愛するを以て敗るるぞ。よく古今の人物を見よ。事業を創起する人その事大抵十に七八迄はよく成し得れども、残り二つを終りまで成し得る人の稀なるは、始めはよく己れを慎み事をも敬する故、功も立ち名も顕るるなり。功立ち名顕るるに随い、いつしか自ら愛する心起こり恐怯戒心の意弛み、矯矜の気ようやく長じ、その成し得たる事業を負み、いやしくも我が事を仕遂げんとてまずき仕事に陥り、終に敗るるものにて、皆自ら招く也。故に己れに克ちて、見ず聞かざる所に改慎するもの也。

「西郷南洲翁遺訓」第二十一条より

道というものは、天地自然の道理であるから、学問の道は『敬天愛人』を目的とし、自分を修めるには、己れに克つという事を心がけねばならない。己れに克つという事の真の目的は「意なし、必なし、固なし、我なし」我がままをしない。無理押しをしない。固執しない。我を通さない。という事だ。一般的に人は自分に克つ事によって成功し、自分を愛する(自分本位に考える)事によって失敗するものだ。よく昔からの歴史上の人物をみるが良い。事業を始める人が、その事業の七、八割までは大抵良く出来るが、残りの二、三割を終りまで成しとげる人の少いのは、始めはよく自分を謹んで事を慎重にするから成功し有名にもなる。ところが、成功して有名になるに従っていつのまにか自分を愛する心がおこり、畏れ慎むという精神がゆるんで、おごり高ぶる気分が多くなり、その成し得た仕事を見て何でも出来るという過信のもとに、まずい仕事をするようになり、ついに失敗するものである。これらはすべて自分が招いた結果である。だから、常に自分にうち克って、人が見ていない時も、聞いていない時も、自分を慎み戒めることが大事な事だ。

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「人生の王道」―西郷南洲の教えに学ぶ―(稲盛和夫著/日経BP社)

山川入港を計画中!

昨晩は友人の会社の慰労会(バーベキュー)にご招待をいただきました。美味しいお肉にビールにワイン・・、盛り上がってきたところに、親しくさせていただいている某銀行の若手(中堅か?)集団もぞくぞく登場、けっきょく合流して2次会まで参加、ブログ更新はサボってしまいました。今日は、午後から急きょ松山を往復、いろんなご縁をいただきまして、ただただ皆さまに感謝・・です。

9月2航海目に入っている海幸丸、サイズが小さすぎるヤリイカ漁場には見切りをつけて、目下、操業海域では最南端の種子島沖まで遠征操業しています。それにしても温暖化の影響で、全国的に漁獲魚種にも変化が見られるようです。
今朝の産経新聞では、これまで西の海域で水揚げ・消費されていた鰆(さわら)が、東北地方で大量に水揚げ、地元では見たことも食べたこともないサワラの水揚げに戸惑いながらも、需要のある首都圏や関西方面へ出荷しているとのこと。こちらでいえば、トロール船でハタハタやニシンがバンバン揚がる、といった感覚でしょうか?そういえば、九州の巻き網サバ漁でも、高い水温の影響で太りが遅れている様子・・、やはりこれも、先日の海幸丸の極小ヤリイカと同じ現象なのか・・?技術の進歩や情報の力をもってしても、自然の変化には及びもつかないものですが、生かせる情報はフルに集めて漁業や流通、(もちろん経営にも・・?)も役立てたいものです。

海幸丸は約2年ぶりに鹿児島(山川港)での荷揚げを計画中、売りは八幡浜にて、7日(日曜)朝の予定です。

これよりJC例会・懇親会、連チャンです・・。

アマギの南蛮漬け

初入港は昨晩深夜の荷揚げに。今回は解禁直後ということで、昨年のヤリイカ漁場の各ポイントを一通り、様子見での操業となったようです。注目の水揚げですが、総数だけは900箱を揚げたものの、肝心のヤリイカのサイズが“極小”・・、やはり水温などの関係で例年より産卵が遅れているのか、そもそも産卵個体数が少ないのか・・?9月は操業方針の見直しが必要のようです。

例年のことですが9月、10月は特に丸魚の値がベッタリ・・、ついでに今日は原材料の雑魚系もドカンと下落・・!
海幸丸の曳いたわずかな鮮魚の中からも、セリ値の付かない“売れ残り”がかなり出ました。というわけで、程よく疲れた体に鞭打って夜はジョギング、夕食は久しぶりに?自宅にて。今日は水揚げ魚種(売れ残り)から“アマギの南蛮漬け”をいただきました。またまたビールが進みましたが・・。
海幸丸の操業していない6,7,8月は、魚料理といってもついついお決まりのメニューになりがちなのですが、漁期さえ始まれば飲み助にとって“魚食”の楽しみは倍増です!
魚市場、特に中央市場向けでは見向きもされないような魚、たとえキズものでも“ひと手間”加えれば美味しい魚料理に変身します!いくらサイズ不揃いだろうが、頭や尻尾がもげていようが、腹が魚に食われていようが、目玉が抜けていようが、ウロコが取れていようが・・、それぞれ用途はいくらでもあるのです。ただ一つ、“少し手を加えれば・・”!!ここが一番の問題なのですけど・・。
そういえば、年末にかけてトロール市の「お魚さばき方教室」も何度か開催したいものですね。今日は散々な初水揚げでしたが、課題も見つかったということで、気を取り直して次に期待しています。

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景気づけに今晩のBGMはワグナー、ドイツっぽい骨太・重厚な音色が最高!!思わず力入ります。

ワグナー「管弦楽曲集・第一集」
オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(1960)

明日初水揚げです!

遅かれ早かれで、予想していたとはいえ福田さんには正直ガッカリ・・、前の安倍さんに続いて連続の政権投げ出し劇とは・・、脱帽、いえ脱力です。ますます蔓延する政治不信、リーダー不在がとても心配です。もはや自らの身は自分で守れ、ということでしょうか?海幸丸は今日深夜に初入港、明日が解禁後の初セリです。

漁師版“三種の神器”!

9月からの解禁を機に、トロール市にて打ち鉤(うちかぎ=魚やトロ箱を引っかける道具)や長ぐつ、ゴム手袋を準備してきました。漁師や魚屋にとって、この3点はまさに“三種の神器”!といいながら、ここ3カ月はほとんど使ってない・・!かわりに最近では、パソコンに電卓、印鑑が私にとっての“新三種の神器”となってしまっております。本当はこれではいかんのですが・・。今月からはバンバン魚を選りまっせ!こんな親父(上)を目指して・・!その前にまずは海幸丸、豊漁をたのみます!

謙のみ福を受く

8月31日、いよいよ出漁の日を迎えました。海幸丸は予定通り出漁前ミーティングと出漁式(乾杯)を済ませて、18:00に豊後水道南沖の漁場を目指して出漁しました。休日の日曜日にもかかわらず、多くの皆さまにお見送りをいただきまして、ありがとうございました。こうして今季も無事に出漁の日を迎えることができましたことは、関係者の皆さまのお力添えのおかげです。日頃からのご支援に心より感謝申し上げます。今漁期もどうぞよろしくお願いいたします。

かつての八幡浜では、8月31日の中トロ出漁の見送りといえば、夏の終わりを告げる風物詩!のような行事でした。が、ここ3年は一統2隻のみの寂しい船出が続いています。重油高に資材高、乗組員の高齢化と、年々厳しさを増す漁業環境ですが、予想される世界的な食糧需給の変化や日本の自給率、等を考えると、沖合漁業も“ここ数年が正念場”!?という気もしております。
私たちにとって漁場はまさに暗黒の海・・!?“漁は水もの”、まさにそのとおりですが、船と会社、双方ともに“できる努力”には、些細なことでも気を込めて、取り組みたいものです。また私たちの商売の元、漁場は大自然、天道自然の道に逆らうことなく、「謙のみ福を受く」の精神で解禁を迎えたいと思います。

今日は以前にもご紹介した言志録の一節を!

天道は漸を以ってめぐり、人事は漸を以って変ず。必至の勢いは、之を退けて遠ざからしむる能わず、また之を促して速やかならしむる能わず。

佐藤一斎

天道自然の道は徐(おもむ)ろに運行し、人間社会のあらゆる事がらはゆるやかに変転していく。そこには必ずそうなるべき情勢があって、これを退けて遠く離すこともできないし、またこれを急がせて速くしようとすることもできないものである。

<佐藤一斎「言志録・四」久須本文雄訳>(講談社)より

まずは乗組員の皆さんの時期中の健康、次に航海の安全、そして豊漁を心から祈っております。

坊主がいもたきを・・

昨晩の仕卸宴会も無事に終了しました、たぶん・・。海幸丸出漁を前に、浜田漁労長以下数名の乗組員が順番に頭を丸めたようでこの通り!こんな坊主軍団が居酒屋に集結して、いっせいに“いもたき”をつつく姿は、なかなか見応えがあるというか何というか・・。えーーと、うちの商売なんでしたっけ・・??とりあえずお店は“貸し切り”で正解!だったようです。

ちなみに2次会はこんな感じで、パーッといきました。

ついでに坊主3人衆も登場・・!

これ以後の写真は倫理道徳上?掲載不可・・でございます。

今日は明日の出漁のための最終準備、夕方には一汗かきたいところです。

海幸丸出漁は、明日31日の夕方6時!

いよいよです!。

これより仕卸宴会!

今日はいよいよ海幸丸の最終積み込み、魚箱と氷、そして重油を目いっぱい積みこんで準備万端、9月からの燃料単価もとうとう決定してしまったようです。思わず目を覆いたくなる価格で、卒倒寸前ですが・・。
私のほうは、急用で午前中は宇和島往復、午後からは決算期限の最終事務手続き等に追われておりました。本日は大安、出漁祝いをいただきました皆さま、誠にありがとうございました。ただ今から、今漁期の航海安全と豊漁を祈っての仕卸宴会です!

高収益企業のつくり方

大阪出張中です。昨晩はお得意さまの新地の料理店、「八幡浜はなれ」も訪問、宇和海の直送鮮魚も好評のご様子でした。私もコチの薄造りにサザエのお造り、ハモの天麩羅に鯛茶漬け、ついでにじゃこ天まで、地酒と一緒に“八幡浜を”堪能してきました。あわせてお客さまにも宇和海海の幸をPR、今後ともご愛顧のほどよろしくお願いたします!

お店の詳細はこちらからどうぞ!
http://www.uwakai.com/blog/archives/2006/10/post_105.html

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「実学・経営問答 高収益企業のつくり方」(稲盛和夫著/日本経済新聞出版社)

こちらは往路で読んだ図書、純粋な古き良き日本的(道徳的?)経営・・!また整理したいと思います。
復路でも2冊ほど消化予定、寝なければ、ですが・・。
やっぱり関西出張は本が読めるJRが一番ですわ~。

断食するときには

午前中は地元の某水産高校から、以前にもご紹介した魚の“耳石博士”が来社されました。私も興味のあるテーマ、魚好きどうしの会話は話題も尽きません。やはり食用であれ、鑑賞魚であれ、たとえ名もない雑魚であっても、常に愛情をもって接したいものです。午後からは、決算日も近いため社内事務をバタバタと、夕方は墓参り、夜はソフトボールという1日でした。試合結果ですか・・?点数忘れてしまいました・・!?

昨晩はいろんなことに考えを巡らしているうちに目がさえてしまい、明け方4:00過ぎにようやく眠くなったかと思うと“金縛り!?”にもあって・・、ベッドでのたうち回っていました。(たぶん体は動いていないのでしょうが・・)夜中に新約聖書をパラパラとめくっていたのが悪かったのでしょうか・・?せっかく手に取ったので、久しぶりに一節をメモしておきます。

断食するときには

「断食(罪の悔い改めを表す宗教行為)するときには、偽善者のように沈んだ顔をしてはならない。偽善者は断食しているのを人に見てもらおうと思って、顔を醜くする。はっきり言っておくがこういう人々はもう報いを受けている。あなたは断食するときには、頭に油をつけ、顔を洗いなさい。それはあなたの断食が人に気づかれず、隠れたところにおられる父(神を指す)に見ていただくためである。そうすれば、隠れたところで見ておられる父は、あなたに報いてくださるのだ。」

「新約聖書」マタイオスによる福音より

「狭い門から入りなさい」や「施しをするときには」と並んで、大好きな一節です。

水産研究センターへ

日中の陽射しはまだまだきついものの、風はひんやりと気持ちよくずいぶんと秋めいてきました。これから秋にかけての時季が個人的には一番大好きです。コーヒーは美味しいし、今朝はカルストで出会った“京都の女神”からも連絡をもらったし・・!?彼女たちが本当に幸運を運んでくれそうな予感がしてきました!今日は午後から専務同行で宇和島(下波)の愛媛県水産研究センターへ、宇和海の資源状況や漁業者の販路開拓、直販の話題等々について情報交換してきました。明日一日は八幡浜、明後日からは大阪の予定です。

論語と算盤

昨日、今日と八幡浜JC主催の「いろは塾」、今回は環境(エコ)をテーマに、一泊のキャンプで行われ、約100名の小学生が参加しました。私の担当は8班(13名)の活動のお手伝い、昨晩はとても美味しい8班特製、ハエも必殺肉じゃがカレー!?(大人気&完売のためお見せできないのが残念です・・)もいただきましたし、今朝は嵐のような豆腐作りも体験しました。子供のパワーに精気を吸い取られながらも、午後からはたまった本や書類整理等々もしております。また明日からは新しい一週間、31日の海幸丸出漁は18:00で決定しました。

事業と道徳、実業道と武士道の両立を唱えて、生涯に500余りの会社を創って、日本資本主義の礎を築いたといわれる渋沢栄一。氏の書き残した論語関連の本を数点、少しずつですが読んでいます。難解な部分もあって、なかなか私の頭には入ってこないのですが、この類の本は繰り返し読んで心の滋養とするのが良いものと思われます。今日ようやく読み終えたのが、こちらの「論語と算盤」という本。とてもためにもなるし眠くもなる、場合によっては枕にもなる・・?就寝前にはとっておきの一冊です。

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「論語と算盤」渋沢栄一著(国書刊行会)

およそ人として世に処するに際し、常識はいずれの地位にも必要で、またいずれの場合にも欠けてはならぬことである。しからば常識とはいかなるものであろうか、余は次のごとく解釈する。
すなわち事に当たりて奇矯に馳せず、頑固に陥らず、ぜひ善悪を見わけ、利害得失を識別し、言語挙動すべて中庸に適うものがそれである、これを学理的に解釈すれば「智、情、意」の三者が各々権衡を保ち、平等に発達したものが完全の常識だろうと考える。
(中略)
「情」というものを巧みに按排しなければ、智の能力をして十分に発揮せしむることはできないのである。(中略)由来智恵が十分に働く人は、何事に対しても一見してその原因結果の理を明らかにすることができ、事物の見透しがつくのであるが、かかる人物にしてもし情愛がなかったら堪ったものではない、その見透した終局までの事理を害用し、自己本位をもってどこまでもやり通す、この場合他人の迷惑や難儀なぞがいかにこようとも、何とも思わぬほど極端になってしまう、そこの不権衡を調和してゆくものがすなわち情である、情は一つの緩和剤で何事もこの一味の調合によって平均を保ち、人生のことにすべて円満なる解決を告げてゆくものである。
このゆえに人間にとっては「情」は欠くべからざる一機能である、しかしながら情の欠点はもっとも感動の早いものであるから、悪くすると動きやすいようになる、心の他の局面においてこれを制裁するものがなければ、感情に走りすぎるの弊が起こる、ここにおいてか始めて「意志」なるものの必要が生じてくるのである。
動きやすい情を控制するものは強固なる意志よりほかはない。(中略)意志の強固なるが上に聡明なる智恵を加味し、これを調節するに情愛をもってし、この三者を適度に調合したものを大きく発達せしめていったのが、始めて完全なる常識となるのである、現代の人はよく口癖のように意志を強く持てというが、意志ばかり強くてもやっぱり困りもので、俗にいう「猪武者」のような者になっては、いかに意志が強くても社会にあまり有用の人物とはいえないのである。

「論語と算盤」常識と習慣より

常識とは、智、情、意の均衡(バランス)・・、深いです。
この他にもメモのポイントは盛りだくさんでしたが、また時間のあるときに復習いたします。

今日は体も動かさねば・・。

カルストで女神に・・!?

早朝に八幡浜を出発、城川を経由して四国カルストへ向かいました。今回は喪中でない乗組員のみで9月からの豊漁と航海安全を祈願、ついでに標高1000m超の涼しいカルストの朝を、謎のメタボ集団で牛を見ながらお散歩、その後、毎年行き付け(年に一回ですが・・)の土産物店“ポニー”!?でコーヒーをいただきました。ここまでは例年と変わらずの珍道中!だったのですが・・

“ポニー”4年目にして初めてお客に遭遇、しかも何と京都からの女学生・・いえ女子大生?で仲間での旅行とのこと。
おっちゃん集団はもちろんパンもサービス、写真もサービス、ついでに記念写真も撮らせていただきました。
予告通り、ブログに掲載させていただきます。皆さん、見てますか??

はたして今日出会った皆さんは、幸運を呼び込む女神か、それとも魔女か・・??
とりあえず乗り出しのヤリイカ漁で占いたいと思います。

どうか幸運の女神でありますように・・!

明日は恒例の竜王詣で!

長かった学校の夏休み、そして熱かった北京五輪もいよいよクライマックスへ。海幸丸は昨日・今日と漁具の積み込み作業、無事終了しまして明日は「航海安全・大漁祈願」を予定しています。場所は毎年恒例となった四国カルストの竜王神社!何といっても9月乗り出しのヤリイカ漁、そして、ここまできたら神頼み、“燃油価格の鎮静化”!?もお祈りしたいところです。
ガンバレ!星野ジャパン!3アウトはチェンジですよ~!

今日も朝から出漁準備にトラブル対応、来客、会議に月一のお支払日も重なって、程よい感じの?忙しさでした。
8月末の決算日もすぐそこに、1日1日、時間を大切にいきたいものです。

久しぶりに二宮忠八(幡山)の「幡詞」第一編、「堅忍」からのご紹介です。

「分別」

遠慮なき人 常に語るも 思慮深き人 常に黙せり

「人生」

幼児は錯誤 壮時は努力 老いて後悔 人の常なり

人生の落し穴

いつもながら慌ただしい月曜日、ようやく海幸丸もドックを終えて会社前(向灘)に戻ってきました。今年のお盆休み、半分程度は仕事もしていましたが、やはり注目は甲子園よりも断然オリンピック!日本チームの活躍に一喜一憂していましたが、現在のところ、見ていてチョー気持ち良かったのはやはり北島康介!反面、悲しくて見ていられなかったのが女子マラソンでした・・。

走った選手はよく頑張った・・というのは当然ですが、こうした感情論は別として、もう少し陸連のような組織が出場選手の体調について、事前に情報・データを共有するような仕組みがあってしかるべき、だと思うのですが・・?もちろん世界と戦う、ましてや金メダルを狙うためには、怪我するリスクのギリギリの線まで自分を追い込んで練習する、というのは分かるのですが、そこを客観的な立場で冷静にモニター・チェックするという仕組みが日本チーム全体にあったらなぁ、と思ってしまったわけです。個人的には、野口選手の勝負師魂?が好きで、2連覇を期待・予測していただけに、走る姿を見られなくて本当にガッカリです・・。

もっと書こうかと思いましたが、ちょうどテレビではまたサンマ漁船の一斉休漁の話題が・・!!
こんな、私などではどうにもならない話題のブログを更新している場合でもなさそう・・です。

では今日も「菜根譚」で喝を入れて、早めに寝る・・!?とします。


分にあらざるの福、故無きの獲(えもの)は、造物の釣餌にあらざれば、すなわち人生の機政なり。
此の処に着眼すること高からざれば、彼の術中に堕ちざること少なし。

洪自誠

身分に相応しない幸運や何の理由もない授かり物は、受けるべきものではないが、これは天が人を釣り上げようとする餌であるか、それでなければ世人がしかけた落し穴である。それで、この点に眼を高く着けて注意しなければ、天や人の計略に陥らないものは少ない。

<洪自誠「菜根譚・後集百二十六」久須本文雄訳>(講談社)より

灯篭送り

八幡浜魚市場も今日から開市、夕方は新盆の締めくくり「灯篭送り」を行いました。自宅に飾っていた灯篭をわが家の墓へ。西日が射しこむ暑い中でしたが、10分ほどで燃やし終わって新盆の行事も無事終了、お手伝いいただきました皆さま、ありがとうございました。明日は月曜日、海幸丸の出漁準備もいよいよ佳境に入ります。

下関は一足先に解禁!

毎年8月15日恒例、夏祭りのフィナーレを飾る八幡浜花火大会でした。山口県所属の以東沖合底曳きは一足先に今日から解禁、佐賀水産所有の第21・22仁洋丸、第11・12仁洋丸も無事に出漁しました。燃油コストの大幅増!という情勢だけに、まずは安全操業、そして昨年を上回る水揚げに期待したいところです。

わが家にお化け大集合!

午前中は会社に行って、昼に家へ帰ってみると玄関前に何やら怪しい文字が・・、どうやら自分たちで作ったお化け屋敷!?のようです。
子供に言われるままに部屋までの順路をたどってみると・・

階段を上ったところに、

部屋に向かう通路には、(これも仕掛けか・・??)

子供の部屋には、

そして私の部屋はこんな感じでした・・

八幡浜魚市場3連休へ

新盆を迎える準備等々、夕方は地元の公民館で盆踊りでした。それにしても今年は同じ町内でも新盆を迎える家が多くてビックリ・・、八幡浜魚市場は明日から3連休へ。トロール市は14日まで営業、15、16日はお休みとさせていただきます。

テヤテヤウェーブで魚棒クン!

沿岸漁業者との安全操業協議会のため早朝から宿毛市を往復、夕方は八幡浜の夏祭り「テヤテヤウェーブ」のお手伝いでした。今年は弊社からも初めてイベントブース、“魚棒(ギョボー)クン”も出店!盛況のうちにすべて完売!となりました。調子に乗って来年も出店しようかな・・?打ち上げ後はいつもの人といつもの場所でシッポリ飲み会、またまた少々飲みすぎました。

愛媛県水産試験場へ

週明けの月曜日、朝は相変わらずバタバタしておりましたが、昼前からは逃げるように?宇和島の水産試験場へ。途中わざわざ車を止めて北島の決勝を観戦、涙腺の弱いおっちゃんは感極まって昼食をとるのを忘れておりました・・。水産試験場では気になる土佐沖のヤリイカ他もろもろ、毎年、貴重な情報提供をありがとうございます。夜はJC委員会に出席した後22:00過ぎに帰宅、TVをつけてみると・・、何と、あのバドミントンの“オグシオ”が中国の男子ペアと試合をしているではないですか・・???

と、よくよく見てみると相手は中国女子ペアの様子・・!?
パッと見た感じ、少しメタボの入ったおっちゃんペア(失礼?)のようにも見えたのですが・・
残念ながら“オグシオ”はおっちゃんペア、いえ中国女子ペアに負けましたが、
かわりにもう一組の日本ペア(前田・末綱)は世界ランキング1位の中国ペアから大金星を上げたようですね~!!
いや~、こういうの気持ちいいですね~。準決勝もガンバレ!

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スシエコノミー

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我が家の裏はすぐ山!寝ている部屋は山際にあるため、毎年この季節になるとアラームよりも、蝉の鳴き声のほうが大きく感じられるほどです。今日も午前中のみ出勤してアレコレ・・、そういえば旧八幡浜魚市場の施設取り壊しのため、今日が当面最後の!?「八幡浜海鮮朝市」だったようです。明日海幸丸はドックイン、私は宇和島出張の予定です。

たった今、男子柔道で待ちに待った金メダル!!おめでとう内柴正人選手!!

平積みになっていて、つい買い求めたのが「スシエコノミー」という本、今日ようやく読み終えました。
なかなかのボリュームでしたが、今や世界に浸透しつつあるSUSHI(すし)をテーマに、市場や漁港、流通やレストラン(料理人)、養殖漁業などなど、あらゆる角度からその仕事に従事する現場を追っている大作でした。世界で唯一のマグロ生食文化を持ち、かつては世界のマグロの大半を買い占めていた日本ですが、今では世界各地で消費されるようになり、供給資源の減少から日本への入荷量が激減しているのはご承知のとおり。
日本向けのマグロビジネスが盛んだった時代から、今の国際的なスシブームのきっかけとなったアメリカでのフード革命、国際的な漁獲規制と高まる需要を背景に、カウボーイが養殖業で「マグロ貴族」?になる過程、そして今後の、まだまだ未知数ともいえる中国市場を狙う業界のドン等々、マグロにまつわる経済の“昔と今”が主な話題でした。

本書の最後を締めくくるのは、米大使館で水産物貿易に従事するトム・アサカワさんの言葉。

「日本の企業は間違いを犯しています。(中略)いま現在、日本人は市場に出る最高の魚に相当の金を払っています。おそらく、じきに中国人がもっと値をつりあげるでしょう。日本人の手が届かなくなるほど。そうなれば、業者は日本向けの輸出ではなく中国の市場に商品を出そうと考えるはずです。5年もすれば、日本の消費者の口には質の高い刺身は入らなくなるでしょう。食べたいのなら、中国に行くしかなくなるのです」

(本書P324より)

不気味な予言ではありますが、現にその兆候もあるといえばかなりあるわけで・・。
私たち国内漁業者にとっては、チャンス半分・危機半分?という感じでしょうか。

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「スシエコノミー」サーシャ・アイゼンバーグ著/小川敏子訳(日本経済新聞出版社)

海の底もいいもんだ!?


北京五輪開幕!

今日は午前中だけ八幡浜、午後からは恒例の診断協会更新研修で松山へ、夜はまた戻ってJC臨時総会という予定です。8月8日、テロや情報統制等々、不安もあるものの北京五輪もいよいよ開幕です!個人的には、日本チームを占う?意味でも柔道の谷、あとは女子マラソンの野口、男子体操あたりに注目しております。もちろん愛媛出身の土佐選手も応援しています!ガンバレ、日本チーム!!

マイナー魚にこそ光を!

昨日は久しぶりにスコールのような雨も降ったせいか、今日はいくぶん暑さも弱まった感もある八幡浜でした。それでも日中の外での作業は油まみれに汗まみれ・・、今日は行方をくらましていた浜田漁労長の元気な仕事姿も久しぶりに見ました。出漁準備も終盤へ、引き続き熱中症には注意して張り切っていきましょう!上はブログに挑戦中の白石店長、こちらも気長にコツコツいきましょう!皆さま、ご支援のほどよろしくお願いします。

原油高の影響でマスコミに登場する機会が一気に増えている漁業や鮮魚流通業界、消費地の量販店や流通業者の間でにわかに注目されているのが、未利用魚(マイナー魚)の販路開拓です。産地の漁港では普通に食卓に上るマイナー魚でも、消費地まではなかなか出回る機会が少ないのが現状です。
やはり一般消費者に馴染みのある魚種、タイやヒラメ、タコ、イカ、ハマチといったものは陳列しても自然に売れていくのですが、耳慣れない魚種やグロテスクな容姿の魚を消費者に販売するのはなかなか大変です。実際私たちも、営業の現場で販売先のバイヤーやシェフから、「名前を知らない魚はなかなか売れなくて・・」という声もよく聞かれます。こちらも地元での料理法や食べ方もお伝えするのですが、末端の消費者に受け入れられて、常時ご注文をいただくようになるまでには、実に多くの時間と労力を要するのが現実です。
先日読んだ日経MJによれば、我が国漁業者の漁獲物の約3割はマイナーな未利用鮮魚!?という推計もあるようです。特に120種類を超えるといわれる私たち底引き漁業の世界では、魚種ベースですと半分以上が鮮魚扱いではなく、加工品の原材料としての用途ではないかと思われます。言ってみれば、すでに認知されている鮮魚のさらなる付加価値販売も大切ですが、認知度の低い未利用鮮魚、マイナー鮮魚を流通に乗せていくほうが、流通改革に与えるインパクトは大きいのです。これまでタダ同然で売られていたマイナー魚に価値、価格がついて店頭に並んでいくわけですから、当然、漁業の改革、ひいては魚食普及や自給率改善にも寄与していくはずです。
ただし前述のとおり、名もない魚を流通させていくには、その価値をお客さまに伝えていく地道な努力が必要で、そのためには何よりもいろんな魚、料理への興味や探究心(愛情・愛着か!?)を持つことが必要なのではないでしょうか。「売れないから置かない・・」ではなく、「売ってみせよう ホトトギス?」の心意気!こそ漁業・流通改革の第一歩だと思います。メジャーな魚を大量に販売することも大事ですが、これまで光のあたらなかったマイナー魚にこそ価値を見出し、消費者の皆さまに伝えていく“一魚一会”の取り組みこそ、漁業に携わる私たちの使命だと思っています。

海幸丸出漁スケジュール

海幸丸の出漁スケジュールもほぼ決定、下記の日程で31日の出漁に備えます。

8月7日・8日 漁具修繕・ドックイン準備
8月11日 ドックイン
8月18日 ドックアウト
8月19日・20日 漁具積込み作業
8月21日 海幸丸航海安全・大漁祈願(大野ヶ原竜王神社)
8月19日~28日 乗組員健康診断
8月29日 魚函・氷の積み込み
8月29日 夕方より仕卸宴会
8月31日 出漁!

という流れです。
ようやく長かった休漁期も終了、慌ただしい、順調な今季乗り出し!になれば良いのですが・・

衆人皆師


短い人生、狭い世界

またしても何かとあわただしい週明けに・・。暴騰する燃料代の関連で終日、書類&数字と格闘しておりました・・。午前中の仕事合間には皮膚科にも。おかげさまで左手の火傷も順調に回復に向かっているようで、夕方にはこっそりと愛宕山まで走ってきました。そんなのんきな私をよそに、家内は火傷の症例をインターネットで検索してみたようですが・・

「バーベキューの網で自分の手を焼いた!」という症例は、いくら調べてもなかったとのこと・・。

手をついた左手のひらには、黒い網の目もくっきりと残っていたし、あんなに熱い思いをしたというのに・・。
せめて魚屋らしく包丁でズバッとやったのなら、少しは武勇伝っぽくもなりそうですが・・。
「手のひらバーベキュー!」も、是非インターネットの症例に追加してほしいものですね~。

というわけで、相変わらず修養の足りない私は今夜もビールを片手に「菜根譚」を・・。
今週も元気に乗り切らねば!!


石火の光中に、長を争い短を競う、幾ばくの光陰ぞ。
蝸牛の角上に、雌を比べ雄を論ず、許(いくばく)の大きさの世界ぞ。

洪自誠

人間の一生涯というものは、あたかも、電光石火のような瞬間的なものである。この短い時間の人生の中で、互いに血まなこになって長短を競い合って騒いでいるが、たとえ勝ったところで、それがどれほどの歳月の間続くのであろうか。また、この世界は、あたかも蝸牛角上のような狭いところで、互いにしのぎを削って勝敗を争っているが、たとえ勝ってみたところで、どれだけの大きさの世界を取ることができようか。世人の争いごとは、総じてそのようにつまらないものであるから、名利の欲心を去り区々たる争いを止めて、天性を全うすることが大切である。

<洪自誠「菜根譚・後集十三」久須本文雄訳>(講談社)より

バーベキューにて・・

昨晩は子供の参加している剣道会の合宿でした。剣道はド素人の私、もちろん稽古への参加はできませんが、夕方のバーベキューでは出番もあるかと思いまして喜びいさんで初参加!日ごろお世話になっている先生方と楽しく網を囲んで大盛り上がり、と、そこまでは良かったのですが・・

自ら持ち込んだ日本酒の返り討ちに合いまして、立ちあがった拍子になんと燃えさかる網の中へダイブ!!
左手に火傷を負いまして、夜間救急のお世話になってしまいました・・。
よりによってBBQで手を焼くとは、我ながらこれぞ間抜けの極みか・・!?
“穴があったら入りたい”ほど、恥ずかしかったです・・。

それにしても熱かったです。あたりまえですが・・。

Green TIMESにて紹介!

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「すこやかで美しい生活」をテーマに、毎月、質と鮮度の高い情報をお届けしている「Green TIMES」!
東急東横線・田園都市線沿線を中心に、㈱ウィルクリエイトが発行するフリーペーパーで、発行部数19万部、今月で256号を数えます!
このたび、8月1日発行の「Green TIMES」の「お取り寄せ ふるさとうまいもの便」コーナーに、弊社の鮮魚・一夜干し直送便をご紹介してみました。

下記のウェブサイトからも紹介ページへアクセスいただけます!

http://www.greentimes.co.jp

「すこやかで、美しい生活」 常にそうありたいものですね!!

第47番八坂寺

今日も溶けるような暑い1日でした。月末事務を少々、決算日も刻一刻と近づいています。先日も営業をしながら感じたのですが、消費者の皆さまへの魚食普及のためにも、魚種ごとの紹介ツールをもっと充実できれば・・と思っています。もちろんこのサイトとも連動する形で・・。これまでの「一魚一会」の記事も盛り込んで、興味を持っていただけるものを目指します。乞うご期待!と言いながら、最近は魚のご紹介がめっきり減っています。トロール市S石店長の「Fishing Party!?」にもひそかに期待していますが、いつ始まるのやら・・?

昨日は約束の時間に少し余裕があって、第47番札所「八坂寺」をお参りしました。そそくさとお参りして写真を撮ったら、もう汗だくに・・。もう少し時間があれば近くにある浄瑠璃寺も、と思いましたがタイムオーバー!できれば涼しい季節に、ゆとりををもってお参りしたいものです。

第47番札所「八坂寺」の開基は行者小角と伝えられ、弘法大師によって再興、弘仁6年(815年)八十八札所に加えられたとのこと。

うちわネタで大変恐縮ですが、弘法大師(空海)は僕らのお爺ちゃんの時代じゃないみたいですよ~!!M副専務!

ちなみにこの札所、伽藍を建立した際に八か所の坂道を切り抜いて作ったことから、「八坂寺」の名称がついたそうです。一時は末寺を持つ本山として、僧兵を有するほどの規模を誇ったものの、大正以降の度重なる火災のため規模を縮小して現在にいたっているようです。本尊は阿弥陀如来、脇立毘沙門天は鎌倉期の傑作とのこと。次はお隣の浄瑠璃寺もお参りしたいと思います。

名称:第47番札所 熊野山 妙見院 八坂寺
住所:愛媛県松山市浄瑠璃町八坂773
宗派:真言宗醍醐派
本尊:阿弥陀如来
御詠歌:花をみてうたよむ人は八坂寺、三仏じょうの縁とこそきけ

このペースでいけば、八十八か所すべてを巡り終えるのにあと26年かかります・・。
だんだんピッチが上がってきました!

約1年ぶりに・・

昨晩は夜に八幡浜へ戻って、今日もとある業務でまた午後から松山往復でした。気づけばもう7月も終わりに・・、9月からの漁期解禁まで早くも一月となっています。海幸丸は8月上旬にドックイン、最終の船体整備を行って中旬に漁具積込み、例年通りであれば、その後“安全・大漁祈願”に“仕卸宴会”、31日に出漁する予定となっています。詳しい日程が決まり次第ご報告させていただきます。

さて昨晩のN響定期演奏会!
約1年ぶりに生オーケストラを存分に堪能してきました。
1年前は愛媛県民文化会館、今回は松山市民会館でしたが、今回のほうが音響が良いなぁという印象でした。

曲目ですが、

① ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲
② ジョン・ウィリアムズ/チューバ協奏曲
③ ベートーヴェン/交響曲第5番

指揮:パスカル・ロフェ
チューバ:池田幸広さん

という内容でした。

まず①ですが、ブラームスらしからぬ?明るく暖かい、親しみやすい名曲です。コンサートのトップにはふさわしい曲ではないでしょうか。オープニングの独特の緊張感も手伝ってか、始まりの第一主題の牧歌的な音色が特に印象に残っています。あとは8つの変奏が終わって、後半のフィナーレで元の主題を豪華に奏でる部分も感動的でした。

続いてジョン・ウィリアムズ、まさに現代音楽でした。この聞きなれない作曲家ですが、「ジョーズ」や「E.T」などのスピルバーグの映画作品の音楽を担当している、アメリカの作曲家なのだそうです。しかもチューバ協奏曲・・!もちろん初めて聴きました。ちなみに先日、銀座の山野楽器でプログラムを思い出しながら、今回の予習のためにと、このチューバ協奏曲のCDを購入したつもり・・でしたが、帰ってよくよく見てみると、

作曲家の名前は、ヴォーン・ウィリアムズ・・、しかもチューバではなく、何と「オーボエ協奏曲」でした・・。

それでも古典的な重厚な曲の合間で、現代音楽も楽しませていただきました。演奏後に、会場の拍手喝采を浴びた奏者の池田さんは、4度もステージ中央へ・・。呼ばれるたびに重そうなチューバを抱えての歩行、最後のほうはまるで罰ゲームのようでした。

15分の休憩をはさんでいよいよメインのプログラム!ベートーヴェン、しかも第5番!
指揮者のパスカル・ロフェさんは、かなりせっかちな性格?なのか、小走りでステージ中央に進んで、指揮台に飛び乗って一礼、と振り向きざまに指揮棒(持ってなかった)を振りおろして、まるで落雷のような始まり、「ジャジャジャジャーン」でした。テンポもかなり早めという印象でした。それにしても生のオーケストラ、しかもN響でこの大名曲が聴けるとは・・。普段、いくらフルトヴェングラーやクライバーの名盤を聴いたところで所詮はCD、生演奏のド迫力と臨場感には、ベルリンフィルといえども敵いっこありません。
特にこの第5番は全楽章を通して、それぞれの楽器に歌わせどころがあって、しかも曲全体の統一性、というか構築力?のようなものがあって、まさに交響曲の革命児、元祖チャンピオン!ということを、生演奏を聴いて改めて認識させられました。やはり圧巻は第4楽章!迫力満点の音の塊が襲いかかってきて、全身で陶酔・・?に浸れる感覚というのでしょうか?
いえやっぱり、私などの持つ語彙で表現できるものではない・・ですね。その昔、貧乏学生の身で、少し高級な「しゃぶしゃぶ」を食べに連れて行ってもらったことがあって、その時の某友人の感想が「生きてて良かった~・・」でしたが、昨晩のベートーヴェンはそれに近いものがありました。

ただただ満足の夜でした。N響が四国に来る時はまた是非行きたいものです。
以上、簡単ですが昨晩の雑感でした。

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今晩はN響です!

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週明けの月曜!午前中はまたバタバタと・・今週も暑い日が続きそうです。昼休みには、新盆を迎える準備のためにお墓参りにも行ってきました。ヘビに出会わずホッとしております。夕方はN響を聴きに、松山へ行ってきます。

漁業就業支援フェア2008

昨日上京、昨晩は営業関連の商談のため、新橋にて両手に花で!美味しい串焼きとビールをたっぷりとご馳走になりました!(遅くまで本当にお世話になりました!)一夜明けた今日は、有楽町の東京国際フォーラムにて開催された「漁業就業支援フェア2008」に初参加!受け入れ希望企業として、夕方までブースを出展しておりました。資源の減少に魚価低迷、合わせてもう一つの厳しい現実が、実は「漁船への乗組員不足」です。

今日は東京在住の漁業就労希望者が約100名来場、漁業就労希望者だけでなく、全国の漁業者の皆さま、そして仕入希望業者さまとも一期一会、一魚一会のご縁もいただきました。詳細は追ってご報告させていただきます。
夜はせっかくのタイミングなので愛人と隅田川の花火大会に・・と思いましたが却下!(ジョーダンです・・!)営業先でもある銀座の某料理店にて、友人とクエの刺身と浜田直送の鮮魚5尾を完食!おっちゃん二人で思いきり魚食普及に貢献しておりました。明日は書籍とCDを物色して帰郷の予定です。お疲れさまでした。

こんにちは!知事です!

今日は初めて、「こんにちは!知事です」という座談会に出席させていただきました。地方局にて10時より開催されたのですが、「タウンミーティング」の県版?のようなものだそうで、私は八幡浜漁協所属の漁業者という立場での出席でした。20名ほどの参加者が、それぞれの立場から知事に直接意見や提言、質問を行って知事がそれに答える、という対話形式の座談会でした。

私も前半のほうで、漁業者の立場から「漁業振興・行政支援施策のあり方」についてご質問をさせていただきました。立場上、ありきたりの質問ではありましたが、やはり昨今の燃料高騰を踏まえて、県としては国への働きかけを積極的に行っていきたい、また業界団体(漁連)を経由して“具体的な提言”をお願いしたい、との知事のご返答でした。

その他、意見のやり取りについて詳細については触れませんが、帰宅してみると「某地方紙」では、私の質問内容についても掲載されていて読んでみたところ、どういうわけか・・

「・・・行政支援のあり方について、知事のお考えをお伺いしたい」

という質問の語尾が、

「・・・行政支援をお願いしたい」

と、誤って記載(報道)されていて少しだけがっかり・・。

名前入りですし、特に記事の横に“見出し”などもついてしまうと、かなり発言のニュアンスが変わってしまうのですが・・。

まぁ、ある意味“何でもござれ”の地方紙ですので、発言内容の正確な報道などは最初から期待していませんし、業界(漁協)の代表という立場を考えれば、誤報道されてしまった後者の発言のほうが私の役割としては適任?だったのかもしれませんが・・。ただ、一般的に業界環境が厳しいからという理由で、すべての事業所が自らの経営努力に優先して行政支援を要望している・・?と受け取られてしまうのは、少しだけ悔しいなぁ、と感じた次第です。特に全社一丸、努力と工夫で難局に立ち向かおうとする一生産業者の代表という立場からすれば・・。

こうした自らの本意にそぐわないマスコミ報道にいちいち神経質になっていたら、それこそ国会議員や大企業の経営者などやってられないのでしょうね~。特に目立つ文言は、前後が省略されて報道される格好の標的ですね。そういえば、マスコミが飛びついて一時話題になった「三国人」や「神の国」発言などというのもありました・・。書かれてある活字だけが全て!という新聞の世界、いろいろな意味で怖い業界です。

魚市場運営協議会に出席

相変わらず暑い日が続いています。昨日は午後から松山往復、今朝は大洲へ業務上の相談一件、午後には前社長からの引継ぎで、新たに委嘱を受けた「八幡浜魚市場運営協議会」にも出席しました。その他、世間では3連休明けのせいか、お客さまも重なって気がつけば夕方でした。ただし日中は忙しくても、可能な限り夕方のジョギングは続けております。すべてはお客さまの満足・・?いえ食事前のビールの喉ごしを追求するため・・、ただそれだけです。

今日出席した「魚市場運営協議会」、議題の中心は、5年後の稼働を目指す新しい衛生管理型魚市場の建設でしたが、縦割りの予算と業務効率の点から、基本設計からして喧々諤々の議論が・・。今後も減り続けることが予想される漁業者と取扱高を考慮すれば、“厳しい見通し”には変わりないものの、新市場建設は行政にとってもいわば“乗りかかった船”!漁業者、荷受、仲卸業者等、全関係者にとって完璧な市場建設は望めないものの、ある意味、最大公約数的なところで折り合いをつけて前に進むよりほかないのではないでしょうか。
やはりすべての基本原則は、「入荷量の維持・確保(減らさない)」ということのはずです。ちょうど今朝の新聞では、気仙沼での「漁業者への重油代一部補てん」の記事も出ていました。衛生管理のためのハードももちろん大切ですが、荷を減らさない、つまり“魚価下支え”を目指すには、入荷・セリ・出荷へのスムーズな流れも大切だと思います。将来の新しい魚市場が“魚のまち八幡浜”に相応しい拠点施設となるように、これからも議論を重ねたいものです。私も漁業者の代表として、一から勉強したいと思っています。
明日も午前中から会合、明後日からはとあるミッションのため上京します。気がつけば早くも明日は「土用丑の日」!関東も暑そうですが、せめて鰻でスタミナをつけて行きたいものです。トロール市でも取り扱う「山源のウナギ」!楽しみにしています。皆さまもどうぞお楽しみに・・!

人を生かす 実学・経営問答

今日は「海の日」!海の恵みに感謝の祈りを捧げる日、ということで約束していた漁労長との打ち合わせを済ませて、毎年参加している清掃ボランティア「諏訪崎ビーチクリーン大作戦」に出かけたのですが・・。
諏訪崎の入り口で大阪から来た乗用車と原付(バイク)の事故現場にバッタリ遭遇・・、その場に居合わせた目撃者は私しかおらず、怪我の様子を診た後、救急車を手配したり隊員に事故概況を説明したり・・とボランティアどころではありませんでした。原付の負傷者は見たところ足(太腿と膝)の負傷の様子でしたが・・、軽傷を祈りたいところです。

午後からは会社にて業務、清掃ボランティアができなかった分、せめてもと会社の神棚と自宅の仏壇に・・?手を合わせて怪我人のご無事と近づきつつある来漁期からの航海安全、そして豊漁を祈ったところです。ついでに夕方のジョギング途中には、愛宕山の戦没者慰霊碑にもお祈りしましたし・・、そういえば夜の食後の散歩では、今日は月が見えなかったので空(雲)に向かって、手を合わせて祈りを捧げました。
一緒に散歩していた長男には、「恥ずかしいから早く帰ろう」と言われましたが・・。でも、八百万の多神教の歴史と文化を持つというのはすごいこと!いつでも祈ることができる私たち日本人はつくづく幸せものですね~。
夜には、たまりにたまった購入済みの書籍を少しだけ消化、久しぶりに稲盛和夫さんの新刊も通読してみました。経営理念や哲学・指針はもちろんのこと、意志決定の礎となる価値判断の基準、「心の座標軸」を常に磨き続けたいものです。
明日からはまたフル回転、空回りしませんように・・!(あ~、また祈ってしまった・・)

<稲盛和夫のリーダーの役割10カ条>

1、事業の目的・意義を明確にし、部下に指し示すこと
2、具体的な目標を掲げ、部下を巻き込みながら計画を立てる
3、強烈な願望を心に抱き続ける
4、誰にも負けない努力をする
5、強い意志を持つ
6、立派な人格を持つ
7、どんな困難に遭遇しようとも、決してあきらめない
8、部下に愛情をもって接する
9、部下をモティベートし続ける
10、常に創造的でなければならない

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「人を生かす 実学・経営問答」(稲盛和夫著/日本経済新聞出版社)

海へ

思いつきで、午後から子供2人を連れて海へ行くこととなりました。目指すは「沈む夕日が立ち止まる町」、双海町にあるシーサイド公園!よりによってお隣の大洲市では、観測史上最高気温の38℃超・・!汗かきついでに夕方はジョギングにも行ってきました。熱中症には十分にご用心を・・!

http://www.area-best.com/yuhi/yuhi100/43futami.htm
双海シーサイド公園のご紹介です。海に沈む夕日は見もの、ぜひ一度どうぞ!

今年初、慣れないビーチでおっちゃんは若者の水着姿に釘付け・・
と思いきや、同じく家族サービス中だった高校の同級生一家にもばったり遭遇しました・・
また八幡浜で飲み明かしましょう!
突然の海だったため、日焼け止め対策も怠って全身ヒリヒリ・・です。

かわいいみどりありがとう

世間では今日から3連休、子供たちにとっては待ちに待った「夏休み」のはじまり!でも親にとっては、仕事も家庭も火の車、いえ大わらわ・・という感じでしょうか。せめて時間を見つけては海に行ったり、本を読んだりと、メリハリのある休みにしたいものです。

構造問題解決へのバネに

「一斉休漁」から2日たって、ようやくマスコミの露出という点ではピークも過ぎた感があります。今回の騒動で改めて浮き彫りになったのは、漁業、そして水産物流通という産業の「高コスト体質(構造)」でした。未曾有の資源高時代を迎え、私たちのライフスタイルや社会システムに見直しが迫られているように、漁業もこれを機に構造改革が必要です。そういう点で7月17日産経新聞「主張」は、まさに的を射た正論ではないでしょうか。さすが産経新聞!!以下に全文を掲載してみます。

産経新聞「主張」  ―構造問題解決へのバネに―

漁船の燃料費高騰に漁業者から悲鳴が上がっている。15日には全国のほぼ全漁船に当たる20万隻が一斉休漁し、窮状を訴えた。昨年比で倍、5年前に比べると3倍もの上昇は確かに深刻だ。
全国漁業協同組合連合会(全漁連)の試算だと、このままの高騰が続いた場合、漁業就業者の4割近い約8万5000人が廃業に追い込まれるという。
だが、一斉休漁は抜本的な解決策にならないばかりか、長期的には消費者の魚ばなれがさらに加速するだけだろう。事実、今回の休漁でも魚価は一時的に上昇はしたものの、漁業者の収入増には結びついていないのが実情だ。
全漁連などは、コスト上昇に見合う魚価対策などとあわせ、政府による直接補填(ほてん)も求めている。
しかし、これにはさすがの農林水産省も及び腰だ。原油高騰で苦しんでいるのは漁業者だけではないからである。漁船用燃油のA重油は、すでに減免税措置があるだけになおさらだろう。
漁業は総コストに占める燃料費比率が3割超と他産業に比べ大きいのは確かだが、いまだ一匹狼(おおかみ)的な古くて非効率的経営が続いていることも、原油高に振り回されやすい体質となっている。こうした構造的問題の解決こそ先決だ。
漁業者間の話し合いによる計画操業などは、もっと進められてよい。個々の漁業者がわれ先にと争って同一漁場に群がる現状では、互いの足を引っ張るだけだ。魚価の安定にならぬばかりか、乱獲による資源枯渇にもつながる。
省エネ対策も急務だ。底引き網漁船では1ノットの減速で最大3割の燃費節減が可能という。イカ釣り船では集魚灯の光源を省電力型の発光ダイオードに変える工夫も始まっている。
政府もこうした先進的取り組みを行う経営体には積極的な支援を惜しむべきではなかろう。
水揚げから店頭まで4段階の仲買卸業者が介在するという独特な流通システムも見直せないか。地元の魚は地元で消費する「地産地消」の推進も流通コスト削減の上で重要だ。
途上国の人口増、先進国で高まる健康志向などを背景に、魚の消費量は世界的に増えている。いくらでも安い魚を輸入できた時代は終わった。それも国内漁業には追い風だろう。危機を嘆くのではなく、再生に向けたバネとする知恵と努力が求められている。

産経新聞「主張」(2008年7月17日)より

見えぬ対策、募る不安

所用で朝から松山往復でした。昨日の全国一斉休漁で、テレビと新聞では漁業の話題が盛りだくさん、今日は八幡浜魚市場(弊社トロール市にも?)にも取材が入っていたようです。この情勢でも、小型トロールで漁獲好調のヤリイカも価格は低調気味、タイトルの「見えぬ対策、募る不安」は今日の日経新聞四国版の見出し!まさにタイトルどおりの心境です。

岡山に住む、同世代・同期登録の中小企業診断士の友人からはこんなメールをいただきました。
漁業・流通に関する話題ですので、メールのやり取りをご紹介させていただきます。

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宮本さん

お久しぶりです。お元気ですか。
中国地方もようやく梅雨明けが発表されましたが、しばらく前から真夏の天気ですね。

一斉休漁がマスコミで話題になっているのを見て、宮本さんの会社が以前より直販など先進的な取組みをされていることを思い起こしました。
新聞で読んだところ、水産物の小売価格に占める生産者の受取額は24%とのこと。私は水産業については素人ですが、業界の高コスト体質を改革してこなかったことが、こういう事態に直面したときに脆さとなって現れるのかなと思いました。国にお願いして燃料費高騰分を補填してもらうといったことは、かえって改革を遅らせることになるような気がします。

宮本さんは今回の一斉休漁や今後の見通しについて、どのようなお考えをお持ちですか?
またお時間のある時で結構ですので、専門的な見地からのご意見等教えていただければと思います。
実際、今はほとんどの業界で厳しい状態ですよね。ゴルフ業界でも、全国的にかなり落ち込んでいるようです。ウチのショップでもクラブなど高額品の売れ行きダウンが響いています。それでも、なんとかやっていかなければならないですから、こういうときに経営者の力量が問われますよね。

製造業などで、価格転嫁できているところは出荷量がダウンしてもなんとか利益を確保できているようですが、価格転嫁できないところはほんとに厳しいと思います。一方で、ガソリンが高いのは困りますが交通量が減るのは環境のためにもいいことかなと思ったりします。世の中全体が変わっていかないといけないんでしょうね。

それではまた。

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以下、私からの返信です。

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Kさん

ご連絡ありがとうございます。こちらは一足先に梅雨が明け、毎日猛暑が続いております。
毎晩、ビールの消費量ばかりが増えてしまう今日この頃です。

さて、マスコミを賑わしています「全国一斉休漁」ですが、私の従事する沖合トロール漁業は、5月から8月はもともと休漁期で、15日に合わせて特別に船を係留したり、デモに参加したり、というわけではありませんでした。マスコミでは、鮮魚の供給量が不足して価格が高騰する、というようなこともいわれておりますが、私の見る限り、今回の「1日休漁」でそんな事態にまで至らない、というのが正直な感想です。

やはり今回の一斉休漁行動は、漁業者の窮状を政府や国民に訴える、つまりアピール行為にすぎないというのが関係者の大方の見方です。 現実に全国の漁業者が1日休んだくらいでは、卸・小売双方、前日の仕入や在庫の調整でいくらでも対応可能で、消費地での魚の消費に影響が出るところまではいかないはずです。

おっしゃるとおり、小売価格に占める水産物の生産者受取額は24%だそうで、高コストの流通構造を証明しているともいえます。昨晩のテレビでは、たしか農産物は45%だそうで、農業と漁業では生産者の手取り収入にかなりの格差があるとのことでした。

もちろん今回のデモで主張しているように、原油高騰分の直接補てんなどありえるはずもないですし、そんな措置をとれば、業界の体質改善や流通改革を遅らせることになって、将来にわたって水産業全般の競争力を弱めてしまうはずです。ただし、かといってこのまま放置しておけば国内の大半の漁業者は廃業するわけで、こんな時こそある意味、政治の腕の見せどころでは・・という気もします。

最低限の食料自給率の確保は先進国の危機管理、国策の一つであるはずですから、農漁業は100%市場原理の中だけでは位置付けられない、というのが私の考えです。たとえば、市場での漁獲物の最低価格保証制度や省エネ船への改良への支援、高齢者雇用等の人件費負担への支援制度等などは早急に進めるべきではないでしょうか。中小企業支援施策と同様に、一律補助というのは愚の骨頂で、やはり将来にわたって漁業に取り組んでいく意欲のある事業者への支援を厚くすべきだと考えています。

ただ今回のような緊急事態の場合、スピードという点では、やはり「縦割り行政」がネックとなるようです。
昨日のテレビでしたか、気仙沼の首長は、今回の原油高を踏まえて、港湾振興への予算を水産振興に切換えることを3年間提案し続けている、とのことでした。これなどは、漁業を基幹産業とする市の代表としては、先見性のある適切な主張ではないでしょうか。

私の住む八幡浜でも、現在130億円の国費を投じて港湾振興ビジョンを推進中ですが、やはりハード重視で、上に挙げたような意欲ある漁業者を支援して、将来にわたって生産物(魚)を減らさないための予算措置は、残念ながら皆無です。
流通の一番川上にある漁業者がいなくなれば、その先の市場や卸業者は必要ないわけで、産地ではこの際、仕事や立場の枠を超えて、将来にわたって漁業者と魚を減らさないために、団結して早急に知恵を絞るべきではないでしょうか。

以上が、今のところの私の考えです。マスコミではいろんな漁業者が取り上げられていますが、実は私たちの沖合トロール(2艘曳き)は、経費に占める燃料の割合がかなり高い漁業の一つです。原油の価格は一事業者ではどうにもできないため、できる努力や工夫、具体的には操業形態や漁場選定、省エネ改良や直販(加工)、付加価値販売等、統制可能な取り組みは最大限やってみよう!というのが、私たちの会社の考えです。

乱文失礼しました。この話題だけは、なかなかメールの文章でまとめ切れるものではありませんので、今度またお会いして、ゆっくりとご意見も伺いたいものです。四国方面へお越しの際は、どうかお気軽にご連絡いただければと思います。では、ご活躍を祈っています。

宮本 英之介

北浜大島屋の活アジ

JF全漁連と大日本水産会を中心とした漁業・養殖17団体は、予定通り本日一斉休漁へ!全国の漁港では操業・荷揚げを行わず、休漁参加漁船数は実に20万隻に上るとこのと。東京・日比谷では、「燃油価格高騰から食料・漁民を守れ」をスローガンに、「漁業経営危機突破全国漁民大会!」(デモ行進)が開かれています。というわけで、ここはもちろん私も東京へ・・

行きません。気持ちは身にしみて分かっているつもりですが・・。

もともとデモやストライキのような集団行動が大の苦手な上、デモに参加したところで漁業者だけが燃油費用を国から直接補填などしてもらえるはずもないわけですし、原油価格が下がることもないでしょうし・・。その前に集会にも呼ばれていなかった・・!。
まぁ、たった1日の休漁行動で、全国の水産物消費に影響など出るはずもないのでしょうが、マスコミで取り上げられることで、鮮魚の捕獲・流通にかかるコストを広く認識いただけるのは、生産者にとってはありがたいことではあります。

小売価格の上昇でますますの「魚離れ」が懸念されていますが、ここは東京など行かずに出来ることから一歩ずつ・・、まずは八幡浜で美味しい魚をせっせと食べまくりましょう!!この暑い夏に旬を迎えているのはやはり「青物」!先日は、一心の鯖寿司(ばってら)をご紹介しましたが、今回はもう一つの青魚、鯵(アジ)です。

八幡浜市北浜の「大島屋」では、冬はフグ、夏はアジのコース料理が名物です。もちろんお刺身、タタキに始まって、揚げ物、塩焼き、アジ飯といろんな鯵料理が楽しめますが、私の一押しは何といっても「塩焼き」!
もちろん素材は、漁場(釣りのポイント)にもこだわった活アジですが、焼き加減と香ばしさ、身の質に脂の乗り具合!どれをとっても絶品です。ちなみに、いくら同じ活アジを家で塩焼きにしても、なかなかこの味は出ない・・、他のトロール物は我が家のほうが美味しいのですが、この鯵の塩焼きだけはプロにおまかせ!です。

先日ご紹介した「鮨処・一心」さんともども、八幡浜へお越しの際はチェックをお忘れなく!!

北浜大島屋 八幡浜市港町418番地
定休日:なし 電話:0894-24-0051

計画のグレシャムの法則

今日もうだるような暑い一日でした。出漁準備や船内修繕作業もいよいよ佳境に・・、海幸丸はこれから7月末にかけて、乗組員の手でできる最後の準備を終えて、8月初旬にドック入りの予定です。そうこうするうちに「お盆」を迎えて、9月1日の解禁日がやってきます。早いものです。

「悪貨は良貨を駆逐する」という有名な命題が、よく知られている「グレシャムの法則」!
マネジメントではこの貨幣論の命題の応用で、「計画のグレシャムの法則」というのがあります。つまり、日常反復的な仕事と創造的・革新的な仕事を同時にこなしている場合、ともすれば前者が優先されてしまって、後者が蔑ろにされてしまう、「日常反復的な作業は、革新的な仕事を駆逐する」というものです。
現実に、日常業務に追われているときなどは、反復的な雑務をこなすだけで忙しく、「あ~、仕事した~」という気分になって悦に入ってしまうことがよくあるものです。が、実は本来のマネジャーが果たすべき役割、つまり長期にわたって事業を好転させるような仕事は何一つ進んでいない・・。これなどが、まさにマネジャーが「計画のグレシャムの法則」に陥っているパターンではないでしょうか。

このような現象を避けるために、マーチ&サイモンは著書「オーガニゼーションズ」の中で、「革新的な仕事と日常反復的な仕事を分ける、革新率という形で革新の目標を与えるなどの方法が考えられる」(ゼミナール経営学入門より)といっています。これなどは零細企業といえどもあてはまる話で、たとえば管理者と事務員の仕事の種類や内容!これなど当然ですが、まったく同じでいいわけがないはずです。わかりやすい例でいえば、成果とモチベーションを最大にする給与体系の仕組みを考えるのがマネジャーの仕事で、給与計算を行うのが事務担当者の仕事、ということです。

どちらの立場がどうというわけでもなく、何をいまさら?というレベルの話題なのですが、なかなかその仕組みすら出来ておらず、そのような意思伝達の仕組み、意識の共有すらも図れていないのが、厳しい現実のようです。というより、当社の場合はそれ以前の問題・・という感じでしょうか?改善のためには、社員や上役の顔色、自分の感情よりも、まずはお客さまの立場に立ってモノを考えることです。(これも基本原則ですが・・)合わせて何が正しいか、の視点も大切ですし、内部的には円滑なコミュニケーション(伝達)、時には議論、話し合う場も必要なのです。

今日は小さな爆弾で済みましたが、もっと大きな、取り返しのつかない爆弾に変わらないためにも、せめて改善する努力と態度を見せてほしいものです。おりしも全国の漁業者は明日から「全国一斉休漁」!日本の漁業史が始まって以来の非常事態です。いつまでも内向き、下向き、後ろ向きの仕事のために時間を使っているゆとりなどありませんので・・!!

日本人の美徳

昨日から今日にかけて一泊で高松へ。日本青年会議所四国地区主催の「ひとづくり研修事業」(合宿形式)に、グループのサポート担当?として参加してきました。本格的な真夏日となった2日間、気分的にはビール片手に瀬戸内海に飛び込みたいくらいでしたが、現実はというと、研修会場だった「喜代美山荘:花樹海」にて、ほぼノンアルコール状態で監禁状態・・、今日昼にようやく魔の樹海?から釈放されて、夕方、無事帰路に着きました。八幡浜から研修フル参加のK君、お疲れさまでした。

JC活動とディベートについてが主たるテーマだった今回の研修会、研修プログラム自体の目的、特に主催者側の意図という点では少々疑問もありましたが、このあたりは、そもそも自ら選んで臨んだ志願兵ではありませんので、こんな感じかと・・。一泊の研修を通じて、四国各地のメンバーの皆さまの様々な意見や主張を聞けたこと、また、とてもユニークなメンバーと知り合えたことが何よりの収穫でした。
そして個人的には、今回の研修講師を務められたO先生と「月刊致知」や森信三先生の「修身教授録」、中国古典や歴史などなど、共通の話題と価値観を題材に会話に花が咲きまして、研修の合間にもいろんなご教示をいただきました。一期一会のご縁に合わせて、弊社の「一魚一会」の理念についても、ご説明させていただいた次第です。2日間お世話になり、ありがとうございました。

今回の八幡浜‐高松の行き来はJRにて。
「鉄マニ」を装った私(一応上下ジャケット!)は、了解を得て車掌室への入室にも成功、写真も撮らせていただきました・・。

そのほか、長い往復の車中には読書と音楽を少々、気分だけでもヒンヤリと、とシベリウスなども聴いてみましたが、
窓から見える真夏の青い山々には、さすがに少々ミスマッチ!?のようでした。

こちらは今日読んだ本の記録です。
凛とした正論!櫻井さんの本は、いつ読んでも自然と背筋が伸びますね~!

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日本人が忘れかけている とても大切なことを取り戻そう

櫻井よしこが大切にしてきた 生き方のエッセンス


仕事の目標は10年単位

モノは少なく自由でいたい

子供には日本文化を習わすべき

親は子供をきちんと叱る

家族一緒に食事をする

弱い者を守る

先生は友達ではない

家族の最期は看取る

おしゃれは自分のためではない


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「日本人の美徳」櫻井よしこ著 (宝島社新書)

一心のバッテラ

昨夜ははるばる栃木県から、大学時代の後輩が八幡浜へやってきました。九州は熊本にわたる途中に八幡浜で一泊、という予定だったようです。というか、私が無理やり八幡浜に一泊させたというのが正直なところですが・・。四国と九州を結ぶ玄関口でありながら、案外観光客の滞在時間の少ない八幡浜ですが、フェリーを使う方にはぜひゆっくりと八幡浜に留まってもらって、美味しい海の幸や山の幸を楽しんで帰っていただきたいものです。

というわけで、昨夜は八幡浜を少しだけ案内させていただきました。まずはトロール船「海幸丸」を見学いただいて、その後、お薦めの鮨処「一心」さんに食事へ。こちらのお店、カウンター5,6席だけのかなりこじんまりとしたお店で、間違っても“ネタが豊富”とは言えないのですが、大将の刺身や鮨の技術、諸々の料理の味付けはピカイチです。

ネタも季節や天候、日によって異なりますが、名物は何といっても冬のヒラメやカワハギ、特にカワハギの肝だけをふんだんに使った巻物は絶品です。そして何といっても「一心」の最後の締めくくりは、名物・バッテラ(鯖の押し寿司)です。押し寿司といっても、ギュッとかたい寿司ではなくて、キリッと〆た・・?という感じでしょうか。味は甘くもなく酸っぱくもない、上物の鯖(サバ)と酢、シャリとの絡み具合も絶妙なのです。何とも表現の仕様がない味ですので、これは皆さま、一度召し上がってみてください!としか言いようがありません。

お店情報はコチラです。

愛媛県八幡浜市260-2船場通り

鮨 一心 (TEL0894-22-1718)

おっと、またわが街自慢ばかりになって肝心の後輩の紹介が遅くなりました。八幡浜へやってきた中村君は、大学の体育会(バドミントン部)の仲間!バドミントンのほうも、何と未だに現役プレー中とのことで、毎年、全日本実業団(全国大会)にも出場しているそうです。今回も熊本県へ全日本実業団選手権を視察に行く途中なのだとか・・。
お正月の羽子板レベルから進歩のなかった私とは大違いのようです。今度久しぶりに対戦しましょうね!羽子板で・・!
中村君、ひとまずお疲れさまでした!熊本までの一人旅、存分に楽しんできてくださいませ。

次回はフィアンセとごゆっくりどうぞ!

幼稚園での日課は・・

今日もとても暑い一日になりました。朝から月報の整理や来客等、午後からは少し込み入った調べ物等々で気がつけばもう4:00過ぎに・・、夕方は一件、金融機関の集まりに参加しておりました。最近つくづく1日が短い!と感じるのは私だけでしょうか。陽は長くなっているはずなのに・・、忙しいのか暇なのか・・?そういえば最近、トレーニングもご無沙汰気味に・・、時間は大切に使いたいものです。

最近、我が家の3男坊が幼稚園にデビューいたしました。
幼稚園といってもまだ3歳!
赤ん坊に毛が生えた程度で、次男に連れられて、引きずられて無理やり登園?という感じです。
普段、夜は不在の多い私ですので、朝くらいは育児の手伝いも!と、時間のある朝はなるべく車で送って行っています。
さてその三男ですが、幼稚園に入るなり、玄関ではなくなぜか教会の、花壇のある方向へダッシュ・・!
私はそれを見届けた後、すぐに仕事に戻っていたのですが、数日たったある朝、先生と話していたところ、

先生:「晋作君はトマトがとっても好きなんですね~」
私:「あ、そうですか~、ありがとうございます」
先生:「昨日は2つ、その前は4つも食べました・・」
私:「・・?・・」

どうやら三男が食べているのはお弁当のものではなくて、幼稚園の花壇のトマトのようでした。
何でも毎朝、花壇に直行しては、赤みがかったトマトをチェック&ゲットして、食すのが日課とのこと・・、
ちなみに今朝食べたトマトは、「2つ・・」(本人談!)とのことでした。
いい訳じゃないですが、我が家で朝食を与えていないわけではないのですけどね~。
どうなることやら・・、

記念に大きなトマトでもアップしておきましょう。

1日も早く、まっとうな幼稚園生活を送ってくれることを願うばかりです・・

八幡浜第一防空壕

試合開始直後にアップしたウィンブルドンの決勝は、予想どおり壮絶な試合だったようです。フェデラーらしからぬミスが目立った序盤、ナダルのセットカウント2-0のところで雨のため一時中断となって、私の目もそこでギブアップ、ファイナルまでもつれた死闘となったことは、翌朝のネットニュースで知りました。しかしあそこまで悪かったリズムを、後半に持ち直してくるところはさすが最強王者!それに打ち勝ったナダルは、終始神がかっていました。皇帝フェデラーのランキング記録更新はいつまで続くのやら・・?

話は180度変わってわが街自慢!八幡浜の貴重な歴史遺産の話題です。
実はここ八幡浜は、四国で初めて本格的な防空壕(収容人数200人)が造られた場所でもあるのです。その名も「八幡浜第一防空壕」!港にも中心部にも近い「幸町」という場所にあって、平成に入って市民の手で復元・保存されている貴重な施設です。当時の資料によれば、起工式が行われたのが昭和15年10月、竣工が同16年2月となっています。コンクリート造りで、中にはトイレや洗面所など、生活に必要な設備もそのまま残っているそうです。
「ニイタカヤマノボレ・・」の暗号発信(マニアックですみません・・)が16年12月2日、真珠湾が8日ですから、戦時の避難のための施設が開戦の1年以上も前に着工された計算です。作られた経緯や場所については、今なお確認されておらず不明な部分も多いとのこと・・。まさに謎の防空壕です。

先日、子供たちを連れて入口まで見学に行ってみたのですが、いかにも歴史を感じさせるたたずまいです。ご近所の有志の方が入口の鍵を保管されてあるそうで、見学希望者は中をみせてもらうこともできるようです。私もまだ見たことがないため、この際、子供と一緒に・・と思いましたが、今回は異様な雰囲気を察知した次男に却下、まぁ、まだ幼児ですのでまた次の機会にでも見せてやりたいと思います。

いずれにしても終戦から60数年、戦争の記憶が年々風化してしまう中にあって、身近に歴史の一端を感じることができる、とても貴重な地元資源といえます。

こちらは復元された当時の様子を伝える地方紙の紙面です。ご興味のある方、参考までにどうぞ!

http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/yahatahamasinnbunn.htm

フェデラー6連覇なるか?

いよいよ今年もやってきました。2008ウィンブルドン男子シングルス決勝!
もちろん顔合わせは昨年と同じ、最強のオールラウンドプレイヤー、フェデラーVS赤土の王者ナダル!
昨年に引き続き、序盤から熱いゲームになりそうな予感が・・。またまた睡眠不足に要注意・・!?

決断力の研究

事務所のフロア改修も土曜にはほぼ終了、デスクとパソコンの配置も決まって、週明けにはいったん裏の社宅へ運び出した書類の整理もできる見込みです。漁業という商売柄、昔は交代制で寝泊まりする宿直室などもあったのですが、今はそこが小さな応接スペースとなっています。今回の改修に合わせて書棚やプリンタ、FAX等の位置も動線に合わせて少しずつ変更、これで仕事の効率も上がれば良いのですが・・!?

戦前・戦後に活躍した企業家の「決断」をテーマにした本を読んでみました。一般にはあまり知られていない企業家のなかにも、特に戦前は偉大な思想と哲学を持った経営者が実に多かったことを改めて知りました。様々な転機における決断、意志決定も、国家社会に対する帰属意識や使命感、崇高なる独自の思想、道徳観に裏打ちされたものであることは、すべての企業家に共通するところです。

以下、紹介文と少々メモのみ・・。

収まりどころのない反抗心、狂気、異質性―偉大なる決断は合理性を超えたところに生まれる。
吉田秀雄・本田宗一郎・松下幸之助・出光佐三ほか、稀代の名企業家18人の意思決定の秘密に迫る。

1.組織と業界を革新するための決断
2.自然の理にかなった決断
3.企業家センスがもたらした決断
4.常人離れした人間力が可能にした決断
5.転身力・転進力がある決断
6.博愛の精神が生んだ決断

電通「鬼十則」(昭和26年8月発表)

1.仕事は自ら「創る」べきで、与えられるべきではない。
2.仕事とは、先手先手と「働き掛け」ていくことで、受け身でやるものではない。
3.「大きな仕事」と取組め、小さな仕事は己を小さくする。
4.「難しい仕事」を狙え、そして成し遂げるところに進歩がある。
5.取組んだら「放すな」殺されても放すな、目的を完遂するまでは。
6.周囲を「引きずり回せ」引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地の開きができる。
7.「計画」を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8.「自信」を持て、自信が無いから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらがない。
9.頭は常に「全回転」八方に気を配って、一部の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10.「摩擦を怖れるな」摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は卑屈未練になる。


「予が今日まで思い込みにては、生涯政事家となる心得なりし。
しかるに・・・、政事家(政治家にあらず)の生涯ほど進退浮沈のはなはだしきものはなし。
三日の天下、百日の皇帝、いわゆる水草の生涯なるものあり。
臨機応変の才に富む人のほかは、決してこの不安心なる生涯を企つべからず」

中上川彦次郎

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「決断力の研究」(渡邊祐介著/PHP刊)

来るべき南海地震に備えて・・?

金曜日、今日も午後からはかなり暑くなりそうです。今週もあいかわらず、バタバタ(ジタバタか・・?)としているうちに早くも週末に突入・・。連日、新聞・テレビをにぎわしている漁業者の一斉休漁ですが、私たちの沖合トロール漁は、出漁見合わせの前にそもそも長い長い休漁期の真っただ中。原油価格の先行きに怯えながらも、海幸丸では9月からの解禁に向けて、着々と出漁準備を進めております。こちらは川之石の工場での漁具修繕作業の様子。

築40年という弊社の社屋、さすがに屋根に壁面、床等々・・、あらゆるところにガタがきていて、100年のサイクルでやってくるともいわれる「南海地震」に耐えられるかどうか、少々心配でもあります。かといって、建て替えたり移転したりなどというわけにもいかず・・。せめて少しでも快適な仕事環境を・・と、遅ればせながら床面だけ一部改修(OAフロア化)してみることにしました。(もちろんこの改修、耐震には全く無関係なのですが・・)

ちょうど本日、その工事に入っていて、事務所は今朝8:00にはご覧のとおり“もぬけのから”状態。
今日1日は、事務所裏の社宅の部屋にこもって、かろうじて事務作業・電話応対をしている始末です。
来社される皆さまには、大変なご不便とご迷惑をおかけしております。
明日中には、デスクやパソコンも搬入されて元通りになる予定ですので。

ちなみに10:00現在でこんな感じです。配線の通るパネルを敷き詰めてしまえば、作業も早そうです。
さすがに今日だけは通常業務というわけにもいかず、真昼間からブログの更新をしてしまいました。

午後からは、こんな時しかできない仕事に取り組むとします。ゲッツ!

とうとう自律神経も・・

朝から頭も重いし体もだるい・・、体調不良の一日でした。午前中から来客に昼からはノートPCの納入、夕方も少し長い打ち合わせへと続きましたが、とにかく体が鉛のように重い上に、いつもに増して頭も冴えない、キレもゼロ・・、こんな日はブログもサボろうかと思っていましたが、新しいPCの動きをチェックするついでに、無理やり更新しています。このだるさは普通じゃないです。とうとう自律神経までもやられてしまったのか?それともやっぱり昨晩のアルコールの成果・・、(せいか・・!)あ~、ダジャレもキレないっす・・(ナイス→nice・・!?)おっちゃん、かなりきついですね・・。

こんなときは、最近おぼえた・・・

ゲッツ!

お休みなさいませ!

第40番観自在寺

前社長からの引き継ぎで、愛媛県無線漁業協同組合の通常総会に出席するため、朝から愛南町深浦港を往復しました。晴れたり降ったり曇ったりと変な天候でしたが、梅雨時にしては風もあってまずまず涼しい一日でした。往復約5時間ですが、漁業者間の話題は今日も燃油・燃油・燃油・魚価・燃油・燃油・魚価・燃油・・といった感じでした。一体、日本の漁業はどうなってしまうのでしょうか?人ごとではないのですが・・。

往路2時間半を予定して出発しましたが、約2時間で御荘まで到着、少し時間もありましたのでこんな時こそ仏頼み・・と、久しぶりに八十八箇所霊場に立ち寄ってみました。今日訪れたのは御荘町にある別格本山、第40番札所「平城山 観自在寺」です。高知県へ向かう国道から細い道を折れた場所にある、さほど大きくない山門(仁王門)が入り口ですが、ひとたび中に入れば実に広々とした立派な境内でした。
平城天皇の勅願所として802年(大同2年)、弘法大師が薬師如来他三体を刻んで開創、四国霊場の一寺と定められました。薬師如来ですから言い伝えられる主なご利益は病の治癒、四国霊場第一番「霊山寺」から最も遠い場所にあるため、「四国霊場の裏関所」とも呼ばれる札所なのだそうです。

名称:平城山 観自在寺 薬師院(第40番札所)
所在地:〒798-4100 愛媛県南宇和郡御荘町平城2253-1
開基:弘法大師  
宗派:真言宗大覚寺派
ご本尊:薬師如来
ご真言:おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
ご詠歌:心願や自在の春に花咲きて 浮世のがれて住むやけだもの

このペースでいけば、八十八ヶ所全てを巡り終わるのにあと28年かかります・・。
ガンバレ、もうひと息・・!?

明日は愛南町へ行ってきます

今日は午前中のみ会社にて業務、日曜ということで閑散とした社内は電話も来客もなし・・、こんな時こそ・・と、少々たまった極秘の書き物(といっても遺書ではありません・・)もしておりました。午後からは少しばかり読書、夕方は子供と散歩に食事前のランニング、と平凡な日曜日でした。
ただ今NHKでは、エリアフ・インバル指揮/東京都響のマーラー「第8番」!何しろ大編成でしかも長すぎ・・、で、私にとっては3番や7番と並んで非常に苦手な一曲です。明日は会議のため愛南町(深浦)を往復予定、車中では苦手なマーラーでも克服するとしましょうか!事故しなければいいのですが・・。

ミラクルXと再会!?

昨日は夕方から一件業務を兼ねて松山へ。夜は小中学校時代の同級生と2人で、久しぶりに繁華街へ出ておりました。その幼友達との再会は実に約20年ぶりなのですが、彼の身長は何と190cm!目下178cm(いまだ成長途上・・?)の私は、普段、物理的に顔を見上げて会話するということがあまりないのですが、昨晩はさすがにデカイ相手を見上げつつ、夜の街を練り歩いておりました。

その旧友との出会いは、名門?ソフトボールチーム「白浜スポーツ少年団」!今でこそ会社生活の彼ですが、かつては県内屈指の野球名門高校の4番打者、甲子園で伝説のサヨナラ本塁打を打って、ドラフト指名でプロ野球の道へ進んだ、同級生の中では元祖怪物!でもありました。
昨晩は、昔の思い出話にはじまって双方知っている同級生の近況やら、これまでの遊びに野球に恋愛話、お互いの家族や仕事の話題等々・・、気づけばあっという間に日付が変わっておりました。2人にとっては空白の20年・・ではあるのですが、たがいに連絡を取りあっていなくても、ひとたび会えば距離や立場を超えて会話に花が咲いて、一瞬のうちに昔に戻ることができる・・というのはやっぱり同級生ならでは・・。つくづく幸せなことやな~!と、深夜までおっちゃん2人で感慨に耽っておりました。
NHK番組「男たちのトロール漁」と、私の父が亡くなったことがきっかけとなった今回の再会・・。お互い、この縁を大事に紡いでいきたいものです・・。

川田さん、今日も元気です!

あっという間の一週間で早くも週末です。海幸丸の整備は順調に進んでおりますが、毎年、休漁シーズン恒例となった、向灘岸壁での仕事合間の「かご漁」も順調の様子です。こちらのボスはお馴染みの川田さん、休漁期でも常に魚を狙いに行くところは、さすが根っからの海の男です。こちらは先日、マダコと一緒に揚がった大物のアナゴをさばきにかかる川田さん。いつまでも元気に頑張りましょう!私は今日夕方から松山、明日は西条の予定です・・。

21世紀は縦軸の時代!

最近どこを向いても暗い話題に悲しいニュース、道理に合わない、筋の通らない話が多すぎです。肉も魚も産地偽装や責任回避・・、そういえば一時期、いろんなビジネスで一世を風靡した、オープンカーを乗り回す創業経営者が立ち上げた大手人材派遣会社も今日で廃業・解散が決まったとのこと。やはり世の中、規模や知識、合理性の、いわゆる横軸の時代から、中身や本質、道徳・精神性の縦軸思想の時代へ、どんどんシフトしていることを感じます。

今日のミーティングでは、当社の理念とビジョンに沿った前向きな話題もチラホラ・・、そのうちの一つとして、いつものワンダーミックス社さんのご協力のもと、新専務・新店長のブログも無事開設となりました。楽しくて有意義な情報発信&コミュニケーションを期待しています。皆さま、どうぞお楽しみに!

トップページからどうぞ! → http://www.uwakai.com/

日本産魚類耳石大図鑑

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皆さまは、「耳石(じせき)」という骨をご存じですか?実は私も少し前まで知らなかったのですが、魚類の頭にある炭酸カルシウムの結晶から成る骨だそうで、平衡感覚をつかさどる機能を持つそうです。木と同じように、この断面には円状の年輪のようなものがあるため、耳石から魚の年齢も推定できるとのこと。その耳石を一同に集めた国内最大規模のサイトが、「日本産魚類耳石大図鑑」です。この貴重なサイトの制作主は愛媛県立宇和島水産高校の山木勝博士、弊社(海幸丸)は漁獲魚種の提供にて、微力ながら研究のお手伝いをさせていただいております。豊富なデータ量には、ただただ驚き!です。皆さまもぜひご覧くださいませ!

→ http://www.geocities.jp/fishotoliths/  「日本産魚類耳石大図鑑」

漁港における衛生管理

昨日は、八幡浜市役所で行われた「衛生管理型魚市場」に関する講習会に参加してきました。今回は、2014年に完成予定の新しい八幡浜魚市場の建設に合わせての勉強会。近年の食の安全志向を背景に、全国的にも衛生管理型魚市場のニーズは高まっているようです。先進事例は多数あるものの、八幡浜ほど規模の大きい産地市場での取り組み事例は、まだまだ少ないとのことでした。

基本的には、「陸揚げ・荷捌き・販売(セリ)・積込み」という市場での一連の作業において、HACCPの考え方を導入して、衛生管理と鮮度保持を目指そうというものです。そのためには魚市場の屋根や壁面、トイレや出入口等の施設を考慮して設計することが必要なのですが、現状の作業工程を考えれば、設計だけでも“前途多難”という印象です。
比較的規模の小さな、魚種の限られた港であればある程度効率よい設計も可能なのでしょうが、八幡浜のように、大小・多種済々の漁船やトラックが入り乱れる市場(しかも荷受は3社!)では、統一ルールの下での施設設計は、現実問題として容易ではありません。
昨日の講習会の後には、魚市場の若手メンバー(ワーキンググループ)が会して、意見交換が行われましたが、現場レベルの要望もてんこもり・・、一定のどこかでは意見を集約して、最後は施設に合わせて作業をできるだけ効率よく変えていくより他ないのでは、と感じました。
水産庁では、現行の漁港漁場整備長期計画(2007~2011)において、高度に衛生管理された水産物の出荷割合を50%にまで高めたいとの意向があるようです。「清潔な魚市場」のためには、施設とルールはもちろんのこと、最終的にはその中で働く私たちの意識変革(自主衛生管理)が何よりも大切だと思います。全国へ向けた「魚のまち八幡浜」のブランドを高めるためにも、関係者が連携して、地道に取り組んでいきたいものです。
ついでに、昨日の会合では議論の範囲外、で今後も皆さまには“未知の世界”と思われるのが、実は漁港ならぬ「漁船における衛生管理」!!こちらも清潔な製品づくりを徹底したいと思います。

脂の乗った寝かしアジ!?

旬を迎えている宇和海の活鯵(アジ)をいただきました。私のおススメは手のひらサイズ、〆た後に、一晩寝かせて脂がまわって柔らかくなった状態のアジです。氷の上にラップを敷いていただくといっそうお酒も進みます・・。新しすぎるアジはゴムのような固い食感で、今一つアジ本来の旨みに欠けるのです。好みは分かれるところではありますが・・。皆さま、寝かしアジ?もぜひお試しください!それと今日はこんな大好物もたくさんいただきました!!

今日から数日、子供に負けないように食べ放題・・!の予定です。

↑酸っぱいイチゴ!

↑甘いビワ!

ありがとうございました!

頑張れ、少年剣士!!

午前中のみ会社で少々事務仕事、午後は家族で大洲へ。夜は久しぶりに子供の通う剣道を見学に、八幡浜武道館まで行ってきました。運動といえば昔から球技しか経験のない私は、今になって武道に少し憧れをもっています。欧米生まれのスポーツ競技にはない、何となく“凛”とした独特の雰囲気が良いですね~。まだまだ週2回の練習への参加がやっと・・という子供たちですが、はたして、ものになるのはいつの日やら・・?

頑張れ、少年剣士!!

同族経営学

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昨晩も連日のシッポリ飲み会、予定は未定・・で少々(かなりか?)時間オーバーでしたが、美味しいお酒にも出会えて楽しい夜でした。海幸丸のほうは出漁準備も着々と進んでおりまして、今年は老朽化してしまった社屋(築40年・・)も一部補修を施しております。こちらは冬は漁師、夏はクワガタ博士、目下、階段ステップ修繕のため、内装業に挑戦中のU本君です!

話は変わって会社の話題・・。我が国の法人企業数の99%は中小企業、しかも同族会社!というのはよく知られています。でも「経営学」という場合、その大半は大企業を前提にした理論で、なかなか小さな会社でそのまま活用できないなぁ、と感じたことはないですか?私もそう思っていて、社会科学の中で、中小企業経営論のような分野がもっと主流を占めてもいいのでは?と感じておりました。
そこでつい先日、題名をパッと見てすぐに購入を決めてしまったのがこちらの「同族経営学」。読み物というより、整理ノートといった感じの本なのですが、一般的な経営論ではなくて中小零細、しかも同族会社の繁栄に相応しい給与・報酬体系や人事制度、事業承継のあり方等のヒントが満載です。
「うちの会社は同族なんで・・」といって、大手企業と比べてつい卑下するように会社を紹介してしまうことってよくあります。これは世間一般の大企業経営学に汚染された考え方なのだそうで、国内総生産や雇用の7割をカバーする中小同族会社にもっとプライドを持とうじゃないか!というのが著者の主張です。従来の経営原則とは正反対の主張もあったりして、なかなか面白くヒントも豊富な本でした。
お決まりのテイラーやファヨールから始まる堅苦しい経営学ではなくて、「同族経営学」だけを専門に扱う大学の学部やゼミがあったら、さぞ泥臭いテーマやバトルも?豊富で面白いだろうなぁと、感じた次第です。

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「同族経営学」(大平吉朗著/経営書院)

イカ釣り船団休漁へ!

今日は久しぶりに「八幡浜経済研究会」なる会合に出席、その後はショットバーで静かに美味しいお酒もいただきました。話題は変わって、テレビや新聞報道でご承知のとおり、6月18日から2日間、全国イカ釣り漁業協議会の呼びかけで、イカ釣り船団約900隻が一斉に休漁したとのこと・・。理由はもちろん燃料費の高騰で、今回の休漁行動で政府や水産関係者、また消費者へ窮状を訴えるという目論見もあるようです。

A重油の価格はわずか数年前の約2.5~3倍の水準に・・。6月16日付けの「みなと新聞」によれば、重油価格が今のまま推移すれば、全国の漁業経営体の約4割が廃業に追い込まれ、5万人から8万人が職を失う、との試算もあるようです。漁業者にとってみれば、本当に恐ろしい時代の到来です。
が、今回のイカ釣り船の休漁を見ながら思うのは、案外冷やかな水産関係者や消費者の反応です。実際、2日間程度イカ船団が休漁したところで、全国の需供バランスにはさほど影響がないようで、逆に輸入の冷凍商品の需要が増して、鮮魚の価値が下がるとの見方もあるようです。
原油高騰や供給量の減少で、末端の小売価格は上がったものの、その影響が最上流の漁業収入にはなかなか反映されないのが、漁業者にとっては悩ましいところです。やはり、何らかの形で自ら価格決定権を持てる漁業に転換できなければ、市場経済の中ではいつまでたっても苦しい立場が続くのに変わりはないのではないでしょうか。
何はともあれ、このままの仕組みでは、日本近海の刺身が食べられない時代すら到来しないとも限りません。今後の資源や価格の動向に注目するのは当然ですが、漁業や流通の仕組み改革のために関係者の知恵を集めて、漁業存続の道を探っていきたいところです。

グランプリにふれ愛JCドーム!

週明けの月曜日、昨日とはうって変わって晴れていますが、梅雨らしく湿度は高そうです。午後からは業界会合のため、松山の予定です。午前中に雑用を済ませねば・・。と、今日はうれしいご報告を一つ。
土日はJCの地区会員大会で高知県土佐清水まで行ってきました。大会では、選抜された優秀なJC事業のプレゼン&褒賞も行われたのですが、最優秀グランプリには、(社)八幡浜青年会議所の「ふれ愛JCドーム」(昨年10月開催)が順当に!選ばれました。お見事四国でNo.1!!M委員長、本当におめでとう!!

水を得た魚のように・・!?

昨日は夕方から中小企業診断協会主催の講演会へ。講師はアウトレット家具の業界で急成長を遂げている、ビッグウッド株式会社(本社松山市)の杉浦社長(51歳)でした。幼いときからの生い立ち、創業時の苦労談、業界の流通構造やニーズの変遷、経営の理念や使命、生き残りの戦略等々・・、特に流通改革の話題は水産業界にも相通じる部分が多く、興味深く拝聴いたしました。

印象に残ったのは、事業における「哲学」という話題。今や同社は、全国に直営・FCを合わせて20店舗を有する中堅企業ですが、その昔、4店舗目を出展する際に、ある講師から「君の会社には哲学がない、出店はやめなさい」といわれて、思いとどまったとのこと。それ以来、家業から企業への脱皮を図る中で、哲学(経営理念や企業使命)の大切さを認識して、自社の存在意義を見直す契機になったとのこと。
「経営理念は社長の分身!」とは、よく言われる例えですが、既存事業であれ新規事業であれ、また業務レベルの些細な意思決定にいたるまで、ずべて自社の理念と使命に照らして考えをスタートさせることの大切さを改めて感じた次第です。社長の講演にもありましたが、理念の策定だけではもちろん「絵に描いた餅」、いかに浸透させていくかが経営幹部の大切な役割といえます。
当社の「一魚一会」も「絵に描いた餅」ではなくて、「水を得た魚」!!のように、スイスイ皆さんに浸透して共有できるように!といきたいものです・・。前途は多難!ですが、まずは出来ることから一歩ずつ、というところでしょうか。

多く働くためには・・

一日雨模様の八幡浜、夕方予定されていたソフトボールももちろん中止でした。今日も夕方までなかなか慌しい一日に・・。6月から解禁となった小型底曳きではヤリイカ(本スルメ)が豊漁の様子、9月からの中トロ漁へもうまく繋がってくれればいいのですが・・、7月、8月の漁場情報に期待したいところです。

今日はヒルティの「幸福論」(第一部)からの一節。古典ですが、現代の仕事や生活にも通ずる名著ではないでしょうか。
まだまだ読了!とはいきませんが・・。

多く働くためには、力を節約しなければならない。そしてこれを実行するには、とくに無益な活動に時間を費やさない心掛けが必要である。われわれが無益な活動のために、どれだけ多く仕事の興味と精力をそがれているかは、ちょっと口に言えないほどだ。まず第一に挙げねばならないのは、新聞を読みすぎること、第二に、不必要な会合や政治活動、とりわけ「カフェー政談」という名で広く知られているような、くだらぬ政治活動である。実に多くの人が、たとえば朝の一番いい仕事の時間を新聞を読むことで始め、また同じく晩は晩で、必ず何かの会や社交クラブや、時としては賭博のテーブルで、その日を終えるというようなことをやっている。彼等が毎朝、一つの新聞を隅から隅まで読むとか、いくつかの新聞に目を通すとかして、そのために翌日まで一体どれほどの精神的利益を持ちつづけるかは、誰も正確に言うことができない。しかし、彼等は大抵こうして新聞を読んだあと何となく仕事に対する興味を失い、手もとに他の新聞があればそれを手にとることだけは確かである。
 多く仕事をしようとする人は、精神的雑用を、なお言い添えてよいなら肉体的雑用をも、注意して避けなければならない。そして真にやるべき仕事のために、精力を充分たくわえておくべきである。

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「幸福論」第一部(ヒルティ著/岩波書店)より

OLD FRIENDS

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昨日はトレイルランの大会にて、ずいぶん前に仕事でお世話になった方と偶然再会・・、と思いきや今朝は7日に再放送されたNHKの「男たちのトロール漁」がきっかけで、懐かしい同級生の友達より電話をいただきました。まともに会話するのも実に約20年ぶり・・、さっそく再会を祝して飲み会を企画した次第です。記念に今日はサイモン&ガーファンクルの名曲をBGMに、懐かしい記憶を辿りながら喉でも潤すとしましょうか。(いつも潤いすぎか・・?)

Old friends
Old friends

Sat on their park bench
Like bookends
A newspaper blown through the grass
Falls on the round toes
Of the high shoes
Of the old friends
 
Old friends
Winter companions
The old men
Lost in their overcoats
Waiting for the sunset
 
The sounds of the city
Sifting through the trees
Settle like dust
On the shoulders
Of the old friends

Can you imagine us years from today
Sharing a park bench quietly?
How terribly strange to be seventy

Old friends
Memory brushes the same years
Silently sharing the same fear...

オールドフレンズ
残り少ない日々を共にする仲間たち
コートにくるまったまま
日が沈むのを待っている

オールドフレンズ
公園のベンチの両端にすわっている二人の老人・・
その姿は、まるでブックエンドみたいに見える
捨てられた新聞紙が、風に吹かれて芝の上を舞い、
彼らの丸い革靴のつま先にからみつく
 
町のざわめきが木々の間から漏れて
ホコリのように彼らの肩の上につもる
 
僕らもいつかああやって、ベンチで静かに
最後の季節を迎えるようになるのか?
70歳になった自分なんて、想像出来るもんか

オールドフレンズ
思い返せば、あっという間だったな
ああ、お迎えももうすぐさ


サイモン&ガーファンクル「OLD FRIENDS」(1968)より

JC家族会で鵜飼へ

午前中は第8回のトレイルランニングに参加、夜はJCの家族会で十数年ぶりの「鵜飼」(うかい)でした。トレイルのほうは今年で4年連続、ただしいつもの一花入魂君、トロール市のS君は両者とも所用で出走せず、そのため今回はバトルなし・・、でしたが、練習不足のため最後はバテバテでした。おかげでJC家族会では美味しいビールが飲めましたが・・。

出走の結果はこちらから・・!
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/kyoshi/tr/2008/tr2008k.htm

大洲肱川の鵜飼は、「日本三大鵜飼」の一つで、愛媛県南予地域を代表する観光スポットです。
私たちお隣の八幡浜市民にとっては、なかなか近くて遠い名所です。
今回は落水しそうな子供をたくさん連れていて、風情を楽しみながらのんびりと、とはいきませんでしたが・・。
それでも最後は盛り上がって、久しぶりの鵜飼を十分に堪能させていただきました。
ちなみに最後はこんな感じ。皆さま、お世話になりました。


港町八幡浜を一望!

港町が一望できる我が家のお墓は、自宅裏のみかん山“権現山”を少し登ったところにあります。南向き正面には現在使われている仮設魚市場、左前方には懐かしい旧市場、右手には漁場宇和海が広がります。眼下には地元向灘、もちろんただ今整備中の海幸丸も確認できます。漁師町八幡浜ウォッチングには最適立地のお墓!です。港湾振興ビジョンで5年先にはどんな風景になることやら・・、港の行く末も見守ってほしいものです。明日は海鮮朝市&八日市、トレイルランニングに鵜飼(うかい)・・!イベント目白押しの予定です。

トロール市店頭に「幟」登場!

鮮魚の加工場や空輸直送便の出荷センターに合わせて、地元のお客さま向けの小売販売施設も兼用している「トロール市」。あまりに魚市場に近いせいもあってか、地元の皆さまには“ただの加工センター”にしか見えないらしく、鮮魚専門店のイメージからは程遠いようです。看板や大漁旗等で店頭の訴求効果を高めるべく、アレコレと工夫しておりまして、今回新しくお目見えしたのがこちら(写真右)の幟(のぼり)!特に日曜祝祭日の観光客の目にとまってくれればなぁ・・と。はたして効果のほどはいかに・・?ガンバレ、S石新店長!!

ヒラタクワガタ孵る

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昨晩は久しぶりに日本酒、しかも一升びん登場の一触即発の懇親会!?となりました。時間が遅かったこともありまして、私は例によって1次会でギブアップでしたが・・。今日も早朝から来客数件、でしたが、漁撈資材の価格改定(もちろん値上げ・・)のお願い通知も頂戴しました。できることならいただきたくはないものですが・・。原油価格高騰の余波はどこまで広がってしまうのか・・?先行きがとても心配です・・。

先日もご紹介した海幸丸乗組員、U本君の高尚な趣味「昆虫採集」(冬は魚類採集)ですが、
つい最近自宅で飼育していた「ヒラタクワガタ」がサナギから孵ったそうで、見せてもらいました。
かなりのビッグサイズで、記念に写真を撮ってみました。どうです、この大きさ!

このほかにも、「オオクワガタ」を含めて幼虫数十匹を、家庭で研究・飼育しているそうで、
自前の飼育室の空調管理のために、わざわざ新しい冷暖房装備も入れたそうです。

見かけによらずなかなか熱心な研究ぶり!!頭が下がります。
今度は我が家の子供にも見せてくださいな!!

以上、よく分からない「業務日誌」でした。

失敗は共同の責任

今日も朝から机に向かっての雑務や数件の来客、午後からは相談や打ち合わせ等でやはりバタバタと・・。最近トロールが曳きあがったせいもあって、現場仕事もずいぶんご無沙汰気味に・・、自分が魚屋だったことすらつい忘れてしまいそうですが、経営者として好ましくない傾向です。が、今休漁期ばかりは、今のところ本社業務のほうが何かと忙しいようです。明日は諸々の用務で松山往復、夜はJC例会という予定です。

夜はドビュッシーをBGMに、「菜根譚」で心の栄養補給を・・。のつもりがアルコールも少々補給してしまいましたが・・。
でも人間、日々の生活が忙しいときこそ、まわりに流されない時間と空間が必要なんでしょうね~。なかなかその獲得は難しいのですが・・。
こちらはその「菜根譚」からの一節。

当に人と過ちを同じくすべく、当に人と功を同じくすべからず。功を同じくすれば、即ち相忌む。
人と患難を共にすべく、人と安楽を共にすべからず。安楽なれば、即ち相仇とす。

洪自誠

人と事をなして失敗した場合には、その責任は同じく分かち合うべきであるが、成功した場合には、その成功は同じく分かつべきではない。功績を互いに同じくすれば、仲が悪くなってしまう。人間というものは、失敗の責を自分独りに帰したくはないが、成功は独り占めにしたい考えをもっている。
また、人と逆境にあって苦労を共にするのはよいが、順境の時は安楽を共にしないほうがよい。もしも人と安楽を共にすれば、利欲のために憎みあう仲となってしまう。

<洪自誠「菜根譚・前集百四十二」久須本文雄訳>(講談社)より

初鰹(はつがつお)

昨日、日曜も早朝より少々仕事、10:00からは地元のイベント「福祉のつどい」に参加、夕方は少し走りに行って夕食という1日でした。ジョギングのあとのビールはやっぱり格別ですね~。昨日は、こちらでも旬を迎えている鰹(カツオ)をタタキでいただきました。おかげで疲れた体に程よく(ほどよく・・です)アルコールも回って、久しぶりに睡眠もバッチリです。

カツオの一般的な旬は5月から10月にかけて。回遊魚で知られる魚ですが、日本近海では毎年早春に沖縄・小笠原諸島に現れて、5月初旬には南日本一帯に回遊を始めます。夏には、黒潮に乗って東北沿岸を北上して滞留した後、初秋には南下を開始、晩秋には日本近海を去るというのが、日本近海のカツオの生態です。
そのため一般的には、春に獲れる北上カツオを「初鰹」(はつがつお)、秋に三陸沖で南下するものを「戻り鰹」(もどりがつお)と呼んでいます。関東では、脂の乗っている「戻り鰹」の刺身が好まれますが、こちら四国での消費はやはり春から夏にかけての初鰹、食べ方もタタキが中心です。
漁法はもちろん「一本釣り」!トロール船海幸丸の対象魚種からは漁場、時季ともに外れていて、網にかかることはめったにない魚です。四国では愛媛よりも高知(土佐)のカツオ一本釣りが圧倒的に有名ですが、愛媛県内では深浦(ふかうら)港がカツオの産地として知られています。
最近は冷凍技術の発達で、急速冷凍(真空包装)処理を施した「鰹のタタキ」が出回っていますが、味はやっぱり「自家製タタキ」には適いません。最近では、自宅でメラメラ、バチバチという音を立てながら鰹を焼く家庭も少なくなってきましたが、そんな季節ならではの、古き良き食文化こそ大切にしたいものです。

負けに不思議なし!?

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いくらゲームには“流れ”があるといっても、7点差をひっくり返されるとは・・!しかもラリーポイントで・・。
バレーボールは何と恐ろしいスポーツでしょうか?ガックリ・・です。

「勝ちに不思議あり、負けに不思議なし」

示唆に富んだ、含蓄ある名言ではありますが、さすがに今日は不思議だらけ・・。次こそ・・ガンバレ日本!!

地域力連携拠点事業スタート

午前中は月末事務や手続きに会合一件、午後からは長い間あたためていたアイディアの準備を少々・・。今年の四国は6月を待たずに「梅雨入り」に、そういえば最近、庭のいたるところに「ナメクジ」が大量発生しているのも気候のせいでしょうか?子供たちは喜んでいますが・・。

今日10:30からは、商工会議所にて「地域力連携拠点事業に係る第一回運営会議」が開かれました。私は「昭和水産:中小企業診断士」という、少々怪しい立場で!?、委員として出席してきました。経済産業省では、地域中小企業を支援するために、全国300箇所を支援拠点に選定、今回は八幡浜商工会議所が応募した計画が認定されて採択となった形で、名称も「八幡浜地域経営支援センター」となるようです。
以前は、国・県・地域の3つの類型で、窓口相談を主として運営されていた中小企業支援センターですが、今回の事業では主管(拠点)側に一定の権限が委譲されて、支援の進め方や相談体制も各拠点の実情に合わせて構成されています。特に今回の事業は、県内に散在する各支援機関とのネットワーク、そして地元金融機関との連携に主眼が置かれているようで、この点では以前の支援センターのマイナス面を補っていて、より利用企業のニーズに即した事業となっています。
種類も組織も複雑で、長年利用しづらいことで評判の?経済産業省の中小企業支援施策ですが、「おんぶに抱っこ」というスタンスではなく、目的とテーマを絞って利用することでメリットや気づきも得られるのではないでしょうか。今回の支援拠点から、南予活性化につながる事業が生まれることを期待したいものです。
さっそく当社でも利用してみたいと思っています。地域力連携拠点事業の詳細は下記でどうぞ!

http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/downlord/080520shien_flow.pdf

仕事は“まな板”周りから!

今日もあっという間の1日、気がつけばすでに5:00を回っていました。今日は、これまで落とせなかった難攻不落の書類棚にも手を入れて、ここ1週間続けてきたデスク周りの整理もいったん無事完了!となりました。その昔、「お前のまな板は汚ねえんだ!仕事の出来不出来ってのは、仕込み(事前の段取り)と“まな板”周りの整理・整頓で決まるんだゾォ!」と、刺身包丁を手にした魚職人に一喝(恐喝?)されたことがありますが、今思えば、的を得たありがたいご教示です。“まな板”が“デスク”に変わっても同じこと、ですから・・。いつも気をつけたいものです。

さよなら アルテッツァ!

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よほど好評なのか、はたまた番組ネタが不足しているせいか、昨年8月、NHK総合テレビで放映された「男たちのトロール漁」(第15・16海幸丸出演!?)が再放送されることになったようです。少し微妙な時間帯ではありますが、前回も前々回も見逃した・・!という方は、どうぞご覧くださいませ!放送日程は下記のとおりです。

チャンネル:NHK・BSハイビジョン放送
6月7日(土) AM6:00~6:50
6月10日(火) PM4:00~4:50

1998年のモデルで、発売当初に購入した車ですから、かれこれ10年以上・・!
もちろん帰省・結婚・出産と、その間にはいろんな環境変化もありましたので、ずっと私一人が乗り続けてきたわけではないのですが、いざ手放すとなると、なかなか感慨深いものがあります。ここ数年は、社長(父)が近場の“街乗り用”で使っておりました。購入当初は、渋い、良い色と思った濃い目のブルーも、10年を経てこの歳になってしまえば、ちょっと若すぎ・・、しかも考えてみれば、家族で乗れない上に、いざというときに魚の配達の用も足せない・・というわけで「緊急家族会議」を経て、この度、思い入れのある我が愛車“アルテッツァ”を手放すことにしました。
少し寂しいですが・・。愛車も人と同じで、“別れと出会いの繰り返し”ですね~。また良き愛人・・、いえ愛車に、巡り会えますように・・。

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国の本は民、家の本は身

週明けでやはり何かとバタバタと・・。昨日の日曜出勤で事務所はかなりスッキリしましたが、諸々の手続きや届け出等々はまだ“道半ば”、今週末あたりには、先が見えてくるものと思います。このブログも、気が付けば週に1回か2回しか更新できず・・。お恥ずかしい限りです。6月からは、また目一杯“季節の海の幸情報”をお届けします(自戒の意を込めて無理やり予告!)ので、どうぞお楽しみに!

最近、といっても出張前からですが、漁期が終わって深夜勤務が無いため、夜は少しだけ読書時間が増えつつあります。パソコンまでは手が伸びないのですが・・。目下、ヒルティの「幸福論」という書にハマッていますが、新鮮な上に、日々の仕事や経営に役立つテーマも豊富で驚いています。ご紹介するにはもう少々時間が要りますので、今日はいつもの「言志四録」から一節をご紹介して日記とします。

国の本は民に在り、人主之を知る。家の本は身に在り、人主或いは知らず。国の本の民に在るを知りて之を民に刻責し、家の本の身に在るを知らずして自ら奢侈を極む。故に益々之を民に責む。国の本既に倒れなば、其れ之を如何せん。察すること無かる可けんや。

佐藤一斎

「国家の本は民にある」ということは、人主は知っているが、「家の本は自分の身にある」ということは人主が知らないことがある。国家の本が民にあることを知りながら、民をむごく責めたてたり、家の本が人主自身の身にあることを知らずに、自ら贅沢を極める。自ら贅沢をするから、ますます民に対し重税を課して責める。国家の本である人民が倒れてしまったら、どうしようもない。この点を人主は十分考えなくてはいけない。

<佐藤一斎「言志てつ録・二百八十」久須本文雄訳>(講談社)より

最期の言葉

2泊の東京出張、今回は業界、全国沖合底曳網漁業連合会(略して全底連!?)の理事会・総会、そして懇親会への出席が主な内容でした。あとは大型書店での仕事関連の調べ物を少々、今回はお得意先さまの訪問は出来ず・・。次回はゆっくりとご挨拶へ伺いたいと思っています。正午過ぎの便にて戻ってきましたが、こちらは大雨、また魚も少なそうです・・。

先日、書店で衝動買い、パラパラと読んでみました。「101人の男たちの辞世」を集めたもので、高杉晋作に始まって井上靖で終わっています。個人的には、幕末では吉田松陰や近藤勇、軍人編では、乃木希典、大東亜時代の大西瀧次郎や阿南惟幾の遺書や遺訓に感銘を覚えます。
が、このあたりの著名人のものはこれまでにも何度か書いたことがありますので、今日は少し変わったお方の辞世をご紹介します。幕末、徳川家に忠義を尽くした侠客、新門辰五郎という方の辞世はこちら!

思ひおく 鮪(まぐろ)の刺身 河豚(ふく)と汁(じる) ふっくりぼぼ(女)に どぶろくの味

だそうです。

この世の名残をそのまま歌にしたものですが、イケテルと思いませんか。
食べ物(しかも魚!)を筆頭に、次が女で続いて酒の味・・!お見事です!!
こんな辞世を詠んだ新門辰五郎(名前もカッコイイ!)という侠客は、さぞ実直に豪快な人生を歩んだ、魅力的な人物だったのでしょうね~。

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「最期の言葉」―101人の男たちの辞世(柘植久慶著/太陽出版)

今日から夏の仕事始め

曳きあがって早くも一週間、慰労会も無事終了していよいよ今日からは休漁期の仕事始め、まずは漁具の後片付けです。私のほうはここ3日間、会社に缶詰めで書類整理と大掃除、合間に来客や手続き等々・・。整理や清掃では、元来不精な人間なのですが、一度スイッチが入ると細かいところまで気になる性格でして・・。3日目にして、ようやく先が見えてきた感じです。明日からは2泊で東京出張の予定です。続きはまた来週にでも・・。

今晩は海幸丸慰労会!

台風のため出遅れた今季の最終航海、今朝は5:30の入船でした。大半は高知沖の原材料、丸魚は赤ムツ、レンコダイ、メンタイが少々といったところで総数は1100箱、うち590箱は「白ムツ」でした。海幸丸は7:00から会社前にて漁具の陸揚げ、休漁期を迎える準備を整えて11:00に乗組員解散となりました。18:30からは曳き上がり恒例の「慰労会」を予定しています。

セリが終わって会社に相場情報が送られてくるのが8:00すぎ、4月末まではこの時間に入院中の社長から携帯電話がかかってきて、その日の市況を伝えるのが私たち兄弟の日課でした。

が、今日はさすがに電話はかからず・・・。あたりまえです・・!

かかってきて欲しいような、ちょっと怖いような、少し寂しいような・・。不思議な気分・・です。

こんなミステリアスな話題はさておいて今季の漁!やはり一昨年に引き続いて9月、10月のヤリイカ漁のおかげで総漁獲量は微増、平均単価のほうも原材料系の価格下支えもあってやはり微増でした。市の取りまとめた報告書によれば、魚市場全体の魚価についても、k単位で30円ほどの上昇とのことでした。やはり、世界的な食料高騰の余波(というか源流)は、産地市場にまで及んでいるのは、ここ2、3年は、現場においても感じられます。と、ここまでは私たち漁業者にとってプラス要因!なのですが・・・

やはり今季、そして今後も心配の種は、とどまるところを知らない重油の高騰です。当社の利用するA重油の単価は、数年前のほぼ2倍の水準付近を未だに上昇中・・です。昨年並みの漁獲量が確保できたから良いものの、これが減少となると・・、考えただけでも寒気を覚えます。漁業もこうなってくると、1年1年がまさに正念場です。

重油高騰という外部環境変化に加えて、曳き上がりには、内部環境も激変してしまった当社ですが、明日からの今休漁期には、一刻も早く新体制を含めた内政の充実を図らなければなりません。考え巡らすことは、山ほどあるわけですが、いったん今日のところは海幸丸の慰労会!そろそろ時間も近づいてきましたので、このあたりで失礼いたします。

終わり良ければすべて良し!

今季のトロール漁の本操業終了(曳き上がり)は4月30日でした。当初は5月15日までの試験操業を続ける予定でしたが、3日以降は急きょ通夜から社葬へ・・。5日に帰港した海幸丸は、半旗を掲げて出漁見合わせ、その後は台風の影響もあって、ようやく昨晩(13日)20:00に出漁いたしました。試験操業のリミットは15日24:00まで。入港は16日(金)早朝の予定です。

終わり良ければすべて良し・・!?

そういえば社長もよくそんなことを言っておりました。
何よりも「安全操業」を第一に、良い流れを持って今季最終操業を終えてほしいものです。
16日には無事、全員で慰労会(今年は地味にですが・・)ができますように・・。

化けるか?趣味の絵手紙!

亡くなった社長の趣味は、我流の絵葉書や絵手紙でして、先日の社葬の際にも入り口に少しだけ飾らせていただきました。本人はかなり恥ずかしかったでしょうが・・。もともとは魚の絵から始まったようですが、最近では風景や人物、文字入りの絵手紙等も描いておりました。思い出に・・と、親しいお友達にも数点お持ち帰りいただいております。今のところ無名の素人絵師ですが、将来は値打ちが出たりして・・?まずありえませんが・・。

亡くして初めて分かる親のありがたみ、というのはよく聞いてきましたが、同時に自分にとっての存在の大きさ?や、身勝手に生きてきた自分への反省等々も・・、ただ今日増しに、身にしみて感じております。また、ここ数日支えていただいている皆さまへの感謝は、とても言葉や文章で表せるものではありません。
というわけで、ここでは“思いの吐露”はやめにして、いつもどおりブログ「一魚一会」も徐々に再開していきたいと思います。これからも皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

会葬並びに社葬ご協力への御礼

5月10日の弊社代表取締役、宮本利之の社葬ならびに告別式では、多くの皆さまにご会葬いただき、かつ霊前にはご懇篤なるお供物などを賜り、有難く感謝申し上げます。故人生前中は、皆さまより格別のご厚情を賜りまして、誠にありがとうございました。また、5日の通夜式から社葬にいたるまで、多くの皆さまにご協力をいただきました。ここに重ねて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。今後も弊社に対しまして、これまで同様のご厚情を賜りますことを、宜しくお願い申し上げます。

(有) 昭和水産/佐賀水産  宮本 英之介

細魚(さより)

海幸丸は予定通り18:00に高知沖試験操業へ向けて出漁、まずは中3日の航海を予定しています。4月も終わって、八幡浜では沖合トロールと同じく、沿岸で操業する小型底曳き船も漁期が終了して1ヶ月の休漁期に入ります。魚市場に入荷量が少なくなる季節、これからは釣物、特にアジ・サバなどの青モノに期待したいところです。

今日ご紹介するのは、ちょうど今、旬を迎えているサヨリです。漢字では「細魚」、「針魚」とも、もちろん見てのとおり、細長い魚体からこの字が使われているようです。日本近海では、南北を問わず全域に生息していて、特に石川県では「県魚」にも指定されているそうです。古く江戸時代には、サンマと混同されていて、サンマをサヨリと偽って売るイカサマ商い?もまかり通っていたとか・・。

春から夏にかけて産卵する魚で、ちょうど旬もこれからの季節です。私が子供のころは、八幡浜湾内でも群れで泳いでいて、よく引っ掛け釣りをしたものですが、最近はすっかり見なくなりました。食べ方としては、まずはお刺身、透き通ったきれいな身のため鮨ネタ(光り物)や糸造りなどで珍重されています。日増しに暑くなるこの季節、砕けた氷に乗せたサヨリのお刺身に、よく冷えた辛口純米大吟醸などいかがでしょうか。

私事ですが、楽しみにしていた明日の朝霧湖ハーフマラソン!私は急用のため、やむを得ず出場取りやめ・・となりました。どうやら一花入魂君も、練習のし過ぎで膝を痛めて棄権とか・・。お互い30も半ば、運動もほどほどにしないといけませんね!出走するのは、今日も元気なトロール市のS君ただ一人!明日は僕たち2人の分も、存分に楽しんで(苦しんで?)来てください!!

市場の魅力!?

今朝は4:30入港でした。昨晩24:00をもって今漁期の本操業は終了、残すは5月15日までの高知沖試験操業のみとなりました。狙っていたアマギは結局150、その他は、コウイカや赤ムツ、ホウボウ、マトウダイといった豊後水道沖おなじみの魚種構成でした。今日で海幸丸は月末休み、明日の18:00に高知沖に向けて出漁の予定です。

昨日は市役所で開かれた「魚市場運営協議会」に、生産者代表として初めて出席(代理ですが・・)しました。会では、八幡浜市で進められている港湾振興ビジョン(計画)の進捗状況等について、意見交換も行われました。

が、みなとまち八幡浜は、古くから西日本有数の水揚げを誇る漁港だったせいか、最近の流通環境の変化に対する市場としての取り組みや機構改革、衛生面への対策等は、残念ながらかなり立ち遅れているのが現状です。その上、八幡浜魚市場は、規模や許認可、漁法の違う様々な生産者(漁業者)、組織の異なる荷受(現在は3社)、そしてこれまた商いの規模や形態もすべて違う仲卸業者(約120社)が、一つの施設内で共存している、という複雑な閉鎖社会・・!?新しい施設やルールを一つ作るにしても、単一組織のように、“思いを一つ”というようにはいかないのが現実のようです。市場開設者である市の担当課の皆さまは、いわば後ろ向きの調整業務にかなりのご苦労をされているはず・・、というのが会合の第一印象でした。
ただし、幼稚な正論を承知で言わせてもらいますと、市場の内情はどうあれ八幡浜魚市場にとっての顧客は、日々魚を消費していただく地元、そして全国消費地の皆さまで、その方々の視点からすれば「八幡浜の魚市場は一つ」!!なわけでして・・。いかに消費者にとって魅力ある市場にしていくかを、立場を超えて協議していく必要があります。私が思う「市場の魅力」とは、やはり「荷が集まってくる」というのが最低条件で、そのためには、減り続けている生産者、またはその荷の数量をどうやって維持していくか、という課題を最優先に考えるべきだと思っています。

漁師もいない、荷も入らない、つまり消費者へお届けする魚がなければ、当然、市場も不要!なのですから・・。

港湾ビジョンで検討項目となっている加工施設や冷蔵施設、衛生管理施設なども全て、荷の集まる市場にするための手段・方策で、施設建設そのものを目的と捉えてしまってはいけない、と感じた次第です。(もちろん私も含めてですが・・)
ちなみに、昨日発表となった「八幡浜水産物地方卸売市場・取扱状況報告書」(取りまとめ:八幡浜市水産港湾課)によれば、今年の市場全体の取扱量は昨年比約1割減の1万0589トン、金額も6%減の56億2198万円とのこと、ピーク時(昭和60年)147億円の3割少々・・の水準です。今から、量を急激に回復させることは無理でしょうが、せめてこの減少傾向を食い止めるためにも、立場や利害を超えた協議と対策が急務です。また市場改革については、「八幡浜」という古いブランド(=足かせ?)をとって、小さいながらもうまく取り組んできた産地の先進事例から、謙虚に学ぶという姿勢も大事なのではないか、と(個人的にですが)感じています。
昨日まとまったこちらの報告書、詳細はまた時間のある折にご紹介したいと思います。


二宮忠八翁記念飛行大会

今日は「昭和の日」で祝日、朝は少々事務仕事、その後は市民スポーツパークで行われた恒例の「二宮忠八翁記念飛行大会」に参加、午後からは近くの公園で子供を遊ばせて、夕方はジョギングという平凡な一日でした。明日で4月も終わり、今日は気温も上がって、半袖半パンでも少し走ると汗びっしょり!という晴天でした。最近はトレーニングも、このブログと一緒で少々サボり気味ですが・・。さてJCチームより「一般の部」で参加した今年の結果・・

メカにも弱い私は、H・M歴代理事長製作の「JC2号機」をお借りして操縦、いえ“投てき”?しまして・・、
これまで幾度となく出場しましたが、5秒以上飛んだのは今回が初めてでした
結局、飛びすぎて空から旋回しながらグランド北の林の中へ、高い木に引っかかってしまい救助も不可能に・・

結果は測定不能ですが、公式記録は30秒弱!とのこと。上出来です!!
が、結局「JC2号機」は、大会終了まで救助できず・・。
名機を準備していただいたにもかかわらず、申し訳ありませんでした。

ゴム動力飛行機の一般の部、トップレベルは3、4分も飛び続けるとのこと・・!
飛行機製作の腕に覚えのある方、是非出場されてみてはいかがでしょうか?

「二宮忠八翁記念飛行大会」は今年で33回目!毎年、この「昭和の日」に八幡浜市スポーツパークで開催されています!

豊後水道にてアマギ!

豊後水道にてアマギのあたりが少々、明後日の祝日(中央休市)の関係もあって今朝6:00に入港しました。漁獲量は少ないものの、稀少で貴重なアマギ!のおかげで平均単価はまずまず、でした。次も乗ってくれれば良いのですが・・。

と、たった今漁労長から連絡がありまして、夕方の網は不漁だった様子・・、また明日より、宮崎沖へ漁場変更の予定です。

冬は魚類、夏はクワガタ?

予定通り今朝5:30の入港、まとまったところでは、コウイカ、ホウボウ、マトウダイ(モンダイ)、フカ、エソ等々でした。特に丸魚の需要がパッとしない様子でしたが、すでに4月ですし、魚種・価格ともに例年並みかと思われます。荷揚げ後は10:30に出漁、次回は中3日の航海を予定しています。上は、最年少乗組員U本くんのコレクション?珍しいカニ(名称不明・・)です。

こちらはそのU本君が趣味にしている「魚類採集」?だそうです。

仕事の合間に網にかかった獲物の中から、見覚えのない珍しい魚やカニを見つけては、水槽で生かして持ち帰って標本を製作しているようです。獲れた漁場や水深等も細かく記載、ケースや針も自前でまとめて購入しているといいますから、なかなかの念の入用ですね。何でも、冬場の漁期中は海の生き物、休漁期の夏はカブトムシやクワガタなどの標本作りに熱中しているそうです。

浜田漁労長の話では、小さいものや珍しいものがU本君の興味の対象とのこと。人は見かけによらないものです・・ネ。また、コレクションを見せてもらってご紹介したいと思います。

4月も残り2航海!

今朝は5:00入港、総数は1200箱、400が白ムツ、350がコウイカ、ヤリイカ類でした。ホウボウ、レンコ、赤ムツなど高知沖の丸魚は少々・・でした。荷揚げ後は25日(金)の入港を目指して7:30には出漁、4月も残すところ2航海となりました。以上、漁獲情報のみ簡単にご報告いたします。

原材料は国産回帰!?

高知沖から豊後水道へ漁場を変更して操業中の海幸丸、明日にはいったん入港の予定です。今日は火曜日の休市、例によってとても静かな港町、八幡浜です。昨日、今日と5月からの休漁期に向けて、プランや対策等々・・、毎年ですが、当社にとっては寒さの夏!?がやってまいります。もうすぐ5月、こちらは庭に咲いた花見月です。

今朝の日経新聞に、水産練り製品の原材料高騰の記事が載っていました。記事によれば、かまぼこや揚げ物の主原料、アメリカ産スケトウダラやタイ産イトヨリの価格高騰により、原材料の“国産回帰”を模索中とのこと。これまで練り製品原料の3割を占めてきたスケソウすり身は、欧米の需要増によって、この1年で価格は約5割上昇、同じくイトヨリも漁獲不振で2倍近くに高騰しているそうです。
練り製品メーカーの多くは、昨年から一斉に値上げに踏み切っているものの、過当競争もあって原料高騰分を吸収しきれないのが実情とのこと、そこで、食の安心・安全ニーズからも注目されているのが、国産原材料の活用!なのだそうです。大手メーカーと研究センターの共同研究では、安定的な供給量の点からサンマやカマスに着目しているものの、歩留まりや身質、色の違いから、今後の普及の見通しとしては、課題も多い様子です。

長年、原材料の捕獲をメインに行ってきたトロール漁業者の立場からすれば、

「遅い!!!!!」

と一蹴、いえ一言だけ申し上げたいところではありますが、そもそもスケソウすり身を主原料に使ってきた全国のメーカーにとっては、最近の原料高騰は深刻な問題のようです。しかし、大手水産5社の例を出すまでもなく、国内の大中型漁業が今のような状況となっては、もはや、国内に1千社ある練り製品メーカーの原材料を確保する供給力もないわけで・・。今後は製品個々の特徴に合わせて、輸入原料と国内モノを併用していくしか方法がないのではないのでしょうか。

ここでもやはり食糧需給の影響は大きく、今後の欧米や中国の需要動向を考えれば、練り製品の原材料確保においても、これまでにはなかった国際間、異業種間の買い付け競争は激しくなる一方です。もちろん国内漁業者や市場においては、漁撈技術を高めて、輸入原料に負けない高鮮度の供給システムを整えていく必要があります。私たちの沖合漁業でいえば、“供給量×品質+魚種”でトロールの特徴を打ち出して、他の地域に負けない競争力をつける、といったところでしょうか。

それにしても、練り製品の業界において、“大量生産と国内高級原料へのこだわり”は、やはり二律背反!なのでしょうか?全国ブランドでもある八幡浜、宇和島地域のメーカーの皆さまには、輸入のタラでもイトヨリでも、はたまたサンマ!?でもなく、従来通り、エソやハランボ、ヒメチにトラハゼ等々、宇和海の豊富な底魚を主原料に、これからも味とブランドを守り続けていただきたいものです。

以上、本日の日経記事の所感、合わせて漁業者からのお願い!?でした。

よき経営者の姿

やや遅めの6:30入港、今朝は4:00前には目が覚めてしまって、本を読みながら入船の連絡を待っていました。肝心の漁ですがやはり今一つ、時化の影響で入荷も薄いため、相場は丸魚、原材料ともにまずまずでしたが・・。写真は、150箱一度に水揚げされた小さなスルメイカ(マツイカ)、こちら八幡浜では小さなマツイカを「ジコイカ」と呼んでいます。今日は日曜、よく晴れています。海幸丸は11:00に出港しました!

最近、はまっているのが伊丹敬之教授の経営論、「論」といいましても小難しい理論ではなくて評論に近い感じです。前回の「経営を見る眼」に続いて読んでみたのですが、テーマと切り口がとても明快で読みやすくて勉強になる、忘れたころに改めて読み返したいなぁ、と感じる本です。こんなに身になる本ばかりであれば、ブック○フのお世話になることもないのでしょうが・・。

今回の“ナルホド第一号”!は、経営判断における「理に情を添える」という考え方。会社組織において、「情と理」はともに大切な要因で、「情と理のバランスをきちんと考えられること」が、よき経営者の資質の一つとのこと。情と理のバランスをとる・・、まさに「言うは易し、行うは・・」ですが、仕事では対極にあることの多い要因だけに、なかなか難しいことです。

通常、仕事は感情の生き物である人間の集団(組織)によって行われ、そこでの動機づけや働きがい、貢献意欲といったものは、「理」よりも「情」を基盤に成り立っていることが多いはず。しかしながら企業が生存していくフィールドである「市場経済」は、カネの論理が支配する冷徹な「理」の世界で、そこには「情」の入り込む余地など、ほとんどありません。
ご承知のとおり、日本的経営がどちらかといえば「情」を重視してきた一方で、アメリカ流の経営はとかく「合理性」を強調する、ここでも両者は対極にあるといえそうです。伊丹教授によれば、「理」を軽視しすぎて経営にゆるみが出たことが要因となって、90年代の経済の低迷が引き起こされた、その反動で、「理」を強調しようという動きが自然に強くなったのが90年代の日本企業、なのだそうです。たしかに、一頃の成果主義人事やMBAブーム等々、傾向として思いあたることも多い、というのが印象です。
で、現在の経営における情と理の考え方。つまり、「理に情を添える」という優先順位の大切さを、この本では強調されています。企業が生きている市場経済は、結局は論理の支配する世界、そこで情に流されていたら企業の存立自体が危ぶまれる。というわけで、論理的な世界での生存を可能にするための意思決定こそが経営判断であって、そこでは、まず「理」を優先した上で、人としての感情、つまり「情」を添える、というスタンスが最も大切とのことでした。

理に情を添える!大小さまざまな意思決定において、肝に銘じたいものです。

それにしても、

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」

文豪、夏目漱石はサスガ!です・・。

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「よき経営者の姿」(伊丹敬之著/日本経済新聞出版社)

魚との出会いを大切に・・

海幸丸は昨日入港、今朝まで“中休み”をとって、先ほど10:00に4月後半の操業に向けて出漁しました。やはり当面の狙いはアマギですが、同じ漁場で数量が確保できるかどうか・・、まずは今晩までの航海に期待したいところです。海幸丸の今期「曳き上がり」は5月15日、残すところわずか一月を切りました!

上ですが、お世話になっている知人のご紹介でいただいた「一魚一会」の看板です。
迫力と勢いがある「一魚一会」、ありがとうございました。
さっそく、直売店トロール市の店頭に飾らせていただきました。

製作主は、大阪にてさまざまな創作活動を展開中の「ことば絵書家」、神島純さんです。
漢字の魅力から新感覚の書を描き、全国の企画・デザイン会社からの依頼も多く多忙な方です。
現在、弊社もお取引をいただいている某大手鮮魚流通チェーンの店内にて、大壁画を製作展開中!とのこと、こちらも楽しみです。

「一魚一会」、魚との出会いを大切に・・!私たちの大切な理念であり、拠りどころです。
といいながら、最近このブログでも魚のご紹介が少ない・・ですね。申し訳ありません。
これから夏にかけて、季節の宇和海の幸もどんどんご紹介していきたいと思います。

成形の功徳

昼前から業務を兼ねて松山へ。夕方は市内のホテルにてJCのブロック委員会、続いて例会(公式訪問)にも出席しました。午後は合間に書店で少々まとめ買いも。読書といえば最近は、経営、歴史(古典)、小説他が、2:2:1くらいでしょうか。しかしながら圧倒的に量が足りない・・、いけない傾向ですが、“じっくり物”よりも、細切れ時間に手にとれる平易な書籍に偏りがちです。やっぱり成年男子に必要なのは書斎、一人だけの空間!だと思いますが、私の今の現状では家族に即却下・・!でしょうかね~。

最近、森信三氏の「修身教授録」という古い本で「成形の功徳」という言葉を知りました。
簡単に言えば、すべて物事というのは、形を成さないことには十分にその効果が現れない、ということです。言い換えれば、物事は「形にまとめる」ことで真の効果が生じる、つまり形を与えるか否かでその物自体の価値や効果、働きにも大きな違いが出てくる、という意味のようです。
分かりやすい例でいえば、この本でも紹介されてありますが、著者である恩師に届ける感想文の製本です。製本しようがしまいが、感想文の内容自体の価値には変わりはないのでしょうが、製本した感想文とそうでないものでは、それを提供される側、または客観的にそれを見る者にとっての「価値の総体」は大きく変わってきます。
「成形」(形を成す)といいましても、何も形あるものに限らないわけで、目に見えないものも含めれば、日常生活でも思い当たることが多々あります。この教授録では、日常生活において、この「成形の功徳」に気づいて実現するか否かによって、人生の行く手が大きく分かれることすらあることを説いています。
私たちの日々の生活でも、新聞の切抜きや仕事の仕方、メモや伝達、手紙に贈り物、書棚に身だしなみ等々・・、「成形の功徳」の考え方で、少し変えれば価値や効果が増すような例で思い当たることも多くあります。まさに「不可思議力」とも呼べる「成形の功徳」、常に肝に銘じたい、深くて美しい言葉です。

13年ぶりの・・!

今朝は5:00入港、中2日の操業で総数1400箱、気がかりだった「白いムツ」270箱もまずまずの値で完売でした。荷揚げ後は7:30に出港、本航海で4月の“中休み”に入る予定です。今回、高知沖でたくさん揚がった白ムツ、南蛮漬けでも美味しい魚ですが、今回ばかりは量が多いため主な需要は原材料です。小さくてうろこが硬いため、網にもかなりの量の獲物が刺さってしまったようで、その処理に四苦八苦!今はこんな感じで雨にさらしております。ちなみに“匂い”もなかなか・・!です。地元向灘の皆さま、ご迷惑をおかけしております。

さて毎度私事で恐縮ですが、今日、実に約13年ぶりに・・

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青いGパン(ジーンズ)をはいて出かけてみました!!

社会人になった年に、ジーンズは卒業!と自分なりに決めたのか何なのか、
以来、不思議と今まで敬遠、封印していたのが“青いGパン”だったのです!
実は、家に学生時代のものが2着だけ残っていまして、今日何気なく着てみることにしました。
はたして入るかどうか、恐るおそる試してみたところ、1着はアウトでは1着はセーフ・・!
はじめは“家ではいてみるだけ”のつもりでしたが、いざはいてみると気持ちまでリフレッシュ、
というかアンチエイジング!という気分にもなりまして・・
日曜日ですし、午後からはその“セーフのGパン”で過ごすことにしました。
さっそく、上には似合いそうな赤いチェックのシャツを選んで試着、鏡で眺めてみたところ、
見慣れていないせいか、まるで西部劇に出てくる牧場主、ひとつ間違えればアキバに出没する新人類!
赤シャツはすかさず却下で、結局、白のコットンセーターを着て、子供たちと図書館と本屋さんにまで出かけてきました。

でもこんな日に限って、いろんな方にお会いするものですね~。
皆さん、私の服装になど気にもとめていらっしゃらないのは十分承知していますが、自分の出で立ちに慣れない本人には微妙な違和感も・・。
これこそオヤジ化した証明なのか・・?少し不思議な気分で過ごした日曜の午後でした。

目指せ!ジーンズの似合うチョイワルオヤジ!

13年ぶりのジーンズ体験を通して決意を新たにした次第です。

バッハを子守唄に!?

やはり先航海に引き続き高知沖漁場へ、現在のところ「赤」ではなくて「白いムツ」!が豊漁とのことで、明日にはまたいつもの豊後水道沖に漁場を移して操業の予定です。今日は所用で夕方から急きょ松山へ、そのため八幡浜での夜の会合には出席できず、申し訳ありませんでした。今日の愛媛は、昨日とはうって変わって晴れの一日、ただ2日間続いた雨と風のため、桜は半分くらい散ってしまいました。

最近、会社の応接スペースにお目見えした薄型のテレビ、せっかくですのでDVDプレイヤーにも接続してみました。これまでは薄暗くて、まさに無音の事務所でしたが、これでようやく!?CDやFMも聴ける環境に・・、仕事の障害になってはいけませんが、静かなピアノ曲やジャズは、業務の効率を高めると同時に、仕事のやる気や創造力の喚起にも役立つはずだと、勝手に考えております。
それにしても最近のオーディオシステム、もちろん高価なものは青天井!でしょうけど、このような簡易なものであれば安価で手に入る時代になったものです。CDとカセット、一番上にレコードが載せてある高価なミニコンポに憧れた時代が懐かしいものです。
というわけで古びた社屋ですが、静かなクラシックやジャズをBGMに、創造力を湧き立たせて起死回生の新規事業プランでも練るとしましょうか。くれぐれも子守唄とはなりませんように・・!

中3日の高知沖操業!

昨晩は時化のため22:00に帰港、荷揚げは朝4:00から行いました。今回は高知沖操業で中3日、白カマスとチダイがまずまずの豊漁で総数は2000箱少々、ただずいぶんと暖かくなったため、鍋物・加工モノの相場はベタベタ・・でした。平均単価と漁獲量、どちらに重きを置くか・・、次回の漁場選定も悩みどころです。海幸丸は先ほど15:00に出漁いたしました。

仕事の乗り物

ケガの絶えない我が家の三男坊、パトカー、消防車、救急車を筆頭に、ダンプカーにゴミ収集車、オイルローダー、ミキサー車、フォークリフトにトラクター等々・・、「仕事の乗り物」に目がないようです。現在、八幡浜では港湾振興計画の一環で、もとの魚市場前を埋め立て中なのですが、そこに登場する巨大なクレーン(船)にはひときわ関心があるようです。以上、意味のないお知らせでした。お疲れさまでした・・!?

什の教え

海幸丸は久しぶりに高知沖へ漁場変更、入港は漁の出来次第ですが、今のところ9日または10日の予定です。今日の八幡浜、朝は大雨と暴風、午後からは一転、晴れという不思議な天候でした。ようやく満開を迎えた桜も今日の風で少しは散ってしまったかも・・、一回くらいは夜桜で一杯!といきたいものですが・・。

「什の教え」

一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ。
二、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。
三、虚言を言うことはなりませぬ。
四、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。
五、弱いものをいじめてはなりませぬ。
六、戸外で物を食べてはなりませぬ。
七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。

ならぬことはならぬものです。

こちらは、後に白虎隊も生んだ会津藩校「日新館」の「什の教え」だそうです。「什(じゅう)の教え」というくらいですから、“十則”あるのかと思いきや、藩校の師弟を班分けしたのが十人一組だったそうで、「什の教え」というそうです。さすがは白虎隊を生んだ名門藩の道徳教育です。番外編の「ならぬものはならぬもの」!悪いこと、いけないことに理由はない、うまく言ったものです。

子供たちには短いのでしょうが、親にとっては長かった「春休み」もようやく終わりに!
毎度ですが、男だらけの我が家では、ケンカや泣き声の絶えることのない・・、賑やかな休暇でした。
いけずの息子たちも、せめてこの一、二、五番くらいは守ってくれれば良いのですが・・
親が叱るときに叫んでいるのは、「いけんものはいけん!!」やはり番外編ばかり・・です。

体は未知なる小宇宙!?

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今朝は5:00過ぎに入船、またしてもアマギ漁は不調で、ハモ140、コウイカ220、エソ170を中心に、レンコダイ、カマス、ホウボウ、ウチワエビが少々・・といった漁模様でした。荷揚げ後は少し時間をとって10:00に出漁、高知沖の豊富な魚種に期待したいところですが、天候の関係で現在のところ明日以降の漁場は未定です。

さて昨日ですが、松山での用事のついでに、愛媛県美術館で展示開始となった「人体の不思議展」に行ってみました。本物の人体標本がいろんな角度から展示されてありまして・・。骨格や内臓はもちろん皮膚や筋肉、毛細血管、臓器の断面!に至るまで、体の内部について、あらゆる標本を観察?できました。私たちが普段感じている体の疑問について、“解説コーナー”も充実していて勉強になりました。日常の生活では、体の機能や動きのメカニズムについて、深く意識することなどほとんどないですから、特に私のように健康体であればあるほど・・。「体=未知なる小宇宙」!?なるほど、生命の神秘と健康の大切さを改めて考えさせられる展示会でした。
帰り際には、せっかくですので、「脳年齢と骨密度の測定」にも初挑戦!骨密度のほうは、はじめは「硬すぎて測定不能・・?」とのことで、測定員を困らせていましたが、アルコールをたっぷり塗りなおして5回目にしてようやく成功、やはり十分すぎ(硬すぎ)!?との測定結果でした。続いて脳年齢、こちらは予想通り“退化”しているようで、45歳!?とのことでした。そういえば、最近“考え方”も老化気味か・・、こちらも骨と同じでただ硬いだけ、でしょうか?また機会があれば測定してみたいと思います。

「人体の不思議展」-体は未知なる小宇宙-

開催場所:愛媛県美術館(愛媛県松山市堀の内)
開催期間:2008年4月5日(土)~ 5月18日(日)
開催時間:10:00~18:00(最終入場17:30)
入場料:大人1500円です!

昨日が初日でした!皆さまも是非どうぞ!

蔵をリフォーム!?

古い家のため、自宅裏に「蔵」のような物置専用の建物があるのですが、ただ今少し改装中です。まずは古い膨大な不用品の処分が先決のようですが・・。蔵の台所の中には、巨大な炊飯器に古い餅つき機数台、皿や徳利、お猪口にもろぶた等々、かなりの量です。まずは保管するものと捨てるものの分類からボツボツと・・。蔵ですが、個人的には「書斎&図書館」にしたいと思っていますが、はたしてどうなることやら・・?

穴井の座敷雛

海幸丸は今朝5:00に入港、今回は中2日の操業でアマギ、コウイカ、エソが主な魚種でした。豊後水道沖のコウイカもやや成長した様子で、1杯1kgを超える特大サイズも少々水揚げされていました。荷揚げ後はすぐに出漁、次回入港は6日(日)の予定です。さて今日はお約束どおり、全国に誇る地元の話題を一つ・・。

昨日ですが、八幡浜に伝わる恒例の伝統行事、「穴井の座敷雛」に行ってきました。「座敷雛」(ざしきびな)は、八幡浜市の穴井地区で古くから続いている長女のための雛節供行事です。長女が誕生した家の座敷(実際には倉庫や玄関?)一面に、盆栽や石、岩などの小道具と一緒にお雛様を飾り付けて、初節句をお祝いするというものです。
毎年、4月2日と3日の2日間のみ一般に公開され、4日の朝にはすべて片付けられてしまうとのこと。この座敷雛を一目見るために、全国各地から訪れる観光客も多く、愛媛県南予地域を代表する観光行事にもなっています。はじまりは江戸時代の天明年間(1780年頃)だそうで、戦中・戦後の混乱期を除いて途絶えることなく今も継続されています。

今年の座敷雛は3件、友人のご紹介で、座敷雛の設計と製作の総指揮を執った「棟梁」(とうりょう)からもお話を伺ってきました。棟梁がこだわるのは、いかに空間を広く見せるか、だそうで、桜や岩、松や山の配置や左右のバランス等々、造る前の「設計・デザイン」に相当の時間を費やすそうです。
この穴井地区には、「座敷雛」の棟梁が10名ほどいらっしゃるそうで、こだわりや設計テーマも棟梁によって様々なのだそうです。ちなみにその棟梁、もちろんそれが仕事ではなくて、普段は農業など別の仕事を持たれている方々です。それにしても祭りとはいえ、これだけのものを仕事そっちのけで!?造る、そのためには何週間も作り手のまかない(酒と食事)も必要なわけで、この行事を毎年続けているというのはスゴイことです。最近、希薄になったといわれる地域の共同体意識(コミュニティ)が、この穴井には根強く残っていることを改めて感じさせられました。

「継続は力」!まさに地域が一丸となって続けていくことで、伝統を守っているわけです。聞くところによれば、若い棟梁でも50歳代だそうですから、こちらも若い棟梁の育成と技術伝承が喫緊の課題!でしょうか?

mojiami君、明日の棟梁を目指して頑張ってください!作品を楽しみにしています。
それよりも、まずは長女のご出産が先かな?こちらもぜひ頑張ってくださいネ!
昨日は楽しませていただきました。本当にありがとうございました!!

「穴井の座敷雛」は毎年4月2日と3日です!「今年は見逃した」という方もぜひ来年はお越しくださいませ!
豪華絢爛!一見の価値アリです。

朝霧湖ハーフマラソンへ!

今日、昼に四国の名景“諏訪崎”(すわざき)まで車を走らせてみましたが、桜はまだこんな感じでした。見ごろは今週から来週末あたりでしょうか?花見の季節ではありますが、我が地元八幡浜の穴井という地域では、今日と明日の2日間、「座敷雛」(ざしきびな)という“一大行事”が開催されています。詳しくはまた後日レポートいたしますが、今日明日中に八幡浜へお越しの方、ぜひ訪ねられてみてはいかがでしょうか。

詳細はこちらをどうぞ → 真穴座敷雛保存会 オフィシャルページ http://www.netwave.or.jp/~maana-y/index.html

早いもので明日は3日、ということは5月3日までもう一ヶ月!
毎度私事で恐縮ですが、今年は「朝霧湖ハーフマラソン」(5月3日開催)にエントリーをしてみました。
昨年は10kロードレースでの参加でしたが、今年は無謀にもハーフマラソン(約21km)・・!!
朝霧湖といえば、これまで走った中で一番きつい10kレースでしたが、よりによってハーフマラソンとは・・。
軽~いノリで、勢いでエントリーしましたが、今や少々後悔気味です。
2月の駅伝カーニバルまでは、まずまず延びていたトレーニングの走行距離ですが、3月は出張等が重なって停滞、
目下、順調かつ急激に延ばしているのはアルコール摂取量ばかりです。
もちろん、毎日メモしていた手帳の“トレーニング日記”は3月26日で完全にフリーズしております。

もう4月、そろそろ始動しなければ・・!
同じく出走の一花入魂君、トロール市のS君、またどうぞヨロシク!

青山しまだ

いよいよ4月1日、“ねじれ国会”のおかげで、例年にまして混乱した中での新年度のスタートです。今回ばかりは政治の失態、というか、目先の党利党略を優先した政争の代償を私たち国民が払う、というような図式でしょうか。世論や党利ではなく歴史に評価される、大局的な視野からの政治を望みたいものですが・・。また長くなりますので愚痴はこのくらいで・・。
今日も朝から事務手続きに受発注、銀行回り等々、残すところ実質一月あまりとなった今漁期も、いよいよ総仕上げに入ります。4月の初航海は宮崎日向沖より、入港は明後日を予定しています。

先日、上京中にお世話になった割烹「青山しまだ」さま。

インターネット経由で当社にお問い合わせをいただき、以来、宇和海の網元鮮魚をご愛顧いただいております。
南青山3丁目、紀ノ国屋インターナショナルのすぐ隣という立地ですが、雰囲気・メニューはごくごくアットホームな居酒屋風!
この界隈では珍しく深夜営業も行っていて、お客のピークは深夜!特にマスコミ関係のご予約も多いそうです。

お店の売りは、手打ちうどんと全国各地から取り寄せた四季折々の絶品裏メニュー!。

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中でもこちらのカレーうどんは、ランチでも大好評の人気No.1メニューなのだそうです。
前回の訪問時は食べ逃してしまいましたので、次回は是非いただきたいと思っております。

ちなみに、当社からの直送鮮魚はもちろんお品書きには記載のない隠れた裏メニューです!
「青山しまだ」さまにお立ち寄りいただいた際は、カレーうどんと合わせて、ぜひ“宇和海の隠れメニュー”もご用命くださいませ!

割烹・手打ちうどん そば 「青山しまだ」 さま

東京都港区南青山3-13-3
営業時間 AM11:30~PM2:00/PM6:00~AM5:00
日曜・祭日定休 TEL 03-3403-0201
最寄り駅 表参道駅

魚魚(とと)あわせ

今朝の荷揚げで3月操業も無事終了、海幸丸は明日まで月末休みに入ります。今回の操業は豊後水道南沖にて中2日、アマギは不漁で漁獲の中心はホウボウやコウイカ、エソなどなど、季節ものではヒラメやカナガシラも少々水揚げされていました。日曜ですが、八幡浜はあいにくの雨、夕方は私が東京でお世話になった恩師が来られ、食事をご一緒する予定です。

さて、一昨日初めて行った大阪の「海遊館」!かなりの大規模な施設を持つ水族館でした。残念ながら時間も限られていたために、ゆっくり見学することはできなかったのですが、見どころ満載の施設で、デートスポットにもなっている様子でした。
私は、そこで子供への土産も調達したのですが、開けてみてなかなか面白かったのがこちらの「魚魚(とと)あわせ」!

魚偏の漢字と色とりどりの千代紙の切り絵を使った絵合わせで、遊びながら魚について楽しく学べるカードです。写真のようにすべて右と左に分かれていて、漢字と魚の絵が組み合わせて遊ぶというゲームです。遊び方もカルタだけでなく、神経衰弱でも楽しめるという優れもの、さっそく昨晩も子供たちと3回ほど繰り返して遊んでしまいました。また絵柄もとても綺麗な上に、それぞれの魚についての特徴(魚魚ばなし)も書かれてあって、見るだけでも読むだけでも楽しいです。

例えば、

鰹(カツオ)・・・「タタキでおいしい初鰹」
鮟(アンコウ)・・・「海の底、頭の竿で魚釣り」
鯛(タイ)・・・「祝い事には欠かせない魚の王様桜鯛」

というように、自然に魚の食べ方や知識が身につくように工夫されています。まさに子供の遊びと魚食普及(我が家にとっては魚屋の後継ぎ教育も・・?)にもつながる、一石二鳥にも三鳥にもなるゲームです。こんな豊かな遊び、大事にしないといけないですね~。

このすばらしい「魚魚あわせ」の製作元は、京都の㈱環境総合テクノス「魚魚工房」だそうです。
ご興味おありの方、下記までお問い合わせをどうぞ!

株式会社 環境総合テクノス 内
魚魚(とと)工房
フリーダイヤル 0120-541-114
URL www.totokobo.com

すべては音楽から生まれる

八幡浜児童合唱団が参加した全国合唱コンクール(福井開催)の引率のため、27日に大阪入り、その日は2件、お取引先にもご挨拶に伺いました。翌28日は合唱団の子供たちと一緒に、私にとって約10年ぶりの大阪城、20年ぶりの宝塚歌劇場、初めての「海遊館」も見学しまして、昨晩は船中泊で松山へ・・。今朝松山に降り立ちまして、これから一件用事を済ませて、夕方はこれまたJCの会員会議所に出席して八幡浜へ戻る予定です。参加されました皆さま、ひとまずお疲れさまでした。

“音楽つながり”というわけではないですが、行きの新幹線ではこんな本(下)を読んでみました。「クオリア」の提唱者、茂木健一郎さんによれば、音楽とは「生きながらにして生まれ変わるような体験」で、人間の発想や想像力を刺激するだけでなく、日常の生活における様々なリズムの根源でもあるとのこと。

よく懐かしい曲やメロディを聴くと、その当時の生活環境や出来事、情景や感覚、香りまでもがいきなりドバーと蘇ってくることがよくありますよね。私の場合ジャンルも問わず、70年代ポップス&ロック、または映画やドラマの主題歌だったり、時には演歌や軍歌!だったりもするのですが・・。こんなときは、たぶん自分の脳が多かれ少なかれ刺激されているのでしょうが、この本を読みながらその音と脳の関係やそのメカニズムの謎?のようなものに、少しだけですが触れられたような気がしました。
まぁ、何せ「脳科学」のことですから、もちろん私などの考える頭(脳?)の範疇にはないわけですが、せめて自分のリズムや時々の感情にふさわしい、よい音楽に触れて思索や想像、空想や妄想?のための実りある時間を多く持ちたいなぁ、と感じました。

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「すべては音楽から生まれる」-脳とシューベルト-(茂木健一郎著/PHP新書)

冬の真鯛 VS 桜鯛

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3月操業も残すところ2航海、海幸丸はただいま宮崎沖の漁場にて操業中ですが、明日早朝にはいったん入港の予定です。時化も続いていますので相場に期待したいところですが・・。私は明日より業務その他で、大阪へ行ってきます。さて、今日は春にちなんで、おめでたい真鯛(マダイ)の話を少々。といいながら昨年も書いたような気が・・。

各地で一斉に桜の開花が宣言されるこの季節、春にふさわしい、めでたい魚といえば筆頭は何といっても鯛(タイ)ですよね。「人は武士、柱は檜、魚は鯛」とか「腐っても鯛」、「おめで鯛」などなど、古くから高級魚の代名詞としてあまりにも有名な魚です。特にこれからのお花見シーズンには、「桜鯛」といってマスコミにも取り上げられることも多く、一般には鯛の旬は春、と思われている方も多いようです。桜や花見、祝いといった季節感と、いろんなお祝いに欠かせない「おめで鯛」!のイメージが重なって、付けられたのがこの「桜鯛」という呼び名です。
でもこちら宇和海では、“味の旬”にも“漁獲の旬”にも当てはまらないのが、実はこの「桜鯛」です。味や脂の乗り具合、身の締まりともに、やはり冷え込みの厳しい年末・年始にかけて水揚げされる冬の鯛の美味しさには適わない、というのが漁師や産地市場での評価なのです。つまり「桜鯛」とは、量販店や消費地での宣伝・PR合戦が生んだ造語!?ともいえる面があるのではないでしょうか。鯛に限らず白身魚はやっぱり暖かい季節よりも冬が美味!必然的に、“漁獲の旬”も冬!となるわけです。
何はともあれ、私たち漁業者をはじめ産地の立場からすれば、冬、春の季節を問わず、魚が活発に消費されることは願ってもないこと、冬の真鯛と春の桜鯛!皆さんもぜひ一度、食べ比べてみてはいかがでしょうか。

オオウミウマ(大海馬)入手?

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今日は火曜の休市、朝から天気も良く、のんびりと静かな港町八幡浜でした。昼すぎまでは会社にて諸々業務、15:00からは市役所にて一件会合、夜はソフトボールの練習・・、今のところいたって平凡な1日です。さて上の写真、何だか分かりますか?姿かたちは私の天敵、ヘビに似ていますがその正体は・・!?

“タツノオトシゴ”です!

こちらも昔からトロール漁の副産物です。漁師の間では、このタツノオトシゴをお守り代わりに、いろんなところに架けたり吊るしたりする習慣がありまして。ちなみに今回の品、珍しく30cmをはるかに越える超ビッグサイズ!第16海幸丸のN甲板長の作で、家内安全のお守りにと、私が無理やりに!?いただきました。

調べてみるとタツノオトシゴはれっきとした魚類だそうで、その種類も5種ほど確認されているようです。日本名は、「タツノオトシゴ(竜の落とし子)」ですが、さすがに国際的には「竜」よりも「馬」に近い、との認識のようで、英語では「sea horse」(海馬・・?)だそうです。
日本でもウミウマ、ウマウオ、ウマノカオ、ウマノコ・・などなど、「馬」にちなんだ地方名もたくさんつけられています。
たしかに頭部などは、竜というより馬に近い感じですね。
ちなみに、全長2cm足らずの“ピグミーシーホース”から全長20cmを超える“オオウミウマ”まで、体長や形、色も生息地によって様々とのことです。
全長20cmで「オオウミウマ」・・?ということは、昨日私が入手したブツは、もしかしてこの貴重な「オオウミウマ」か?
しかもご覧の通り、背の部分も黒くてとても珍しそう・・、とりあえず丁寧に保管したいと思います。
愛好家の方、いらっしゃいましたらこちらを販売・・、いえ、種別の情報などいただければ幸いに存じます。

人生の折り返し?

3月後半に入って時化の続く宇和海、昨日はその影響もあって早朝に入港、すぐに出漁したものの・・。今度は16海幸丸の飲料水ポンプ故障のため、夕方には操業継続不能に・・!結局、まったく漁にならないまま今朝も入船してしまう、まさに想定外、“踏んだり蹴ったり”の3月後半の漁が続いております。修繕後は本日10:00に出漁、今度こそ順調に操業!と行きたいものです。

話題は変わって、楽しみにしていた千秋楽の横綱相星決戦、私は残念ながら生放送を見逃してしまいました。2場所連続の横綱対決、ということで、2人の横綱のライバル対決が注目されて、“相撲人気復活”の足がかりとなれば良いのですが・・。それにしても、言い古されているのでしょうが、人気復活への鍵となるスター力士が外国出身者ばかり、という現状は本当に寂しい限りです。テレビどころか最近はスポーツニュースもほとんど見ない自分は、朝青龍関の復活劇がメディアにどんなふうに取り上げられているかすら、あまり知らないのですが・・。
でも、「素人の戯言」を承知で言わせてもらえば、あの観客に向けたガッツポーズや、ラジオで少しだけ聞いた「大阪、ほんまに好きやねん」というインタビューでの返答は、やっぱり横綱としてはいただけない、心技体でいえば、「心」の部分がまだまだ未熟な言動だと思ってしまいます。「時代も変わった」、「朝青龍に何を今さら?」といわれればそれまででの話ですが・・。その昔、勝利後のインタビューでマイクを向けられても、荒い息遣いと「ハイ」とか「ウー・・」としか答えないのが普通だった時代、大相撲にまだ品位が、横綱に風格があった(あるように見えた?)、僕らの世代でいえば北の湖や千代の富士の時代、本当に懐かしいものです・・。
自分のような古い意見は今や少数派なのか?それとも、ただ年齢を重ねてしまっただけなのか・・?不明・・ですが、「心・技・体」の総合力で外国人力士を大きく凌ぐ、強くて無口な日本人力士の再来を期待したいところです。

ついで(何の?)ですが、今日3月24日は私の3?回目の誕生日でした・・。また一つ、年を重ねてしまいました・・。
ということは、明日25日は私たち夫婦の?回目の結婚記念日・・!

あ~~、よくもまぁここまで・・・???

以下の回想はご自由に・・。

記念に、私のもっとも好きなタイプの短編(村上春樹/「プールサイド」)よりメモを少々・・。


35歳になった春、彼は自分が人生の折りかえし点を曲ってしまったことを確認した。
いや、これは正確な表現ではない。正確に言うなら、35歳の春にして彼は人生の折りかえし点を曲がろうと決心した、ということになるだろう。
もちろん自分の人生が何年続くかなんて、誰でもわかるわけがない。もし78歳まで生きるとすれば、彼の人生の折りかえし点は39ということになるし、39になるまでにはまだ4年の余裕がある。それに日本人男性の平均寿命と彼自身の健康状態をかさねあわせて考えれば、78年の寿命はとくに楽天的な仮説というわけでもなかった。
・・・だから35回めの誕生日が目前に近づいてきた時、それを自分の人生の折りかえし点とすることに彼はまったくためらいを感じなかった。怯えることなんか何ひとつとしてありはしない。70年の半分、それくらいでいいじゃないかと彼は思った。もしかりに70年を越えて生きることができたとしらた、それはそれでありがたく生きればいい。しかし公式には彼の人生は70年なのだ。70年をフルスピードで泳ぐ-そう決めてしまうのだ。そうすれば俺はこの人生をなんとかうまく乗り切っていけるに違いない。

そしてこれで半分が終わったのだ

と彼は思う。

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村上春樹『プールサイド』より

合唱団34期生卒団式

3月もはや後半、終業式に卒業式、人事異動等々・・、別れと出会いの年度末を前に何かとあわただしい日々です。魚屋的にはそれほどでもないのですが・・。八幡浜児童合唱団では本日卒団式、18名の6年生が無事に卒団されました。残すは来週末の全国大会、福井遠征のみとなりました。お互いに一期一会の縁を大切に・・、中学生になっても益々のご活躍をお祈りしています!!街でおっちゃんに出会ったら、いつでも声かけてくださいネ!

仕切りなおして17:00出漁!

時化のため予定通りの操業ができず5:30にいったん入船、漁獲物600箱を荷揚げした後、昼は少々時間をとって17:00に再度出漁しました。週末から週明けにかけても時化模様、引き続き魚の入荷は少ない見込みです。昼前には神奈川県は小田原より、とある元気な若者の来社!突然でしたが漁業や魚、流通の話題で意気投合、一期一会の出会いとなりそうです。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

職業観育成プロジェクト講演会

今日の八幡浜は1日雨、沖は大時化、明日以降も魚はずいぶんと少ない様子です。
さて昨日のこと、海幸丸の荷揚げを終えて、午後からは「職業観育成プロジェクト講演会」に参加するために、八幡浜高校へ行ってきました。高校生の仕事に対する意識、職業観を高めて進路選択に生かそうとの企画で、今回が初めての試みとのことでした。何と今回、八高野球部コーチを務めるT先輩の命!?を受けて、私も講師の一人として講演の壇上に立つことになった次第です。

講演会と座談会の2部構成で、講演会の講師は、八幡浜JCのI理事長と私の2名、対象は1,2年生の総勢600名!と先生方。持ち時間は各自30分で、自分の職業観や仕事への思いについて進路体験も交えてお話しする、というもので、私がトップバッターを務めました。まぁ、それなりに緊張もしましたが、私の場合は母校ですし、お祭りや児童合唱団を通じて、お互い顔も知っている生徒も少しはいるし、時折軽いジョークで笑いも取りつつ、終始和やかな30分になるやろ、と安易に考えておりました・・。

「生徒起立!壇上に向かって礼!」の号令で講演会が始まりまして・・。

自分的には軽い感じで入った(入れたと思った・・)冒頭の自己紹介でさっそく600人ドン引き・・!?

春の麗らかな陽が照りつけているはずの、懐かしい八高の広い体育館にサーッと冷たい空気が流れ込み・・
ツカミどころか、まさに壇上が戦場に・・、600名の生徒が“黒い悪魔”と!?化した瞬間でした。
後で理事長ともお話しましたが、まるで釜山で試合をするサッカー日本代表の心境?
いや場所が釜山で、しかもパスの相手がいるサッカーならまだ良いくらいで、
私的には、平壌あたりで強い北朝鮮の選手と試合を組まれて、30分間打たれ続ける孤独なボクサーの気分でした・・。

しかし改めて壇上から眺めてみれば、みんな同じ黒い制服に身を包んだ生徒600名の集団、
見てないようで見られてる・・、寝ているようで起きている・・!あの塊のような何ともいえない威圧感・・。
視線も心の内も全く見えない、読めない・・、これこそ正真正銘のブラックボックス!というのでしょうね~。

まぁ、でも私なりには、高校卒業から現在にいたるまでのエピソードや仕事、今の職業観について、準備したことの8、9割程度は話せたかなと。あれでも・・。ウケ狙いで予め準備していた“笑いどころ”は、一つとして後輩たちの心の琴線に触れることさえ適わなかったのだけが少々心残りですが・・。

講演会の後は、八高陸上部の名顧問K先生も参加されて50分の座談会も、ここまで来ればようやく平壌も雪解けムード、という感じだったでしょうか?何はともあれ2時に始まった講演会は、4時ちょうどに全てのプログラムが無事に終了しました。少しはお役に立てたのかどうか・・、皆さんが進路を選択される際に、今日お話したことの何かが、ほんの少しでもヒントになれば幸いです。

それにしても皆さん、後輩ならちょっとは場の空気読んでよ!って、読めてないのは自分だけ?
もし、もし縁あって当サイトにたどりついた八高生がいたら、お気軽に感想でもお寄せくださいませ!!

夜はJC理事会もありまして・・、いろいろ何やろで?昨晩は少々飲み過ぎました。
何はともあれ、貴重な機会をいただきました全ての皆さまに感謝申し上げます。

以上、昨日の「職業観育成プロジェクト講演会」のご報告でした。お疲れさまでした。

キョウマス

昨晩は深夜の入港・荷揚げ、修理のほうは無事に朝6:00には終了して再出漁できました。魚種のほうは、昼のみの操業でしたが、アマギのあたりがあって200ほど、数が少ないだけに鮮度も上々、相場も“まずまず”といったところでした。さて先日このブログでもご紹介した“クエもどき”!八幡浜では“キョウマス”と呼ばれる巨大魚ですが、昨日はいよいよヘビー級!100k超級の大物が水揚げされました。

こちらがそのキョウマス、残念ながらクエ(ハタ)ではありません。今回はトロール市にて調理・加工となりました。さばいたところ、とてもきれいな白身でどんな料理にも合いそうな身質、3枚に卸したところ、身のみで約30kgとれましたので現体は100kを軽く超えていたはずです。ものは試し!今度いろんな料理でいただいて、リポートしたいと思います。

原油111ドルに・・!?

久しぶりに中3日の鹿児島・宮崎沖操業、今朝は5:00の本船入港でした。マダイ120、カマス150、アマギ120を中心に総数は少し寂しく1100箱、豊富な魚種で仲卸業者さんたちには喜ばれましたが、私たちの操業効率の面からは今一つ・・いかんせん、四国と九州の最南端を行き来する“重油代”が恐ろしいほど高い・・のです!!

それにしても高騰し続ける原油価格、つい先日もニューヨーク商品取引所の先物相場が、1バレル111ドルに達してラッキースタート!ではなく最高値を更新!という記事を見たばかり・・。サブプライムによるドル売り・ドル安の影響もあるのでしょうが、その価格を元に数ヵ月後の我が国の重油価格だけでなく、その他あらゆる関連製品の大方の価格も決めてしまうだけに、もうそろそろご勘弁を・・!といいたいところです。
泣き言をいってもしょうがないわけですが、漁業会社の当社でいえば、ロープやワイヤーを中心とした単価の高い漁撈資材や、年間に山のように使う漁網、一操業あたり約1000ケースを利用する発泡スチロール(魚函)、全ての漁獲物にかぶせるナイロンパーチ・・石油製品を挙げればきりがありません。その上、1統2隻あたり月間平均160kℓ!という重油を焚いて四六時中、魚を追い求めて海の上を走り回るのですから、そのコストたるや・・??ちなみに第15・16海幸丸、第11・12、第21・22仁洋丸の使用するA重油単価は、つい数年前の2倍を優に越えてしまいました・・。
世界の富の集中を目論むような、ごくわずかな一部の投機屋の火遊びが発端!?といわれる世界的な原油価格の高騰、このとばっちりを世界の大多数を占めている中小零細企業、そしてそこで働く善良なる市民が蒙り続けている愚かな構図、本当にどうにかならないものでしょうか・・?

と、こんなグチをこぼしていたせいか、どうやらバチが当ったようです・・。

今朝出漁したばかりの海幸丸、ローラー部分の故障が発覚して操業不能に、との連絡が入りました・・!
やむを得ず、今夜半24:00にいったん入船、深夜の荷揚げ後、明日早朝まで修理に入る模様です。
トホホ・・です。

龍馬とカエサル

一昨日、昨日は私用にて松山でした。今日は快晴の日曜日、春の暖かな陽気!ですが、漁業従事者としては、3、4月は魚の需要が減退する季節なのですね。やっぱり魚は、冷え込みの厳しい冬に獲ってこそ価値があるもの。春の到来がうれしい反面、凍てつくような冬にも未練が残る今日この頃です。今日、午前中は会社にて週明けのからの事務仕事、夕方はJC例会のため宇和島の予定です。海幸丸は明日入港、赤青黄色に黒白茶色!?色とりどりの魚をどうぞヨロシク!

先日の出張の際に読んでみた本です。
簡単に手にできるこの種の本よりも、本当はちゃんとした歴史小説から学ばないといけないのですが、日常ではこれがなかなか・・。
以下、記録のみ。

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「龍馬とカエサル」 ―ハートフル・リーダーシップの研究―(一条真也著/三五館)

不漁の珍客!?

海幸丸は昨日早朝(13日)に入港、宮崎沖のアマギ漁は不調だった模様で、今は漁場を変更して、鹿児島・種子島沖まで遠征!?しております。現在のところ、次回の入港予定は17日(月)です。さて昨日の航海、ターゲットのアマギは不調だったのですが、久しぶりに大物の珍客!も捕獲されたようです。私はあいにく出張中で現物を見ていないのですが・・。

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重さ80kg超の本クエ!!?

と思いきや、クエとは別種のマスの種類だったようでセリで高値はつかず、残念でした・・!
これぞ不漁の、いや不良の珍客か・・?
巨大マスの親子に挟まれて添い寝!?しているのは最年少乗組員の魚本君です。
いつも大きな獲物に、噛まれたり刺されたりかじられたりと、負傷の絶えない乗組員ですが、
この調子ですから、負傷しても運の悪いせいばかりではないような気もしております・・!

どうかくれぐれも気をつけてくださいな・・!!

太平洋広域漁業調整委員会

昨日は霞ヶ関(農林水産省)にて「太平洋広域漁業調整委員会」を傍聴しました。ちなみにこの委員会、水産庁長官も出席される会合でした。私が傍聴した太平洋南海区の委員会では、伊勢湾・三河湾のイカナゴ、太平洋のマサバ、太平洋南部のキンメダイ、そして海幸丸の漁場でもある太平洋南部のヤリイカの資源回復計画について、協議及び意見交換がなされました。

国や県の許認可を経て行われる指定漁業、全国的にもコスト高や後継者不足で稼動漁船数が減少の一途を辿っているようで、それを食い止めるには、漁獲努力量の削減や資源培養、環境保全によって長期的な資源回復策を講じていくべき、というのが国の考えです。ただし、現場サイドからすれば重複する漁場(海域)に、大型船もあれば小型船もある、しかも底引きがあれば巻き網も、また一本釣りもあるということで、漁業の場合、統一的な資源回復への取り組みはなかなか難しい様子でした。
ある委員によれば、魚の資源量は長期的には変わらない、結局、魚群探知機やソナー等、漁撈設備の高度化で一経営体あたりの漁獲能力が高まっていて、それが結果的に漁獲量の増加をもたらすと同時に資源の減少につながっているのではないか、とのお話でした。しかしながら、これについても全国的に一律の現象ではないですし、増加するコストに見合う漁業を行うためには、各社が設備投資を行って漁獲量を上げようとするのは自然の摂理ですし・・。“海は一つ”という漁業の世界で、国が統一的に資源回復計画を進めることの難しさ!を改めて感じさせられた会合でした。

上は1日目の会議終了後、友達と行った割烹でのお刺身盛り合わせ!
ちょうど委員会にて議題にも上っていたキンメダイもいただいてまいりました!

これぞ一期一会!?

上京中ですし今日はブログもお休みを!と思ってましたが、つい先ほど記録しなければならない事態が起こりまして・・!本日は9:40の松山-羽田便にて東京へ、午後からは新橋へお取引先の訪問一件、その後は平河町にて業界の会議一件、夜は学生時代の同級生とお取引先にて食事!という予定でした。19:00くらいでしょうか、定宿としている銀座一丁目から、西銀座を通って同級生と約束していた有楽町駅方面へ歩いていると・・・、日比谷駅方面から、見慣れたスーツ姿の男性が歩いてくるではないですか!?いや~!!今日という今日は少しシビレマシタ・・!。その男性とは、な・な・な・な・なんと・・!!

人口わずか4万人の、わが故郷でお世話になっている八幡浜JCのS水専務!ではないですか・・!?。

信じてもらえないのを承知で告白しますと、実は明後日の八幡浜でのJC委員会の件で、本人さまに電話をしようかと、
携帯電話を手にした瞬間・・だったのです・・!
いや~、こんなこともあるんですね~!本当にビックリしました!最初は人違いかと思いましたが・・!
昨年も上京中に、新橋駅前で大学の同級生にバッタリ出会ったばかりでしたから、まさかこんなことが続くとは・・!?
しかも、地方の駅でも空港でもなくて大東京、しかも銀座のど真ん中ですから、ある意味すごい確率・・!??
S水専務も私と同じく業界の会議のため上京中とのことで、互いにビックリしたついでに、5分ほど立ち話しした後に、
各々の約束場所に向かうために別れた次第です。
いや~、今日という今日はちょっと驚きました・・。
でも、S水専務!同じ東京での一期一会でも、“悪さ!?”をしている最中の遭遇!?でなくて良かったですね~!お互いに・・!
日本広し・・!といえども皆さま、いつ何時同郷の友人に会うかも知れませぬので、どうか十分にご用心を・・!!

経営を見る眼

本日の入港は5:50、“中2日”の航海でした。魚種は前回と同じくアマギにカマス、マツイカ、フカ、アカエイ、それにウチワエビ(通称カブト!)が30箱といったところでした。荷揚げ後は8:00に出漁、次回は13日(木)入港の予定です。今日の八幡浜は眠くなるほどの暖かい1日、そのせいかいつもに増して頭が回らない・・!?困ったものです。今晩はトロール市の夕食会(兼ミーティング!?)、明日からは2泊で東京出張の予定です。

久しぶりに純粋な経営書を読みましたので少々メモを・・。
伊丹敬之教授によれば、会社における協働の場では、内外の人々の間に「カネ、情報、感情」が流れているそうです。企業が経済組織体としてきちんと機能していくためには、この3つの流れが必要で、「経営を見る眼」としては、この流れを総合的に見る「三眼の発想」が必要とのことです。
また、この3点は経営上の様々な論理に共通する基本原理(下)でもあって、現実の経営判断はほとんど常にこの3点から総合的になされるべきであると主張されています。

□カネの論理(経済の論理)
□情報の論理(見えざる資産の論理)
□感情の論理(人間力学の論理)

伊丹敬之著「経営を見る眼」(P258より)

つまり現実の意思決定の現場では、この相互に矛盾する3点を総合的に判断することが大切で、現実には、「驚くほどしばしば、3つの論理のどれかだけを優先させすぎた判断、あるいはどれかの論理をほとんど考えていない判断が多い」のだそうです。

「三眼の発想」!!なるほど・・ですね。日々の仕事や意思決定でヒントとしたいものです・・。

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「経営を見る眼」―日々の仕事の意味を知るための経営入門―(伊丹敬之著/東洋経済新報社)

昨日は朝霧湖決起集会!

昨晩は以前から約束をしていた「駅伝カーニバル」の打ち上げと、5月の「朝霧湖ハーフマラソン」に向けた決起集会!でした。参加は、駅伝で私が完敗を喫してしまった一花入魂君と、トロール市の健康オタクS君でした。若い2人のペースに乗せられて・・

ビール、ビール、ビール、ビール、熱かん、熱かん、熱かん、熱かん、熱かん、なぜか戻ってビール、ビール、場所変えてワイン、ワイン、ワイン、ワイン・・・・・・・・

少々やりすぎました・・・。
駅伝カーニバル同様、こちらでもKO!帰宅は午前さまでした・・。

一花入魂君、朝霧湖はハーフでヨロシク!
クオーレ君、遅くまでごめんなさい!
S君、生きてますか?

おかげで体の重い一日でした・・。

地球環境と鶏ごはん

久しぶりの“中3日”の航海、今朝は4:30の入港でした。水揚げ量は今一つでしたが、時化と入荷量の関係で相場はまずまず安定、この調子で3月前半戦を・・と思いきや、少しばかり故障が重なり今朝は出漁できず・・。出港を明日の10:00まで見送り、乗組員はしばしの休息です。明日からの航海にはようやく漁労長も復帰、引き続き気合を入れていきたいところです!

さて、今年7月に開催予定の「北海道洞爺湖サミット」を前に、日増しに注目を浴びている地球環境とエネルギーの問題。京都議定書以来、「持続可能な開発」や「循環型社会の創造」、「リデュース・リユース・リサイクル」等々、キャッチフレーズばかりが一人歩きして、肝心の温室効果ガスの削減目標どころか、反対に増やしてしまっている現状の日本、私たち生活者にとって環境問題は、まさに“近くて遠い!”深刻な問題といえます。
私の所属している八幡浜青年会議所でも、今年は「環境問題」を一つのテーマとして、学習や情報提供、啓蒙普及等の事業を行っていく予定です。私もこの際、事業を通して少しでも環境についての理解を深め、身近なところから生活改善、業務改善していければなぁ・・と思っている今日この頃です。

八幡浜青年会議所の社会開発委員会では目下、K委員長を先頭に勉強会を開催して情報収集をしているのですが、最近資料を読みながらナルホド・・!と思ったのがこちらのキーワード、

「トリレンマ」(trilemma)

「トリマンマ」(鶏飯/torimanma)??ではありません、スミマセン、意味不明・・です。少々疲れ気味でして・・。

もとい、ジレンマが「二つの間の矛盾」であるのに対して、トリレンマは「三つの間の矛盾」を意味します。

つまり、私たちが地球環境の問題を考える上で、

(1)経済成長(Economic Growth)
(2)環境保全(Environmental Protection)
(3)エネルギー安定供給(Energy Security)

という三つのテーマの間には矛盾がある、というものです。二律背反ならぬ“三律背反”の関係?とでもいうのでしょうか?

私たちが豊かな生活を享受するには、健全な経済の成長が不可欠です。が、経済成長を維持するためには、現状ではエネルギーの大量消費が必要です。しかし、エネルギーを大量消費すればエネルギー供給の不安定化を引き起こし、結果、経済成長を阻害してしまいます。また同時にCO2排出による地球温暖化を進め、地球環境は悪化してしまいます。逆に環境保全(投資)ばかりに目を奪われると経済成長は停滞し、グローバルな競争経済の中で、国家の繁栄を享受し続けることが難しくなります。まさに堂々巡り・・です。

もちろん現状では、このトリレンマを解決する手立ては未だ確立されているとはいえません。机上では、この3つの要素の良いとこをとってベストミックスを・・と考えるわけですが、人種も文化もあらゆる成熟度も異なる国家間の思惑が交錯するだけに、なかなか難しい問題です。この点は近年、京都議定書の縛りの枠外で目ざましい経済成長を遂げる中国やインドなどの旧後進国、そして制限を受ける先進諸国のこれらの国に対する見方などからも明らかです。「せ~かいはま~るい、ただひ~と~つ~」というのは真実ですが、平和な国の歌の世界の話で、現実は厳しいということでしょうか?

何はともあれ、最終的には定量的な目標よりも、私たち一人ひとりの意識改革や習慣が、より大切な問題のようにも感じています。
腰をすえて、気長に(そんな余裕ない?)取り組みたいテーマです。

久しぶりの中3日操業に!

今日は一転、冷え込みも厳しい雨模様の一日でした。昨日、車に積もった大量の黄砂を洗い落としてくれればいいのですが・・。今日は一件納品のため松山往復、夕方は事務所にて雑務、夜は西条へ行く予定もあったのですが、諸事情で今回は取りやめさせていただきました。申し訳ありませんでした・・。宮崎沖で操業中の海幸丸ですが、次回入港は6日(木)で決定、かなり久しぶりの“中3日”の航海となります。

それにしても今日は寒い一日、気温もずいぶん下がったようです。
冷たい大粒の雨はポツポツと降ってるし・・、こんな雨を「氷雨」というんでしょうねぇ~。

「氷雨」・・「氷雨」といえば・・歌いましょうか?
アンタの「氷雨」は聴き飽きた・・!??
ハイ、スミマセンでした。また次回にします!

そんなことより、さすがに今日はジョギングもサボってしまいました。
こんな日は暖かい部屋で熱燗でも飲みながら、読書でも・・、あ~、至福のひととき・・!
ではありますが、最近、我が家ではアルコール制限が少々厳格化されておりまして・・。
今日は、せめて真面目に本読んで、ストレッチでもして休むとします。

花の務め

3月3日のひな祭り、こちらはとても暖かい一日でしたが、大陸からのひどい黄砂の影響で辺りは視界不良、外に出るだけで(眺めるだけで?)目がショボショボしそうな天気でした。せめて写真は春らしく!上は、先日ハイキングに出かけた「諏訪崎」(すわざき)の写真です。岬の灯台の手前に見えるのが「魚霊塔」です。山もすっかり春の気配、やはり季節は巡っております・・。

久しぶりに「忠八幡詞」からのご紹介、「春光」から3句を選んでみました。


「花を慕ふ」

花に眠れず 思案に耽る 夜深き窓に 梅匂ふらん


「春景色」

晴れ渡りたる 四方の山里 霞馴れぬる 春景色かな


「花の務め」

花見て花を 羨むなかれ 花咲くまでの 務め思うて


二宮幡山著「幡詞」第一編より

若さと健康の秘訣は・・

今朝も4:30に入船、アマギは漁、相場ともにまずまずでした。今日午後からは、会社で長年お世話になった方の葬儀へ、昨日の話題に引き続きですが、技術をつなげていくことの貴重さ、仕事や事業を続けていくことの難しさと大変さを実感した1日でした。今日は綴ればつづるほど話が大きくなりそうですので、あっさりと・・。

先ほど久しぶりに「N響アワー」を見ていて感じたのですが、「音楽は体に良い」というのは本当なんでしょうね~。たぶん・・。今日のシューベルトで登場していた指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテッットさんのお話にもあったのですが、音楽の演奏は体全体で表現するから健康に良いのだと・・。たしかに音楽家、特に著名な指揮者には驚くほど長生きの方が多いです。いつだったか、指揮の動きは体に良いため指揮者は長生きする、というようなことも聞いたことがあります。欧米では「音楽療法」などもメジャーですし・・。
こんな言葉よりも何よりも、かのブロムシュテットさん、あの若々しさで何と御年80歳!?なのだそうです。(髪フサフサ、肌ツルツル、腹アマリデテナイ・・)いわく、「シューベルト第8番の旋律の豊かさに驚愕・・」とのことでしたが、私的には「あなたの若さにただただ驚愕」!!です。番組最後のインタビューでは、若さと健康を保つ秘訣として、「常にいろんなことに興味を持って、いつでも頭と体を退屈させないことが大事!」とのお話もありました。いや~、ためになるお話!できることならこのまま場所を移して、演奏会&講演会でも開きたい!ような感じでした。
ちなみにブロムシュテットさん、煙草もお酒も珈琲も全くやらないのだそうです。ちなみに私はすべてそこそこ・・たしなみます!?残念ながら“健康オタク”には程遠い生活であります・・。今日はあっさりと・・と思いながら、また少し長くなりました。明日からはまたあわただしい一週間の始まりです。では皆さま、健康にはくれぐれもご注意を・・!

技術伝承は最重要課題!?

浜田漁労長のいない海幸丸ですが、トップ不在の穴を埋めるべく、目下、全乗組員が力を合わせて操業中です。現在のところアマギもまずまず豊漁のようで、明日早朝には予定通りいったん入港します。早いもので今日からもう3月、県内の高校では、今日が「卒業式」だったようですね。“めぐる~めぐる~よ時代はめぐる~、別れと出会いをくりかえ~~し・・”、月日が経つのは本当に早いものです。

ちょうど今読み進めている本に出ていたのですが、伊勢神宮では20年に一度、“遷宮”と称して、神社内の建物一式を新築して、神様を移動させるそうです。古い建物の耐用年数が来たわけではないのに、意図的に、定期的に新築を施すのだそうです。詳細を調べたわけではないのですが、この目的、意図することの一つに、「宮大工の技術の伝承」があるそうです。つまり、以前に建築経験のある古い宮大工が、若い大工に技術を教える場を提供するのだそうです。たしかに20年といえば、技術の伝承を続けていくにはちょうど良いタイミングともいえそうです。
宮大工という、高度な技の要求される伝統的な仕事だけに、その貴重な文化を継承していこうとする、神社関係者の知恵と工夫が垣間見える好事例ではないでしょうか。ひるがえって私たちの会社・・、こちらもトロール漁法という、ある意味非常に特殊かつ専門的な技術の要求される、伝統的な産業で、やはりこの「技術の維持伝承」という問題と「目先の営利追求」というのは、まったく別物として考えるべきことではないか・・と最近つくづく感じています。
網の縫い方から船の形状や造り方、漁具の調達や仕掛け、操業のデータからポイント選び、天気の予測や出荷のための商品作りに至るまで、地域にとっても会社にとっても、ある意味とても貴重な「見えざる資産」ともいえます。地域の技術を次世代に伝承するための仕組みづくり!!関係者一同、知恵を絞りたいものです・・。
「伊勢神宮」のように20年に一度、会社の財務内容に関わらず新しい船を建造すれば・・!?そんなことができれば良いのですが、現実はかなり難しい・・のです。ちなみに現在、弊社所有の第15・16海幸丸は今年で20年目、初の30年選手に向けて孤軍奮闘!?の予定です。

3月操業波乱の幕開け!?

今日から3月操業に入った海幸丸、ですが諸々の事情により、普段よりも2名少ない14名体制での出漁となりました。しかも今回は漁労長も不在・・!ピンチヒッターで第15海幸丸の船長(舵交代)が漁撈の指揮を執ります。休み明け早々、日ごろのチームワークと組織力!?が試される航海となりそうです。出漁は予定通り今朝10:00、次回の入船は2日(日)の予定です。こちらは松山の帰り道、長浜から眺めた夕日です。

海幸丸を送り出してた後、午後からは一件来客、その後は所用で松山でした。業務のついでに、以前から物色していた仕事用のバッグも決定・購入してきました。日常業務での利用が主たる目的ですが、パソコンと書類・書籍の持ち運び、1泊程度の出張にも対応可能な収納スペースを必須条件として、探しておりました。が、なかなか先代の“愛用バッグ”に勝る機能とデザインのものを見つけるのに一苦労・・、結局、デパート内のショップを7,8店舗巡りめぐって、ようやく選んだのがこちらのバッグです。

今回は日常での利用ということで、ブランドや価格、デザインよりも機能と使い勝手を重視、現場を含めて、夜な夜な?あらゆる場所に持ち運ぶため酷使もするはずですので・・。帰宅後、さっそくパソコンに書類、システム手帳などを一式詰め込んで持ってみたところ、なかなかのフィット感!あとは、小物類の収納場所を決めて、一日も早く慣れ親しみたいところです。
何はともあれ、これから少なくとも5年くらいは私と行動をともにする鞄!この鞄といっしょに、日々、“良き仕事”に励んでいきたいものです。不束者(ふつつかもの)の私ですが、どうか幾久しく、末永きお付き合いをよろしくお頼みいたします!って、ちょっと聞いてますか・・?聞いてない・・?やっぱ今日も冴えない・・、というか眠いです。少しだけ本でも読んで今日も早めに休むとします。

宮崎沖にてハモ200箱!

海幸丸は4:00過ぎに入港、アマギ、カマス、マダイ、ハモを中心に総数1400箱の漁でした。今日で2月の操業も無事終了、今季のトロール漁も実質2ヶ月を残すのみとなりました。乗組員は今日で月末の給料休み、明日は10:00に出漁の予定です。上は珍しく200箱の水揚げがあったハモのセリ風景です。

今日夕方は、とある“任務”?の打ち合わせのため母校(八幡浜高校)を訪問、進路担当の先生方とお話をさせていただきました。が、私たちの時代とは進学・就職の進路環境ともに、ずいぶんと様変わりしている様子でした。それにしても自分にとって少々重い任務・・、これも機会か、それとも修練、奉仕・・、はたまた試練!?詳細はまた後日・・。今日は眠いです。

シュモクザメ(ナンマイダ~)

今日の四国、日中は陽も照って比較的穏やかな1日でした。閏(うるう)年で今年の2月は29日まで、私のほうは、今日、明日2日間で2月の月末事務(雑務?)をまとめて行っております。海幸丸はカマス、アマギ、ハモを中心に操業中で、次回の入港予定は27日(水)、入港後は“月末休み”に入る予定です。ちなみに、上は昨日の漁のオマケ、「シュモクザメ」です。

昨日の漁ですが、操業ポイントとしては豊後水道南から宮崎県沖の漁場でした。ふだんの漁では、メジロザメやジンベイザメは別にして、サメといえば小さなサイズのフカの類が中心です。ところが昨日、久しぶりに揚がっていたのがこちらの「シュモクザメ」でした。
こちらのサメ、欧米での呼び名は

ハンマーヘッド・シャーク

となかなか格好いい名前ですが、日本では「シュモクザメ」、頭部が鐘などを鳴らす棒(撞木・しゅもく)に似ているため、この名前がついたようです。ちなみに八幡浜の漁師の間ではなぜか、

ナンマイダ~・・

と呼ばれています。

それほど縁起の悪い魚なのか、その昔、襲われて殺されてしまった漁師がいるのか、理由は定かではありませんが・・。一説によれば、サメの中では凶暴な種類に属するそうで、特に体長4mを超えるサイズはかなり危険!とのことです。また、群れをなして泳ぐサメですが、群れから離れて単独行動する際に危害を加える・・との噂もあるようです。こちらも真偽のほどは定かではありません。

このシュモクザメ、種類はアカシュモク、シロシュモク、ヒラシュモクの3種が確認されていて、海の中での好物はアカエイとのことです。ちなみに、水揚げされるシュモクザメは、練製品やフカヒレの原料、また中国地方の山間部では、他のサメ類と同じように刺身でも食べる習慣もあるようです。

さすがにこちらのナンマイダ、私も未だ刺身では食した経験がなく、皆様方に是非どうぞ!とお薦めできる立場にはございません。ただ今操業中の海域においても、数十匹単位で水揚げされている模様ですので、お味にご興味のある方は、私までご一報いただければと思います。新鮮な、ピチピチのナンマイダ~!をお届けさせていただきますので・・。

本質を見抜く「考え方」

今朝は5:30に入船、アマギは結局190、他はカマス160、ハモ100、黒ムツ190、マツイカ300といったところが主な魚種でした。今年はマツイカ、いわゆるスルメイカが全国的にも豊漁のようです。供給量も多いせいか相場も底値安定・・!新しい製品加工に取り組むなら今がチャンス、自家製塩辛くらいではとうてい追いつかない量のようです。海幸丸は今朝11:00、2月最後の操業に向けて出漁しました。

日々の仕事で、考えていながらも決めることが出来ない事項、つまり白黒がついていない、いわば“宙ぶらりん”の状態って、よくあります。私も実はこんな状況が大の苦手で、耐えきれずについ結論を出そうと急いでしまうことがよくあります。が、昨日読み終えた本「本質を見抜く考え方」(中西輝政著)で、とても示唆に富む「考え方」に出会いましたのでメモしてみます。

考え方3 「宙ぶらりん」に耐えること

いわく、人は答えが出ないことに耐えられず早まって誤った判断を下してしまうことが多い、これを回避するためには、答えが出ない「宙ぶらりん」の状態に耐える習慣づけが大事である、というものです。なるほど!と思いませんか?特に日本人は、白黒をはっきりつけようと、結論を急いでしまう習性が強いそうで、どんな状態でも「心の平衡」を保つ行動様式が根付いているイギリスとは対照的なのだそうです。
中西氏がもっとも国家戦略の巧みな国と位置づけるイギリスにおいては、「早く見つけ、遅く行動する」考え方が外交政策の基本にあるそうです。重要事項になればなるほど、早い段階での情報感知が大切なのはもちろんですが、その情報を政策へ反映させる方法(行動)については、最大の成果が得られる、ギリギリのタイミング!まで、待つことのできる「強い神経」が大切なのだそうです。外交や政治はもちろん、経営や日々の重要案件の意思決定の現場にも活かせる、とても示唆に富んだ考え方ではないでしょうか。

以下は、本書に登場するイギリスの戦略思想家、リデル・ハートが自国の戦略思考について説明した言葉だそうです。

「ものごとがいずれにも決しない状態に耐えることはとてもつらいことである。そのつらさに耐えかねて“死に至る道”(後先考えずに飛び込んでしまう衝動的な行動)に逃げ道を求めようとするものは昔から国家にも個人にもあった。しかし、このつらい「宙ぶらりん」の状態に耐えることこそ、可能性の明確ではない勝利の幻想を追い求め、国家を灰燼に帰せしめるよりは、はるかに優れた選択なのだと銘記すべきである。」

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「本質を見抜く『考え方』」(中西輝政著/サンマーク出版)より

会社でいうならば、「宙ぶらりん」の状態に耐えつつ、来たるべき勝負どころのポイントが到来するのを虎視眈々と待って、それまでは地道に、組織力を蓄積すべし!というところでしょうか。

本書ですが、文字通り“物事の本質”を捉えるための考え方の要諦が、53パターンも紹介されてあって、とても読みやすい上に深い!内容でした。これぞ文句なし、今月の一押しお薦め図書!です。「今月の・・」って先月は何でしたっけ・・!?

他にはこんな章に感銘を受けました。目次より少々メモのみ・・

考え方1  「自分」とは何か ― 自分を見る鏡が歪んでいたら、ほかのものを見る歪みに気づかない。
考え方10 「動あれば反動あり」 ― 一つの動きがあるときは、それに反する動きが必ず起こる。
考え方14 「民意」もあやまつ ― 自分も含め、大多数の一般的な意見に流されると判断を誤る。
考え方16 どんな情報も「歴史」に還元する ― 一つの時代しか見ていないと、考えの妥当性がわからない。
考え方23 「択一」より「共存」を意識する ― 物と心、進歩と伝統など、価値が一方に傾いたとき危機を招く。
考え方40 誰も疑わない「美しい言葉」こそ疑ってみる ― 戦後日本人に思考停止を強いた4つの言葉とは何か。
考え方41 数字や論理の「正しさ」に惑わされない ― 形式的に整った論理より、肌身の感覚を大切にする。
考え方45 変化を見る前に「不変」を見る ― 変わるものに目を奪われていると、もっとも大切なものを見失う。
考え方53 「日本人」を明確に意識する ― 自画像をはっきり持てば持つほど、ものごとをしっかり考えられる。

明日いったん入港です!

本日休市の土曜、でしたが、JCのとある会合で終日松山でした。行きは高速経由か一般道の海岸線か、迷ったあげく海岸線を選択、これが案の定“大失敗”でした!強風波浪のため波は道路まで打ち寄せて、こんな感じ(上)でした。おかげで、愛車も大量の波しぶきを浴びる羽目に・・。高速料金ケチるとこんなものでしょうか。会議もただただ長かった・・です。委員長さま、今日はお疲れさまでした。海幸丸はアマギ漁が不調ですが、明日早朝にはいったん入港、仕切りなおしの予定です。

モーツァルトの歌

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午後から一件、業務をかねて松山へ、ついでに書店めぐりもしてきました。「かねて」といいますのは、実は夜に松山市民会館で「宮本益光バリトン・リサイタル」がありまして、当初からそこに行く予定があったからです。18:30開演、19:00からのプログラム、ホールも満席・大盛況のうちに演奏会も終了しまして、たった今、車を飛ばして帰宅しました。松山ではしばしオペラの世界に酔っていましたが(酒ではありません・・)、海幸丸は本深夜1:00の入港予定、酔いからさめて早くも臨戦態勢!です。

今回の演奏会のテーマはモーツァルト!バリトンですから、当然“4大歌劇”からの選曲でした。自分にとっては、同じクラシックのジャンルでも、ベートーヴェンやブラームスなどドイツものに比べて、圧倒的に聴く機会の少ないモーツァルト、しかもオペラ・・。この日のために、手持ちCD数枚で予習もしてみたのですが、スポット・スポットでの演奏ですから、分かるのは出典と配役くらいで歌詞は意味不明・・、今回は純粋に、音楽としてバリトンを楽しませていただきました。
ご紹介が遅くなりましたが、今回の主役(バリトン)は宮本益光氏、八幡浜出身の声楽家で、私とは中学・高校の同級生、まさに中央・メジャーで活躍する“郷土の星”!です。私も所属している八幡浜JCが主催する、八幡浜児童合唱団の特別指導者でもあります。あぁ、それと会場では、中学校のときの音楽の先生にもお会いしました。いやいや懐かしかったです。まさか自分の名前を覚えてくれとるとは・・。益くんと違って出来悪かったのに・・、悪すぎたせいでしょうね~、きっと・・。K先生、これからもご活躍をお祈りいたしております。

まさに笑いあり、涙あり、感動ありのリサイタル、あっという間の2時間でした。
次回は一度、宮本益光バリトンの「第九」、またはシューベルトの歌曲かマーラーなども聴いてみたいものです。

以上、本日の「バリトン・リサイタル」のご報告でした。
氏の詳細はこちらをどうぞ!→ http://www5a.biglobe.ne.jp/~son-net/

海幸丸はただ今より入港、荷揚げ後はすぐに出漁の予定です。

正副二案を用意せよ

昨日から今朝にかけて、八幡浜魚市場ではタチウオが豊漁でした!といいましても、我らが海幸丸ではなくて、“巻き網船”です。実は八幡浜、タチウオの水揚げでは、古くから全国No.1!なのです。これも中トロに加えて、八幡浜に荷揚げする巻き網船のおかげ!巻き網漁とは、当地域ではトロール漁と並んで漁船漁業の中核、春のマダイ、夏から秋にかけてのアジ・サバ、タチウオが主な対象魚種です。ちなみに昨日に引き続いて今朝も数十トン単位の水揚げ!だった模様です。セリ前の荷揚げ・選別の様子はこんな感じでした。

今日は久しぶりに「言志四録」からの一節のご紹介です。
日々、瞬時に要求される「意思決定」とは本当に難しいものです・・。


器物には正副有りて、而る後に欠事無し。
凡そ将に一事を区処せんとせば、亦当に案を立てて両路を開き正副の如く然るべし。

佐藤一斎

器具類は必ず正と副の二つを調ておくと、使用するのに一方が損じても事欠くことがない。
これと同じように、一つの物事を処理する場合にも、二つの方法を準備しておいて、
器具類に正副があるようにすれば、都合よく運用ができるであろう。

<佐藤一斎「言志後録・二百二十九」久須本文雄訳>(講談社)より

権現山のお土産

引き続きアマギ漁を続ける海幸丸、漁は芳しくない様子ですが、曜日の関係から明日(水)にいったん入港する予定です。今日も終日会社にて業務諸々、夜はJC理事会でした。夕方は久しぶりにカメラ片手に権現山へ。こちらは山の中腹から眺めた宇和海です。

カメラを片手に山を走りながら登っていると、旧知の農家のおじさんに呼び止められて、

みかんと魚の話題をネタにお互いに近況報告、このあたりはさすが八幡浜ですね~!

すると、別れ際に「宮本くん、食べなはいや!どーせあとは歩いて帰るだけやろ!」と、

みかんをナイロン袋に入れていただきました。

ところが一応、私は目下、朝霧湖に向けて秘密のトレーニング中!

もちろん、いただいた貴重なお蜜柑を路上に置いて走るわけにもいかず、

まずは右手で袋を持って走り始める、しかり、やはり蜜柑はなかなか重くてバランスが悪い、

そこで結局7つ全てを取り出して、全身のジャージのポケットに詰め込んで走ったわけです。

当然、左右のバランスを考慮しながら、上のジャージの左右に1個ずつ、下のジャージには左右2個ずつ、

あまった1個は仕方なく左手で持つ、右手には最初から携行していたカメラを持って! バランスを取りつつひたすら走る・・。

でも、上のジャージは妙に膨らんで、尚且つ揺れている上に、下のジャージはみかん4個分の重量で、

引き上げても引き上げても徐々にずれ落ちてくるんですね・・。

おかげで最後には下着すらはみ出して、見えてしまいそうな勢いです。

その上、走っている両手が“みかんとカメラでふさがった状態”!ですから、ある意味傍目にはかなり間抜けな姿だったかと・・

案の定、下山後は、帰宅途中の女子高生集団の失笑を・・、誘うハメとなった次第です。


そういえば最近当地域では、不審者の目撃情報があちこちで相次いでいるらしいですね。

広報によれば、ジャージはたしか白の上下、年齢も30歳代だったかと・・!!

今日の自分のジョギング姿(もちろんジャージは白・・!)を鑑みると、通報されなかっただけでもラッキーだったかも!!(たぶん)


夜分にすみません。こんなくだらない日記を書くために、早く帰宅したわけではありませんでした。

明日の入港に備えて早めに休むとします。

こちらは権現山トレーニングのお土産、“はっさく”7個です!!

ありがとうございました。今度はお魚をお持ちしますので・・。

オンリー・イエスタディ

時化の影響で今朝の相場は、丸物・原材料ともに“上げ”、昔から漁師の世界では、「ナントカ(○カ)と相場には勝てん!」という言葉がありますが、相場というのは本当に難しくて予測がつかない・・、魔の世界です。そこにこそ、漁師の仕事の“醍醐味と厳しさ”があるわけですが。明日以降は凪(なぎ)のため、通常相場に戻る見込みです。たぶん・・。海幸丸は荷揚げ後7:00に出漁しました。

日曜に読んだ本、久しぶりの石原さんの新刊でした。
個人的にはエッセイよりも小説のほうが好きなのですが、時々読んでパワーをつけたくなる(吸い取られる?)作家ではあります。


その人ならではの「気骨」。鮮やかな生き方は、そこから生まれる。

過剰な情報の氾濫はかえって人間たちの情念感性を摩滅させ、
画一的な人間の配置をしかもたらさないような気がする。
つまり癖のある人間がいかにも少なくなってしまった。
他が何だろうと俺が俺がという人間が。(「あとがき」より)

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「オンリー・イエスタディ」(石原慎太郎/幻冬舎)

石鯛(イシダイ)

案の定今朝の魚市場は時化のためガラガラ・・、現在八幡浜魚市場は、港湾整備の関係で広い埋立地へ移って「仮設市場」として利用されています。私の自宅のちょうど対岸にあるのですが、毎朝の入荷量や人の動きが一目瞭然・・、でも華やかだった時代を少しでも知る者にとっては、寂しいかぎりです・・。海幸丸は明日本船入港、今日夕方は、八幡浜青年会議所の“創立記念日例会”です。

さて、こんな日は“ないものねだり”?でお魚のご紹介を少々!
今日ご登場いただくのは、磯の最高級魚の一つ「石鯛(イシダイ)」です。

ちょうど一昨日の海幸丸の入港魚種に2尾ほど紛れ込んでいまして(写真)、「魚のお勉強」という名目で、我が家に持ち帰りました。さっそく薄作りと鮨でいただいたのですが、おかげで少々飲みすぎました・・。その日以来、昼夜を問わず食事のたびに、次男が「イシダ~イィ~!」を連呼するのが親としては少し怖い・・です。

この石鯛(イシダイ)、釣りファンの皆さまにはご存知“幻の魚”でしょうが、そうでない皆さまにはあまり馴染みのない魚種の一つかもしれません。名前の由来は、「石をも噛み砕く強い歯を持つ」という意味から来ているそうです。何でも鋭い歯で色々なものをつつく性質があるそうで、ダイバーが手や首筋をかじられることもあるようです。そのせいか、神奈川県では何と、

「チンボカミ・・」!?

との異名もあるそうです。(「現代お魚事典」より)

見た目の通りとても闘争心が強い魚で、他の魚介類と一緒に飼育できないのが、水族館の悩みの種だそうです。外見は黒と白の縞模様、口の部分が白く、成長するにしたがって口の白い部分が黒くなってくるのも特徴です。深海というよりも岩礁域の浅瀬に住むようですが、海幸丸の漁場では主に南の海域、日向沖から鹿児島沖にかけての、海底の荒い海域でよく水揚げされています。

さてこのチンボカミ、肝心のお味ですが、しっかりとした白身で皮目の部分にはゼラチン質に近い、程よい脂身もあって、すこぶる美味しい魚です。食し方ですが、やはり何といっても刺身、身そのものが硬いため、薄作り(上写真)やあらい、鮨ネタや炙り(タタキ)にも向いています。よく揚がるサイズは1k~3k程度のものですが、小さなサイズでもまずまず脂も乗って、十分にお刺身でもいただけます。個人的にも、ぜひ一度召し上がっていただきたい魚です。

最近は消費地のデパートの店頭でもよく見かけるようになりました。
ただし、市場流通を経た天然モノの価格はひたすら高い・・!!
昨日ご紹介した浄土寺の仁王像ではないですが、産地の我々からするとあまりの価格に目の玉が飛び出るほどです。
こんなときは産地直送、網元直送の出番です!
こちらも日時指定のお届けは難しい種類ですが、ご予約をお受けして後のお届けはできますので。
磯の高級魚、石鯛(イシダイ)、以後どうぞお見知りおきを・・!

第49番浄土寺

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あわよくば明日の日曜入港を目指して操業中の海幸丸でしたが、漁模様は芳しくないようで、今のところ明後日(月曜)の入船が濃厚のようです。今朝は会社にて事務を少々、夕方は図書館や書店まわり等、今日の八幡浜も海からの風が強い、とても寒い一日となりました。遅くなりましたが、こちらが先日の駅伝カーニバル「一般の部」のリザルト(PDF)です。個人的にはあまりみてもらいたくない結果ではありますが・・。
次、目指すは朝霧湖マラソン!!でしょうか。
http://www.city.yawatahama.ehime.jp/00ka/1syogaigakusyu/marathon_ekiden/ekiden_kekka/ippan_ko.pdf

こちらは、先日松山に行ったおり、繁多寺と一緒に参拝した「第49番札所・浄土寺」です。松山市鷹子町という住所にある、とても素朴で古風なお寺です。この浄土寺には天徳年間(957~960)、“空也上人”が3年間留まったとも伝えられています。空也上人は、民衆を救済するために全国を行脚した僧で、自像を刻んだ立像がこの寺の本殿にも残されており、重要文化財にも指定されています。この浄土寺、外見からは本殿に向かう入り口にそびえたつ仁王門、そして室町建築の和様・唐様折衷の古風な本殿が印象に残ります。

仁王門に向かって両脇にある仁王像、向かって右手の仁王像の目は何と空洞・・!かなり不気味です。その昔、近くに住む博打打ちが「運がつく(目が出る)ように・・」と目をくり抜いて持ち帰ったというのが理由だそうです。以来、この仁王像をお参りすると、ギャンブルの目が出る(強くなる)!?との言い伝えもあるとかないとか・・。真偽のほどは定かではありませんので、最近負けが込んでいるギャンブラーの皆さま、近くを通った際は是非試してみてください!!

ちなみに私、このペースですと、八十八ヶ所をすべて巡るのにあと35年かかる見込みです・・。

名称:西林山 浄土寺(じょうどじ) 三蔵院(第49番札所)
所在地:〒790-0925 愛媛県松山市鷹子町1198
開基:恵明上人
宗派:真言宗豊山派
本尊:釈迦如来
真言:のうまく、さんまんだ、ぼだなん、ばく
ご詠歌:十悪の我が身をすてずそのままに、浄土の寺へまいりこそすれ

海の恵みに感謝!

今朝は予定通り5:00に入船、今回も宮崎・日向沖のアマギ漁が中心の航海となりました。7:00のセリ前には恒例の「十日恵比須」の神事、そして神主さんは海幸丸の甲板へ。そこから投げ込まれた一体の「恵比須像」を目がけて、今年も2名の勇気ある若人が海に飛び込みました!ちょうど2名が飛び込む寸前には、その雄姿を祝福するかのように・・?雪が舞い散っておりました。

本来であれば、漁師、つまり海幸丸乗組員が飛び込むのが理想なのですが、乗組員のうち30歳代はわずか1名!
という現状から、今回は立候補者がおらず・・。
それじゃ、ここは会社を代表して不肖・私が・・とも考えましたが、もともと心臓が弱いため?あっさりとギブアップ!
結局、所属する八幡浜漁協と仲卸会社から健康体の若者2名が選抜!となりました。
市場での神事の最中に、2名は海幸丸の操舵室にてこちらも恒例となった「赤ふんどし」を着用・・、
デッキ内の映像は少々過激すぎまして・・、ここでお見せすることができないのが残念です。

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こちらは飛び込んだ直後、恵比須像を拾い上げるお2人です。

最後は、デッキにて拾い上げた恵比須像を前に、祝詞をあげて神事も無事終了、
こちらはマスコミ各社に囲まれる本日のヒーローです。なかなかたくましいお姿です!

海の恵みに心より感謝の念を捧げ、同時に引き続き航海・操業の安全と豊漁を・・
そして海の仕事にたずさわる、皆々さまのご健康とご多幸を心よりお祈りしたいと思います。
皆さまに恵比寿さまのご利益がありますように・・・

飛び込まれたお二方、見事な大役!本当にお疲れさまでした。

海幸丸は本日修理の関係で一時停泊、本夕方18:00に再出漁の予定です。

第50番繁多寺

会合一件、相談一件で昼前から松山往復でした。いつもに増して車の通行量が多いと思いきや、椿神社では、「椿祭り」の真っ最中でした。商売の神様!だそうですが、混雑が苦手な私は渋滞を回避しつつ、目的地に直行、途中思い立って石手寺に程近い第50番札所「繁多寺」(はんたじ)をお参りしてきました。海幸丸は明日入港、市場では「十日恵比須」の神事も行われます。写真は車中から眺めた石鎚(いしづち)の雪化粧です。

そういえば今日は14日、「バレンタインデー」でした。チョコレート好きの私は、今日も一人コンビニで板チョコを2枚ほど買い込んだのですが、よくよく考えてみるとちょっと恥ずかしかった・・!です。気を取り直して今日は「四国巡礼」、札所のご紹介です。

四国遍路の草分け的存在でもある「一遍上人」が修行したという寺がこちら、繁多寺(はんたじ)です。古くは「光明寺」と呼ばれ、開基は行基菩薩、孝謙天皇の勅願所でもあったといいます。松山市郊外の畑寺町という住所にあるため、「畑寺」との愛称で親しまれています。寺は小高い丘に位置し、松山城や道後温泉をはじめ、松山の中心街が一望できる好立地、御本尊の前のとても広い境内も特徴的です。ちなみに繁多寺の近隣には、第49番浄土寺、第51番石手寺もございます。
今回は時間の都合上、この繁多寺と第49番浄土寺をあわてて参拝、このペースで回れば全八十八ヶ所を巡るには、どれほどの月日を要することやら・・?まぁ、仕事や出張等々の合間に気長に回っていこうと思います。以下は、第50番札所「繁多寺」のご紹介です。

【第五十番 東山・繁多寺(はんたじ)/畑寺】
                
四国八十八ヶ札所 伊予路菩提の道場26ヶ寺の11番目の寺

名称:東山 繁多寺(はんたじ)/畑寺
宗派:真言宗豊山派
本尊:藥師如来
住所:愛媛県松山市畑寺町32
ご詠歌:よろずこそ 繁多なりとも 怠らず 諸病なかれと 望みいのれよ

人知らずして憤らず

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当初は、“中3日”の操業を予定していた海幸丸ですが、アマギのまとまった漁がありまして急きょ昨晩24:00前に入港、久しぶりに深夜の荷揚げとなりました。昨夜から今朝にかけて、こちらはかなり冷え込みも厳しく、積雪による物流の麻痺も心配されましたが、今のところ道路もスムーズに流れている模様です。消費地市場への出荷機能を担う八幡浜魚市場では、物流条件も鮮魚の相場を左右する大きな要因の一つ、特に冬場の時化(しけ)の際は、漁業者・仲卸業者ともに、入港・買いの判断が難しい局面でもあります。

海幸丸は荷揚げ後、深夜(早朝か?)2:00過ぎに出漁、明後日の神事「十日恵比須」の入港を目指して操業中です。
次回もアマギのまとまった漁に期待したいところです。

今日のご紹介は、先日も少し触れた「論語の読み方」(渋沢栄一)から。新年から少しずつ読んでいましたが、ようやく今日になって読了、今さらではありますが、処世や学び、仕事、そして人間関係や経営にいたるまで、とても機知に富んだ孔子の言葉のすばらしさに驚いている次第です。もちろん全てメモしておきたいところではありますが、紙面の都合上(ないか・・?)、「言志四録」や「菜根譚」同様、少しずつ掲載していきたいと思っています。今日は代表的な1節から・・。

子曰く、学びて時にこれを習う。また説ばしからずや。

朋遠方より来たるあり。また楽しからずや。

人知らずして憤らず。また君子ならずや。

〔学而〕


論語の冒頭に掲げられる言葉ですが、一般的によく知られるのは2節目、ですが改めて読んでみると3節全てが密接に関連していて、ただただ深い・・教訓です。かの渋沢栄一も「最高智」と呼んで実践してきたというのがこちらの3文なのだそうです。
1節目は、学問をして自らの生活の中で生かすこと、つまり知行合一の大切さを説いています。2節目では、同学同志の友が訪ねてくる楽しさ、という意味だけではなく、学び得たものを友に伝え、伝播していくことで学びや善を多くの人に及ぼすことができるすばらしさを説いている、というのが渋沢の解説です。圧巻は第3節、自らの学びがたとえ成就して、立派になったとしても世間が認めてくれないこともある、そんな場合にも人をうらまず、天をとがめず、ひたすらにその道を楽しむのは、徳の完成した君子にしてはじめてできることである、との意味!だそうです。

「人事を尽くして天命を待つ」、ではないですが、自分の本分、尽くすべきことを尽くしさえすれば、たとえそれが世間に認められたり、評価されることがないとしてもいっこうに気にしない、現代はある意味、「言ったもの勝ち、やったもの勝ち、アピールしたもの勝ち・・?」という風潮の世の中なのかもしれませんが、2400年も前に語ったというこの孔子の教訓!「人知らずして憤らず」、この一節を常に心に留めておきたいものです・・。

その前に、私などには「もっと学んで、もっと習え・・?」という声が聞こえてきそうです。
まさにおっしゃるとおりです。論語の冒頭からつまづいて前に進めない感じ・・?でしょうか。

あ~、さすがに今日は目も重たい・・。これも本のせいでしょうか・・?もう少々復習して早めに休むとします。

ブログの清掃とお詫び

当ブログ「一魚一会」も開設から1年と7ヶ月、独りよがりの投稿を続けていますが、聞くところによると思いのほか海外からの人気が高いらしく、海を隔てたコメントが50万件にも達したそうです。これも国際的な“お魚ブーム”の影響か・・?いえいえ、ただの意味不明の迷惑コメントでして、本日サポート企業さまにコメントの一掃をしていただいた次第です。ご迷惑をおかけしました。

そのため、これまでのエントリーにご投稿いただきました皆さまからのコメントも、同時に一括消去されております。失礼をどうかお許しくださいませ。もちろん今後いただくコメントは、このようなことはありませんので・・。このブログも次なる目標は、“石の上にも3年”?でしょうか?これからもどうぞよろしくお願いいたします。

勝てませぇ~~ん!!

高知操業の海幸丸は今朝4:00前に入港、チダイ、カマスを中心に“中2日”の操業にしてはまずまずの漁模様でした。次回の入港は15日(金)、次の入港日は、八幡浜魚市場の神事、「十日恵比須」の催しも行われます。海幸丸から海に飛び込んで「恵比寿像」を拾い上げて、海の神様に感謝する・・、八幡浜では真冬の恒例行事です。「我こそはいざ海へ・・」と思われる度胸のある貴方、今なら間に合います。私まで大至急ご連絡くださいませ。さて今日は「建国記念の日」!大安の祝日にふさわしく朝から快晴、こんな陽気な天気!ですが私の心中は・・

やっぱり穏やか・・です。何せここまでの完敗ですから!!
触れたくない話題でしたが触れないわけにはいきません!昨日行われた「駅伝カーニバル」です。

今年は初めてエース区間の1区で出走、
毎年いろんなレースで競争しているYEGの「一花入魂」君ももちろん1区でした!
途中まで追いかけて行ってあわよくば・・と思っていましたが・・

スタート直後から、どんどん視界から遠ざかっていく青いユニフォームの「一花入魂」君。
序盤からスピードについて行けず・・まったく歯が立ちませんでした・・
かなりの練習量との噂はどうやら本当だったようです。
結局、一花入魂君は区間4位、私は40秒ほど差をつけられて8位!

これで駅伝2連敗です。
あまりの大差に悔しさもない、晴れやかな気持ちですね。
この駅伝の短距離走では一生勝てなさそう・・というのが今のところの正直な感想です。

今年もまた10kロードかハーフマラソン、引き続きトレイルランニングで勝負をお願いします。

JCチームは結局、若手を集めたヤングチームが13位、熟年パワーのオールドチームが14位でした。
また詳細が入手できましたらレポートいたします!!

昨日は10日分ほどの“ブログネタ”に出会う、密度の濃い1日でしたがまた時間にゆとりのある折にご紹介したいと思います。
取り急ぎ昨日の駅伝報告でした。

それでは皆さま、声高らかに・・「できませぇ~~ん」あらため「勝てませぇ~~ん!!」

出走、応援いただいた皆さま、昨日は大変お疲れさまでした&ありがとうございました!

今日はこれから結婚披露宴に出席してきます!!

明日駅伝カーニバルです!

海幸丸は高知沖にて操業中です。今週もまたまた“連休”のようで、中央市場休みの関係で入港は11日(月)で決定、マダイやアマギの漁に期待したいところです。今日は終日自宅でアレコレ雑務等・・、夕方は明日にせまった“駅伝カーニバル”に向けて少しだけ走りました。夜はアルコールで!?体をほぐしながら早めに休みたいと思います。明日はどうなることやら・・、出場される皆さま、頑張りましょう!乞うご期待!

兵どもが夢の跡!?

今朝は4:30の入港でした。今回は高知沖のみを3日間操業、久しぶりに“中トロ”らしい豊富な魚種構成でした。白ムツ420、ゼンゴ240、チダイ220を中心に、マダイ、レンコダイ、カマス、イトヨリ等々・・、八幡浜の冬の味覚“モンダイ”も久しぶりに50箱程度水揚げされました。荷揚げ後は第16海幸丸のエンジン不具合のため、大事をとって修理と検査、乗組員はそれに合わせて少し早い“中休み”をとっています。ちなみに上は海幸丸の機関室、今朝の点検の様子です。一般には公開されることがほとんどない場所ですが、船の心臓部をつかさどる重要ポイントでもあります。

突然ですが、長年使ったり、身に付けたりしたものを捨ててしまうのは、なかなか勇気がいるものです。私の場合、特に靴(くつ)や鞄(かばん)、財布や手帳といった持ち物には、体の一部のような強い愛着を感じます。いくら古くなって利用不可能となってもなかなか思い切って捨てられない・・、よくあることです。

が今回、あまりの“みすぼらしさ”に、たまりかねて廃棄処分を決めたのがこちらの鞄です。

かれこれ7年ほどは使ったでしょうか。ナイロン製ですが、分厚いファイルや書籍の収納スペースも十分で、頑丈な作りが売りの鞄です。小物類を入れる口数も多く、財布や手帳、名刺入れにペンケース、パソコンや書籍等を入れる場所を決めておけば実に使いやすく、どこに行くにも落ち着ける優れものでした。

私の場合、市内・市外、現場・事務を問わず全ての日常業務に夜の活動、また一泊程度の出張であれば、使い慣れたこの鞄で済ましておりました。購入以来、常に行動をともにしてきた鞄、まさに血と汗と涙の結晶・・は少し大げさ!?ですが、日々雨に打たれ、陽に照らされ、時には海水や鱗(うろこ)にもまみれ、また時には夜な夜な多量のアルコールも浴びてきたであろう愛用の鞄!今では、日焼けのせいで黒いナイロンは黄色にくすみ、肩充て部分の革は剥げはじめ、汗と雨で持ち手部分の革は伸びて破れ・・、戦地から引き揚げてきたような様相?すら感じられます。同じメーカーの新製品と並べてみると、さすがにみすぼらしさが目立ってしまい何とも見るに忍びない・・。

今回、財布を新調したのと合わせて鞄も廃棄、感謝の意を込めてきちんと供養もしないといけないかな、と思っております。ちなみに鞄についてはまだ代替品を購入していません。今度の鞄も10年は使えるくらい、利便性と機能性の高い製品を選びたいと思っております。

愛用の鞄に合掌・・!次も良い鞄に出会えますように・・!

梅の花にメジロ集合!!

夕方、自宅の裏庭の梅の木にメジロが大集合しまして、大慌てでカメラを向けてみました。権現山から降りてきたのでしょうか?先日から咲いている梅の花びらをつつきながら蜜を吸っているようです。たぶん10羽、15羽くらいはいたと思います。窓越しですが、ズームでも撮影してみましたので掲載いたします。

こちらアップの写真、なかなか奇麗な鳥でした。

渋沢栄一 論語の読み方

昨日出漁の海幸丸、目下“土佐沖”の漁場にて操業中です。現在のところ、白ムツやゼンゴ(小アジ)等、原材料中心の漁ですが、明日以降はマダイやチダイ、カマスといった丸魚を狙った漁も計画しています。次回入船は修理の関係もあって7日にほぼ確定!です。久しぶりに色とりどりの、高知ならではの豊富な魚種に期待したいところです。

最近、なかなかまとまった時間がなくて読書の時間がとれません・・というのは言い訳ですが、年明けから少しずつ読み進めているのがこちらの「渋沢栄一・論語の読み方」(竹内均編)という本です。以前から興味はあったのですが、大著「論語講義」にはなかなか手を出す勇気がなくて、まずはこちらの“簡易版”を購入してみました。2600年も前に語られた!とは信じがたい普遍的な教えの数々、また実業家という視点からの渋沢栄一の解説の奥深さにただただ驚くばかりです。

これまでは大手書店でも「四書五経」の関連は、遠巻きにチラリ・・という感じできていました。
こんなことならもっと早くから親しんでおくべきだった・・と、今さらながら反省しております。

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こちらはその論語からの一節です。


子曰く、君子は争う所なし。必ずや射か。
揖譲(ゆうじょう)してしかして升り下り、而して飲ましむ。
その争いや君子。


渋沢の訳では、

貴族たる者は、けっして人と競争しない。ただ、弓道だけは例外である。堂に上り主人に挨拶するとき、庭に下がって弓を射るとき、お互いに会釈し譲り合う。そして勝者に酒をご馳走する。この競争のしかたこそ本当に貴族らしい。(揖は両手を前に組み合わせて会釈する中国独特のお辞儀、升は殿上にのぼることである)

となります。(同著P70より)

人と争うことについて、絶対に争いを排斥しようとする考え方と、正しい争いは絶対に避けてはいけないとする考え方の2つがあって、ここで著者が主張しているのは後者、つまり正理正道を貫くための争いは気品を持って生きていくためには不可欠、ということです。
当然といえば当然ですが、ついつい争わないのが大人の振る舞い、とばかりに主張すべきタイミングを逃してしまって事態は予期せぬ方向に・・ということも稀にあります。細かなことまで、何にでも全て己の主義主張を曲げない、というのは困ったものですが、「閾値」ではないですが自分で守るべき分野と限界点を見定めて、それを守るためには争いも議論も辞さない、という覚悟と姿勢は、自らのアイデンティティを堅持するためには、とても大切なことではないでしょうか。

本稿で著者も言っていますが、

「人は老いたときと若いときとの別なく、いつも守るべき主張がなければならない。そうでなければ人の一生は、まったく無意味なものになってしまう。あまりに柔弱になりすぎては、人としてまったく気力も品位もないものになってしまう。(中略)若者が、一に円満、二にも争いを避けようというような精神で世に立つと自然卑屈に流れてしまう。みだりに人に服従せず、他人と争って正しい勝ちを制するという精神があればこそ、進歩発達を得ることができるのだ・・」

まさに至言ではないでしょうか。これは“男の生き方”という意味ではもちろん、広くはスポーツであれ企業社会であれあてはまる、原理原則です。守るべきものを賭した闘い、正当な場、自らが臨むべきフィールドでのルールに則ったフェアな競争、そしてその結果の“正当な勝ち”!!常に目指したいものです。

そのためには、やはり日々の心身の鍛錬が必要ということでしょうか・・?
というわけで、まずは手っ取り早く身体から・・?
身体の基本は走りこみ・・?走るといえば、10日の駅伝カーニバル・・?
結局、行き着くところはそこですか・・?
こちらも“勝ち”にこだわりたいですね??!!

といいながら、つい先ほどまで論語を読みながら晩酌・・してました。
やれやれです。こんな自分こそ“論語読みの論語知らず”へまっしぐら!でしょうか。

ちなみに、こちらの書籍、まだ読了していません。また後日、詳しくご紹介したいと思います。
ではお休みなさいませ。

海幸丸のニベ

昨日は「節分」でした。我が家でも「恵方巻き」(上)に恒例の豆まき、もちろん私は“鬼”役でした。「ガラス越しではなくて表通りまで出ろ、鬼なら金棒を持て・・!?」との注文には、さすがに応じかねましたが・・。家の中どころか、鬼役の親父目がけて豆を投げても怒られない・・、子供はこういうの嬉しいんですよね!私は今でも嬉しいですが・・。あわや本当に退治されるところでした。さて今日は久しぶりの月曜入港、私のほうは荷揚げ後、行政依頼のとある案件で松山へ、たった今帰社いたしました。

宮崎沖での操業は結局不調で、出漁2日目にはいつもの豊後水道沖へ戻っての漁となりました。主な漁獲はヤリイカにアマギ、ハモにマツイカ、それにアカエイ、原材料は水エソ、白ムツが中心でした。ヤリイカの相場は変わらずですが、丸物・原材料ともに時化の影響で“若干上げ”というところでした。

今日のオマケはこちらのニベ一本!
海幸丸の漁場では、鹿児島沖でよく獲れる魚ですが、これでも中級のサイズです。ニベは、グチ(イシモチ)に似た白身魚ですが、成長するとかなりの大きさに成長します。ニベの特徴は、お腹の中の浮き袋、そして大きくてとても硬い鱗(うろこ)です。私も経験がありますが、この鱗落としを3本ほどするだけでも、右腕はパンパン!!上腕筋のトレーニングになるはずです。この際試してみたいという方、今すぐご連絡くださいませ!

ニベは、脂肪分が少ないため煮付けやすり身、フライ等に向く魚です。一般には鮮魚としてはあまり出回ることのない魚ですが、量販店では切り身食材として並んでいることも多いです。ちなみに10年ほど前ですと、どの量販店、鮮魚チェーンでもこのニベの切り身が「スズキ」と表示されて販売されていたはずです。「メロー」という海外の冷凍魚が「ムツ」と表示されてあったのと同じです。厳しい情報開示の求められる今では考えられない話ですが・・。もちろん今ではちゃんと「ニベ」として扱われているはずです。競り落とされた海幸丸のニベはどこへ行くことやら、適正表示・適正価格、偽装も混入!?もなしで無事に消費されますように・・。

海幸丸は一部機関の修繕後10:00に出漁、次回は7日(木曜)の入船を予定しています。

企業の社会的責任

昨日は4:30に入港、今回の漁模様は“中1日”にしてはまずまず、相場もほぼ変わらずといったところです。すでに2月、量販店の鮮魚店も「節分」モードに入っているようで、鰯(イワシ)以外の丸魚の売れ行きは悪いそうです。こんな時こそイワシ漁を!と行きたいところですが、残念ながらトロール船でイワシの水揚げはほとんどありません。次航海は、宮崎沖まで足を伸ばして操業の予定です。昨晩はJCの理事会へ、帰りは久しぶりに午前さま・・でした。最後はなんと・・

残念ながら映像はお見せすることができません・・。

それにしてもテレビ、新聞では「中国産冷凍ぎょうざ」関連の話題で持ちきりですね。公表される被害も徐々に増えていますし、大元の原因が特定されていないだけに心配です。一般の家庭消費の場合は、今後買わなければ良いわけですが、業務ルート、特に外食分野での流通分は、実際のところ判別はかなり困難なのではないでしょうか。食の安全性・信頼性という風潮が高まりを見せつつあるといいながら、結局は“価格訴求力”で分のある海外輸入食品が市場に跋扈、いつの間にか「食料自給率」も38%!という考えられない水準にまで落ちてしまっています。いざ食に困ったときには、米はもちろん野菜も魚も、国内に作り手がいない・・という状況はすぐそこまで来ています。昨今の日本の食糧問題こそ、まさに市場経済、グローバル経済の弊害、負の遺産以外の何物でもないのではないでしょうか。国内の食の安全と自給率、農業の市場適合と維持活性化の問題は、政治家や官僚はおろか、大手シンクタンクの頭脳をもってしても解決の糸口すら見えない、非常に複雑かつ深刻な問題のようです。

農漁業に携わる会社としては、この時代だからこそ社会的な責任と使命に燃えて!?事業存続のために知恵を結集していきたいものです。もちろん私たちの会社も・・ですが。

そんなことで今日は「企業の社会的責任」について復習してみます。(勝手にすれば・・?ハイ、勝手にします)

「企業の社会的責任」論の前に、企業経営の目的ですが、これはやはり「利潤の追求」です。ただし、利潤の考え方には「最大利潤」と「最適利潤」という2つがありまして、前者は何よりも利潤追求を最優先するもの、後者は、企業存続のために適正な利潤を確保しようとする捉え方です。昔は利潤追求こそ企業の使命、とばかりに「最大利潤」の考え方が中心だったようですが、現代では、企業も社会システムを構成する一機関であり、適正な利潤を確保しつつ、社会に対する一定の責任を担っていくべき、という「最適利潤」の考え方が、学説的には!?主流となっています。
そこでいよいよ「企業の社会的責任」です。社会的責任とは、企業を取り巻く利害関係者集団の経済的・社会的な欲求を満たすために、果たさなければならない義務を指します。利害関係者(いわゆるステイクホルダー)とは、株主や金融機関をはじめ、お客様や取引事業者、従業員、事業活動の基盤となる地域社会などを指します。早い話が企業または事業活動に関係する人すべて!という感じでしょうか。つまり、企業はこうした利害関係者に対して説明責任と結果責任を持つ、というのがこの社会的責任の考え方です。

一般的には、企業の社会的責任には、

??社会性
??公益性
??公共性

の3つがあるといわれます。

??社会性とは、社会の要求とニーズに合わせて、製品やサービスを効率的かつ継続的に供給する役割をさします。もちろんですが事業を通じて反社会的な行為は慎まなければなりませんし、社会を構成する一機関として、社会のニーズを充足させるために価値を高めるべく企業努力を続けていく責任があります。

??公益性とは、企業活動で得た利潤が企業だけのものでない、つまり先ほどの利害関係者に利潤を還元する責任を意味します。具体的には、株主への配当責任、銀行への金利の支払い、労働の対価としての賃金の支払い等々、大手企業が慈善活動や奉仕行為等を行うのもこの公益性の観点からといえます。

??最後に公共性。こちらは企業活動が社会の法規制や規範、公の秩序や道徳から制約を受けることを意味します。具体的には、環境保全や公害の防止、法令を遵守していく姿勢は、この公共性に基づいたものといえます。環境問題や消費者保護等がクローズアップされる今日、もっとも注目される機能ではないでしょうか。

このような「企業の社会的責任」ですが、一昔前までは「肯定論」と「否定論」というのがありまして、肯定論では、企業を社会の一機関と捉え、「最適利潤」の立場に立って積極的に責任を果たしていくべきという学派。一方、「否定論」は、企業の目的は営利の追求であり、利潤を上げることで「納税」という形で社会貢献を果たしているため、それ以上の責任は必要ないとする立場に立っています。ちなみに前者の学派にはドラッカー、後者には市場主義を主張するM.フリードマンがいたようです。

このように学説はいろいろですが、現代ではもちろん社会的責任を負っていくべきという論が主流です。昨今叫ばれる法令遵守(コンプライアンス)に加えて、地域社会に根ざした企業活動と中小企業といえども果たしていくべき社会的責任、改めて考え直してみたいものです。


「社会的責任」をいう前にオタクの赤字体質をどうにかせんかい!という声が聞こえてきそうですが・・。

まったくです・・。

今日は土曜の休日、夕方は10日の駅伝カーニバルに向けて本コース試走予定です!!

海幸丸明日入船です!

早くも1月も終わり、今日は松山まで車を走らせて一件納品、ついでに書店にて調べ物やら衝動買い等々。夕方には八幡浜の会社に戻りました。夜はジョギングをはさんでJCの委員会へ出席しました。いよいよ体のモードは10日の駅伝カーニバル、“一花入魂”君との決戦に向けて、走行距離はまずまず伸びているのですが、はたして中距離でのスピードがどうか?という感じでしょうか。
あ、失礼しました、本業を忘れてました。海幸丸は明日4:00すぎの入船予定です。ヤリイカの相場に期待!です。今日は早めに休みます・・。

2月操業スタート!

海幸丸は予定通り10:00に出漁、2月の初航海へ向かいました。明後日の入港を目指しての操業となります。私のほうは朝から月次決算や月報、また長年続けている統計データ等の整理で数字とにらめっこ、なかなか予測どおりには行かないのがビジネスの世界です・・。ついでにパソコンの中のフォルダ等も部門や機能別に整理して再分類(大掃除?)、これで欲しいデータや資料を見つける時間と手間が省けそうです。普段からやっておけばまとめて掃除する必要もないのですが・・。でもデスク周りと一緒で、整理整頓はやっぱり気持ちいいものですね。

それにしても・・

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ハンドボールは残念でした。
フェアなルールに則った死闘でしたから、観ていても、ある意味気持ちは良かったですが、できれば勝ちを・・!
今日の負けを次につなげて欲しいですね??!!!お疲れさまでした・・。

1月操業も無事終了!

今朝は4:30の入港でした。昨日のヤリイカ漁はまずまずで、総数は1100箱でした。乗組員は今朝の入船で“月末休み”、明日は10:00に出航予定です。早いもので今季も残すところ3ヶ月あまり、引き続き航海の安全と豊漁を祈りたいものです。写真は今朝獲れたカサゴ、年々漁獲の減っている高級魚ですが、特にイタリアン、フレンチのシェフから人気の魚です。ちなみに左の2尾は(本)カサゴ、その右の1尾はユメカサゴ、その奥の2尾はオニカサゴという別種です。この違い、お分かりいただけますでしょうか?またゆっくりとご紹介させていただきます!

第7回お魚さばき方教室開催!

週明けの月曜、八幡浜は終日雨でした。魚市場も時化のため入荷量も極わずか、やはり少し悪天候が続けば魚が切れてしまう、寂しい状況が続いております。今日は朝から給与計算、午後からは所用で松山を往復、行きの途中、内子・中山は雨が雪に変わってしまい、帰りは大事をとって長浜経由で戻りました。海幸丸は明日の入港で1月操業も終了、月末休みに入ります。今回で7回目を迎えた「お魚さばき方教室」、講師はいつものトロール市のS君(31歳)でした。今日も元気です!

以前にもご紹介いたしました「お魚さばき方教室」のご案内!
老若男女を問いません。ご自宅で美味しいお魚が食べたい、というあなた!
是非お友達をお誘いあわせの上、お気軽にご参加くださいませ!
お申し込み後に、ご都合に合わせて開催日時を決定させていただきます。

■■”トロール市:お魚さばき方教室”開催案内■■

□募集期間 : 随時募集

□応募人数 : 1グループ最大10名まで(1名様から応募可能)

□場所    : 昭和水産トロール市(愛媛県八幡浜市沖新田1582??3)

□日時    : 応募者と相談の上決定

□内容    : 参加者のご希望を最優先します

□料金    : お1人様1,000円(材料代、お土産のお魚込み)

□連絡先   : 昭和水産トロール市(0894??24??7711)

□注意点   : 水に濡れてもかまわない服装でお越しください(包丁、長靴は当店より貸し出します)

上記以外でご不明な点は別途当社(担当宮本)までご連絡ください。

            → お電話 0894??24??7711(昭和水産トロール市)

駅-STATION-

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今朝は4:50に入港、潮の変化の影響かヤリイカの水揚げも少なく250ケースのみでした。荷揚げ後は、故障箇所の修理後10:00に出漁、1月の最終航海へ向かいました。今日、トロール市では久しぶりに「お魚さばき方教室」を開催、6名のお客様が参加、アジやカマスなどの焼物調理、三枚卸しに挑戦されました。皆さま、寒いなかお疲れ様でした。次回は是非中級編にもチャレンジしてみてください!くれぐれも風邪など召されませぬように・・。

さて突然ですが、熱燗が美味しい季節ですね。といいましても、私も決して普段から飲んだくれている分けではない・・!?のですが、早く休みたいときなどには、一合ほど飲むとよく眠れますね。で、昨日は最近覚えたての電子レンジのオート機能で、熱燗を一合だけ作って飲んで寝ました。もちろんお酒ですから、お猪口(おちょこ)に徳利(とっくり)、つまみは海幸丸が獲ったスルメイカ、BGMは「舟唄」!ショパンではなくて八代亜紀です・・!ちなみにCDでもレコードでもなく、“自演”です・・?

というのは冗談ですが、私にとっては熱燗といえば「舟唄」、「舟唄」といえば熱燗なのです。昨日も夜もふけて一人静かに熱燗を飲みながら「舟唄」を口ずさむ!(別に酩酊しているわけでも飲んだくれているわけではありません、本当です・・)で考えたのですが、どうして自分にとってこんなに「舟唄」と熱燗の相性が良いのか、それは、「駅??STATION」という映画の1シーンが影響しているのです。皆さんはこの邦画の傑作をご存知でしょうか?高倉健主演の東映1981年の作品ですが、テレビ嫌いの私は大学生の頃よく借りて観ていました。

冬の北海道を舞台に、オリンピックの射撃コーチの傍ら、刑事としてストイックに生きる一人者の主人公と女性との出会いと別れを描いた人間ドラマですが、全編を通じて流れるあの何ともいえぬ哀愁、刹那さ、物悲しさはなかなか言葉では表現できるものではありません。1970年代後半という時代背景もあるのでしょうか、“戦後”が終わりを告げて豊かになった日本、その過程で国のため、自らの職務遂行のために懸命に生きる刑事を高倉健が演じる、本当に男の背中が語っている、すばらしい映画です。

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この映画の決定的なシーンが、料理屋「桐子」で2人(高倉健と倍賞千恵子)が酒を飲むところ!これが私にとっては、見どころベスト1!なのです。北国の寂しい小料理屋で、人生の酸いも甘いも知り尽くしたであろう大人の男と女が酒を互いに注いで注がれて・・。このシーン、何度思い起こしてもしびれますねぇ。倍賞千恵子さんの大人の色気もハンパではありません。そこで流れてくるのがこの「舟唄」(八代亜紀)なのです。

お酒はぬるめの 燗(かん)がいい
肴は炙った 烏賊(いか)でいい
女は無口な 人がいい
灯りはぼんやり 灯りゃいい

というあれですね。いやぁ、やっぱしびれますね、本当に俺は日本人でよかったなぁと・・。
この歌も昨年鬼籍に入られた阿久悠さんの作詞でした。本当にいい歌詞ですねぇ。

「駅―STATION―」 また観たくなってきました。

今日は晴れの日曜日。駅伝カーニバルまで2週間です。今年は初めて1区で出走します。
「舟唄」歌いながら日本酒飲んでいる場合ではありません。
大阪国際女子マラソンでは、福士も頑張っています。
夕方は走ります!

白浜小学校学芸会

午前中は白浜小学校の「学芸会」を少しだけ見学。懐かしい体育館に大太鼓!昔はたしか名前も「音楽会」で、「響け歌声、輝けリズム」という看板がかかっていたような気がしますが・・、気のせいかな。その後駅伝に向けて少しだけジョギング、午後からは青年会議所の愛媛ブロック協議会のため、松山往復でした。今日の会場、椿神社から見た石鎚の奇麗な雪化粧をカメラに・・と思いましたが、時間に追われて撮り損ねてしまいましたのでまた後日。明日は海幸丸が入港します。

イカの呼び名は難しい

時化の中、高知沖にて操業中の海幸丸、水揚総数は700余りと少ない量でしたが、明日が休市の関係で今朝急きょ入港しました。主な魚種は、マダイ、チダイ、ハモ、レンコダイ、マトウダイ、ヤリイカ、イトヨリ、ホウボウといったところでした。さすがに連日の時化で入荷も少ないため、今日の相場は“まずまず”でした。1月操業も残すところ2航海です。午後からは、長年お取引をいただいている企業様も来社されました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

皆さまは何種類のイカをご存知でしょうか。実は一口にイカといっても種類は実に豊富、愛媛県内でもマツイカ、コウイカ、ヤリイカ、スルメイカ、アオリイカと、代表的なイカだけでも5種類あります。難しいのがこれらの呼び名です。八幡浜でいうマツイカは、全国的な呼び名はスルメイカ、このイカは日本海側での漁獲が圧倒的に有名です。海幸丸でも獲れるコウイカは中予地域では主に“モイカ”、アオリイカは“水イカ”、ヤリイカは“ケンサキ”と呼ばれます。また、八幡浜で“本スルメ”と呼んでいる身の厚いイカは、色や形はヤリイカに似ていますが実は別種の高級イカ、ちなみに関東ではこの2種類を総称して“ヤリイカ”と呼んでいます。
この他にも、九州や関西、東北地方でもそれぞれの呼び名があって、実に紛らわしいのがイカの名前なのです。この他にも全国には、別種でアカイカや尖頭イカ、ダルマ他、まだ数種類ありまして、地域によって呼び名も“交錯”しています。もちろん価格や味もそれぞれに違いがあって、一概にどのイカが美味しいかを判断するのもなかなか難しいのです。季節や食べ方、料理方法によって、向き不向きもありますので。まずは、イカの呼び名を覚えるためにもお近くの魚屋さんやデパートでいろんなイカを前に!少し立ち止まってご覧になってみてはイカがでしょうか!?名称と味の特徴は、一度このサイトでも整理してみたいと思います。

腹をくくる

寒波と時化の続く四国地方、昨日に続いて今日もかなりの冷え込みようです。港町の八幡浜では、かなりの数のカモメが繁殖!?毎朝、魚市場のセリで売れ残った小魚は格好の餌になっています。が、魚も少なく沖からの海風の強い今日のような日は、さすがにこんな感じで一休み。鳥は必ず風が吹いてくる方へ向かって休むんですね。面白いものです。

愛読している産経新聞の一面に「朝の詩」(選者:新井和江)というコーナーがあります。
最近印象に残ったのが、今月20日掲載の「朝の詩」、作者は埼玉県の松崎俊道さんです。


「腹をくくる」

人は時に腹をくくってものを言わなければならないときがある

サラリーマンならば首を覚悟する

親しい間柄であれば別れを覚悟する

腹をくくらないと超えられない壁もある

そして超えてしまうとそこは案外、自由でのびのびとした空間であったりするのだ


松崎 俊道さん(産経新聞1月20日掲載「朝の詩」より)


すばらしい詞だと思いませんか。腹をくくる勇気、持ちたいものですが・・。

本日もヤリイカのみ・・

昨晩はJCの三役会に出席、私の力不足で計画の見込み違い等も少々・・。皆さまからの貴重なご意見、課題等もいただきましたので、一つずつ対策を練っていきたいと思っております。帰宅は22:00前だったのですが、ひょんなことから、ない頭が活動を始めてしまい寝つけず・・。結局そのまま海幸丸からの入港電話を受けてしまいました。普段はすぐに眠れる体質なのですが・・。こんなことなら、やっぱり“デビラガレイに熱燗”が良かったのかも・・。

さて今朝も時化の影響で、市場は海幸丸以外の水揚げはわずか・・。しかも今回の水揚げは8割以上がヤリイカ、ということで中央出荷向けの商材はヤリイカのみ、という状況でした。大手仲卸業者さんいわく、このように単一魚種の構成が続くと量販店の品揃えのニーズに対応できず、なかなか安定した継続取引に至らないそうです。特に今回のような時化の時は・・。それでも以前は、型は古いが時化には強い(どこかで聞いたような・・!)トロール船が5統、6統と操業していましたので、八幡浜の豊富な魚種という強みも生きて、それがそのまま中央市場に対する八幡浜の“信頼性”となっていたわけです。が、今やトロール船も一統のみ、残念ながら八幡浜の産地市場の魅力はかなり低下してしまったわけです。かといって、当社としても豊富な魚種を確保するために、操業効率を犠牲にしてまで漁をするわけにもいかず、このあたりが生産現場に近い産地市場の難しい側面です。

すみません。この手の話題は長くなってしまいますのでまた後日。
今日のヤリイカ漁のオマケを掲載して本日の日記とします。
今日はこれより(社)八幡浜青年会議所の総会です。

「リュウグウのツカイ」もどきですが、正式名称は定かではありません。
ちなみに体長2m30cmでした。予想通り買い手もつかず、廃棄処分に・・。お疲れさまでした。
ちなみに顔はこんな感じです。愛らしくもなかなかグロテスク?です。
ご興味おありの方はクリックどうぞ!

追記:上記の「リュウグウノツカイもどき」の正式名称が判明しましたので、掲載します。

アカマンボウ上目アカマンボウ目フリソデウオ科「サケガシラ」

だそうです。

次回は「一日一魚」コーナーで取り上げますのでお楽しみに!

デビラガレイ

週明けからも雨が続く八幡浜、今朝は海幸丸の入船もなく、明日水曜の中央市場休市の関係もあって八幡浜魚市場も“開店休業”状態だった様子です。古満目沖のヤリイカ漁場にて操業中の海幸丸は、明日23日の入港を予定しています。現在のところタテヤリ・バラヤリがほぼ半々、中2日の操業ですので、数もある程度欲しいところですが・・。今日夜までの漁模様に期待したいところです。

今日は“酒好き”の皆さまのために(自分のためか・・?)冬ならではの逸品“デビラガレイ”をご紹介します。“デビラ”と聞いてピンと来る方は、かなりの釣り愛好家か酒愛好家ではないでしょうか。ちなみに私は後者ですが・・。

デビラガレイの正式名称は、「タマガンゾウビラメ」(玉雁雑鮃)というそうで、実はカレイではなく、「左ヒラメに右カレイ」の言葉通り、ヒラメの仲間です。このデビラガレイ、瀬戸内地方では、冬の味覚としてかなり珍重されている干物食材なのです。が、ところ変わってこちら宇和海では、漁獲量も多くないせいか市場でもかなり安価・・!というわけで八幡浜では、まとまって市場流通に乗ることが少ない魚の一つなのです。漁獲船は主に底曳き船、小型トロールでも水揚げがあるようですが、やはり量が少ないようで、ダシ(漁師の自宅用)になっているようです。海幸丸でも、ご覧のように“船上乾燥”を経まして、乗組員の“酒のあて”になっています。
乗組員は船上でも魚をよく干しますが、デビラに限らず自然乾燥の一夜干し造りには、今のような寒風が吹くキリッと寒い季節が最適なのです。デビラガレイは身が薄いため、煮つけよりもこの一夜干しに向いていて、軽くあぶっていただくと香ばしさと風味が増してとても美味しいです。漁労長によれば、海幸丸ではお刺身でも食べているそうで、冬は特に脂が乗って美味しい・・とのことでした。お刺身は私もまだ未知の世界、今度試してみたいと思います。

海幸丸の甲板で干されたデビラガレイ、これぞ正真正銘、漁場での船上乾燥一夜干し!です。ただ今新製品として企画準備中・・?です。日時指定のお届けにはお応えいたしかねますが、モニターご希望の方は私までお気軽にご連絡くださいませ!デビラガレイについて書いていると、熱燗が恋しくなってきました・・!!。それでは、業務にもどります。

至誠一貫・・!?

一泊で京都でした。1日目は京都ならではの貴重なものを求めて、京極商店街界隈をブラブラと、夜はそのままメンバーの皆さまとの食事会、祇園での2次会・・・、“長い夜”でした。翌朝は国際会議場にて会議、午後は寒さの中、数ヶ所市内を観光して最終便にて帰宅、今年は無事に“生還”することができました。皆さま、大変お世話になりました。そしてお疲れさまでした。記念に京都の写真も数点ご紹介・・。

こちらは(社)日本青年会議所「京都会議」が行われる京都国際会議場。
昨年もこの白鳥を見たような・・。

雨の「金閣寺」、“豪華絢爛”の一語に尽きます。雪の金閣も奇麗だったでしょうね。

こちらは書院の庭にある「陸舟の松」(りくしゅうのまつ)
足利義満の愛好した盆栽から移植されたもので、帆掛け舟の形に仕立てられたとても立派な松でした。
樹齢は何と600年、「京都三松」の一つだそうです。

最後は「東映映画村」でのショット。
寒さの中、大勢の来館者に“桜吹雪”をお披露目する(社)八幡浜青年会議所第57代理事長さまです。
桜吹雪をご覧になりたい方、クリックどうぞ!

哲学への回帰

早くも金曜日、昨日から「日本列島大寒波」で四国も雪?との予報もありましたが、今日は終日快晴、ただし気温はかなり低かったようです。海幸丸は、目下豊後水道南沖でヤリイカを中心に操業中で、次回は20日(日)の入船を予定しています。明日からは、以前から予定していた青年会議所の“京都会議”のため、京都へ一泊の予定で行ってまいります。さすがに京都では走れない・・というわけで、今日も夕方は愛宕山まで行ってきました。

さて昨日1月17日で、あの「阪神・淡路大震災」から13年も経つのだそうです。本当に時間が過ぎるのは早い・・ものです。当時といえば自分はまだ学生、地震の当日、あの時刻は、翌朝に控えた後期試験の準備という名目で前夜から友達と集まって、何とのんきにも麻雀を!やっていたことを思い出しました。あの震災からもう13年・・!当時とは、生活の基盤や環境、自分の周りの家族や友人、当然仕事も、帰属する組織も、携わる職種も立場も、オマケに趣味も、好みの食べ物も、女性も?思考回路も、思想信条もまるっきり様変わり・・。幸い変わってないものといえば性別!それに体重、不幸にも変わっていないのは知能指数・・くらいでしょうか。
はたして自分という人間は年相応に成長したのか、してないのか・・?自分では何とも分かりかねますが・・。良くも悪くも!13年間の膨大な意思決定の積み重ねの末に、今の自分がいることだけはたしかのようです。新聞を読みながら、当時の雀荘と化したアパートの部屋を思い出しつつ、そんな意味のない物思いに浸っておりました。13年前、震災で突如として犠牲になられた方々を思えば、無意味に時間を過ごすことだけはないように、世のため人のため、そして自分のために日々精進していきたいものです。

先日、この日記で掲載した松下幸之助さんの本に続いて、今日も本ブログ「偉大なる経営者シリーズ」(そんなものあったのか!?)からの一文のご紹介です。こちらはちょうど13年前、脱学生・新社会人を前によく読んでいた稲盛和夫さんの書籍からの一節で、当時の手帳やらブックカバー等々に大言壮語して?書いていた、自分にとっては思い出深い一節です。稲盛さんが常に心に留めている言葉だそうで、福澤諭吉が“実業社会において大人になるべき条件”を言い表したものだそうです。

思想ノ深遠ナルハ哲学者ノ如クニシテ、

心術ノ高尚正直ナルハ元禄武士ノ如クニシテ、

コレニ加フルニ、小俗吏ノ才ヲ以テシ、

更ニコレニ加フルニ、土百姓ノ身体ヲ以テシテ、

初メテ実業社会ノ大人タルベシ

福澤諭吉

「小俗吏の才」というのは、官吏(役人)が持っているような気の利いた、よい意味で悪賢い才覚の意だそうです。実業社会に生きるには、哲学者のような深遠な思想、武士のような心根、官吏の才覚、最後に強靭な肉体が必要、ということのようです。まさにスーパーマンのような能力・資質でしょうが、経営者、管理者、専門家を問わず、全ての企業人が目指すべき、理想のビジネスマン像を表している言葉ではないでしょうか。この境地に近づくには、並々ならぬ日々の鍛錬が必要のようですが・・。せめて私の場合は、「思想の浅はかなるは・・、心術の低俗なるは・・」にならないように、肝に銘じたいものです。

出典は下記の図書です。

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「哲学への回帰」―資本主義の新しい精神を求めて―稲盛和夫、梅原猛著(PHP研究所)


海幸丸のドロエビ

ヤリイカの乗りも一息ついたようで、今一つの漁模様でしたが、次航海の予定もあって結局今朝4:30に入港しました。総数はいつもよりやや少なめで1000箱、ヤリイカ以外の魚種では、レンコダイにアマギ、カマス、アカムツ、メッキにグチ(イシモチ)といったところでした。宮崎沖漁場の関係で、今朝の水揚げの中にはウチワエビも100kほど、ついでに“伊勢エビ”もどき!の珍しいエビも揚がっていました。皆さま、こんなエビ見たことありますか?

ないですよね。名前は何と「ドロエビ」!!です。なかなか不気味で、美味しくなさそうな名前のエビです。海幸丸では、時々数匹ずつ水揚げされています。漁場を問わず揚がっていますが、やはり宮崎・鹿児島沖などの南方に近い漁場の深海でよく獲れるエビです。ネットの情報によれば、紀州あたりでも獲れているようです。サイズは伊勢エビよりもかなり大きめで、体長は甲殻部分で30cmくらい、重さも大半は1.5kgを優に超えるビッグなエビです。触覚部分がとても太くて長いのが特徴で、体の表面は薄い毛で覆われています。

「ドロエビ」という名前の由来ですが、エビの裏面が真っ黒で泥(ドロ)にまみれている(上)ように見えるため、この名前が付いたようです。あがって(死んで)しまったものは、市場でも“ただ同然”ですが、活きたドロエビの相場はまずまず、さすがに伊勢えびやウチワエビのような身の締まりやプリプリとした食感はないですが、サイズが大きいだけに塩茹でにすれば食べ応えは十分です。他には鍋や味噌汁に入れても美味しくいただけると思います。
流通量どころか、水揚げ自体もめったにないため、漁港や産地の料理店、ましてや消費地でお目にかかることはまずありえないのがこの「ドロエビ」です。この際(どの際・・?)是非見てみたい、食してみたいという方は、私までお気軽にご連絡ください。ご予約にてご注文をお受けいたします。価格は時価・・ですが格安ですのでご心配なく!特大サイズのドロエビでも、おそらく箱代・送料(1,200円)のほうが高くつくかと思われます。1尾でもお送りはいたしますが、送料がもったいないため、他の魚とご一緒にお求めいただくことをお奨めいたします。

大人の見識

昨日は宮崎沖にて操業中だった海幸丸ですが、昨晩にはヤリイカのポイント古満目沖に戻って漁を続けています。現在のところ漁模様は芳しくない様子で、入港は今日のヤリイカの漁次第といったところです。私のほうは、祝日明けの昨日、今日と雑務も多く市内・市外にてアレコレ。週末は京都の予定です。今年は睡眠不足と早めの水分補給には気をつけましょう・・!?って自分だけか・・。

「国家の品格」以来、書店では、様々な“品格”や“しきたり”と名の付いた本で溢れていますが、先日、衝動買いしたのが“品格”ならぬ「大人の見識」という本。著者の阿川弘之さんは歴史作家で、「山本五十六」他、良識派の“海軍三部作”で有名な作家です。この本自体はいたって平易な文章で「見識」というか、作家生活を通しての「雑感」といったような内容でした。が、その中で一つだけ、すばらしい言葉に出会いましたのでメモしてみます。
開戦時の英国の外相、エドワード・グレイという人の言葉だそうで、「人間が幸福であるための4つの条件」というものです。本書によれば、日本の重鎮の中でもこの英国紳士の見識に感銘を受けた方は多いようで、政治家では幣原喜重郎、作家では志賀直哉、学界では元慶応義塾塾長、小泉信三氏などがいるそうです。下記がその4つの条件です。

第一 自分の生活の基準となる思想
第二 良い家族と友達
第三 意義のある仕事
第四 閑を持つこと

「人間が幸福であるための4つの条件」(エドワード・グレイ)「大人の見識」(阿川弘之著)より

思想や考えの押し付けではなくて、個人の主観に委ねられている抽象的な言葉だけに、4つの条件どれもが深くて考えさせられることが多いです。この言葉に出会えただけでも読んだ価値があったかな、といった印象です。他がつまらなかったというわけではないですが・・。近現代史にご興味おありの方、是非ご一読をどうぞ!

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「大人の見識」阿川弘之著(新潮新書)

赤エイ100箱・・!

一昨日、昨日は、八幡浜児童合唱団の定期演奏発表会の準備・お手伝いでした。指導者の先生方はじめ、メンバーの皆さまのご協力のおかげで発表会も無事に終了、メインプログラムのオペレッタも大成功でした。子供たちと一緒に歌う「千の風になって」では、私も自慢のテノールを披露する予定でしたが、今回は残念ながら選考からもれてしまったようで・・。来年は頑張りたいと思います。次年度委員長さま、どうぞよろしくお願いいたします。

今日は「成人の日」(祝日)ですが、明日は消費地市場の開市ということもあって、海幸丸は4:00入港でした。ヤリイカのほうは、大半が成長して「立ヤリ」に、中でも体長30cmを超える大きいサイズが中心になってきました。この時期になると、ヤリイカもほぼ産卵を終えて魚体もいくらかスリムになってきます。今年も無事に、元気に産卵してくれて、来漁期も続けて水揚げがあれば良いのですが・・。
今朝は、主力のアマギ、ヤリイカに加えて、赤エイ、フカ(サメ)、アンコウ、水ブクといった変り種も少々水揚げされていました。季節や全国の入荷量によっては、よく売れることもあるのですが、さすがに今朝は相場のほうもパッとしませんでした。上は珍しく100ケース水揚げされたアカエイのセリ風景です。今日は午後から私用で松山へ行ってきます。夕方は駅伝練習、夜はJC委員会と、あわただしい「成人の日」の予定となっています・・。

新しい人間観の提唱

気温はさほどでもないですが、午後からは雨模様の八幡浜でした。大洲神社では、昨日今日と「十日恵比須」が行われていましたが今回は結局行けず・・。ジョギングも迷ったあげく雨のため中止・・。夜は昨年末から読んでいる「甲陽軍鑑」を手にとってみましたが、第二部「武田家興亡史」のところでこちらも挫折・・、最近、耐性が衰えてしまったのか?そんなものは最初から備わっていないのか??よく分かりませんが・・。

話は変わって今朝のトップニュースは、松下電器産業の社名変更の話題。「ナショナル」ブランドを廃止して、「パナソニック」にブランド統一を図るという思い切った決断です。世界市場を見据えたグローバル戦略の一環とのことで、社名変更に要する経費が概算で300億円といいますから、私たちのような弱小零細には想像を絶する戦略的意思決定です。が、やはり注目は社名からあの松下幸之助氏の名前が外れることです。「水道哲学」で知られる強固な経営理念が今日の松下を築いたのは事実、で今もそのカリスマは社風に根付いているのでしょうが、新たな世界競争には、既存の「ナショナル」ブランドに付きまとう大衆イメージが足枷になる一面もあるようです。この意思決定がはたして吉と出るか凶と出るか・・。これまでの経営者は創業者に気兼ねして出来なかったといわれる“聖域”にまで踏み込んだ大坪社長の大英断ですが、こちらの功罪も政治家の仕事と同じで、審判が下るには一定の時、歴史を刻まなければ評価も定まらない、というところではないでしょうか。今後の松下(パナソニックか?)に注目したいところです。
というわけで、たった今ほこりをかぶった松下幸之助さんの本を書棚から引っ張り出してみましたので、ついでに記録してお勉強してみます。偉大な経営者の発する言葉というのは、まさに哲人(仙人、いややっぱ神様か!?)のようです。最近では稲盛和夫さんがこの境地に入りつつあるような気がしますが・・。

「新しい人間観の提唱」

宇宙に存在するすべてのものは、つねに生成し、たえず発展する。
万物は日に新たであり、生成発展は自然の理法である。
人間には、この宇宙の動きに順応しつつ万物を支配する力が、その本性として与えられている。
人間は、たえず生成発展する宇宙に君臨し、宇宙にひそむ偉大なる力を開発し、万物に与えられたるそれぞれの本質を見出しながら、これを生かし活用することによって、物心一如の真の繁栄を生み出すことができるのである。
かかる人間の特性は、自然の理法によって与えられた天命である。
この天命が与えられているために、人間は万物の王者となり、その支配者となる。すなわち人間は、この天命に基づいて善悪を判断し、是非を定め、いっさいのものの存在理由を明らかにする。
そしてなにものもかかる人間の判定を否定することはできない。まことに人間は崇高にして偉大な存在である。
このすぐれた特性を与えられた人間も、個々の現実の姿を見れば、必ずしも公正にして力強い存在とはいえない。人間はつねに繁栄を求めつつも往々にして貧困に陥り、平和を願いつつもいつしか争いに明け暮れ、幸福を得んとしてしばしば不幸におそわれてきている。
かかる人間の現実の姿こそ、みずからに与えられた天命を悟らず、個々の利害得失や知恵才覚にとらわれて歩まんとする結果にほかならない。
すなわち、人間の偉大さは、個々の知恵、個々の力ではこれを十分に発揮することはできない。古今東西の先哲諸聖をはじめ幾多の人びとの知恵が、自由に、何のさまたげも受けずして高められつつ融合されていくとき、その時々の総和の知恵は衆知となって天命を生かすのである。まさに衆知こそ、自然の理法をひろく共同生活の上に具現せしめ、人間の天命を発揮させる最大の力である。
まことに人間は崇高にして偉大な存在である。お互いにこの人間の偉大さを悟り、その天命を自覚し、衆知を高めつつ生成発展の大業を営まなければならない。
長久なる人間の使命は、この天命を自覚実践することにある。この使命の意義を明らかにし、その達成を期せんがため、ここに新しい人間観を提唱するものである。

昭和47年(1972年)5月  松下幸之助

「人間を考える」―新しい人間観の提唱―(松下幸之助)PHP研究所より

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きみに読む物語

午前中は青年会議所の新年挨拶回り、県(地方局)や市役所他、関係団体へのご協力依頼を兼ねた訪問でした。本年も1年間、よろしくお願いいたします。午後からは社業に戻って、納品を兼ねた営業で松山往復でした。夜は今年も迫った駅伝カーニバルの練習に参加、今年はコースも変わっているようで、さて何区を走ろうか、と目下思案中・・です。昨年は花屋さんの“一花入魂”君にも負けてしまい、不甲斐ない結果でしたので、今年は、と意気込んではいるものの、どうやらライバルは今年も調子良さそうです・・。お手柔らかにどうぞ!海幸丸は、急きょ22:30に入港予定でこれから出勤です。というわけで、今日も手短に、映画の記録です。

恒例となった我が家のお正月映画3本目はこちら、「きみに読む物語」でした。原作はベストセラー作家、ニコラス・スパークス、こちらがデビュー小説のようです。記憶を失った老婦人に、同年輩の男性が読み聞かせる古い恋愛の物語。テーマは、少女が大人になる過程での恋愛をめぐる両親との確執と心の葛藤、理想の恋愛、そして結婚・・といったところでしょうか。かなり久しぶりに純粋な恋愛・ロマンス物を観たせいか、単純明快なストーリー構成にしては新鮮な印象を受けました。原作もぜひ読んでみたいなと感じました。

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「きみに読む物語」

監督 : ニック・カサヴェテス
原作:ニコラス・パークス
原題:「THE NOTEBOOK」
出演 : ライアン・ゴズリング 、 レイチェル・マクアダムス 、 ジェームズ・ガーナー 、
ジーナ・ローランズ 、 ジョアン・アレン 、 サム・シェパード 、 ジェームズ・マーズデン

海幸丸網元頒布会のご案内

今朝は4:00過ぎに入港、中2日の操業で総数は約1500でした。今回もアマギとヤリイカですが、漁場の関係でアカムツやモンダイ、ホウボウなどの刺身物、フカや白ムツなど、原材料系も少々水揚げされました。次回は週明けが祝日(上休市)となるために、明後日(金)入船を目指しての操業となります。今朝は、仲買人さんと立ち話で昨今の原油高騰の話題などなど・・。その余波で、物価は軒並み上昇中とのことですが、鮮魚だって油で獲って、油で運ぶ・・!消費地の皆さまにはイメージがつきにくいかもしれませんが、魚はれっきとした“石油製品”!なのです・・。上は今日の漁のオマケ、全長2m級の怪物ハモ2本!

話は変わって今日は少々お知らせを!

当社の流通事業部「トロール市」では、海幸丸で水揚げさる生鮮魚や宇和海の新鮮な海の幸を、皆さまの食卓に定期でお届けする、「海幸丸網元頒布会」を企画しています。お得意様を対象に、昨年から試験的に行ったところ、皆さまのご好評もいただきましたので、本年も実施する運びとなりました。基本的には、定期(毎月20日)に、旬の素材をお届けして、海の幸を存分に味わっていただこうという企画です。

もちろん、お届け日のご指定や商品の入れ替え等、ご要望にもできる限り応対させていただきます。ちなみに今年の頒布会メニューはこんな感じです。皆さま、月に一度、ご自宅にいながらにして宇和海の旬の味覚を堪能できる、「網元頒布会」にご応募してみませんか。企画担当者によれば、お申込者にはもれなく、マル秘の特典!もついているようです。もちろんメールでのお申し込みもOKです!どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ!

《2008年 海幸丸網元頒布会メニュー》

1月末お届け   〔お申し込み記念に特典の一夜干しセットをお送りします〕

2月20日お届け 〔網元鮮魚詰め合わせBOX(調理済み発送可)〕

3月20日お届け 〔網元特製 旬鮮魚の天日干しと「ちりめん」セット〕

4月20日お届け 〔ウチワエビの浜茹で〕

5月20日お届け 〔網元鮮魚詰め合わせBOX(調理済み発送可)〕

6月20日お届け 〔地タコの浜茹でと八幡浜名物じゃこてん〕

7月24日お届け 〔すしとうなぎの老舗「山源」のうなぎの蒲焼(24日は土用丑の日です!)〕

8月20日お届け 〔伊方町大成産活サザエとカツオのタタキ〕

9月20日お届け 〔網元鮮魚詰め合わせBOX(調理済み発送可)〕

10月20日お届け 〔幻の高級魚「赤ムツ(のどぐろ)」の一夜干し〕

11月20日お届け 〔紋鯛(モンダイ)のフルコース(薄造り・鍋用ブツ切り)〕

12月20日お届け 〔鍋用天然フグのぶつ切りと紋甲イカの刺身〕

どうぞお楽しみに・・!

善き人のためのソナタ

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海幸丸は明日新年2度目の入港です。中心はアマギとヤリイカですが、漁はもう一分張り!といったところのようです。今日も諸々の手続きと雑務系?であっという間の1日に・・!夕方は所用でまたジョギングをサボってしまいました。夜はJC三役会の予定です。というわけで今日も手短かに更新しておきます。上ですか!?若き日の東條元首相・・ではありません。

我が家のお正月映画2本目のご紹介はこちら、「善き人のためのソナタ」(F・H・フォン・ドナースマルク監督)でした。写真は映画の主人公です。
“ベルリンの壁”崩壊前の東ドイツにおいて、国家保安省(シュタージ)の徹底された思想統制下に生きる人々の苦悩を描いた作品です。社会主義体制下のDDRで、反体制思想を持つ芸術家の監視を任務とする主人公のヴィースラー、忠実な任務遂行のためには、人間感情を徹底的に排除することが求められる中、己の人間感情と冷徹な任務遂行の狭間で苦悶する主人公。はたして衝撃&感動の結末とは・・!
それにしても史実に基づいたストーリーで、こういう心の移り変わり、そしてクライマックス(ヒミツ・・)を持つ映画!とても好きですねー。良い映画観たなぁーという感じで・・。同じくDDR関連では、ずいぶん前に夢中になって読んだ元大使館員、春江一也氏による長編2部作「プラハの春」、「ベルリンの秋」を思い出せるストーリー展開でした。BOSSさま、良い映画のご紹介ありがとうございました!

以下はYahooからの映画情報です。皆さまも是非どうぞ!

ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを舞台に、強固な共産主義体制の中枢を担っていたシュタージの実態を暴き、彼らに翻ろうされた芸術家たちの苦悩を浮き彫りにした話題作。監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクが歴史学者や目撃者への取材を経て作品を完成。アカデミー賞外国語映画賞ドイツ代表作品としても注目を集めている。恐るべき真実を見つめた歴史ドラマとして、珠玉のヒューマンストーリーとして楽しめる。

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「善き人のためのソナタ」

2006/ドイツ/138分/アルバトロス・フィルム
監督:F・H・フォン・ドナースマルク
出演:ウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ゲデック

敬愛なるベートーヴェン

早くも7日の月曜日、週明けのため午前中から事務や手続き等々、海幸丸のアマギ漁も今一つ芳しくない様子で、今はヤリイカを中心に操業中です。次回の入港は9日(水)になる見込みです。今日はお正月に借りて観た映画のメモです。本当は時間を見つけてもっと映画も観たいのですが、わが八幡浜には映画館がゼロ・・!(本当ですよー)というわけで、こちらでの観賞は専らDVDレンタルです。

1本目は「敬愛なるベートーヴェン」、2006年のイギリス映画です。
本来なら年末に観る予定でしたが、何かとバタバタとしていて結局新年まで延滞・・。

天才音楽家ベートーヴェンと作曲家志望の女性(アンナ)の師弟愛がテーマです。アンナはベートーヴェンのもとでコピスト(写譜師)を務める傍ら作曲を学び、その過程で晩年に聴覚障害を患った師の「第九交響曲初演」をサポートする、という設定でした。音と映像(風景)をともに楽しめるのですが、ストーリー的には、大部分がフィクションなだけに好みが分かれそうな印象も受けました。特に音楽通の方には、物足りない点が多いのかも・・。ただダイアン・クルーガーの美しさは一見の価値あり!ではないでしょうか。自分としては、同じ音楽家を題材とした映画では、より実話に基づいている「シャイン」や、男の嫉妬心を克明に描いた「アマデウス」のほうが好きかな、という印象でした。
取り急ぎメモです。2本目は、次回のネタ不足の時までとっておくとします。

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「敬愛なるベートーヴェン」

2006年/アメリカ/110分
監督:アニスカ・ホランド
出演:エド・ハリス、ダイアン・クルーガー、マシュー・グッド、フィリーダ・ロウ

苦楽はあざなえる縄

今朝は5:00に本年の初入港と初水揚げ、魚市場では6:00より鏡開きの神事も行われました。水揚げ総数は中2日で1300余り、大半はヤリイカで、バラヤリ・タテヤリがほぼ半々といったところでした。注目の相場ですが、久しぶりの開市で荷が多かったせいか丸魚は今一つ!でしたが、ヤリイカとアマギはまずまずでした。海幸丸は7:30には出漁、次回はアマギの漁場からの操業を予定しています。私のほうは市場業務を終えて、午後から所用で松山を往復、なかなか長い1日でした・・。

今日は久しぶりに就寝前の愛読書「菜根譚」からの一節をご紹介して、日記とします。

一の楽境界あれば、すなわち一の不楽的の相対峙するあり。
一の好光景あれば、すなわち一の不好的の相乗除するあり。
ただ是れ尋常の家飯、素位の風光、わずかに是れ個の安楽の渦巣(かそう)なり。

洪自誠

一方に安楽な境涯があるかと思えば、他方には安楽でない境涯があって、苦と楽は互いに対立しているものである。また、一方に羽振のよい時があるかと思えば、他方には好ましくない時があって、好と不幸は差し引きされてしまうものである。そのように、苦楽・好不好・善悪・美醜というものは、相対的な関係にあって、世の中のことは総じてこの通りである。ただ、普段の食事をして生活し、無位無官の境遇にいれば、大した楽しみも苦しみもないが、これこそ安楽な居どころというものである。

<洪自誠「菜根譚・後集五十九」久須本文雄訳>(講談社)より

フィンランドの教育改革

古満目沖から豊後水道へ漁場を移して操業中の海幸丸は、明日6日早朝の入船予定です。明日はいよいよ八幡浜魚市場も開市、これまた恒例の“鏡開き”の神事も執り行なわれます。もちろん海幸丸も初水揚げに初セリです。大昔の初セリには“ご祝儀相場”などという風習もあったようですが、こちらも今や死語!でしょうか?新年早々、原油価格は100ドル超え!続いて昨日は日米ともに株価急落!という波乱の幕開けでしたが、はたして魚の相場はいかに・・?不安半分、期待半分・・です。

話は大幅に?変わって北欧の教育についての話題を少し。人口わずか550万人という北欧の福祉国家フィンランド、森と湖にかこまれた自然豊かな、私も一度は行ってみたい国ですが、今朝、NHKの「未来への提言」で、この国の教育改革についての興味深い番組を見ました。90年代後半から、この国の教育改革を推進したのは、元教育担当大臣オッリペッカ・ヘイノネンさん(42)。
ヘイノネンさんによれば、フィンランドの教育改革の理念は、“教育現場における機会の均等”、つまり全ての国民が平等に同水準の教育を受けられる仕組みを作り、一人の落伍者も出さないことを目標・使命として掲げているそうです。また、この全国民を対象とした、いわば“底上げ教育”を、国の競争力を高めるための長期的な“投資”と位置づけて改革を推進しました。その結果、今では世界No.1の学力を持つ国として認められ、小国ながら携帯電話等の特定分野で、世界有数の競争力を持つ産業を保有するにいたっています。番組のテーマは、その成功した教育改革の中身を探るというものでした。改革の大きな特徴としては、下記の3点でした。

1.教育現場への自主裁量権拡大

国民全体の平均学力向上を目的とする一方で、教育現場においては、国による画一的な教育よりも現場の自治権・裁量権を重視した授業内容となっているようです。“教育権の独立”?ではないですが、国と教育現場の間にある確固とした“信頼関係”に上に、この国の教育システムが成り立っているということを強く感じました。もちろん、教員を対象とした大学教育も充実されていて、教員資格を得るのも難しく、学生にとって教師は最も人気の高い職種の一つになっています。国家、国民ともに、教育に対する意識が非常に高い、ということのようです。

2.リテラシーの向上

いわゆる知識つめ込み型の教育ではなく、“リテラシー”(読み解く力)を重視する教育への転換です。当然、数学的なものから読解力を身につけるもの、論理的な思考を試すもの等、いろんな切り口でリテラシー教育が行われ、その成果が世界No.1の学力につながっているそうです。これなどは、入学試験を目的とした暗記型偏差値教育が今だに重きをなす某先進国?などは大いに参考にすべきでは・・などと感じながら見ておりました。

3.教育インフラの充実

前述の教育システムと合わせて、教育現場内外におけるインフラが整備されています。例えば小学校におけるコンピュータの配備、地域における充実した図書館制度などです。特に図書館の数は、他の先進国の平均水準の4倍だそうで、国民の読書量向上や識字率の高さにつながっているとのことでした。ちなみにGDPに占める教育予算も日本の1.6倍だそうで、高額な税に支えられて、義務教育から大学にいたるまでの教育費が全て無料!という、日本では考えられないような教育の仕組みが作られています。

まとめに、教育改革のポイントとしてヘイノネンさんが挙げていたのが、国民全員が学ぶことへのモチベーションを生涯持ち続けることができるような仕組みづくり、という点でした。そのために今後カリキュラムを通じて強化すべき能力として、他人を慮る“洞察力”を挙げていました。このあたりは、近隣を大国に囲まれ、20世紀にいたるまで統治され続けたという国家の歴史・背景からもコミュニケーション力を高める必要性があったとのことでした。また今後も、教育における機会均等という理念については、地域間や学力間の格差を徹底して排除していく、とのお話でした。教育は国の基本政策であるのは当然としても、フィンランドにおける教育の位置づけ、プライオリティの高さには感心させられました。
リテラシー、どころかデリカシーに欠け、ついでにキャパシティも!?劣る自分などには、国の教育を云々する権利も資格もないわけですが、久しぶりに良い番組をゆっくり見ましのたで、少しだけメモしてみました。

2008年度新年祝賀会

三が日も終わって公共機関も実質の仕事始め、ですがまた週末・・という肩透かしを食らうようなタイミングの金曜日でした。今日はこちらも恒例の(社)八幡浜青年会議所主催の新年祝賀会が行われました。こちらのほうもまた1年の始まり。皆さま本年もよろしくお願いいたします。午後は会社にて雑務、夕方はそろそろ迫ってきた“駅伝カーニバル”のため、極秘のトレーニングへ。書いてしまえば極秘じゃないか・・?今日は久しぶりに夕日もきれいでしたので、正月ではありますが一点だけ掲載してみます。今日はこれから映画を観たいと思っています。

海幸丸乗り初め

9:30より恒例の海幸丸の「乗り初め」でした。操舵室の神棚に全員で手を合わして、航海の安全と豊漁を祈って、お神酒を交わした後、お餅(小銭)まきをして10:00に出漁しました。今年は、例年に増して多くの皆さまにお見送りをいただきました。ありがとうございました。今年の初セリは6日(日曜)、中2日の操業ですが、まずは昨年に引き続きヤリイカの漁場へ向かう予定です。

蝉丸(せみまる)は何者?

今日は、2日恒例の箱根駅伝往路を観戦しながら、手帳整理や筋トレなど・・。今年も混戦でしたが、喜びあり涙ありで、毎年ですがおっちゃんは終始目頭が熱くなってしまって、まともに見ていられませんでした。(年でしょうか?)どうか復路も悔いのない走りで大手町まで辿りつけますように・・。心よりお祈りいたしております。午後からは海の神様“恵比須様”を祀る神社へお参りに!明日出漁する海幸丸の航海安全と豊漁、合わせて箱根ランナーの皆さまのご健闘もお祈りしてきました。

夕方はお正月恒例の「坊主めくり」を少々・・。といいましても皆さまは、「坊主めくり」をご存知ですか?
「小倉百人一首」の札(絵付き)を伏せて重ねて、一人ずつめくっていって、「坊主」が出れば手持ちの札を全て没収、逆に「お姫さま」が出れば、没収された札を全てゲット!最後まで終わって、手持ち札の多い人が勝ち!という、将棋でいう「金ころがし」のような、いわば番外編ともいうべきお正月特有の遊びです。これ全国区ですよね?ただやってみれば分かるのですが、これがなかなか面白くて、勝負の行方が最後の最後まで分からずスリル満点!なのです。今日初めて子供に教えたのですが、結局大喜びで10回ほど繰り返す羽目になりました。疲れました・・。
ちなみに姫はご存知“清少納言”や“紫式部”といった方々で、絵を見ても一目瞭然!ですが、“坊さん”は子供にはなかなか見分けが付かない。特に「これやこの・・」の「蝉丸」などは、名前にも「・・法師」とか、「僧正」などが付かないためにやっかいな存在(でもなぜか子供には人気!)です。我が家では、一応この「蝉丸」は「坊さん」として扱っています。で、たった今気になってネットで調べてみたのですが、この蝉丸は実は坊主かどうかも定かではない人物らしく、「坊主めくり」のローカルルールでは、「蝉丸」を引いたら全員一度、手持ち札を戻す!などというローカルルールもあるようです。面白いものですね。謎の「蝉丸」について、情報をお持ちの方、是非お教えくださいませ。

ここからは余談で、少々恥ずかしいのですが、実は中学時代、私は「カルタクラブ」!?に所属し、「競技カルタ」に凝りに凝っていた時期がありました。百首すべて暗記するのはもちろん、書店で競技用のテープや専門書を購入して、夜な夜な自宅の座敷で一人特訓、クラブ代表で市内大会に出場して準優勝!したこともあります。もちろん歌の意味も分からず、競技のための暗記(何たって頭は丸刈りのチューボウですし・・)でしたから、今ではその5分の1すら覚えていない、という体たらくです。今日久しぶりに「坊主めくり」をしながら、競技カルタの復活を決意、いえその前に歌の意味を理解するための「解説書」でも購入してみようかな・・などと感じた次第です。

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こちらは今日の尋ね人「これやこの??」の「蝉丸」(せみまる)です。

GNH(国民総幸福量)

早いもので年が明けまして平成20年元旦。さすがに昨日は、疲れ果てたところにアルコールが回って睡魔に襲われてしまいまして・・。N響はマーラー「巨人」、裏番組のプライドではボブ・サップあたりでギブ・アップ!(別にギャグではありません・・)そんなわけで「第九」はもちろん、楽しみにしていた須藤元気の試合も観ることなく爆睡!?してしまいました。もちろんカウントダウンの時刻には夢の中で、気付けば元日の早朝・・という何とも“怠惰な大晦日”でした。皆さま、新年おめでとうございます!

今朝、元日に届く膨大な量の!?新聞を眺めていて見かけたのが「GNH」という用語。「国民総幸福量」(Gross National Happiness)という概念だそうで、ヒマヤラの麓にある小国「ブータン王国」では、70年代から「GNH」に基づいた政策を実践、今になって国際社会の注目を集めるにいたっています。
ちなみにブータンの国家戦略には、

?? 道路と電力の開発
?? 教育・医療の無料化
?? 功利主義経済学批判
?? グローバリズムへの警戒
?? 自己啓発と伝統文化の維持
?? 自然環境の保全
?? 足るを知る仏教経済学の尊重

などの具体的政策目標が掲げられているそうです。(1月1日産経新聞「年頭社説より」)

幸福とは何か、豊かさとは何か・・?という問題は突き詰めると難しそうですが、国の目指す豊かさ(富)の尺度を経済成長(お金)ではなく「幸福量」とした点が、グローバル経済の弊害が顕著に表れている今、国際的な注目を集めている理由のようです。何でもブータンの国勢調査では、「あなたは幸せですか?」の問いに「NO」と答える国民はわずか3%なのだそうです。ちなみにブータンのGDPは世界161位!国際競争社会の中では、弱小の小国でしかないわけですが、国民が圧倒的に幸せを感じている以上、この長年の政策は正しかったといえるのではないでしょうか。

このGNHという概念ですが、国の政治はもちろん、地域づくりや会社のビジョンにも転用できそうな考え方だと思うのですがいかがでしょうか。保有資源に圧倒的な制約があるのは、地方都市も中小零細企業も同じこと、ならばそこで税収や企業規模、生産量などではない、住む人働く人が幸せを感じられる、豊かさの新しい尺度で政策のビジョンを掲げてみては・・などと思うのは、弱者のひがみでしょうか?私はそうは思わないのですが・・。外面や規模の追求よりも内政の充実を・・というイメージでしょうか。地域間競争や企業間競争を戦わなくとも、逞しくしたたかに生きていける、小さくてもピカッと光る地域や会社!理想の話かもしれませんが、こんな地域や会社を一歩ずつでも目指すべく業務に励んでいきたいものです。

何はともあれ2008年も今日からスタートです!気分一新、何ごとにもチャレンジしていきたいと思っております。
本年も皆さま方のご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

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