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2006年 アーカイブ

2006年大晦日

トロール市の年末の売り出しも大きなトラブルもなく、無事終了しました。今年はノロウィルス騒ぎもあって、お刺身物の需要がどうかと心配していましたが、港町のお正月にはあまり関係ないようで、ハマチ、タイともに例年並みの売れ行きだったようです。ご来店ならびにお買い上げいただきました皆さま、どうもありがとうございました。
毎年のことですが、大晦日には今年1年の反省をして来年の豊富をゆっくりと整理したい・・と思ってはいるのですが、3日間の慣れない?ハマチとの格闘で疲れてしまい、計画・反省はいつも新年に持ち越しです。というわけで、お正月にゆっくりと考えます。何はともあれ、来るべき年も実りある、良い年としたいものです。写真は会社前の海幸丸と今年最後の夕日。

ハマチと格闘!

年末売り出しの3日間は、私も朝からハマチやタイと格闘!です。2枚卸し、3枚卸し、お刺身調理・・・何でも無料でお任せください!というわけでキーをたたくのも痛いくらい手が腫れていますのでこの辺で。写真は売り出し終了後の店頭。

海幸丸本年最終水揚げ

海幸丸は早朝4:00入港。今年最後の水揚げを行いました。今年は暖冬で大きな時化もなく・・と思っていたところ、年末の最後の最後になって全国的に荒れ模様!大時化となりました。もちろん市場にも魚はほとんどなく、今朝のセリはまさに”買い合い、奪い合い”の状態で、多くの魚種で今季最高値を記録しました。ただし、いかんせんこの水揚げ数量ではどうしようもありません。時化るのが遅すぎ!です。海幸丸は今日から3日までお正月休み、直売店トロール市では、今日から”年末売り出し”です。残り2日、頑張りましょう!写真は正月支度を済ませた海幸丸。

太平の気習

魚屋さんの年末商戦の代表といえば、養殖のハマチやタイ。近年は、安値が続いていましたが今年に入ってからは、世界的な魚食ブームや中国需要の急増で高値が続いています。生産業者にとっては、出荷物が経営を維持できるだけの適正な価格で販売されることは、うれしいことです。今日出席したとある会合で、某代議士さんが言われていましたが、今年の価格は適正な需要と供給のバランスから出来ている、相場が良いからといって大量に作る、売ることを考えるのではなく、長い目で相場を維持する策を関係者が考えていかなければいけないと・・。全くその通りです。養殖に限らず天然漁業も、将来が見通せる、計画できる事業に一歩でも近づきたいものです。

太平の気習として、戦は万代の後迄もなきことの様に思うもの多し、あに歎ずべきの甚だしきに非ずや。

吉田松蔭 嘉永6年(1853年)8月「将級私言」

平和な時代の気持ちや雰囲気として、戦争は永遠にないことのように思っている人が多い。
何と嘆くべきことではないか。

「吉田松陰名語録」川口雅昭(致知出版社)より

かなり控えめなタイ漁!

今年も残すところわずか4日。今回の漁はマダイを中心に総数400箱と、大漁ならぬ、かなり控えめな”タイ漁”!でした。昨夜出漁して、今は豊後水道沖で本年最後の航海をしています。予定では29日に最終入港、乗組員は“お正月休み”に入ります。漁労部はいったん“仕事納め”の形となりますが、直売店トロール市ではとうとう1年の集大成となる“年末大売出し”に突入です。今日と明日の2日間は、売り出し準備の最終確認です。段取り良く、スムーズに乗り切りたいものです。明日、私は早朝より“宇和島行き”です。写真は今朝のマダイの競り風景。

近頃よく聴いているクラシックCD3枚の記録です。じっくりと聴くほどの時間はなかなか持てないのですが、“SonicStage”のおかげで、暇を見つけてはいろんな場所で聴いています。そのため、最近は読書(小説)が若干ご無沙汰気味ですが。

■ ブルックナー 交響曲4番  ギュンター・ヴァント/ベルリンフィル(1988)

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ブルックナーの交響曲は、7番→4番→8番→9番と聴いていますが、今のところのお気に入りは比較的聴きやすい?4番、7番です。8番・9番についてはまだ良さが分かるほど聴きこめていません。何しろ壮大で複雑な曲で時間がかかりそうですね。フルトヴェングラーの7番、8番も購入しましたが、こちらは録音がイマイチでして、ついつい新しいものから聴いている段階です。

■ マーラー 交響曲9番  ブーレーズ/シカゴ交響(1995)

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マーラーは、4番→5番→2番→1番→9番と、手持ちのものから聴いてきましたが、今のところ9番が一番好きです。ブルックナーとは違って、曲によって色合いがかなり違いますが、大好きな作曲家の一人です。9番以外は、今のところメンゲルベルグ、ワルターといった大御所のものを聴いていて、9番に関しては、バーンスタインは聴いていませんのでとても楽しみです。それから「大地の歌」と「亡き児をしのぶ歌」ですか、これらも楽しみにしています。

■ ブラームス 交響曲4番  ワルター/コロンビア交響(1959)

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ブラームスの交響曲は4曲のため、一通り聴いてみましたが、今のところ4番が一番肌に合うようです。4番の1枚目は、クライバー/ウィーンフィルでしたが、2枚目に購入したワルター/コロンビアの演奏のほうが、重厚感と深み、迫力があって好きです。BOSS様、良い曲のご紹介ありがとうございました!1・2・3番に関しても、レヴァイン、カラヤンなど新しいものしか聴いていませんので、こちらも往年の巨匠の演奏を聴いていくのがこれから楽しみです。

他にもジョギング中にベートーヴェンなど聴いていますが、今日はお気に入り交響曲の3枚を記録しておきます。
これぞ!というCDがありましたら、どなたか是非お教えくださいませ。

待望の学習机

鹿児島沖での操業は当初順調でしたが、途中より時化のため操業できなくなり、昨晩にはいつもの豊後水道南沖漁場に戻ってきました。結局お目当てのマダイは、木箱・スチロール合わせて100箱程度と、芳しくない漁模様でした。次回の最終入港予定の関係から、本夜半23:00に帰港、夜中にかけて荷揚げを行いました。その後はすぐに出漁、明日か明後日が今年最後のセリとなります。

本日“大安”ということで、来年から小学校に通う長男の待望の“学習机”が我が家に納入となりました。帰宅すると、早速日記帳やドリルを取り出して、何やら?落書きして遊んでおりました。昔は、いろんな飾りや機能付きのタイプが流行っていたような気がしますが、今はシンプルなものも増えているようです。私も座ってみましたが、なかなか良い座り心地でした。ちなみに、お隣は次男の簡易デスク。ちゃんと勉強してくれればいいのですが・・。“子供は親の背中を見て・・・”。はい。僕も頑張ります。

JC本年最終理事会

昨日出漁した海幸丸ですが、丸物の相場安、そして原材料の需要がピークを過ぎたため、これまでの豊後水道南沖漁場での操業を一旦休止、遥かはるか南の鹿児島・種子島沖の漁場へ向かいました。マダイの漁獲ポイントで、5年ほど前まではよく操業した場所ですが、最近は“原油高”のため、あまり行っていません。今季は、9月1日の解禁日にNHKの取材班を乗せて操業して以来、実に2度目です。はたして吉と出るか凶と出るかは分かりませんが・・。現在のところ、次回入港は27日(水)を予定しています。

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今日は25日でクリスマス!今日くらいは家族でクリスマスパーティ・・?と思いきや、所属する八幡浜JCの本年最後の理事会&懇親会でした。というわけで最後はこんな感じでした。皆様、お疲れ様でした。

本日クリスマスイブ

海幸丸は4:00に入港。水揚総数は1400箱でまずまずでしたが、例年のこの時季に比べるとやはり相場は“今ひとつ”でした。今月も残り2航海、海幸丸は一部船体の修理後11:00に出航しました。本年最後の水揚げは、現在のところ28日か29日を予定しています。

今日は12月24日、世間では“クリスマスイブ”でした。午後から用事で不覚にも松山大街道商店街を歩いてしまいましたが、土曜ということもあってか若いカップルだらけ・・でした。今日ばかりはみんな勝負服!?でしょうか?いくら暖冬といってもそこまでセクシーな格好しなくても・・と思うのは私だけでしょうか。田舎育ちのおっちゃんは、目のやり場に困るほどでした。
でも、子育てをする親からすれば、サンタクロースの威力、魔力か?はすごいですね。この一週間は子供に言うことを聞かせるには、サンタに登場してもらうと効果倍増!でした。あまり利用しすぎるのもよろしくはないのでしょうが。幼稚園児の間では、悪い子には“ブラックサンタ”が来るという噂が流れているらしく、うちの子も少々ビビッている様子です。さーて、ちゃんと赤いサンタが来るのでしょうか?はたして靴下の中身は・・・?

今年も残り一週間

今日は12月23日で天皇誕生日。今年も残すところわずか一週間になってしまいました。私にとっては、今年最後の休日。というわけで公園に行ったり、昨晩のアルコールを抜くためにジョギングしたり、調べ物などをしておりました。がうっかり、一件大事な配達の用事を忘れていまして、夕方大慌てでお届けにあがりました。大変失礼しました。上は配達の帰りに撮影した夕日です。写真はイマイチですが、実物はなかなか見事でした。海幸丸は明日早朝の入港予定です。

人間力開発委員会忘年会

金曜で大洲商工会議所(中小企業支援センター)勤務日。夜は青年会議所の本年度人間力開発委員会の打ち上げでした。焼肉店を皮切りに計3店”はしご”となりまして、またまた午前様でした。皆様、遅くまでお疲れ様でした。上は26日に新聞折込み予定の“トロール市年末売出し”のチラシです。今年はヤリイカにあやかって、ヤリイカのような濃い赤で・・と思っていたのですが、若干薄い赤になってしまったようです。販売商品の中心はタイやハマチですが、海幸丸の天然魚も豊富に入荷いたします。3枚卸しの調理も無料で承りますので、どうぞお気軽にお申し付けください!

不完全こそ安全

昨晩荷揚げした魚約1000箱は、今朝のセリで販売。やはり暖冬やらウィルス騒動やらで、供給量が需要を上回っているためか、丸魚、原材料ともに相場は“今ひとつ”でした。関連会社の佐賀水産(第11・12仁洋丸、21・22仁洋丸)の拠点、山口県下関港も同様で、相場安のため12月らしからぬ!水揚高(仕切り金額といいますが・・)が続いています。困ったものです。
午後からは地元のE新聞より、今季のヤリイカ漁の取材を受けました。毎年、苦境の記事ばかりで登場?していましたので、時には明るい話題で取り上げられるのも良いものです。といいましても、好調なヤリイカ漁は、実質的には解禁からの3ヶ月間だけで、今は苦難の12月操業の真っ只中ですが・・。今月も残り10日!今後の巻き返しに期待したいところです。次回入港は24日(日)の予定です。

欹器は満をもって覆えり、撲満は空を以って全し。
故に君子はむしろ無に居るも有に居らず、むしろ欠に処るも完に処らず。

洪自誠

水を満たせば倒れる器、銭でいっぱいになれば割られる貯金箱。人生とはこうしたものだ。
無の境地に身をおき、不完全な状態に甘んじていることが、君子としての最も安全な道である。

<洪自誠「菜根譚・前集六十三」>(徳間書店)より

原因はノロウィルスか!?

連日の夜入港が続いています。海幸丸は、操業効率の点から本日も22:40に入港しました。本来であれば、例年この時季には水エソが漁獲の中心になるはずですが、今年は売れ行きが今ひとつのため、ヤリイカ、アマギの漁と平行して操業しています。それにしても12月も終盤に入りましたが、丸魚の魚価安が続いています。これも“ノロウイルス”の影響でしょうか?
今回の内訳は、ヤリイカ500箱、アマギ70箱、水エソ70箱を含む総計1000箱でした。海幸丸は水揚げ後、箱と氷を積み込んで1:00前には出漁しました。次回の入港は24日(日)の予定です。上は、荷揚げ後の箱積み込み作業の様子。

第6回お魚さばき方教室開催

消費の影響か、好天が続きすぎるためか、蒲鉾の原材料“水エソ”の相場がパッとしない状況です。相場も先週をピークに、本日の価格もやや低調気味でした。相場だけは会社の努力ではどうしようもないだけに、まさに“神頼み”です。今日の午前中は、好評の“お魚さばき方教室”!通算6回目の開催で、奥様4名が参加されました。焼き魚のエラ・お腹だし、2枚卸し、3枚卸しと魚の基本的な調理の仕方を、勉強していただいていますがなかなか好評で、幼稚園の奥様方を中心に口コミで広がっています。ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。ご興味のある方は、当店までお気軽にお問い合わせください!

昭和水産トロール市
0894??24??7711(担当宮本まで)

魔よけに牛鬼!

海幸丸は22:00に入港。次の操業と入港予定の関係から、今回は久しぶりの“夜入港”でした。漁船は朝に入港するものと思われがちですが、実は夜(夜中?)の入港も頻繁にあります。特にヤリイカ漁の場合、夜間の漁獲量は極端に少ないため、操業効率の悪い夜の時間を使って船を走らせ、入港・荷揚げを行うことが多いのです。通常22:00前後に入港して、未明にかけて荷揚げや出漁準備、その後1:00前後に出漁となります。当然セリは早朝から始まりますので、準備のために私たちは仮眠をとって市場へ出ることになります。例年ですと10月はこのパターンが多いのですが、今季のヤリイカは夜間も比較的安定して水揚げがあったため、例年に比べて夜入港は少ないほうでした。今回は、水エソを中心に400箱のみ水揚げ、その後一部故障を修理して3:00過ぎに出漁しました。次回入港は21日(木)の予定です。

今日は次男の4歳の誕生日でした。長男は車好きですが、次男は鬼や唐獅子、刀剣に目がなく、将来の夢はなぜか“牛鬼”か“唐獅子”です!というわけで、プレゼントは“牛鬼”のお面となりました。先日、とある骨董品屋で見つけたものですが、手作りだけになかなかの出来栄え!“魔よけ”にもなるそうなので、一通り遊ばせて、壊されないうちに子供たちの部屋に飾る予定です。誕生日記念に得意の“獅子舞”いや”牛鬼舞”?を掲載します!

八幡浜では初あられ!

海幸丸は今朝4:50に入港しました。総数は1200箱あまりで内220箱が“水エソ”、400箱がヤリイカでした。水エソの相場はまずまずですが、気温が高いため、丸魚、モンダイや水ブク等鍋用鮮魚の相場がかなり安めでした。これから年末にかけては、ヤリイカやアマギの漁よりも、本命魚種は水エソになります。今日は今年初めての冷え込みで、八幡浜では午後から少しですが“あられ”も降りました。海幸丸は水揚げ後11:00に出航、次回の入港は明後日19日を予定しています。

改正教育基本法成立

土曜で魚市場は休みです。先週のアクシデントから早くも一週間が経ちました。その後は何とか順調に操業を続けています。12月も半ばを過ぎていよいよ魚価、特に蒲鉾の原材料(水エソ)がピークとなる時期のはずですが・・。例年に比べてやはり“暖冬”の影響か、見込みは今ひとつのようです。昨年の今頃は大雪だったのですが。それでも明日から2,3日は時化模様。来週の相場に期待したいところです。海幸丸は明日早朝入港予定です。

昨日金曜、ようやく改正教育基本法が可決・成立にいたりました。今回は同時に防衛「省」昇格関連法も無事成立となりました。どちらの法案も「戦後体制」の脱却に一歩、歩を進めたという点でとても評価できる改正ではないでしょか。特に教育基本法は、昭和22年、GHQの影響下で制定されて以来、実に59年目にして初めての改正です。今回の改正のポイントは、公共の精神や伝統・文化の尊重、情操と道徳心を培う、国と郷土を愛する・・等々の5項目の文言が明記された点です。焦点となっていた愛国心をめぐる表現については、“態度”!?に変わってしまい、若干微妙で曖昧なニュアンスではありますが、改正できたことそれ自体は、純粋に喜ばしいことだと思います。
今後、教育現場で具体的にどう生かされるかが問題ですが、報道等によれば、日本の伝統芸能や郷土の歴史や偉人等についての学習時間が増加することなどが見込まれているようです。また先般、入学式・卒業式での、国旗掲揚・国歌斉唱の徹底を求めた通達が、東京地裁により“違憲”とされた例などもありましたが、このような司法判断にも今後影響が出るか否かも注目したい点です。ただ、今回の改正教育基本法の成立で、教育現場での国旗・国歌が正常化に近づいたことは間違いないようです。
それでも、安倍首相の掲げる“戦後レジームの脱却”という点からは、“本丸”はやはり日本国憲法です。憲法改正の機運にもどう影響が出るものか、こちらも注目したいところです。
以上、海幸丸とはほとんど、全くか!?関係のない”海幸丸日誌”でした。皆様はどう思われますか?

聖母幼稚園クリスマス会

昨日は松山泊でしたが、今朝は早朝には帰浜!といいますのも午前中に息子たちの通う八幡浜聖母幼稚園のクリスマス会があったからです。ちょっと見学して仕事に戻りました。午後からは、小学5年生によるお菓子製造の企画発表会に、委員として出席してきました。そこで思いもよらず、“バルセロナ5輪”にも出場された愛媛出身の元陸上選手で、現スポーツトレーナーの渡邊高博氏(早稲田大学競争部コーチ、楽天イーグルスランニングアドバイザー)のお話を伺う機会がありました。直にトレーニングの極意?を教えていただきましたのでご紹介します。

膝(ひざ)と足首の両方のバネを使わないでジャンプする方法?です。

ちなみに楽天イーグルスの野球選手も最初は全くできない、気付かない?そうです。聞けば納得なのですが・・。皆様も是非試してみてください!

網元特製トロールチャンポン

昨日入港したばかりの海幸丸ですが、今朝も6:00に入港、久しぶりの連続入港!となりました。昨晩の漁でわずかですがヤリイカの“当たり”(約300箱)がありまして、次回入港予定や相場模様から急きょ本日入港となりました。水揚げ後はすぐに出漁、次回は水エソを中心に操業して、17日(日)の売りを予定しています。午後から松山にて会合2件、その後は診断士仲間との忘年会でした。貴重なお話をありがとうございました。写真は我が家の網元特製トロールチャンポン!

今年、商工会議所青年部では、八幡浜の“ちゃんぽん”を全国区に(メジャー化!)するプロジェクトが進行中です。八幡浜には、港町の特長を生かしたちゃんぽんのお店が実に多いのです。八幡浜ならではの魚で出汁をとった海鮮風のスープに特徴・こだわりがあるのです!今は、いろんなお店の情報を発掘している段階ですが、明快で楽しい町おこしへの取り組みだと思いませんか?私は残念ながら会員ではないのですが、“横須賀海軍カレー”に負けないように、メジャー化に向けて頑張っていただきたいものです。
そこでお店ではないのですが、我が家にも実に美味しい“特製ちゃんぽん”がございます。名づけて網元特製“トロールチャンポン”(写真)!?ためしに1杯いかがでしょうか?ちなみに出汁はアカムツやマダイ、ホウボウ、車エビ、ウチワエビ等々、ご存知海幸丸の最高級天然魚から取っています。具にはもちろん今季豊漁のヤリイカの下足を目1杯入れています。はたしてお値段は・・!?

10kロードレース初参戦決定!

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早朝4:00に入港しました。総数は1400箱あまりでしたが、なかなかバランスの良い魚種構成でした。昨日お話しました天然車エビですが、今回は今漁期最多で70箱(+活車エビ340匹)の水揚げがありました。以前は豊後水道南沖漁場の操業についてくる“おまけ”のような存在でしたが、今ではれっきとした目的魚種?になっています。本日、来年2月4日に行われる“愛媛マラソン”に初エントリーしました!といえば格好いいのですが、種目はかわいらしく“10kロードレース”です。それでも10kも走るのは学生時代以来でしょうか?というわけで夜はJC理事会が早めに終わりましたので、またジョギングに出かけておりました。上はイメージトレーニング用の写真?です!

小型冷凍ショーケース

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忘年会シーズン真っ只中です!今日も夜は愛媛新聞主催の“愛媛経済研究会”の忘年会に出席しました。いろんな方面の先輩方とお話をさせていただきました。八幡浜はご存知“みかんと魚のまち”ですが、今年はみかんの相場も”上々”のようで、珍しく?明るい話題で花が咲いておりました。異業種の方からも私たち生産者を気にかけていただけることは、とてもありがたいことでまさに感謝!です。皆様、楽しいお酒をありがとうございました。海幸丸は明日早朝に入港します。

今季は豊後水道南沖で車エビが豊漁です。例年ですと多いときでも一航海で10??20ケース前後の水揚げですが、今季は50ケースを越えることもあるほどです。“近海、天然、特大、生鮮”!と三拍子も四拍子も揃った高級品ですが、水揚げが多いため現在“相場安”になっている状況です。そこでお正月には是非、この高級車エビを皆様に召し上がっていただきたいと、現在年末売り出し用のレンタル可能な“小型冷凍ショーケース”を物色中です。今日も友人が少し前まで(ある目的に!?)使っていた、現在未利用のショーケースを3人がかりで持ち運んで調べてみたところ、すでに“使用不能”!とのことでした。残念でした。どなたか美味しい車えびのために貸していただけないでしょうか。情報お待ちいたしますので、どうぞよろしくお願いします!

事業承継シンポジウムin愛媛

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海幸丸は豊後水道南沖でヤリイカ、水エソを中心に操業中です。次回入港は明後日(水)の予定です。
今日は午後から、松山の全日空ホテルで行われた“事業承継シンポジウムin愛媛”というセミナーに参加してきました。国(中小企業基盤整備機構)では、中小企業における円滑な事業承継を進めるために、事業承継についての支援施策も講じているようです。団塊世代がまとめて退職を迎える“2007年問題”は、何も役所や大企業、サラリーマン社会だけの問題ではないようです。

シンポジウムによれば、中小企業における経営者引退の平均年齢は67歳、以前は9割を占めた親族内承継も、今では6割まで減っていて、代わりにM&A(合併・買収)による事業存続が増えているようです。創業者がせっかく一代で築いた優良企業も、事業承継の失敗で経営が困難になる事例も多いようです。その原因としては、営業や現場で時間を労するあまり後継者が会社の財務内容を把握していないケースがとても多いとのこと。また、しかるべき時期に経営上の大きな転換点があればスムーズに進む事業承継ですが、転換期がない比較的安定した経営環境下では、なかなか世代交代が進まないというお話もされておりました。
あと興味を持って聞いたのが、“経営戦略と税金対策”の関係について。特に地域(田舎の?)の中小企業の場合、経営戦略よりもついつい税金面の対策を重視しがちで、そこに落とし穴があるかもしれないと・・。あくまで、優先すべきは経営の理念やビジョン、つまりは戦略であり事業計画!そこは全く同感です。人の仕事の寿命はせいぜい50年ですが、理想の企業体はやはり“ゴーイングコンサーン”(永続企業体)であるべき!久しぶりにこの用語を聞きました!関係者全員がハッピーになる事業承継を常に考えたいものです。

さーて、ではわが社は・・・!!?立ちくらみがしてきました。
セミナーの資料に“事業承継ガイドライン20問20答”という手引書をいただきましたので、早速読んでみることにします。
ご興味のある方は下記からどうぞ。
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/shoukei20/index.htm

忙時に冷静、閑時に熱情

今日は第二日曜、八幡浜は月に一度の“海鮮朝市”の日です。9月から始めた当店の“朝市の魚切りますサービス”も4回目、並ぶほどの盛況?とはいきませんが、ご希望のお客様も少しずつですが見受けられるようです。昨晩水揚げされた400箱の鮮魚は今朝7:00からの競りで売られましたが、私のほうは昨日からのアクシデント対応で、昨日に引き続き愛南町を往復してきました。今日は漁労長も同行しました。昼には何とか用件終了、昼過ぎには八幡浜へ戻って14:00に海幸丸は漁場へ向かって出漁、通常操業に戻りました。自然相手の商売だけに、今回のような予期せぬトラブルや事故にだけは本当に注意したいものです。全ての危険を回避することなどもちろん困難ですが、事前にできる準備・確認は改めて徹底しなくては・・。“大漁”の前に、まず何よりも“航海安全”が基本です。

熱闘の中に、一冷眼を着くれば、便ち許多の苦しき心思を省く。
冷落の処に、一熱心を存すれば、便ち許多の真の趣味を得ん。

洪自誠

事が煩雑で多忙な時には、のぼせ上がるから、殊さら心を落ちつけ冷静な眼で対処すれば、色々と苦しい思いをしなくてすむ。また、景気がよくない時には、気が沈みやすいから、つとめて熱情を以って積極的に事に当たれば、本当の趣を味得することができる。繁忙な時には冷静な眼を失わず、不景気な時には熱情を失わないようにすることが、処世の活訓である。

<洪自誠「菜根譚・後集五十八」久須本文雄訳>(講談社)より

トラブルで一時帰港

土曜で休日!の予定でしたが、海幸丸は船体の故障と思わぬアクシデントで昼過ぎに一旦深浦港に入港しました。トラブル対応のため私も夕方から車で深浦(愛南町)を往復してきました。本船海幸丸も漁獲物を水揚げするため、22:00には八幡浜港へ入港しました。良い感じの流れで操業していた矢先の予期せぬアクシデントでした。漁獲物400箱あまりは明日早朝の競りにかけられます。海幸丸は明日まで八幡浜に停泊、明日から仕切りなおしの出漁となる予定です。

ベートーヴェン

海幸丸は今朝6:30に入港しました。普段は4:00前後の入港が多いのですが、今回は中1日の操業のため、競り(セリ)前ぎりぎりのかなり遅い入港となりました。水揚総数は700箱あまり。今回はヤリイカ漁も“小休止”で、水揚げの中心は鮮魚よりも練製品の原材料でした。今日は8日、八幡浜商店街の“八日市”にも出店しておりました。次回は明後日の入港を予定しています。

最近、幅広く交響曲を聴きながら勉強中?です。ベートーヴェン、モーツァルト、ブルックナー、ブラームス、チャイコフスキー、マーラーといったところですが、中でも定番ではありますが、ベートーヴェンの迫力には圧倒されています。今は手持ちの5、6、7、9番などをよく聴いていますが、今日またネットで2枚注文しました。以下購入の記録です。自分のささやかなクリスマスプレゼントかと!?届くのが楽しみです。

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↑交響曲第3番「英雄」 フルトヴェングラー指揮(ウィーンフィル/1952)

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↑交響曲第4番 カルロス・クライバー指揮(バイエルン国立/1982)

トロール市年末大売出し

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贈答用(お歳暮)の一夜干しの出荷がピークを迎えつつあります。あまり大々的に広告宣伝しているわけではないのですが、おかげさまでリピーターの方も多く、喜ばれております。いつもご愛顧まことにありがとうございます。お歳暮準備と平行して、トロール市での“年末大売り出し”の準備も進めています。当店、通常は天然魚、特に海幸丸で水揚げされる鮮魚を主体に品揃えていますが。年末の3日間ばかりはお正月用のブリ、ハマチなども扱います。当店の売り出しの特徴は、お客様のご要望に応じて”何でも!調理”することです。この3日間だけは、スタッフ総出でハマチやタイの3枚卸しに奮闘(格闘?)しています。もちろんこのときばかりは私も!?包丁を握ります!当店は毎年、ハマチやマダイ、イカ、車エビなどのご予約を承っています。全国への宅配もいたします。年末の出荷数は数に限りもございますので、お早めにご予約いただければ幸いです。詳細は下記をご覧ください。

□ 昭和水産トロール市 お正月用鮮魚ご予約注文について □

平素より、宇和海の幸をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
当社では、本年も年末年始用の海の幸(ハマチ、タイ、イカ、エソ等)のご注文予約を承っております。
年末の鮮魚は、数に限りがございますので、お早めにご用命ください。

<年末年始取扱商品>
ブリ、ハマチ、刺身用イカ、マダイ、茹ダコ、エソ、ウチワエビ、サザエ、アワビ、エボダイ、数の子、
フカ湯ざらし、マグロ等
*本年は豊後水道で車エビが豊漁のため、”特大天然車エビ”(急速冷凍品)もご用意しています!

<ご注文方法>
下記内容をご確認の上、FAXかメールにてお申込ください。
FAX 0894-24-7714(昭和水産トロール市)
MAIL info@uwakai.com
お電話でのご注文は右記までお願いいたします。  TEL 0894-24-7711
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ご注文者氏名
ご住所              お電話
ご注文商品
29日(金)
30日(土)
31日(日)
お届け方法        クール便配達      当店引取り
調理ご希望      希望する         希望しない
お届け先ご住所
お届け先ご氏名
お電話
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*ハマチは3k??4k、マダイは1kが目安です。
*上記商品以外にもご希望の魚種がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
*年末年始は運送会社に荷物が大変混み合いますので、指定日時にお届けできない場合がございます。
予め余裕を持って日時をご指定いただきますようお願い申し上げます。

JC年末総会&懇親忘年会

海幸丸は今朝5:30に入港しました。総数は1200程度でしたが、12月に入って練製品の原材料”水エソ”の需要も高まっていて相場も上がってきました。今回獲れた水エソ230箱のおかげで、今日の平均単価は今季中”最高値”を記録しました。これから12月20日すぎにかけてピーク到来!?のはずなのですが・・。
祈りながら期待したいところです。水揚げ後は、一部船体の修理手配後、11:00に出漁しました。

15:30からは、(社)八幡浜青年会議所の年末総会と懇親忘年会に出席しました。1年間のJC活動の節目となる1日です。個人的には人間力開発委員会を担当して、対内向けには“居合道体験”事業、そして“日本国憲法”について考える勉強会(JCタックル!)などを企画、対外的には様々な交流事業への参加を担当しました。また、昨年からの引継ぎで“地域通貨”を使ったまちづくりについての提言活動なども行ってきました。一つの事業(芽か?)を地域に根付かせて、広めていくことの難しさを実感した年でもありました。サポートいただいた皆様、ありがとうございました。

懇親忘年会前には、40歳で卒業を迎えられた3名の先輩方の卒業式も同時に行われました。今年の卒業生には入会以来、公私共に本当にお世話になった(なっている!)方々ばかり。様々な事業を通じて貴重な勉強をさせていただきました。卒業生の皆様、今までありがとうございました。そしてお疲れ様でした。というわけで、懇親会の3次会までお供いたしまして、またまた午前様でした。今日知ったのですが、“名言セラピー”というメルマガがあるらしいですね。忘れないためにも教えていただいた言葉をメモしておきます。大意は合っているかと・・

努力して成功すれば自信になる
努力せず成功すれば過信になる
努力して失敗すれば経験になる
努力せず失敗すれば後悔が残る

モビリオスパイク

午前中から松山へ加工品の納入に行ってきました。通常は、専門の物流会社のクール便で配送していますが、今回は量も多いため自走しました。お供は営業用のわが愛車“Honda モビリオスパイク”です。普段は市内を移動するのに使う程度のため、今回は久しぶりの遠出でした。最近CDも聞けるようになって、より快適になりました。もちろん弊社のロゴとアドレスで会社のPRもしています。なかなかいい感じです。記念にブログデビュー!?させておきましょう。海幸丸は明日早朝の入港予定です。

第5回お魚さばき方教室

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午前中に通算5回目の“トロール市お魚さばき方教室”を開催しました。今日のゲストは・・美人?若奥様2名!後姿しか見ていただけないがとても残念です。講師担当は前回に引き続き、魚屋歴7年のベテラン新入社員S君です。今回はまず、アマギとカマスを使ってウロコとエラの落とし方、その後は刺身用ヤリイカの調理法、最後は1kサイズの中型魚の3枚卸しを学んでいただきました。参加された皆様、いかがだったでしょうか?とても寒い中での水を使った作業、大変お疲れ様でした。風邪など召されませんよう、どうぞ気をつけくださいませ!

魚を一番美味しく食べるコツ、それは自分で魚をさばくことです。どんな魚も基本は同じ。一度体得した技術は一生ものです。八幡浜在住で魚のさばき方を一から学んでみたい方、ぜひお友達をお誘い合わせの上、教室に参加してみませんか。魚のプロが皆様の技術レベルに応じて、懇切丁寧に指導させていただきます。お土産は、もちろん皆様にさばいていただいた魚です。たくさん捌いて、たくさんお持ち帰りください!ご興味ある方はお気軽に当店までお問い合わせください。下記は開催案内です!

■■”トロール市:お魚さばき方教室”開催案内■■

□募集期間 : 随時募集
□応募人数 : 1グループ最大10名まで(1名様から応募可能)
□場所    : 昭和水産トロール市(愛媛県八幡浜市沖新田1582??3)
□日時    : 応募者と相談の上決定
□内容    : 参加者のご希望を最優先します
□料金    : お1人様1,000円(材料代、お土産のお魚込み)
□連絡先   : 昭和水産トロール市(0894??24??7711)
□注意点   : 水に濡れてもかまわない服装でお越しください(包丁、長靴は当店より貸し出します)

上記以外でご不明な点は別途当社(担当宮本)までご連絡ください。
            → お電話 0894??24??7711(昭和水産トロール市)

漁業もマーケティング!?

早朝4:00に海幸丸は入港。12月最初の水揚げを行いました。今回の数量は計1700箱あまり。ヤリイカが“立”、“バラ”合わせて1000箱、アマギが150箱、水エソが150箱、車エビが30箱と、なかなかバランスの良い魚種で相場もまずまず。幸先の良い12月操業の滑り出しでした。一気に冷え込んできたせいか、乗組員の中にも風邪が流行っているようで、通院のため少し時間をとって今朝10:00に出航しました。次回は6日(水)の入港予定です。写真は昭和20年代のトロール船“若宮丸”です。

漁業の効率は、水揚げ数量と漁獲物の単価で決まります。ただし、同じ魚を大量に獲りすぎてしまうと“値崩れ”してしまい、単価下落につながります。需要の見込まれるいろんな魚の、バランス良い漁獲がとても難しく、そこが船頭(漁労長)の腕の見せ所といえます。もちろんそのためには、船主(会社)と漁労長が常に連携しながら、操業ポイント(漁場)や漁獲数量、入港日等を決めていくわけです。以前のように「何箱獲れた、何ぼで売れた」で商売が終わっていた時代はとうの昔に終わっています。漁業といえども顧客志向の考え方、“マーケティング”が必要な時代です。どんな業種も同じでしょうが、難しい、悩める時代?になったものです。

実事と閑事

土曜日で魚市場も休みです。昨晩の大量のアルコール!を抜くために午前中は愛宕山までランニング、午後からは買い物や年越しの諸々の準備などをしていました。12月に入って急に寒さが増しています。今日の八幡浜は冷たい突風で大荒れ、自転車は軒並み倒れ、スチロール製の魚函は宙を舞っておりました。冷え込みが厳しくなると魚価が上昇するため、漁師は喜びます。なので今年の“暖冬”?は私たちにとってはいただけないですね。漁ができないほどの時化は困りますが、やっぱり冬は冬らしく!寒いほうがいいですね。オイルヒーター(↓)もいただいたことですし!お天道様、”冬らしい冬”をよろしくお願いします!海幸丸は明日入港予定です!

今人概ね多忙を説く。
其の為す所を視るに、実事を整頓すること十に一ニ、閑事を料理すること十に八九。
又閑事を認めて以って実事と為す。宜べなり其の多忙なるや。
志有る者誤って此の穴を踏むこと勿れ。

佐藤一斎

今時の人は、たいてい口ぐせのように忙しいといっているが、その日常の行動を見ていると、実際必要なことをちゃんと処理し整えていることが、わずか十の内一、二であって、不必要な事を十の内八、九もしている。また、このつまらない不必要な事を実際に必要な事と思っている。これでは多忙であるというのももっともなことである。何かしようと志をもっている人は、誤ってこのような心得ちがいをしてはいけない。

<佐藤一斎「言志録・三十一」久須本文雄訳>(講談社)より

オイルヒーター

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金曜の今日は“中小企業支援センター”の当番日でした。中小企業診断士としての数少ない?業務の一つです。12:00からは八幡浜に戻って昼食時間を利用したJCの次年度委員会に出席、その後は大洲市のK小学校へ、小学5年生の行っている“お菓子作りコンテスト”の審査員として参加してきました。小学生のアイディアと発想、着眼点は本当に面白いものです。

夜は今年一発目の忘年会、今日は八幡浜商工会議所青年部の忘年懇親会に、JCより来賓?として出席させていただきました。来賓といいましても、私の所属する人間力開発委員会が担当している“八幡浜青年協議会”の事務局としての参加です。ところが若輩者にもかかわらず・・、余興のクイズで正解して豪華な景品を当ててしまいました。デロンギ社のオイルヒーターです!電化製品にも疎い私は知りませんでしたが、家内いわくかなり重宝する製品らしいですね。ありがたく使わせていただきます。ラッキーな一日で、嬉しくなってついつい3次会までフル出席!久しぶりの“午前さま”でした。飲みすぎには要注意!!以後気をつけます!

PIQUADRO NIKOLAI

今日で11月も終わり、明日からはとうとう師走です!海幸丸は予定通り今朝10:00に八幡浜港を出航しました。シーズン本番だけに、怪我や故障には十分に注意してほしいものです。次回の入港は3日(日曜)の予定です。

毎年この時期は、手帳の入れ替えでどうしようか?と悩む季節です。私のお気に入りは大きくて余白スペースが広いデスクノートタイプのものです。ここ2,3年はB5版の“マーケティングダイアリー(日本法令発行)”という製品を使っていました。胸のポケットに入るような小型サイズも便利なのですが、いろいろな秘策?やマル秘アイディアをたくさん書き込みたい自分には向かないようです。また常に鞄を持ち歩かないと落ち着かないタイプのため、どうせ鞄に入れるなら手帳も大きいものでも良いかと・・。
以前は、本皮製のお洒落な?システム手帳を使っていて、もちろん今でも持っているのですが、重い、かさばる、仕事柄、魚の鱗(ウロコ)にまみれる・・等々の理由で最近は市販のものに変えていました。つまり実用性や利便性で選べばデスクダイアリー、希少性やオリジナリティを重視すれば、“my本皮システム手帳”となるわけです。

で来年なのですが・・久しぶりに復活することにしました!お洒落な!?my本皮手帳を。6年ほど前にウィーン旅行中に購入したイタリア製品で、“PIQUADRO NIKOLAI”というメーカーのものです。

前と後にはお洒落な刺繍のデザインも施されている上、ポケットも多いため、いろんなカードや書類、名刺の収納には優れています。ただとにかく重い、、特にハードカバーの書籍数冊と一緒に持ち歩くと、結構きついのです。はたして今度は何年続くことやら・・。あとはこのシステム手帳に負けないだけの仕事をするだけ・・でしょうか!?

11月最終水揚げ

海幸丸は本早朝4:00に入港、11月最後の水揚げを行いました。総数は1600箱でうち約1000箱がヤリイカでした。1000箱のヤリイカのうち、8割がサイズの大きめの“立ヤリ”でした。数が多いだけに高値は“今ひとつ”でしたが、安値は“まずまず”といったところでした。11月も無事に水揚げ目標をクリア、“完全出来高制給与”のため、給料を受け取った乗組員は“ホクホク”です。会社には高コストの燃料費や人件費などの漁労経費を差し引けば、さほど残らないのが問題ですが・・!!海幸丸は今日の入港で明日まで“月末休み”に入ります。明日30日の10:00の出漁で最盛期12月の操業が始まります。12月も気を引き締めていきたいものです。写真は夕方に撮影した宇和海の夕日。

お歳暮に一夜干しをどうぞ

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体調も何とか回復、今日は予期せぬトラブル(騒ぎ?)もあって店頭での”一夜干し作り”も手伝っておりました。夜は青年会議所の理事会にも参加しました。練り上げられた委員会の年間事業計画も無事審議を通過しました。委員長はじめ委員会の皆様、大変お疲れ様でした!海幸丸は豊後水道南沖を順調に操業中、明日(29日)早朝の入港予定です!

12月も間近になって、贈答用(お歳暮)一夜干しの出荷準備がピークを迎えています。当店では、マアジやカマス、レンコダイなど、海幸丸で比較的安定して水揚げされる素材を原料に、毎年、自家製の一夜干しを作っています。今季はヤリイカ漁が主体のため、レンコダイやコウイカなどの原料が若干不足していますが、12月上旬にはお歳暮発送と製品加工を平行して行っていく予定です。
当店の一夜干しはピチットシート加工の急速冷凍製品で、味付けには海洋深層水で作った塩水を利用しています。ご家庭の冷凍庫でも長期保存ができますので、贈答用としてもとても喜ばれています。インターネット経由のご注文も承っていますのでどうぞご利用くださいませ!お買い物はこちらからどうぞ!

http://www.uwakai.com/h_shop.html

松井選手のメッセージ

週明けでいろいろと忙しいはずでしたが、風邪をひいたようです。朝からのども痛く微熱も・・。というわけで出社せず、自宅で休みながらデスク仕事。近所の病院にも行って薬もいただきました。昨日、スポーツセンターのサブアリーナで行われた“ふれあい運動会”にJCから参加協力してきたのですが、その時からいやな予感がしていました。一日休んで明日からは全快!といきたいところです。

≪産経新聞に寄せられたメッセージ全文≫

次々と子供たちが自らの手で命を絶つことには、僕も我慢がなりません。
いろいろな理由があるにせよ、いじめをしている人、いじめで悩んでいる人には、
もう一度じっくり考えてほしい。

あなたの周りには、あなたを心底愛している人がたくさんいるということを。
それは家族であり、親戚(しんせき)であり、友人であり、先輩であり、後輩であり、
時にはペットであるかもしれません。

人間は一人ではない。いや一人では生きてはいけないのです。
だから、そういう人たちが悲しむようなことを絶対にしてはいけないと僕は考えます。
相手の身になって、もう一度考えてみてください。

ニューヨーク・ヤンキース 松井秀喜

ラ・キュイジーヌ宇和海

早朝4:00に海幸丸入港。今回の魚種は比較的大きいサイズのヤリイカが中心でした。水揚げ総数は800箱程度でしたが、時季や天候に左右されることが少なく、安定した相場がヤリイカの強み!おかげでケース単価は今漁期で一番良かったようです。11月も残りわずか一航海、1日の“月末休み”を挟んでいよいよシーズン本番の12月に突入します!夕方は、家族で今月20日にリニューアルされた“八幡浜センチュリーホテルイトー”の7Fレストランへ行きました。その名も“ラ・キュイジーヌ・宇和海 司(つかさ)”!宇和海の豊富な海の幸をふんだんに使った料理をリーズナブルに楽しめるお店の誕生です!写真はレストランのカウンターから眺めた八幡浜の???ドル(円)の夜景!?。花に隠れて?ご覧いただけないのが残念です。

地場の魚介類をお店のメインコンセプトにしていただけるとは、私たち漁業者にとっては本当にありがたいことです。Iオーナー、Aシェフ、美味しい料理とワインをご馳走様でした。これからも宇和海料理のPRをどうぞよろしくお願いします!写真はホウボウを丸ごと使ったアクアパッツァ!八幡浜で本格イタリアンを楽しめるのは本当にうれしいですね!これからもよろしくお願いいたします。

以下は宿泊とレストラン情報です。八幡浜へお越しの際はぜひどうぞ!

〒796-0085 愛媛県八幡浜市天神通り1??1460??7
八幡浜センチュリーホテルイトー 
7Fレストラン ”ラ・キュイジーヌ宇和海 司(つかさ)”
TEL 0894??22??2200  FAX 0894??22??4811
URL www.c-itoh.com

21世紀の名曲名盤

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朝から家族で松山へ行きました。午前中は自家用車の定期点検でディーラーへ。早くも購入3年目の車で最近小さなキズが少し目立ってきましたが、購入時に施したポリマー加工が良かったのか、今回の修理で随分目立たなくなったようです。午後からは少し用事をすませた後、15:30からは松山の某ホテルで行われたJC(青年会議所)の愛媛ブロック協議会の会合に出席しました。本来なら懇親会にも出席できれば良かったのですが、明日は早朝(深夜?)に海幸丸入港予定。早めに八幡浜へ戻りました。

今日ヤマハ楽器店で、「21世紀の名曲名盤??究極の決定盤100」(音楽之友社)なる書籍を3冊も購入してしまいました。70人を超える作曲家の代表作品の数あるディスクを専門家が評価・ランキングした特集本です。最近密かにクラシックを研究中なのですが、元来のめりこみやすい性格で、いろいろと買い込んでは家内の顰蹙(ひんしゅく、こんな字だったんですね)を買っております。幅広い分野の“名盤”から聴いていきたいと願っているのですが、何ごともまずは情報収集から・・ということで、下手なディスクを購入した後で後悔して買い換えることを考えると安い買い物かと・・!我ながら説得力のある言い訳です。シリーズ3冊を全て!購入しましたので、記念に残りの2冊も掲載します!

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バルビゾンから印象派

ジャン=フランソワ・ミレー《食事の支度をする若い母親》
1847-49年頃 油彩・板 ツイード美術館蔵

昨日の朝に出航した海幸丸ですが、時化の影響もあって昨晩23:00に八幡浜へ帰港しました。それでも昨日昼間の2度の投網でヤリイカ約500箱が漁獲されました。市場での荷揚げは今朝5:00から行いました。久しぶりの連続入港!でした。例年ですと、沖の天候を見誤って漁に出てしまうと、結局投網できずに帰港して、効率の悪い操業となってしまうのですが、今回はヤリイカ漁のおかげで救われました。沖は依然として“時化模様”ですが、最盛期12月は目前!ここで中途半端な休みをとるわけにもいかず、荷揚げ後はすぐに出漁いたしました。次回は25日(日)の入港を予定しています。
地域の話題を一つ!明日11月24日から八幡浜市では、“第14回メセナ美術展「バルビゾンから印象派展」”が開幕となります。自然を主題とするバルビゾン派画家(19世紀フランス)の作品が数多く展示され、約一月の期間中は関連事業として、各々の作品紹介を行う“ギャラリートーク”や“八幡浜町並みウォッチング”も行われます。私ももちろん観に行く予定です!ご興味のある方、どうぞ八幡浜へお越しくださいませ!

第14回メセナ八幡浜美術展「バルビゾンから印象派」
場所:八幡浜市市民図書館・市民ギャラリー
日時:11月24日(土)??12月24日(日)
お問い合わせ:0894‐22‐0917(八幡浜市民図書館・市民ギャラリーまで)

19世紀はじめ、重工業化が進むフランスで、コローやミレーなどの画家は自然に目を向けた。バルビゾン村に集まり森や田園を描きとめた彼らはバルビゾン派と呼ばれ、ルノワールら自然と人間を描く印象派に影響を与える。このバルビゾンから印象派への流れを油彩画約90点でたどる。(「バルビゾンから印象派」紹介記事より)

名画の”来浜”!を記念して、同派の代表的な2作品を掲載しておきます。

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ジャン=バティスト・カミーユ・コロー《ヴィル・ダヴレーの池の水門》
1830年 油彩・カンヴァス アラス美術館蔵

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ジャン=フランソワ・ミレー《落穂ひろい》
1855-56年 エッチング・紙 北海道立帯広美術館蔵

新和食ルチア

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早朝5:30に海幸丸入港。一昨日の夕方、そして昨晩と続けてヤリイカの豊漁がありました。9月、10月と水揚げされてきた小型の通称“バラヤリ”も、11月に入って成長したようで体長15cmを超える“立ヤリ”が目立つようになりました。今回は600箱揚がったヤリイカの約6割が“立ヤリ”でした。11月も残すところ2航海です。引き続き“安全操業と大漁”でよろしくお願いします!
今日は東京原宿の新感覚の創作料理店“新和食ルチア”さまをご紹介します。海幸丸の鮮魚をお使いいただいて約3年になります。風間料理長の素材へのこだわりは筋金入り!“近未来と伝統の融合を提案する”まさに和食界に新しい風を吹き込む名店です!

新和食ルチアさま
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1??10??9
TEL 03-5413-2733 FAX 03-3405-2832
JR原宿駅 徒歩5分 千代田線明治神宮前駅 徒歩3分
無休 11:30??14:00(L.O.) 18:00??23:00(L.O.22:00)
http://www.lucia.co.jp

毎朝玄米から精米し、とぎ水にまでこだわる炊き立てのおひつご飯は絶品です!
フォアグラと煮穴子の丼セット、温泉玉子の冷製は、マスコミにもたびたび登場する当店の名物料理!
初めてのお客様には是非召し上がっていただきたいメニューです。
私もいただいたことがありますが、シェフの心意気が伝わるとても美味しい料理でした!

茶室風の個室でゆっくりとお食事、そして美味しいお酒をご堪能ください。
幻の日本酒、焼酎も各種取り揃えております。

ディナーは、5000円からのコース料理と4名さまからの大皿料理よりお選びいただけます。
どれも産地直送のこだわり素材を、シェフの職人技術で丁寧に仕上げた、魂のこもった料理です!
もちろん海幸丸から直送の天然魚も好評です!
皆様も”原宿の隠れ家、新和食ルチア”さまへ是非一度足を運んでみてください!

ヴェルディの教訓

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私用で午後からお隣の大洲市へ行ってきました。ついでにちょうど今日地方紙に掲載されていた“稲荷山公園”(大洲市新谷)の紅葉も見てきました。一面の真っ赤な紅葉がとても奇麗でした。でも個人的には、5分咲き、ではなく“5分紅葉”か“3分紅葉”?くらいのほうが好きです。先日“面河”で見てきたような感じでしょうか。昨日出漁した海幸丸ですが、またまたヤリイカ漁が順調のようです。明日23日早朝の入港予定です。以下は、かなり昔!(10年以上?)に読んだ本の記憶に残る一節です。

わずか18歳の私には、80歳などという歳は、想像も出来ないものでした。当時私は、80歳の人など、一人も知らなかったと思います。平均寿命が50歳かそこらであった65年前には、80歳は、普通の歳ではありませんでした。
そして私はヴェルディが19世紀の最高のオペラ作曲家であるワーグナー(1813‐1883)と肩を並べるほど功なり名とげた身でありながら、しかも80歳という歳で、なぜさらにもう1曲のオペラ、それも並はずれて難しいオペラを書くという、大変な仕事に取り組んだのかを聞かれて、彼自身が書いた答えを読んだのです。

「音楽家としての全人生において、私は常に完全を求めてきた。そしていつも失敗してきた。私にはもう一度挑戦する責任があった」

私はこの言葉を忘れたことはありません。それは、心に消すことのできない刻印を印してしまっています。
(中略)私は、そのとき、そこで、一生の仕事が何になろうとも、ヴェルディのあの言葉を道しるべにしようと決心したのです。そのとき、いかに年をとろうとも、けっして諦めずに、目標とビジョンをもって自分の道を歩き続けよう、そしてその間、失敗し続けるにちがいなくとも、完全を求めていこうと決心したのです。

P・F・ドラッカー

「創生の時」??P・F・ドラッカー/中内功 往復書簡??(ダイアモンド社)より

クラシックの自由時間

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23日に入港予定の海幸丸でしたが、昨晩豊後水道南沖でアマギが400箱あまり水揚げされ、急きょ今朝5:00に入港することとなりました。水揚げ総数は計900箱、アマギの他にもいつものヤリイカや活車エビ、水エソ等も揚がっていましたので、中一日の操業にしては上出来でした。海幸丸は水揚げ後10:00に出航、次も中一日操業、明後日の入港を予定しています。夕方は、年末のお歳暮発送や売出しも近いこともあって、直売店“トロール市”の月一回の定例ミーティングを行いました。今季の海幸丸はヤリイカ漁主体のため、直売店の品揃えがついつい“ありきたり”なものになりがちのようです。スタッフ全員で理想の品揃え、接客、コスト意識等について再度確認しました。
夜は19:00より八幡浜JCの理事会に出席しました。12月を前に計画されたJC事業もほぼ終了、事業の決算報告の審議が目白押しでした。来る12月6日には“年末総会&卒業式&懇親忘年会”が開催されます。理事会後は日課のジョギングですが、疲れもあって今日は3kでギブアップでした。

先日購入したソニーのウォークマン“SonicStage”ですが、なかなか優れものです。とてもコンパクトですし耐久性にも優れるため、トレーニングやジョギングのお供にも重宝しています。今のお気に入りはもっぱらクラシックで、家内のコレクションから数枚ずつ録音しながら聴いています。家内の趣味は初期ロマン派?のピアノ曲のようですが、今のところ私の興味は交響曲です。私の場合、クラシックはまだかじりはじめた初心者のため、入門書を片手に手当たり次第に聴いている状況です。比較的新しい作品から入って、時代をさかのぼって気長に?聴いていければと思っています。以下はつい最近、愛聴?している5つの作品の記録です。

■ベートーベン 交響曲第6番ヘ長調作品68《田園》他
(カール・ベーム/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団・1971ウィーン)

■モーツァルト 交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」/第41番ハ長調K.551「ジュピター」
(ジャン・スビノフスキー/ザルツブルグ・モーツアルテウム)

■マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調
(ズデニェク・マーツァル/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団・2003プラハ)

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■マーラー 交響曲第9番ニ長調
(ピエール・ブーレーズ/シカゴ交響楽団・1995シカゴ)

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■ブルックナー 交響曲第7番ホ長調(ノーヴァク版)
(クラウディオ・アバド/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団・1992ウィーン)

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こんな本まで購入して研究中です。できれば名盤から手にしたい!と思っている、何も分からない欲張りな?初心者です。

ポポラーレ

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東京高円寺にある気軽で美味しいイタリアンとパエリアのお店、“ポポラーレ”。今年9月から新しく海幸丸の直送鮮魚をお使いいただいています。主にマトウダイやオニカサゴ、ヤガラ、ホウボウといった、トロール船ならではの白身魚を豊富にお使いいただいています。魚だけでなく、本場ナポリから空輸されるモッツァレラチーズ、北海道直送の“天然きのこ”などもとても美味しそうです。海幸丸の天然魚も好評のようで、サイトでもご紹介いただいております。私はまだご挨拶に伺っておりませんので、次回上京の際には是非伺いたいと思っています。末永いご愛顧をどうぞよろしくお願いいたします。皆様も是非足を運んでみてください!上はポポラーレさまのロゴマークです!

ポポラーレさま
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-20-5 B1F
TEL 03-3337-0066
営業時間 12:00-14:30 18:00-23:30(LO22:30)
定休日 月曜日  
http://www.777-77.com/

こちらは直送している海幸丸の天然魚!こんな感じでお店へ直送しています。

(以下はポポラーレ様のサイトより)
四国・愛媛県の網元(漁船)より直接お魚が届くようになりました!
船の上から獲れている魚の情報が来ます。そして水揚げとともに市場に出る前に直接当店へ…!
びっくりするほど鮮度抜群です。
美味しいお魚は…より美味しく!と思い、この度キッチン内に備長炭の炭火を用意いたしました。
イタリア風炭火焼グリルでどうぞ。

美味しそうですねー!赤ワインも恋しくなりますので写真のみどうぞ!

写真は、すべて”ポポラーレ”さまのサイトより、転載させていただきました。


アマギ豊漁750箱

海幸丸は早朝4:00に入港しました。水揚げ総数は1500箱、中2日の操業にしてはまずまずでした。今回の漁獲物の大半はアマギ(エボダイ)です。これまでヤリイカが水揚げされていたポイントで、アマギのまとまった水揚げがあったようです。アマギは総計750箱、残りはヤリイカ、水エソがともに150箱、残りは車エビ、マツイカ、マトウダイ(モンダイ)といったところでした。漁労長は、大乗りした獲物がヤリイカではなくアマギだったことを悔しがっていましたが、水揚げがあっただけ“良し”として“漁の神様”に感謝しなければいけません。荷揚げ後はすぐに出漁、次回は23日(勤労感謝の日)に入港の予定です。写真は、アマギの競り(セリ)の様子です。

こちらは水エソのセリ風景。水エソは古くからトロール船で水揚げされてきた底魚で、蒲鉾(かまぼこ)の原料となる魚です。これから年末に向けて、八幡浜、宇和島の蒲鉾業者さんの製造がピークを迎える時季に、相場が高騰します。昨年は近年漁獲量が少なくなった水エソの相場のおかげで、12月のエソ漁で9月、10月の不調をカバーすることができました。今年は9月の解禁以降、好調な操業が続いているだけに、うまく12月の水エソ漁につながっていければ!と期待しています。

人の盛衰は善悪とは別

今日は土曜で休日、朝から家族で近くの公園(王子の森公園)へ出かけました。最近、長男が補助輪なしの自転車を覚えて行動範囲が広がっています。時々私のジョギングにも同行しておりますが、まだまだ危なっかしく、車の通る道ではヒヤヒヤしながら見ています。海幸丸は豊後水道南沖で操業中、明日早朝に入港します。

■人の盛衰は善悪とは別

盛衰を以って、人の善悪は、沙汰されぬ事なり。善悪は人の道なり。
されど、教訓の為には、盛衰を以って云うなり。

山本常朝

人の運命の盛衰によって、その人の善悪を論じることはできない。人の運命の盛衰は自然の運命によるものであり、善悪は人間の判断によるものだからである。しかしながら、教訓のためには、人の盛衰を善悪の結果のようにいうものである。

<山本常朝・田代陣基『葉隠・聞書第一「教訓」』>(徳間書店)より

大雨の教訓

夕方、自宅前から撮った宇和海です。近所の“日の丸みかん”の選果場も人の動きが随分とあわただしくなってきました。港町も年末へまっしぐら!という感じです。先日、某写真家に“にわか写真講座”を開いていただき、撮影の初歩的なコツを教えていただきました。ブログの写真もちょっとは上達するでしょうか?お楽しみに!

■大雨の教訓―思いきって濡れれば雨も苦にならぬ

大雨の戒めという事あり。途中ににわか雨にあい、濡れじとて道を急ぎ走り、軒下などを通りても、濡るることは替わらざるなり。初めより思いはまりて濡るる時、心に苦しみなく濡るる事は同じ。これ万づにわたる心得なり。

山本常朝

“大雨の教え”という心得がある。外出途中でにわか雨にあい、濡れまいとして道を急ぎ走り、軒下などを通ってみたところで、濡れることに変わりはない。最初から濡れるものと心にきめてかかれば、濡れても心は平静でいられる。この心得は万事に共通のものである。

<山本常朝・田代陣基『葉隠・聞書第一「教訓」』>(徳間書店)より

ロジャー・フェデラー

海幸丸は今朝10:00に出航。11月後半の漁に出かけました。船を見送った後は、伊方町大成へいつものサザエの買い付け、昼からはトロール市で、ある方からいただいた“マグロの柵(さく)どり”や事務所での書類整理等々。夕方はいつものジョギング5k、その後は19:00からJC(青年会議所)の三役会へ出席して帰宅しました。日程調整の都合上、一件、別の会合へは出席できませんでした。申し訳ありませんでした。海幸丸の次回入港は19日(日)の予定です。柵どりしたマグロは自家製“鉄火丼”で美味しくいただきました。海幸丸でもさすがにマグロは網にかかりません。というわけで久しぶりに美味しいマグロを堪能させていただきました。どうもありがとうございました!

今ほど上海で行われているテニスのマスターズカップ、ロジャー・フェデラーVSイワン・ルビチッチを観戦しておりました。もちろんテレビで!です。しかしこの王者フェデラーの強さは何なのでしょうか。高校生の頃ファンになったエドベリ以来、テニス観戦歴は結構長いのですが、ここまでメンタル、フィジカルともに強い選手というのは初めて見る気がします。個人的には、近年はサービスのハードヒッターがランキングの上位を占める中、ラリー重視の”柔よく剛を制す”のプレースタイルが好きなのですが、何といっても強さの秘訣は、ここ一番!の集中力、メンタルタフネスはないでしょうか。まさに正真正銘の史上最強のオールラウンドプレイヤーです。ランキング1位もどこまで続くのでしょうか?いやー見習いたいものです。レベルもラベルも違いすぎますが・・。あまりに格好いいので写真だけ掲載しておきます!


人は武士、柱は檜、魚は鯛

海幸丸は早朝4:00に入港、今日の水揚げ総数は1500箱でした。内訳はヤリイカが“立ヤリ”、“バラヤリ”を合わせて1000箱、アマギが250箱、水エソが80箱、マツイカ(スルメイカ)が約50箱、残りは車エビやアカムツ、モンダイ、ヤガラ、コウイカ・・といったところでした。時化の影響もあってヤリイカ、水エソともに今日の相場は“上々”でした。水揚げ終了後、第15海幸丸は船体改造後の燃費効率削減効果を測定するための最後の走行試験を行いました。午前11時には八幡浜港へ帰港、出漁は明日の10:00を予定しています。11月後半も気を引き締めなおしていきたいものです。

今日の一日一魚は、天然真鯛(マダイ)です。“人は武士、柱は檜、魚は鯛”という昔の言葉もあるようで、日本の元祖高級魚です。一般的には“桜鯛”といわれて、旬が春のように思われがちですが、実はこの時季のマダイの味は“今ひとつ”なのです。ここ豊後水道では、やはり冷え込んでくる秋から冬にかけて(ちょうど今くらい)のマダイが身の締まりもよく、味も美味しくなります。

海幸丸の操業海域では、毎年9月に操業している鹿児島沖漁場にマダイのポイントがあるのですが、今季は、原油高とヤリイカの豊漁であまり行っていません。鹿児島沖では一航海で100??200箱程度の水揚げもありますが、今の豊後水道や古満目沖の漁場では10箱??20箱程度の水揚げです。写真はスチロールの6入マダイ、こちらで1尾1??1.2k前後のマダイです。ちょうど手ごろで美味しいサイズです。

海幸丸で水揚げされるマダイは、一本釣りとは違って、沖で血抜きをして氷で締める“沖締め”という方法で鮮度を保持して市場に水揚げします。トロール物のマダイは、釣物や養殖物に比べて身が柔らかく、脂がまわっている分、味が濃く日持ちが良いのが特徴です。そのため、業務店ではフランス料理などの火を入れるメニューにも相性が良いようです。旬の時季のマダイをお刺身で食べていただければ、上品な脂の乗り具合がお分かりいただけるはずです。

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写真は約800gの真鯛の姿焼き。いろんなお祝い事には欠かせない料理です。
刺身や塩焼き以外でも、お吸い物、煮付け、兜煮と何にしても美味しく花のあるまさに“万能高級魚”です。
当地愛媛県の南予地域では、真鯛を使った“鯛めし”が郷土料理です。いろんな作り方がありますが、今度は我が家の作り方をご紹介いたしますのでお楽しみに。

神の子どもたちはみな踊る

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早くも11月の半ば、今年も残すところわずか一月半になりました!時間が経つのは本当に早いものです。今日、家電ショップでソニーの“ウォークマン”を購入しました。ウォークマンといっても昔のカセットやCDを再生するものではなく、パソコンを経由して音楽を自在に取り込んで再生できるもので、“SonicStage”という製品です。曲の長さにもよりますが、およそ1000曲ものデータが入るらしい?のです。最新の芸能情報だけでなくIT事情や家電情報にもめっぽう弱い私には、自分で商品を選択できるだけの知識もなく、店員さんに薦められるままに商品購入となりました。早速、お気に入りのクラシックを1枚取り込んで聴いています。
海幸丸は豊後水道南沖で操業中です。アマギ、ヤリイカの漁が好調で明日入港の予定です。明日は水揚げ後、最後の”走行試験”を行い、乗組員は”中休み”に入ります。上は昨日読み終えた小説、村上春樹「神の子どもたちはみな踊る」(新潮文庫)です。以下作品紹介です。

内容(「BOOK」データベースより)
1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめる…。大地は裂けた。神は、いないのかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたちは内なる廃墟を抱えていた―。深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。

内容(「MARC」データベースより)
しんと静まりかえった心の中のいちばん深い場所で、たしかに、それは起こった-。小さな焚き火の炎のように、深い闇の中に光を放つ。『新潮』連載「地震のあとで」に書下ろし一篇を加えた初の連作小説。

みかんと魚のまち八幡浜

昨日出漁した海幸丸ですが、今回も豊後水道南沖でアマギのまとまった水揚げがあって、急きょ今朝6:00に入港しました。水揚げ総数は500箱あまり、うち400箱がアマギでした。今日は水揚げ後すぐに出漁、現在は豊後水道南沖でヤリイカ漁を中心に順調に操業中です。海幸丸は次回入港でいったん月の“中休み”となりますが、次の入港日に合わせて、進行中の“省エネルギー合理化事業”に基づく船体2次改造後の最終走行試験を実施する予定です。現在のところ、次回入港は15日(水)を予定しています。

写真は、今朝市場の帰りに“権現山(ごんげんやま)”中腹から撮影した宇和海。“日の丸みかん”の生産地“権現山の段々畑”も一面オレンジ色に色づきはじめました。港町八幡浜では、これから年末にかけて漁業は最盛期となりますが、もう一つの基幹産業である“柑橘(みかん)”も収穫・出荷のピークを迎えます。“みかんと魚のまち”八幡浜が1年で一番あわただしくなると同時に活気づく!季節です。八幡浜の再生はまず基幹産業から!今季がお互いの生産者にとって良いシーズンとなりますように!

リストラ除けに臼杵石仏!

海幸丸は本早朝入港。今回は久しぶりにアマギ(エボダイ)が豊漁で、相場もまずまず、中1日の操業にしては上出来でした。この調子で11月も乗り切りたいものです。海幸丸は引き続き、豊後水道南沖での操業を予定しています。
私のほうは今回のJC事業の担当委員長でもあり、11日は臼杵泊まり。翌朝は国宝“臼杵石仏”を見学してきました。臼杵石仏は平安から鎌倉時代に彫られたといわれ、60余体の磨崖仏は重要文化財の指定を受け、長い月日をかけて保存修復工事が行われているそうです。写真は地蔵十王像(鎌倉期の作)。臼杵石仏の中には、落ちていた(飛んでいた?)頭部(首)を、修復作業でつなぎ合わせたものもあるそうで、それが理由か、“リストラ(首切り)除け”のご利益もあるそうです。私も手を合わせてきました!
臼杵からは昼の便に乗船、15:00に八幡浜へ到着、松山からコンサートに訪れた知人を”諏訪崎”へ案内した後、昨日の酒を抜く?ために街中をジョギング5k、夕食後は早めに休みました。交流会にご参加ご協力をいただきました皆様、ありがとうございました。

臼杵JC様との交流会

八幡浜JCの年一回の恒例事業、“臼杵JC様との交流会”に参加いたしました。この交流会は両青年会議所間で25年以上も続いている伝統事業で、毎年交互にお互いの都市を訪問しています。今年は八幡浜JCが臼杵を訪問いたしました。11:45に八幡浜??臼杵便に乗船、八幡浜からはメンバー14名の皆様が参加いたしました。臼杵到着後は、地元のボランティアガイドさんのご協力のもと町並みを散策、17:30から懇親会が開催されました。

臼杵市は、大友宗麟によって築かれた“臼杵城”をもつ城下町として知られます。
歴史的に海外との交易も盛んであった都市だけに、南蛮文化の面影が色濃く残る建築物が豊富にありました。

写真は、江戸時代後期、酒の貯蔵庫として使われていた「久家の大蔵」
壁面にあしらわれているのは、ポルトガルの伝統的装飾絵“タイル・アズレージョ”
白壁に映える青が美しくとてもお洒落でした。

こちらは酒蔵。向かいには、味噌や醤油の醸造蔵もあります。

上は龍原寺三重塔。聖徳太子を祀る塔で安政5年(1858年)の竣工。
九州に2つしかない江戸期の木造三重塔。

「海神丸」、「秀吉と利休」などの作品で知られ、法政大学総長も務められた臼杵出身の女流作家、野上弥生子氏の記念館。

臼杵出身の実業家で、三菱財閥の基礎を築いたといわれる荘田平五郎氏が寄贈した図書館脇にある書庫。
福沢諭吉の蔵書も保存されています。

他にも臼杵城跡や武家屋敷、洋風のお洒落な建築物も多数、見学しました。
石畳を中心とした景観が街全体に統一されていて、歴史を感じさせる美しい町並みでした。

ぱしふぃっくびいなす

海幸丸は今朝4:30に入港しました。今回はヤリイカ漁がやや不調で、水揚げ総数は800箱足らずでした。ただし相場は、ヤリイカ、水エソともに“まずまず”で、中一日の操業にしては満足のいく出来でした。本日は早くも金曜日。私は週1回の中小企業支援センター(大洲商工会議所)の当番日で10:00からは大洲へ。夜は八幡浜JCの青少年開発委員会に出席しました。次年度の年間事業計画もいよいよ大詰め!委員長、そしてメンバー皆様、もう一分張り頑張りましょう!明日からは、JC事業(臼杵JCとの交流会)で大分県臼杵市を訪問します。

写真は、昨日八幡浜港に突如?現れた豪華客船“ぱしふぃっくびいなす号”!(2万6518トン、全長183m、旅客定員696人)。八幡浜港に入港する船舶としては最大規模とのこと。横浜港を発着して全国をクルージング中!だそうで、ツアー料金は13??90万円(客室のグレードは7ランク!)です。皆様、ロイヤルスイートルームなどいかがですか?

天然特大車エビ

海幸丸は豊後水道南沖で操業中です。今回はヤリイカの水揚げが若干少ない模様で、蒲鉾(かまぼこ)の原材料となる“水エソ”や“車エビ”、小さな“スルメイカ”(白イカ)などが少しずつ水揚げされているようです。入港は明日(金)早朝の予定です。久しぶりの“一日一魚”!今回は豊後水道南沖でここ3年ほど水揚げが好調の“天然特大車エビ”をご紹介します。

日本人の“エビ好き”は世界的に?有名ですが、国内で流通消費されているエビのおそらく9割は外国産ではないでしょうか。中国や東南アジアでは、以前から日本人向けのエビの養殖が盛んで、日本国内に出回るエビの大半はこれらの国からの輸入物だからです。輸入の冷凍エビは大きく“大正エビ”と“ブラックタイガー”に分かれますが、有頭、無頭やサイズによっても規格は実に多彩です。

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ご存知のとおり、数あるエビの中でも最高級品とされるのがこの車エビです。しかも海幸丸で水揚げされる車エビは、“近海物”で尚且つ養殖ではなく“天然”、しかも冷凍ではなく“生(フレッシュ)”ということで最高級の要素が3拍子も揃っている、貴重なエビなのです。以前の漁獲量はそれほど多くなかったのですが、最近になって豊後水道でまとまった水揚げがみられるようになりました。サイズは15cm??20cmくらいのものが多いのですが、中には体長が30cm近くもある特大サイズも水揚げされます。

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1年を通じて高値で取引されていますが、クリスマスや年末ともなると価格はさらに高騰、“活車エビ”の大サイズともなれば、浜値でも1匹1500円を越える!値がつくこともあるほどです。写真は、活魚で水揚げされた車エビ!入社したての頃、活きている車エビをそのまま殻をむいて刺身で丸ごと食べていたことがありますが、本当に絶品!でした。価格を知って以来、たとえ船主といえども食べるのを躊躇しておりますが!

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とういうわけで我が家に持ち帰るときは、いつも傷物(キズモノ)や頭が取れたはね物、もしくは“脱皮途中”の車エビです。それでも十分美味しいですよ。養殖のブラックタイガーや冷凍のエビとは、身の“ぷりぷり感”が全く違います。フライでも天ぷらでも塩焼きでも、料理の如何にかかわらず、味の違いはお分かりいただけるはずです。

入荷量がさほど多くないため、日時指定のフレッシュでのお届けには対応しかねますが、ご予約にてお届けすることは可能です。また、当店では今年の“お歳暮特別商品”として、海幸丸の一夜干しと天然車エビ(急速冷凍)をセットにしたギフト商品もご用意しております。
詳しくはお気軽に当店までお問い合わせください。
皆様も是非一度、“国産の最高級天然車エビ”をお試しくださいませ!

得意の時、失意の時

海幸丸は本早朝に入港しました。中2日の操業で水揚げ総数は2200箱あまり。今回は全国的な時化の影響もあって、ヤリイカの相場は“今季最高値”となりました。トロール船で水揚げされる魚には、鮮度や品質、色などによって3??4段階くらいの“等級”に選別して競り(セリ)にかけられます。丸魚の場合は、いわゆる上級品と下級品の価格差が大きいのですが、ヤリイカの場合は等級間の差が丸魚ほどにはありません。今回のように時化の影響で全国的に品薄の場合には、特に中??下級品の価格が下がらず、平均単価が上がる状況となります。同じ水揚げ量でも競りの日(入港日)が1日違うだけで、水揚げ金額は2割も3割も違ってくることもあるわけです。「“何とか”と相場には勝てん」という昔からの言葉がありますが、市場の競りの特徴を本当にうまく言い表したものです。

恩裡に由来害を生ず。故に快意の時、須らく早く頭を回(めぐら)すべし。
敗後に或いは反って功を成す。故に払心の処、便(すなわ)ち手を放つことなかれ。

洪自誠

人情は変わり易いので、恩恵を蒙っている時は、よく注意しないと、昔から不慮の災害が生じ易い。それ故に、満足して得意になっている時には、「坑竜悔いあり」で、よく前後を顧みて、禍にかからないようにしなければならない。また、失敗を重ねて努力するならば、かえって成功することがある。それ故に、思うようにならない時には、あきらめて投げ出してはいけない。
得意の時ほど危険な状況はないので一段と緊張し、失意の時は大いに忍耐すべきである。何事も百折不撓の勇猛心をもって、成し遂げなければならないという覚悟が必要である。

<洪自誠「菜根譚・前集十」久須本文雄訳>(講談社)より

JC経営セミナー

午後から松山で会合一件、夕方は八幡浜に戻って、19:00より八幡浜青年会議所の例会に参加しました。本日の例会では、経営開発委員会主催の“経営セミナー”が開催され、OBであるY先輩のお話を拝聴いたしました。20代で事業を承継して30歳で実質の経営者に。その後、本業を維持しつつ積極的に新規事業へ挑戦され、実績を築いていらっしゃる活動的な方です。身近な先輩からの経営の実体験に基くお話だけに、とても説得力のある興味深い内容でした。“事業は関連会社の協力があって初めて成り立つ、協力いただく会社を大切に”、“モチベーションを高めるには、責任ある仕事を与えて適切に評価”、“これからは顧客満足だけでなく、従業員満足が大切”等々、どれも基本的といえば基本的?かもしれませんが、つい忘れがちで且つ実際に社内で具体化するのは難しいことばかりです。気付かされることの多いセミナーでした。Y先輩、貴重なお話をありがとうございました。海幸丸は明日8日(水)4:30に入港します。

回転木馬のデッド・ヒート

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海幸丸は古満目沖漁場で順調に操業中です。本夜半には、豊後水道南沖へ漁場を変更して操業、明後日(8日)に本船入港の予定です。先航海は予期せぬ故障もあって不本意な操業だったため、今回は順調にいってほしいものです。さて、昨日のトレイルランから一夜明けました。筋肉疲労はないのですが、足首に微妙な違和感があります。大小の岩や窪み、丸太の切り株等々、足場の悪い凸凹道の“下り”が特に応えたようです。それでも“打倒S君”を目標に今日の夕方も走ってきました。今はビールを飲んでいますが・・。

昨日読み終えた村上春樹の短編集「回転木馬のデッド・ヒート」です。今年は、惜しくも“ノーベル文学賞”の受賞はなりませんでしたが、来年はかなり有力との見方が強いですね。個人的にはノーベル賞をとっても、大江さんのような思考様式にはなってほしくないのですが。いろんな意味で・・。愛媛の生んだ偉人に向かって失礼ですね。
最近、私はすっかり村上春樹の短編小説にのめり込んでしまって、どこへ行くにも手放せないアイテムになっています。本書は、著者の体験、伝聞した“事実”に基づいた小説で、そういう点では、近著「東京奇譚集」に近い感じでしょうか。特に私が面白いと感じたのは、「タクシーに乗った男」、「プールサイド」の2作品でした。以下は、両作品の印象的な文章のメモです。

「この話には教訓があります」と彼女は最後に言った。
「自分自身の体験によってしか学びとることのできない貴重な教訓です。それはこういうことです。
人は何かを消し去ることはできない―消え去るのを待つしかない、ということです」
彼女の話はそこで終った。
―「タクシーに乗った男」より―

それでも彼は35歳の誕生日を自分の人生の折りかえし点と定めることに一片の迷いも持たなかった。そうしようと思えば死を少しずつ遠方にずらしていくことはできる。しかしそんなことをつづけていたら俺はおそらく明確な人生の折りかえし点を見失ってしまうに違いない。妥当と思われる寿命が78が80になり、80が82になり、82が84になる。そんな具合に人生は一寸刻みに引きのばされていく。そしてある日、人は自分がもう50歳になっていることに気づくのだ。50という歳は折りかえし点としては遅すぎる。百まで生きた人間がいったい何人いるというのだ?人はそのようにして、知らず知らずのうちに人生の折りかえし点を失っていくのだ。彼はそう思った。
二十歳を過ぎた頃からその<折りかえし点>という考え方は自分の人生にとって欠くべからざる要素(ファクター)であるように彼は感じつづけてきた。自らを知るには自らの立った場所の正確な位置をまず知るべきだというのが彼の考え方の基本だった。
―「プールサイド」より―

以下は講談社紹介文です。

現代の奇妙な空間―都会。そこで暮らす人々の人生をたとえるなら、それはメリー・ゴーラウンド。人はメリー・ゴーラウンドに乗って、日々デッド・ヒートを繰りひろげる。人生に疲れた人、何かに立ち向かっている人…、さまざまな人間群像を描いたスケッチ・ブックの中に、あなたに似た人はいませんか。

八幡浜トレイルラン

海幸丸は今朝6:00に入港。途中で故障もあったため、豊後水道南沖でヤリイカ中心の漁をして次の航海へ“仕切りなおし”しました。丸物(丸魚)は依然として相場安が続いていますが、今回は数量も少なかったヤリイカはまずまずの相場でした。次回は8日(水)の入港予定です。
今日は、第6回目の“八幡浜トレイルラン”が八幡浜市スポーツパーク(双岩)で行われ、私も昨年に引き続き出場してまいりました。山林の中の文字通り“獣道”を激走するのですがトレイルラン!このコースはMTB(マウンテンバイク)のオリンピック予選も行われた名コースです!今回は8月入社の自称“健康オタク”のS君(30歳)もエントリー、昭和水産からは2名で参加しました。

出場種目は男子5kの部です。中には八高陸上部出身の元国体選手もエントリーされてました。昨年は大雨の中、泥まみれになって走ったのですが、今年は打って変わっての快晴、気温も20度を超えていたようです。5kの部へのエントリー数は67名、結果は”13位”でした。昨年が58人中27位でしたので着実に?伸びています。日頃のトレーニングの成果でしょうか。
しかし・・です。個人の結果には満足なのですが、我が社の”健康オタク”S君には負けてしまいました。彼の順位は何と9位!やりますねー。前半は私がリードしていたのですが、給水ポイントでかわされてしまいました。終盤には追い上げを試みましたが追いつけません。やはり最後はスタミナ切れで万事休す・・でした。年齢差以上に、おそらく日々の酒量の違いが敗因でしょうか。こちらは減らすつもりはありませんが・・。アルコールの量に合わせて?日々の走行距離を伸ばしていかないといけないですね。来年は負けないように頑張ります!

ゴール直後のS君との2ショット。涼しい顔をしているのが悔しいですね。
もちろんゼッケンには昭和水産ロゴマーク!会社のPRもしてきました。

レース終了後、抽選会もあって私は“蜂蜜”、S君には“つめきりセット”が当たりました。
”お魚の詰め合わせ”が当たらなくて良かったです。会場が大爆笑?になるところでした。
実行委員会の皆様、大変お世話になりました。
今回の大会には、同級生や花屋の友人、居酒屋の店主・・と見知りの方々も参加されておりました。
皆様、大変お疲れ様でした。次は来年2月の“駅伝カーニバル”に向けて頑張りましょう!

面河(おもご)渓谷

紅葉の秋!ということでドライブがてら“面河(おもご)渓谷”まで出かけました。愛媛県には、海だけでなく!滑床や小田深山(内子)、成川(鬼北町)、稲荷山(大洲)と紅葉スポットも無数にあります。今回は、家族で出かけたことがないポイント、そして紅葉だけでなく渓谷も・・ということで、面河(久万高原町)となりました。八幡浜からは車で約2時間でした。

途中、昼の食事に立ち寄った内子町。川の水に戯れるわが息子たち。

以下は紹介サイトからの引用です。

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西日本の最高峰石鎚山の南麓に広がる四国最大の渓谷。見渡す限りの大樹海、いたるところから突き出した断崖、滝、奇岩など変化に富んだ見事な自然美が広がる。
石鎚山のふもと、面河渓の紅葉は10月下旬から色づきはじめ、白い岩肌に黄、赤の紅葉とすばらしい景観が楽しめます。五色河原・蓬莱渓・紅葉河原など様々な渓谷美を楽しめます。また、渓谷の流れに耳を澄ませながら、散策をすれば心身ともリフレッシュできます。
往復約1時間のコース。途中で山草などの観察をしてみてはいかがでしょうか。
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連休ということもあって、大勢の家族連れや写真愛好家の方々で賑わっておりました。県外からのお客さんも多い様子でした。
紅や黄の紅葉はもちろん、渓谷の岩肌、透き通る水、木々と青い空とのバランスが何とも絶妙でした!
私の拙い写真でどこまでお分かりいただけるか・・?
とりあえず数点紹介してみます!

皆様も是非行ってみてください。

□面河渓谷

住所:〒791-1710 愛媛県久万高原町若山
問い合わせ:久万高原町面河支所産業観光課 0892-58-2111
アクセス:JR「松山駅」から伊予鉄道「松山市駅」??「面河行」「石鎚山・土小屋行」の伊予鉄バス「面河」下車
概要:石鎚山の南麓、石鎚スカイラインの入口に位置する渓谷。夏はキャンプ、秋は紅葉狩りなど四季折々の渓谷美が楽しめる。また、珍しい野生動物モモンガ、アナグマ、クマタカなどが生息している

日本国憲法公布60年

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今日は11月3日、“文化の日”です。世間では今日から3連休の様子?です。昨日出漁した海幸丸は高知沖漁場へ直行、同漁場では今期初めての漁を始めましたが、突如、1号船(第15海幸丸)の機関(エンジン部)にトラブルが発生しました。結局漁場での修理はできず、部品等の交換も必要となったため、2号船に曳航されながら八幡浜へ帰港しました。昨日まで休みをとり、本船もドックインしていただけに、実にタイミングの悪い故障でした。気を引き締めないと・・と話していた矢先のトラブル発生でした。修理は19:00に終了、すぐに出漁いたしました。明日は豊後水道南沖でヤリイカ中心に漁を行い、予定通り明後日には入港の予定です。上は曳航されて入港する海幸丸。

今年の“文化の日”は、実は“節目”となる祝日?のようです。といいますのも、この祝日の由来はもともと“日本国憲法”が公布された日で、今年でちょうど60年目を迎えるためです。憲法の公布日が“文化の日”となったのは昭和23年のことだそうで、ご承知のとおり“戦争放棄”を謳う日本国憲法の理念は平和的、かつ文化的な色彩が濃いとの理由で、この名称(文化の日)となったようです。
それにしても戦後占領下の混乱の中で、アメリカ側に“押しいただいた”日本国憲法ですが、この環境変化の激しい時代に、60年間、一点の改正も加えることなく守り続けてきたことは、ある意味、相当の労力が払われてきました。特に政権交代や与党交代のたびに繰り返される憲法解釈論議も、かなり苦し紛れのように見えますし、国際情勢の変化に合わせて“解釈そのもの”をも変化させて、乗り切ってきた状況にはかなりの無理を感じてしまいます。そういう意味では、戦後60年間もタブー視されてきた憲法論議が、ここにきて活発になっていることはとても喜ばしいことではないでしょうか。
安倍新総裁の誕生で、最近にわかに脚光を浴びているのが、憲法改正論の元祖、岸信介元総理です。日米安保条約の改定を強力に推し進め、全国的な盛り上がりを見せた反対運動の中で、「いつか評価される時代がくる、声なき声に耳を傾ける」という名言を残して、その実現とともに退陣したのが岸内閣でした。条約改定によって強化された日米のパートナーシップが、その後の日本経済繁栄の礎になったという点で、その功績は高く評価されて当然といえます。皮肉なことに首相在任中は、全国的な反対デモの中で、“安保反対”がそのまま“打倒岸”のスローガンとなって、学生運動の格好の餌食となってしまいました。加えて“元A級戦犯”としての老獪なイメージも重なり、当時の世論の支持率は必ずしも高くなかったようです。
今となってみれば、片務的な色彩を改めた条約改定の功績に異論の余地はないのですが、実は岸氏の最大の政治信念が“自主憲法の制定”(憲法改正)でした。先日テレビで、老いた岸元総理がインタビューに答えて、「私の目の黒い内に憲法は改正されないのか・・」と嘆くように訴えていた古い映像がとても印象的でした。戦後占領下の吉田内閣では、国体護持のために占領軍主導で創案された憲法を受け入れざるを得なかったわけです。その後、“保守合同”が実現し、鳩山一郎、岸信介と改憲派の内閣が続き、一時的に改憲の機運も高まりをみせた時代もありました。しかし岸内閣以降は、池田勇人、佐藤栄作と経済重視路線の内閣が続き、憲法改正の論議は下火となってしまいます。結果、憲法論議はタブー視されたまま今日を迎えました。
先日ある会合で、“戦後日本は経済至上主義を掲げたか否か”について、少し考えさせられたことがありました。“経済至上”か否かは分かりませんが、教育や憲法、軍事といった国の根本政策に優先して、経済が重視された面はあるように思います。そうだとすればターニングポイントとなったのは岸内閣以降、“所得倍増”を掲げた池田内閣あたり?となるのでしょうか。もちろん経済成長路線の政策が今日の豊かな日本を築いているわけですが、一方で軽視された重要政策は後回しとなって、そのつけが今日の日本の大きな課題となっている面は否定できないと思います。一度も手を加えられなかった日本国憲法もその一つではないでしょうか。政権は吉田、岸両氏の孫の世代に移りました。安倍政権はまさに祖父の“悲願”を引き継ぐ内閣です。憲法改正の世論の高まりに注目したいと思います。

海幸丸第2次改良実施

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上は地元造船所にて、2点目の船体改良を行う海幸丸(船尾)です。昨日から続いた作業も14:00には終了し、17:00には漁場へ向けて出漁しました。11月からは新たに高知沖漁場が解禁となるため、今回は複数ポイントでの操業も計画しています。魚の需要が増え、魚価が上向く11月から年末にかけてのシーズンは、トロール漁業にとっては漁期中でもっとも大切な時季です。漁のシーズン到来に合わせて、目安となる“水揚げ目標”も当然上がってきます。11月も気を引き締めなおしていきたいものです。次回入港は11月5日(日)の予定です。

聖母幼稚園餅つき大会

海幸丸は朝4:30に入港。水揚げ総数は1900箱でした。今日で10月の操業は終了して、乗組員は明日まで月末の休みとなります。通常なら水揚げ終了後、乗組員はすぐに帰路に着くのですが、今回は地元の造船所へ船を入れるため、午後には再度集合となりました。海幸丸は、昼過ぎには無事ドックイン、水産庁の認可を得ている“省エネルギー導入技術促進事業”に基づく2点目の改良を行います。相変わらず“高止まり”している原油価格ですが、今回の改良は船体に負荷のかかった“曳網時”(操業中)の燃費効率向上が見込まれるだけに、その効果に期待したいところです。何はともあれ今漁期、9月、10月を無事に乗り切れたのは、ヤリイカ様!(写真)のおかげです。11月からもよろしくお願いいたします!海幸丸は明日夕方の出漁予定です。

今日の午前中は八幡浜聖母幼稚園の餅つき大会!私も仕事の合間に?参加しました。
かなりの睡眠不足でしたが、我ながらたいそうな量の餅をつきました。
上はいつもお世話になっている”父母の会会長”との息の合った?餅つき!
皆様どうもお疲れ様でした!

こちらはハビエル・レチョン園長との2ショット。

漁業は文化

写真は昭和20年代のトロール船「第一天神丸」です。現社長の父が経営していた??天神水産(当社の前身)の所有船です。当時は現在のような鋼船ではなく、なんと木船、漁網も今のような自動巻上げ式ではなく手作業の時代でした。漁労技術発展の歴史は、まさに魚を基幹とするこの地域の特色ある文化であり、大切な資源です。“技術を継承すること”はすなわち“文化を守ること”です。多方面の知恵を結集して、この漁業の危機を乗り越えたいものです。海幸丸は明日1日早朝の入港予定です。乗組員は明後日まで休みとなります。

時の流れを認めよ

午前中、大洲市のT小学校で授業を受け持ちました。といいましても本物の授業ではなく、課外授業のようなものです。松山市のNPO法人“ベンチャーアライアンス協会”が小学生を対象に企画している“ビジネス講座”です。大洲市の名産品である“お菓子”の商品企画から販売までを模擬体験してみようとの取り組みで、今回は5年生の授業に私が外部講師として招かれました。今日のテーマは“プレゼンテーション”でした。声は大きく、ハキハキと、伝えたいことの要点を絞って・・などと説明していますと、自分の話し方もじっくり観察されているようで?妙に緊張してしまいました。
午後からは、会社に戻って船員給与の計算や営業先の整理等々。海幸丸は明後日に入港して、再度ドックイン、燃費効率を高めるために2点目の船体改良を行います。乗組員はその間に“月末休み”の予定です。

時代の風というものは、かえられぬ事なり。段々と落ちさがり候は、世の末になりたる所なり。
一年の内、春計りにても夏計りにても同様にはなし。一日も同然なり。
されば今の世を、百年も以前の良き風になしたくても成らざることなり。
されば、その時代々々にて、よき様にするが肝要なり。
昔風を慕い候人に誤りあるは此処なり。合点これなき故なり。
又当世風計りと存じ候て、昔風を嫌い候人は、かへりまちもなくなるなりと。

山本常朝

時の流れというものは、かえることができない。次第に世の中が堕落してきたのも末世になったためであり、仕方のないことである。一年の間、春ばかりとか、夏ばかりとかいうことはありえない。一日の中においてもそうである。
従って今の世を、百年も昔のよい時代にしようと考えてもできることではない。だから、その時代時代に適応して、最もよいように努力する心がけが大切である。
昔風ばかりを慕う人の誤りはこの点が理解できないところにある。
そうかといって、当世の風ばかりをよいと思いこみ、昔風を嫌う人々は、思慮浅く、軽薄な心がけのものである。

<山本常朝・田代陣基『葉隠・聞書第二「教訓」』>(徳間書店)より

宇和海の夕日

海幸丸は本早朝入港。これまでの漁獲の中心は小さいサイズのヤリイカ(バラヤリ)でしたが、先航海からは若干大きめのヤリイカ(立ヤリ!)も少しずつ水揚げされているようです。10月も残すところ一航海です。私のほうは午前中に愛媛へ帰省、夕方前に八幡浜へ戻ってきました。出張明けということもあって、今週は何かと忙しくなりそうな感じです。週末にはトレイルランニングの大会もあるため、早速ですが夕方はジョギングに出かけました。上は宇和海に沈む夕日です。

多摩川の蝙蝠

午前中に日本橋の営業先を一件訪問、昼は久しぶりに淳久堂書店でゆっくりと調べ物と本探し、少々まとめ買いをしてしまいました。夜は、お取引いただいている池尻大橋のイタリア料理店へ食事に行きました。とても気さくな名物シェフNさんもお元気そうでしたし、お店も満席のご様子でした!美味しい料理とワインをご馳走様でした。上は夕刻の多摩川。土曜ということもあってサッカーやミニコンサート、バーベキューなどなど、河川敷も賑わっていました。うっすらと写るのは蝙蝠(こうもり)!です。東京出張最終日でした。

イルマーレ

海幸丸は本日早朝入港しました。水揚総数は800箱あまり。今回はヤリイカの数も少なかったためか、相場はまずまずだった様子です。私のほうは出張2日目。午前中、赤羽の水産物卸会社、午後からは青山の某レストランカフェ、続いて神田和泉町の料理店を訪問しました。全て新規の営業先です。海幸丸の天然魚を気に入ってお使いいただければ良いのですが・・末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。
夜は、久しぶりに映画(レイトショー)へ。宿の最寄りの映画館では上映が今日までということもあって「イルマーレ」を観てきました。同名の韓国映画のリメイク版で、主演はキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックです。さて内容は・・皆様観てのお楽しみです。ポールマッカートニーの歌声がとても懐かしかったです。

象の消滅

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午後から赤坂のレストラン、夕方は横浜の食材卸・企画会社を訪問しました。貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。お互いの会社とって、実りあるビジネスとなるよういろんな工夫をしたいものです。双方の方ともに言われていましたが、全般的に水産物の価格が上昇しているとのこと。私たち漁業者にとってはプラス要因ですが、規格品や輸入食材に頼ってきた飲食チェーンや加工メーカー等の仕入にはかなり影響もあるようです。真に価値あるものが全うな価格で流通されて、消費者に適切な対価を払っていただく・・口で言うのは簡単で当たり前の理屈なのですが、何が価値か、というのは流通の各段階や業種・業態でまちまちです。鮮魚流通の面白いところでもあり、難しいところでもあるのですが・・。
上は出張中のお供(友)で、ほぼ読み終えました。短編集なので細切れの移動時間の多い東京出張には良い本でした。 村上春樹「象の消滅/短編選集1980??1991」(新潮社)

1993年Knopf 社で編集、出版された短篇選集『The Elephant Vanishes』は英語圏で好評を博し、ロング・セラーとなっている。その日本語版がついに刊行! 英語版から著者みずから翻訳を試みた、新バージョンの「レーダーホーゼン」など初期短篇17作品。更にNew Yorkerデビュー当時を振り返る書下ろしエッセイも収録した話題作。ニューヨーカーに選ばれ、世界で読まれ、日本に再上陸した初期短篇の数々。アメリカデビュー当時を語るエッセイなど話題満載の短篇集。(以上、Amazon.com書評より)

私が面白いと感じたのは、

「ねじまき鳥と火曜日の女たち」
「4月のある晴れた朝に100%の女の子と出会うことについて」
「眠り」
「ファミリーアフェア」
「窓」
「踊る小人」
「午後の最後の芝生」

といったところです。以上、出張の途中経過と読書の記録でした。

テーマは歴史と文化

早朝5:00に海幸丸入港。水揚総数は1700箱余りでした。大半はヤリイカなのですが、今朝は若干ですが、豊後水道南沖で獲れたマダイや車エビ、アカムツといった高級魚も水揚げされていました。今日の市場は、休市明け、そして時化の影響もあってか、先航海とは一転、ヤリイカ、丸魚ともにまずまずの相場となりました。海幸丸は10:30に出漁、次回は明後日(金)の入港予定です。私は明日より3日間、出張の予定です。写真は車エビとマダイの競りの様子。

夜は昨晩の三役会に引き続き、八幡浜JCの青少年開発委員会に出席。目玉事業となる”いろは塾”もだんだんと骨格が出来上がってきました。青年会議所の年間事業計画は、前年の10月には、事業の概略決定や予算の積み上げ等を行っておく必要があるため、毎年この時期の各委員会の委員長、副委員長さんは必至です。
いろは塾のテーマは、八幡浜の”歴史と文化”!小学生3??6年生を対象に、地域社会、ひいては日本への帰属意識!を高めてもらう様々な事業を企画しています。今日の委員会はメンバー6名の出席でしたが、話し合いの中で前回案よりもかなりブラッシュアップ(バージョンアップ?)されたアイディアも多数出てきました。11月末の事業計画の審議に向けて、委員長さんはもうひとふんばりです。承認の暁には第一弾の打ち上げといきたいものです!

アマギ

海幸丸は明日早朝の入港予定です。今航海は若干潮流が悪いとのことで、ヤリイカの“のり(水揚げ量)”が芳しくない模様です。本日の“一日一魚”はアマギ。八幡浜ではこの呼び名ですが、松山方面では“シズ”、頭の部分にイボのような斑点があるため、関東では“エボ(イボ)ダイ”と呼ばれる魚です。小型、中型を問わずトロール船で多く水揚げされる魚で、八幡浜では代表的な焼き魚の一つです。海幸丸では、宮崎沖や豊後水道南沖にかけて幅広く操業のポイントがあり、多いときは一航海で7??800箱ほど水揚げされることもあります。

昭和40年から50年代にかけての、ヤリイカ漁が盛んだった当時は、このアマギはほとんど水揚げされていなかったようです。昭和60年代から平成にかけて、八幡浜での水揚げ量が急速に増えた魚種です。ポイントに当たれば、一度に多く水揚げされる多獲型の魚で、冬場のシーズンが来れば単価も高いため、漁労長や船主としては、ついつい大漁に期待してしまうのがこのアマギです。その分獲れなかったときのリスクは高いのですが・・
とても食べやすい白身で、寒くなる時季には脂も乗って身も締まり、美味しくなります。一般的には、素焼き、塩焼きで食べますが、小さいサイズは南蛮漬けや酢の物にもされます。また、頭や骨もとても柔らかいため、酢の物にした残りをから揚げ(2度揚げ)にするととても美味しいです。ビールのおつまみはもちろん、お子様向けにもカルシウム満点の料理です。

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もちろん一夜干しにしても美味しく、当店の“海幸丸の一夜干し”の中でもカマスと並ぶ人気商品です。

こちらはアマギの塩焼き!骨からも美味しい出汁がでるため、私は、食べた後に熱いお湯をかけて、吸い物にして食べています。
醤油とレモンを少したらして食べると結構美味しいです。是非お試しくださいませ!

魚の数え方

海幸丸は豊後水道南沖、古満目沖で順調に操業中です。今日は1日、事務所で出張準備や書類の作成などをしておりました。今日お客様からブログ経由で面白いご質問をいただきました。「どうして魚は1匹、2匹なのにイカやカニは1杯、2杯と数えるのか?」というものです。皆さんはご存知でしたか?実は私もこれまで理由を知らずに何気なく使ってきたのですが、よい機会なのでちょっとインターネットで調べてみました。ちなみに写真は”1匹のワタリガニ”!

http://www.mosimo-pocket.com/report/0023
によれば、イカの胴体は逆さまにすると水を入れる器、お椀のような形をしているため、そう呼ぶようになったらしい?のです。
同じようにタコやカニも1杯、2杯と数えますが、たしかにタコも何となく器っぽいですし、頭には間違いなく水がたまりそうですね。

カニも甲羅があるため、水が、いや酒もたまります。カニの種類によっては“甲羅酒”などもありますし・・。
同じ甲殻類でも水のたまりそうにない車えびなどは1杯、2杯とは数えません。
このサイトを読みながら、実はもう一つ感心したことがあります。それは、“死んだイカやカニしか1杯、2杯とは数えない”というものです。
生きているイカは1匹、2匹なのです。たしかに水族館でみるイカを1杯、2杯とは数えないですし、釣り人にしても、「今日はアオリを3杯釣った!」とはいわないですね。やっぱり「3匹釣った!」です。

つまりこちらは“2杯のコウイカ”ではなくて“2匹のコウイカ”。

でもこちらの写真はどうみても“4匹のヤリイカ”ではなく“ヤリイカ4杯”です。

同じことは魚でもいえそうです。店頭に並んだ丸魚は普通1尾、2尾と数えますが、生きている魚や泳いでいる魚は、1尾、2尾とは数えません。
1尾といえば、感覚的に店頭に尾を揃えて並べられている丸魚をイメージしてしまいます。
日本語は面白いですね!得した気分になった1日でした。
コメントをいただきましたお客様、どうもありがとうございました!

ヤリイカ2000箱!

引き続きヤリイカ漁が順調です。海幸丸は本早朝の入港予定でしたが、昨晩の漁獲量が予想以上に多かったため、夜中24:00にいったん八幡浜へ帰港。乗組員は荷揚げ開始の4:00過ぎまで、つかの間の休息をとりました。現在の海幸丸は16名体制ですが、昭和50年代のヤリイカ豊漁の時代には、一統二隻で20名から24名で操業していた時代もありました。船員の給与は完全歩合制、欠員手当の制度もあるため、仕事量に見合うだけの対価はあるわけですが、10数年ぶりのヤリイカ漁で若干疲労のたまっている船員も多い様子です。八幡浜魚市場での荷揚げは朝4:30から開始。今回の水揚総数はヤリイカ2000箱を含む2300箱でした。漁獲が多いのは”せいらしい”のですが、相場のほうは“イマイチ”・・!1箱あたりの単価では、先航海よりも約200円の下落でした。10月も残すところ3航海!11月になれば魚価も上がるはず!?です。もう“ひとふんばり”、頑張ってまいりましょう!次回入港は25日(水)の予定です。

自分でおこなった貴重な省察は、できるだけ早く書きとめておくべきである。これは、当然な心がけである。われわれは自分の体験でさえ時には忘れてしまうのであるから、まして自分が思索したことは、どれだけ忘れ去るか分からない。それに思想というものは、われわれの望みどおりの時にやってくるものではなく、気まぐれに去来するものなのである。
これに反して出来合いの形で外からうけとるもの、他人から学びとったものは、いつでもまた書物をさがして見つかるものであるから、書きとめないほうがよい。つまり、書き抜き帳は作らないほうがよい。何かを書きとめるということは、それを忘却にゆだねるということだからである。そして記憶力に対しては、甘やかして従順さを忘れさせることのないように、厳格な命令的な態度で臨むべきである。例えば、何かある事項とか詩句とか単語とかを思いだせないような時には、すぐ書物を検索してさがしたりせずに、何週間でも定期的に自分の記憶力に詰問して、それが責任を果たすまでやめないということが大切である。なぜなら、思いだすまでに長時間を要したものほど、あとになってそれだけ強く記憶にのこる。こうして苦労して自分の記憶の奥底から引きだしてきたものは、書物の助けをかりてよみがえらされたものよりも、次の機会にはずっと楽に利用できるようになるものである。

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「知性について」ショーペンハウエル著/細谷貞雄訳(岩波書店)より

花吹雪

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海幸丸は順調に古満目沖、豊後水道南沖にて操業中。明日早朝の入港予定です!
今日ご紹介するのは、静岡県伊東市にある城ヶ崎温泉“花吹雪”さま。7つの湯殿、4つの宿泊棟、3つの料理茶屋のある豪華な保養施設です。海あり、山ありの風光明媚な自然の中で、四季折々の風景を眺めながらの散策や季節の料理が存分に楽しめます。料理の素材は社長自らが厳選、当社の“海幸丸一夜干し”もお使いいただいております。首都圏からのアクセスもよく、都会生活の疲れを癒したい方にはまさにうってつけの施設ではないでしょうか。施設やサービスの詳細は下記アドレスからどうぞ!

伊豆高原城ヶ崎温泉 花吹雪 さま
〒413-0232 静岡県伊東市八幡野磯道1041
TEL 0557‐54‐1550
FAX 0557‐54‐1227
http://www.hanafubuki.co.jp/

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森に佇む3つの料理茶屋。
海の幸、山の幸を独占できる恵まれた自然の中にある料理茶屋。
桜おこわや金目鯛の桜葉締めのお刺身など伊豆ならではの食をお楽しみください。
(”花吹雪”さまサイトより)

こちらは”ひもの定食”!(2,100円)
伊豆沖や宇和海豊後水道をはじめ、全国のこだわり素材を季節ごとに提供しています。

遠交近攻

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今日は、中小企業支援センターの勤務日で大洲商工会議所へ。午後から御荘方面の相談先を訪問しました。19:00からは八幡浜青年会議所の次年度委員会の打合せに出席。委員長、副委員長とともに3名で、来年度に予定される青少年育成事業「いろは塾」について話し合いました。委員長の綿密な計画のおかげで、今のところ年間事業計画も順調に完成に向かっています。スムーズな進行、ありがとうございました。打合せは21:00すぎには終了、明日土曜は仕事が休みのため、その後街中へ向けて5km程度のジョギングに出かけました。

遠交近攻、という言葉は政策の提唱として発生した。遠い国と親しくして近い国つまり隣国を攻める画策である。しかしこの鮮明な表現は人間社会の構図を言い当てた洞察として理解できよう。近いものに対してほどいがみ合い、遠いものには仄かな期待を寄せるのが人情の常である。人間が最も悩まされるのは密接な関係にある近辺の誰彼との軋轢であって大抵の人が神経を磨り減らす。何か突発の事件であるなら、それを解決すれば一件落着となるが、近隣との間に生じる齟齬は次から次へと起こるので終結の時期がない。寧ろ深まる一方である。
??中略??
近世紀三百年、三百諸候の治める各藩は、お国自慢の変奏曲として、飽くことなく隣藩を罵り続けたのである。自分にとって近いものほど鼻持ちならぬと鬱屈する感情を抱くのは、実は自己愛の反映であろう。誰もがお互い自分に執着する度合いを少し減らせば、近攻の熱気が幾分かは静まるかもしれない。

谷沢 永一

「人間通」谷沢永一(新潮選書/1995)より

八幡神社御練り

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海幸丸は朝4:00に入港。水揚総数はヤリイカを中心に1200箱でしたが、連日の凪(なぎ)で全国的に入荷量が多いようで相場は今ひとつでした。荷揚げ終了後、海幸丸はすぐに出漁、今回は古満目沖、豊後水道南沖での操業となります。次回入港は22日(日)の予定です。
地方祭は2日目!八幡浜の八幡神社の御練り(神輿かつぎ)に参加しました。三体の神輿を神社本殿からおろして、市内中を練り歩く行事で、軽トラック10台、総勢100名ほど?の大行列でした。私も前日にひきつづき青年会議所からの参加でした。一生懸命?かつぎました。どうぞご利益がありますように。写真は八幡神社の本殿です。

八幡浜の八幡神社の創始は、矢野郷33村の総鎮守として八幡大神を奉斎した養老元年(717年)にまで遡ります。
また、八幡浜という地名の由来は、「八幡大神の鎮座する海浜の集落」!なのだそうです。まさに歴史ある八幡浜の氏神様です。

八幡神社からかついできた三体の神輿を奉納した際に行われた“稚児の舞”の様子。
長い時間をかけて市内をぐるぐると回ってきたため、疲れ果てて眠ってしまった稚児も・・(右下)
ちなみに私たちがかついだのは写真中央の神輿です!皆様、お疲れさまでした。

上は自宅前での片山町唐獅子保存会による獅子舞。ありがとうございました。

秋の地方祭

今日と明日の2日間は八幡浜の地方祭です。初日の今日は、”てやてや踊り”!私も青年会議所から参加しました。毎年涼しい時季に踊るのですが、今年の衣装は”さらし”!ふんどしではなくて良かったですね。皆様のひきしまった美しい肉体!?をここにお見せできないのがとても残念です。青年会議所チームの成績ですが、例年通り?の”ハッスル賞”を受賞しました。皆様、大変お疲れ様でした!
写真は地域に古くから伝わる”唐獅子”(共演会)の様子です。祭りのときは仕事も休み!といきたいところですが、そんなわけにもいきません。トロール漁は24時間フル稼働!海幸丸は明日早朝4:00に入港します。

踊りのあとはお決まりの”打ち上げ”!写真は居酒屋に飛び入り参加(乱入!?)した”五つ鹿”です!
明日は総鎮守”八幡神社”の神輿!今年はこちらのほうも参加予定です!引き続きハッスルしてまいります!

ニギス

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高知沖でよく水揚げされる“ニギス”(オキギス)です。天ぷらの材料となる“キス”に似ているため、ニギス(似ギス)といいます。高知の土産物屋さんでは、このニギスやメヒカリといった小魚の干物がよく並んでいます。ここ八幡浜では、高知ほどメジャーな魚ではないのですが、海幸丸でも水揚げされるため当店では”ニギスの一夜干し”(写真)を製造しています。白身の淡白な味で、身離れもよく食べやすい魚です。特に一夜干しなどは、酒好きにはたまらない逸品ですね!

こちらはニギスの“南蛮漬け”。酢漬けですから日持ちもいいため、我が家ではまとめて作って(もらって?)います。とりあえず!の一品料理や“お通し”などにいかがでしょうか。ニギスは小さいので(1尾15cmくらい)私なんか4,5匹くらいはすぐにでも食べてしまいます。

こちらは一夜干しにしたニギス!酒のつまみですね。もちろん商品はトロール市でピチットシート加工しておりますが、“我が家で食べるニギス”はもっぱら会社の屋上での“自然乾燥”です。ときどき鳥に食い散らかされるのですが、風がひんやり吹く季節の丸干しは、程よく水分がとんでとても美味しく仕上がります。

こちらは、“海幸丸乗組員が食べるニギス”!これぞ正真正銘の”船上乾燥一夜干し”です。
魚槽の上でワイルドに乾燥(放置?)されています。
また大量に水揚げされたときに、一夜干しを作りますのでレポートいたします!お楽しみに!

海幸丸第2次走行試験

海幸丸は朝4:00に入港しました。今回は”中2日”の航海で水揚げ総数は約2000箱。前半の1日は10月から解禁となった”古満目沖”漁場、後半1日は”豊後水道南沖”での操業でした。例によって漁獲物の大半はヤリイカですが、先日ご紹介した高級魚”アカムツ”の大型サイズも少々水揚げされていました。
今日は月の中日で、本来であれば乗組員は”中休み”をとってつかの間の休息なのですが、第15海幸丸は、午前中に予定されていた2回目の”走行試験”を実施。造船所からは調査担当者3名、海幸丸からは漁労長はじめ5名が乗船しました。

今回の実験は、バウキャップを装着後初めての実験です。漁期解禁前に行った1次試験のデータとの比較を行い、燃費効率の改善効果を測定します。今後は11月にプロペラ付近に2点目の改良を加え、2度ほど走行試験を実施する予定です。今漁期、漁労長、機関長は細かな測定作業等が続きますが、この原油高騰のご時世での会社の前向きな取り組みだけに、しばらくは我慢してもらうほかありません。引き続き協力をお願いいたします!

写真は、八幡浜沖の無人島”佐島”。今は個人の所有物のようですが、八幡浜の町おこしや産業活性化のために活用しようという意見もあります。これこそ、アイディアを公募にしてみるのも面白いかもしれません。

こちらは”魚霊塔”。今年のヤリイカ豊漁が続きますように・・
1年よろしくお願いいたします!

名誉は汚すな

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名は求む可からずといえども、また棄つ可らず。名を棄つれば、ここに実を棄つ。
故に非類に交りて以て名を壊る可らず。非分を犯して以て名を損す可らず。
権豪に近づきて以て名を貶す可からず。貨財に穢されて以て名を汚す可らず。

佐藤一斎

名誉は強いて求めるべきものではないが、いま持っている名誉を棄てるべきものでもない。
もし名誉を棄てることになれば、それは実を棄てることになるのである。
それで善くない人と交際して自分の名誉を台無しにしてはいけない。
身分不相応なことをして名誉を損じてはいけない。
権力があってすぐれた人に近よって、名誉を落としてはいけない。
金銭や財物のために節操を汚されて、名誉を傷つけることがあってはいけない。

<佐藤一斎「言志後録・二百二十」久須本文雄訳>(講談社)より

魚魚市場(とといちば)

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大阪堺浜の超本格派回転鮨店“魚魚市場(とといちば)”!全国の漁港から直送される厳選旬鮮魚、そして技術に自信のある職人の腕と心意気が自慢です。本年より海幸丸の網元鮮魚も品揃えいただいております。特にアカムツやカサゴ、ヤガラ、クエといった希少価値のある鮮魚がとても好評です。10月10日は“魚魚(とと)の日”!毎年10月8日、9日、10日の3日間は“魚魚の日”に合わせてイベントを開催中です!今年は海幸丸直送の天然魚、奄美直送の本マグロ解体ショーを目玉に盛大に行われました。
漁師直送の厳選素材で握られる本格鮨をお手頃価格で食べられるお店!美味しいお鮨をおなかいっぱい食べたいですね。これからも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。

魚魚市場(とといちば) さま
〒590??0901 大阪府堺市堺区築港八幡町1??1堺浜えんため館1F
営業時間 11:00??23:00(年中無休)
お問い合わせ 072??238??1010(とと)

上は10月10日のイベント開催時のマグロ解体ショーの模様!マグロに負けず海幸丸の直送鮮魚も好評でした!

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(以下は”えんため館”サイトのお店紹介より)

思いっきり価格の一皿94円からスタート!! 当店では、品揃え豊富で良心価格の回転寿司と活きイカ・漁師直送の天然旬魚のお造り等の“超本格派回転寿司店”です。関西ではめずらしい“活きイカ”にも挑戦!! 究極の透明感・甘み・歯応えを、握り寿司・姿造り等でお楽しみ頂けます。 ※天候により入荷が無い場合はご容赦下さいませ。漁師直送コーナーでは、北海道(根室)・長崎県(国境の島、対馬)の漁師さんと直接契約を致しました!! “魚魚市場”の活気ある寿司職人が回転寿司の常識を覆します!! お気軽にご来店下さいませ。

澄んだ水に魚はいない

早朝4:00に海幸丸が入港しました。”凪(なぎ)続き”で比較的近海モノも多いせいか、ヤリイカ、丸魚ともに相場は”今ひとつ”でした。この時期にしては若干相場が良かったのが、地元の名産品”かまぼこ”の原材料である”水エソ”でした。10月後半も今のペースで操業できれば良いのですが・・海幸丸は荷揚げ後すぐに出漁!次回入港は16日(月)の予定です。第15海幸丸は、16日午前に”走行試験”を実施いたします。

地の穢れたる者は多く物を生じ、水の清める者は常に魚なし。
故に君子は当に垢を含み汚を納るるの量を存すべく、潔を好み独り行うの操を持すすべからず。

洪自誠

塵埃などのあるきたない土地は、地味が肥えているので、作物がよく生育するが、水が余りに清く澄みきっていると、魚は棲息しないものである。君子もこの理を心得て、余り潔白すぎずに、清濁合わせ受け入れるだけのおおらかな度量がなければならない。余り潔白好きで、独り世俗に超然としてしているような節操を持つべきではない。小さな節操ではとても大事を成すことはできない。
度量が狭小で独善に流れることを戒めている。

<洪自誠「菜根譚・前集七十七」久須本文雄訳>(講談社)より

バルバスバウ

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終日事務所で書類作りや出張の準備等をしておりました。夜は19:00より、八幡浜JCの青少年開発委員会へ出席。毎年この時期に次年度事業計画の骨子が固まるため、大切な協議事項が多く、みっちり23:00まで行われました。委員長はじめ、皆様大変お疲れ様でした。海幸丸は明日早朝の入港予定です。

今期、海幸丸では燃油高騰に対応するために地元の造船所のご協力のもと、船体の一部改造を行っています。国(水産庁)の“省エネルギー技術導入促進事業”にも採択されている計画です。大きくは2箇所の改造を施すのですが、写真はそのうちの一つとなる“バルバスバウ”(バウキャップ)。船首形状を大きくすることで航海時の造波を減少させ、推進抵抗の減少を図り、燃費効率を高める目的で取り付けたものです。漁期解禁後一月が経ち、操業海域や燃油使用量から削減効果を測定しているのですが、現在のところ順調にコスト減につながっている様子です。削減効果の詳細については、10月16日(月)に3時間程度の走行試験を実施して、より詳しい効果の測定・検証を行う予定です。
また今月末には、負荷のかかった操業時(曳網時)の燃費効率を高めるための2点目の改良を加えるために、再度ドックインの予定となっています。今回の改良は、内航船(主にタンカー)等では実績はあるものの、漁船では全国的にも事例がないだけに、その削減効果におおいに期待したいところです。また詳細はご報告させていただきます!

風の歌を聴け

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5:00に海幸丸が入港。水揚総数は約1400箱でした。今漁期で初めての古満目沖漁場での操業、深浦港からの漁獲物の転載でした。通常、海幸丸は一回の操業を終えると八幡浜港まで戻ってきますが、今回のように続けて同じ漁場で操業する場合は、時間とコストを削減できるため、漁場から近い指定陸揚港(今回は深浦港)で水揚げして、漁獲物をトラックで八幡浜まで陸送します。現在、海幸丸に許可されている陸揚港は、愛媛県八幡浜港、宇和島港、深浦港、鹿児島県山川港の4港です。昭和40年??50年代のヤリイカが豊漁だった時代は、深浦港と八幡浜を行き来するトラック便も繁盛?していたそうです。
海幸丸は明日には豊後水道南沖に漁場を変更して操業します。次回入港は明後日(金)の予定です。

また昨晩読み終えた本の記録です。ご興味のある方はどうぞ!

「風の歌を聴け」村上春樹(講談社/1979)
一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。
(「BOOK」データベースより)

スプートニクの恋人

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今日の四国地方は、昨日に引き続き晴れの一日。朝晩と日中の気温差が高く、私などは着るものにも迷ってしまう季節です。午前中は松山で会合の予定でしたが、朝から船の入港準備やトラブル他もろもろで、結局松山へは行けずじまいでした。昼は八幡浜JCの児童合唱団でお世話になっている作曲家Kさんたちと食事。わずかですがトロール市の店頭で、アジ、ヤリイカ、ウチワエビのお刺身を召し上がっていただきました。
さて昨日から古満目沖で操業中の海幸丸ですが、豊後水道に比べてヤリイカの漁模様は“今ひとつ”といった様子です。今晩20:00に、指定陸揚げ港である深浦港(愛南漁協所属)に入港して水揚げを行い、漁獲物は明日早朝に八幡浜魚市場へ“陸送”、競りにかける予定です。

22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し片端から空に巻き上げ理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。
そして勢いをひとつまみもゆるめることなく大洋を吹きわたり、アンコールワットを無慈悲に崩し、インドの森を気の毒な一群の虎ごと熱で焼きつくし、ペルシャの砂漠の砂嵐となってどこかのエキゾチックな城塞都市をまるごとひとつ砂に埋もれさせてしまった。みごとに記念碑的な恋だった。 恋に落ちた相手はすみれよリ17歳年上で、結婚していた。更につけ加えるなら、女性だった。それがすべてのものごとが始まった場所であり、(ほとんど)すべてのものごとが終わった場所だった。
(「スプートニクの恋人」村上春樹より)
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昨日読み終えた小説です。物語の構成自体は単純なのですが、小説を通じていわんとするところはかなり難解で複雑、というか理解できませんでした。“とても奇妙な、ミステリアスなこの世のものとは思えないラブストーリー(講談社紹介)”ということだけは理解できましたが・・。村上さんの小説の特徴でしょうが、比喩的な描写が他の作品にもまして飛躍しすぎている感じがして、この手のものを読みなれない自分には、ちょっと理解しづらい部分がありました。初期の作品とはやっぱりイメージが違います。というわけで下はAmazon.comの書籍紹介からの引用です。ご興味のある方はどうぞ!
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『Norwegian Wood』(原題『ノルウェイの森』)に見られる村上作品初期のストレートな魅力と、『The Wind-Up Bird Chronicle』(原題『ねじまき鳥クロニクル』)の複雑なミステリーとが絡み合うこの新作は、著者の7番目の英訳作品であり、村上春樹を堪能するには最高の代表作と言えよう。

筋は、単純だがいささか厄介だ。ひとりの大学生が恋をする―― その後何が起ころうとも一度限りと決めた恋だった―― その相手はクラスメートで、ジャック・ケルアックに心酔し、作家もどきのだらしない生活を送るばかりで、個人の責任という意識はひとかけらもない女子学生。あるとき、彼女はかなり年上の、すばらしく洗練されたビジネスウーマンに出会う。このワームホールをつきぬけた彼女は、村上の描くシュールでありながらも人間性の感じられる世界の登場人物として読者を引きつけ、今は教師となった、この恋をあきらめきれない青年を巻き込んでいく。

彼女は、日本の町からヨーロッパへ、さらにギリシャの孤島へと移動して、やがて失踪する。わずかに残された痕跡は、彼女の運命の輪郭を暗示する、コンピュータに残された奇怪なできごとの記録と、自作の小説に書かれたいくつかの挿話だけであった。青年教師は、呼びだされて彼女の捜索に加わるのだが、彼自身も不気味で強烈な幻覚を体験して、すぐに帰国する―― そして、はるかな深宇宙と、軌道を描きつづけるスプートニクのかなたから、ようやく、愛した女を心の底から理解するのである。

ラブ・ストーリーであり、失踪小説であり、探偵小説でもあり―― すべてが哲学的ミステリーに包まれた―― 突き詰めれば、人間の欲望を深く内省した作品である。
(Amazon.com書籍紹介より)

古満目沖へ出漁!

海幸丸は本早朝4:00に入港。今日の水揚げ総数は1100箱あまり。大半は例によってヤリイカでしたが、今回は八幡浜の名産品“蒲鉾(かまぼこ)”の原材料である“水エソ”も100箱程度水揚げされていました。10月も半ばを迎え、朝晩はかなり“ひんやり”としていますが、毎年この時季に相場が若干上向きます。今年一番の冷え込みだった今朝はヤリイカ、水エソともに解禁以来一番の高値がつき、全体的な相場もまずまずでした。海幸丸は荷揚げ終了後7:00には出漁、豊後水道南沖ではヤリイカの“乗り”(漁獲量)が先航海に比べて若干減ったため、次は10月1日に解禁を迎えた“古満目沖”漁場で操業予定です。上は漁場を目指す海幸丸。

昼は伊方町大成へサザエの買い付け、天気が良かったため写真を撮りながらドライブ。
こちらは佐田岬半島の左手側(宇和海側)です。

上はいつも行く大成の風景。こちらは半島の右手(瀬戸内海側)に見えます。

夕方のいつものジョギングコース(八幡浜向灘)から見た宇和海。
夕日を浴びた”うろこ雲”がとても奇麗でした。

”みなとオアシス”一周年!

本日8日(日曜)は”八幡浜海鮮朝市”と”八日市”が重なる日。特に今回は”みなとオアシス”というボランティアのワーキンググループの一周年イベントもあって、海鮮朝市は大勢の人で賑わっていました。でも肝心の八幡浜の鮮魚はというとかなりの品不足!といいますのも、明日9日(月)は祝日(体育の日)で、中央市場が”休市”となるため、出荷市場である八幡浜ではまとまった魚の入荷はないのです。そんな事情で海幸丸も今日は入港できず、明日の入港を予定しております。魚が少なかったためか、当店で先月から始めた”海鮮朝市の魚切りますサービス”も今回は数名の方が来店されたのみ・・。少々拍子抜けした感じでしたが、こちらは徐々に浸透していければと思っています。
午後からは会社で書類作成、夕方は久しぶりに図書館へ、運動をかねてジョギングでまいりました!上は、夕刻、権現山の中腹から見た宇和海!海幸丸は明日未明の入港予定です。

八幡浜聖母幼稚園運動会

今日は子供の通っている”聖母幼稚園”の運動会でした。近くの公園で行いましたが、心配された雨も降らず、涼しくてとても気持ちの良い”運動会日和”でした。年長と年少で参加する息子たちの一挙手一投足に一家で注目、面白おかしく観戦しておりました。私も”借り物競争”や”騎馬戦”に出場!我ながらまずまずの活躍ぶりでした。企画や準備にあたられた父母の会役員の皆様、大成功の運動会、誠にお疲れ様でした!
写真は年中さんたちの太鼓踊り!海幸丸の大漁旗も大活躍?でした。

自然の風情を楽しむ

午前5:30に海幸丸が入港。台風の影響で全国的に魚の流通量が少ないためか、今日の八幡浜の相場は”まずまず”でした。海幸丸は午前11:00に出航。次回入港は9日(月)を予定しています。私のほうは、昼前から大洲の商工会議所、御荘のお取引先を訪ねて、夜は八幡浜で商店街の会合へ出席。終了後はまた近くの焼き鳥屋さんで”反省会”でした。明日はいよいよ幼稚園の”運動会”です!

風花の瀟洒、雲月の空清、ただ静者のみこれが主となる。
水木の栄枯、竹石の消長、独り間者のみその権を操る。

洪自誠

吹く風や咲く花のさっぱりとした心地よい趣や、降る雪や明月のすっきりとした清らかな趣は、ただ静寂を好む達道の人だけが、心行くまで眺め楽しむことができる。
水や草木が季節によって栄えたり衰えたりする自然の趣や、竹や石の四季にわたって変化する趣は、ただ閑静を好む人だけが、十分に鑑賞することができる。

<洪自誠「菜根譚・後集百」久須本文雄訳>(講談社)より

アカムツ

以前にもご紹介しましたが、あまりに美味しいので改めてご紹介いたします。幻の高級魚、”アカムツ”です。口の中が黒いため、関東以北では”ノドグロ”とも呼ばれる魚で、主に日本海側で水揚げされています。漁獲量では長崎や下関が多いのですが、こちら豊後水道では日本海側に比べてサイズの大きいアカムツが水揚げされています。最近では、デパートの差別化商品として、”アカムツの一夜干し”の売れ行きが好調なようで、需要が急速に伸びている高級魚の一つです。

高級魚だけに漁獲量は少なく、海幸丸でも多いときで一航海20箱前後の水揚げ量です。サイズが大きく型も揃えば、浜値でも1箱2万円を超えることもあります。一般には主に煮魚が美味しい魚としてのイメージがあるのですが、一番美味しいのは間違いなく”刺身”です。脂の乗った身質はまさに”白身の大トロ”!何度食べても飽きのこない、また魚によって”あたりはずれ”のない魚種です。もちろんお刺身以外でも、塩焼き、吸い物、煮付けとどんな料理でもお楽しみいただけます。

実は私の撮ったこのアカムツ(刺身)の写真ですが、あるテレビ局から依頼され、ボビー・オロゴンの出演する旅番組で紹介されたこともある貴重な一枚です。アカムツの味を知っている方なら、見ているだけでお酒が欲しくなる一枚ですね!

上はアカムツの煮付けの調理例。こちらもとても上品な味で絶品です!

アカムツを是非食べてみたいという方!日時指定のお届けはお約束いたしかねますが、ご予約にてお送りすることは可能です。
お気軽に当社までお問い合わせくださいませ!

またまたバラヤリ!

早朝4:00に海幸丸入港。7:00には荷揚げと資材等の積み込みを終えて出漁しました。今回の水揚げ総数は約1500箱あまり。その大半はまたまた”バラヤリ”です。操業時間や潮流、水温等で漁獲量やサイズは変わるようですが、今のところ安定した水揚げ量となっています。ただし、同じ魚種が続いているせいか、市場での相場は今ひとつ。魚を売って商売する側の立場では、いろんな魚種を取り扱えるほうが良いのですが、漁船の”操業効率”の点からは、魚種は全くといっていいほど関係ありません。当社はどちらの立場でもあるわけですが・・。
トロール漁業の特徴は、”豊富な水揚げ魚種”ですが、今漁期ばかりは、海幸丸はほとんど”ヤリイカ船!”になっている状態です。今週末は8日、9日と消費地の中央市場が”休市”のため、明後日(6日金曜)には再度入港の予定です。

節を全うする

今日は丸一日、社内業務。久しぶりに数字と格闘しておりました。夕方、スポーツセンターへ寄って19:00からは八幡浜JCの例会へ。終了後は仕事の用件もあり、先輩と2人で食事に行きました。ついついいろんな話題で盛り上がってピッチよく飲んでいましたが、明日は早朝に海幸丸が入港するため、10:30には切り上げて帰宅しました。海幸丸は9月に引き続き、豊後水道沖でヤリイカ中心の操業を行っています。明日早朝の入港予定です。上は帰り際に自宅から眺めたお月様です。

恬静淵黙(てんせいえんもく)、身を潔くし節を全うする者あり、
生を偸みて苟活(こうかつ)し時と俘仰(ふぎょう)する者あり。
是れ皆真偽の明らかにし難く、疑似の弁え(わきまえ)得がたき者なり。

安政2年12月「居易堂集を読む」吉田松陰

日頃よりおっとりとして、口数は少ないが、自分の身を潔白に保ち、信念、みさおを守り続ける人がいる。
無為に人生を送り、一時的な安楽を貪り、時代の風潮に調子を合わせて生きる人がいる。これは、全て何が正しくて、何がまちがっているかを明らかにすることができない人、ホンモノと似ていてまぎらわしいニセモノを見抜くことができない人である。

「吉田松陰名語録」川口雅昭(致知出版社)より

八幡浜はなれ

大阪は北新地の郷土料理店“八幡浜はなれ”。海幸丸網元直送の豊富な海の幸がカウンターにずらりと並ぶお店です。それもそのはず、店主の河野さん(もちろん八幡浜出身!)は、自ら海幸丸に乗り込んで漁に出るほどの大の魚通!気合が違います!店名にも八幡浜を冠するだけに、数々の郷土料理や八幡浜ならではの創作料理がお店の自慢です!
お届けする鮮魚は、アカムツ、ヤガラ、ウチワエビ、オニカサゴなど、海幸丸の漁獲魚種の中でも希少価値の高い、通好みの逸品ばかり。もちろん“鯛めし”や“フカ湯ざらし”、“さつま汁”など懐かしい郷土料理も豊富にご用意しています。大阪の中心街で“八幡浜”がまるごと味わえる名店!是非一度足を運んでみてください!

八幡浜はなれ さま
〒530-0005 大阪市北区曽根崎新地1丁目3番3号好陽ビルB1F
アクセス方法 JR北新地11??41出口西へ徒歩5分 堂島アバンザ北側
TEL&FAX 06-6345-7017
営業時間 17:30??24:00
定休日 日曜・祝日
URL http://hanare.net

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カウンターに並ぶ海幸丸直送の豊富な海の幸!
いろいろな料理でお楽しみいただけます。

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ゆっくりとお料理とお酒が楽しめるくつろぎの空間を演出します。
愛媛県の地酒を中心に、全国の名酒、焼酎も豊富です。

八幡浜の郷土料理、創作料理の数々を是非お試しくださいませ!

海幸丸一時帰港

今日から10月、気合を入れなおして・・と思っていたのですが、海幸丸は2号船(第16海幸丸)の故障で、あえなく八幡浜へ帰港しました。入港したのが午後4時30分、休日でしたが地元造船所に修理を依頼して、結局深夜1時30分に応急処置が完了、午前2時前に八幡浜を出航しました。本来であれば、火曜の入船を予定していたのですが、今回は予定を変更、漁獲物約600箱は、月曜早朝の競りにかけることとなりました。写真は、網上げの際に獲れた魚に集まる”かもめ”の大群です。

東京奇譚集

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午前10時、月末の休みを終えた海幸丸は漁場へ向けて出航いたしました。トロール漁解禁から1ヶ月ですが、9月はヤリイカ豊漁のおかげで何とか目標数値をクリアできました。ただ、まだまだ今漁期は始まったばかり。油断大敵です。今日は土曜で休みのため、海幸丸を見送ったあとは、家族で公園と買い物へ、午後からは日課の運動や読書などをしておりました。来週から、ちょっと目先を変えた新しい種類の業務に着手しようかなと・・考えています。上は今日読み終えた短編集、「東京奇譚集」(村上春樹)です。

奇譚(きたん)とは、不思議な、あやしい、ありそうにない話――。しかしどこか、あなたの近くで起こっているかもしれない物語――。  ふとした偶然に人生を導かれるピアノ調律師、息子を海で失った女、失踪人を探索するボランティアの男、「一生で出会う三人の女」の一人と出会った男……。「新潮」連載時から話題を呼んだ四作品に、奇想天外な書下ろし作品「品川猿」を加えた、東京で静かに暮らす人々に秘められた五つの物語。
(全国書店ネットワーク紹介文より)

いつものことながら、一読してすぐに引き込まれてしまう村上春樹氏の小説。やっぱり面白いですね。本書は2005年9月初版の最新短編集です。個人的には、「偶然の旅人」と「品川猿」が良かったです。近年の作品から中心に読んでいたのですが、デビュー当時の作品にも興味が湧いてきました。

愚直・無遠慮であれ

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早朝4:30に海幸丸が入港。今日で9月の操業が終了して、乗組員は明日まで月末の休みに入ります。明日は午前10:00に出航する予定です。私のほうは、午後から委嘱を受けている「OB人材マッチング事業」のコーディネータ会議(松山商工会議所)に出席。夜は八幡浜へ戻って、2月に参加した国際交流協会の海外研修事業の懇親会へ出席しました。早朝から深夜まで・・長い一日でした。皆様、お疲れ様でした!

世を渡ること浅ければ、点染もまた浅く、事を経ること深ければ機械もまた深し。
故に君子は、その練達ならんよりは、朴魯なるにしかず、その曲謹ならんよりは、疎狂なるにしかず。

洪自誠

世の中の生活経験が浅い者は、世俗の悪習に染まることも少ないが、人生経験を多く積んだものは、小才が利いて策略を弄することもまた多い。それで、人間たる者は、世事に熟達しているよりは、むしろ純朴で愚直なのがよい。なお、世事に細かく謹み深くあるよりは、むしろ世事に疎くて常識はずれなのがよい。

<洪自誠「菜根譚・前集二」久須本文雄訳>(講談社)より

地域ブランド講演会

13:30から市役所で行われた“地域ブランド”についての講演会に出席しました。講師は、私も以前からお世話になっている松山の経営コンサルタント、東矢憲二先生でした。現在、国(経済産業省、特許庁)は、地域再生の一環として“地域商標”の登録を奨励しており、今回は地域ブランドの意義や役割、ブランド戦略の構築手法などをご講演いただきました。地域ブランドの成功事例や企業経営の視点からもお話をいただき、とても分かりやすく意義ある内容でした。貴重なご講演をどうもありがとうございました!
海幸丸は豊後水道南沖で操業中です。明日早朝の入港予定です。

ブランドの語源は古代ノルウェーで、放牧している牛や羊に施した“焼印”を意味する言葉とのこと。最近は、地域の異業種の事業者が協力して、地域の独自イメージをもとに“統一ブランド”を作る動きが盛んになっています。講演では、地域ブランド成功への鍵として、“存在感、信頼性、一体感、物語性、第3者評価”という5つの要因が挙げられていました。八幡浜は、柑橘、魚、蒲鉾(かまぼこ、じゃこてん)、和菓子、地酒と地場産品が豊富です。八幡浜で新たな地域ブランドを作るなら、これらの業種横断的なブランド構築が良いのではないかとのお話でした。
全国に浸透する地域ブランドの構築には一定の規模が必要です。そのためにはブランド認証の対象範囲を広げ、様々な業種からの参加を募ることも大切ですが、あまりむやみに対象を広げハードルを低くしてしまうと、信頼性と付加価値が下がることになってしまいます。逆に狭い範囲に限定してハードルを高くすれば、認証数が少なくなり、統一ブランド本来のメリットが生かされないという難しさもあるようです。特に八幡浜の場合、柑橘や水産練り製品を中心に、すでに全国ブランドとして評価されている産業も多いだけに、新しい地域ブランドをどう位置づけるか、コンセプトメイクが大事だと感じました。そういう意味では、異業種の連携や共同化なども認証の用件にしても良いのではないかとも思います。
民間事業者と行政が連携するのはもちろんですが、ブランド構築から評価の仕組み、ブランドの管理や維持にいたるまで、適切な“仕組みづくり”が成功の絶対条件!ではないかと講演を聞きながら考えておりました。今、八幡浜商工会議所青年部では、“八幡浜ちゃんぽん”を全国に売り出すプロジェクトが進行中とのことです。これなどはまさに“地域ブランド化”ですね。成功事例で取り上げられていた“横須賀海軍カレー”に負けないように頑張ってください!応援しております!

日本の魚食文化を見直そう!

早朝4:30に海幸丸が入港しました。今日の水揚げ総数は2000箱あまり。例によって“ヤリイカ”が中心でした。10月1日からは“古満目沖”というヤリイカの漁場が新たに解禁となるのですが、はたしてこちらの漁模様はどんなものでしょうか?10月もうまくこの流れで乗り切れればいいのですが。
夜は地元のE新聞社の主催する“八幡浜経済研究会”の総会・懇親会に出席。日頃からお世話になっている先輩方との懇親を深めてまいりました。

先日、私の所属する中小企業診断協会愛媛県支部より、会員向け広報の原稿依頼を受けました。ちょうどNHKの“四国羅針盤”の放映直後でもあるため、日本人の魚食や漁業に関する話題で原稿を作成しました。以前、本ブログでも掲載した文章を膨らませた内容なのですが、ここに紹介いたします。

                                「日本の魚食文化を見直そう!」                                                

□魚介類の自給率と“食糧安保問題”
皆様は、我が国における魚介類の自給率が一体どのくらいかご存知でしょうか。平成17年度「水産白書」によれば、平成16年度の自給率は前年より2ポイント低下して、55%となっています。同白書によれば、自給率のピークは昭和39年で、実に113%でした。その後経済成長とともに、輸入量が国内生産量を大幅に上回り、40年を経た今日、自給率は半減し上記の数値(55%)となっています。
自給率低下の一つの要因として、戦後から今日にいたる国民の食生活の劇的な変化があります。食料支出額に占める品目・形態別の割合推移をみると、水産物に限らず生鮮3品は軒並み減少傾向で、急激な増加傾向にあるのが「外食」及び「調理食品」です。こうした食生活の変化を受けて、平成14年に策定された水産基本計画では、自給率の大幅な見直し(平成24年の目標数値:66%)が水産行政の大方針として掲げられています。また平成17年施行の「食育基本法」では、“食育を知育、徳育の基礎”と位置づけ、健全な食生活を実践できる教育を国の施策として推進することとなりました。
これらの施策に基づき、最近は全国規模で“地産地消”や生産者との交流が奨励されるなど、政府による“食の啓蒙活動”が盛んに行われています。これらの政策が自給率向上、ひいては農業、漁業の競争力強化に寄与するか否かは現時点では分かりません。しかし実は今、私たちの食生活に関連して、もう一つの大きな問題が取りざたされています。それが世界的な“魚食ブーム”の到来による水産資源の争奪戦、“食糧安保問題”です。

□中国経済成長のもたらすインパクト
これまで我が国では、大手量販店の伸長とともに、規格化された比較的安価な水産加工品が大量に輸入されてきました。年々、対面販売の魚屋が廃れ、スーパーやコンビニでの消費が主流となり、安心・安全と引き換えに、輸入冷凍水産品が市場を席巻する現象が起きているのはご承知のとおりです。しかし、昨今のBSE問題や中国の急速な経済成長、国際的な漁業規制の強化、燃料費の高騰など様々な要因により、水産資源の需給バランスが崩れ、国際間において“資源の争奪戦”が起こりつつあります。
この資源争奪戦において、最もインパクトのある要因が“中国の高度経済成長”です。中国における北京、上海などの都市沿岸部と内陸農村部の生活水準の格差は周知のとおりです。当面、我が国の食生活に影響を与えそうなのが、総人口(13億?)の約3割といわれる沿岸部の富裕層の胃袋です。中国都市部において、中進国並みの所得と購買力を持つ世帯人口は、既に3000万??5000万人に達しているとの報告もあります(「日経ビジネス」2006.1.30)。仮に2008年に開催される北京五輪後も今の成長率を維持するなら、近い将来、霜降り肉やマグロなど、高価な食材にも惜しみなくお金を払える富裕層が、億単位で増えることになるわけです。もともと「空飛ぶものは飛行機以外、4つ足のものは机以外全てを食す」といわれる大食文化をもつ国だけに、今後の中国国内の食糧消費が世界の食糧需給に大きな影響を与えるのは必至といえます。

□今こそ“魚食文化”を見直そう
実は中国の食糧消費による、需給バランス変化の兆候はすでに現れています。これまで日本の大手量販店は、商社を通じて中国その他で生産された冷凍水産品を大量に買い付けてきました。しかし近年、中国での需要拡大と世界的な魚食ブームの影響で、相場において日本が買い負ける現象が顕著になりつつあります。これまで、日本向けの安価な水産品の加工は、輸出国にとって一大ビジネスとなっていたわけですが、最近は中国をはじめとした大消費国との間で、購入における“競争関係”が生まれ、上述の“水産資源の争奪戦”の様相を呈しているわけです。
例えば“ノルウェー産”で有名なサバを例にとると、日本は10万トンのサバを輸入しつつ、2.6万トンのサバを輸出しているという現象があります。つまり日本人に好まれる、脂の乗った大きなサイズのサバを輸入して、国内では見向きもされない小さなサバを海外へ輸出しているのです。高級サバが1kあたり2500円を超えるのに対して、輸出用サバは1kわずか65円。最貧のアフリカですら日本の1.5倍の値付けをしているとのことです(「週刊ダイヤモンド」2006.8.5)。この現象こそ、食に対する日本人の危機意識のなさの表れといえます。
安価な水産物はいつでも手に入った時代は、もはや過去のものとなりました。札束で食料が買えるのは日本だけではなくなったのです。近い将来、“お金があっても食料がない”という時代すら来ないとも限りません。我が国としては、あらゆる施策を講じて先進国としての健全な食料自給率を確保することが急務の課題です。同時に、商売上安易な海外の水産加工品を信奉する食品メーカーや大手量販店の経営体質、そして、それらを好んで購入する私たち消費者の意識も早急に改めるべきではないでしょうか。その第一段階として、日常生活での飽食を反省するとともに、国内の近海鮮魚にもっと目を向けるべきだと考えます。国内水産物を自国で消費することこそが、日本古来の魚食文化を維持し、同時に生産者である漁業者の競争力を高め、国の自給率向上に寄与することができるのですから。

(2006.9.26中小企業診断協会愛媛県支部会報掲載予定)

ビストロコックアジル

海幸丸は豊後水道南沖でヤリイカを中心に操業中。明日早朝の入港予定です。
写真は銀座のフランス料理店“ビストロコックアジル”。当社の網元直送サービスをご利用いただいて3年になります。とても家庭的な雰囲気の名店で、堅苦しく思われがちなフランス料理を、銀座でしかも気軽に楽しめます。主にマダイやホウボウ、レンコダイなどの宇和海の白身を中心にお使いいただいています。小俣オーナーシェフ自ら厳選したボルドーの赤ワインも豊富にラインナップされています。
私も上京した際には必ず立ち寄りたくなる(実際に何度も通っている!)お店です。大切な方と、または素敵な記念日に是非本格フレンチをどうぞ!

ビストロコックアジルさま
〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-15
アクセス 地下鉄銀座駅徒歩6分、JR新橋駅徒歩6分
TEL 03-3572-1644
営業時間 12:00??14:00、18:00??23:00
定休日 日曜日

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(以下グルナビ東京版紹介文より)

気軽に楽める本格フレンチは女性に人気!お洒落な雰囲気で素敵な記念日を演出します☆大物評論家も訪れるお薦めの1軒!お得な特別コース是非ご予約を!
銀座らしい品の良さとフランスのエスプリを感じながら、リラックスした気分で食事が楽しめるこの店は大切な記念日にも最適。一軒家ならではの1階2階に分かれた空間を使って、親しい仲間や大事な集まりに貸切りで楽しいパーティも演出できる。
オーナーシェフの創り出す料理は、古典的なスタイルをベースにしながら、日本各地やフランスから届く旬の食材を個性溢れる逸品に仕上げている。20数種類の料理からご自分で選べるプリフィックスコースは3800円??。お好みのコースをリーズナブルにお楽しみいただけます。
ワインはシェフが愛するボルドーの赤を中心に約100種類、フランスの良い造り手の物がラインナップされています。そんな居心地の良い大人のかくれ家である。



臍下丹田に力を入れよ

”読書の秋、運動の秋”ということで、時間のある夕方はジョギングに励んでおります。11月には、”八幡浜トレイルランニング大会”も開催され、昨年に引き続き出場する予定です。八幡浜には、マウンテンバイクのオリンピック予選も行われた山林のMTBコースがあるのですが、その山の中を走るというものです。後輩に負けないように頑張ります!写真はジョギングコースの浜辺から見る宇和海。
夜は八幡浜JCの次年度委員会の”顔見せ会”に出席しました。スケールはちょっと違いますが、新組織といえば、いよいよ明日は安倍新内閣の組閣人事ですね。どんな布陣になるのか、期待しながら見守りたいです。

人身にて、臍を受気の帯と為せば、すなわち震気は此れよりして発しぬ。
宜しく実に臍下に蓄え、虚を臍上に入れ、呼吸は臍上と相消息し、筋力は臍下よりして運動すべし。
思慮云為、皆此れに根抵す。凡百の技能も亦多く此くの如し。

佐藤 一斎

人体についていえば、臍(へそ)というものが、気??元気、活動の根源??を受ける帯とすれば、生生とした陽気??震気??はこの臍から発動するのである。それで、気を臍下の所??気海丹田??に蓄え、臍の上を虚にして??力をぬいて??、呼吸はこの臍の上と相通じ、筋肉の力は臍の下の所??丹田??から発するようにして体を運動さすのがよい。物事を考えたりなしたりすることも、皆ここに根源をおくのである。あらゆる技能も総じて臍下丹田にもとづかないものはない。

<佐藤一斎「言志晩録・七十九」久須本文雄訳>(講談社)より

大太刀魚(タチウオ)

海幸丸は本早朝4:30に入港しました。今回は、宮崎・鹿児島沖の漁場から始まり、後半はヤリイカのポイントを狙うため、豊後水道南沖に漁場を変更して操業しておりました。今日の水揚げは総数1200箱あまり。鹿児島沖ではマダイやレンコダイ、メッキ(カイワリ)、ウマヅラハギなど、豊後水道ではヤリイカが漁の中心でした。写真は今回水揚げされた世にも珍しい“竜宮の使い”、いや、化け物のような“太刀魚(タチウオ)”です。

太刀魚(タチウオ)は、このブログを見ている皆様ならご存知のことと思います。とても淡白な白身でお刺身、塩焼きの美味しい魚ですね。骨離れも良く、お子さんやお年寄りにもとても食べやすい魚のひとつです。でもここまで大きなサイズの太刀魚は、まず見た経験のある方はいないのではないでしょうか。
太刀魚は、釣りの対象魚としても有名ですが、サイズは通常、指の本数で表されます。小さいサイズは3本、大きいものは4本、5本という具合です。でも今日水揚げされた太刀魚は、手のひらどころのサイズではありませんでした。体長が何と170cmオーバーなのです。

写真は海幸丸船員、鈴木栄君(身長約165cm)ですが、太刀魚のほうが大きいですね。負けてます。残念!

弟宮本洋平君(身長約180cm)ですらこんな感じでした。

海幸丸では水深約200mの海底の獲物を漁獲しますので、海底にすむ太刀魚はかなり成長していて、脂も乗っているのです。商品として並べるなら、銀に光った釣り太刀魚が好まれますが、脂の乗り具合や味ではトロールで獲れるこの化け物太刀魚(通称“トロタチ”)にはかないません。このサイズの太刀魚になると、普通のご家庭なら、お刺身、塩焼きで夕食2回分はお楽しみいただけるはずです。毎回水揚げされるものではありませんので、ご興味のある方は別途私までご連絡くださいませ!

今日は太刀魚以外にもマダイやヤガラ、メッキアジやアカメダイなど久しぶりに豊富な魚種が水揚げされました。若干の時化あがりと久々の魚入荷の影響か、9月にしては“まずまず”の相場でした。写真は、木箱に立てられたマダイのセリの様子です。
海幸丸は荷揚げ終了後、午前10:00次の航海に向けて八幡浜を出航いたしました!

やむを得ざる勢い

秋分の日です。朝晩はずいぶんと涼しくなってとても気持ちのいい季節です。夕方のジョギングにはもってこいの時季ですね。写真は今日少し立ち寄った公園”八幡浜市双岩パーク”。
昨日放映の「四国羅針盤」は、やはり浜田漁労長が主役でした!船頭の日々の苦悩が伝わる番組内容でした。水揚げの評価は、通常月単位で行われますが、今回番組となった初航海には、一度のうちに大漁あり、故障あり、不漁あり。見ていただいた方には、日々のトロール漁の現場の様子がお分かりいただけたのではないでしょうか。さて、その海幸丸は只今、鹿児島沖から豊後水道南沖へ漁場を変えて操業中です。明日24日(日)早朝の入港予定です。

已むべからざるの勢いに動けば、すなわち動いて括(くく)られず。
曲ぐべからざるの途を践(ふ)めば、すなわち践んで危うからず。

佐藤一斎

已むに已まれない勢いで活動をしたならば、決して妨げられることなく自由に行動ができる。
曲げることのできない正しい道を践(ふ)み行うならば、危険なことがなく堂々と道を実践することができる。

<佐藤一斎「言志録・百二十五」久須本文雄訳>(講談社)より

本日「四国羅針盤」

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いよいよ本日、NHK「四国羅針盤」の放映です。燃料高騰の中で生き残りを図るトロール漁業の現場をレポート!という趣旨の番組で、当社(海幸丸)が取り上げられます。出漁準備や船体の改造、走行試験、沖での操業等々・・いろんな場面を取材されていましたので、どの映像が使われるのか、想像もつきません。主役級はどうやら浜田漁労長のようで、会社の私たちは脇役です!というか出番がない!?
何はともあれどんな番組に仕上がっているのか楽しみです。海幸丸に乗り込んで漁にも出られたUディレクターとカメラマンの皆様、大変お疲れ様でした!放映予定は下記のとおりです。

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□番組名 「四国羅針盤」(NHK)
□チャンネル NHK総合テレビ
□本放送 9月22日(金)19:30??19:55(愛媛、香川、徳島で放映)
□再放送 9月24日(日)8:00??8:25(四国4県で放映)
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詳細は→http://www.nhk.or.jp/matsuyama/rashinban/


以下はNHKの番組紹介です。

「最後の船団」 ??存亡をかける八幡浜トロール漁??

愛媛県八幡浜市のシンボル、トロール漁が存続の危機に瀕している。毎年9月から4月まで行われるトロール漁。2隻の船が1組となって網を引き、海底の魚を捕る。かつて八幡浜は27船団を抱える四国一のトロール漁の基地だった。しかし近年、船数が激減。今年9月1日の解禁日に合わせて出漁したのは、1船団だけになった。番組では、鹿児島県種子島沖で操業を始めた八幡浜最後のトロール船団に密着。存亡をかけて闘う男たちを描く。

国境の南、太陽の西

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ITC(ITコーディネータ)関連の会議のため朝から高松へ。会議自体は2時間ほどですが、片道3時間半程度かかるため、丸一日がかりです。またまた小説にどっぷりと浸って往復の車中で一気読み。1995年発表の村上春樹作品ですが、とても面白かった、大満足です。明日22日、NHK「四国羅針盤」放映です!
『国境の南、太陽の西』(1995/講談社/村上 春樹)

一人っ子として、ある欠落感をもっていた始に、小学校時代、同じ一人っ子の女の子の友達が出来る。25年後、37才の時、2人は再会し、激しい恋におちる――。
今の僕という存在に何らかの意味を見いだそうとするなら、僕は力の及ぶかぎりその作業を続けていかなくてはならないだろう―たぶん。「ジャズを流す上品なバー」を経営する、絵に描いたように幸せな僕の前にかつて好きだった女性が現われて―。日常に潜む不安をみずみずしく描く話題作。(「BOOK」データベースより)

諏訪崎(すわざき)

「四国20景」、「森林浴の森:日本100選」などで知られる”諏訪崎”から眺めた宇和海です。
諏訪崎は、八幡浜市栗之浦にある自然休養林です。桜やつつじ、つわぶきなど、四季折々の花々や山菜取りも楽しめます。遊歩道も整備されていますので、ハイキングのコースには最適です。
詳細は→http://www.nishiiyo.jp/play/with/suwazaki/
海幸丸は本日入港。台風の影響か、ヤリイカの漁獲が前回に比べて不調でした。次回の入港予定は24日(日)。鹿児島、宮崎沖での操業を予定しています。

人間のけじめ

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「靖国問題から少子化時代まで日本をとりまく愚をただす!」
歴史・良識・戦争・老い・暮らしの「5つのけじめ」論。靖国問題解決への道、ポイント外れの少子化対策、軍国少女だったころ、メールが広げる人間関係など、冴え渡るペン先で綴った痛快エッセイ。(日販MARCより)
著者は「歴史はねじまげられない」、「硫黄島未だ玉砕せず」などの名著でも知られるノンフィクション作家、上坂冬子氏。「産経新聞」、「フォーブス」等でもご活躍の大好きな作家の一人です。お薦め新刊図書のご案内でした!明日9月20日早朝、海幸丸入港予定です!

権現山の段々畑

今朝は早朝からヤリイカ約2000箱の荷揚げと競り(セリ)、相場は”まずまず”でした。台風13号のため一時寄航していました海幸丸は、午前10:00に漁場へ向け出漁しました。写真は、当社のある”向灘”とその裏手にある”権現山”(ごんげんやま、標高約300m)です。ちょうど対岸に位置する八幡浜魚市場からみた風景です。ここ向灘地区は、昔から”トロールの基地”として有名ですが、同時にみかんの全国No.1ブランド”日の丸”の産地でもあります。下中央のオレンジ屋根の白い建物が”日の丸みかん”の出荷場です。山には”段々畑”が見えます。実りのシーズンには、みかんの香りとともに山一面がオレンジに色づいて、景観もがらりと変わります。

ハリセンボン

大型台風到来のため、海は大荒れ!海幸丸は今朝8:00に八幡浜港へ一時寄港しました。今日は魚市場が休みのため、漁獲物(総数約2100箱)はいったんトラックへ積み込みました。今回も例のバラヤリイカが豊漁で約1900箱!これからやってくる台風でヤリイカが逃げてしまわないか、ちょっぴり心配です。通常、荷揚げは深夜か早朝に行いますが、今日は珍しく日中の作業のため地元の見物客もちらほら。写真は今朝捕獲された巨大メジロザメ(全長3.2m)の頭部を“打ち鈎(うちかぎ)”で”つっつく”わが次男。やや腰引け気味です。

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荷揚げは11時に終了。その後海幸丸は今夜の台風に備えて会社前で“時化つなぎ”をしました。その際、岸壁で“針千本(ハリセンボン)”の親子?を発見、急きょ捕獲に乗り出しました。弟が大型の“テンコ”ですくって獲ったのですが、網にかかった瞬間、一瞬のうちに針が飛び出して体が膨張!よく居酒屋や料理屋に吊るしてある“あの状態”です。それにしても、危険を察知して瞬時に“変身”する能力(護身術?)はさすが海の生物です。(当たり前か?)上は漁獲直後のハリセンボン!

ちなみに顔はこんな感じです。体は興奮して膨張していますが、顔は結構愛らしいですね。目も光沢があって奇麗ですし、特に口もとなどチャーミングでいい感じです。浜田漁労長いわく「無毒でおいしい、食え!」とのこと。信じられませんでしたので、帰宅後ネットで調べたところ下記のとおりでした。

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標準和名:はりせんぼん
学名:Diodon holocanthus
分類:ハリセンボン科

約20cmになる。敵などにおそわれ興奮すると、胃に大量の水を飲み込み、体を膨らませて針をたてる。日本海では冬の季節風により打ち上げられることがある。無毒でおいしい。 (1979年生まれの個体が繁殖賞を受賞)
<東海大学海洋科学博物館「飼育生物解説」>より転記

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さすが海幸丸漁労長浜田淳二45歳!“無毒でおいしい”そのとおりでした!お見事!
一瞬本当に今夜のつまみにしようかと思い悩みましたが、今回は遠慮させていただきます。というわけで今日1日だけ我が家の観賞魚に!
子供も飽きた夕方には海へ戻してやりました。

ちなみに下が変身前、上が変身後!一度変身してしまうとすぐには元に戻れないようで、ハリセンボンは小さなヒレを動かして“四苦八苦”!
結局親子とも元の姿に戻るのに10分ほどかかっていました。台風到来前の楽しい“一魚一会”なひと時でした。
今朝トラックに積み込んだヤリイカは明日早朝4:30から荷揚げ開始、避難中の海幸丸は明日午前10:00に出航予定です!


使命に対する信念

今日と明日の2日間は、八幡浜魚市場が“休市”です。朝は用事があって家族で松山へ、夕方帰宅して日課のトレーニング後、9日の“豊予市”の打ち上げ(飲み会)に行きました。汗をかいた後は普段にも増してビールが進んでしまいます。幹事役のF営業主任、お世話になりました。大型台風が接近中です。海幸丸は明日早朝入港予定です。

組織に働く者は、組織の使命が社会において重要であり、他のあらゆるものの基盤であるとの信念をもたなければならない。この信念がなければ、いかなる組織といえども、自信と誇りを失い、成果をあげる能力を失う。

<P.F.ドラッカー「歴史の哲学」(上田惇生編訳)ダイアモンド社>より

引き続きバラヤリ豊漁!

海幸丸は早朝5:20に入港しました。今朝の水揚げは総数1700箱。前回に引き続き、内1400箱が”バラヤリイカ”でした。明日、明後日と魚市場が連休で、しかも台風が来ているため、”時化見込み”の影響もあるのか、今日は”まずます”の相場でした。荷揚げ終了後、機関の修理を経て14:00に八幡浜港を出航いたしました。次回の水揚げ、売りは18日(月)の予定ですが、台風の進路如何でいつまで操業ができるかは現時点では未定です。例年に比べて9月は今のところ順調にきていますので、極力稼動率は高めたいのですが、自然には勝てません。おそらく明後日には一時寄港となる模様です。

大地の咆哮

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元上海総領事が病に侵されながら自らの中国体験を綴った手記で、大変興味深く読みました。それにしても日中関係は今後どう進むのでしょうか。歴史的な背景はもちろん、軍事(核)大国化、尖閣諸島、靖国参拝、反日運動、中台関係、進出企業のカントリーリスク等々・・直接日本に関係する問題が山積みで、どれもが日中間には摩擦となりうる大問題ばかり。日本としては、他国の圧力や恫喝に屈して「国の面子を捨てる国」(本書)と受け取られる“外交の愚”だけは、国の将来のためにも犯してはならないと思うのですが。

そういう意味では、著者杉本信行氏のいうとおり、歴史認識にせよ靖国参拝にせよ、明確に国の見解を説明すべきだと思います。ただこちらがいくら説明しても、なかなか末端の国民までは伝わらないという共産国の虚しい現実がありますが。それでも“戦う政治家”宣言をされた次期首相候補には、ぶれない外交姿勢を貫いていただきたいと願っています。

問題山積の日中関係ですが、“食”の分野でも日本にとって大問題が起きつつあります。中国の富裕層と貧困層の格差はよく知られていますが、近年の高度成長による生活水準の向上で、富裕層の購買力アップが食糧需給に大きなインパクトを与えつつあります。一説によれば、中進国並みの購買力を持つ世帯人口が3000万??5000万人に達しているとのことです。これらの富裕層は、日本人にとっても高価な食材である霜降り肉や高級マグロなどにも惜しみなく金を払えるほどの購買力を持ちつつあるらしいのです。(「日経ビジネス」2006.1.30)
先日あるコラムで、「4つ足のものは机以外、空飛ぶものは飛行機以外はすべてを食す?」という中国人の暴食ぶりが、映画「千と千尋の神隠し」に出てくる化け物“カナオシ”に例えられて紹介されていました。人口13億?といわれる中国で、仮に人口の3割でもこんな購買力を持ったとすれば、日本どころか世界の食糧需給に大きな影響が出るのは必至です。
既に野菜の分野では、一昔前まで大輸出国だった中国が今では大輸入国に転じています。それだけ国内での需要が伸びているという証拠ともいえます。日本ではこれまで、安価な中国食材がふんだんに輸入されて量販店を中心に売られてきましたが、これからは中国国内の商売が優先されて、日本向けの食糧生産まで手が回らない可能性だってあるわけです。近い将来、“お金があっても食べるものがない”という事態だって起こるかもしれません。まさに“食料安保(闘争?)”時代の到来です。
そんな事態に陥っても困らないためにも、国としては最低限の食料自給率は確保しておきたいものです。同時に、商売上安易な規格輸入物に流れる大手量販店の経営体質、それらを好んで購入する我々消費者の意識も改めたいものです。手前味噌で恐縮ですが、沖合トロール漁業は、国の食料自給率向上に貢献する数少ない漁船漁業の一つです。日本人の皆様、中国人(カナオシ?)に食べられる前に、もっともっと日本の魚を食べましょう!食文化を守ることこそ、生産者を応援すること=我が国の将来の食料を確保すること!なのです。
頑張れ、海幸丸!頑張れ、日本の生産者!皆様、応援よろしくお願いします!海幸丸は明日早朝入港予定です。

バラヤリイカ豊漁!

海幸丸は本早朝4:00に本船入港、今期5回目の水揚げを終えました。今日の水揚げは総数1700箱!内1400箱余りが“ヤリイカ”(バラヤリ)でした。中一日の操業にしてはなかなかの豊漁でした!といいましても、毎年9月と10月は、全国的に魚の需要も少なく相場も低調のため、水揚げ金額はそれほどでもないのですが・・。ヤリイカの水揚げが続くうちに例年悪夢の9月、10月を乗り切りたいものです。写真は競り(セリ)終了直後の魚市場の様子です。

*追記
先日、このブログで紹介しました当社が取り上げられる番組ですが、放送予定が変更になりました。
当初は9月15日(金)でしたが、9月22日(金)へ変わったようです。下記の日時です。

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番組:「四国羅針盤」(NHK)
日時:9月22日(金)19:30??19:55
再放送:9月24日(日)8:05??8:30
放送地域:四国4県のみ
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今漁期は現在のところヤリイカの水揚げが順調です。操業海域は基地にも近い“豊後水道南沖”ですが、この海域でこれほどの数のヤリイカが獲れることは珍しいようです。通常、ヤリイカは“古満目沖”(10月解禁)という漁場が知られていますが、今回は全く違うポイントです。しかも、例年大幅な採算割れとなるこの時期の水揚げだけに、ついつい今後の漁模様にも期待をしてしまいます。
昭和40年代から50年代にかけて、宇和海では毎年この時期にヤリイカの豊漁が続き、八幡浜のトロール船が連日のように大漁を繰り返し、潤っていた時代があったといいます。(もちろん私はそんな時代は知りませんが・・)その後、ヤリイカの水揚げ減少とともに、トロール船の隻数もどんどん減少してしまいました。
歴史的にみても、八幡浜のトロール船とのお付き合いも長い“ヤリイカ”だけに、最近の原油高に伴うトロール船の経費上昇を気にかけてくれているのかもしれないですね。そう考えて海幸丸の操業する豊後水道南沖に回遊してきたのだとしたら、国際情勢に敏感な、かなり利口なイカです。今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします!

ちなみに今回1400箱獲れたヤリイカ1箱はこんな感じです。魚市場では立てて揃えたヤリイカを“立ヤリ(タテヤリ)”、写真のようにバラで入れたヤリイカを“バラヤリ”と呼んでいます。今回多かったのは小さなサイズの“バラヤリ”です。
週末は16日、17日と八幡浜魚市場が休みとなるため、次回は15日(金)の入港を予定しています。

今日は早朝(深夜?)勤務のため業務は15:00で終了、スポーツセンターへ水泳見学とトレーニングに行きました。


豊後水道網元直送 三平鮨

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海幸丸は只今豊後水道南沖で操業中です。一昨日に引き続きヤリイカが豊漁で、明日の入港予定です。
写真は神奈川県川崎市の三平鮨さまです。インターネットでお問い合わせいただいて以来、5年ほどお取引をいただいております。「豊後水道網元直送」を前面に打ち出され、PRいただいているお店です。いつもありがとうございます。海幸丸のマダイやホウボウ、アカメダイなどの白身、そしてサワラやカマスの”炙り”など、店主自慢の創作鮨も人気です!私も毎年お伺いしている、アットホームな雰囲気の本格鮨店です。皆様、お気軽に足を運んでみてください!

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いつも直送している海幸丸の白身魚です。宇和海の鮮魚は白身の種類が豊富で、特に希少価値の高い鮮魚は店主にとても気に入られ、好んでお使いいただいています。お送りする鮮魚はその日の水揚げに応じて、お薦めの魚を組み合わせてお届けしています。

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写真は、海幸丸の直送鮮魚のみを素材にメニュー化した”海幸丸にぎり”です。珍しい白身魚を中心に、12かん2,000円のお得な人気メニューで評判も上々です!皆様、是非お試しくださいませ!

お店の詳細は下記のとおりです。

三平鮨さま
〒210-0846 神奈川県川崎市川崎区小田3-13-8
アクセス JR川崎駅バス10分 川崎市営バス小田栄下車3分
TEL 044-333-0343 FAX 044-333-0328
営業時間 17:00??22:00
定休日 水曜

瑣事と大事

早朝4:40に海幸丸が入港、ヤリイカ他600箱あまりの荷揚げを行いました。例年相場の上がらない9月ですが、現在のところヤリイカの水揚げが好調なのが救いです。今週は水曜日、金曜日と本船入港の予定です。午後は松山で一件会合、夕方は八幡浜に戻り、夜は青年会議所の第1回目の次年度理事会に出席しました。初回ということで今日は夜遅くまで懇親会でした。来年も一年よろしくお願いいたします。

日間の瑣事は、世俗に背かざること可なり。立身、操守は世俗に背くこと可なり。

佐藤一斎

日常における小さい??些細な??ことは、世間の風俗に反しないようにするがよい。
しかし、自分の目的を確立したり、節操を守っていくことは、世俗に反する所があってもよい。

<佐藤一斎「言志晩録・二四八」久須本文雄訳>(講談社)より

毎月第2日曜は海鮮朝市

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毎月第2日曜日は、八幡浜海鮮朝市の日です。今朝は早朝からものすごい雷雨でしたが、昼前にはあがり、客足も悪天候にしてはまずまずでした。今日からスタートしたトロール市の「魚切りますサービス」も、順調な滑り出しでお客さんにも喜んでいただけたようです。朝市では、魚販売のほか、ミニ競り(セリ)やじゃこてん実演販売、海鮮丼コーナー、子供が喜ぶ釣りコーナーなど、イベントも満載です!八幡浜海鮮朝市は毎月第2日曜日、定期開催です。皆様、是非八幡浜にお越しくださいませ!
海幸丸は、ヤリイカが豊漁で昨日夜中入港、大雨のなか荷揚げを行い、今朝のセリで出荷いたしました。明日も早朝に入港の予定です。

豊予市で海鮮バーベキュー

今日は、豊予社が毎年行っているイベント”豊予市”に参加しました。当社の担当は”海鮮バーベキュー”。ウチワエビやイカ、アジの一夜干しなど天然素材を使った海幸丸ならではのコーナーです!炭をおこして焼いたのですが、熱がこもってとても暑い、いや熱かったです。他にも焼きそばやじゃこてん、生ビールのコーナーもあって大盛況でした。それにしても、地域に根ざしたイベントを10年も続けてていらっしゃる豊予社さまはすばらしいです。私たちも見習いたいものです。写真は、バーベキューをお手伝いいただいた豊予社の皆さんと当社の社員です。

男子、一生の問題

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本日8日は“八日市”、明日は八幡浜の老舗印刷会社、豊予社さんの“豊予市”!今年で10年目になるそうです。明日の豊予市には当社も2年連続で参加する予定です。海幸丸の一夜干し、ウチワエビなどを素材に、特選!“海鮮バーベキュー”を行いますので、皆様是非お越しくださいませ。夕方からは、(社)八幡浜青年会議所創立55周年記念例会と懇親会に出席、OBの皆様も参加され盛大に実施されました。

心が荒み、治安が乱れ、子供の平均学力が低下し、過激な性教育が取り沙汰され、それだけでも世も末と思っていたが、茶髪という見掛けの醜さがこれに加わり、ことここにきわまったという感じがしている。
日本をここまで支えてきた先人たちへの冒涜ではないだろうか。
あなたの周りにいる髪を赤や茶に染めた人に、どうか皆さん、呼びかけていただきたい。不健康なだけでもない。黒髪に黄色い肌というモンゴロイドとしての日本人の本来の姿、自然な姿に反することをすれば、必ず自然によって報復されると。

本の中の一言に立ち止まって、それが自分に突き刺さってくるような経験をせよ。
自分の弱点を洗いざらい見抜かれて、背筋の寒くなるような体験をしながら本を読め。
あるいは逆に、まるで自分のことを語ってくれているみたいだと、自分の意を代弁してくれている著者の言葉に思わず喜びが込みあげてくるような読み方をせよ。
すなわち、どんな本でもいい、ともかく本の中の一語一語が自分に関わってくるような本とのつきあい方を身につけることが、まず何においても大切な人生の智恵の一つである。
自分がいないような読み方だけはしてはいけない。

「男子、一生の問題」西尾幹二(三笠書房)より

海鮮朝市で調理サービス!

本日海幸丸は早朝5:00に入港。約1,300ケースの鮮魚を市場に荷揚げしました。今回は小さなヤリイカが約700箱!まずまずの豊漁でした。その後、海幸丸は一部修理を経て12:00に八幡浜港を出航いたしました。私は午前中、地方局で行われた県主催の商談会に参加、網元鮮魚と一夜干しのPRをして参りました。
さて、来る9月10日(日)から、昭和水産トロール市も“八幡浜海鮮朝市”に参加することとなりました。といいましてもお店の出店ではなく、“調理サービス”のご提供です。

現在八幡浜市では、毎月第2日曜に“朝市”を実施しており、市外からも多くのお客さんが訪れています。朝市では地元の仲卸業者さんが、市場で買い付けた鮮魚を浜値で販売しています。ただし、お客さんから調理の要望が多いにもかかわらず、会場が屋外のため、衛星管理上調理施設が設置できないようです。そこで市の担当課より、朝市会場のまん前で小売店舗をかまえる当社に要請があり、このたび9月10日の朝市から、トロール市が調理サービスを一手に!?請け負う運びとなりました。

当店では、お買い上げいただいた鮮魚の調理は基本的にどんな調理も無料です。しかしながら今回の調理は、お客さんが朝市で購入された鮮魚ですので、有料サービスとさせていただいています。市の担当者とも、いろいろと打ち合わせをしながら料金を決めさせていただいたのですが、この決め方が実はなかなか難しいのです。一口に鮮魚調理といっても、小魚の焼き魚用調理などの簡単なものもあれば、ハマチやマダイのような大型の魚の刺身の盛り付けまで様々です。そのため、一律に料金を決めることが難しく、結局下記のような料金表とさせていただきました。

        下調理   2枚・3枚卸  3枚皮引き  刺身盛り付け
○大型鮮魚  200    300      400     500
○中型鮮魚  100    200      300     400
○簡易調理             一律100(円)

*大型鮮魚・・・1kを超えるハマチやタイなど
*中型鮮魚・・・1kまでのアジやホウボウ、イサキなど
*簡易調理・・・イカ、アマギ、タチウオなどの簡単な調理
*下調理・・・・うろこ落し、えら・内臓出し
*2枚・3枚卸・・魚をさばいて皮をつけた状態
*3枚皮引き・・・3枚卸後、皮を引くまで(刺身の手前)の調理
*刺身盛り付け・・刺身を切ってトレー・皿に盛り付けるまでの調理

いかがですか。これまで当社では“調理無料”が当然のスタンスできておりましたので、いざ有料化となるととても難しく、こんな感じで決めさせていただきました。さて反響はどんなものなのでしょうか。我々にも皆目検討がつきません。とりあえず当日は、店の通常の人員とは別に1名(おそらく私です!)、調理専門で配置して臨みたいと思います。
この料金が高いと感じる方!朝市から“20メートル”足をのばして、是非トロール市にお越しください。朝市会場から道路をはさんで向かい側(すぐ!)、「一魚一会」の看板が目印です。当店でのお買い上げ品は全て調理無料です!もしくは、是非ご自身でお魚のさばき方をマスターしてください!当店では下記の内容で“お魚さばき方教室”も不定期開催しております。ふるってご参加くださいませ!

http://www.uwakai.com/blog/archives/cat5/index.html

ちなみに当店の無料サービスのPR看板も掲載しておきます。

天道は徐(おもむ)ろに運行

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今日は、海幸丸の指定陸揚港である愛媛県愛南町(深浦港)の漁協へ、道具運びと漁期解禁のご挨拶へ参りました。豊後水道にヤリイカの漁場があって、ヤリイカが豊漁の年は、この深浦港で魚を転載して八幡浜で陸送することが多くなります。今年のヤリイカ豊漁を期待しています。海幸丸は明日早朝の入港予定です。
それにしても本日9月6日は、朝から“秋篠宮妃の男子ご出産”という大変おめでたい話題でもちきりです。日本全国民が待ちに待った、まさに待望の明るい一日となりました。あまりにおめでたいので鯛(たい)の写真を掲載します。

天道は漸を以ってめぐり、人事は漸を以って変ず。必至の勢いは、之を退けて遠ざからしむる能わず、また之を促して速やかならしむる能わず。

佐藤一斎

天道自然の道は徐(おもむ)ろに運行し、人間社会のあらゆる事がらはゆるやかに変転していく。そこには必ずそうなるべき情勢があって、これを退けて遠く離すこともできないし、またこれを急がせて速くしようとすることもできないものである。

<佐藤一斎「言志録・四」久須本文雄訳>(講談社)より

ウチワエビ

写真は団扇エビ(ウチワエビ)です。太平洋南海域で幅広く水揚げされますが、漁獲量はさほど多くなく、全国的にはとても希少価値の高いエビとして知られています。扇の形をしていて、団扇のように平らのため“団扇エビ”という名称がついたようです。ただ、甲羅の形が天然記念物の“カブトガニ”にも似ているため、地元では“カブト”とも呼ばれています。また生きている団扇エビは、パッチンパッチンと飛び跳ねるため、“パッチン(エビ)”とか“カッチン”と呼ぶ人もいます。

海幸丸では、豊後水道南沖から高知沖にかけて幅広い海域で水揚げされていて、多いときは一航海で15箱??20箱程度(1000匹ほど?)獲れることもあります。以前のように多くのトロール船が操業していた時代は、結構安価なエビでしたが、近年は入荷量も少ない上に、グルメブームでイタリア料理の高級食材としても定着してきたため、相場が急騰しています。活魚の良品で大きなサイズになると、浜値でもk3000円を超える(1匹で500円から600円程度)こともあります。

ふだんは“お刺身”か“塩茹で”で食べていますが、身だけを取り出して、サラダや天婦羅にしても美味しいですし、甲羅で出汁をとってお味噌汁にしても美味です。もちろんイタリアン風に、ブイヤベースやバスタの材料としてもお使いいただけます。“プリプリとした食感と身の甘さ”が味の特徴で、特に刺身はイセエビよりも美味しいという声もよく聞きます。
塩茹でにする際は、沸騰したお湯に入れて4分程度で出来上がり。後は写真のように尾のほうからはさみを入れて真っ二つに割ると、簡単に両側の身が取り出せます。身を取って残った甲羅からは、必ず出汁をとってお使いください。下の写真は活きた団扇エビの身質です。オレンジの子を持っていますが、これも独特の食感で結構クセになる味です。

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当店の直売店トロール市では、ギフト商品として“団扇エビの浜茹で”を扱っています。海幸丸で水揚げされた新鮮な団扇エビを即日塩茹でして、全国にお届けしています。南海放送のお取り寄せサイト“e-ひめ市場”(http://www.himeichi.com/)でも好評販売中です!もちろんお刺身用の“活団扇エビ”もご予約承っております。まだ食べたことのない方、是非一度“幻のエビ”団扇エビを召し上がってみてください!

今漁期初水揚げ!

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今日4日、海幸丸の今漁期初水揚げを行いました。今回は船の入港ではなく、昨日九州の最南端、鹿児島県山川港にて転載した魚をトラックで八幡浜まで運び、早朝4:00より魚市場で荷揚げを行いました。初航海の漁場は鹿児島沖で、総計950箱の魚が競り(セリ)にかけられました。

毎年のことですが、9月はまだまだ相場の水準は軒並み低調!です。今回の魚種で比較的量があったのは、マダイ、レンコダイ、メッキアジですがどれも相場はいま一つでした。相場の出ない9月、10月は会社も船も我慢のしどころです。この2ヶ月は魚に比べて比較的相場の安定しているイカ類が、一番近い漁場である豊後水道南沖で水揚げされることに期待しています。
現在、海幸丸は鹿児島、宮崎沖から豊後水道南沖へ漁場を変更して操業の予定です。次回の入港は、7日(木)あたりを予定しています。

オリゾンテ

千葉県九十九里のイタリアンレストラン「オリゾンテ」。長年、海幸丸の直送鮮魚をご愛顧いただいております。お届けしている鮮魚も、マダイ、ヤリイカ、ヤガラ、オニカサゴ、マダコ、アカザエビと多岐にわたります。私も3年ほど前にお伺いしたことがあり、魚介類を豊富に使ったパスタがとても美味しかったのが印象に残っています。今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。手作りウェディングやパーティも人気です。詳細は下記サイトをご覧くださいませ。

オリゾンテ さま
〒283-0013 千葉県山武郡九十九里町不動堂白幡 真亀川総合公園内
TEL&FAX 0475-76-0148
定休 火曜日
http://www.orizzonte.jp/

ミラノクッチーナ

京橋の老舗イタリアンレストラン「ミラノクッチーナ」。食材の多くはこだわりの産地生産者からの直接仕入です。鮮魚はもちろん、当社の宇和海豊後水道の天然素材を豊富にお使いいただいております。網焼き、煮込み、ホイル焼きなど、ご希望に合わせて調理する魚料理が人気のお店です。今後とも宇和海の幸をよろしくお願いいたします!東京在住の方、二次会、パーティプランもございますので、是非ご利用くださいませ!

ミラノクッチーナ さま
〒104-0031 東京都中央区京橋3-13-1有楽ビル1F
地下鉄銀座線京橋駅1番出口徒歩3分、都営浅草線宝町駅A1徒歩1分
TEL 03-3563-3301 FAX 03-3563-3302
定休日 日曜・祝日

鹿児島沖で操業中

海幸丸は昨日の出漁後、鹿児島沖のポイントへ直行。現在操業中です。初入港はトラック便にて、鹿児島県山川港で荷揚げを行う段取りで、八幡浜での初競りは4日朝の予定です。まだ具体的な漁獲魚種の情報は入ってきていませんが、鹿児島沖の漁場は種類が豊富なため、豊富な魚種と単価の高い魚の豊漁を期待しています。上は湾内周回を終えて漁場へ向かう海幸丸です!

今期、八幡浜のトロール漁船で9月の解禁日から出漁したのは海幸丸1統のみでした。会社にとっても乗組員にとっても、まさに独りぼっちで孤独な船出となってしまいました。1社で操業することで、よく漁場や価格の面でメリットが多いようにいわれることも多いのですが、実は全くそんなことはありません。
例えば漁場。中型トロール船の許可海域は豊後水道南沖から宮崎、鹿児島沖、高知沖と広い範囲に及びます。もちろん漁場ごとに漁獲魚種も異なるわけで、漁労長は各々の魚種の単価と水揚げ状況、天候等を考慮しながら漁場を選定します。その際、これまではお互いのトロール船がいろんなポイントで操業していたため、各社の様々な漁獲情報を得ることができていたのですが、一統のみではこれが全く不可能です。いわば広い暗黒の海をまさに“暗中模索”の状態で操業せざるを得ないわけです。
次に単価。これも単純に相対的なトロールの水揚げ量が減少したからといって、すぐに漁価が跳ね上がるというわけにはいきません。八幡浜市場には、昭和20年代の全盛期には27統54隻ものトロール船が操業していました。こうした歴史を背景に、全国の中央市場に商品を安定供給する“出荷市場”としての機能を担ってきたわけです。ここ10年の単位では、凡そ5統10隻のトロール船が毎年出漁していました。そのため、毎朝ある程度の水揚げ量はあったために、消費地に対する一定の供給力は確保されてきました。ところが一統のみとなれば、安定的な供給力はまず望めません。つまり、出荷市場としての八幡浜市場に対する消費地(中央市場)の信用度が落ちてしまうわけです。このあたりは全国への出荷を手がける八幡浜の大手仲卸業者の最も危惧する点かもしれません。
次に市場や関係県に対する発言力です。以前はトロール業者のみで業種別の組合が作られていましたが、経営体が減少したため、数年前にいろんな漁業に従事する生産者の組合と合併しています。小さな話ですが、市場内の水揚げ場所や係留場所にしても以前は広い場所が確保されていたのが、今は狭い場所しか確保されず夜間入港の多い時季は非効率な操業と仕事を余儀なくされています。

一社操業にはこうしたマイナス面がありますが、漁業全体で明るい兆しとして実感しているのが、国内の食の安全志向の高まりと対中国韓国向けの輸出増加です。今後も漁業と流通を一体で取り組むことで、何とかこの難局を乗り越えて活路を見出したいものです。ここのところお魚の紹介がご無沙汰ぎみですが、トロール漁も始まりましたので、随時掲載していきますのでお楽しみに!

航海安全・大漁を祈る

昨日からの修理は今朝7:00に無事終了。今日7:30より毎年恒例の船員記念撮影と“出漁式”を終え、海幸丸は予定通り午前8:00に八幡浜港を出航いたしました。今年は整備が遅れたものの、無事出漁の日を迎えることができたのは関係者の皆様方のご支援の賜物です。感謝申し上げます。また今日は早朝にもかかわらず、多くの皆様に出漁のお見送りをいただき本当にありがとうございました。

初航海の目的地は鹿児島沖です。現在の予定では3日に鹿児島で漁獲物を転載して、4日の八幡浜市場で初セリの予定です。今期、解禁日である9月1日から出漁したのは、当社の海幸丸一統のみでした。燃油高騰の中ですが、八幡浜のトロール漁業を守っていくためにも、乗組員と会社が一丸となって頑張っていきたいものです。

今回の航海に放送局のディレクターとカメラマン2名も乗船して出航しました。トロール漁業の経営、生き残りへの取り組みを漁業の現場からリポートする・・という25分番組で当社が取り上げられます。果たしてどんな番組に仕上がっているのでしょうか?放送予定、番組名は下記のとおりです。

□放送予定 9月15日 19:30??(25分)
□番組名  「四国羅針盤」(NHK)

下は見送られて出漁する海幸丸。「祈・航海安全!大漁!」

いよいよ明日出漁!

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とうとう明日海幸丸が出漁します。今日は朝から魚を立てるスチロール箱(1800c/s)と木箱(約2000箱)、氷約30トンの積み込みを行いました。本来であれば、今回省エネ対策として新しく取り付けた”バルバスバウ”の効果や推進効率等を測定するための走行試験をする予定でした。
ところが、以前から調べていたオイルに不備が見つかり、大事をとって急きょ試験延期となってしまいました。修繕は明日早朝までかかる見通しです。予定では明日8月31日7:30に出漁式、8:00に出航の予定です。いよいよ今漁期のスタートです。

述志

一死君国に報ずるは素より武人の本懐のみ あに戦場と銃後とを問はんや。
勇戦奮闘戦場の華と散らんは易し 誰か至誠一貫俗論を排し斃れて已むの難きを知らむ。
高遠なる哉君恩、悠久なるかな皇国。 思わざるべからず君国百年の計。
一身の栄辱生死、あに論ずる閑あらんや。(中略)
この身滅ぼす可し、この志奪うべ可らず。

昭和14年5月31日 於海軍次官官舎 山本五十六

「海燃ゆ 山本五十六の生涯」工藤美代子(講談社)より

天意に従う心

午前中は宇和島市の社会保険事務所へ、船員保険料の算定基礎となる給与の説明に行きました。毎年出漁前の8月末に行ういわばルーティンワークで、ここ2年ほどご無沙汰していましたが、久しぶりに行ってきました。午後からは、市役所で行われた南予地域活性化懇話会の最終会合に出席。会を通じて、八幡浜青年会議所から提案させていただいた地域通貨「TEYA」は、県へ提出する主たる提案事項からは外れてしまい、今回は別枠での要望事項となりました。
今回の提案の柱となったのはやはり「みかんと魚」に関する一次産業の活性化策です。魚分野では、漁業協同組合から養殖マダイのブランド化に対する支援策の要望等が出され、提案事項として採択されました。養殖魚も近年は魚価安が続いているだけに、ぜひこのブランド化策がうまくいって、生産者と魚市場の活性化に寄与してもらいたいものです。同じ漁業者の立場として、計画の成功をお祈りしております!

凡そ事をなすには、須らく天に仕うるの心あるを要すべし。人に示すの念あるを要せず。

佐藤一斎

総じて事業をなすには、ぜひとも天(天神・天帝)意に従う敬虔な心を堅持することが肝要である。功を人に誇示し、自分の存在を社会に認めさせようとする気持があってはいけない。

<佐藤一斎「言志録・三」久須本文雄訳>(講談社)より

漁具積み込みと仕卸会

本日の早朝、何とか無事に海幸丸がドックでの整備を終えて会社前に戻ってきました。そのあとはすぐに漁具積み込みの開始です。炎天下の中での積み込み作業のため、例年は2日間かけて行っていますが、今年は慌しく1日で行いました。これで主だった出漁準備はほぼ完了です!

夜は引き続き「仕卸会」(宴会)へ。海幸丸乗組員16名と社長以下、トロール市のスタッフ等総勢25名が参加しました。場所は市内に新しくオープンした居酒屋「食べ物市場」です。今漁期の乗組員16名は、前年と全く同じメンバーで平均年齢は51.5歳です。最長老は67歳、最年少は34歳で私と同い年です。

仕卸会は出漁を前にした慰労も兼ねての飲み会で、毎年行っています。見てのとおり男一色!で、今年も大いに盛り上がりました。乾杯の社長挨拶にもありましたが、燃油高騰の経営難を乗り切るには、会社と船員の協力関係、信頼関係が絶対条件です。魚一匹一匹に価値を見出す・・「一魚一会」の精神で、陸と沖のアイディアと力を合わせて、丁寧な商品作りに励みましょう!

現在のところ、9月1日から出漁するトロール船は当社の海幸丸一統のみの予定です。1社の出漁のため、マスコミからの取材依頼も多くいただいております。そんな中で今年の出漁時には、某放送局のディレクターとカメラマン2名が海幸丸に乗船します。燃油が高騰する中での当社の取り組み(船の改造や流通事業など)が、25分もの番組になるそうで、漁の風景なども撮影するそうです。すでに何度か八幡浜で撮影されていますが、主役級の浜田漁労長は少しはカメラ慣れしたのでしょうか?本番を楽しみにしたいと思います。具体的な放映予定が決まりましたら、またこのブログにも掲載いたします。

2次会終了後、仕卸会にも出ていただいた放送局のディレクターと近くのバーでちょっと2,3杯・・仕事の話だけでなく、外交や歴史認識等もあれこれと・・。ちょっと熱くなりすぎてしまいましたが、おかげさまで楽しい時間がすごせました。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!

ぶどう狩り

八幡浜青年会議所の家族会で内子町へ”ぶどう狩り”に出かけました。内子町は、野菜や葡萄、ブルーベリーの産地として、また伝統的な”白壁の町並み”で知られる町で、八幡浜からは車で約30分で行くことができます。今回訪れた巨峰園では、メンバーとその家族のみんなでぶどう狩り、昼食、アトラクションの射撃ゲームを楽しみました。

園内が予想以上に広いのには驚きました。園は一面葡萄だらけで、とった葡萄は氷水で冷やしていただきました。とても美味しかったです。巨峰園の皆様、担当委員会の皆様、どうもありがとうございました!
明日は、31日の出漁に向けた最後の準備と「仕卸」(宴会)の予定です。

パーレンテッシ

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東京目黒区のイタリアンレストランで、最寄駅は池尻大橋(田園都市線)です。当社とはここ3年ほどお付き合いをいただいております。以前、某テレビ局に当社の網元直送サービスが取り上げられたことがあります。その際に営業現場の取材を受けたのが、このお店でした。以来中野シェフには、ウチワエビやヤガラ、ホウボウ、オニカサゴ、ヤリイカといったトロール漁ならではの鮮魚をお使いいただいております。
私も上京の際に何度か食事に伺ったことがありますが、シェフの素材へのこだわりも相当なもので、厳選素材を使ったピザや生ハムもとても美味しかったです。皆様も是非一度訪ねられてみてはいかがでしょうか!

パッレンテッシ さま
〒153-0043 東京都目黒区東山3??6??8
最寄駅 池尻大橋駅より徒歩3分
TEL 03??5722??6968
営業時間 11:30??14:00/18:00??1:00(土、日、祝日は夜のみ)

航海安全・大漁祈願

今日は、四国カルスト(大野ヶ原)へ海幸丸の「航海安全・大漁祈願」に行きました。参加者は乗組員の幹部7名と社長と私。早朝6:00前に会社を出発しました。毎年、この時期に「祈願」へ行きますが、大野ヶ原での大漁祈願は昨年に引き続き2回目です。

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神社の名前は「竜王神社」で、船神様を祭っている神社です。愛媛県内には、同じ「竜王神社」がたくさんありますが、ここ大野ヶ原の神社が本山?のようです。昨年はここにお参りにきて、若干水揚げが上向いたため、同じ場所を訪れました。

「竜王神社」は愛媛県と高知県の県境の高地「四国カルスト」に近い場所にあって、八幡浜からは約2時間かかりました。四国カルストは、日本3大カルストの一つで、標高1,000mを超える場所にあるため、かなり涼しく、景色も抜群でした。放牧も盛んでいたるところに牛の群れを見ることができます。

本来であれば、神主様を訪ねて「ご祈祷」をあげていただくところですが、残念ながら少し前にお亡くなりになられたそうで、神社はどなたも不在とのことでした。みんなで神社の前で手を合わせ、お神酒を奉納して、今年の「安全・大漁祈願」とさせていただきました。今年も海幸丸をどうぞよろしくお願いいたします。神主様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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ここ大野ヶ原は美味しい「大根」の産地として有名です。例年のことですが、生産者から掘りたての新鮮な大根40本を購入、乗組員と会社へのお土産としました。

途中、竜馬脱藩の途中の休息地として案内されている「男水」(滝)にも立ち寄りました。山、谷か?の上から水が湧いて落ちてくる景色はとても雄大でした。本来であれば、ゆっくりと観光や温泉でも楽しみながら帰りたいところですが、午後からは昨日のトラブル対応が待っているため、あわただしく正午前には八幡浜へ帰り通常業務へ戻りました。参加された皆様、お疲れ様でした!

志あるものは

9:30から松山の某放送局で行われた研修に出席しました。知り合いの先輩とも出会いましたので、あれこれと近況報告。結局午後からも同じ研修の続きがあって、八幡浜到着は夕方となりました。会社では、船の予期せぬトラブルで、漁労長や機関長が集まってバタバタとしておりました。とりあえず明日メーカーさんも交えて解決することでいったん解散しました。28日仕卸宴会!!?それまでには準備万全でよろしくお願いします!

「その志の高さ、低さによって、男の価値は決まる。・・・志は塩のように溶けやすい。男子の生涯の苦渋というものは、その志の高さをいかに守りぬくかということにあり、それを守りぬく工夫は格別なものではなく、日常茶飯の自己規律にある。箸のあげおろしにも自分の仕方がなければならぬ。物のいい方、人とのつきあい方、息の吸い方、息の吐き方、酒ののみ方、あそび方、ふざけ方、すべてにその志を守るがための工夫によってつらぬかれておらなければならぬ。」

「峠」司馬遼太郎(新潮社)より

海幸丸ドックイン

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本日午前8:00に、ようやく海幸丸が地元の造船所にドック入りしました。8月31日の出航まで残りわずか1週間あまり。例年ですと、今の時期には準備も万端、船員と海幸丸は出漁前の休息をとっている時季です。今年は一部改造もあって修理にも時間がかかるため、会社も若干焦り気味です!予定では、28日早朝にドックを出て、その日のうちに「漁具積み込み」??「仕卸宴会」となっています。もう一分張り頑張りましょう!
私は午後から松山へ。午後一件営業と夜はとある会合に出席しました。明日はネット関連の研修会に出席するため、本日は松山泊まりです。

安全操業協議会出席

またまた高知県へ出張です。今回は宿毛市の漁業指導センターへ行きました。9月からのトロール解禁を前に、土佐清水地区の沿岸漁業者との安全操業に関する協議会が開催されました。毎年私一人が出席しておりましたが、今年は別案件もあって、社長と漁労長も出席しました。

海幸丸の許可操業海域は、愛媛県沖だけでなく、大分、宮崎、鹿児島、高知、徳島と、複数の県にまたがっています。そのため、各県同士で操業に関する様々な取り決めがあって、お互いに遵守することが義務付けられています。漁業といっても、トロール船のような大きな漁船から、立縄や籠網、巻き網、釣り船・・といろんな漁法があって、それぞれに許可海域や操業期間が決められているのです。
そのため、一つの海域に複数の形態の漁業が同時に行われることもあるため、トラブル防止のために一定のルール作りが行われているわけです。通常は、国(水産庁)の指導の下、県や漁協が仲介となって取り決められることが多いです。今回も、例年の協議事項の確認や漁業者同士の意見交換などが行われました。今は携帯電話がありますから、昔のように暗号や無線を使わなくても沖での漁師同士の連絡がとれるため、随分と便利になっているようです。

ただし、海の上で漁師同士が簡単に連絡しあえるのも、海幸丸の操業海域が日本国内に限られるからですね。中国や韓国、ロシアの国境に隣接する日本海側の操業では、こちら以上にシビアな協定遵守が求められているといえます。先日も北海道(北方領土付近)では、日本漁船がロシアに銃撃を受ける悲惨な事件があったばかりです。これに関しては、島国の日本と大陸諸国では、そもそも領土に関する意識レベルがあまりにも違いすぎると思いますが・・。
国や県は複数あっても海洋資源のある海は一つです。そのため、資源確保をめぐっては国益、県益(レベルは違いますが・・)の絡む話のため、県同士の調整ですら長年苦労しているのが現状のようです。ただ、より多くの人が将来にわたって海からの恩恵を享受できるように、各自最低限のマナーは守っていきたいものです。まずは我が身から・・ということで、今年は海幸丸社員全員の「ゴミのポイ捨て禁止運動」から始めないといけないかもしれません!

海幸丸走行試験

本日午後から、海幸丸は約3ヶ月ぶりにエンジンを稼動、走行試験を実施しました。今年、当社では燃料コストの高騰に対応するため、国の行う「省エネルギー技術導入促進事業」に応募し、地元の造船会社のご協力のもと無事採択され、試験研究に取り組んでおります。

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今回実施したのは、改造前の海幸丸の航海時(11ノット)における燃費効率の測定です。ドックイン後は、船体の一部改造して、同様の試験を実施して効果を測定・検証する予定です。最近の燃油高騰は、まさに国内漁船漁業の死活問題となっています。ただ、重油の価格高騰は国際情勢に絡む問題で、自社においてはまったくの統制不可能要因だけに、各社が改善レベルの工夫を行う他、対処の仕様がないのが現状です。今回の事業で一定の効果が上がることを祈るのみです。

写真は八幡浜港の沖にある「魚霊塔」。八幡浜は漁師町ですので、魚の霊を供養する搭があります。海幸丸でも解禁時の初出漁の際には、この魚霊塔に向かって米と水を供えて、供養の儀式をするのが慣わしとなっています。

今日の走行試験は条件を変えて約3時間実施。15:30に八幡浜を出た海幸丸は、19:00前に港へ無事帰港しました。明後日、海幸丸はドックインの予定です。また後日レポートします!

竜馬歴史館

高知県香南市にある「竜馬歴史館」へ行きました。私は2回目でしたが、リアルな蝋人形が印象に残っていたため、子供たちも喜ぶかと・・竜馬の幼年期から脱藩期、晩年期にいたるまで、生涯の節目の場面が展示されているのですが、とてもリアルで不気味です。子供たちは結局「姉・栄の自刃」のコーナーで泣き出す始末。早々に引き上げ、隣の「クラシックカー博物館」に向かいました。

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歴史館の隣には「クラシックカー博物館」や「名車館」などもありました。こちらは子供たちは大喜びでした。途中、商業施設のスポーツショップへ立ち寄りましたが、甲子園の経過をみて驚きました。再試合はすごいです。明日も歴史的な一戦になります。楽しみですね!両エース頑張れ!

高知へ小旅行

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高知方面へ家族で一泊旅行に行きました。宿泊は途中の御荘の某ホテル。昼はプールとボーリング!台風一過で雨もなく、蒸し暑くもなく、過ごしやすくてラッキーでした。子供たちにとってボーリングはデビュー戦!スコアは長男12点、次男8点(両者途中棄権・・)、家内91点、パパ180点!久しぶりにしてはまずまずでした。

八幡浜海鮮朝市に参加

午後から「八幡浜海鮮朝市」の関連で、市役所の方と打ち合わせなどしておりました。八幡浜では、毎月第2日曜日に大規模な朝市を開催しております。朝市に合わせていろんなイベント(ブース?)もやっていて、市外からのお客さんで結構にぎわいます。朝市には、地元の仲卸業者さんが獲れたて鮮魚の販売をしております。当社は”仲卸”でなく”生産者”のため、これまで朝市には出店していませんでした。ところがこのたび9月から、当社も”あるサービス”?を介して、海鮮朝市に参加協力することとなりました。詳細が決まりましたら、このブログでもお知らせいたします!

夜は、幼なじみの同級生と飲みに。今度東京から八幡浜に帰省して、自営業を継ぐそうです。田舎暮らしも良いものですよ!おたがいに頑張りましょう!2人で活アジのフルコース(刺身、たたき、塩焼き、鯵飯)をいただきましたが、美味しかったです。特にニンニクの効いたアジのたたきは、焼酎に良く合いますね。料理とお酒に夢中で写真を撮りそこねてしまいました。写真はまたの機会に。

海幸丸出漁準備

お盆もあけて、いよいよ9月1日の漁期解禁も間近です。今年は船体の一部改造の予定もあって、ドック入りが若干遅れています。これから約2週間で、ドックでの最終整備、漁具、魚函、氷などの積み込みを行って、31日の出漁に備えます。上は鹿児島沖で操業中の第15海幸丸です。

海幸丸の今後2週間の予定は下記のとおりです。

8月18日??24日 船員身体検査(健康診断)
8月22日 海幸丸ドックイン
8月25日 航海安全及び大漁祈願(大野ヶ原竜王山)
8月28日 漁具積み込み(18:00??仕卸し宴会)
8月30日 魚函・氷の積み込み
8月31日 7:30??出漁式 8:00??出漁

========祈 航海安全! 大漁!========
    

時が熱狂と偏見を

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終戦記念日ですが、朝からマスコミが大騒ぎです。司会者やコメンテータも「マスコミが悪い」、「騒ぎすぎ」といいながら、参拝を大げさに誇張する番組を作っているのは当の本人たちなのですが。
写真のパール博士の胸中やいかに・・
本日、20:00から八幡浜では夏祭りのフィナーレ「花火大会」が開催されます!

When time shall have softened passion and prejudice.,
When reason shall have stripped the mask from misrepresentation,
Then justice, holding evenly her scales, will require
Much of past censure and praise to change places.


時が熱狂と偏見をやわらげた暁にはまた理性が虚偽から
その假面をはぎとった暁にはその時こそ正義の女神はその秤を平衡に保ちながら
過去の賞罰の多くにそのところを変えることを要求するであろう

「パール博士の日本無罪論」田中正明著(慧文社)より

散るぞ悲しき

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お盆休みですが、祭りや親戚の帰省もあって夜は連日飲み会です。暑い毎日ですが、暇を見つけてここぞとばかりにジョギングと読書に励んでおります。甲子園は地元愛媛の代表「今治西高校」が順調に勝ち進んでいます。頑張れ!今治西高校!ちょうど昨日読み終えた本をご紹介します。

大東亜戦争末期、本土防衛のための“洋上の不沈空母”として位置づけられながらも結果的に大本営の戦略方針の転換で、玉砕を余儀なくされた硫黄島戦の総指揮官、栗林忠道中将の物語です。わずか22平方kmの太平洋の孤島に配置された将兵は約2万、補給も絶たれ、敵に対して圧倒的に兵力が不足する中での戦闘目的はひとつ、米軍の本土上陸(空襲)を遅らせることでした。
“美学ではなく戦いの実質に殉じる”合理主義者であった栗林中将は、生きて帰れぬ将兵たちにせめて”甲斐ある死“を与えるために、極限の状態においても効果の少ない、いわゆる“バンザイ突撃”はさせないという方針を最後まで貫き、異例の持久戦を敢行した名将です。結果、当初5日で陥落できると目論んでいた米軍に対し、36日間にわたるゲリラ戦による抵抗を続け、硫黄島は両国合わせて5万人の死傷者を出す大激戦地となりました。

出版は昨年7月、著者は梯久美子氏。大宅壮一賞も受賞された必読の名著です!最近ですが、クリント・イーストウッド監督がこの硫黄島戦の映画を製作、当初は米国の視点から撮影する予定でしたが、作製過程で栗林中将を知り、感銘を受け、日本の視点から改めてもう1本取り直すことが決定されたそうです。その原案となるのが本書「散るぞ悲しき」です。まさに必読の一冊といえると思います。

以下は、最後の出撃を前にした栗林中将最後の訓辞。

「予が諸君よりも先に、戦陣に散ることがあっても、諸君の今日まで捧げた偉功は決して消えるものではない。いま日本は戦に敗れたりといえども、日本国民が諸君の忠君愛国の精神に燃え、諸君の勲功をたたえ、諸君の霊に対して涙して黙祷を捧げる日が、いつか来るであろう。安んじて諸君は国に殉ずべし」

「散るぞ悲しき‐硫黄島総指揮官・栗林忠道‐」梯久美子(新潮社)より

海幸丸ライトアップ

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イルミネーションではなくてライトアップでしょうか?お盆の期間中、海幸丸をライトアップしております。近くから見るよりも遠くから見るほうが奇麗です。海幸丸は、お盆明けからドック入りして、9月1日の漁期解禁に向けた船体の最終整備を行う予定です。

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夕方は家族と親戚でバーベキュー!大人たちは酒飲みに、子供たちは虫取りに夢中です。


てやてやウェーブ

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地元の夏祭りの踊り「てやてやウェーブ」に参加しました。私はJCの担当委員長ということで、今年は「浜好衆」という踊り連の幹事役として参加しました。浜好衆は毎年、八幡浜青年協議会が運営する連で、踊りの好きな方なら老若男女?どなたでも参加OKです!今年も20代、30代の若者約30名が集合、踊りを楽しみました。その後はお決まりの「打ち上げ」!久しぶりに一回りほど年の違う若い世代と盛り上がって、なぜか自分も少し若返った気分?です。

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「てやてやウェーブ」という名前は、踊りの名前ですが、八幡浜の祭りやイベントでよく使われるのが「てやてや」という言葉です。実はこの語源は、魚市場の競り(セリ)の掛け声が由来です。私たち漁師が魚市場に魚を水揚げして、荷受(魚市場)のセリ人が、仲卸業者を集めて魚を競り落としていくのですが、この時のセリの掛け声が「てやてや」なのです。
魚の価格は片手で表され、八幡浜では一番高い価格を指した業者に競り落とされて売られて行く仕組みです。「てやてや」とは、「手を出せ、手を出せ」という意味で、昔の競り人は競りの際に「てやてや」という掛け声をよく使っていたそうです。こんな由来があって八幡浜ではいろんなイベントで「てやてや」の名前が愛用されているわけです。最近では八幡浜JCが実施した地域通貨流通実験でも「TEYA」が使われました。
ただし、なぜか最近の魚市場では「てやてや」の掛け声は使われておりません。比較的若い競り人の皆さんには、この掛け声は古いイメージがあるそうで敬遠されているようです。個人的には、「てやてや」の競りを復活してほしいと願っているのですが、いかがなものでしょうか?せめてトロール船「海幸丸」の競りでは、使っていただきたいと思っておりますので、I競り人、今年こそよろしくお願いいたします。
何はともあれ、浜好衆にご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。また来年も楽しく踊りましょう!

美しい国へ

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明日8月12日から八幡浜では”夏祭り”が開催されます。初日は”てやてやウェーブ”!30ほどの踊り連が、登場します。私も青年協議会で運営される”浜好衆”で踊ります!皆さん、張り切って盛り上げていきましょう!それともうひとつ、今年当社では社長命令により、お盆に合わせてトロール船「海幸丸」をイルミネーションで飾りつけ?いたします。後日写真を載せますのでお楽しみに!

私たちの国日本は、美しい自然に恵まれた、長い歴史と独自の文化をもつ国だ。そして、まだまだ大いなる可能性を秘めている。この可能性を引きだすことができるのは、わたしたちの勇気と英知と努力だと思う。日本人であることを卑下するより、誇りに思い、未来を切り拓くために汗を流すべきではないだろうか。
日本の欠点を語ることに生きがいを求めるのではなく、日本の明日のために何をなすべきかを語り合おうではないか。

「美しい国へ」安倍晋三(文藝春秋)より

縦と横の学問?

午前中は家の頼まれ仕事、昼からは新しく購入するパソコンの設定をしていただきました。夕方はスポーツセンターで少しトレーニング、その後商店街の集まりに参加して会議終了後、友人H君と焼き鳥店で1杯、2杯・・同世代の友人ですが、仕事や地域とのかかわり、そのバランス等々、いろんな話をしました。お互い同じような立場で、日々試行錯誤や苦労もありますが、明るく元気に頑張っていきましょう!また是非飲みましょう!就寝前の愛読書から一語です。

博覧強記は聡明の横なり。精義入神は聡明の竪なり。

佐藤一斎

博覧強記は人を聡明にする横の学問であり、深く道理を探求して奥義をわきまえることは、人格を磨き上げる縦の学問である。

何事もよく知っているという博覧強記は学習によって横に広がるが、それは単に知識を知っているだけのことである。精義入神(道理を深く掘り下げること)は、いわば人間としての徳を磨く修養の学である。
どちらも大切であるが、西郷は前者を「本の虫」として蔑み、自分は一身に篤実だけを身につけた。
「徳は才に優れり」というように、人間としては後者のほうに軍配が上がる。

<佐藤一斎「言志録・百四十四」岬龍一郎訳>(PHP)より

「坂の上の雲」の正しい読み方

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ご存知、司馬遼太郎の国民的人気長編「坂の上の雲」の関連書籍です。一昨年前がちょうど日露開戦100周年だったこともあって、いろんな関連書籍が出版されていました。本書もその中の一冊ですが、テーマは「日露戦争と武士道」です。個々の戦闘、両国の精神文化、節目となる会見、人物等、いろんな切り口から分かりやすく解説されていて、興味深く読みました。

本書によれば、「坂の上の雲」を読み解くポイントは次の3点だそうです。

??日露戦争は日本にとって祖国防衛戦争であったこと
??日本にとっては国民戦争であったこと
??江戸時代の最大遺産である武士道精神をもって戦った戦争であったこと

「”坂の上の雲”の正しい読み方」北影雄幸(光人社)より

全く同感です!

司馬氏は本小説やその他の作品の中で、明治の戦争(日露)と昭和の戦争(大東亜)を対照的に描いています。特に昭和前期の陸軍の暴走に対しては、かなり批判的な立場をとっているのは有名です。歴史の評価をするつもりは全くないですが、いろんな文献を読んでみて、明治の戦争時には、昭和初期より「武士道の精神」が色濃く残っていたのが感じられます。それから同じような立場の人物を比べてみても、イメージとして、「日露」は明るく強くて豪快、「大東亜」は暗くて悲壮感に漂っている感じがします。勝った戦争と負けた戦争ですので当然といえば当然ですが・・。
ただ、不思議でかつ皮肉なことに「軍歌」だけは逆なのです。「大東亜」時代の軍歌が勇ましく戦闘的なものが多いのに対して、「日露」時代のものは、なぜか物悲しくメロディアスで格調が高い「名曲!」という感じの歌が多いのが私の印象です。やはり昭和時代の歌には、敗戦色が濃い中での国民の意識昂揚という側面があったのかもしれません。時代は僅か30年を経ただけですが、比較すると面白いですね。ちなみに「日露」を題材とした軍歌の中では、「広瀬中佐」と「水師営の会見」の2曲は格調の高さでは別格です。興味のある方(あまりいない?)は是非比べて聞いてみてください。

終戦記念日が近づいて、不謹慎にも「靖国参拝」が“政争の具”とされていますが、今を生きる私たちはどちらの時代のどんな指導者、犠牲者に対しても、全て同等の敬意を払って当然だと思います。

本の話題からそれましたが、私にとっては十分納得のいく“「坂の上の雲」の正しい読み方”でした。当地愛媛県は、この小説の主人公たちの郷土でもあり、小説(前半)の舞台です。また捕虜収容所の関係からも、愛媛と「坂の上の雲」は切っても切れない深い縁があるのです。
全国の司馬ファンの皆様、“坂の上の雲記念館”(ミュージアム)開館の暁には、是非愛媛へお越しください。そして八幡浜にも足を延ばしてください!(松山から約1時間です!)よろしくお願いいたします。

「坂の上の雲」について書いたついでに、以前、私の取り組んだ「研究・調査事業」(診断士協会)の報告書も本サイト「コラム」に掲載してみました。お時間とご興味のある方は是非どうぞ!

「秋山兄弟から学ぶマネジメントの実践力」(中小企業診断協会愛媛支部)

http://www.uwakai.com/sakakumo.pdf


”八日市”に出店中

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毎月8日は、八幡浜の商店街で”八日市”が開催されています。当社もここ2年ほど参加していて、鮮魚や一夜干し等を販売して、直売店”トロール市”のPRをしています。普段は人通りの少ない商店街もこの日ばかりは買い物客で賑わい、八幡浜の商店だけでなく、市外や遠くは高知県からの業者さんも数多く参加されています。

夜は八幡浜青年会議所の臨時総会に出席、来年度の理事者を決める選挙も行われ、理事となるメンバーが選出されました。また1年間よろしくお願いいたします。

八幡浜JCの歴史は古く、愛媛で一番最初に発足された組織です。地元に活気があった時代は会員数も60名程いたようですが、最近は地元経済の低迷とともに会員数も減少して30数名で運営されています。
青年会議所は40歳を迎えると必然的に卒業を迎えます。そのため中心的なメンバーは、皆さん37??39歳くらいで、この年代が人数的にも圧倒的に多いのが現状です。30歳前後の若いメンバーを早急に募集しないとあと数年で大変なことになってしまいます。
地元で仕事を頑張っておられる若い方!是非ご入会をお待ちしています!

忙も閑もほどほどに

人生はなはだ閑なれば、すなわち別念ひそかに生ず。
はなはだ忙なれば、すなわち真性現れず。
ゆえに士君子は、身心の憂いを抱かざるべからず、また風月の趣に耽らざるべからず。

洪自誠

あまりに暇がありすぎれば、かえってよからぬ雑念が沸きおこるし、あまりに忙しすぎても、かえって自分の本心にめざめられない。
身心を使って苦労することは大切だが、同時に風流の道を楽しむことも大切。
これが君子としての心がけだ。

<洪自誠「菜根譚・後集百十七」>(徳間書店)より

”お魚さばき方教室”開催中

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今日は、午後2時から当店トロール市で通算4回目の「お魚さばき方教室」を開催しました。今回の参加申し込み者は、友達同士の若奥様2名。講師担当は、8月入社の新入社員で魚屋歴7年のS君です。
魚を一番美味しく食べるコツ!それは自分で調理して食べることです。八幡浜在住の皆様!魚のさばき方を基本から学んでみませんか。どんな魚も基本は同じ、さばく知識は一生ものです。さばき方の基本さえ学べば、いつでも美味しいお刺身が食べられますよ!

今回は、サバ、メバル、カサゴ、サヨリなどを使って、基本の「頭落し、お腹出し」、「2枚卸し」、「3枚卸し」の調理を、体験していただきました。さすが八幡浜在住の奥様だけあって、腕はなかなかのものでした。魚の技術は要領さえ掴めば、あとは数をこなすことである程度の技術は必ず身につきます。それから、魚の大きさや種類、形などが違っても、さばき方の基本はそんなに変わるものではありません。基本さえ分かればあとは応用で何とかなるものです。今回はサバを材料に基本を学んでいただきました。アジやサバなどは、サイズも手頃でうろこも硬くないため、初心者には良い材料です。

当社では、下記の内容で「お魚さばき方教室」を開催しています。老若男女を問わず、どなたでもお気軽に参加可能です。ご自宅で美味しい魚が食べたい方、スローライフを満喫したい方、時にはお洒落なお魚料理で旦那様のハートをつかみたいあなた!ふるってご参加くださいませ!

■■”お魚さばき方教室”開催案内■■

□募集期間 : 随時募集
□応募人数 : 1グループ最大10名まで(1名様から応募可能)
□場所    : 昭和水産トロール市(愛媛県八幡浜市沖新田1582??3)
□日時    : 応募者と相談の上決定
□内容    : 参加者のご希望を最優先します
□料金    : お1人様1,000円(材料代、お土産のお魚込み)
□連絡先   : 昭和水産トロール市(0894??24??7711)
□注意点   : 水に濡れてもかまわない服装でお越しください(包丁、長靴は貸出あり)

上記以外でご不明な点は別途当社(担当宮本)までご連絡ください。

            → お電話 0894??24??7711(昭和水産トロール市)

わんぱくレスキュー隊

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八幡浜JC主催の「いろは塾」が行われました。小学生を対象に、グループ活動や集団生活を通して、社会の”いろは”を学んでもらうために企画している事業(塾)で、今年で4年目になります。これまでにも、餅つきや自然観察、キャンプや地引網体験などいろんなことを行ってきました。
今年は、地元の消防署のご協力のもと、”防災”をテーマに様々なブースを開設、小学生と一緒に1泊2日でいろんな体験をしてきました。写真は、懐かしい母校”白浜小学校”の体育館です。

印象に残ったのは、レスキュー隊のデモンストレーションの見学です。普段はまずお目にかかることのない、いろんなタイプの救出活動が見学できました。テレビで見るのとは”迫力”が違いました。それから初めて”起震車”も体験しました。車に乗っていろんな震度の揺れが体験できるもので、さすがに震度6を超える揺れは、起震車と分かっていても怖いものがありました。
晩ご飯はグループごとにカレー作り!(まるで戦場のようでした) そのあとはビデオの鑑賞会、夜は花火等々・・本当にいろんなプログラムがあって、疲れましたが充実した1日でした。これだけの計画をたてた委員会はすごいですね。K委員長、本当にお疲れ様でした!

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花火が終わったあと、私は担当班を副委員長に引き継ぎまして、以前から知人に誘われていた「カブトムシ捕り」に一家で出かけました。車で移動すること30分、細い山道を走って大洲市の山奥に入りました。
知人の行きつけ?のポイントだそうで、カブトムシが2匹、ミヤマクワガタが雄雌あわせて3匹、コクワ2匹を捕獲しました!おかげ様で子供たちには、夏休みの楽しい思い出になりました。Hさん、どうもありがとうございました。また是非誘ってください!

診断士更新研修

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松山の某ホテルで行われた中小企業診断士資格の更新研修に参加しました。どんな国家資格にも維持や更新の規定がありますが、診断士の更新には、今回の研修が必須です。昨年までは、理論研修と実務政策研修に分かれて実施されていましたが、制度の改正で今年からは、2部門が統合されて1日で開催されました。

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研修では、近年の中小企業施策の動向や個別の支援策、コンサルティングに必要な実務的知識の演習講義等が行われました。私が普段からお世話になっている先輩診断士も講師として、登壇されました。貴重な講演をありがとうございました。

研修は17時に終了しましたので、その後は友人3名と食事を兼ねた飲み会に参加しました。久しぶりに松山の夜を愉しみました。Kさん、Fさん、Yさん、遅くまでお付き合いいただき、どうもありがとうございました。

写真のお店は2次会で行った一番町の「酒独楽」(さけこま)さんです。
蔵元から直送された全国の地酒が豊富です。お酒好きの方、是非行ってみてください!

蔵元万流吟醸館 酒独楽(さけこま)
住所 松山市一番町2丁目8??5 TEL(089)943??7781

地域活性化懇話会

今日は「南予地域活性化懇話会」の3回目の会合の日。私は青年会議所として提案する、「地域通貨TEYA」の担当委員長として出席しました。討議内容は、委員を構成する各団体の提案事項の協議でしたが、分野は水産、農業、商店街イベント、ブランド育成・開発・・と様々でした。
8月末を目途に協議内容を取りまとめて県へ提案する計画のため、次回の第4回懇話会では地域通貨TEYAの提案書も提出する予定となっています。また、魚市場整備や産地ブランド化に関する意見交換もあったため、オブザーバとしてですが私も魚市場の再編について、少し意見を述べさせていただきました。

長崎へ出張

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早朝に長崎へ向けて出発しました。”早朝に出発して早朝に帰る”丸々一日の日帰り出張です!
漁業で利用する燃料費(重油)が急激に高騰していて、全国の漁船漁業の経営を直撃しています。今、海幸丸では、燃費効率を高めてコスト削減を図るために、各方面の皆様のご協力をいただきながら、試験研究に取り組んでいます。燃油価格が下がる見込みがない中、長い目で見れば漁業形態の抜本的な変革が必要なのですが、まずは短期の対策として今回の研究成果に期待しています。
詳しくはまたレポートいたします!

マサバ

今日はサバ(鯖)をご紹介します。宇和海豊後水道は、前に紹介しましたとおり、全国ブランドのアジ、サバの産地です。大分県関漁港の「関サバ」はあまりにも有名ですね。同じ海域で釣られたサバでも、対岸の三崎漁港に揚がればブランド名は「岬(はな)サバ」となります。
どちらのサバも一本釣りの後の鮮度管理が徹底されていて、市場では高値で取引されています。ただやはり先に取り組んだ「関ブランド」のほうが価格は数段上手のようです。いわゆる「先行者利潤」というものでしょうか?

サバには、マサバ(ヒラサバ)とゴマサバの2種類があります。愛媛県や大分県のブランドで知られるサバは、「マサバ」ですが、「清水サバ」で知られる高知県の土佐清水ブランドは「ゴマサバ」です。マサバ(写真)は、お腹の部分が光沢のある白い色をしていますが、ゴマサバは腹の部分に「胡麻(ごま)」のような斑点がたくさんあるのが見た目の違いです。どちらも「刺身」で食されますが、ゴマサバのほうが刺身の身の色が赤いのが特徴です。
サバというと、味噌煮、塩焼きといった食べ方が一般的ですが、鮮度の良いものは、刺身や〆さばで使われます。上の写真は、お刺身用の釣りサバを盛付けた調理例です。ただしお刺身で食べられる釣りサバは、全体の漁獲量からいえば本当に極僅かで、足の早い(鮮度落ちの早い)サバは、国内ものでも大半は焼物で消費されています。

8月5日号「週間ダイアモンド」誌の特集記事「危険な食卓」によれば、サバの国内自給率は65%だそうです。輸入先としてよく知られる筆頭は「ノルウェー」です。ノルウェーサバはサイズも大きく脂も乗っているため、日本での評価が高いようです。
同誌を読んでいて初めて知ったのですが、近年著しく増加した輸出品目の筆頭が何とこのサバなのだそうです。つまり日本では10万トンのサバを輸入しつつ、2.6万トンのサバを輸出しているのです。そのカラクリは、大きなサバを輸入して、国内で見向きもされない小さいサバは輸出しているわけです。商社いわく「高級サバがk2,500円に対して、輸出用サバはk65円。最貧のアフリカでさえ、日本の1.5倍の値付けをする」のだそうです。特集記事では、「この現象は、日本人の傲慢さ、危機意識のなさが表れている」、「円高に比例して下がる一方だった農林水産物の価格、この歴史的背景が、日本人に“食料はいつでも安価に手に入る”という錯覚を起こさせたのかもしれない。このピンボケこそが、農林水産業の国際競争力を削ぐ結果になっている。」ことを指摘しています。

海幸丸の漁獲魚種の中でも、k100円を割る魚は豊富にあります。セリによる市場取引の中だけでは、どうしてもそういった加工用原魚の価格底上げは難しいんですね。自給率確保の点からも、市場機能の中でこういった格安原料の加工体制を早急に整備するのはもちろん、国内鮮魚に対する消費者側の意識転換も求められていると思うのですが、いかがでしょうか。

それにしても、同じ魚でk65円から2,500円(本当の高級品はそれ以上!)まで価格差のある魚は、サバくらいかもしれません。競争が厳しいのはサバ社会も人間社会も同じでしょうか?でもどんなサバでも、一番ふさわしい食べ方、利用法は必ずあるはず!「一魚一会」の精神で大切に扱いたいものですね!

愛児への便り

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予想通り極度の“全身筋肉痛”でとてもつらい一日でした。先ほど“TVタックル”を見ていました。それにしても、先日発表された日経新聞の“昭和天皇のご発言”(富田メモ)は、タイミングからみても不可解な点が多すぎます。中国、韓国のご機嫌を伺う経済界や“A級戦犯?”分祀派の政治家、同調するマスコミ等の組織的な”何か”を感じてしまいます。今回のメモを“政治利用”することだけは避けてほしいと思いますし、公式発言でない”メモ”をあたかも“重大発言”のように騒ぎ立てるマスコミにも疑問を感じます。

「愛児への便り」(遺書) 

海軍大尉 植村真久 命

神風特別攻撃隊大和隊
昭和19年10月26日
比島海域にて戦死
東京都出身 立教大学卒 25歳

 素子、素子は私の顔をよく見て笑いましたよ。私の腕の中で眠りもしたし、またお風呂に入ったこともありました。素子が大きくなって私のことが知りたい時は、お前のお母さん、佳代伯母様に私の事をよくお聴きなさい。
 私の写真帳もお前の為に家に残してあります。素子という名前は私がつけたのです。素直な、心の優しい、思いやりの深い人になるようにと思って、お父様が考えたのです。
 私は、お前が大きくなって、立派な花嫁さんになって、仕合せになったのを見届けたいのですが、若しお前が私を見知らぬまま死んでしまっても、決して悲しんではなりません。
 お前が大きくなって、父に会いたい時は九段へいらっしゃい。そして心に深く念ずれば、必ずお父様のお顔がお前の心の中に浮びますよ。父はお前は幸福ものと思います。生まれながらにして父に生きうつしだし、他の人々も素子ちゃんをみると真久さんに会っているような気がするとよく申されていた。またお前の伯父様、伯母様は、お前を唯一つの希望にしてお前を可愛がって下さるし、お母さんも亦、御自分の全生涯をかけて只今素子の幸福のみを念じて生き抜いて下さるのです。必ず私に万一のことがあっても親なし子などと思ってはなりません。父は常に素子の身辺を護って居ります。優しくて人に可愛がられる人になって下さい。
 お前が大きくなって私の事を考え始めた時に、この便りを読んで貰いなさい。

 昭和19年○月吉日
 植村素子へ
 追伸、素子が生まれたときおもちゃにしていた人形は、お父さんが頂いて自分の飛行機にお守りにして居ります。だから素子はお父さんと一緒にいたわけです。素子が知らずにいると困りますから教えてあげます。

現代仮名修正は筆者(宮本)
「英霊の言乃葉??社頭掲示集第一号」(靖国神社発行)より

チーム”とりあえず”

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地元のクラブ対抗バドミントン大会に“助っ人”参加しました。チームの名前は「チームとりあえず」!バドミントン競技の団体戦に参加するのは実に12年ぶりでした。私の出た1部リーグは、2ダブルス、3シングルスの5ゲーム制です。リーグ戦のためこの5ゲームマッチを4試合行いました。写真のゼッケンはもちろん当社のロゴマークです!

結果は何と4戦4勝!得失点差で「チームとりあえず」は準優勝でした。リーグ全勝チーム同士の決勝トーナメントは、疲労と痙攣(けいれん)のため”棄権負け”でした。助っ人の集まりの即席チームでしたが、私以外はみんな本当に強力な“助っ人”で、見事な試合ぶりでした。私個人はシングルスのみの出場で、戦績は4戦3勝1敗でした。3回も勝てたのは1年半続けている“禁煙”と日課のジョギングの成果でしょうか?
それにしても、動かなくても汗の噴き出す体育館で、バドミントン競技はかなり“危険”です。老体に鞭打っての4試合、ゲーム中は本当にアップアップの状態が続いて疲労困ぱい、明日からは全身筋肉痛で苦しい生活が待っています。チーム「とりあえず」の皆様、お疲れ様でした!

非公式の親睦会

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車で約2時間程度かけて津島町に行きました。今日も本当に暑い一日でした。上はちょっと立ち寄った庭園の風景です!

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夜は、会社の船員さんたちとの親睦会(飲み会)に参加しました。狭い場所に大柄の男だらけ!テーブルの上は酒と料理だらけ!ちょっとすごい映像です!漁期が始まる前には公式の飲み会「仕卸ろし」を行いますが、今回は希望者のみの非公式の集まりでした!

「IT経営普及セミナー」

今日は午後から、えひめ産業振興財団主宰の「IT経営普及セミナー」に参加しました。今回のセミナーは、主に建設業者を対象としたものでしたが、私も以前から仕事のつながりがあり、参加させていただきました。第一部では、「IT経営百選企業」にも選ばれた岩手県の建設会社「O組」社長O氏の講演を拝聴しました。自ら経営者で、ITを使ってユニークな取組みをされている方だけあって、内容の濃い、とてもためになるお話を聞くことができました。

O氏は従業員数40名規模の建設会社の2代目。今は公共投資が減少する中で、新規の個人顧客の獲得を進めていて、順調に受注を伸ばしているとのことでした。同社では、インターネットや携帯、グループウェア、ボイスメールなどを使って社内の情報共有システムを作って業務を進めています。また、建設現場の写真や地理、進捗状況等の情報を全社で共有するシステムを自社開発し、そのシステムの全国展開も目指しているそうです。
講演で印象に残ったことは、O氏の目指す経営とは「利益を上げる会社」ではなく、「つぶれない会社」だという点。そして、売上や利益を一義的な目的にするのではなく、従業員満足(ES)と顧客の満足(CS)の結果として利潤がついてくるという考え方でした。いわゆる「利潤最大化」ではなく「利潤最適化」、「貢献利潤」という考え方でしょうか?
それからIT活用の話題では、「大切なことはITに詳しいことではなく、ITで何をするかという点」といった話が印象に残りました。「ツールとしてのIT」というのは言い古されていますが、全ての業務にITが関わってくる今の状況では、つい「目的」が見過ごされてしまうような気がします。注意しなくてはならない点です。
最後に、「ITとアナログの相乗効果」というお話も印象的でした。インフォーメーションの共有という点ではITを活用できても、従業員同士のふれあいや顧客との信頼関係構築のためには、ITではなく、電話や訪問といった「アナログ」こそ大切!というお話でした。業種は違いますが、自分たちの仕事や考え方に生かすことができる、興味深いお話を聞けてとても勉強になった講演でした。

”宇和海一夜干し”出荷ピーク!

今日は、午前中いつもの佐田岬半島へ魚貝の買い付け、午後からはトロール市で、“助っ人”として一夜干し作りを手伝いました。四国はちょうど今日、「梅雨明け」が発表されて、久しぶりの上天気で蒸し暑い一日となりました。今、当社では「お中元」(贈答用一夜干し)の出荷がピークを迎えていますが、今年は素材の単価が若干上昇したこともあって、魚種によっては“品切れ”も出てしまっている状態です。トロール漁船の休漁期となる夏(6月??8月)は、特に安価な加工物の素材が不足する試練の季節です。9月の漁期解禁が今から待ち遠しいです!上は今日行った佐田岬半島(大成)の湾の風景です!

マスコミ取材依頼

今日は、午前中に急きょ某放送局より、トロール漁業に関する取材依頼があって、午後からディレクターの方が来社されました。毎年、トロール漁が解禁間近となるこの時期は、いろんな方面から取材依頼があるのですが、年々漁業会社が減っているため、最近は当社へ依頼が集中しているのが現状です。

今日のお話ではどのような取材内容になるかは未定ですが、当社社長よりトロール漁業の生い立ちやこれまでの歴史、近年の動向、原油高騰の影響、流通事業への取組み等、様々な話をさせていただきました。いつも感じるのですが、私たちが他の業界の内部事情を知らないのと同じく、世間一般では漁業や魚の流通のことについて、あまりにも知られていないことが多いんですね。当然のことですが・・。折角ですので様々な取材やこのインターネットなどを通じて、少しでも消費者の皆さんに、漁業が身近に感じていただけるようになればと願っております。

実はこれまでにも、当社の所有船「海幸丸」には、いろんな方々が実際に乗り込んで取材や研究を兼ねた漁業体験?をしております。古くは全国紙A新聞の記者、最近では地元のE新聞の記者やE大学大学院生、水産分野の研究者、居酒屋の大将等々・・中には1ヶ月以上乗船し、漁師の世界にどっぷりと浸かってしまった大学院生もいました。もちろん乗船目的を確認して、必要手続きを行った上でのことですが、当社では業務に支障にない限り、基本的には「来るもの拒まず」で受入れしております。最近では、レストランや料理店のシェフの方々からも、乗ってみたいといった声を聞くことも多いです。

トロール船は通常2日から4日程度で港に帰港しますが、陸上勤務の身にとっては、見るもの全てが非日常でとても楽しい体験です。食事(もちろん魚!)も美味しいですし、晴れていれば景色も綺麗ですし、日々の仕事の人間関係に煩わされることもありませんし、インターネットも繋がりませんので、メールに対応する煩わしさからも開放される上、頭やお金を使う必要も一切ありません。漁師さんたちは、沖での仕事に慣れてしまうとなかなか陸上勤務に戻れないと口々に言いますが、一度でも体験すると何となく分かる気もします。

何はともあれ、放送局と視聴者の皆様にとって良い取材となりますよう、できる限り協力させていただきたいと思います。トロール漁業の操業映像は下記アドレスからもご覧いただけますのでどうぞ!

http://www.uwakai.com/#

海軍中将 大西瀧治郎

今日の南予地域は、日中久しぶりに雨が上がり、少しですが晴れ間も見えました。今日は午前中、漁具整備の見学と写真撮影、午後からは、商工会館で行われた「てやてやウェーブ」(8月12日に行われる地元の祭り)の代表者会議に出席、その後は事務所で書類作成と整理などをしておりました。
夕方は日課のジョギング約4.5キロ、汗をかくのは良いのですが、その分ついついビールを飲みすぎてしまいます。これではトレーニングの効果もプラスマイナスゼロでしょうか?
今日は就寝前の愛読書から一語(一会?)をご紹介します。

「特攻隊の英霊に申す 善く戦いたり 深謝す 最後の勝利を信じつつ 肉弾として散華せり
 然れどもその信念は 遂に達成し得ざるに至れり 吾死を以て旧部下の英霊とその遺族に謝せんとす
 次に一般青壮年に告ぐ 我が死にして軽挙は 利敵行為なるを思ひ 聖旨に副い奉り
 自重忍苦するの誠とも ならば幸なり 隠忍するとも日本人たるの 矜持を失ふ勿れ
 諸子は国の宝なり 平時にして処し克く 特攻精神を堅持し
 日本民族の福祉と 世界人類平和の為 最善を尽くせよ」

昭和20年8月16日 海軍中将大西瀧治郎 自決前、特攻で散った英霊と青年に宛てた遺書

「戦士の遺書」??太平洋戦争に散った勇者たちの叫び??半藤一利(文芸春秋)より
写真は昭和32年発行「大西瀧治郎」(故大西瀧治郎海軍中将伝刊行会)

セレブウナギ

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本日23日は「土用丑の日」(鰻の日!)でした。毎年のことですが、スーパーの鮮魚売場や鰻屋さんの前では長蛇の列!改めて食文化や慣わしの、良い意味での根の深さを感じました。先日もご紹介しましたが、当店では今年から、島根県の老舗鰻専門店「山源」様のご協力により、最高級鰻の「お取り寄せ」を始めました。もちろん我が家でも美味しくいただきました!

いただいたのは3回目ですが、やっぱり創業以来継ぎ足されてきた山源秘伝の「たれ」が絶品です!食べ比べてみれば分かるのですが、味に「コク」と「深み」があるんです。鰻自体のサイズはそれほど大きいものではありませんが、国産の最高級品(浜名湖産、口細青鰻)を使用しています。もちろんサイズも最も上質とされるサイズです。こちらも食べ比べれば中国産や他の養殖物とは、各段に味が違います!我が家でも子供たちが珍しく?お代わりをするほど、大人気でした!

今回は、数量限定のお取り寄せのため、当店の常連のお客様、友人の皆さまを中心にご購入いただきました。皆様、お味はいかがだったでしょうか?

今回の皆様のご意見を伺いつつ、できれば毎年続けていければと思っております。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

「アフターダーク」

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今日午前中に読み終えた本、村上春樹「アフターダーク」です。恥ずかしながら、著者の作品を読むのは「ノルウェーの森」以来でした。それにしても独特の作風で、随分とイメージが変わりました。

本作品は、闇世界にかかわる複数の人物の交流を描いた一夜の物語です。全体的にはどう読めば良いのかとても難しいのですが、登場する人物同士の会話や心の動きが、自然に強く印象に残る何とも不思議な作品でした。人物だけでなく、カメラを通じて客観的観察眼として登場する「視点?」も不気味でした。個人的には会話もそうですが、朝を迎えた都会の風景、そこに生きる人物の描写もすごく印象に残りました。もう一度じっくりと読みたくなる、読まざるを得ない?作品でした。

村上春樹氏といえば、海外でもかなりファンが多いようですね。先般チェコの「フランツ・カフカ賞」も受賞されたそうです。今度は、購入済みでまだ未読の長編「海辺のカフカ」を読んでみようと思います。他にもお薦めの村上作品があったらどなたか教えてくださいませ!

昭和水産ロゴマーク

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上は当社昭和水産のロゴマークです。直売店「トロール市」を開設した際に作ったものですから、もう10年以上前から使っているはずです。シンプルでなかなか良いデザインだと思っているのですが、(僕だけか?)いかがです?
店舗はもちろん、名刺や封筒、商品包装、看板、配達用のバンや軽トラック、漁具を運ぶ3トントラック、愛用の乗用車(白のホンダスパイク)などなど、会社関連のあらゆるものに使っています。最近は、参加する各種スポーツ競技でもゼッケンとして、ひそかに・・着用しています!
街のどこかでこのロゴマークを見かけた方、エールをよろしくお願いします!

「風に舞いあがるビニールシート」

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今日は、日帰りで以前から予定されていた高松の会議に出席してきました。八幡浜と高松は同じ四国ですが、実は片道3時間半程度かかります。2時間程度の会合でも、日帰りですとほぼ一日がかりとなってしまいます。しかも今日は大雨の影響で列車も幾分遅れ気味!今回の往復で買いだめしていた本が2冊ほど消化できました。

「大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語」

先日、発表となった第135回直木賞受賞作品です。著者は森絵都さんです。著者の作品は以前から読んでいたわけではないのですが、綺麗な表紙デザインにつられてつい購入しました。6つの物語から構成される短編小説集です。
キャッチコピーにあるとおり、それぞれの作品に「自分だけの価値観を守って生きている」主人公が登場します。個人的には、「守護神」、「ジェネレーションX」、タイトルともなっている「風に舞いあがるビニールシート」が好きです。また機会があれば読んでみたくなる良い作品でした。

トロール漁解禁間近!

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早いもので5月の漁期終了(ひきあがり)から、もう2ヶ月が経ちました。ただ今、9月1日から始まる来漁期に向けて、海幸丸は、船体の整備、漁具の修理、資材の調達等を進めています。でも今日の愛媛県南予地域は、ご覧の通り記録的な大雨!ここのところ続いている土砂災害も心配されております。そのため屋外でしかできない船員さんたちの漁具準備作業は、今日は雨天中止です。

9月から始まる今漁期!今年はどうでしょうか?下がる見込みの全くない燃料費で、漁船経営は相変わらず厳しい時代が続いています。わずかな明るい材料としては、食の安全志向の高まりや中国の需要拡大、輸入冷凍品の入荷減少などが要因とされる、天然近海物の若干の相場上昇!

漁師の世界では昔から、「馬鹿と相場には勝てん」という言葉があるそうです。同じ漁獲物、漁獲量でも入港日やセリのタイミング如何で、水揚げ金額が○倍も!変わってしまうのです。なかなか計画や予想の立たない水物の世界なんですね。でもだからといって、いつまでも他人まかせの「どんぶり勘定」ではいけませんし・・やるからには、様々な情報を仕入れつつ、目標を定めて進みたいものです。

今漁期から、ブログ「海幸丸日誌」では、掲載できる範囲内で海幸丸の漁獲情報や入港予定等も、タイムリーに掲載していきたいと思っています。数少ない八幡浜のトロール船「海幸丸」を、是非応援してください!!

「心は事外に超越」

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波浪の天を兼ぬるや、舟中恐るるを知らずして、舟外の者心を寒くす。
娼狂(しょうきょう)の座を罵るや、席上警(いまし)むるを知らずして、席外の者舌を咬む。
故に君子は、身は事中に在りと雖(いえど)も、心は事外に越えんことを要す。

洪自誠

海が荒れて大波が天までもとどく場合でも、舟に乗っている人は、その恐ろしさに気づかずに平気でいるが、舟の外すなわち陸上で見ている者の方が、かえって肝を冷やしている。
酒に酔ってたけり狂い、満座の人を罵倒している時でも、仲間の者は多少酔っているので別に気にはしないが、そばで見ている者の方が、かえって苦々しく思っている。
それと同じく、世の中の事は総じて局に当たる者は、その真相が分からないものである。
それで、君子たる者は、身は物事の中にあっても、心だけは常に物事の外に超然としていることが肝要である。

<洪自誠「菜根譚・後集百三十」久須本文雄訳>(講談社)より

マダコ

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6月??8月にかけてマダコ(蛸)が旬を迎えます。宇和海、瀬戸内海は、全国的にも美味しいマダコの産地として知られます。以前はもっと入荷量があったのですが、今は漁獲量減少の影響で、ここ数年地物産マダコ(通称地ダコ)の相場は若干高めです。

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マダコといえばやっぱり茹でたタコのお刺身が、最も一般的です。我が家でも蛸はもっぱら茹でたタコをぶつ切りにして、酒の肴にしています。茹ダコの味は、素材となる蛸そのものの鮮度でも違ってきますが、茹で加減、茹で方でもかなり違ってくるといわれます。

好みにもよりますが、1kサイズの地ダコの場合、大きな鍋に沸騰したお湯につけて30秒??40秒程度が目安です。茹で時間が短いと思われるかもしれませんが、長い時間茹でると身が硬くなってしまい、地ダコ特有の甘みと柔らかい食感が失われてしまうので、このくらいがベストなのです。上質の肉を焼きすぎるとパサパサと硬くなってしまって、美味しくなくなると全く同じです。
注意する点は、塩を使ってぬめりを取ったあとに、塩をよく水で洗い流すこと、そしてできるだけ大きな鍋を使って、たっぷりとお湯を沸かして茹でることです。

皆さんも是非ご家庭で試してみてください!スーパーの取扱品の多くは、アフリカ産やモロッコ産ですので食べ比べてみるのも面白いですね。きっと地ダコの美味しさがお分かりいただけると思いますよ!

八幡浜夜市スタート!

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本日、八幡浜の夜市が始まりました!我が家も家族総出で出かけました。夜市は、今日から8月の第一週土曜まで合計4回開催されます。今日はその初回だったこともあって、日頃は閑散とする商店街も、若者や家族連れで結構な賑わいでした!毎度のことながら、八幡浜にもこんなに若い人たちがいたのか!と驚かされました。皆さん、普段も時には八幡浜の街に出かけましょう!

「女系天皇論の大罪」

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移動の多い出張中は、読書が何よりの楽しみです。(本屋に立ち寄るたびに鞄はどんどん重くなっていくのですが・・)先般JC事業でも取り上げて、興味を持った皇位継承問題の関連で上記の本を読みました。それにしても調べれば調べるほど、皇位の継承は時代の世論や国民感情、まして憲法などの枠組みで、簡単に議論されるべきものではないと思うのですが・・皆さん、いかがですか?

昨年11月、「皇室典範に関する有識者会議」が、「女系天皇容認、皇位継承順位の長子優先」との答申を発表しました。この会議は小泉総理の肝いりで組織されたものですが、とても皇室と日本の将来が真剣に議論されたとはいえない内容なのです。たしかに今の時代の潮流は、「男女平等(同権)、ジェンダーフリー、男女共同参画」です。でも、皇位継承にまでこの一時的な世論の流れを反映させるわけにはいかないと思うのです。

そもそも日本の皇統の特徴は、「男系」で125代受け継がれているということです。初代といわれる神武天皇以来2660年以上、この男系の伝統が繋がっていて、これは世界の王室でも例のない貴重なものなのです。今の天皇陛下の父方を辿っていくと必ず神武天皇に行きつく、その概念が「万世一系」といわれるものです。

昨年、有識者会議によって出された答申は、皇室の伝統である「万世一系」という概念を根本から覆すものです。女系天皇を容認するということは、一般国民でも天皇になれるという意味なのです。例えば、このまま現皇太子兄弟に男子がお生まれにならず、愛子様が次の皇位を継承すれば、男系の「女性天皇」ということになります。この時点では、男系は守られているわけですが、問題はその次の皇位継承です。愛子様とその配偶者の子供が皇位を継承すれば、それは「女系天皇」になってしまい、男系が途絶えることを意味します。
これが一般にはあまり認識されていない「女性天皇」と「女系天皇」の違いなのです。実はこれまでの長い皇統の歴史では、8名10代の女性天皇がいました。でもその8名の女性天皇は全て男系男子に皇位を継承するための「中継ぎ役」でした。従って、配偶者を持たず皇位についた4名の女性天皇は、男系を守るために生涯独身を通しています。また、男子に恵まれず、男系が途絶えそうになった時には、8親等も離れた方を探し出して、皇位継承者としてお迎えして、男系を維持してきた苦難の歴史もあるのです。
そこまでして守られてきた伝統を、今の時代の国民が一時代の風潮だけで途絶えさせてしまって良いはずがないのではないでしょうか。国の伝統を守ることに、理由や説明など必要ないと思います。

世論調査によれば、国民の8割は「女系天皇容認」との認識だそうです。ただ、どれほどの人が「女性天皇」と「女系天皇」の違いを認識しているでしょうか。また男系を守るための長年の先達の知恵と努力を知っているでしょうか。とてもこれらを認識した結果の世論ではないように感じてしまいます。
今は紀子様のご懐妊で、一時的に皇位継承問題はメディアに出る機会も少なくなっています。まずは次のお子様が男子であることを祈りたいのですが、これからの皇統のあり方を考える上では、戦後GHQによって事実上、皇籍離脱を余儀なくされた旧宮家の復活なども視野に入れて議論すべきだと思います。
本書によれば、今回の有識者会議のメンバーでは、人選上もかなりの問題がある上、1年弱という短い期間の会議で、且つ毎回欠席者も多かったようです。とてもこんな重大なことを議論するような場ではなかったことは明らかです。男女同権の歴史は戦後60年、男系の皇位継承の伝統は2660年です。こんな浅はかな会議で、伝統を壊すことは歴史への冒涜だと個人的には思います。

魚とは全く関係ない話題ですが、長々と書かせていただきました。本書以外にも皇位継承についてはいろんな関連書籍を出ていますので、皆様も是非読まれてみてはいかがでしょうか。柔らかいブログにしたいのですが、ちょっと硬い話題ですみません。また特定の思想を皆様に強要するつもりもないですし、勝手に書いているだけですので、ご了承ください。

涼しくなる写真を1枚!

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出張途中ですが、あまりに暑いので涼しげな写真を掲載します!
先週末に行った宇和町観音水「ソーメン流し」の一枚です!

「天地旬菜八吉」道玄坂店!

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中野、世田谷にある取引先のスーパーを2件訪問、デパート鮮魚売場を2件ほど見学(調査?)してきました。それにしても今日の東京の暑さは異常でした!!とても我慢できるレベルではありませんでした!夜は、先月宇和町で行われた「南予フードビジネス活性化フォーラム」で知った「八吉」という海鮮居酒屋を訪問。これがなかなかのお店でした!

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経営するのは「一六堂」という急成長中の飲食チェーンです。この海鮮居酒屋以外でもラーメンや焼肉など5つほどの業態を展開しているようです。
今回友人と訪れたのは、渋谷の道玄坂にある「八吉」。噂どおりなかなかのお店でした。まず、繁華街にありながら個室やボックス席など、ゆっくりとくつろげること。そして鮮魚のディスプレイがすばらしい!カウンター横の陳列ケースに色とりどりの魚がずらり!お客さん個々の料理のご要望にも丁寧に応対していました。そしてなによりすごいのが、「従業員教育」です。商品知識(魚のウンチク)が、末端の接客要員にまで伝達されていることです!

たまたまディスプレイにアカムツが見えましたので、「煮付け」を注文したところ、「今は底引き網が禁漁期間なのでアカムツは全国的にも貴重なんです!」との説明。底引き網漁業に携わる者としては、素材の特徴や、漁業の現状までお客に説明してくれれば本当に嬉しいですね。漁師さんたちも貴重なアカムツも、本望ではないでしょうか!上の写真はお刺身の6点盛り!こちらも魚の名前が分かるように、ひとつづつ小さな手板に魚の名前が書かれてありました。お魚好きの男性が、1人でゆっくりと来てもくつろげる雰囲気のお店でした。
というわけで、(どういうわけか!?)美味しい日本酒も豊富にありましたので、1杯、2杯・・ついつい飲みすぎてしまいました。

創作和食 饗

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東京墨田区にある創作料理店「饗」さまを訪問しました。半年ほど前から、当社の網元鮮魚をお使いいただいております。場所は、墨田区東向島、千住に近い東京の下町です。店主の伴さんは、以前築地で仕事をしていた経験があり、魚にはとても詳しく、こだわりもおありとのこと。これからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。お店の情報は下記の通りです!

創作和食 饗 さま
〒131-9932 東京都墨田区東向島2??30??11(東武伊勢崎線「曳舟」徒歩1分)
電話 03??3611??9060
FAX 03??3611??9061
定休 月曜日
http://www.sousaku-kyo.com

すし処 海勢

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東京市谷柳町の「すし処 海勢(かいせい)」様を訪問しました。宇和海豊後水道の釣アジ、釣サバ、海幸丸のメンタイ、アマタカレイなどをスポットでお使いいただいております。当社とは6年ほどのお付き合いになります。平日はランチも営業しており、近隣のビジネスマンやOLにもとても人気のあるお店です。写真はいつもお世話になっている「海勢」の大将、田中正海さんご夫妻です。

すし処 海勢  162-0061 東京都新宿区市谷柳町25
                 都営大江戸線牛込柳町 徒歩2分
                 電話 03??5261??8561

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写真は昼のランチ1.5人前(1,000円)です!
大将自ら築地で買い付けるマグロやコハダもお店の自慢です!
都内でも中心地に位置しますので、どこからでも気軽にアクセスできます。お近くにお越しの際は是非ご利用くださいませ!

ワールドカップ閉幕

イタリアの優勝でドイツワールドカップが閉幕しました。二夜連続で3時に起床、最後の試合観戦をしました。しかし、ジダンのサッカー人生最後の舞台があんな形で終わるとは・・個人的には、ポルトガルのフィーゴと並んで好きな、チョイワルオヤジ系のプレイヤーだっただけに残念です。それにしても、あの行為はチョイワルどころか、プレイ外でのかなり悪質な危険行為でした。スーパースターといえども即退場は、当然でした。最後のPK戦では、イタリアが勝って、観戦する側にも、選手たちにとっても良かったと思います。また4年後が楽しみです。

南予地域活性化懇話会

昨日、「南予地域活性化懇話会」という市役所で行われた会合に出席してきました。私はその会の委員ではないのですが、昨年「地域通貨」事業に取り組んだJCメンバーとして理事長に随行(オブザーバ参加)してきました。今、愛媛県では地域間の経済格差をなくすという目標のもと、特に衰退の著しいこの南予地域(八幡浜・宇和島圏域)の活性化対策に力を入れているようです。

愛媛県南予地域の産業の特徴は、特に一次産業の割合が高いことです。柑橘や真珠を含めた魚類養殖、漁業などは全国的にも有名な産地です。しかし、いろんな理由で一次産業の衰退が著しく、地域経済全体が疲弊している状況です。
今回の懇話会の目的は、商工会議所や漁協、農協、JCなど各団体から、活性化へ向けた意見や現在の取組みを集約することでした。JCからは、昨年流通実験に取り組んだ経済活性化型の地域通貨の取組みをご紹介しました。
八幡浜は土地に制約があり、モータリゼーションに対応できる大規模な商業集積の建設や企業誘致は困難です。かといって今さら、観光の目玉や拠点となるハード作りは難しいのが現状です。それなら、地域内の経済循環を促進して活性化を図ろうとするのが、今回の地域通貨への取組みの趣旨でした。地域通貨はその名の通り、地域のビジョンや抱える課題、産業の特色など地域性に応じた通貨流通がデザインされ、各地で取り組まれている事例もあります。
懇話会では今後4回の会合を経て8月中に意見集約を行い、県に対して最終報告を行う予定です。どんな形の報告になるかは未定ですが、JCの昨年の活動成果をPRする絶好の機会だと思っています。

「セレブ鰻(ウナギ)」はいかが?

7月23日は「土用の丑(うし)の日」!日本人が鰻(うなぎ)を食べる日です。皆さんは毎年どんな鰻を召し上がっていますか?土用丑の日に鰻を食べるという習慣は、江戸時代に始まったそうです。ではどうしてそんな習慣ができたのか!皆様ご存知でしたか?(実は私も初めて知りました。)

幕末のある時、商売がうまくいかない鰻屋が、平賀源内先生に相談したところ、「本日丑の日」と書いた看板を出して鰻を売るように薦められ、実践したところお店が大繁盛したらしいのです。それ以来あちこちの鰻屋がその商法を真似して、習慣が根付いたと伝えられています。
今ではもっぱら夏バテを予防する食べ物の代名詞ともいえる鰻ですが、その種類はいろいろ!ランクもピンきり!です。せめて年に一度の土用丑の日には、本当に美味しい鰻を食べたいものですね。
そこで今年から、当社の直売店「トロール市」では、「セレブなウナギをお取り寄せ!」することとしました。当店ではただ今ご予約注文受付中です。

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セレブ鰻の取り寄せ先は、島根県浜田市の老舗「山源」さん。創業明治29年のうなぎ専門店で、全国にも多くのファンを持つ名店です。山源秘伝の「たれ」は創業以来110年間、注ぎ足しながら先祖代々守ってきたものです。素材の鰻は国産の中でも最高級品とされる浜名湖産の口細青鰻(くちぼそあおうなぎ)!しかも、最も身の甘みと脂の旨みが凝縮されたサイズのみを使用しています。
これぞまさに「セレブ鰻」!です。当店では先日、八幡浜市内在住の皆様を対象に、ご注文予約を開始いたしました。(7月20日まで)

価格は、1尾/約2人前で、1,680円 2尾で3,200円(税込み)です。
商品は、山源さんより、真空包装(もちろん秘伝のたれつき)にてお送りいただき、皆様には23日当日、当店トロール市にてお渡しする予定です。

浜のセレブの皆様!
是非一度「山源の鰻」を召し上がってみませんか。お目が高く、舌のこえた皆様にはきっと味の違いがお分かりいただけるはずです。
詳しくは、下記にお名前とご住所ご連絡先とご注文本数をFAXいただくか、私までお気軽にメールください!

昭和水産トロール市 FAX 0894??24??7714
メール → info@uwakai.com

今回の「セレブ鰻」お取り寄せ販売は、八幡浜市内の方に限らせていただきます。市外、県外の方は、直接「山源」様にお問合せください。

製造元 島根県浜田市錦町「山源」 お電話 0855??22??0321

以上、昭和水産からのお知らせでした。

マアジ

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アジ(鯵)ほど皆さんに馴染みのある魚はないと思います。でも、「○○アジ」と名のつく魚となると、その数は実に多く、日本近海だけでも50種を超えるのだそうです。ここ八幡浜でも、マアジ、ヒラアジ、マルアジ、アオアジ、メッキアジ、ゼンゴアジ、シマアジ、ロウニンアジ、ムロアジ・・といろいろあります。ただし種類を問わず、昔から「アジは味なり」といわれ、アジの語源は「味の良さ」からきているというのが定説です。

四国と九州に挟まれた海域、いわゆる「宇和海豊後水道」は上質なマアジの宝庫です。ご存知の方も多いと思いますが、全国ブランドとなったあの「関アジ」の産地なのです。ただし、このブランド名が使えるのは、大分県(関漁協)に水揚げされたアジに限ります。ちなみに対岸の愛媛県(三崎漁協)のブランド名は「岬あじ(はなあじ)」という名称で流通しています。
今はどちらも全国ブランドですが、消費地での価格(相場)は断然「関アジ」に軍配が上がるようです。さて、それでは我らが八幡浜港に揚がったアジのブランド名は・・・少し恥ずかしいのですが・・発表します! 

「媛っ子アジ(ひめっこあじ)」!!

消費地の皆様には「関・岬ブランド」に比べてあまり馴染みがないことでしょう。その理由はここでは詳述いたしません。知りたい方は私までご連絡ください。

さてそのマアジの旬ですが、やはりここ八幡浜では「夏」とされています。6月??7月にかけてのアジが脂の乗りがよく、一番美味しいです。八幡浜で売られるアジは、いろんな漁法で水揚げされていて、味も価格も用途(食べ方)も千差万別です。
お刺身やタタキで食べるなら、一日寝かせた「釣(活)アジ」が一番美味しいと思います。産地に住む私たちにとっては、「一日寝かせた」というのが実は大事なポイントなのです。というのは、肉も同じなのですが、活きたアジを〆て(しめて)一定の時間を経過したほうが、全身に脂が回って程よい柔らかさと魚本来の味、旨みが出てくるのです。魚の場合、「味=鮮度=獲れたて!」というイメージが強く、獲れたて、釣りたてのほうが美味しいと思われていますが、一日ほど寝かせたほうが魚も美味しくなるんです。
信じられないという方は、是非一度いろんな魚を食べ比べてみてください。好みにもよりますが、私の場合、特にアジは少し寝かせたほうが美味しいと感じます。

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アジはお刺身だけでなく、タタキや塩焼き、フライ、煮付け、南蛮漬け、一夜干し・・とどんな料理でも美味しい万能魚です。塩焼きやフライ、南蛮漬けといった料理であれば、釣りアジにこだわらなくとも価格の安いトロール船や巻き網船のアジで十分かと思います。これから夏にかけての時季がマアジの旬です!皆様もいろんな料理で楽しんでみてください!


「この国のけじめ」

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ご存知、昨年の大ベストセラーとなった「国家の品格」の著者、藤原正彦さんの過去3年間のエッセイを集めたのがこの本。普段、ベストセラーといわれる本は、つい遠ざけてしまう天邪鬼の自分ですが、藤原さんの本はあまりに共感でき、うなづける部分が多く、一読してすぐにファンになってしまいました。

著者の藤原さんは、作家新田次郎氏の次男だそうで、もともとの(今も?)仕事は数学者。今はあまり文系・理系という言い方はしないのかもしれませんが、読みながら自分の中のいわゆる「理系」イメージがボロボロに崩れていきました。国家論から教育論、身の回りの笑えるエッセイまで、話題満載で、気軽に楽しく読める本です。

氏は、行き過ぎたアメリカ追随から生まれた「市場原理」主義、自由競争の中で勝ち馬に乗ろうと汲々とする人々の愚かさを、エッセイの中で再三指摘しています。ホリエモン事件から耐震強度偽装まで、話題の経済事件は、「金儲けこそ善」とする昨今の「勝ち組、負け組」の風潮から生まれていると主張します。たしかに、一時は「時代の寵児」ともてはやされたホリエモンですが、事件が明るみに出た今でも大学生の憧れの的!・・といいますから、日本社会におけるこの風潮の根強さを感じてしまいます。

藤原さんは、こんな日本社会に今、取り戻すべきは、我が国に古くからある「武士道精神」、「惻隠の心」だと断言します。日本では昔から「武士は食わねど高楊枝」といいますが、その高貴さ、規範意識こそ、他の先進国にない日本独自のもので、この「品格」と「勤勉性」に根ざした「日本型資本主義」を提唱しています。

エッセイによく登場するのが、私も大好きな日露戦争陸軍の英雄、乃木将軍です。旅順攻略戦を指揮した陸軍大将ですが、司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」の影響で、一般には「愚将」としてのイメージが定着してしまいました。
ただ、その生き様には、「武士道精神」を地でいく潔さがあります。息子2人を自らの指揮で激戦地に送り出して失ったこと、水師営の会見では会見時の写真撮影を拒否し、敵将ステッセルに帯刀を許したこと、明治天皇崩御の朝、夫人と一緒に「殉死」したこと・・どれもが当時の日本には残っていた「武士の品格」が感じられるエピソードです。
エッセイを読みながら、以前、東京乃木坂にある乃木神社で、「司馬史観を正す!」なる署名運動に賛同して、思わずサインしたことを思い出してしまいました。

この他にも、「皇位継承問題」や「外交問題」での鋭い論評、女性観や家族の話題など笑えるエッセイも豊富です。まだ読まれていない方、是非「国家の品格」と併せて読んでみてください!
ブログ「一魚一会」の「お薦め図書」!記念すべき第一号の投稿でした。


「実事を探究」

一部の歴史は、皆形跡(けいせき)を伝うれども、而も(しかも)情実は或いは伝わらず。
史を読む者は、須らく形跡に就きて以て情実を討(たず)ね出すを要すべし。

佐藤一斎

一部の歴史は、文字に書かれた表面の現象だけなので、内部に隠された真相は伝わってこない。
したがって、歴史を読む者は、その現象から隠されている真相を探し出す必要がある。

<佐藤一斎「言志録・百四十一」岬龍一郎訳>(PHP)より

「うみたまご」見学

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2004年にオープンした水族館「うみたまご」に行きました。場所は大分市山下海岸で、猿で有名な観光地「高崎山」のすぐ近くです。「海の中に飛び込んだような!体感ができる水族館」というコンセプトどおり、海のあらゆる生き物が大集合!興味深く観察させていただきました。

(上の写真は立って泳ぐタチウオ(太刀魚)!塩焼きにするのがもったいないほど神秘的!でした)

写真のみ数枚ご紹介します!

先日、このブログで紹介した「タカアシガニ」!かなり大きなサイズでした。(となりは「晋作」君です)

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こちらは泳ぐアジとサバ!綺麗ですね!本場大分だけあってサイズも十分!不謹慎ですが、刺身にして食べたいほどでした。

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同じような系統の生き物がたくさんおりまして、名前を忘れました。顔が面白いので掲載します。

他にも食用の生物を中心に写真を撮ってきましたので、「一日一魚」でもご紹介します!お楽しみに!


八幡浜から別府に渡りました!

八幡浜港からフェリーに乗船、宇和海を眺めながら別府に渡りました。八幡浜市は「四国の西の玄関口」といわれて、四国と九州を結ぶ「中継点」です。そのため、休日は長期休暇時には、港界隈には、他県から訪れた観光客で少しばかり賑わいます。でも問題なのは、くつろぐ場所があまりない・・八幡浜に滞留しない・・→「八幡浜にお金が落ちない!」のです!

八幡浜は小さな港町ですので、1時間程度もあれば市内観光も十分に楽しめます。当社の網元直売店「トロール市」もフェリー乗り場からすぐの場所で営業しています。八幡浜を経由する旅行者の皆様、時には八幡浜で市内観光を楽しんでください!綺麗な景色や美味しい海の幸、山の幸、地酒も豊富です。

よろしくお願いいたします!

「事を処理するには(二)」

将(まさ)に事を処せんとせば、当(まさ)に先ず略其(おおよそ)の大体如何を視て、然る後漸漸に以って精密の処に至るべくんば可なり。

佐藤一斎

物事を解決するには、まず、全体がどうなっているのかを調べ、その後、だんだんと細かいところに突き進んでいくのがよい。

<佐藤一斎「言志後録・六十二」岬龍一郎訳>(PHP)より

⇒ 「着眼大局、着手小局」

⇔ 「鹿を追って山を見ず」

カマス

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カマスは一般的には秋の魚として知られていますが、八幡浜では年間を通じて比較的安定的に水揚げされる魚のひとつです。実はカマスには2つの種類があって、当地では「白カマス」と「黒カマス」と分けて出荷されています。

海幸丸の漁場では、主に高知沖と宮崎・鹿児島沖でよく水揚げされる魚です。一度の航海で、多いときには200??300ケースほど水揚げされることもあります。白カマス、黒カマスを問わず焼き物や一夜干しの素材として、西日本を中心にとても人気のある魚です。年間を通じて水揚げされますが、脂が乗ってきて美味しいのはやはり秋から冬にかけてです。
一般的には「白カマス」のほうが高級とされていて、市場価格は「白」が「黒」を上回っています。白カマスのほうが黒カマスに比べて身質がしっかりとしていて、日持ちが良いのも違いといえます。ただ、黒カマスのほうが、魚体が太く歩留まりも良く、脂も乗っているため、漁師は好んで「黒カマス」を食べているようです。

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「カマスの一夜干し」は全国的にも有名ですが、実はお刺身や酢〆、炙り(あぶり)などでもかなり美味しく、こだわりの江戸前鮨店の大将にも好んで使っていただいています。
カマスといえば、当地では欠かせないのが愛媛南予の郷土料理「サツマ」です。「サツマ(汁)」とは、焼いた魚の身をほぐして、地元の味噌と合わせて混ぜて、ご飯と一緒にいただく伝統的な郷土料理なのです。この料理には、地元で獲れるいろんな魚が使われるのですが、我が宮本家では昔からこのカマスを使って、「サツマ」を作っております。カマスの骨についた身、出汁、地元産の麦味噌との相性が絶品で、とっても美味しいのです!

郷土料理(カマスのサツマ)のレシピにつきましては、またの機会に必ずご紹介しますのでお楽しみに!上の写真は当社の「カマスの一夜干し」調理例。お酒好きにはもちろん、育ち盛りのお子さんにも最高の食材です!ピチピチの白カマス!脂が乗って美味しくなる11月、12月が来るのが今から楽しみです!

「花三態」

富貴名誉の、道徳より来たるは、山林中の花のごとし。おのずからこれ叙徐繁えん(じょじょはんえん)す。
功業より来たるは、盆檻中の花のごとし。すなわち遷徒廃興(せんしはいこう)あり。
もし権力をもって得るは、瓶鉢中の花のごとし。その根植えざれば、その萎むこと立って待つべし。

洪自誠

すぐれた人格によって得た地位名誉は山野に咲く花。放っておいても伸び伸びと育つ。
功績によって得た地位名誉は鉢植えの花。ご主人の気持ち次第で植えかえられたり、捨てられたり。
権力にとり入って得た地位名誉は花瓶にさした花。見ているうちに、たちまちしおれる。

<洪自誠「菜根譚・前集六十」>(徳間書店)より

裸の漁師を訪問!

今日は午前中、伊方町大成(おおなる)という小さな港(漁村?)に、サザエとアワビの買い付けに行きました。今日の八幡浜は昨日までの大雨とはうって変わって「快晴」!気持ちも良いので仕事を兼ねて、「日本一細長い半島」佐田岬半島をドライブしてきました。

四国の最西端(地図でいうと左上)の半島を「佐田岬半島」といいます。その半島の付け根に位置するのが「八幡浜市」で、半島の突先にあるのが、「岬(はな)アジ」、「岬(はな)サバ」ブランドで有名な三崎町です。三崎町は八幡浜から車で約50分、半島の先の灯台(本当の四国最西端!)まではそこからまた30分ほどかかります。八幡浜から三崎町へ向かう道路は「メロディライン」と呼ばれています。右に「瀬戸内海」、左に「宇和海」、前に「九州」を見渡せる、とにかく景色の良い道路です。晴れた日は絶好のドライブコースで、東京からの友人やお客様はよくお連れするコースです。

今日行った「大成」は、その半島を右側に下りて行った海岸にあります。本当に小さな集落で、のどかで静かな漁村!というイメージです。

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写真は当社の仕入にご協力いただいている地元の漁師です。(どこから見ても漁師!ですね)
特大サイズのアワビやサザエ、ナマコを得意とする生粋の漁師で、当社とはもう4年ほどのお付き合いがあります。ちなみに彼のお父さんも漁師で、こちらはメイタカレイやサヨリ、キスなどを獲っておられます。このサザエとアワビなのですが、鮮度、サイズともに実に申し分なく、当社のお客様や取引先のシェフ、バイヤーからも大変ご好評をいただいております。ときどき我が家でもおこぼれを頂戴しますが、大きくて身もギッシリつまって本当に美味しいです!

これから夏にかけてバーベキューの季節です!皆様もアワビやサザエを使った豪華バーベキューなど企画されてはいかがでしょうか。

裸の漁師さん、いつもありがとうございます。これからも明るく元気に頑張ってください!
以上、午前中の仕入業務報告でした。

ヤリイカ

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八幡浜では、年間を通じていろんな種類のイカ(烏賊)が水揚げされています。特に今の時期(6月、7月)に多いのがヤリイカです。このヤリイカ、実は2種類あって、長くて尖った「ケンサキ(イカ)」と頭の部分が丸い「本スルメ」(写真)に分かれます。「ケンサキ」とか「本スルメ」という呼び名は八幡浜特有のものでして、関東では両方を総称して「ヤリイカ」と呼ぶ場合が多いようです。

魚に詳しい方はお分かりになりますが、イカには大きく分けて4つの種類があります。名前はアオリイカ、ヤリイカ、スルメイカ、モンゴウイカで、細かく分けるともっとあるのですが、皆様が召し上がるイカは、おそらくこの中のどれかには属しているはずです。
今日ご紹介しているのは、中でも一番味が良く「刺身用イカの最高級品」とされる「ヤリイカ」です。コウイカやアオリイカに比べて身は薄いのですが、味が良く鮨には一番合うといわれます。ご家庭で刺身にする場合は、イカソーメン(糸造り)が美味しいです。お刺身以外では、バター焼きやイカ飯などもお薦めです。

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通常は、20cmを超える大きいサイズのものはお刺身、10cm程度の小さいサイズは火を通す料理に使っています。特に2月から4月にかけて水揚げされるヤリイカは卵を持つため、「子持ちヤリイカ」として市場でも最高級品として取引されます。卵は炊くと美味しく、下足(ゲソ)やエンペラはさっと焼く程度でお酒のつまみにするのが良いです。

海幸丸の操業海域では、古満目沖と高知沖がヤリイカの主な漁場です。回遊性があるため、漁獲する場合は目標をヤリイカに定めて操業することが多いです。八幡浜のトロール漁業の全盛期(昭和40??50年代)は、このヤリイカがたくさん水揚げされていました。一統のトロール船が1回の操業で500箱のヤリイカを水揚げすることも珍しくなかったようです。
今は、昔のように一斉に?水揚げしていませんので、また豊後水道や高知沖でヤリイカが成長して戻ってきてくれて、獲れるようになれば・・と、少し期待をしています。

城下町シンポジウム今治大会

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昨日は所属する(社)八幡浜青年会議所のイベントに参加しました。「全国城下町シンポジウム」というもので、全国の城下町の青年会議所が集まり、まちづくりを考えるという大会でした。今回で25回目を数えるそうで、本年は愛媛県今治市で開催されました。

私の担当は、郷土の食を来場者にPRする「ブースの出展」。八幡浜特産の練製品(かまぼこ、ちくわ)と珍味、そして地酒を皆様にPRして参りました。遠くは新潟や長野から参加された会議所もあり、そばや焼き鳥、ラーメン、じゃこてんと、全国各地の名産品が勢ぞろいしました。
八幡浜は、地元のトロール船でたくさん水揚げされる「エソ」を使った「かまぼこ」、そしてこちらもトロール船の原材料(イカ、アナゴ、メンタイ等)をふんだんに使った珍味を中心にご紹介しました。これらの食材はおつまみには最適で、地酒と一緒にご提供しましたので、お酒好きの皆様には喜んでいただけたのではないでしょうか。

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食材のブース以外にも会場では様々な催し物も展開されました。圧巻だったのは、「波方獅子舞」の演舞!小さなお子さんと大人が息を合わせた名演で、会場からも多くの拍手が沸き起こりました。私は間近で観ながら、仕事を忘れて写真を撮っておりました。上はその時の1枚です。
(この獅子舞の組織力が日本サッカーにあったら・・と悪夢の敗戦をまた思い出してしまいました。)

21:00にイベント(大交流会)が終了、その後今治の繁華街で2次会、八幡浜に帰ったのは深夜1:00を回っておりました。ブースの設営、後片付けにご協力いただいた皆様、そしていつもアルコールの入った私を車で連れて帰ってくれるM君、どうもありがとうございました。

「狭い門」

「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々としていて、そこから入る者が多いのだ。
しかし生命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見出す者は少ない。」

<「新約聖書/共同訳・全注」マタイオスによる福音7>(講談社学術文庫)より

残念!日本代表!

とうとう日本のワールドカップが終わってしまいました。かなり脱力状態です。試合前には、なぜか自分も・・入念にウォーミングアップ&ストレッチをして?うるさくテレビ観戦しておりましたが、とても残念です。少し前のWBCでは、屈辱の敗北から奇跡の復活、そして優勝という快挙があったので、サッカーも続け!と願っていただけに今回の予選敗退はショックです。

終わってみれば、勝ち点はクロアチア戦の1点のみ。オーストラリア戦のラスト8分が全てでした。いろんな意見があるのでしょうが、指揮官の采配ミス、そして長年いわれ続けているFWの決定力不足が一番悪い場面で出たような気がします。中田や中村といった実力派プレイヤーの出場も今大会がベストのタイミングだっただけに残念です。個人的には、大黒や巻選手をもっと早いタイミングで使ってほしかったです。全ては結果論、あとの祭りなのですが・・
勝敗は時の運といわれますが、今回の日本代表はことごとくツキからも見放されていたように感じます。また4年後のワールドカップに期待したいと思います。

「勝ちに不思議あり、負けに不思議なし」という言葉を聞いたことがあります。どんな勝負事にもあてはまる名言ではないでしょうか。

負けた場合は、運のなさを後悔しても始まらないわけで、自らの実力不足を素直に認めて、全ての結果を受け入れるしかありません。こう思うことで自暴自棄にならないですみ、精神的にも早く立ち直ることができます。逆に勝った場合は、実力以外の不思議な力が働いたのだと思うことで、傲慢にならないですみ、常に謙虚な気持ちを保てるわけです。

負けた選手たちはかなりのダメージでしょうが、早く立ち直って再起してほしいです。4年後の日本代表をイメージしつつ、残りのワールドカップ観戦を楽しみたいと思います。

土佐魚料理&高知市場見学

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昨日に引き続き、営業主任、海幸丸漁労長と高知県にて営業!真面目に?15:00までには業務を完遂しました。今回の出張成果については、実はまだ分かりません。現段階では、先方の明るい、色よい回答を期待しているところです。
業務終了後、夕刻から高知市中心部の料理店を物色!なるべく普段味わえない海の幸を出してくれそうなお店を探しました。入ったお店は創作料理店風居酒屋の雰囲気!当社の酒好き3名が思い思いのメニューを注文、高知の夜を愉しみ・・もとい!「土佐の魚食文化」の研究を!しました。

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まず美味しかったのが「メヒカリ」の丸干し!この魚、実は海幸丸でも高知沖漁場で水揚げされるのですが、あまり愛媛では消費されない(市場でも売れない!)魚なのです。ただこの料理は絶品でした!脂の乗り具合、骨離れ、食べやすさ、酒との相性!どれも最高でした!今漁期は是非「海幸丸のメヒカリ一夜干し」として商品化してみよう!との話で3人で盛り上りました。

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次に印象に残ったのが「チャンバラ貝」。名前もさることながら、酒、焼酎との相性が良い!酒好きにはたまらない「酒の肴」でした。

他にもいろんな料理をいただきましたが、やっぱり八幡浜にないものは「鰹・鮪」(カツオ・マグロ)!特に鰹(カツオ)はとても美味しいものをいただきました。でも青物(釣アジ、釣サバ)に関しては、やっぱり豊後水道産(八幡浜もの)のほうが美味!ということで意見が一致しました。我々漁師が好むのは、身の硬さ・・よりも「柔らかさ」、脂の乗り具合、魚そのもの味!なのです。それでいうと青物に関しては、八幡浜のほうが勝ち!ということになったわけです。
いろんな意見があって、この飲み会(研修?)でも、仕事についていろんな議論を戦わせましたが、最後は「八幡浜のトロール船を残そう!維持しなくては!そのためには・・・」という話題でもちきりでした。

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次の日は、高知中央卸売市場を見学しました。やっぱりさすが高知県!カツオとマグロに関しては、品物も、取り扱う業者も多いようでした。ただ、魚種に関しては八幡浜ほどの品揃えがなく、どの仲卸業者も「一定かつ均等な品揃え」、という印象受けました。
改めて八幡浜の「魚種」における供給量のすごさを実感した次第です。今の消費地の動向は「単品大量」ではなく「多品種(魚種)少量!」なのです。八幡浜の産地市場としての「特徴と強み」を活かしたマーケティングがとても大切だ!と感じました。

今回の高知出張報告これで終わりです。次の機会では、土佐の料理(ウツボorクジラ?)も新たに紹介したいと思います。


只今高知へ出張中!

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今日は朝の8時に八幡浜を出発、高知県へ車で営業活動?に行きました。
高知市内の漁港(魚市場)で午後からミーティング、その後久しぶりに桂浜で「坂本竜馬」像の見学をしました。今日の四国、日中は何と30℃の気温!特に南国高知は愛媛に比べてとても暑かったです。

業務は13:00から2時間程度、一泊の予定で来ていましたので、その後高知港から桂浜へ直行、久しぶりに竜馬像の見学へと向かいました。桂浜には太平洋を仰ぐ竜馬の像だけでなく、竜馬の記念館、闘犬場、観光施設などもあります。同行の2名と暫しの観光と相成りました。

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上の写真は同行の営業主任(弟洋平氏)と浜田海幸丸漁労長です。格好だけ見るとかなり観光モード!?ですが、ちゃんと3人で仕事をしてきましたのであしからず。
明日は、早朝5:00から高知中央魚市場の見学です。船の責任者と消費地市場をゆっくり見学する機会があるのは、トロール船の休漁期である夏場ならでは。ふだん産地市場の八幡浜では見られない中央市場の雰囲気を味わって、勉強してきたいと思います。

折角なので、その後3人で、八幡浜では味わえない土佐の海の幸&お酒も堪能してきました。これも食文化の勉強の一環(社員研修!)でしょうか!?本日の食文化視察の詳細については、明日の市場見学とあわせてまた後日ご報告いたします。

「主体性の確立」

忙裏に閑をぬすまんことを要せば、須らく先ず閑事に向かって個の刀柄(はへい)をたずぬべし。
どう中に静を取らんことを要せば、須らくまず静処より個の主宰を立つべし。
然らざれば、未だ境に因って遷り、事に随ってなびかざる者はあらず。

洪自誠

忙しい中に強いて心の余裕を求めようとするには、まず平生閑暇な時に、心を安定させるように心がけておかなければいけない。
また、騒がしい所で静けさを得ようとするには、まず静かな所におる時に、本心をしっかりと打ち立てておくようにしなければならない。
そのようにしなければ、常に心が環境に従って移り変わり、物事に追いまわされてしまうことになる。
決して忙中に閑、動中に静を得ることはできない。

<洪自誠「菜根譚・前集百八十二」久須本文雄訳>(講談社)より

海幸丸ただいま整備中!

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当社が所有する「第15・16海幸丸」は、沖合底引き網漁船です。国(農林水産大臣)の許可で、漁業権が管理されていて、操業期間は9月1日から4月末までと決められています。ですから6月??8月の間はトロール漁は禁漁期間なのです。船はその間に、次の漁期に向けた船体の修理や整備が行われます。
(上の写真は、事務所から見た海幸丸、ちなみにその後ろに見える白い屋根の施設が八幡浜魚市場です)

漁業には、底引き網、流し網、刺し網、巻き網、一本釣り・・といろんな種類があって、底引きのことを「トロール」と呼んでいます。一般には、海の中の魚を「一網打尽」に獲り尽くす「海のギャング」!?ようなイメージがあるようですが、実際は全くそんなことはありません。一度の網で獲れる魚は限られていて、いろんな種類の魚が混ざって水揚げされるため、単一魚種を根こそぎ獲ってしまう漁法ではないのです。
前述のとおりトロール漁業は、1年のうち3分の1が禁漁期間で、ここまで禁漁期間の長い漁法は珍しいのです。これには「資源保護」の目的もあるわけで、「資源の維持管理」という面では、トロール漁業は進んでいる漁法ともいえます。

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というわけで今の時期は、船の錆を落としたり、漁具の修理や準備をする期間なのです。今は、海幸丸乗組員7??8人ほどが準備にあたっています。この後、7月末まで準備が続き、8月中旬には船をドック(造船所)に入れて最終整備に入り、9月1日からの漁期本番に備えます。毎年なのですが、夏の暑い時期の作業のため、みんな汗まみれ、油まみれ、ペンキまみれで奮闘中です!

こんな漁業の裏方仕事も、今年はこのブログで紹介してみます。

「目的の確立」

緊しく(堅く)此の志を立てて以って之を求めば、薪を運び水を運ぶといえども、亦是れ学のある所なり。
況や書を読み理を窮むるをや。
志の立たざれば、終日読書に従事するも、亦唯だ是れ閑事のみ。
故に学を為すは志を立つるより尚とき(貴き)はなし。

佐藤一斎

しっかりと志??目的??を確立して、これをどこまでも追求する時は、たとえ薪や水を運んだりする日常平凡な事でも、学ぶべきものが存在するのである。まして読書したり物事の道理を推し窮めることなどにおいては、なおさらのことである。
しかし、志が確立されていなければ、一日中読書していても、それはただ無駄ごとに過ぎない。それ故に、学問をするには、まず第一に志を確立するよりも大切なことはない。

<佐藤一斎「言志録・三十二」久須本文雄訳>(講談社)より

タカアシガニ

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↑皆さんはこんなカニを見たことありますか?実はこのカニ、甲殻類のなかで世界最大のカニで「タカアシガニ」といいます。成長した雄が両足を広げると全長3メートルにも及び、体重(カニ重?)も15kgを超えるそうです。水深200メートル前後の海底に生息するため、トロール船「海幸丸」の漁場でも頻繁に水揚げされています。漁場は主に高知県沖、水揚量は一航海で多くても10匹??20匹前後です。

海幸丸の漁場では高知県沖が中心ですが、全国的には「駿河湾」が主な産地として知られています。普段は水深の深い場所で生息しますが、産卵期には浅瀬に移動して産卵するそうです。
水揚げの多い駿河湾では、このカニを観光名物として売り出しているそうで、甲羅と一緒に「蒸し蟹」にするのが名物のようです。
ここ八幡浜では漁獲量が限られるため、名物料理というわけではありませんが、我が家では足を「塩茹で」にして食べています。本場駿河湾では甲羅と一緒に丸ごと蒸しているのを、以前テレビで見たことがあります。一度はそんな食べ方をしてみたいものですが、何分巨大なカニのため、家庭での調理は困難で足だけを取って食べているのです。
当社の取引先でもイタリアンのシェフで時々利用される方もいらっしゃいます。でも実はこのタカアシガニは日本近海の固有種だそうで、海外にはいないようです。外国の博物館では「日本の巨大なカニ」(Japanese giant crab)として展示されているそうです。
値段も他のタラバガニやズワイガニのように高価ではありません。現物をみてみたい、味をみてみたいという方、是非お気軽にお問合せくださいませ!

ホウボウ

<ホウボウ>

北海道以南の日本全域、主に砂地の深海に住む高級魚です。地域によってホコノウオ、ホコ、コトチとも呼ばれます。ここ愛媛県南予地方では、古くは「嫁迎え」の際に樽にホウボウを乗せて持っていく風習が残っていたといいます。今でもホウボウを使ったソーメン(めんかけ)愛媛県南予地方に残る伝統の郷土料理です。

■ホウボウの薄作り

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ホウボウは沖合トロール船でもよく水揚げされる魚です。海幸丸では、一度の水揚げで多いときには20??30ケース(700??800匹)が水揚げされます。海幸丸の漁場では、豊後水道南沖から高知県沖にかけて幅広く水揚げされます。主には鍋の食材ということで、秋から冬にかけて需要が高くなって、価格も上昇する魚です。
色も鮮やかで味も淡白ですので、和食やイタリアン、フレンチ、中華とどんな業態の料理店様にも好まれます。特にお奨めしたいのが刺身、薄作りです。刺身で食べる際には500gアップの大きいサイズを選ぶほうがいいでしょう。酢醤油やレモン醤油、ポン酢とよく合います。一緒に召し上がってみてください

■ホウボウの麺かけ

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ホウボウは愛媛県南予地方では、ソーメンと一緒に食べる「麺かけ」と呼ばれる郷土料理の具材としても珍重されています。「あら」からもとても良いダシが取れるため、麺の味が一層引き立ちます。ホウボウ以外でもタイやイトヨリなども使いますが、このめんかけは八幡浜ではお祭りやお祝いの席には欠かせない料理なのです。(上の写真は我が家で作った「ホウボウのめんかけ」の調理例)

■ホウボウの吸い物

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淡白な味でどんな料理にも良くあう魚ですが、食通の方にお奨めしたいのが、お吸い物です。色合いもよく、味も上品で、特徴の鰭と一緒に椀に盛り付けると食卓は一層際立ちます。ぜひ試してみてください!

【ホウボウの目利き】

魚体表面の赤い色(紋様)の鮮やかな、触ってしっかりとしたものを選ぶのがまず第一のコツです。ホウボウは鮮度が落ちるにしたがって赤い色がくすんで、白っぽくなってしまうからです。また表面に「ぬめり」と光沢があるものはとても鮮度の良い証拠です。特にお刺身やカルパッチョで使う際はぬめりのある、鮮度抜群のものを選びましょう。

*お料理のレシピは当社までお気軽にお問合せください。→info@uwakai.com

ブログ「一魚一会」開設!

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昭和水産のサイト「www.uwakai.com」を開設して約2年が経ちました。当初はいろんな情報をタイムリーにお届けしたいと意気込んでたものですが、気がつけば大きな更新もなく時間だけがすぎてしまいました。そこで今回、ワンダーミックス社さんのご協力のもと、サイトをリニューアル、随時更新できる仕組みにするために「ブログ」を開設しました!

↑上の写真は景気づけに第15・16海幸丸の進水式のカット(平成元年)

ブログの名称は当社のモットー「一魚一会」(いちぎょいちえ)です。「魚との出会いを大切に」、「宇和海の魚ひとつひとつに価値を見出したい」というのが当社の理念です。これまでの「コラム」以上に、日々の情報をタイムリーに掲載していきます。具体的には、自社の沖合トロール船「海幸丸」の漁獲情報や宇和海で獲れた魚の話題、乗組員の沖での生活や漁師ならではの食べ方、地元の郷土料理など豊富に掲載していきます。
八幡浜や漁業の世界のこんなことが知りたい!という皆様のご意見がありましたら、何でもお気軽にお知らせください。
ちなみに今回のサイトリニューアルで沖合トロール船の操業模様をムービーでご覧いただけるコーナーも設置しました。普段は馴染みのない漁業の現場の風景ですが、是非見ていただければと思います。
→http://www.uwakai.com/#

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