2010年02月12日
[ⅳ 読書日記]心身の強化書
漁模様はやや不調で、今朝は総数1000箱の水揚げでした。アマギ、ハモ、コウイカ、エソ類が中心で、めずらしくサイズの良いホウボウが80箱程度、あわせて温暖化の影響か、春先に水揚げされるはずのカナガシラも30箱ほど揚がっていました。煮つけにすれば美味しい、良い魚なのですが、安定した水揚げがないため販路がないせいか、ここ数年は価格も低迷している魚種の一つです。本サイト「宇和海の幸」でも、まだまだ紹介しきれていない底魚もありますので、今年はそんな日の当らない魚のPRにも力を入れていきたいと思っています。こちら↑は私の大好きなホウボウです。
先週読んだ本の中に、“2つの積極心”としてこんな考え方が紹介されてありました。
相対的積極=スポーツの試合などで、相手に負けまい、勝とうとする気持ちや、仕事で難しい問題に直面して、それを何とか無事に切り抜けようとする気持ち。
絶対的積極=勝とう、負けまいという勝負にこだわることなく、ただ己のベストを尽くすという虚心平気の気持ちで臨む心。つまりはいつも平静心で生きること。
著書では、後者の絶対的積極心の大切さを説いており、その心の状態として、山岡鉄舟の「事あるも事なきも、事なき日のそれの如く、晴れて良し、曇りても良し、富士の山」という詩が紹介されておりました。
同じく「感謝」にも相対的感謝と絶対的感謝があるそうで、ものをもらってする感謝やお世話になってする感謝は相対的感謝とのこと。一方、絶対的感謝とは、自然、生命、人間、人生などについて深く考え、理解し自覚すると自ずから湧いてくる感謝の念で、
①人として生まれたことへの感謝
②今、生きていることへの感謝
③正機を得て、正師にめぐりあい、正法を聞き、正信を得て惑わないことへの感謝
④自然、人間、社会、すべてに対する感謝
をいうそうで、人間はいつも頭の中に絶対的感謝の気持ちを持って生きることの大切さが説かれてありました。宮本武蔵やイチローのような平常心、求道の精神を見習いたいものです。例によって、忘れないためにも!?記録しておきます。

「天風入門」-中村天風の教えで幸福になる-(南方哲也編者・財団法人天風会監修/講談社)
投稿者 E.miyamoto : 2010年02月12日 15:39