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2009年12月11日

[Ⅲ 業務日誌]

世界一のふくの像

当初下関には2日間滞在する予定でしたが、昨晩第21・22仁洋丸も入船となりましたので、1日延長して今朝(実際は深夜ですが・・)も荷揚げとセリに立ち会いました。総数1700箱でしたが、やはり相場を牽引するのはアンコウにアカムツ!タイ、レンコ、カマスといった従来魚種は、まだまだ相場は低調気味でした。今朝は2ケ統の入船でしたが、航海日数もいつもより短く、ここ最近の売れ行きからすれば、まずまず納得のいく市況だった模様です。

目下9統18隻が操業している下関基地ですが、各社の船齢は一部を除いて大半は20年超!将来にわたって底曳漁業を考えていくならば、とっくに船体の更新を計画すべき時期なのですが、船価や市況、原油相場等を考慮すれば、既存船でいかに事業を長く継続するかを考えるだけで精一杯というのが実情のようです。沖での特殊かつ厳しい労働環境ということも考慮すれば、若手後継技術者の育成・確保も切実な問題です。
今回も魚市場でいろんな方とお話しさせていただきましたが、皆さんともに将来へは不安と危機感を持っておられるのがよく分かりました。八幡浜同様、先行きは不透明ながら、分かっていながら無為無策にだけは陥らないように、まずはいろんな方との情報交換に努めたいものです。これからもどうぞよろしくお願いします!!

帰りは臼杵からの便で戻ってきましたが、夕方会社へ帰ってみると問題も少々・・、気が滅入りそうですが、さっそく明日、前向きに対処したいと思います。

こちらが先日お参りした亀山八幡宮の「世界一のふくの像」です!未来の漁業、水産業界に福(ふく)来たれ!

投稿者 E.miyamoto : 2009年12月11日 21:36

コメント

いつも、ありがとうございます。

底引き漁業に.携わっておられる漁業者の方、もっと自信を持って、自分たちの獲ってきた魚をもっと高く売れるよう努力しましょう。
どこかで「自分たちの獲ってきた魚は釣りや定置の物より見た目が悪くて、一般の方向けしないのでは」「安く競り落とされても仕方がない」
なんて思われていませんか?「日帰りの船に比べると鮮度がイマイチ」かもとか。

でも、「味」では絶対に底引きの魚は「美味しい」筈ですよね。
アカムツがその典型です。
「味で勝負」というのをもっとアピールするべきです。

漁獲量を今より上げるよりも

もっと魚の単価が上がるようにがんばりましょう。


私たち仲買の立場からアドバイス(スイマセン、生意気な言い方で)

アンコウ、ハモなど、胃袋に消化した餌などがたくさん入っている魚は、面倒でも、腹を割き、胃の内容物を全て破棄し、また腸なども全て取った状態で箱詰していただくだけで、グンと
評価は高くなると思います。(下関のアンコウは腹の内容物が腐敗し、腹皮が青くなっているものが、見受けられます)

こんな、些細なことですが、このアンコウの腹の件だけで下関の底引きの魚全体のイメージが下がってしまうと思います。

面倒でも、少しでも高く売りたいのであれば、それなりの努力はしていただきたいです。

本当に生意気な事を言ってスイマセン。

投稿者 大谷 透 : 2009年12月12日 16:37

いつもお世話になっています。

貴重なアドバイスありがとうございます。

底曳き漁も基地によって操業形態は異なっていて、概ね下関基地は航海日数が長く、どちらかといえば、量(入り)重視のようです。地元の仲買さんたちも、そちらを望んでいるようですが、消費地からすれば、質を重視してほしいというのもよく分かります。

漁場の関係も大きいのですが、八幡浜のほうは、高値の付く安定した資源もありませんので、質(鮮度)重視に完全に移っています。浜田の沖底でも、航海日数を短くして鮮度を重視する形態をとる会社も出てきたようです。

聞くところによれば、下関でも船内や市場内の仲買いさんが行っているアンコウやアナゴ等の一次処理は、好評のようでこれからは広がっていくかと思います。いずれにしても、船と市場が連携しながら取り組むべき課題だと思います。

漁の現場がどうあれ、その魚を口にする最終消費者がいる以上、大谷社長のような消費地側の率直なご意見は、少しずつでも漁業や流通の改革に生かしていくべきだと思います。短期的な相場上昇は望めないのでしょうが、少し長い目で見れば必ずや製品の評価につながるはずですから。

また、ぜひ率直なご意見をお聞かせください。ありがとうございました!

投稿者 宮本 英之介 : 2009年12月13日 10:31

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