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2009年08月24日
[ⅳ 読書日記]抄訳 葉隠
週明けの月曜日、まだ夏休みですが、朝晩はかなり涼しくなってきました。過ぎてしまえばやはり冷夏でしたね。今日などは夕方ジョギングしても、いつものノロノロスピードでは、うっすらと全身に汗をかく程度でした。今日も県内外から来社いただき、たくさんの貴重なご縁をいただきました。一魚一会&一期一会で、しっかりと前に進んでいきたいものです。
「葉隠」というと、「武士道とは死ぬことと・・」があまりに有名で、何か血が流れそうな危ない思想書のように思われがちですが、泰平の世(江戸中期)に口伝で成った武士道書で、平和な時代における侍の心得を説いたものです。古臭い硬派なイメージもありますが、実際には、日常の身近な体験談や見聞記も豊富で、約300年前の地方武士の生活様式や習慣などが窺い知ることもできて、なかなか面白いです。
今どきの(江戸時代ですが・・)男は女々しいのが多い、とか、アクビやクシャミは気をつけていれば一生しないで済む、等々。その他、もちろん現代の組織や経営にも通じる処世術、名言も豊富です。
と、紹介しながらこちらは葉隠のイメージ通りの烈しい一節。
必死の観念、一日仕切りなるべし。(中略)朝毎に解怠なく、死して置くべし。
全力投球の意気込みも、一日一日と区切っておくべきだ。(中略)毎朝怠けることなく「死」を遂げておくこと。
人生、一日として同じ日はない。今日、自分との一期一会を心がけよ、との意だそうです。
過ぎ去った過去を悔いてみても始まらない、今日ただ今を生き切ることが大事!とのことでしょうか。
そろそろアクビが出てきました。

「抄訳 葉隠」(山本常朝述/渡辺誠編訳)PHP研究所刊
投稿者 E.miyamoto : 2009年08月24日 21:36