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2009年07月06日
[ⅰ 一語一会]士にして居を懐うは・・
今朝、ネットで知りましたが、やはり昨夜のウィンブルドンは予想を上回る超激戦!だったようですネ。残念ながら、昨年に引き続き“世紀の名勝負”を見逃してしまいました。近ごろ、睡魔への耐性もどんどん弱くなってきたのは年のせいか、それとも日中の陽射しと蒸し暑さのせいでしょうか?明日は朝から再び上京、赤坂で開催される「漁船漁業改革活性化シンポジウム」に参加してまいります。
ここ1年ほど「論語」のお勉強に!?と、毎月、仕事場の予定表(ボード)に目に留まった一文を記すことを月初めの日課としています。
こうすれば論語も少しは私の脳にも残るかも、と思いまして・・
今月は「憲門第十四」よりこちらの文章を記してみました。
「子曰く、士にして居を懐うは、以て士と為すに足らず。」
岩波文庫の解釈によれば、
「士人でありながら安住の場を慕っているのでは、士人とするには足りない。」
一方、講談社版によれば、
「職務に精励すべきであるのに、己の生活の安楽を思うような者は、できる士(おとこ)とするに足らない。」
となります。
「士人」の解釈はなかなか難しいですが、何といっても日本でいえば、士(さむらい)でありますから「志高きもの」、「常に上を目指すもの」、つまりは「君子」といったところだと、(勝手に)解釈しています。つまりはそういう立場にありながら、“居をおもう”、つまり、“安住の場を求める”というのでは、士人とはいえない、いうことです。
私たちの関わる経営や日々の仕事においても、よほど注意していないと、ついつい“変わりないこと”に安らぎを感じてしまう傾向に陥りがちです。その方が、変革に身をさらすよりも明らかに“楽”ですし、頭を使ったり、変わるために行動を起こす“パワー”も必要ないわけですから・・。
日々の仕事の手法、進め方など小さなことから、事業構造転換や経営革新にいたるまで、本来必要な、ありとあらゆる“変革”が、この“居をおもう快適さ”に屈してしまい、ついには全体としての環境適応力を弱めてしまう、多くの組織やプロジェクトでよく見受けられる例ではないでしょうか。
もちろん弊社においても・・です。時代がここまで激変しているにも関わらず、これまで通りの仕事の進め方、考え方、思考回路では、まさに私たちは“ゆでガエル”そのものになってしまいます。良い風習・しきたりは当然大切にすべきですが、将来のために変えるべきところはいかなる抵抗があろうとも、トップの号令と責任のもと、徹底的に変える・・!!結局はそれが組織の将来、つまりは私たちみんながハッピーであり続けるための方策ですので・・
すみません、書いているうちについつい肩と筆・・いえ指に力が入ってきました。
このままでは眠れなくなってしまいそうです・・
昨日はおめでたい披露宴にもお招きいただいたことですし、今晩は、エリー・アーメリングのシューベルトで少し心を落ち着けて休みたいと思います。
投稿者 E.miyamoto : 2009年07月06日 22:16