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2009年03月26日

[ⅳ 読書日記]

遠きをはかる「年輪経営」

「遠き慮りなければ、必ず近き憂いあり」(論語)

というわけで、少しずつですがまた自社の計画を見直し中です。なかなか思惑通りというわけには行きませんが、不測事態の中にも一定の基準値(数値目標)や対応計画は必要ではないかでしょうか。「遠きをはかる経営」、常に目指したいものですが・・

表題に惹かれて購入してみましたが、とても読みやすく良い内容の本でしたので、少々メモを!

長野県の寒天メーカー、伊那食品工業の志す経営は「年輪」のようにゆっくりと成長しよう、というもの。
塚越社長が長年、老舗企業を研究する中で、見つけ出した共通点は下記の5点だそうです。

1.無理な成長はしない
2.安いというだけで仕入先を変えない
3.人員整理をしない
4.新しくより良い生産方法や材料を常に取り入れていく
5.どうしたらお客さまに喜んでいただけるかという思いを常に持ち続ける

シンプルですが、実に学びの多い5項目ではないでしょうか。

同社の経営戦略の柱は下記の言葉だそうです。
「十年樹木、百年樹人」と言いますが、遠きをはかって実りある種を蒔きたいものです。

遠きをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために
杉苗を植う
まして春まきて秋実る物においてをや
故に富有り
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく
故に貧窮す

二宮尊徳

20090326.jpg

「リストラなしの年輪経営」(塚越寛著/光文社)より

投稿者 E.miyamoto : 2009年03月26日 22:08

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