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2009年03月30日
[Ⅵ 魚食・流通の話]トロールのイメージ払拭!?
昨日まで気温も低かったのですが、今朝からは春らしい陽気!海幸丸もいよいよ今季最終月の航海へと向かいました。狙いはやはりエボダイ、週明けから原材料系の需要も落ち着いたようですので、丸物に期待したいと思います。
「トロール船」といえば皆さま、どんなイメージをお持ちでしょうか?
先日も知人との話題に上ったのですが、トロール漁といえば「一網打尽」とか「根こそぎ」というイメージがかなり強いようです。たしかに陸から少し離れた沖合まで船を出して、大きな網を曳く漁ですから、小型船に比べればまとまった数量が水揚げされる漁業であることはたしかです。
ただ、網の仕組みは大きいものの2隻で一つの網を曳いて操業するわけですから、網の間口はせいぜい5m程度、一回の曳網時間は2時間から3時間で、網で獲れる魚も数十種類に上ります。いろんな魚が少しずつ網に入って選別する、その繰り返しで漁を行って箱数を確保するのが“トロール漁の操業形態”です。
大きな網を海底から曳く、というイメージが「一網打尽」や「根こそぎ」、ひどい場合は「乱獲」?につながるようですが、実際のところはそのイメージとは程遠いのが現実なのです。加えて1年のうち4か月も休漁期を設けているのはこのトロール漁だけ、実は「乱獲」ともほど遠い“資源配慮型”の漁業ともいえるのです。これは一統あたりの漁獲数量が、長年大きな変動もなく安定していることからも裏付けられると思います。
実際、“一網打尽”というほど魚がバンバン獲れるのであれば、そもそもここまで稼働隻数が減ることもなかったはずですから・・。それでもトロールといえば乱獲や、信じられん!という方は、ぜひ一度、海幸丸に乗船いただければと思います。会社側としては、時には、“一網打尽”という“当たり”も逆に期待したいものですが・・!?
投稿者 E.miyamoto : 14:55 | コメント (5) | トラックバック
2009年03月28日
[Ⅰ お知らせ]八幡浜市長選挙公開討論会
今日は午後から今治往複、海幸丸は故障のため、夜に入船してそのまま“月末休み”となりました。出漁は月曜9:00の予定、万全を期して!4月航海に臨みたいところです。
上はただいま八幡浜JCで企画・準備中の「市長選挙公開討論会」のポスターです。
開催は4月8日、皆さま、ふるってご参加くださいませ!
投稿者 E.miyamoto : 23:40 | コメント (0) | トラックバック
2009年03月26日
[ⅳ 読書日記]遠きをはかる「年輪経営」
「遠き慮りなければ、必ず近き憂いあり」(論語)
というわけで、少しずつですがまた自社の計画を見直し中です。なかなか思惑通りというわけには行きませんが、不測事態の中にも一定の基準値(数値目標)や対応計画は必要ではないかでしょうか。「遠きをはかる経営」、常に目指したいものですが・・
表題に惹かれて購入してみましたが、とても読みやすく良い内容の本でしたので、少々メモを!
長野県の寒天メーカー、伊那食品工業の志す経営は「年輪」のようにゆっくりと成長しよう、というもの。
塚越社長が長年、老舗企業を研究する中で、見つけ出した共通点は下記の5点だそうです。
1.無理な成長はしない
2.安いというだけで仕入先を変えない
3.人員整理をしない
4.新しくより良い生産方法や材料を常に取り入れていく
5.どうしたらお客さまに喜んでいただけるかという思いを常に持ち続ける
シンプルですが、実に学びの多い5項目ではないでしょうか。
同社の経営戦略の柱は下記の言葉だそうです。
「十年樹木、百年樹人」と言いますが、遠きをはかって実りある種を蒔きたいものです。
遠きをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために
杉苗を植う
まして春まきて秋実る物においてをや
故に富有り
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく
故に貧窮す
二宮尊徳

「リストラなしの年輪経営」(塚越寛著/光文社)より
投稿者 E.miyamoto : 22:08 | コメント (0) | トラックバック
2009年03月25日
[Ⅱ 一日一魚]ビッグ赤ムツ、ゲッツ!
今朝は4:00前入港、白ムツや小アジ等原材料中心の操業でしたが、チダイやホウボウ、メンタイ等鮮魚も少しずつ揚がっていました。季節がら、卒業・入学のお祝い需要か、タイ類や水エソ等の相場がやや上向きでした。個人的には、昨日のWBC連覇の記念に“ご祝儀相場”をいただきたいところでしたが!!
さて今日はこんな魚も揚がっていました。
金魚です。
いえいえ、超特大の赤ムツ(ノドグロ)です!なんと1.6kgありました。
これまでも1.2kくらいまでは揚がっていましたが、ここまでのビッグサイズはたぶん初めてです。
いったいこの赤ムツ、どの程度まで成長するのでしょうか?下関や浜田のものは、小さいサイズが多いはずですし。
どなたかご存知の方、ご一報いただければ幸いです。
ちなみに上の2本は、同じムツでも黒ムツ、対照的な魚ですので並べてみました。
もちろん価格も対照的です!
投稿者 E.miyamoto : 15:24 | コメント (0) | トラックバック
2009年03月24日
[ⅴ スポーツ]ヤッホーアラフォー!
今日は小学校の卒業式、そして私事ですが、私の3?回目の誕生日でした。
これで私もめでたくアラフォーの仲間入り!また少し大人になった気分です・・。
心機一転、次はダンディな“アラ還”を目指して精進してまいります。
これからもあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

今日はこれ以外に話題なし!
やっぱり最後はこの男!
スミマセン、僕は完全にイってしまいました・・
日本に生まれて、本当に良かったです!!
投稿者 E.miyamoto : 21:35 | コメント (1) | トラックバック
2009年03月23日
[ⅴ スポーツ]いよいよあと一勝!

昨日は18:00に出港、今日は入船なしで書類作りに市内巡り!という一日でした。昼休みは野球に釘付け・・、侍日本、いよいよあと一勝です。景気付けに今日は“日の丸弁当”の登場です!今晩は私も明日に向けてのウォーミングアップのため、ソフトボールに行ってきます!
投稿者 E.miyamoto : 18:34 | コメント (0) | トラックバック
2009年03月21日
[ⅰ 一語一会]人生泡のごとし
高知沖にてカマス豊漁とのこと!明日を楽しみに・・
投稿者 E.miyamoto : 16:36 | コメント (4) | トラックバック
2009年03月20日
[ⅳ 読書日記]己を修め人を治める道
結きょく、昨晩の操業での当たりはアマギと思いきや“ニギス(150箱)”!でした・・。期待の漁ではなかったのですが、休市の関係もあって今朝は5:00に入船、荷揚げ後は10:30に出漁しました。次回は漁場を少し変えて、初日は高知沖での操業を予定しています。
今日の韓国戦、何よりも勝てて良かった・・、また旗を立てられるところは、考えただけでも、、萎えます・・
とにかくこの流れと勢いをもって、決勝トーナメントに進んで連覇を成し遂げてほしいものです。

こちらは、先ほどまで読んでいた図書、“「大学」を味読する―己を修め人を治める道”です。
最近、少しずつですが挑戦しているのが“大学”、論語のように散文的でなく、体系だてられた古典ですが、こちらはその入門書のような本で解説も実に明快でした。
何よりも「三綱領」と「八条目」を根幹として、「玄徳」いわゆる“本末の本”を身につける大切さ、そして“治人のための修己”を説いた偉大な思想書であることを、改めて思い知らされました。もっと早い時期に、こんな古典にも親しんでおけばなぁ・・と、またつくづく反省させられた次第です。
引き続き、関連図書をいろいろと読んでみたいと思います。
せっかくですので、復習のためにそのさわりだけメモを・・。
大学の道は、明徳を明らかにするに在り。民に親しむに在り。至善に止まるに在り。(三綱領)
物に本末有り。事に終始有り。先後するところを知れば、則ち道に近し。
古の明徳を天下に明らかにせんと欲する者は、先ず其の国を治む。其の国を治めんと欲する者は、まず其の家を斉(ととの)う。其の家を斉えんと欲する者は、まず其の身を修む。其の身を修めんと欲する者は、先ず其の心を正しうす。其の心を正しうせんと欲する者は、先ず其の意(こころばせ)を誠にす。其の意を誠にせんと欲する者は、先ず其の知を致す。知を致すは物を格すに在り。(八条目=格物・致知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下)
「大学」を味読する―己を修め人を治める道(伊與田覚著/致知出版社)より
投稿者 E.miyamoto : 22:34 | コメント (2) | トラックバック
2009年03月19日
[Ⅱ 一日一魚]あぶらそこむつ
珍しい魚が獲れたようで、海幸丸の浜田漁労長からメールが送られてきました。名前は「アブラソコムツ」とか!?名称からして、あやしい深海魚の香りプンプンです。入港時に現物を確認したいと思います。ご購入、または試食をご希望の方はお早めにご連絡くださいませ!
今日は気温も上がって21℃に!「暑さ寒さも彼岸まで」とは、本当によく言ったものです。明日は“春分の日”、松山では専務と企画担当の新人N君でイベント出店、会社は普通に“お支払日”です。休市前の入船にも期待したいところですが・・?夕方から夜にかけての操業に期待しております!
祈りが届いたのか、侍日本に神風が吹いたようです!!
すべては明日の一戦です・・
投稿者 E.miyamoto : 16:44 | コメント (2) | トラックバック
2009年03月18日
[ⅴ スポーツ]神風来たれ!
海幸丸は今日になってようやく入港、久しぶりの中3日航海でした。漁模様は今一つでしたが、全般的に相場は良好!春らしく、丸物のマダイやレンコダイも少しずつ値が出てきました。4月もすぐそこに・・、季節が巡る、時代は回る・・、私も、もうすぐまた一つ年をとってしまいます・・。
先日、我が家の蔵からこんなものが出てきました。
いよいよ追い込まれました・・
サムライ日本に神風を!!
投稿者 E.miyamoto : 14:47 | コメント (0) | トラックバック
2009年03月16日
[Ⅱ 一日一魚]ナメタガレイ
本日も晴天です。漁模様は悪く入港なし・・でした。明日に期待したいところです。
さて、今日は魚の王様の話題を。以前なら魚の王様といえば鯛(たい)だったのかもしれませんが、今では、鯛より高級な魚も多く、何が王様かは人それぞれといった感じでしょうか。ちなみにカニの王様は、一般的には“タラバガニ”といわれます。ではカレイの王様は何でしょう?
そうです。こちらのナメタガレイです。
このドロドロとしたヌメリが高鮮度の証明です。
カレイの種類は実に多く、高級種でもマガレイにマコガレイ、アカガレイにアマタガレイと各種あります。こちら八幡浜の底曳きではアマタガレイが高級品種ですが、お隣の別府湾では“城下カレイ”で知られるマコガレイが有名です。ちなみに関東の鮮魚店では、東北地方で獲れるマガレイやアカガレイのほうが好まれる傾向にあるようです。
そんな中でも一番高い価格で取引されるカレイが、こちらのナメタガレイです。東北地方、特に宮城や岩手では、お正月用の魚としても珍重されているとのこと。標準和名はババガレイというそうですが、鮮魚店での呼び名はほとんどナメタガレイ!東京の百貨店では“高級カレイ”で出回るナメタガレイですが、四国方面ではあまり見かけることのない魚種です。
先日、来社いただいた関東のお取引様より頂戴して、かなり久しぶりにナメタガレイをいただきました。たくさん頂きましたので、まずはお刺身(薄づくり)に、その次は連日“煮つけ”でいただいているところです。とろけるような身の質はナメタガレイならでは!それに縁側(えんがわ)や皮目の部分の何とも言えない柔らかな食感も最高です!
“幻のカレイ”といえばナメタガレイです。やっぱり煮付けが定番ですね!
海幸丸の魚種ではないのが残念ですが、四国の方もぜひ一度お取り寄せで!?召し上がってみてください。
投稿者 E.miyamoto : 16:23 | コメント (2) | トラックバック
2009年03月15日
[Ⅷ 海の男たち]海の男たち
昨日までとはうって変わっての晴天、午前中は書類づくりにお墓参り、夕方はスポーツセンターにて一汗かきたいと思っています。今日はかなり久しぶりにカテゴリーを一つ追加、こちらでは海の仕事に取り組む男たちの素顔を!?ご紹介してみたいと思いますのでどうぞヨロシク!
こちらの絵ですが、昨年急逝された八幡浜市出身の河野泰裕さんの市長賞受賞作品、「出漁準備」(2001年制作)です。いただいた絵葉書から取り込んでみましたが、かなり迫力ある立派な作品です。“トロ乗り”ならこんな体を目指したいものですが・・!くれぐれも皆さま、メタボにはご用心を!
投稿者 E.miyamoto : 15:14 | コメント (2) | トラックバック
2009年03月14日
[ⅳ 読書日記]魚食文化と平均寿命
時化のため早朝の緊急ミーティングで出漁時間を急きょ変更、半日延びて18:00となりました。「亭主元気で留守がいい」ではないですが、船が出ていない状態というのは、船主側としては落ち着かないもので・・、やっぱり漁船は安全かつ元気に操業しているのが一番です。時化上がりで魚が切れる休み明け、まずは月曜入船を目指していきたいところです。
こちら、最近読んだ本から・・
日本 86 79
韓国 80 73
中国 74 70
タイ 73 67
シンガポール 82 77
インドネシア 69 66
豪州 83 78
インド 64 62
サウジアラビア 73 68
エジプト 70 66
ケニア 51 51
ナイジェリア 47 47
南アフリカ 52 50
トルコ 74 69
ロシア 74 69
イタリア 84 78
フランス 83 76
スペイン 83 77
ドイツ 82 76
スウェーデン 83 78
英国 81 77
米国 80 75
メキシコ 77 72
ブラジル 75 68
アルゼンチン 78 72
数字は各国の平均寿命、もちろん左が女性で右が男性です。
やはり長寿には魚食文化が関係していると思うのは私だけでしょうか??
魚食文化と平均寿命、とても興味深いテーマです。調べてみても面白いかも!
ついでに飲酒の文化などもクロスさせて・・!?
どなたか情報がありましたらお待ちしております!

「日本人の見識」(木内孝著/日本文芸社)
投稿者 E.miyamoto : 21:01 | コメント (2) | トラックバック
2009年03月13日
[Ⅳ 海幸丸日誌]3月中休みへ
昨日からまた列島大時化、海幸丸は幸いにもアマギの漁が久しぶりに好調で、今朝は4:00過ぎに入船、まずまずの相場で中一日操業の取引を終えました。只今、時化を利用して“中休み”に入っています。あいかわらず浮き沈みの多いアマギ漁ですが、3月後半も漁が持ってくれることを祈っています。明日は10:00に出漁予定です!
投稿者 E.miyamoto : 23:31 | コメント (0) | トラックバック
2009年03月12日
[Ⅱ 一日一魚]海幸丸にトビウオ!
こちらは昨日の海幸丸で珍しく一尾だけ揚がったトビウオ!トロール船ではほとんど水揚げのない魚ですが、網めがけて飛び込んできたのでしょう。きっと・・。1本だけでは売れない、というのは口実ですが、せっかくの“初もの”ですので、夕方さばいてタタキに!昨晩帰宅後、いただきました。
さて肝心のお味のほうは・・?
トビっきり美味・・!!
朝からたいへん失礼しております。
トビウオは英名で“Flying fish”、海面上を滑空することで知られます。飛行速度はなんと60kに達するともいわれ、距離にして400m以上!腹びれや尾びれを使って、方向を変えることもできるといいますから、サスガですね。日本全域に生息しますが、漁獲種類は船曳網と定置網が大半で、一般的な旬は春から夏にかけての時季です。
四国のほうでは、あまり刺身で食べる習慣がないのですが、関東では造りやタタキでもメジャーな魚種です。ちなみにトビウオの卵がかの有名な“飛びっこ”、江戸前寿司には欠かせない巻物のネタです。私のお勧めの食べ方としては、まずタタキ!アジほど脂はないものの、さっぱりと淡白な味わいで夏の酒の肴には一押しです。
昨日さばいたトビウオは30cmアップというなかなかのサイズでした。
大きな卵(飛びっ子)もゲットしましたので、また料理した際にご紹介いたします!
投稿者 E.miyamoto : 10:02 | コメント (2) | トラックバック
2009年03月11日
[Ⅱ 一日一魚]ヤマトカマス
ここ3航海はアマギ漁が不調のため、厳しい漁模様です。今回のメインはクロカマス(ミズガマス)、木箱とスチロール合わせて300箱ほどの水揚げがありました。他にはやや遅れてヒラメが獲れたり、カナガシラが混じったり、冬の鍋食材の相場が低迷したり・・と、八幡浜市場にも春の訪れを感じます。上は“木箱16入り”という特大ミズガマス!塩焼き、フライ、煮つけに、1人で一本食べきれないほどボリューム満点ですヨ!
八幡浜で水揚げされるカマスは2種類、白っぽく黄色みを帯びているものを、”“白カマス”黒っぽく柔らかいカマスを黒カマスと読んでいます。が、標準和名は前者がアカカマス、後者がヤマトカマス、またはミズカマスとのこと。漢字で書くと、“大和鰤”となるようです。
ヤマトカマスは、主に西日本全域に生息する魚種で、赤カマスに比べてかなり漁獲は少なく、主に底引き網漁、特に長崎の以西底引きでは漁獲量の多い魚です。味とサイズは良いものの、相場的にはアカカマスほど高値がつく魚種ではないため、海幸丸の狙う対象魚種となることはあまりない魚です。今回ばかりは狙いのアマギが不調だったため、この量に・・。劣化の早い魚ですが、今回は鮮度も良かったため、この種としてはまずまずの価格で取引されました。
もちろん弊社でも一夜干し加工用に10箱ほど引き取り!美味しい一夜干しができることと思います。アカカマスとヤマトカマス、この違いが瞬時に分かるあなたはもう魚通!?皆さんもぜひ食べ比べてみてください!
投稿者 E.miyamoto : 14:31 | コメント (0) | トラックバック
2009年03月09日
[Ⅲ 業務日誌]夢は特捜・・!?
最近、水産新聞やインターネットでよく目にするのが深海魚や未利用魚を使った新規事業展開!資源の活用、付加価値化の動きは、ここにきて急ピッチで進んでいることを日増しに実感しております。今朝は遠方からの来客もあって、鮮魚流通や水産業界についての熱い熱い意見交換も・・、業界を挙げて今こそ自給率の向上、食文化の継承に本気で取り組みたいものです。
突然ですが・・
最近、将来の夢は特捜(刑事課)!?という長男が“手帳づくり”に夢中です。
まずまず精巧です!
熱い話題から一転、急きょゆるいネタでスミマセン・・
ちなみにこちらはホンマものです!どうかお世話にだけは、なりませんように・・
投稿者 E.miyamoto : 23:53 | コメント (1) | トラックバック
2009年03月08日
[Ⅲ 業務日誌]巻き網にてサゴシ豊漁です!
昨晩はできたての新酒を囲む恒例の集まりにお招きいただきました。最近つくづく日本酒が美味しい・・、魚にも合いますし、というか年齢のせいでしょうか??皆さま、貴重な機会をありがとうございました!
海幸丸は、中1日の操業で5:00入船、今回はアマギ漁も不調で総数も寂しく800あまり・・、次回は漁場を鹿児島沖へ変更して操業の予定です。アマギの他は、カイワリにニギスの漁が少しまとまりました。特に今日のニギスは鮮度、サイズともに今季最高!S店長、こんな時こそ是非、店頭での積極的なPRをよろしくお願いします!
今朝の八幡浜、トロールは不調でしたが、巻き網船団ではサゴシ(サゴチ)の漁が絶好調!全船入港で、久しぶりに八幡浜の魚市場が活気づいておりました。やっぱり、港に船が出入りする光景は見ていて気持ちが良いものです。さすがにここ数日のまとまった大漁で、相場の方は下げた模様ですが・・。サゴシは季節ものですので、また豊漁を期待したいところです。
久しく見ていなかった複数の大型船の荷揚げ風景、写真に収めようと思いながら、仕事に追われている間に撮り逃してしまいましたのでまた後日お楽しみに・・。
投稿者 E.miyamoto : 20:08 | コメント (2) | トラックバック
2009年03月06日
[ⅳ 読書日記]原嶋屋の渡世訓

海幸丸は時化のため昨夜入港、早朝荷揚げ。少しまとまったアマギのおかげで連日の売りとなりました。
さて今回の出張、ここぞとばかりにたくさん持ち込んだため、読む予定はなかったのですが、題名を見て衝動買いしてしまったのがこちら↑の本。さっそく帰りの機内で読んでみました。日本は世界一の中小企業国家!創業200年以上の企業数は、2位のドイツ(800社)をおさえて断トツの1位は日本!何と3000社もあるそうです。
印象に残ったのは、以前「月刊致知」にも載っていた群馬県前橋市の饅頭の老舗、原嶋屋の渡世訓。
古い家訓がそのまま社員心得となっているようです。せっかくですので復習をかねて全てをご紹介してみます。
深夜タイプのBGMはNHKにて放送中のシューベルトのピアノ・ソナタ。演奏はラン・ランです。(パンダではありません・・)
原嶋屋の渡世訓
「原嶋屋総本家祖宗の渡世訓は、万世不易の家憲なり、我裔孫、左記条々誓って之を格尊し断じて違背あるまじき事」
安政四年丁巳四月吉祥日
【本義】
一、世は情け情義を尽くすべきこと
一、暖簾に生命を賭くべきこと
一、誠実は渡世の骨頂たるべきこと
一、初会の客は百年の客なること
一、客に甲乙あるべからざること
一、祖宗の恩沢を思うべきこと
一、毛利公三矢の庭訓を自家薬籠とすべきこと
【副義】
イ 一粒の麦米軽んずべからず
ロ 労して利あり
ハ 箸を執るとき先祖を思え
二 日限あやまたず
ホ 微笑を忘れるな
ヘ 弁解は負け
ト 渡世の業に徹せよ
チ 忠告を入れよ
リ 良心に従え
ヌ 糠喜び用心
ル 累卵の愚
ヲ 贈り物には念を入れよ
ワ 渡る世間は情け
カ 火災は歴史を失う
ヨ 用談は実を執れ
タ 他を誹謗するな
レ 廉恥を知れ
ソ 雑巾がけをまめにせよ
ツ 付け焼刃をなさず
ネ 寝るときはみな忘れよ
ナ 内緒ごとするな
ラ 楽は尽して然るのち望め
ム 無駄を省け
ウ 有徳の承認たれ
ヰ 井は命
ノ 暖簾は信用なり
オ 奢ることなかれ
ク 愚痴恨み言益なし
ヤ 焼き饅頭は心の温床
マ 慢心を慎め
ケ 原料吟味
フ 不要品を見直せ
コ 困難は試練と思え
エ 縁日を忘るべからず
テ 出たとこ勝負を排す
ア 汗するものに余慶あり
サ 盛んなときは「タガ」を締め直せ
キ 器材を粗末にするな
ユ ゆきずりも客
メ 名物を誇れ
ミ 水垢離の心
シ 神饌怠るべからず
エ 酔いは思慮を失う
ヒ 額の汗が実を結ぶ
モ 物腰やわらかく
セ 清潔整頓
ス 粋も不粋も客の中
「だから二世・三世経営者はダメなのだ!」(佐伯弘文著/WAC)~中小企業・伝統ファミリー企業の長所と欠点より~
投稿者 E.miyamoto : 23:35 | コメント (0) | トラックバック
2009年03月05日
[Ⅲ 業務日誌]ヤリイカ資源回復計画終結!
農林水産省にて太平洋広域漁業調整委員会に出席してきました。日本近海の漁業資源を将来にわたって維持・確保するための政策を協議する会議で、私は漁業者代表としての出席です。終了後は、久しぶりに渋谷まで。新しくお取引いただいているホテルを訪問、営業を兼ねて、お世話になっている皆様と食事をしてきました。ワインのボトルも1本、2本、3本・・、皆さん、さすがお強いですね~!
今回の議題で当社に関連するものとしては、ヤリイカ太平洋系群資源回復計画、平成17年に公表された計画ですが、基準となる5年を経過したためにいったん終了となりました。ヤリイカを対象魚種とする沖底船が弊社のみとなったことも、計画終了の大きな理由ですが、今後は国の政策としてではなく、現場レベルで可能な資源管理型の操業へと“一人立ち”?することとなりました。
幸い弊社では、漁労長の方針で以前より長期的な資源維持には前向きで、計画的に漁場の移動・選定もできる環境にあります。ヤリイカのように一年で周期を迎える漁獲資源の管理においては、産卵新魚の保護が一番大切ですが、その点からも毎年、乗り出しの9月操業は重要なポイントとなるようです。これからも限りある資源を大切に、長期的かつ広い視野をもって漁業に取り組んでいきたいものです。
ちなみに今現在、わが国の近海で進められている資源回復計画はこちらから。
http://www.jfa.maff.go.jp/sigen/kaifukukeikaku.html
各資源の動向についてはこちらを参考にしてください。
http://abchan.job.affrc.go.jp/digests20/index.html
投稿者 E.miyamoto : 23:10 | コメント (0) | トラックバック
2009年03月04日
[ⅳ 読書日記]会社は毎日つぶれている
午前中の便にて上京、今日は一件営業先を訪問しました。明日は霞が関にて終日会合です。海幸丸は明日入船予定、私は現場には出られませんが、アマギの鮮度と相場に期待!しています。

「会社は毎日つぶれている」(西村英俊著/日本経済新聞社)
こちらは今回の出張(往路)のお供。
大手商社を再生させた経験を持つ著者による異色の経営者論ですが、時間の使い方、情報との関わり、有益な社外活動等々、とても勉強になる内容でした。この本のおかげ、というわけではないのですが、以前からの懸案事項に起死回生?のアイディアも発見、もう少しじっくりと考えてみたいと思います。
投稿者 E.miyamoto : 23:16 | コメント (3) | トラックバック
2009年03月03日
[Ⅲ 業務日誌]また寒波到来!
3月に入ってずい分暖かく・・といきたいところですが、いきなりの寒波到来で、今日の八幡浜は気温も低いです。このほうが魚価のためには良いのですが。今日は入船もなし、たまった事務仕事に二件来客、明日からの出張準備に夜はJC例会という1日です。少し体も動かしたいのですが、あいにくの雨です。
先週から入社したN君、まずは幅広く弊社の仕事現場を見てもらおうと、入船時の市場やトロール市での調理加工に接客、今日は専務付きで商談会への同行などなど、いろいろとチャレンジしてもらっています。その中で、新しい取り組み等も少しずつ・・。
基本は漁業会社の陸仕事ですが、漁船の操業管理に加えて、付加価値販売のための素材開拓や消費者・販売先とのパイプづくりもこれからの大切な業務です。まずは現場に習熟してもらうことが第一ですが、同時に客観的かつ新鮮な視点も大切にしてほしいと思っています。そして何より、弊社の“一魚一会”の理念・モットーを胸に、明るく頑張ってまいりましょう!
Blog登場!?まで、今しばらくお待ちくださいませ!
投稿者 E.miyamoto : 16:17 | コメント (2) | トラックバック
2009年03月02日
[Ⅶ 実践経営学]接客サービスのクレーム要因
一昨日は松山泊、夜は二番町にて久しぶりに“酔っ払いガニ”をいただきまして、翌日は西条に移動してサービス業に関する講演会を聴講しました。気づけばすでに3月、今朝は中2日での今月初水揚げでした。アマギは漁、相場ともにまずまず、漁場選定が難しいところですが、まずは前半戦をこの勢いで乗り切りたいところです。
先日の講演会では、石川県の老舗「加賀屋」の副社長から、サービス業についてのお話を伺いました。とてもためになる講演で、詳細はまた改めて整理したいのですが、印象に残った点として、接客におけるクレームに関するテーマがありました。日本No.1の老舗だけに、さすがに対応レベルもスゴイ!のですが、膨大なクレームを分析していく中で、お客さまに不快感を与えてしまう、接客要員のミスの原因は概ね次の3つに集約されることに気付いたそうです。
1.段取り優先
自らの(社内の)仕事の段取り・スケジュールを優先してしまうことで、お客さまへの目配り、気配りがおろそかになってしまうこと。その日その時その瞬間!こそが、お客さまに与える印象を左右してしまうのが接客サービスの特徴!自分の仕事の段取りを優先してしまって、つい接客が遅延してしまったり、不快な印象を与えてしまうことはよくあるのではないでしょうか・・?
2.一言多い、一言少ない
挨拶やタイミングを含めて、「一言多い・一言少ない」もお客さまを不快にさせる元のようです。たしかに、あそこであの一言は余計だった・・とか、言葉足らずだった・・と後悔してしまうこと、私などは日常茶飯事です・・。特に農耕民族の日本においては、ついつい“説明不足”で、お客を不快にさせてしまうことも多いのではないでしょうか・・?もちろんその逆は、もっと煙たがられるわけで、お客さまのニーズとご要望を察知して、適切な言葉と説明で接客にあたりたいものです。
3.感性の違い
・・・
これはなかなか如何ともし難いクレームの原因ですが、お客さまの立場になって考えることや、いろいろな人とのコミュニケーションや情報収集に努めて、常に自らの感性とアンテナを磨いていくしかないようにも感じますが、いかがでしょうか?
接客サービス業のクレームにおいては、どんなものも上記の3つに深く関連する!・・ナルホド・・!と感じながら聞き入った次第です。
出荷作業や調理作業、日々の小売サービスが同時並行で行われる当社においては、特に“段取り優先”などは、常に気をつけたいものですが、いかがでしょうか。お客さまには、社内店内の業務の段取りなどは、いくら見事でも関係ないわけで・・。まずは、どんな作業中も常に“店頭に意識を集中”させておくことが第一歩!ではないでしょうか。
私もこの3点を肝に銘じて、以後気をつけたいと思います。