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2008年12月31日
[Ⅲ 業務日誌]今年も大晦日・・
31日大晦日、年末売り出しもいよいよ最終日でした。
こちら早朝の開店前、軽トラはハマチ、カンパチの海です・・。
そして閉店時の店頭はこの通り・・、というわけで今年もあっという間の年末売り出し3日間でした。
それにしてもトロール市のいつものメンバーに加えて、海幸丸の乗組員3名にも手伝ってもらいながらのフル回転、総勢11名、まな板6台包丁10本トンカチ2本・・も、もちろんフル装備・フル稼働でした。どんな魚も調理無料サービス!を謳っているだけに、仕事は毎年、ハマチの返り血を顔に浴びても洗う暇もないほどの“忙しさ”です。もちろんすべてスムーズに、というわけにはいかないのですが、年ごとに販売額も増えながら、ロスやミスも減っているのは皆さんの努力と創意工夫、そして何よりも、年々進化するチームワークの賜物です。
ピーク時には、お客さまをお待たせしてしまうこともありますが、何よりお正月用の大切なお魚を当店でお買い上げいただき、サービスにも満足の声をいただけることは、魚の仕事に携わる者にとって何よりの幸せです。つくづく魚屋冥利に尽きるというか、「魚商売に入って良かったな~」と・・。この貴重な仕事と人材も父の遺産、私たち後継者にとっては本当にありがたく、また頼もしい限りです。
弊社にとっては、大きな環境変化もあったこの2008年、本当にあっという間に過ぎた1年でしたが、何とか我が家も無事に年越しを迎えられるのも、この1年お支えいただいた皆さまのおかげです。あらためて皆さまのご支援とご協力に心から感謝申し上げます。どうか皆さまにとって、2009年が良い年となりますことを心からお祈りいたしております。
今夜は慣れない包丁仕事で!?腫れた手を温めつつ、K‐1とNHKを梯子しながら年を越したいと思います。
それでは皆さま、来年も1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿者 E.miyamoto : 21:35 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月29日
[Ⅳ 海幸丸日誌]海幸丸、本年最終入港!
ダシ曳きを終えて5:30に本年の最終入港、乗組員の皆さんも思い思いの正月用の魚を持ってひとまず帰路へ・・、ゆっくり休んで新年に備えましょう!トロール市の年末売り出しは今日が初日でした。皆さんの頑張りの甲斐あって、昨年をわずかに上回る水準の売れ行きでした。明日30日がいよいよピーク、引き続き張り切ってまいりましょう。今晩の“一人論語講座”は休講!とさせていただきます・・。
投稿者 E.miyamoto : 20:53 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月28日
[ⅰ 一語一会]位なきことを患えず
魚屋にとってはあわただしい年末もいよいよスタート、海幸丸は明日早朝に今年最後の入港、お正月休みに入ります。9月の解禁以来、ヤリイカ漁の不調に相場安と・・、“波乱の漁期の折り返し”となりますが、乗組員の皆さん、年末年始は十分に休息をとって、新年の“乗り初め”を迎えましょう!くれぐれも暴飲暴食には気をつけてください!(って小学生の冬休みではありませんので・・)ついでに暴パチンコも・・!?
不況の真っ只中ですが、ニュースでは関東方面でのマグロの売れ行きは好調とのこと・・、はたして、こちらのお正月食材、ハマチ・カンパチの需要はいかほどのものでしょうか?今日昼には、予定していた買い付け業務も無事に終了、明日からはトロール市にて大奉仕の調理サービスも始動いたします。さすがに今日は程よい疲れ、早めに休んで明日からの売り出しに備えたいと思います。
と、その前にせっかく続いていますので、論語の復習を・・。今日はこれまでのブログに記録していない大好きな一節をメモして日記といたします。
子の曰わく、位なきことを患えず、立つ所以を患う。己を知ること莫きを患えず、知らるべきことを為すを求む。
先生がいわれた、「地位のないことを気にかけないで、地位を得るための(正しい)方法を気にかけることだ。自分を認めてくれる人がいないことを気にかけないで、認められるだけのことをしようとつとめることだ。」
論語巻第二 里仁第四 十四より
「論語」(岩波文庫/金谷治訳注)より
投稿者 E.miyamoto : 20:13 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月27日
[ⅳ 読書日記]父在せば其の志しを観・・
実質最後の航海でしたが、アマギ、ヤリイカともに不調に終わって、先ほど22:20に入船、ものの30分で約500箱を荷揚げした後、年末売り出し用の鮮魚を狙って一晩の“ダシ曳き”に出漁したところです。最後の最後まで、安全操業をよろしくお願いします!私は明日早朝より、ハマチ○百本の買い付け(というか運び屋!?)に行ってまいります。

昨日に引き続き岩波の「論語」をパラパラと・・。今日はこんな一節が目に留まりました。
何でも孔子様の時代(2千数百年前!)ですが、父母を亡くして喪に服す期間は3年が普通だったとのこと、その間はいわゆる芸能の類や装飾品、また贅沢な嗜好品はご法度で、文字通り“喪に服して”、平常とは違った衣食住の礼の規定に従って生活するのが習わしだったようです。ちなみに論語にはこの“3年の喪”を説く節が繰り返し出てきます。
読めば読むほど深く、味が出る、発見がある・・、ケンサキイカのような(失礼・・!?)古典の名著です。
子の曰わく、父在せば其の志しを観(*)、父没すれば其の行いを観る。
三年、父の道を改むること無きを、孝と謂うべし。
先生がいわれた、「父のあるうちはその人物の志しを観察し、父の死後ではその人物の行為を観察する。
(死んでから)三年の間、父のやり方を改めないのは、孝行だといえる。」
*志しを観察し―父の在世中は、子としては自由な行動ができないので、外には表れないその志しをみるのである(新注)
論語巻第一 学而十一より
「論語」(岩波文庫/金谷治訳注)より
投稿者 E.miyamoto : 23:49 | コメント (2) | トラックバック
2008年12月26日
[ⅰ 一語一会]形式よりも精神こそ・・
今朝の水揚げでエソ漁も一段落、前半の辛抱の甲斐あってか、ようやく12月操業も形になりました。海幸丸は実質今年最後の漁へ出漁、あとは年末売り出しに需要が見込めるマダイやコウイカ、車エビなどの豊漁に期待したいこところです。最後まで気を引き締めていきたいと思います。会社の方では、午後に年末関連の業務も一気に・・、あとはトロール市の大売り出しを待つばかりです。
こちらは最近読み進めている「論語」(岩波文庫/金谷治訳)より少々メモ。
岩波文庫の「論語」ですが、コンパクトですべて網羅されていて携帯版としてもおススメでは・・。
子の曰わく、三軍も帥を奪うべきなり。匹夫も志しを奪うべからざるなり。
先生がいわれた、「大軍でも、その総大将を奪い取ることができるが、一人の男でも、その志しを奪いとることはできない。」
巻第五 子罕第九より
子の曰わく、礼と云い礼と云うも、玉布を云わんや。楽と云い楽と云うも、鐘鼓を云わんや。
先生がいわれた、「礼だ礼だといっても、玉や絹布のことであろうか。楽だ楽だといっても、鐘や太鼓のことであろうか。
(儀礼や雅楽は形式よりもその精神こそが大切だ)
巻第九 陽貨第十七より
「論語」(岩波文庫/金谷治訳注)より
投稿者 E.miyamoto : 23:35 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月25日
[Ⅰ お知らせ]今年もハマチさばきます!
今朝は今季初めてのエボダイのまとまった水揚げ、総数1100箱のうち約800箱がエボダイ(シズ、アマギ)でした。昨晩の網にて500箱ほどの当たりがあったとのこと。鮮度、サイズともにまずまずでしたが、やはり暮れもせまってのこの数量!で、相場は今一つでした。今回の救世主は水エソ、まだ若干需要が見込めるようで、今日も終日エソ漁の予定です。
本日の地元紙朝刊にて、トロール市の年末売り出し(29日~31日)のチラシも入りました。いよいよです。
主体はやはり”“ハマチ”、週明けには毎年恒例となっているハマチの買い付け行脚にも行ってまいります。今年は地区によって価格にややばらつきもあるようですが、良い品をよりお求めやすいお値段で、張りきって大放出してまいります。もちろん本年も、総力戦で「3枚おろし」の無料サービスを実施いたします。チラシの詳細は”“こちら”にて!
ハマチ、カンパチ、タイの他にもお刺身用のイカにタコ、天然クルマエビやウチワエビ、アワビやサザエ等々、地元の貴重な食材も豊富に準備しております。皆さま、どうかお正月準備はお早めに、よろしくお願いいたします!それではお楽しみに・・!
投稿者 E.miyamoto : 14:49 | コメント (2) | トラックバック
2008年12月24日
[Ⅳ 海幸丸日誌]アマギ豊漁です!
祝日明けで諸々の業務集中、午後からは2015年4月に稼働予定の新魚市場の整備実行委員会も開催されました。なかなか先行きの見通せない水産業界ではありますが、八幡浜市場の産地市場としての機能が少しでも高められるように、年齢や立場の枠をこえて議論を進めたいものです。海幸丸は目下アマギ(エボダイ)、水エソのポイントで操業中、明日早朝に一度入港予定です。
夕方のニュースではミッチーの息子がいよいよ謀反!?世の中動いているようです・・。
今夜はクルシマス、いえクリスマス・イブのようですが、ただ今、「日米開戦と東条英機」なる映画を観ております。

それにしても東条閣下、実物よりややメタボ入っているようですが、なかなか良い味出してますね~。
今夜は我が家にサンタさんが来ますように・・。
投稿者 E.miyamoto : 22:06 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月23日
[Ⅳ 海幸丸日誌]実質残り2航海です
12月に入って実に11回目の入船、今朝は早朝に松山より帰浜しました。前半は苦戦が続いていましたが、後半は皆さまも買い支えもあってやや回復傾向にあります。ただし今日で原材料需要もほぼ終息、あとは相場をみながらの実質2航海を残すのみです。上は昨日、今年最後の忘年懇親会の2次会で行った老舗バー「露口」さんの記念コースター、隠れた名店です。
「バー露口」 愛媛県松山市二番町2-1-4
投稿者 E.miyamoto : 23:10 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月21日
[ⅳ 読書日記]自らの身は顧みず
東京は朝からポカポカ、昼の便で四国に帰ってみるとこちらは雨も降って時化模様・・、海幸丸は今朝も入港、主な魚種は水エソとヤリイカでしたが、今回も原材料相場に支えられた操業となりました。今年もいよいよ佳境へ、トロール市では29日から3日間、年末大売り出しも開催されます。
今回の出張の友はこちらの話題作、先月、政府見解に反する論文を発表したとして航空幕僚長を解任された田母神さんの最新手記です。もちろん巻末には、いわゆる“田母神論文”「日本は侵略国家であったのか」も全文掲載されております。ついでに村山・河野両談話も・・。
幕僚長という立場で懸賞論文に応募する、という行為の是非はともかく、主張の内容は、愛国・憂国の情と国際的な視野と歴史認識に基づいたすばらしいもの、と感じました。こんな広い視野と思想の持ち主こそ、まさに日本の自衛隊のトップにふさわしいと思います。
解任の理由は、これまでの政府公式見解に反する思想を持っているから・・??田母神さんも書かれていますが、この論理でいけば、愛国心が欠如した自虐史観の持ち主しか幕僚長に就けないことになります。「村山談話」や「河野談話」といった、一政治家の個人的思想に基づいた声明に、外交政策はおろか、国防にかかわる国内の人事までもが束縛されてしまう、この2つの談話こそ、これまでも、またこれから先も日本の国益を損ない続ける諸悪の根源だと思うのですが・・。
田母神さんですが、マスコミでの強面(こわもて)のイメージとは違って、ゴルフとお酒、そしてオヤジギャグを愛するユーモア満点のおじさんのようです。本人いわく、「職を失ったので本が売れないと飯が食えない・・」(産経新聞書評)とのこと、皆さんで精一杯購入してお友達にも広めましょう!
「自らの身は顧みず」(前航空幕僚長 田母神俊雄著/WAC)1,400円です!
投稿者 E.miyamoto : 21:43 | コメント (1) | トラックバック
2008年12月20日
[ⅶ 映画&音楽]歓喜の歌高らかに
昨日は水産庁の方との打ち合わせ、別件でも全国の底引き網漁業の現状や各地の取り組み等々、全底連のF氏にいろんな分野でご教示をいただきました。底曳きの魚は何といっても“魚種が豊富で美味い”、課題はいかにその価値を全国、全世界に伝えるか!?です。漁業とマーケティングは一体、ということを改めて認識した次第です。食事は“表参道のブラックホール”、“「青山しまだ」さま”にて。たくさんご馳走になりまして、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします!
今日は“急きょのお忍び”ですが、午後から一人で「第九」を鑑賞してきました。場所は池袋の東京芸術劇場、読売響の第九公演初日でした。実は私にとって、数年前から楽しみにしていた念願の公演でもありました。ソリスト(バリトン)は私の中高時代の同級生、いや~、東京で活躍される姿を見るのはまた格別・・。生第九のド迫力・・、感動のひと時をありがとうございました。また次もひっそりと拝見させていただきます。
第106回東京芸術劇場マチネーシリーズ
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ長調「合唱付き」
ギュンター・ノイホルト指揮/読売日本交響楽団
テノール:中鉢聡 バリトン:宮本益光 ソプラノ:林正子 メゾ・ソプラノ:林美智子
合唱:新国立劇場合唱団
投稿者 E.miyamoto : 23:05 | コメント (6) | トラックバック
2008年12月19日
[Ⅳ 海幸丸日誌]エソ漁で連日入船へ!
久しぶりの連日入船、今季初めての本格的なエソ主体の操業でした。ここにきてようやく相場もやや上向きに・・。例年に比べて需要のピークが10日ほど遅めのようです。皆さま、ご進物(かまぼこ)のご注文はどうぞお早めに・・。私はこれより上京、午後より2件打ち合わせ、夜は営業先訪問の予定です。
投稿者 E.miyamoto : 11:07 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月18日
[ⅰ 一語一会]つまずきのもと四つ
今朝は5:00過ぎ入港で、漁獲の9割以上はエボダイ(シズ・アマギ)、中トロ漁としては、12月らしからぬ魚種で残念ですが、鮮度は上々だったかと・・。それにしてもさすがに師走、市場関係者の意見を参考に、漁労長、専務とも相談の結果、目下はエソ漁で奮闘中です。一晩操業のため、まもなく揚網・帰港の予定です。
こちらは就寝前の「菜根譚」より。心が洗われる中国古典、私などは読むたびに、ただただ反省あるのみですが・・。
偏信して奸の欺くところとなることなかれ。自任して気の使うところとなることなかれ。
己の長をもって人の短をあらわすことなかれ。己の拙によりて人の能を忌むことなかれ。
洪自誠
一部の意見を鵜呑みにして腹黒い者のペテンにかかるな。自信にまかせて大役を引きうけ、それに追われて主体性を失うな。
自分の長所をふりかざして、人の弱点をあばくな。自分が無能だからといって、人の才能に反感を抱くな。
「菜根譚/前集百二十」(徳間書店)より
投稿者 E.miyamoto : 23:20 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月17日
[Ⅳ 海幸丸日誌]風邪にはご用心を・・!
あいかわらず試練の12月操業が続いています。今回も相場の厳しい原材料は早々にあきらめて、先航海に引き続きエボダイの漁場へ、漁模様に応じて明日、もしくは明後日の入船を予定しています。今日も旧知のご縁から松山より一件来客、夕方は年末売り出しに向けて定例ミーティングも行いました。私の方は、明後日から今年最後の東京出張です。師走です、皆さん、体調管理を十分に、繁忙期を元気に乗り切りましょう!
といいながら最近、深夜、早朝の入港と各種忘年会が重なって体もやや危険信号・・のようです。
今夜はさすがに・・?自宅にいますので、少し活字を読んで早めに休みたいと思います。
投稿者 E.miyamoto : 20:37 | コメント (2) | トラックバック
2008年12月15日
[Ⅲ 業務日誌]大分県との安全操業協議会
今朝は4:40入船、相場は低調ながら漁の出来で何とか形になった航海でした。午前中は事務を片付けて、午後からは毎年恒例の「大分県沿岸漁業者と愛媛県沖底業者との安全操業協議会」、夜はそのまま懇親会でした。海は広けれど一つ、同じ日本近海の好漁場ですので、長きにわたって信頼関係を築いていきたいものです。
一昨日の夜は某会合・懇親会で「あたご浜味館」、その時、幸運にも抽選が当たって昨日は昼に景品をいただきに「あたご浜味館」、そして今晩は前述の懇親会で会場はたまたま「あたご浜味館」、明日の昼は先日決まった八幡浜JCの某集まりでランチは「あたご浜味館」、続いて夜は本年最後のJC理事会、懇親会でやっぱり会場は「あたご浜味館」・・、偶然とは重なるものですね~。
そして何と今日は同じく、浜味館舟!?がついた、こちらも同じく明日も浜味館でお会いするはずのJCメンバー2名ともバッタリ遭遇・・、偶然・・というか世間は(いえ八幡浜は・・?)せまいものです。
ここ数日、何度もお世話になっている「浜味館」、お昼は各種ランチ、夜は宴席料理や活魚料理のコースも楽しめる寿司・割烹の料理店です。
八幡浜ならではの新鮮な宇和海の幸も豊富にございます。八幡浜へお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ!
「浜味館あたご」
愛媛県八幡浜市船場通り
電話:0894-22-3322 FAX:0894-24-7148
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/atago/
投稿者 E.miyamoto : 21:24 | コメント (1) | トラックバック
2008年12月14日
[Ⅱ 一日一魚]アヤメカサゴ
久しぶりに高知沖の漁場まで足を伸ばした海幸丸、現在はいつもの豊後水道へ戻って、原材料水エソを中心に操業しております。明日は刺身用の魚種もまずまず豊富な様子、相場の見込める魚種が少ないだけに“数で勝負”といきたいところです。上は一昨日いただいたユメカサゴあらため“アヤメカサゴ”です。
愛媛海域のトロール漁では、本カサゴやオニカサゴ、ハナイサキなどに混ざって水揚げのあるこちらのカサゴ。私はこれまでユメカサゴと呼んでいましたが、標準和名は“アヤメカサゴ”とのこと。魚体全体に黄色味を帯びているのが特徴です。水深100m前後の沖合に生息する魚で、100g~200gの比較的小さいサイズがよく水揚げされます。
ただし、一箱単位で水揚げのある魚種ではなく、市場ではその他のカサゴ類とまとめて売られているのが現状です。少しまとまった水揚げがあれば、高値取引も見込める高級魚なのですが、残念ながら魚市場では冷遇、少しもったいない魚でもあります。
サイズが大きくなればお刺身、200gサイズであれば他種のカサゴ同様、唐揚げや煮付けが美味です。また色合いも良く花もあるため、お取引先のレストランさまでは、アクアパッツァとしての人気も高い魚の一つです。通の方には皮目をつけた炙りやタタキ、ウロコの表面にゼラチン質を持つため、美味しいようです。次回、私も大物をゲットした際に試してみたいと思います。
今回、我が家は写真の通り無難に「から揚げ」、ホクホクの身質はさすがカサゴと同種、ポン酢やもみじおろしなどにもよく合います。
黄色いカサゴはアヤメカサゴ、以後お見知りおきを・・!皆さまもぜひいろんな料理でお試しくださいませ。
投稿者 E.miyamoto : 15:00 | コメント (1) | トラックバック
2008年12月13日
[ⅳ 読書日記]火の島
午前中は自宅にて読書他アレコレ、午後からも読書他アレコレ、その後は次男を連れて愛宕山を少し散歩とジョギング、夜は、長年父子2代にわたって、公私ともにお世話になった方とのお別れという一日でした。私のような世間知らずの若造にも、いつも笑顔で声をかけてくれるあたたかい方でした。謹んで心よりご冥福をお祈り申し上げます。

先日の出張から今日までハマっておりました長編はこちらです。企業小説でありかつハードボイルド、尚かつラブロマンス(しかも純愛系)という、著者ならではの読みごたえある作品でした。イメージとしては高杉良と北方謙三、渡辺淳一を足してそのまま3で割ったような感じでしょうか。
大企業の乗っ取りを画策するやくざ、浅沼英造の前に現れた運命の女性とは。三宅島に生まれた男と女を、過去のトラウマが支配する…。いかなる喪失もかえりみない、全てを溶かす官能のストーリー。石原版現代の「トリスタンとイゾルデ」(紹介文より)
「火の島」(石原慎太郎著/文芸春秋 2008年11月15日初版)1,587円+税です!
こちらは、今日のお昼にいただいた“自家製釜玉うどん”、少しネギかけすぎ・・!?失礼しました。
投稿者 E.miyamoto : 23:41 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月12日
[Ⅳ 海幸丸日誌]動あれば反動あり!
昨晩は某地方紙主催の異業種交流会の忘年会でした。いろんな業種の方から聞かれるのは、この先行き不透明な暗い景気の話題ばかり・・、そんな中でも仕事の糧、ヒントにもなる貴重なお話もたくさん頂戴しました。もうすぐやってくるクリスマス、何でも今年ばかりは、企業にとってはメリー・クリスマスどころかクライシス、はたまたクルシマスとか!?何れにしても、一方的な側面ばかりを強調するマスコミ報道は、かえって消費者の財布のひもを締めるばかり、いかがかと思うのですが・・
私たち漁業・水産業界の産地市場でも、今回の景気低迷の影響はかなりのもの・・、特に年始に需要のあるはずの加工用小鯛(キダイ、チダイ)の価格も今年は低調ぎみ、おまけに韓国のウォン安で、輸出向け需要もかなり落ち込んでいる様子です。こちら八幡浜の原材料相場も、蒲鉾の需要に比べて供給量が多いせいか、主力の水エソは昨年同時期の半値以下の水準です。もひとつおまけに、今年は全国的に時化が少ない上に、12月だというのにポカポカ陽気・・、魚が売れない理由を挙げていけば、箇条書きでいくつ出るか・・、恐ろしくなるほどです。
でも「動あれば反動あり」で、こんな時こそ耐え忍んで、時局が好転するのを待つしかないのかな、と思います。せめて気持ちの面で負のバイオリズムに陥らないように、緊張感を維持しつつも、明るく陽気に、いきたいものです。(京都の市場のおっちゃんのように・・)海幸丸は今朝4:00過ぎにいったん入港、ヤリイカ500箱のみをセリにかけたのち、10時まで時間をとった後、12月後半戦を占う・・?勝負の航海に出ております。
ブログを2日間サボっている間に、S店長にも、「私が彼に勝てないワケ」を公開されてしまいましたので、今日は疲労体ですが、夕方より体力作りに励みたいと思います。
投稿者 E.miyamoto : 16:57 | コメント (2) | トラックバック
2008年12月09日
[Ⅲ 業務日誌]京都市場のおっちゃん談義
関西での目的業務も無事に終えて夜に八幡浜へ。海幸丸は、ヤリイカ、水エソ中心の漁ですが、明日は中一日で入船予定とのこと。本夜半の操業で数量確保といきたいところですが・・
今朝は京都の中央卸売市場を見学、お取引先社長さまに一通りご案内をいただいた後、市場の仕事人の集う喫茶店「二軒目」(名称意味不明・・)で一服してたときのこと、
以下、市場のおっちゃん数名の会話です。
「おっ、この曲ええなぁ、サイモン&ガーファンクルや~、ええ映画やったなぁ~、懐かしいなぁ」
店主:「サウンド オブ サイレンスです。ダスティン・ホフマンの出るやつやね」
(・・・中略・・・)
「あの、ノーベル賞の皆川さんかいな、あれはおもろいおっさんやなぁ」
「来い言うたから行くだけやと・・、なかなか言えへんで~、一歩間違えたらわしらと同じ、ただのおっさんや」
「ノーベル賞なんか、屁とも思とらんもんなぁ~、前代未聞や、大したおっさんやぁ」
(・・・中略・・・)
「しかし、麻○さんももうちょっとマシかと思うとったけどな~」
「この調子やったら春まで持たんかもしれんでぇ~」
「もともとボンボンすぎるんや、福岡帰ったらお殿さまらしいなぁ~」
「国会議員になって初めてのあいさつは“庶民の皆さん、初めまして!!”やと~、ホンマらしいで~」
「もうちょっと頭ええかと思うとったけどな~、口はゆがんどるけどな・・」
「あんまり変わらんとは思うけど、ここらで一回○沢にまかしてもええ時期かしれんでぇ~」
「結局は政権とったりとられたり・・いうアメリカみたいなのがええのかもなぁ~」
「そうそう、最近、渡辺ミッチーの息子や、あれ、なかなかええこと言いよるで~、自○党の若いのにしては~」
「顔も恰幅もオヤジに似て、なかなか思いきり良さそうやなぁ~、度胸あるで~、アイツは。」
「それにしても東大出て次官にまでなっても殺されるんや、ホンマひどい世の中やな~」
「わしらはホンマ魚屋で良かったな~、ぜったい殺されんもんなぁ~」
「まぁ、ウチの場合、殺られるとしたら身内やろなぁ。お互い嫁はんには気ぃつけななぁ・・」
「ほんまや、ほんまや」
「まぁアホな話もこの辺で、そろそろ帰ろか」
「ほな、ワシも帰ろか、またアシタァ~」
というわけで、また明日も続きが聞いてみたい・・と心の底から思いつつ京都市場を後にした次第です。
いや~、京都の卸売市場のおっちゃん談義、恐るべし・・!
世情を体感するうえでも、ホテルのバーに飽きた際には、ぜひ総理にお勧めしたいスポットNo.1でございます。
投稿者 E.miyamoto : 23:08 | コメント (2) | トラックバック
2008年12月08日
[Ⅲ 業務日誌]ニイタカヤマノボレ1208
今朝は5:00すぎに入港、今回は先日の故障もたたって水揚げも今一つでした。私の方は市場業務も早々に切り上げてJRにて大阪へ。お取引先の社長さまを交えた異業種交流会、光栄にも2年続けて参加の機会をいただきました。約30名の皆さまでの講演・忘年懇親会でしたが、いつもながら宇和海の幸、そして八幡浜のミカンをPRいただき、皆さまに心から感謝いたしております。
今日は12月8日、「真珠湾の日」、つまりは「開戦記念日」です。ついでながら弊社(昭和水産)の「設立記念日」でもあります。
何も法人設立をわざわざ開戦記念日に合わせたわけではありません。たぶん・・。
今日参加させていただいた異業種交流会、ちょうど昨年もこの時季でした。ご講演のテーマは日本経済から国際的な金融危機の話題が中心でした。が、新聞・マスコミには出ていない、日本の中小企業の底力を証明する興味ある事例も数点ご紹介いただきました。「悲観論でお茶を濁している暇はない・・」明るい話題の講演内容で、改めて勇気づけられた気もいたしました。
第二部(後半)のテーマは、本日12月8日ということもあって、真珠湾攻撃に関する開戦通告遅延の真相についての定説(これまでは大使館員のタイプ遅延)を覆す真相についての新証言、ついでに盧溝橋事件から大東亜戦争にいたる経緯、そして田母神論文、巣鴨拘置所から靖国神社に台湾の歴史教育まで。私にとっては非常に興味の尽きない話題で、今日ばかりは“ひれ酒の注ぎ酒”も忘れて聞き入っていた次第です。またこちらのテーマは時間のある際に復習したいと思います。
明日は京都に移って卸売市場(店舗)見学、営業先を2か所訪問して八幡浜に戻ります。興味深いテーマの資料のおかげで、目下“頭ギンギン”ですが、なるべく早めに休みたいと思います。
投稿者 E.miyamoto : 22:38 | コメント (2) | トラックバック
2008年12月07日
[ⅳ 読書日記]葡萄園の労働者
一昨日から日本列島大寒波、明けた今日は晴れの一日でしたが、また明日は雨とのこと・・相変わらずよく分からない天候です。海幸丸は結局本日入港できず・・、明日の入船・売りに期待したいところです。昨晩は今季初のフグ料理、“ひれ酒”も美味でした。話も盛り上がって、注ぎ酒を一合、二合、三合、四合、・・・・・!!というわけで、今日夕方は酒を落としに・・?少々ジョギングという一日でした。明日からは大阪・京都まで遠征の予定です。

最近、読書のマイブームは聖書、音楽は年の瀬ということもあって「マタイ受難曲」などを聴いています。毎年この季節には、反省しきりの私の年末にはピッタリ・・です。バッハの宗教曲と聖書・・お供は熱燗一合にお新香!?よく分からない仏教徒の私生活ですが、当人にとってはなかなか幸せなひと時です。
今日はこんな文章にも。解釈いろいろですが、神の存在、国のあり方や政治の役割、労働の意義、奉仕や利己主義、利他心等々・・、考えさせられることの多い文章です。さすが聖書は奥深い書物です・・。
「天の国は次のようにたとえられる。ある家の主人が、ぶどう園で働く労働者を雇うために、夜明けに出かけて行った。主人は、一日につき一デナリオンの約束で、労働者をぶどう園に送った。
また、九時ごろ行ってみると、何もしないで広場に立っている人々がいたので、『あなたたちもぶどう園に行きなさい。ふさわしい賃金を払ってやろう』と言った。それで、その人たちは出かけて行った。主人は、十二時ごろと三時ごろにまた出て行き、同じようにした。五時ごろにも行ってみると、ほかの人々が立っていたので、『なぜ、何もしないで一日中ここに立っているのか』と尋ねると、彼らは、『だれも雇ってくれないのです』と言った。主人は彼らに、『あなたたちもぶどう園に行きなさい』と言った。
夕方になって、ぶどう園の主人は監督に、『労働者たちを呼んで、最後に来た者から始めて、最初に来た者まで順に賃金を払ってやりなさい』と言った。そこで、五時ごろに雇われた人たちが来て、一デナリオンずつ受け取った。最初に雇われた人たちが来て、もっと多くもらえるだろうと思っていた。しかし、彼らも一デナリオンずつであった。
それで、受け取ると、主人に不平を言った。『最後に来たこの連中は、一時間しか働きませんでした。まる一日、暑い中を辛抱して働いたわたしたちと、この連中とを同じ扱いにするとは。』
主人はその一人に答えた。『友よ、あなたに不当なことはしていない。あなたはわたしと一デナリオンの約束をしたではないか。自分の分を受け取って帰りなさい。わたしはこの最後の者にも、あなたと同じように支払ってやりたいのだ。自分のものを自分のしたいようにしては、いけないか。それとも、わたしの気前のよさをねたむのか。』
このように、後にいる者が先になり、先にいる者が後になる。」
マタイによる福音書20より

「愛のために死ねますか」―「ゆるす」ということは何か?「人間の関係」を取り戻すための珠玉の対談―
(曽野綾子・結城了悟著/中経出版)
投稿者 E.miyamoto : 21:09 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月05日
[Ⅳ 海幸丸日誌]家族対抗忘年会
地元造船会社さまのご協力のもと、第16海幸丸の応急処置も何とか終了、夕方6:00前にようやく漁場へ向けて出漁しました。週末からは全国的にも一気に冷え込む様子、“型は古いが~時化には~強い~”(ついでにこぶし固めて・・)兄弟舟、いえ、トロール漁の本領発揮といきたいところです・・、が、その前にくれぐれも安全確認・注意の徹底をあらためてよろしくお願いします!
今晩は、ようやく前々からの念願がかなった「家族対抗忘年会」でした。
運動会ではなくて忘年会・・、対抗するのはお互いの「飲みっぷり」といったところでしょうか?
今日は悪天候の中、お越しいただきありがとうございました。またゆっくりと飲みましょう!!
投稿者 E.miyamoto : 23:45 | コメント (2) | トラックバック
2008年12月04日
[ⅳ 読書日記]打つ手は無限
12月らしからぬ気温と相場、おまけに今日は自分たちのミスに起因するトラブルで出漁できず。本当にちょっとした不注意や気の緩みが、トラブルやアクシデントの元に・・。会社と沖、ともに“有意注意”を再認識したいところです。今回のトラブルを教訓に、年末に向けて再度気を引き締めていきましょう。
トラブル対応に追われた一日でしたが、先日通読した書籍からの一文をメモして昨日の日記とします。
すばらしい名画よりも、とても素敵な宝石よりも
もっともっと大切なものを私は持っている
どんな時でも、どんな苦しい場合でも、愚痴を言わない
参ったと泣き言を言わない
何かいい方法はないだろうか、何か方法はあるはずだ
周囲を見回してみよう
いろんな角度から眺めてみよう
人の知恵も借りてみよう
必ず何とかなるものである
なぜなら打つ手は常に無限であるからだ

「打つ手は無限」(牟田学著/サンマーク出版)より
投稿者 E.miyamoto : 23:55 | コメント (2) | トラックバック
2008年12月02日
[Ⅲ 業務日誌]トロール市決起大忘年会!
昨日は12月の初入港、やはり中心は水エソとヤリイカですが、原材料需要にも支えられて、まずまずの滑り出しとなりました。順調に操業できれば、次回は4日(木)の入船・売りを予定しています。そして昨晩は急きょでしたが、トロール市のメンバー(+飛び入り参加はお取引先の女性1名)で“年末売り出し”に向けての「決起懇親会」も行いました。年末は魚屋の総決算、大晦日まで気を引き締めていきましょう。今日は八幡浜JCの年末総会&懇親会です。
まずは友達から・・!?
「どちらかといえば俺ってハートの男」(自称・・!?)のS店長、縁と出会いは大切ですよ~!