2008年10月19日
[ⅳ 読書日記]一倉定の経営心得
八幡浜は今日も地方祭、八幡浜の地名の由来ともなっている“総鎮守八幡神社”のお練りも2年ぶりに復活しました。ご利益を期待・祈念して、来年はぜひ私も担ぎ手で参加したいと思います。海幸丸は引き続きヤリイカ漁、ですがずいぶん水揚げ状況も悪く、本夜半、2号船のみ入港して荷揚げ、明日からは漁場を南海域に変更して操業の予定です。
従来の経営学や組織論の常識とは、対極に位置する主義・主張が満載の書。先日も少しご紹介した「一倉定の経営心得」です。米国流のマネジメント理論に汚染されてしまう前に手にすべき、伝統的な日本型企業経営の心髄を説いた名書ではないでしょうか?どちらが良い悪い、ではなく何事も受け取る側のバランスが大切ということで・・。
ちなみにこんな感じです。イカ、もとい以下、同書より・・
事業は学問でもなければ理論でもない。事業の存続を実現する戦いなのである。
事業経営は「市場活動」である。
この最も基本的なことが忘れられ、企業の内部を管理することが事業の経営であるかのような錯覚にとらわれている人々が大部分である。世にいわれる「経営学」なるものは、この錯覚に基づく間違った思想と理論に満ち満ちている。そしてそれが計り知れない害毒を社会に流しつづけているのである。
事業経営の最高責任者である社長は、この妄想に惑わされることなく、事業に対する正しい認識―事業の本質は市場活動である―を持たなければならない。そうでないと、正しい事業の経営はできないのである。
マネジメントと称する内部管理の理論は、事業経営を知らないやからの、きれい事の観念論である。事業経営にきれい事は危険である。事業は学問でもなければ理論でもない。事業の存続を実現する戦いなのである。
(1-14)「事業経営は戦い」より

「一倉定の経営心得」(一倉定著/日本経営合理化協会出版局)1999年発刊・定価3,300円です!
投稿者 E.miyamoto : 2008年10月19日 23:27
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