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2008年09月20日
[ⅳ 読書日記]伝統の逆襲
海幸丸は今朝8:00に八幡浜を出港、9月後半は鹿児島沖を中心に操業の予定です。引き続き“辛抱”の9月ですが、10月からは古満目沖のヤリイカ漁場も解禁に。ヤリイカの成長と上物のまとまった漁を期待しています。上は出漁前に船内を点検する未来の漁労長!?明日は早くも白浜小学校の運動会です!
午前中に「伝統の逆襲」という本を読みました。“職人(匠)の技とものづくり”を基本に、日本とイタリアにおけるものづくりの共通思想、ブランド化、地場産業再生策等が主なテーマでした。
日本が舵を取るべきなのは「価格競争」ではなく、「価値競争」、「必要だから仕方なく買うもの」をつくるのではなく、「いらないけれど、欲しくて仕方がないもの」をつくらなければならない、そういうもののほうが、長年にわたって使われ、人生を豊かにしてくれる。まさに・・です。
またイタリアでは、職人の技術が高く評価され、社会的にも知識労働者として認知されているのに対し、日本の職人は、冷遇されるか、一気に人間国宝まで上り詰めてしまうかの両極端で、多くは肉体労働者のカテゴリーに入れられ冷遇されているとのこと。
これからは、いかに労働集約的な伝統技術の中に知識労働の割合を高めていくかが、先進国での技術の伝承とモチベーションの上からも大切、ということでしょうか。やはりこの意味からも長年のドラッカーの主張が的を射ている、ということか・・?いずれにしても、“ものづくり”はいつの時代でも国家の基盤、国際的な価値競争に勝つためにも、職人技術を結集して“伝統の逆襲”といきたいものです。

「伝統の逆襲」―日本の技が世界ブランドになる日―(奥山清行著/祥伝社)
投稿者 E.miyamoto : 2008年09月20日 21:15
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