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2008年08月07日

[Ⅵ 魚食・流通の話]

マイナー魚にこそ光を!

昨日は久しぶりにスコールのような雨も降ったせいか、今日はいくぶん暑さも弱まった感もある八幡浜でした。それでも日中の外での作業は油まみれに汗まみれ・・、今日は行方をくらましていた浜田漁労長の元気な仕事姿も久しぶりに見ました。出漁準備も終盤へ、引き続き熱中症には注意して張り切っていきましょう!上はブログに挑戦中の白石店長、こちらも気長にコツコツいきましょう!皆さま、ご支援のほどよろしくお願いします。

原油高の影響でマスコミに登場する機会が一気に増えている漁業や鮮魚流通業界、消費地の量販店や流通業者の間でにわかに注目されているのが、未利用魚(マイナー魚)の販路開拓です。産地の漁港では普通に食卓に上るマイナー魚でも、消費地まではなかなか出回る機会が少ないのが現状です。
やはり一般消費者に馴染みのある魚種、タイやヒラメ、タコ、イカ、ハマチといったものは陳列しても自然に売れていくのですが、耳慣れない魚種やグロテスクな容姿の魚を消費者に販売するのはなかなか大変です。実際私たちも、営業の現場で販売先のバイヤーやシェフから、「名前を知らない魚はなかなか売れなくて・・」という声もよく聞かれます。こちらも地元での料理法や食べ方もお伝えするのですが、末端の消費者に受け入れられて、常時ご注文をいただくようになるまでには、実に多くの時間と労力を要するのが現実です。
先日読んだ日経MJによれば、我が国漁業者の漁獲物の約3割はマイナーな未利用鮮魚!?という推計もあるようです。特に120種類を超えるといわれる私たち底引き漁業の世界では、魚種ベースですと半分以上が鮮魚扱いではなく、加工品の原材料としての用途ではないかと思われます。言ってみれば、すでに認知されている鮮魚のさらなる付加価値販売も大切ですが、認知度の低い未利用鮮魚、マイナー鮮魚を流通に乗せていくほうが、流通改革に与えるインパクトは大きいのです。これまでタダ同然で売られていたマイナー魚に価値、価格がついて店頭に並んでいくわけですから、当然、漁業の改革、ひいては魚食普及や自給率改善にも寄与していくはずです。
ただし前述のとおり、名もない魚を流通させていくには、その価値をお客さまに伝えていく地道な努力が必要で、そのためには何よりもいろんな魚、料理への興味や探究心(愛情・愛着か!?)を持つことが必要なのではないでしょうか。「売れないから置かない・・」ではなく、「売ってみせよう ホトトギス?」の心意気!こそ漁業・流通改革の第一歩だと思います。メジャーな魚を大量に販売することも大事ですが、これまで光のあたらなかったマイナー魚にこそ価値を見出し、消費者の皆さまに伝えていく“一魚一会”の取り組みこそ、漁業に携わる私たちの使命だと思っています。

投稿者 E.miyamoto : 2008年08月07日 16:49

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コメント

白石店長、お待ちしております!

投稿者 BOSS : 2008年08月08日 10:16

BOSSさま

今後ともご支援をよろしくお願いします。

投稿者 一魚一会 : 2008年08月09日 09:40

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