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2008年04月15日

[ⅰ 一語一会]

成形の功徳

昼前から業務を兼ねて松山へ。夕方は市内のホテルにてJCのブロック委員会、続いて例会(公式訪問)にも出席しました。午後は合間に書店で少々まとめ買いも。読書といえば最近は、経営、歴史(古典)、小説他が、2:2:1くらいでしょうか。しかしながら圧倒的に量が足りない・・、いけない傾向ですが、“じっくり物”よりも、細切れ時間に手にとれる平易な書籍に偏りがちです。やっぱり成年男子に必要なのは書斎、一人だけの空間!だと思いますが、私の今の現状では家族に即却下・・!でしょうかね~。

最近、森信三氏の「修身教授録」という古い本で「成形の功徳」という言葉を知りました。
簡単に言えば、すべて物事というのは、形を成さないことには十分にその効果が現れない、ということです。言い換えれば、物事は「形にまとめる」ことで真の効果が生じる、つまり形を与えるか否かでその物自体の価値や効果、働きにも大きな違いが出てくる、という意味のようです。
分かりやすい例でいえば、この本でも紹介されてありますが、著者である恩師に届ける感想文の製本です。製本しようがしまいが、感想文の内容自体の価値には変わりはないのでしょうが、製本した感想文とそうでないものでは、それを提供される側、または客観的にそれを見る者にとっての「価値の総体」は大きく変わってきます。
「成形」(形を成す)といいましても、何も形あるものに限らないわけで、目に見えないものも含めれば、日常生活でも思い当たることが多々あります。この教授録では、日常生活において、この「成形の功徳」に気づいて実現するか否かによって、人生の行く手が大きく分かれることすらあることを説いています。
私たちの日々の生活でも、新聞の切抜きや仕事の仕方、メモや伝達、手紙に贈り物、書棚に身だしなみ等々・・、「成形の功徳」の考え方で、少し変えれば価値や効果が増すような例で思い当たることも多くあります。まさに「不可思議力」とも呼べる「成形の功徳」、常に肝に銘じたい、深くて美しい言葉です。

投稿者 E.miyamoto : 2008年04月15日 22:45

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コメント

はじめまして。松山に住む37歳の会社員です。城辺町深浦で検索して先生のページにたどり着きました。
先生は漁師さんなんですよね。漁師さんの中にも諸子百家みたいな人が居ることに感動しました。

投稿者 拓川 : 2008年05月17日 11:06

拓川さま

コメントありがとうございます。
漁師といえば漁師ですが、トロール漁業を営む会社の経営が私の仕事で、実際にはほとんど沖へは出ません。漁船ですので、経営と漁業が分かれている、というイメージです。諸子百家ななどとは・・!?。私は昔から不勉強な人間で、最近になって歴史や古典などを少しずつ読み始めています。
松山でしたら、八幡浜へ起こしの際は是非ご連絡くださいませ!魚とみかんは豊富にありますので!

投稿者 一魚一会 : 2008年05月17日 16:26

経営者の息子さんですね!今ちょうど「菜の花の沖」を読んでるんですが、高田屋嘉平みたいに海で生業を計れる事が羨ましいです。わたしも相当、海が好きでしてね。休みは殆どカヌーやボードセーリングで沖に出てます。

先生は先生と呼ぶには少し若そうですね。ブログの内容からご年配かと思いましたが。私も30の手習いで、歴史や古典に手をつけました。剣術や禅にも興味があるんですが、この世界も奥が深くて楽しいですね。なにやら似たような御仁ではと思い、コメントしてしまいました。

投稿者 拓川 : 2008年05月21日 18:11

拓川さま

ありがとうございます。私は48年生まれ、35歳の若造です。
ただ昔から古いもの好き?で、最近の話題、時事ネタにはめっぽう疎い、変わった人間です。
ちなみに私も剣術に興味がありまして、「居合道」を始めようかと思いながら、踏み出せずにいます。
八幡浜へ起こしの際は、是非ご連絡くださいませ!

投稿者 一魚一会 : 2008年05月22日 17:00

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