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2008年04月03日

[ⅲ 地域の話題]

穴井の座敷雛

海幸丸は今朝5:00に入港、今回は中2日の操業でアマギ、コウイカ、エソが主な魚種でした。豊後水道沖のコウイカもやや成長した様子で、1杯1kgを超える特大サイズも少々水揚げされていました。荷揚げ後はすぐに出漁、次回入港は6日(日)の予定です。さて今日はお約束どおり、全国に誇る地元の話題を一つ・・。

昨日ですが、八幡浜に伝わる恒例の伝統行事、「穴井の座敷雛」に行ってきました。「座敷雛」(ざしきびな)は、八幡浜市の穴井地区で古くから続いている長女のための雛節供行事です。長女が誕生した家の座敷(実際には倉庫や玄関?)一面に、盆栽や石、岩などの小道具と一緒にお雛様を飾り付けて、初節句をお祝いするというものです。
毎年、4月2日と3日の2日間のみ一般に公開され、4日の朝にはすべて片付けられてしまうとのこと。この座敷雛を一目見るために、全国各地から訪れる観光客も多く、愛媛県南予地域を代表する観光行事にもなっています。はじまりは江戸時代の天明年間(1780年頃)だそうで、戦中・戦後の混乱期を除いて途絶えることなく今も継続されています。

今年の座敷雛は3件、友人のご紹介で、座敷雛の設計と製作の総指揮を執った「棟梁」(とうりょう)からもお話を伺ってきました。棟梁がこだわるのは、いかに空間を広く見せるか、だそうで、桜や岩、松や山の配置や左右のバランス等々、造る前の「設計・デザイン」に相当の時間を費やすそうです。
この穴井地区には、「座敷雛」の棟梁が10名ほどいらっしゃるそうで、こだわりや設計テーマも棟梁によって様々なのだそうです。ちなみにその棟梁、もちろんそれが仕事ではなくて、普段は農業など別の仕事を持たれている方々です。それにしても祭りとはいえ、これだけのものを仕事そっちのけで!?造る、そのためには何週間も作り手のまかない(酒と食事)も必要なわけで、この行事を毎年続けているというのはスゴイことです。最近、希薄になったといわれる地域の共同体意識(コミュニティ)が、この穴井には根強く残っていることを改めて感じさせられました。

「継続は力」!まさに地域が一丸となって続けていくことで、伝統を守っているわけです。聞くところによれば、若い棟梁でも50歳代だそうですから、こちらも若い棟梁の育成と技術伝承が喫緊の課題!でしょうか?

mojiami君、明日の棟梁を目指して頑張ってください!作品を楽しみにしています。
それよりも、まずは長女のご出産が先かな?こちらもぜひ頑張ってくださいネ!
昨日は楽しませていただきました。本当にありがとうございました!!

「穴井の座敷雛」は毎年4月2日と3日です!「今年は見逃した」という方もぜひ来年はお越しくださいませ!
豪華絢爛!一見の価値アリです。

投稿者 E.miyamoto : 2008年04月03日 21:06

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コメント

行かれていたのですね。
僕も夜行ってきました。
毎年のように行きますが、いつ見てもうっとりしてしまいます。
たった2日間しか飾られないのは本当にもったいないですが、
これが桜と同じような潔さを感じ、また来年見たいという
気持ちにさせられるのでしょうね。

投稿者 馬(鹿)野郎 : 2008年04月03日 23:55

本当ですね。
これがどこでもいつでも観られるようになると価値は半減しそうです。
臨場感と儚さがあってこそ、観る人の心を惹きつけるのだと思います。
竹宵も綺麗でしたね。

投稿者 一魚一会 : 2008年04月04日 08:50

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