« 赤エイ100箱・・! | メイン | 海幸丸のドロエビ »
2008年01月16日
[ⅳ 読書日記]大人の見識
昨日は宮崎沖にて操業中だった海幸丸ですが、昨晩にはヤリイカのポイント古満目沖に戻って漁を続けています。現在のところ漁模様は芳しくない様子で、入港は今日のヤリイカの漁次第といったところです。私のほうは、祝日明けの昨日、今日と雑務も多く市内・市外にてアレコレ。週末は京都の予定です。今年は睡眠不足と早めの水分補給には気をつけましょう・・!?って自分だけか・・。
「国家の品格」以来、書店では、様々な“品格”や“しきたり”と名の付いた本で溢れていますが、先日、衝動買いしたのが“品格”ならぬ「大人の見識」という本。著者の阿川弘之さんは歴史作家で、「山本五十六」他、良識派の“海軍三部作”で有名な作家です。この本自体はいたって平易な文章で「見識」というか、作家生活を通しての「雑感」といったような内容でした。が、その中で一つだけ、すばらしい言葉に出会いましたのでメモしてみます。
開戦時の英国の外相、エドワード・グレイという人の言葉だそうで、「人間が幸福であるための4つの条件」というものです。本書によれば、日本の重鎮の中でもこの英国紳士の見識に感銘を受けた方は多いようで、政治家では幣原喜重郎、作家では志賀直哉、学界では元慶応義塾塾長、小泉信三氏などがいるそうです。下記がその4つの条件です。
第一 自分の生活の基準となる思想
第二 良い家族と友達
第三 意義のある仕事
第四 閑を持つこと
「人間が幸福であるための4つの条件」(エドワード・グレイ)「大人の見識」(阿川弘之著)より
思想や考えの押し付けではなくて、個人の主観に委ねられている抽象的な言葉だけに、4つの条件どれもが深くて考えさせられることが多いです。この言葉に出会えただけでも読んだ価値があったかな、といった印象です。他がつまらなかったというわけではないですが・・。近現代史にご興味おありの方、是非ご一読をどうぞ!

「大人の見識」阿川弘之著(新潮新書)
投稿者 E.miyamoto : 2008年01月16日 09:51
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.uwakai.com/blog/admin/ichie_tb.cgi/569