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2008年01月01日

[ⅵ 休暇]

GNH(国民総幸福量)

早いもので年が明けまして平成20年元旦。さすがに昨日は、疲れ果てたところにアルコールが回って睡魔に襲われてしまいまして・・。N響はマーラー「巨人」、裏番組のプライドではボブ・サップあたりでギブ・アップ!(別にギャグではありません・・)そんなわけで「第九」はもちろん、楽しみにしていた須藤元気の試合も観ることなく爆睡!?してしまいました。もちろんカウントダウンの時刻には夢の中で、気付けば元日の早朝・・という何とも“怠惰な大晦日”でした。皆さま、新年おめでとうございます!

今朝、元日に届く膨大な量の!?新聞を眺めていて見かけたのが「GNH」という用語。「国民総幸福量」(Gross National Happiness)という概念だそうで、ヒマヤラの麓にある小国「ブータン王国」では、70年代から「GNH」に基づいた政策を実践、今になって国際社会の注目を集めるにいたっています。
ちなみにブータンの国家戦略には、

?? 道路と電力の開発
?? 教育・医療の無料化
?? 功利主義経済学批判
?? グローバリズムへの警戒
?? 自己啓発と伝統文化の維持
?? 自然環境の保全
?? 足るを知る仏教経済学の尊重

などの具体的政策目標が掲げられているそうです。(1月1日産経新聞「年頭社説より」)

幸福とは何か、豊かさとは何か・・?という問題は突き詰めると難しそうですが、国の目指す豊かさ(富)の尺度を経済成長(お金)ではなく「幸福量」とした点が、グローバル経済の弊害が顕著に表れている今、国際的な注目を集めている理由のようです。何でもブータンの国勢調査では、「あなたは幸せですか?」の問いに「NO」と答える国民はわずか3%なのだそうです。ちなみにブータンのGDPは世界161位!国際競争社会の中では、弱小の小国でしかないわけですが、国民が圧倒的に幸せを感じている以上、この長年の政策は正しかったといえるのではないでしょうか。

このGNHという概念ですが、国の政治はもちろん、地域づくりや会社のビジョンにも転用できそうな考え方だと思うのですがいかがでしょうか。保有資源に圧倒的な制約があるのは、地方都市も中小零細企業も同じこと、ならばそこで税収や企業規模、生産量などではない、住む人働く人が幸せを感じられる、豊かさの新しい尺度で政策のビジョンを掲げてみては・・などと思うのは、弱者のひがみでしょうか?私はそうは思わないのですが・・。外面や規模の追求よりも内政の充実を・・というイメージでしょうか。地域間競争や企業間競争を戦わなくとも、逞しくしたたかに生きていける、小さくてもピカッと光る地域や会社!理想の話かもしれませんが、こんな地域や会社を一歩ずつでも目指すべく業務に励んでいきたいものです。

何はともあれ2008年も今日からスタートです!気分一新、何ごとにもチャレンジしていきたいと思っております。
本年も皆さま方のご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 E.miyamoto : 2008年01月01日 18:21

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