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2007年12月12日

[Ⅵ 魚食・流通の話]

大分沿岸漁業者との協議会

昨日は10:15のフェリーにて別府を経由して大分へ。「大分県沿岸漁業者及び沖合底曳網漁業者間の操業に関する協議会」に出席してきました。昨日は大分泊で、今日は午後過ぎに八幡浜へ戻ってきました。八幡浜??別府間フェリーの往復は約5時間、おかげで読みかけの図書も、少しですが消化できました。同行いただきました八幡浜漁協の皆さま、昨日、今日とお世話になりました。

今回の協議会ですが、今年で17回目を数える恒例の集まりなのですが、簡単にいえば、お互い法令を遵守して安全操業に努めましょう!というものです。会合ではお互いに意見や要望事項等も特になく、話し合いのテーマは、高止まりしてしまった燃料費や宇和海の資源状況、鮮魚の付加価値販売等への取り組み等が中心でした。

協議会終了後は、場所を変えてこちらも恒例の懇親会、ここでも国、県の行政の方も交えて、水産に関する施策や鮮魚の流通の話題等について、いろいろと意見交換をさせていただきました。それにしてもこうした会合に出てつくづく感じるのが、業界の問題や低迷の原因を“政治”に求めてしまう「農林水産業」という業界の体質です。衰退産業(弱者)の救済のための一律保護という時代はとっくの昔に終わっていると思うのですが・・。やはりこれは昔から保護行政という色彩の濃い農業の影響もあるのでしょうか?
幸か不幸か、水産業や漁業、特に私たちの沖合漁業という産業には、国からの補助金なるものは皆無で、せいぜい業界団体からの技術情報の提供や、組合や公的金融機関を通しての低利融資というようなものがあるくらいです。市場経済から切り離されて、保護されてきた産業で国際競争力をつけた例は今も昔も皆無!とはよくいわれることですが、やはり「民間企業」であるからには、どこまでも自助努力を基本に、知恵を絞って経営革新にあたるべきだと思っています。農業や漁業は国の根幹に関わる、なくしてはならない基本産業、というのは百も承知ですが、だからといってその産業に携わる経営者までもが、お上の手助けを求めて仕事をしている気分になってしまう体質?というのは、少々寂しい気がします。支援が必要なメニューは行政が決めることで、それは行政の専門家に任せておけばいいのではないでしょうか。
こんなことをいっている自分は、闇の世界の怖さを知らない、ゆえに政治の恩恵にもありつけない世間知らずのお子ちゃま!?のかもしれませんが・・。自分のできることやれることを工夫しながら精一杯、それ以上でも以下でもない、ただそれだけのような気がいたします。

投稿者 E.miyamoto : 2007年12月12日 15:20

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