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2007年11月29日

[ⅰ 一語一会]

学者は度を過ごすな

今日の夜はJCの次年度理事会、本日で来年度の年間事業計画が審議を経て、無事承認されました。皆さまお疲れさまでした。会合は21:30には終了、私は明日の入港に備えて早めに失礼させていただきました。海幸丸は明日いよいよ11月最後の入港、1日の休みを経ていよいよ今年の総決算、12月操業へ入ります。明日は早朝の入港・出荷や手続き事務等々、珍しく?昼間も慌ただしい1日となりそうです。

こちらはまた「言志四録」から一節をご紹介、どこから読んでも学びの多い奥深い古典の名書!
学んだことを実践するのは難しい!のですが・・。

学人は各々力を得る処有り。挙げて人に与えて看せしむ、固より可なり。
但だ主張はなはだ過ぎ、標して以て宗旨と為せば、即ち後必ず弊有り。
憂う可きなり。

佐藤一斎

学問をする人は、各自勉強して学識を得るから、これを総じて人に与えて見せるということはもちろん良いことである。
しかし、自分の主張する所が大変度が過ぎ、これを掲げて一種の宗旨??宗門教義の趣旨??となすようなことがあれば、
将来必ず弊害を招くことになりかねない。
これは憂慮すべきことである。

<佐藤一斎「言志後録・百三十九」久須本文雄訳>(講談社)より

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2007年11月28日

[Ⅱ 一日一魚]

紋甲烏賊(モンゴウイカ)

今朝の魚市場は休み明けのせいか、全体的に産地物・搬入物ともにやや多めでした。海幸丸の水揚げも総数で2600箱とまずまずの豊漁でしたが、相場はやはりかなりの“下げ”・・となりました。特に練製品の原材料関連の供給量が多いためか、例年同時期に比べて低価格なのが12月を目前にして少々気がかりです。荷揚げ後は11月の最終航海へ、次回の入港で“月末休み”をとる予定です。

昨年から水揚げの増えたヤリイカ、当然“酒飲み一家”の我が家では、売れ残りのハンパ物やキズ物のイカを持ち帰っては、刺身やリングフライ、イカ飯といろんな料理でいただいております。が、イカは何もヤリイカだけではありません。昨年からはヤリイカの陰に隠れてしまって、市場でもかなり肩身の狭い思いをしているのがこちらのコウイカ(紋甲イカ)です。何を隠そう数年前まではトロール船で水揚げされるイカといえば、ヤリイカよりもコウイカのほうが水揚げ量も多かったのです。特に鮮魚の相場が芳しくない9月??11月は、価格の安定するこのコウイカを目的に操業していた時期も長かったのです。今日は、昨年からのヤリイカ豊漁で、すっかり主役の座を奪われてしまった紋甲烏賊(コウイカ)をご紹介いたしましょう。

コウイカは漢字で書くと「甲烏賊」です。コウイカの“コウ”は甲羅の甲で、イカの胴体部分に白い舟形の甲殻を持つことから、コウイカ(甲烏賊)と呼ばれるようになりました。また、捕獲された時に大量の墨を吐くことから、釣り人には“墨烏賊”とも呼ばれています。この墨ですが、鮮度の良い状態のイカほど濃い大量の墨を含んでいて、調理の際には、墨袋を裂かさないように、丁寧に扱うことが肝心です。ひとたびこの墨を裂かそうものなら、まな板どころか、床まで“真っ黒クロスケ”に!なってしまいます・・。
このコウイカの墨ですが、大昔は顔料や染料、インクとしても珍重されていたようです。私の所有する「現代おさかな事典」(NTS)によれば、茶褐色を表す「セピア」の語源は、昔、顔料として使っていたコウイカ(Sepia esuculenta Hoyle)からきているのだそうです。また、かの天才音楽家モーツァルトがコウイカの墨(インク)で書いた楽譜は今も現存しているとのことです。面白いものです。この墨を使って創作書道やイラストなどやってみても良いかも知れませんね。

さて肝心の食感ですが、ヤリイカやスルメイカよりも身が厚くて柔らかいのが特徴です。甘さはアオリイカには及びませんが、本来のイカの歯ごたえと食感を楽しみたい方にはこのコウイカがお薦めです。お刺身以外では一夜干し、また身が厚いため、中華風の炒め物にも一番向いているイカかと思われます。
全国的にも漁獲の中心は“底曳き漁”で、海幸丸では時に1杯/1.5kgを超えるような超ビッグサイズのコウイカも水揚げされています。コウイカはさばいた後も、身のみをラップにくるんでご家庭の冷凍庫でも長期保存が効きますので、いろんな料理でお使いいただける、まさに万能イカなのです!ヤリイカも美味しいですが、このコウイカもどうぞお忘れなく!!

コウイカ干.jpg

こちらは今や貴重品!?となってしまった「海幸丸のコウイカ一夜干し」です。

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2007年11月27日

[Ⅵ 魚食・流通の話]

魚の数え方

今日は月に一度の“火曜休市”の日でした。狭い港町の八幡浜では、魚市場が休みの日は独特の静けさがあります。私のほうは、午前中は船員給与の計算、午後からは水産研究所の研究者が来社されまして、高知沖漁場の漁獲情報や資源状況等について、いろいろと情報交換をさせていただきました。11月も残り2航海となった海幸丸ですが、漁場の関係で本夜半23:00に入港、明日は4:00から荷揚げの予定です。

今日は“魚の数え方”についての話題です。実は、とある公的中小企業支援機関の発行するメールマガジンの“お魚コラム”を私が担当しておりまして、今月はこんな内容を文章にしてみました。以前もこのサイトでご紹介した内容を補足・修正?したものですが、はたして興味を持って読んでいただいているのかどうか・・?少々不安・・です。

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<魚の数え方>

「どうして魚は1匹、2匹と数えるのにイカは1杯、2杯と数えるのか!?」

皆さん、どうしてかご存知ですか?実はこの数え方は魚体の形と関係があるのです。イカの胴体は逆さまにすると水を入れる器、お椀のような形をしているため、1杯と呼ぶようになったらしいのです。同じようにタコやカニも何となく器っぽい!というわけでやはり1杯、2杯と数えます。しかし同じ甲殻類でも水がたまりそうにない車エビなどは1杯、2杯とは数えません。不思議ですね。

しかも興味深いことに、死んだイカやカニしか1杯、2杯とは数えないのです。泳いでいるイカは1匹、2匹!なのです。たしかに水族館で眺めるイカは1杯、2杯とは数えないですよね。それと同じく、魚でも店頭に並んだ丸魚は1尾、2尾と数えますが、海や生けすで泳いでいる魚は、やはり1尾、2尾とは数えません。「1尾」と聞けば、感覚的に店頭に尾を揃えて並んでいる丸魚をイメージするのが普通です。日本語は本当に面白いものですね。

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2007年11月26日

[Ⅶ 実践経営学]

汝の時間を知れ

連休明けの月曜日、午前中は事務や手続き関連等々、何かとバタバタしておりました。11月も残すところわずか4日、とういわけで午後からは今のうちにと、手帳のスケジュール整理などもしてみました。こうして改めて整理してみると、時間管理の面では反省させられることがとても多いうえに、今年得られた自分の仕事の成果は何だったのか・・?と考えてみると、こちらでもやはり反省点が多い・・。時間は最も稀少な資源!分かってはいるものの、いつの間にか不確定な周りの要因に終始翻弄され続けて、自由に使えるまとまった時間のなさに気がつく。全ては自分の責任なのですが・・。

というわけで、今日は先ほどから、ドラッカー選書「経営者の条件」から、「汝の時間を知れ」という章を読み返してみました。
ご承知の通り、経営者、というか管理者にとっての仕事の成果は、決して数値のみで把握できるものではありません。これこそ、職能別組織の部門の長とは決定的に違う点ではないでしょうか。だからこそ成果の評価がとても難しい。自分にとって、「仕事の成果」とは、売上でも利益でも、受注数量でも獲得した取引先数でもない、ましてや、さばいた魚の匹数でも、ブログの投稿数でも、出席した会議や出張の数でもありません。やはりもっと定性的なもので、長きにわたって会社の事業活動を好転させていくような要因の種まき(当社の場合は餌付けか?)のようなものであるべきと思っています。もちろん、現場での地道な営業活動や販売業務を軽視しているわけではないのですが、本来の経営者の役割・任務という意味においては、目に見えないもの、図れないものさし、尺度で成果を上げる仕事、“価値”を追求しなければ・・という話です。
そう考えてみれば、今年は仕事ができたのかどうか、今のところ少々疑問です。やはり成果の上がる仕事に、まとまった時間をつぎ込めなかったのではないか、と感じています。その分けは、ドラッカーさんの言葉を借りれば、“自由になる時間をひとまとめにする”努力を怠ってしまったせいかなと・・。もちろん自然相手の漁業が仕事のベースですから、1日のうちでも不規則に時間の制約を受けるのですが、今年はそれを言い訳に、本来行うべき仕事にあまり時間を活かせなかったか・・と少し反省しています。
来年こそは、今年よりも“自由になる時間をまとめる”工夫をして、価値ある仕事をものにしよう!と、手帳を整理しながら改めて決意した次第です。そうすれば仕事以外でも、読書やスポーツ、他の趣味など、家での時間や余暇の時間ももっと持てるかもしれないカモ・・?と思っています。やはり人の欲求は無限!ですから、限りある時間を悔いのないように使いたいと・・。毎年同じことを考えている気もしますが。せっかくですので、今日のドラッカー先生の講義の復習・まとめも少々メモしておきます。

<成果をあげるための時間管理の基本>

?? 時間を記録する
?? 時間を管理する
?? 時間をひとまとめにする

成果をあげる者は、時間が制約要因であることを知っている。あらゆるプロセスにおいて、成果の限界を規定するものは、最も欠乏した資源である。成果達成のプロセスにおいては、そのような資源が、時間である。

<時間の使い方を診断する>

?? する必要のまったくない仕事、すなわち、いかなる成果も生まない完全な時間の浪費であるような仕事を見つけ、排除する。
?? 「他の人間でもやれることは何か」を考える。
?? 自分自身が浪費させている他人の時間をコントロールする。

<時間浪費の原因>

?? システムの欠如や先見性(予知できる繰り返し起こる危機を予防、ルーティン化する)
?? 人員の過剰(人間関係の問題、管轄範囲をめぐる争い、部門間の調整への労力を排除する)
?? 組織上の欠陥(会議は組織の欠陥を補完するもの、会議の目的を方向付ける)
?? 情報に関わる機能障害(日常業務における不適切な情報のギャップを整理する)

<成果をあげるためには>

成果をあげるためには、自由に使える時間をひとまとめにする必要があることを知らなければならない。大きくまとまった時間が必要であるということ、そして小さな時間は時間として役に立たないことを知らなければならない。
しかし、時間をまとめるための具体的な方法よりも、時間の管理に対するアプローチの仕方のほうがはるかに重要である。
ほとんどの人たちは、二義的な重要でない仕事をわきに寄せることによって、自由な時間をつくろうとする。だが、そのようなアプローチの仕方では、大したことはできない。心の中で、また、実際のスケジュール調整の中で、重要でない貢献度の低い仕事に、依然として優先権を与えているからである。
その結果、時間に対する新しい要求が出てくると、自由な時間や、そこでしようとしていた仕事のほうが、犠牲にされてしまう。数日あるいは数週間後には、新しい危機や、些事に食い荒らされて、折角の自由にできる時間も霧消してしまう。
そうではなく、まず初めに、本当に自由な時間がどれだけあるかを計算しなければならない。そして常に、重要でない仕事がこの確保済みの時間を蚕食してはいないかと目を光らせなければならない。

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ドラッカー選書??「経営者の条件」(P.F.ドラッカー/上田惇生訳)ダイヤモンド社より

投稿者 E.miyamoto : 23:36 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月25日

[ⅲ 地域の話題]

紅葉スポット写真数点!

やはり今朝は急きょ予定を変更して5:00前に入港、総数は1300箱でした。昨晩は、八幡浜JCと臼杵JCの30年来の交流事業、昨年は私が担当委員長だった関係もあって、今年も深夜までお供させていただきました。結局仮眠をとって市場へ、というわけで今日午後から参加を予定していたJCの交流会は、業務の都合上欠席とさせていただきました。参加された皆さま、申し訳ありませんでした・・。ボーリングの結果はいかがだったでしょうか?

今日は約束どおり、昨日行ってきた稲荷山公園の写真を数点掲載いたします。
地元では知られた紅葉スポットですが、渓谷ではないため、水や岩等、自然の景色を楽しむには少々物足りないかもしれませんが、純粋に紅葉を楽しんだり、写真を撮りたいという方にはお薦めのスポットではないでしょうか。私もいつものデジカメではありますが、子供の世話はそっちのけで・・(いつもか?)撮影に夢中になっておりました。
この大洲市新谷にある稲荷山公園、もともと江戸時代に新谷藩主が江戸からの帰路に、京都の高尾から苗木を持ち帰ってここに植えたのが始まりだそうです。「紅葉祭り」の期間は11月1日??11月30日ですが、昨日も駐車場で目立ったのが県外ナンバーの車!遠くは関東からお越しの見物客もいらしたようです。

今年の見ごろはもう来週あたりで終わりでしょうか。
まだお越しでない地元の方、県外の皆さまもぜひドライブを兼ねてお立ち寄り下さいませ!

<大洲市・稲荷山公園>
所在地:愛媛県大洲市新谷
アクセス:JR大洲駅から車約15分、大洲ICから約10分
駐車場:普通車300円です!
お問合せ:0893-24-2111(大洲市商工観光課)または0893-24-2664(大州市観光協会)
もみじ祭り:毎年11月1日??11月30日

投稿者 E.miyamoto : 22:08 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月24日

[ⅶ 映画&音楽]

稲荷山公園へ!

昨日出漁した海幸丸、本来であれば月曜の入港予定でしたが、原材料“水エソ”がまとめて水揚げされたため、相場と鮮度保持の関係から明日25日(日)に一度入船する見込みです。入港までにヤリイカも少々増えてくれれば良いのですが・・。今日は土曜で休市、天気も晴天ということで今年はまだ見ていなかった紅葉を見るために、午前中、大洲市新谷の稲荷山公園に行ってきました。写真はまた明日アップします。今日はこれからJC事業、“臼杵JC様との交流会”に参加してきます。

lupu.jpg

突然ですが、こちらは私の近影です・・。というのはジョーダンで、ラドゥ・ルプーというルーマニア出身のピアニストです。
昨晩ですが、かなりの睡眠不足で“みかん狩り”に出かけたせいか、夕方には睡魔に襲われて少し仮眠、夜中には目がギンギンに!冴えてしまって、一人音楽に浸っておりました。こちらは、昨晩聞いたルプーのシューベルト即興曲のCDジャケットです。
〔ラドゥ・ルプー(ピアノ)/シューベルト「4つの即興曲」録音:1982年ハンブルク〕

シューベルトのピアノ曲では、リヒテルやピリス、内田光子さんのピアノ・ソナタも時々聞いていますが、何ぶん作品数も多い上に曲自体のボリュームもあってどことなく散文的・・、というわけで最近よく聴いているのがこの「4つの即興曲」(D.899、D.935)です。今、私の持っているものが上のラドゥ・ルプーのCDです。曲のすばらしさもさることながら、内向的な、抑制の効いた“乾いた音と曇り具合い”が何ともたまりません。
クラシック観賞の醍醐味の一つに、同じ曲目を様々な演奏家で楽しめることがありますが、気に入った曲のイメージに合う演奏家のCDを探索?するのもなかなか楽しいものです。その都度、出費はかさむわけですが・・。でもこんな名曲が自分で演奏できたらどんなに良いことか・・、西田敏行さんの気持ちがよく分かります。俺もあのままピアノかヴァイオリン続けていたらなぁー。(やっていない・・!?)

brms.jpg

ちなみにこのラドゥ・ルプーさん、かなり録音の少ないピアニストですが、他には、ブラームスのピアノ小品集というのも私の愛聴盤です。
こちらの渋さと湿っぽさはシューベルト以上です。
〔ラドゥ・ルプー(ピアノ)/ブラームス「3つの間奏曲、6つの小品、4つの小品他」録音:1970年、1976年ロンドン〕

投稿者 E.miyamoto : 13:56 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月23日

[ⅲ 地域の話題]

みかん狩りへ!

今朝は予定通り4:00から荷揚げ、昨日の漁模様はまずまずだったようで、中心はヤリイカ、アマギ、それに蒲鉾の原材料、水エソで、総数は2400箱でした。11月も残すところ2航海、今後の鍵は、量の確保できるイカと単価の見込める丸魚のバランス!ですがはたして・・・。今日午後からは、隣町にある親戚のみかん山へ“みかん摘み”に行ってきました。山一面、オレンジに輝くみかん畑!去年に引き続き2度目の挑戦でしたが・・

摘んでも摘んでも、食べても食べても、摘んでも食べても、食べても摘んでも、みかんはいっこうに減らない・・。

DSC02794.jpg

結局、父母合わせて家族8人総出で、休み休み約2時間行いましたが、コンテナに8つ!が精一杯・・でした。
所詮ピクニック気分の“みかん狩り”ですからこれで済んでいますが、これが仕事となると・・!!
みかん農家の皆さんの、日々のご苦労に頭の下がる思いがした“勤労感謝の日”でありました。

ちなみに私の役目は・・、コーヒーを飲みながら、監督&写真撮影係りでした。

投稿者 E.miyamoto : 20:43 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月22日

[Ⅵ 魚食・流通の話]

明日は勤労感謝の日!

今日もかなり寒い一日、時化の影響で八幡浜魚市場もかなり入荷量は少ない様子でした。今日も午前中は事務所に、午後からはとある件の代理出席で外出しておりました。中2日で操業中の海幸丸は今夜半23:00入港、荷揚げは明日4:00から行う予定です。明日は「勤労感謝の日」!また祝日です。祝日というのは増えることはあっても減ることがない・・。特に世間の休日に合わせて中央市場の休みが増えるのは、フルタイムで稼動する私たち産地の漁業者には実は“悩みの種”なのです。

産地市場での一次産品の価格は、皆さまご存知の通り入札による“競り(セリ)”で決められます。一概にセリといっても、オークション形式の“セリ上がり方式”や一度に価格が決められる“一発入札方式”など様々です。何れにしても価格の決まる(相場)大きな要因は、その日の需要と供給のバランスです。つまり生産者の立場からすれば、できれば需要の見込める、相場の良いときに水揚げを行いたいわけです。でも、今回のように祝日で中央市場が休みとなれば、鮮魚の流通が止まってしまうため、荷揚げは休市の前後(休み前と休み後)に集中してしまい、結果入荷量が多すぎて値崩れを起こしてしまうのです。
むろん、これは生産者サイドからの言い分で、産地の荷受けには荷受けの、中央には中央の言い分があろうかと思います・・。ただ、中型トロール船のように、1日操業ではなく、2日から3日にかけて操業する漁船を切り盛りする漁労長にとっては、休市日と入荷量、相場等を見定めて漁をして、入港日を決めていくというのは一苦労のようです。やはり日々の「安定供給」は市場の使命であって、消費者の皆さま方に毎日新鮮な魚をお届けする手段です。せめて休日をわずかでも減らして、産地市場からの荷を受け入れる体制を強化していただきたいものです。このあたりは、もっと中央と産地、生産者と卸・小売業者が活発に情報交換、意見交換してもいい分野かなぁと、常々思っております。全国の水産業者・流通業者の皆さま、いかがでしょうか?ぜひ有意義な情報交換を、よろしくお願いいたします!

投稿者 E.miyamoto : 20:52 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月21日

[Ⅲ 業務日誌]

しゃがみこみ

古満目沖にて操業中の海幸丸ですが、昨日、今日と漁は今ひとつ芳しくない様子です。今日は終日会社にて、出張準備や諸々の手続き業務等をアレコレ・・。当サイトの魚種情報(宇和海の幸)ももう少し充実&ブラッシュアップしたほうが良いかなと、ない頭をひねっておりました。夕方は愛宕山へ、夜は久しぶりに自宅にて、サッカー観戦や読書などなど・・。

そういえば今朝ですか、横浜のJR根岸線の車内で、会社員がドア付近でしゃがみこんでおしゃべりしていた17歳の少女を蹴って怪我を負わせた、というニュースを見ました。逮捕された会社員の供述では、「注意をしたが、やめないので頭にきた」とのこと。一方、被害者の少女の話では、「いきなり蹴られた」ということです。都市部の通勤電車の車内は、ラッシュアワーは非常に混雑するためこうしたトラブルは日常茶飯事!最近はラッシュ時にキレル中高年も多い様子です。私が住んでいたころも会社員同士の“とっくみあい”はよく見かけたものです。まぁ、今回の場合は、被害者が少女であったこと、また怪我を負わせて傷害事件となったがために、ニュースで全国配信!となってしまったわけですが・・。
ただ、元山手線限定・ウラ鉄道警備隊(自称!)の私からしますと、被害者に対する同情よりも加害者へのかすかな共感・・?のようなものも少しだけ感じてしまうのです。といいましても、共感を覚えるからといって何も今回の暴力行為を肯定するつもりはありません。もちろん暴力行為は悪(しかも相手は少女!)であり犯罪ですから、裁かれるのは当然です。ですが、公共の場所である電車の車内で、椅子ではなく床に、しかもドア付近にしゃがみこんで注意しても動かない・・というマナーの悪さは、咎められるべき振る舞いであって、少々小突かれたくらいでは言い訳できない迷惑行為だと思うのです。といいましても17歳のころの自分が(今もか?)、人さまに迷惑をかけない品行方正で善良な市民だったかといえば、今もって全く自信がありませんので、他人のことをとやかく言える立場でも身分でもないわけですが・・。
ただ、最近よく見かける、公共のスペースで、集団でしゃがみこんでいる若者の姿は私にとっては何とも異様な光景なのです。特に目に付くのが、バスの停留所や駅のホーム、空港、電車の車内等でしょうか。修学旅行中の小学生が、空港やホテルのロビーに座り込んでいるのも違和感があります。もちろん引率される先生方のご苦労は十分に理解できるのですが、どこでもかしこでも人目を気にせずしゃがんで点呼・・というのはいかがなものかと。こうした風潮が、昨今の電車の床にしゃがみこんで平気でいられる若者をたくさん作ってしまうのではないかなぁと・・。
自分たちが子供のころは、校外の公共の場所でやたらめったにしゃがみこんでいた記憶はないのですが、私の思い違いでしょうか?座るといえば校内のグラウンドか体育館、校外なら写生大会くらいで、もちろん脚三角の体操座り、手は前に!という感じだったかと記憶していますが・・。ただ自分が年とって“オヤジ化”しただけでしょうか。でも、暴力は論外としても、公の場における若者の迷惑行為を正すことが出来るできるおっちゃんはやはり社会には必要です。せっかくなら自分もそんな気概に満ちた、オヤジ狩りにも屈しない?地域社会の役に立つおっちゃん!を目指したいものです。

・・・。

自分でも予想し得ないオチになりましたのでこの辺で。

もう少し本読んでから寝るとします。

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2007年11月20日

[Ⅰ お知らせ]

お歳暮に網元一夜干しを!

昨日の冷え込みは全国的だったようで、木枯らし一号!?も吹いたようですね。昨晩も帰宅は23:30と遅かったのですが、深夜の外はかなり寒かったです。この天候のおかげか?今朝の相場は先航海に引き続き、“まずまず”でした。ただ、ヤリイカの乗り具合はずいぶんと落ち着いてしまった様子で、漁そのものは今ひとつでしたが・・。ここからは原材料の需要増!に期待したいところです。海幸丸は10:00に出漁、次回は23日(金)の入港予定です。

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今年もいよいよお歳暮のシーズンがやってきました。今日には、ご愛顧いただいているお得意様への手作りDMの案内準備もほぼ完了、今週末には皆さまへお届けさせていただく予定となっています。今季もヤリイカ漁が中心のため、カマスやアマギ、レンコダイなど従来の定番品の製造加工がやや遅れている様子ですが、その分季節の一夜干しは美味しく仕上がっていて、メニューも充実しております。もちろん、ご予算・ご希望に応じた詰め合わせも大歓迎です!

海幸丸の一夜干しは下記のページからご注文いただけます。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ!

http://www.uwakai.com/h_shop.html

投稿者 E.miyamoto : 16:19 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月18日

[ⅳ 読書日記]

二十一世紀への手紙

今日の八幡浜は“冬の到来”を感じさせる肌寒い一日となりました。昨日はJC関連のとある集まりで終日松山へ、夜には八幡浜へ戻りまして翌早朝の入港に備えました。海幸丸は予定通り朝4:00に入港、ヤリイカの水揚げ量はやや減りましたが、時化の影響か相場のほうは“まずまず”といった感じでした。原材料関係はまだ“今一つ”ではありますが・・。気がつけばトロール漁の最盛期となる“師走”ももう目前!今年も無事に、大晦日と新年を迎えられますように・・

午後からは東京国際女子マラソン観戦の後、図書館へ少しだけ読書に、夕方は愛宕山へジョギングにも行ってきました。それにしても、野口選手の王者の風格漂うレース展開には本当に恐れ入りました。お見事というほかないですねー。それに比べれば私のジョギングは、消耗しきった渋井選手よりもまだ遅い!ノロノロ走りですが・・!何故か昨日から左ひざも痛いし・・。上は、ジョギング途中に愛宕山から眺めた今日の八幡浜です。

話は変わって、今日読み終えた本、「二十一世紀への手紙」??私の実感的教育論??のご紹介です。
以前にも取り上げた曽野綾子さんの教育についてのエッセイ集ですが、やっぱり良いですね。一つひとつのエッセイが自分にとっては常に考えさせられる、深い内容と鋭い視点に満ちています。曽野さんのエッセイは、「正論」、「自然体」、「リアリズム」という言葉がまさにピッタリで、「理想主義」や「人道主義」、「建前論」などとは対極にある、辛口でストレートな主義・主張が特徴です。友好と博愛に満ち溢れた、常に温厚誠実な皆さま方には受け入れがたい!?のかもしれませんが・・、冷酷無比で言いたい放題の!?私の肌と感覚にはピッタリです。というのはジョーダンですが、自分としては、読むたびに常に“学びと気付き”を与えていただける、かなりお気に入りの作家なのです。

以下は曽野さんの文章から、少々読書メモです。

反戦音楽会などというものも、私は好きではない。何も反戦と銘うたなくても、上質な音楽そのものが、もともと平和を思わせ、人生を温かく感じさせるものなのである。或いは人間の生に深い敬意を払い、死にも礼儀を失わないものなのである。或いは別の意味で、自然な死の中にも人間の生の輝きを垣間見させるものなのである。
それをわざわざ反戦の音楽、と銘打つのは、やはり自分の音楽に自信がないか、反戦を商売にしようという不純な心があるか、どちらかであろう。

同書「単純な大人」より


軍備は自立した国家と平和な社会を保つためには、どうしても必要なものだと私は考えている。
      (中略)
ただし軍備は持っていて使わないのが、最高の形である。力を持つ平和は可能であるが、力を持たない平和は机上の空論であることを、私は人間というものの本質を見つめた上で、悲しいながら認めざるを得ない。それゆえ孫子も「戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者」(戦わないで敵を屈服させることこそ最高のもの)と断じたのである。

同書「ボランティアへの三つの鍵」より


子供が誘拐される。すると世間の母親たちは久しく使わなかった台詞を急に思いだす。
「知らないおじちゃんやおばちゃんが、アイスクリーム買ってあげるからなんて言っても、ついて行っちゃだめよ」
そしてしばらくすると、必ず新聞に投書が載る。
「人を信じられないとは、何と悲しいことでしょう」
私はそんなことを考えたこともなかったし、知らない人を信じないことは悲しいことだ、などという発想にも触れたことはなかった。
信じるとは、盲目的に受け入れることではない。たとえ時間は長くなくても、その人の言行、思想に触れるチャンスがあって、その人は信じられると判断したから信じるのである。何もデータがなくて信じるなどというのは、愚かな人か狂人のすることであろう。日本人以外の人は地球上でほとんど私のように考えていると思う。
むしろ教えなければならないのは、知らない人や分からない事の成り行きを疑う能力であろう。

同書「人を疑う能力」より

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「二十一世紀への手紙」??私の実感的教育論??(曽野綾子著/集英社刊)1,300円です!

投稿者 E.miyamoto : 20:04 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月16日

[ⅲ 地域の話題]

七五三お参り!

決してあやしい商売ではないのですが、今週は昼よりも夜や早朝のほうが忙しい?一週間でした。昨晩も夜はJCの委員会、終了後は食事会にも参加してきました。今日は今日で隣町の小学校の“にわか教員”!も・・。某インターネット占いによれば、私の頭の中は「欲」一色!!なのだそうです。まぁ、ついあれこれ手を出したがる性格で、何ごとにも熱しやすくて冷めやすいことは自覚しているのですが・・。でも時間には当然限りがある!自分の中で「選ぶものと捨てるもの」をしっかり決めて、できるだけ後悔のない意思決定を重ねて、増え続ける欲求?と付き合っていかなければなぁ・・と感じております。ムリかな・・?

話は変わって、昨日は「七五三」でした!というわけで、午後には八幡浜の地名の由来となっている総鎮守「八幡神社」へお参りに行ってきました。こんな感じ(上)で袴も着せて・・。この紋付袴ですが、三十数年前の今日?には、私が着ていたものです。写真は、禰宜(ねぎ)の祝詞が終わってお札を受け取る晋作君です。禰宜の祝詞の中でも、「み??や??も??と??の????、し??ん????さ????く??」と自分の名前が読み上げられると、右手を上げて反応?していたのが少々面白かったです。ついでに昨晩いただいた尾頭付きのレンコダイ!も載せてみました。600??700gサイズでしょうか。思い切りパーソナルな話題、まことに失礼しました・・。

投稿者 E.miyamoto : 17:44 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月15日

[Ⅰ お知らせ]

広島・島根で再放送!

昨日の荷揚げはこんな感じでした。水揚げ量はこれまで以上に多かったのですが、その分相場は“下げ”!でした。操業の効率は漁獲量と単価のバランス!ですが、自然相手の漁業では、需要と供給の量がぴったりマッチする・・!?などということはまず不可能なのです。そこが漁師の悩みの種であり、逆に妙味!でもあるわけですが・・。昨晩は地元の先輩のご紹介で一期一会のご縁もいただきました。どうもありがとうございました。

さて、先日放映されて全国のお茶の間に感動の嵐を呼んだ!?NHK番組“男たちのトロール漁”!
好評につき?一部の地域で再放送されることが決まったそうです。
放映予定日時は下記のとおりです。

<海幸丸主演!「男たちのトロール漁」>
日時:11月16日(金)19:55??20:44(NHK総合テレビ)
放送地域:広島県と島根県

本当に一部の地域・・でした。
広島県と島根県にお住まいのあなた!(見ていない・・?)どうぞお楽しみに!
ちなみに、主役の浜田漁労長と名脇役、川田さんもおかげで元気にやっています。
11月の“中休み”を終えた海幸丸は、本日午前10:00に再び出漁、11月後半の操業に入りました。

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2007年11月13日

[ⅶ 映画&音楽]

象の背中

今日は、とある案件で終日書類作成業務に追われていました。夜は昨晩に引き続き、JCの三役会でした。古満目沖にて操業中だった海幸丸は、本夜半24:00過ぎに入港、荷揚げは早朝4:00から行う予定です。水揚げの中心はヤリイカ、明日の相場に期待したいところです。明日の荷揚げ後はいったん11月の“中休み”、出漁は明後日(15日)を予定しております。今日は少し嗜好を変えて映画の話題をちょっとだけ・・。

先日、秋元康原作の映画「象の背中」を観てきました。産経新聞に連載されていた長編小説が題材で、単行本にもなっています。何不自由なく暮らす中年ビジネスマンは、ある日突然医師に肺がんであることを知らされ、“余命半年”を宣告される、というのが物語の始まりです。残された時間はわずか180日、延命治療を施して少しでも長く生きすることを選ぶか、また今の生活を続けて、限られた「生」を生き切るか・・あなたなら、いや自分ならどんな選択をするでしょう?つい我が身に置きかえて観入ってしまいました。終わった瞬間涙ぼろぼろ・・!というよりも、観終わって、時が経過するにつれて、じわーと少しずつ感動が湧いてくる、というような、しみじみと考えさせられる良い映画でした。

細かなストーリーは伏せておきます。皆さま、是非ご覧ください!
以下、松竹による映画紹介です。

何不自由なく暮らす48歳の中堅不動産会社部長・藤山幸弘(役所広司)は、今まさに人生の“円熟期”を迎えていた。しかし、ある日突然、医師に肺がんで余命半年と宣告されてしまう。その時、彼が選択したのは延命治療ではなく、今まで出会った大切な人たちと直接会って自分なりの別れを告げることだった。これまでの人生を振り返り、「自分が生きた時間とはこういうものだった」としっかり見極めて死にたいと思ったのだった。それは妻・美和子(今井美樹)と、夫婦として再び向き合うことでもあった。23年間を共に過ごしてきた夫婦にとって、この最後の半年間は忘れ得ないかけがえのない時間となる――。作詞家・秋元康による同名長編小説初の映画化。

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「象の背中」

原作/秋元康
出演/役所広司、今井美樹、塩谷瞬、南沢奈央、井川遥、高橋克実、白井晃、益岡徹、手塚理美、笹野高史、伊武雅刀、岸部一徳
2007年10月27日より全国にて公開中
http://www.zo-nosenaka.jp/

投稿者 E.miyamoto : 21:51 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月12日

[Ⅱ 一日一魚]

H(エッチ)ガニ!?

昨日は、親しくお付き合いさせていただいているパワフルご夫妻よりお誘いをいただき、午後から久しぶりに「羽根つき」に行ってきました。おかげで今日は腰や肩、右太腿あたりが少々筋肉痛・・です。昨日はお世話になりました。次回はテニスと飲み会もよろしくお願いいたします。週明けの今日ですが、午前中は会社にて業務、昼は一件配達と営業を兼ねて松山往復、夜はJCの委員会という予定です。それにしても、今朝は気温もずいぶん下がって、冬の到来も間近!という感じです。本当に“光陰矢の如し・・”です。今週末あたりには“紅葉”も見たいものです。

昨日の漁ですが、豊後水道南沖では珍しく“カニ”が20箱ほど水揚げされました。昔から漁師の間ではこの豊後水道の操業海域を「コウライ」と呼んでいて、こちらではその海域で獲れるカニを「コウライガニ」と呼んでいます。昨日少し調べてみたところ、正式名称は「ヒラツメガニ」というそうで、東京以南の近海、特に水深30??100mの海底に棲息するカニなのだそうです。一般的によく知られた「ワタリガニ」と同種ですが、通常のワタリに比べて甲羅が丸いのが特徴です。また甲羅の中央には「H」の模様があるため、「H(エッチ)ガニ」とも呼ばれるそうです。

こちらは茹でたHガニの写真です。エッチな・・いえエッチ(H)の模様!もご確認いただけるかと思います。

このHガニ、昨晩久しぶりにいただいてみたのですが、なかなか美味でした。さすがにタラバやズワイのような身のボリュームはないのですが、爪の部分や甲羅の中身には身もギッシリ!カニ味噌もあって食べ応えがありました。昨日は海鮮朝市もあったため、当社の直売店トロール市でも茹でて並べていたのですが、ほぼ完売だったようです。ちなみに一杯100円から200円程度!のかなり格安のカニです。ご購入いただいた皆さま、お味のほうはいかがだったでしょうか。「ヒラツメガニ」といえばつい名前も忘れてしまいがちですが、「Hガニ」なら覚えやすくて良いですね。これからもどうぞよろしくお願いいたします。年末にかけて冷え込む季節、カニ鍋を囲んで熱燗!などいかがでしょうか。

投稿者 E.miyamoto : 16:10 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月11日

[Ⅱ 一日一魚]

リュウグウノツカイ!

結局金曜は松山泊、翌朝は数件用事を済ませて八幡浜に戻りました。海幸丸は今朝4:00に入港、中2日の操業で魚種、総数ともにまずまずでした。やはり多いのはヤリイカですが、アマギや車エビ、マツイカ、コウライガニ、それに蒲鉾の原材料となる水エソも少々まとまった水揚げがありました。第2日曜の今日は恒例の八幡浜海鮮朝市!今日は朝市をPRする予定でしたが、やはり昨日の航海でもとんだ珍客が網にかかりましたので、急きょこちらをご紹介することとします。今日のオマケは・・

“竜宮の使い(リュウグウノツカイ)”:<Regalecus rysselli(Shaw)>1本です。たぶん・・・。

本来ならタチウオのように銀色のはずですが、擦れてしまっていてこんな色になっています。
体長はちょうど180cmくらいでしょうか。重さもかなりのものでした。
目だけが異様に大きく光っている(涙目か・・?)のが特徴ですが、顔はなかなかイカツイ?感じでしょうか。
もちろんセリにかけられましたが、結局買い手はつかず、残念ながら廃棄処分となってしまいました。
この魚だけは、さすがの海幸丸乗組員も食べたことがないようで、味・食感ともに未だ不明です。
食したご経験のおありの方、是非私までご連絡をよろしくお願いいたします。
本来は深海にすむ魚ですが、このリュウグウノツカイが浅瀬にやってくると大地震が起こる・・!?という言い伝えもあるようです。
皆さまどうかお気をつけくださいませ。せっかくの“使い”ですから、豊漁や幸せを呼び込んでほしいものですね。
では皆さまご一緒に、リュウグウノツカイに向かって合掌!!何か良いことありますように・・

海幸丸は10:00に再度出漁しました。次回は14日(水)の入港を予定しております。


投稿者 E.miyamoto : 10:02 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月09日

[Ⅱ 一日一魚]

透明ウチワエビ!

痛かった喉もようやく治ってきまして、昨晩はJC理事会の終了後、武道館へ剣道の見学にも行って来ました。昨日のセリですが総数で1200余り、うちヤリイカが700ケースでした。漁の出来は今ひとつでしたが、10月に比べると“バラヤリ”に比べて“立ヤリ”の割合が目立った操業となりました。荷揚げ後は10:00に出漁、次回は11日(日)の入港を予定しています。さて、毎度おなじみになった海幸丸の漁のオマケ!昨日もかなり珍しいものが水揚げされておりました。

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導火線4本と幻のエビ1匹です。
まず導火線ですが、戦争中のものの可能性もあるようです。
乗組員の話では水の中でも着火可能・・!とのことですが、試したわけではありませんので真偽のほどは定かではありません。

続いてこちらのエビ!何と透明です。
形は当サイトでもご紹介済みの「ウチワエビ」に似ていますが、透明のものを見るのはこれが初めてです。

何せ透明ですから、水の中では写真でも上手く写らない・・、これなら少しはお分かりいただけますでしょうか?
脱皮したばかりのウチワエビか、それとも全く別物の珍しいエビの種類なのか・・?謎です・・・。
専門家の方がいらっしゃいましたら、一度是非鑑定をお願いしたいものです。

この“透明ウチワエビ”ですが、ただ今、子供と一緒に幼稚園に遠征中!です。
無残な姿になって帰って来なければいいのですが・・。

今日は午後から「法人会青年部全国大会」のお手伝い!で松山へ行ってきます。

投稿者 E.miyamoto : 09:16 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月08日

[ⅰ 一語一会]

博聞強記と精義入神

今朝は中1日で入港予定、というわけで少々早起きましたので、出勤前にブログ更新しております。
11月もすでに中旬!みかんと魚のまち“八幡浜”では、この晩秋から年末にかけてが、みかんも魚もシーズン本番となります。昨日の夕方車で登ってみたのですが、日の丸ブランドで有名な権現山のみかんは、今こんな感じです。農道を行き来するトラックも増えてきまして、夕方のジョギングも今はもっぱら愛宕山になっています。

今日は愛読書からのご紹介、というかメモです。

以前も本サイト「一語一会」で何度か取り上げたこともあるのですが、佐藤一斎の「言志録」には、こんな一節があります。


「博聞強記は聡明の横なり、精義入神は聡明の竪(じゅ)なり」


講談社発行(久須本文雄著)の訳では、

何ごとでも広く見聞して、よく記憶するということは賢明ということの間口にあたる。
詳しく道理を究めて、霊妙な奥義に入るということは、賢明ということの奥行にあたる。

となります。

また私の持っているもう一つの「言志録」(PHP刊/岬龍一郎訳)の注釈では、

博覧強記は人を聡明にする横の学問であり、深く道理を探求して奥義をわきまえることは、人格を磨き上げる縦の学問である。

となります。また同書の解説では、

何ごともよく知っているという博覧強記は学習によって横に広がるが、それは単に知識を知っているだけのことである。精義入神(道理を広く掘り下げること)は、いわば人間としての徳を磨く修養の学問である。どちらも大事ではあるが、西郷は前者を「本の虫」として蔑み、自分は一身に篤実だけを身につけた。「徳は才に優れり」というように、人間としては後者のほうに軍配があがる。

ともあります。

今の世でいえば博覧強記は知識一般、現代でのその証のようなものがさしあたり学歴や資格?といったところでしょうか。そうした“横の間口”は案外人物評価の基準になりやすい一方で、“縦の奥行”は、なかなか見た目で即座には認識されないために疎んじられがち・・?と思うのですが、これは昔も今も世の常なのでしょうか?縦横ともに狭くて浅い自分なのですが、これからは日々の生活を通じて、できることなら数ミリずつでも、“縦の奥行”を伸ばすことができればなぁ・・と思っている今日この頃です。


投稿者 E.miyamoto : 03:06 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月06日

[Ⅱ 一日一魚]

海幸丸の天然トラフグ

昨日からこちらは雨模様、肌寒い一日となっております。沖もずいぶん時化ている様子で、今日の魚市場はかなり品薄の状態でした。海幸丸は昨晩22:30に入港でしたが、私のほうは深夜までJC理事会に出席しておりました。その後は、夜中に再度出漁しまして、現在は豊後水道南沖にて操業中です。水揚げ量、ヤリイカの色目ともに今ひとつパッとしない中1日操業でした。さて先航海のカスザメに引き続き、本日もオマケのご紹介!今朝はこんなものが揚がっていました。

DSC02643.jpg

特大のトラフグ1匹でした!下半身は若干細身ながらまずまずのルックス。
これぞ正真正銘、宇和海で獲れた天然のトラフグです。(繰り返しますが大島沖ではありませんので・・)
秤にかけると重さは5k!でした。天然にしてこのサイズはかなり珍しいはずです。
“フルコース”にしてもざっと10人前は取れるはず・・
一瞬、今夜の酒の肴にしてやろうか・・と良からぬことが私の脳裡をかすめました・・。
が、今日は実利を優先して!?セリにて販売いたしました。
さて5kの天然トラフグ+ハモ2本!注目のお値段は・・??下記からお選びください。

?? 7,500円
?? 11,500円
?? 15,500円

投稿者 E.miyamoto : 09:36 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月04日

[Ⅱ 一日一魚]

カスザメ大暴れ!?

入港は今朝の4:00、高知沖漁場が解禁したため、久しぶりにトロール漁らしい、赤青黄色、黒白茶色?と、色とりどりの魚が水揚げされました。丸魚で多かったのは、アカムツやカマス、アジやメンタイなど。中には特大の高級魚アマダイ(写真)や、近海しかも生鮮(フレッシュ)は今や幻!ともいわれる“アカザエビ”(スカンピ)も20ケース程度水揚げされました。ついでに久しぶりにオマケも・・。

今日のオマケは、“カスザメ”1匹でした。体長も1m以上ありましてかなりの重量、鋭い歯を持つ魚です。形的には、サメよりもエイに近い感じですが、正式名称は“カスザメ”というそうです。日本近海から東南アジア付近まで、幅広く分布していて比較的水深の浅い海底に生息する魚のようです。通常、市場で値がつかない魚は獲っても沖で逃がすのですが、カスザメは練り製品の原料となるため、八幡浜では古くから荷揚げもされています。この魚、実は名前や容姿に似合わず?原料の中では高級な部類だそうで、貴重な練製品原料とのことです。「人も魚も見かけにはよらない」、ということでしょうか?
本日水揚げされたカスザメですが、昨日の網で捕獲されまして、何と船内で一暴れ、乗組員に危害まで加えてしまった?模様です。被害者は15海幸丸の最年少乗組員U本君でした。右手親指付近をやられたようですが、幸い縫うほどの大事には至らなかったようです。少々出血はあった様子ですが・・。上は御用となってセリにかけられる直前の犯人!なぜか自らも口から血を吐いています・・。U本君、サメをかわいがるのもほどほどに・・どうかご用心ください!!海幸丸は今朝の10:30に再度出航しました!

投稿者 E.miyamoto : 17:55 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月03日

[Ⅲ 業務日誌]

産直座談会に出席!

引き続きのどの調子は今ひとつ・・の一日でした。休市の土曜ですが、午前中は毎年恒例の“大洲市お祭り村”へ参加、午後からは、以前お世話になった金融機関の方のご紹介で、地元食材の販路開拓に関するとある座談会に出席させていただきました。一期一会のご縁をいただきまして、どうもありがとうございました。海幸丸は本夜半の入港、荷揚げは明日4:00からの予定です。

地元食材の消費地への売り込み、これは当社も力を入れて取り組んでいる分野で、生産業者の活性化や食材の付加価値販売にはとても大切なことです。しかしながら一方で、生産者の取り組みたい事業内容と消費地、特に最近増えつつある販路開拓のマッチング支援を行う企業との間には、お互いのニーズに若干ズレがあるようにも常々感じています。
例えば、生産者サイドからすれば自社製品への強いこだわりや思い入れがある、これは当然で自らの商品をPRするための材料にもなるわけですが、このこだわりが消費地での商品の競争力の要因となるかといえば、必ずしもそうではない。当社の例で言えば、日本全国、漁業を生業とする漁師は山ほどいるわけで、いくら俺らが獲った、俺らが宇和海だ!といったところで、それだけで消費地での商品の競争力にはならないわけです。一方、消費地のマッチング支援業者からすれば、地方の生産業者は何としてでも消費地へ産品を売り込みたいと四苦八苦しているはずだ、という一律的な見方もあるように感じられます。
地方の食材業者でも、自分たちのノウハウや方向性を確立されている会社であればあるほど、一生懸命作った商品をお届けするお取引先にはこだわりたい、と思っているわけで、当然お互いの価値を認識した上で、信頼関係が生まれて初めて取引が成立するわけです。両者の関係はあくまでフィフティ&フィフティで、売ってやった、買ってやった、紹介してやった・・の関係では、長期的な信頼関係など築けるはずはないと思うのです。
結局は、産地の売り手も消費地の買い手も、またそのマッチングを支援するサポート業者も、自らの存在意義というか、独自の価値や機能を改めて認識したうえで、営業なり仕入先確保、マッチング支援をすべき、と思うのです。上手く言えないのですが、売り手市場や買い手市場といった風潮や、やれメーカーだバイヤーだコンサルだ、といった“色眼鏡”を抜きに、自分たちの商品やお届け先を再度見直してみる必要もあるかなぁと感じた次第です。

投稿者 E.miyamoto : 21:08 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月02日

[Ⅶ 実践経営学]

マーケティング・ミックス

気がつけば早くも11月に突入、海幸丸の操業海域では、新たに「高知県沖漁場」が解禁となりました。高知沖は、原材料系では白ムツやゼンゴ(小アジ)、丸魚では、マダイやホウボウ、カマスやレンコダイ等々、比較的魚の種類が豊富な漁場です。直送先のレストランさまにも人気のアカムツやアマダイ、メンタイ等のポイントもあります。今後は少しずつ魚も増えてきますのでどうぞお楽しみに・・!次回の入港は4日(日曜日)の予定です。

深夜入港や体調不良、出張等を言い訳に、ここのところ10日ほどジョギングを休止していました。何だかアルコールが体内に沈殿してそうで少々いやな感じ、というわけで、夕方は咳き込みながら・・少々走ってきました。夜はJCの委員会にも出席、今はビールを飲みながら停滞しつつあるブログを更新中です。体調不良ならビールも飲むな!という声も聞こえますが・・。

話は変わって今日は「マーケティング」の復習です。経営学といえばやはり本家はアメリカ、というわけで、経営用語にはやたらと横文字が多いのですが、この“マーケティング”という用語もその代表格といった感じでしょうか。日本語でいうと近いのは「販売」、つまりは「セールス」なのですが、実は理論上では、販売(セールス)とマーケティングは明確に区分されています。つまり前者が販売者の視点に立った顧客への対応、を意味するのに対して、後者は市場のニーズに着眼して、製品開発??流通までの、市場へ働きかけるプロセス・活動を意味します。情報の流れが生産者サイドからではなく、あくまで“顧客”サイドから流れる、というのが自分にとっての「マーケティング」のイメージです。意味的には、「販売」よりも「市場対応」といったところでしょうか。

経営学の大家、ピーター・ドラッカーは、

「マーケティングの目的は販売を不要にすることである。その目的は、顧客を十分に知り、理解することによって、製品あるいはサービスを顧客に適合させることである。そうすればおのずから売れるのである。」

といわれたそうです。

この言葉を実行するのはまさに至難の業!・・であるわけですが、この“市場への働きかけ”を行う際に一つの考える切り口を与えてくれるのが、フィリップ・コトラー教授による、かの有名な「マーケティング・ミックスの4P」です。この理論は、マーケティングを学ばれた方ならかなり初歩の段階で目にされたはず、で試験が終わればすぐ忘れる・・?といった類の知識なのですが、どっこい実際の業務においても、マーケティングや営業政策の骨格を形作る上では欠かせない、とても便利なものです。以下、その概念とチェックポイントを少し復習してみます。

□ 製品(Product)

自社製品の特徴(製品・サービスのコンセプト、生産財 or 消費財、最寄品 or 買回品 or 専門品等)
自社製品のライフサイクル(導入期・成長期・成熟期・衰退期、製品改良の必要性等)
自社で取扱う製品の範囲(製品ラインの広さ、拡張 or 縮小、製品アイテムの深さ等のミックス)
ブランド政策について(ブランド or ノーブランド、NB or PB、個別ブランド or 統一ブランド等)
パッケージ政策について(容器・包装等のデザイン、サイズ、形状等、製品イメージとの整合性等)

□ 価格(Price)

価格決定の要因(企業の存続、利益の最大化、シェアの最大化、製品の競争力やイメージ等)
価格設定方法(コスト志向価格、需要志向価格、競争志向価格)
価格設定政策(上澄み吸収価格による早期の投資回収 or 市場浸透価格によるシェア拡大)
価格調整政策(現金割引、数量割引、機能割引、季節割引、アロウワンス等)
価格変更・価格対抗政策(値上げ or 値下げ)

□ 流通チャネル及び物流(Place)

流通チャネルの段階数(直接取引、2段階取引、3段階取引・・)
流通チャネルの数、ターゲット(開放型流通、選択型流通、排他的流通)
物流の機能(輸送、保管、在庫管理、荷役、包装)
物流手法(個別流通or共同物流、アウトソーシング)
小売店の場合は、立地政策・店舗政策等々・・

□ 販売促進(Promotion)

プロモーション予算の決定法(支出可能額予算、売上高比率法、目標・課業管理法)
プロモーションミックス(広告、パブリシティ、人的販売、セールスプロモーション)
営業組織編成(テリトリー制組織、製品別組織、顧客別組織)
広告コンセプト(プッシュ戦略 or プル戦略)

経営理念や戦略、自社のコンセプトに従って、市場を探索し、そのニーズを充足させるために、上記4つの要素を最適に組み合わせることがまさしく“マーケティング・ミックス”です。上記は一般的なメーカーを例にとった場合ですが、業種によってチェックすべき切り口も変わってきます。まずは自社で、このポイントを見直してみたいものです。チェックポイントの細部を考察していけば、すなわちマーケティング理論の全体像が把握できることにもつながります。全体像を把握したい方には下記の書籍がお薦めです。見た目は分厚くていかにも難解そうですが、中身はいたってシンプル、平易な内容で、マーケティングを学ばれる方にはバイブル的な存在です。マネージャーや店長さん向けのテキストとしても最適ではないでしょうか。

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「マーケティング原理」―戦略的行動の基本と実践―
(フリップ・コトラー著・和田充夫、青井倫一訳/ダイアモンド社)6,800円です!

投稿者 E.miyamoto : 23:01 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月01日

[Ⅲ 業務日誌]

平均船齢は18年!

前半はお取引先さまを数件訪問、後半は水産庁の新たな施策「漁船漁業構造改革推進事業」他の情報収集、という出張でした。初日には作成しなければいけない書類もあって、パソコンは持参しましたが、ホテルでのP-イン接続が上手くいったり失敗したりと・・メール送受信にも四苦八苦しておりました。合わせて喉の調子も今ひとつで体調不良・・とういわけでブログ更新までは手が回らず、帰宅後の更新となってしまいました。おまけに、今朝入港しました海幸丸まで“不漁”だった様子です・・・。

先日の「衝撃の未来経済」(藤原直哉氏講演)でも話題に出たのですが、日本の食料自給率の問題、本当に深刻な状況にあるのはご承知の通りです。前述の国が進めている施策「漁船漁業構造改革事業」も、大きな目的は「自給率向上」にあるわけです。漁業を例にとれば、(おそらく農業も同様ですが・・)国内での就労人口の減少は大きな問題です。つまりは後継者がいない、その理由は元を正せば実入りが少ない、将来への先行きが見えない、といったところでしょうか。
漁業の場合、操業海域によって沿岸漁業、沖合漁業、遠洋漁業に分かれますが、やはり何れの漁業もちょうど今が過渡期にあるようで、平均船齢も増すばかり、鋼材や機関部品の高騰も全国的に代船建造が進まない大きな要因のようです。底曳船の場合は全国的な平均船齢は18年とのことで、今後も一定量の国内水産物を確保するためには、どこかで将来を見据えた抜本的な対策が急務といえます。
当社の第15・16海幸丸も今年で20年目、老朽化は進む一方です。漁業は水物、見通しがつかない、という中でも最大限、“計画的な漁業経営”へと転換していかなければ・・と改めて感じた出張でした。

投稿者 E.miyamoto : 17:58 | コメント (0) | トラックバック