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2007年10月27日
[ⅱ 八幡浜JC]衝撃の未来経済パート??
週末に入るため、昨日朝も海幸丸は入船、5:00入港で10:00の出航でした。午前中は出荷の手伝い、午後は松山へ、とある方面のとある大先輩にとある重要案件?で相談に伺っておりました。夜はまた八幡浜にて一件会合に・・。土曜の今日ですが、午前中は児童合唱団のお手伝い、午後からは所用で松山往復でした。何だかよく分からない2日分の日記ですが、今日書き止めておきたいことは、一昨日のJC経営セミナー「衝撃の未来経済」(藤原直哉氏)のことです。
藤原直哉さんといえば、時事的な経済アナリストというイメージが強かったために、話題もやや市場原理主義!?的なテーマなのかと思いきや、地方都市に住む私たちの仕事やまちづくりにも、非常に示唆に富むすばらしい内容の講演でした。久しぶりに、行って良かったなぁと心の底から思える内容で、主催者(八幡浜JC)の一メンバーとしての立場を忘れて講演を聞いておりました。
テーマは、私たちに身近なまちづくりの話題から、日本経済の現状や将来、日本人のライフスタイルや価値観の変化、中国経済・アメリカ経済の動向等々、とても幅広い内容でしたが、全く飽きることなく、また眠くなることもない、とても有意義な講演でした。
藤原先生によれば、今日本で一番元気な都市は京都とのこと。世界経済においてはアメリカを、国内では東京を模倣する政策や価値観が崩れた今、見直されているのは“本物”の独自性や特色であって、京都にはそうした価値観を大切にする市民と企業が根付いているというお話でした。たしかに日本の全国の地方都市が“ミニ東京化”を目指して、地方都市に“ないもの”を作り続けてきた結果、各々の都市の本来の“らしさ”が失われてしまった側面があると思います。そういう点で、京都は東京を真似ることをせず、企業や市民がその京都独自の“らしさ”を大切にしてきた結果、経済に本当の活力が戻ってきたとのお話でした。
藤原先生曰く、“まちづくり”は「その土地に不足するもの、または多すぎて不便なことを逆手にとる」ことからスタートするのだそうです。とても示唆に富んだ含蓄のある言葉です。今の時代は、ないものや少ないものを新たに作って人を呼び込む時代ではない、言い換えれば、その都市に住む人が楽しめて初めて人が呼べる観光につながる、ということも言えるのではないでしょうか。当然ですがそこには都市の将来のあるべき姿(ビジョン)を官民が共有することが前提条件!のはずです。が、地方都市整備においては、細部のハード面の施設整備が先行してしまっている感は否めないのが現実です。まちづくりを考える上で肝に銘じたい言葉だと感じました。
もう一点、経営者にとっての“商売のスタンス”について。
藤原先生は、経営(事業・商売)を「扇子の開閉」に例えられました。つまり、商売には好況と不況がつきもので、事業が社会性と公益性に反しない限り、どちらの現象もそう長くは続かないとのこと。世の中には順境の時に事業を広げて失敗する例が多すぎるのでは、とのお話でした。扇子の例えですが、単に「財布の紐」とも捉えられますが、自分の場合はそれに合わせて「事業の幅」の意味合いで認識しました。
先生によれば、逆境・不況の時こそ扇子を広げて、つまり事業に幅を持たせて、いろんな新規事業を手がけてあらゆるビジネス機会を探っていくことが大切とのことでした。逆に好況の時は扇子を閉じる、つまり既存事業に集中特化することで、内部組織を固めつつ、投下資本を回収して内部留保を厚くすることで、来るべき不況時に備えて経営基盤の安定に努めるべき、とのお話でした。
事業において、順境の時にはつい欲を出したくなるのが人間の常、売上の規模を追求するために無理な多角化を志向しまう、そこで失敗する経営者が実に多いとのことでした。こちらも何とも含蓄のあるお話ではないでしょうか。
他にも、中国経済やエネルギー問題、食糧危機等々、興味の尽きないテーマ盛りだくさんの講演でしたが、そちらのテーマはまた後日・・。
とりあえず上記2点をメモして今日の日記とします。
海幸丸は本夜半(23:00)の入港で、セリは明日28日(日曜)の予定です。
というわけで、今夜もヤリイカリレーのためそろそろ出勤です。モノが良ければ良いのですが・・。
投稿者 E.miyamoto : 2007年10月27日 22:05
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