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2007年09月28日
[ⅰ 一語一会]学者二大弊あり
今朝は4:30に入港、総数はヤリイカを中心に1500箱でした。今回のヤリイカはこれまでに増してサイズ、鮮度(色)ともに良く、相場もわずかですが上昇しました。荷揚げ後は少し時間をとって午前11:00に出漁、9月最後の航海へ向かいました。次回の入港予定は10月1日(月)です。ちなみに私の予定は、鮭とイクラの買い付けのために、週末は北海道です。というのは冗談で、JCの全国大会でして・・、今年は何と北海道、しかも帯広・・!なのです。
最近つくづく感じていること、考えていることか。(ないアタマで・・!?)
夕べもこんな文章に出会いましたので掲載してみます。
今の学者二大弊あり。一つは思わざるの弊なり。博聞強記を務め、古今の事蹟、和漢の制度より、諸氏百家の説に至るまで、極めざることなし。(中略)而して其の躬行心得如何と問えば、一つの言うべきなし。(中略)是れ他なし、学ぶと云えども聖賢の言を以て心身に服せず、古を以て今に思うことなければなり。二つは学ばざるの弊なり。虚論高議を宗とし、その言を聞くに、曰く、「我れ嘗て某の一句を読みて発明す」(中略)其れをして事に臨ましめば、一つも手を動かすこと能わずして已みなん。この二端は学者の大弊なり。自ら警めずんばあるべからず。
吉田松陰 嘉永二年(1849年)5月「講義存稿三篇」
〔訳〕
今、学問をする人には二つの大きな欠点がある。一つは考えないという欠点である。広く物事を聞き知り、それを記憶しようと努力している。色々な事柄や制度、諸氏百家の学説にいたるまで、知らないことはない。(中略)しかし、実践や理解はどうかと聞けば、一つとして賞賛すべきことはない。(中略)ほかでもない。学問をしたといっても、偉い先生の言葉を心で理解せず、昔の事蹟をもって、今に当てはめて考えたこともないからである。二つめは、学問をしないという欠点である。高尚にはみえるが内容のない議論を中心としている。その言葉を聞くと、「私はかつてある人の言葉を聞いて、真理を得た」という。(中略)そのような人に具体的な実務をさせても、一つとして手を動かすことさえできずに終わってしまう。この二つは学問をする人の大きな欠点である。自分からそうならないように戒めなければいけない。
「吉田松陰名言録」―人間を磨く百三十の名言―(川口雅昭著/致知出版社)より
投稿者 E.miyamoto : 2007年09月28日 15:42
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