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2007年07月22日

[ⅹ 忠八幡詞]

忠八の幡詞

ライト兄弟よりも早く飛行機を発明したことで知られる航空界の祖、二宮忠八翁は八幡浜市の出身です。少し前に、八幡浜JCが製作した「八幡浜偉人伝」でも最初に取り上げられた郷土の偉人、英雄です。飛行の分野だけでなく、薬学の研究をはじめ、優れた絵画、歌も残され、とても博学であったことでも知られます。生前は、“幡山”という名前で、新しい詞(幡詞)や絵(幡画)を創作していて、詞のほうは大阪音楽学校校長の作曲で、唱歌にもなっています。この「幡詞」ですが、ネットで調べてみたところ、何故か福島県会津若松の古書店にありまして、早速購入してみました。

手のひらサイズのかなり古い本でして、初版は大正11年、定価は壱円八拾銭!とのことでした。
著作者は二宮忠八、発行所は京都府八幡町の「幡詞会」となっています。
巻頭言のような本の冒頭部には、地元の神社「八幡神社」の神主、清家多門丸清原貞成!との文字も見られます。
中身ですが、目次には、春光、夏蔭、文教、努力、堅忍、礼節、戒行、経済、家庭・・・とありまして、
テーマごとに「七言四句」の形式でびっしりと書かれてあります。
一目では読めない旧式の漢字も多いのですが、この際全て読んでみようかと思っています。
昨晩も少しずつ読んでみましたが、さすがは忠八翁!とても含蓄のある詞もたくさんありまして、面白いです。
「第一編」となっていますので、続編もあるものと思われます。また「七言四句」をつなげて、“聯句”の形としている唱もあるようです。
この関連で情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非私までご連絡をお願いいたします。

せっかく貴重な本を手に入れましたので、当ブログでもご紹介していきたいと思います。
というわけで、また新しいカテゴリーを作ってみました。「幡詞」です。
最近、一魚一会もネタ不足!?という声も聞かれますが、休漁期ゆえご勘弁いただき、郷土の偉人の幡詞にお付き合いくださいませ!

初回の今日は「礼節」からの詞です。

性 情

大人は義に 小人は利に 野生の人は 情に動けり

二宮幡山著 「幡詞」第一編より

投稿者 E.miyamoto : 2007年07月22日 23:59

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