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2007年07月19日
[Ⅵ 魚食・流通の話]水産物輸出促進セミナー
JETRO(日本貿易振興機構)が主催する「水産物輸出促進セミナー」に参加してきました。前半は、中国への水産物輸出の現状、後半は長崎県松浦から“小型サバ”の輸出に取り組む宮本啓史氏の事例発表を拝聴しました。宇和島市で行われましたが、八幡浜からの参加者も数名いらっしゃいました。
海幸丸が登場する“ハイビジョンふるさと発”!今日が初回の放送でしたが、私は夏祭りの企画委員会で、残念ながら見逃してしまいました。全国からのたくさんのご感想メール!?ありがとうございました。どうやら新たなスター!も誕生した模様です。ちなみに今後の放送予定は下記の通りです。
NHK番組:「ハイビジョンふるさと発」
?? 7月21日(土)6:00??6:49(NHK BS??hi)
?? 7月24日(火)10:00??10:49(NHK BS??hi)
?? 8月4日(土)10:05??10:57(NHK総合テレビ/一部地域を除く)
未曾有の経済成長で、急速に増加し続ける中国の富裕層!水産業界でも、中国向けの輸出需要がかなり拡大傾向にあるようです。今回の事例は、長崎県のまき網船で水揚げされる“小型サバ”の輸出でした。何でも西日本のまき網船が捕獲するサバの70%は300g以下の、いわゆる小型サバだそうで、この小さなサバは国内市場では格安の相場で叩かれる、という現状があったそうです。そこで中国への小型サバの輸出に目をつけた宮本さんは、行政や市場、仲買組合等を巻き込んで“輸出入促進協議会”を組織して輸出ビジネスの研究を進めました。当初は、輸送コストや通関手続き、衛星証明書等の課題が障壁となったようですが、今ではそれらの課題もクリアされ、軌道に乗っているとのことです。
この取り組みで産地市場における“小型サバ”のk単価も、1992年の20円から2006年には40円に回復、漁業の町の再生に一役買っているとのお話でした。宮本さんは、今では年間に15回ほど中国を往復して、中国ビジネスに大切な人間関係を築くとともに、食文化を通じて日中の交流を深めています。水産物の輸出ビジネスというと、つい大手商社に丸投げ!という印象がありますが、伝統漁業の活性化を目的に、地元を巻き込んで取り組んだところが注目される要因ではないでしょうか。
水産資源では負けるはずのない愛媛県!また、今後20年で約3割の人口減少が確実視される水産国日本!国内小型サバを輸出しながら、一方でノルウェーの大型サバを大量に輸入する我が国の消費と流通の怠慢?は大きな問題です。今後、国内での一定の食料自給率確保に取り組むのはもちろんですが、水産国として、新たな需要創出(確保?)のためには海外、特に中国に目を向けることも大切かと・・感じたセミナーでした。
投稿者 E.miyamoto : 2007年07月19日 23:52
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