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2007年06月19日

[Ⅱ 一日一魚]

糸縒り(イトヨリ)

雨が降ったり晴れたりと、おかしな天気の一日でした。今日はとある会合のため昼は松山往復、夕方は会社へ戻って夜はJCの理事会に参加しました。“梅雨”といいながら、まとまった雨がなかなか降らない今年の四国地方、特に松山の水不足は相当深刻で、5年ぶりに水不足対策本部等も設置されているようです。梅雨は梅雨らしく、思いっきり降ってくれればジメジメ感もなくて気持ちいいのですが・・

今日は梅雨のうっとうしさを吹き飛ばす!?鮮やかな魚をご紹介します。イトヨリです。
全身に帯びる鮮やかな黄色い筋模様と長い尾びれに特徴のある、とてもきれいな魚です。この尾びれを揺らめかせて泳ぐ様子が、まるで“糸を縒る”ように見えるため、“糸縒(イトヨリ)”と名づけられたそうです。
色合いが美しいため、地方によってはマダイと同じように祭事等でも利用されます。当地愛媛県でも、“めんかけ”(そーめんと白身の魚とを一緒にいただく料理)の具としても時々使われています。通常は200g??500gサイズが一般的ですが、大きなイトヨリになると全長50cm、1kを超える上物もあります。
日本での漁獲地域は主に西日本で、底曳漁や延縄漁で水揚げされています。「現代おさかな事典」によると、九州西部の海域では、以前(1960年代)は1000tを超える水揚げが記録されたそうですが、現在は100t前後にまで落ち込んでいるそうです。近年のグルメブームとあわせて、この減少傾向にある漁獲量もこの魚の希少価値が高まった要因かもしれません。
海幸丸の漁場では、高知沖や鹿児島沖で多く水揚げされ、やはりサイズの大きいものほど高値のつく高級魚の一つです。身は淡白な白身のため、どんな料理にもよく合う魚で、当店でも“季節の一夜干し”(下)でもとても人気の高い商品です。一般的な食べ方は塩焼きや椀種、酒蒸しなどですが、ブイヤベース等の洋風料理にも向く魚です。お魚屋さんの店頭で見かけた方は、是非いろんな料理で楽しんでみてください。

イトヨリ干.jpg


投稿者 E.miyamoto : 2007年06月19日 23:59

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