« 魔の季節到来!? | メイン | 西予市商工会青年部総代会 »

2007年05月16日

[Ⅳ 海幸丸日誌]

海幸丸曳きあがり

海幸丸は予定通り4:00の入港でした。昨日朝、網の巻き取り機械の一部が故障、結局万全の操業はできず、総数は原材料を中心に1200のみでした。“終わり良ければ・・”とはいかなかった模様です。本航海を最後に“曳きあがり”となるため、船は漁労長指揮のもと昼前まで漁具の後始末、事務所では5月半月の乗組員の給与計算でした。また今朝は、新居浜から取引先のご一行様が八幡浜に来られ、水揚げ鮮魚やセリもご案内させていただきました。同時に、7月放映予定のNHK番組の取材グループも乗組員への最終取材!と全てが重なる慌ただしい“曳きあがり”となりました。

昨年9月1日からスタートした今季のトロール漁ですが、八幡浜の中トロ漁始まって以来、1社(1統2隻)のみの寂しい出漁となりました。これを話すと皆さん驚かれますが、全盛期の昭和30年前後には、27統54隻ものトロール船が操業していた時代もありました。それが今や通年操業は当社の海幸丸のみ、以前ですと毎朝、何れかのトロール船が魚市場に入港していましたが、今では海幸丸の入船がなければトロールの入港はゼロ、(当たり前ですが・・)これまで、“豊富な魚種”が強みであった八幡浜魚市場にとってもトロール漁の低迷は大きな痛手と思われます。
海幸丸漁労長にとっても、一統のみの操業では広い漁場での漁獲情報が一切入手できないため、ヤリイカやアマギ、コウイカといった主要魚種の各ポイントに実際に投網するまで魚の出来具合(漁模様)が分からない、手探りの状態が続いたようです。幸い今季は9月、10月に15年ぶりにヤリイカの豊漁が続き、例年、“不漁”と“魚価安”に悩まされる秋(9月、10月)を無事に乗り切ることができました。ヤリイカが獲れなくなった年明けからはアマギ漁にうまくつながって、操業の面では、ほぼ順調に今季を終了することができました。
会社としては、原油高騰の影響で、A重油をはじめ関連の漁労資材費等も軒並みコスト増!となったために、めったにない?収益をそっくり吸収される形となりましたが・・!ただ漁が順調に行っただけでも、“海の神様”に感謝しなければ・・と思っています。何はともあれ今季も無事に終了、これもひとえに市場をはじめとした関係者の皆様方のご支援のお陰です。どうもありがとうございました。
これから3ヶ月は、漁模様の話題も一休み!というわけで、漁以外の仕事も紹介してみたいと思います。近日中に、漁師や漁業者の獲った魚の販売を一手に引き受ける“魚市場のセリ人”をご紹介いたします!どうぞお楽しみに!

投稿者 E.miyamoto : 2007年05月16日 23:56

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.uwakai.com/blog/admin/ichie_tb.cgi/348

コメント

コメントしてください




保存しますか?