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2007年03月28日

[Ⅵ 魚食・流通の話]

春は桜鯛!?

明日行われる“省エネルギー技術導入促進事業”の普及説明会に出席するため、10:45の便で上京しました。提出書類があるため午後からは都内で資料の準備、夕方は海の幸のPRをお手伝いいただいている企業様も1社訪問させていただきました。漁業の話題や鮮魚流通や消費の動向などなど、いろいろと貴重な情報交換もさせていただきました。どうもありがとうございました。操業中の海幸丸は予定通り明日の入港予定です。中3日の操業で総数は1500箱前後になる見込みです。

東京の桜も今週末あたりからが見ごろとなるようです。今日は桜にちなんだ話題を一つ。
今日もデパートの鮮魚売り場を数ヵ所見てきましたのですが、毎年この季節になると、マダイのコーナーに“今が旬!桜鯛”というPOPが踊ります。桜の咲く季節のマダイは旬で美味しい・・というのが謳い文句です。たしかに鯛は鮮やかな桜色ですし、お祝い事の多いこの季節にも一番ふさわしい魚です。しかしながら“味”はといえば、実はこの時季の天然鯛は寒い冬に比べて劣ります。旬!といわれればつい味を連想してしまいがちですが、味の良し悪しだけが旬か否かの判断基準でもないわけです。特にこの桜鯛の場合は・・。
一口に旬といっても“味の旬”と“漁獲の旬”がありまして、双方が必ずしも一致するわけでもないのです。鯵(アジ)や鯖(サバ)、鰆(サワラ)や細魚(サヨリ)といった青物は比較的旬が決まっていますが、トロール漁の中心となる白身の場合は、一概に旬を特定するのが難しいのが現状です。ただお刺身用の白身魚の場合は、平均して暑い夏よりも寒い季節、秋から冬にかけて身が締まって味も良くなります。くれぐれも販促用のPOPや広告に惑わされませぬよう、皆様の肥えた舌で“目利き”をよろしくお願いいたします!

投稿者 E.miyamoto : 2007年03月28日 23:27

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