2007年03月22日
[ⅳ 読書日記]落日燃ゆ

午後からは一件会合があって松山へ。ついでに先日ぶつけてしまった車の修理のため、ディーラーへも立ち寄りました。夕方には八幡浜に戻って、久しぶりにスポーツセンターで汗を流して帰宅しました。昨日出漁の海幸丸は高知沖漁場へ直行、次回は3月25日(日)の入港予定です。中3日の操業ですので、特にマダイやチダイやイトヨリなど、色の良い丸魚の豊漁に期待したいところです。
夕方、インターネットニュースで作家城山三郎さんの訃報を知りました。全ての作品を読むほどのファンというわけではないのですが、以前はよく読んでいました。学生時代から社会人にかけて、経営書やビジネス書の類を読み漁った時期があるのですが、そんな少々硬い本に飽きたときに城山さんの小説やエッセイを好んで読んだ記憶があります。最後に読んだのは、「指揮官たちの特攻」だったでしょうか。城山さんの小説は、実在する人物に焦点を当てているものが多く、読むたびにいつも勇気とパワーをもらった気がします。
中でも私にとって一番印象に残っている作品は、東京裁判で文官として唯一、絞首刑となった元外相広田弘毅の生涯を描いた「落日燃ゆ」です。こちらは”経済小説”ではありませんが、自信を持って真っ先にお薦めしたい不朽の名作!です。私などはあまりに感動したために、何度も読み返し「男子の本懐」と一緒に、保存用に復刻版の単行本も購入したほどです。久しぶりにじっくりと手にとってみようかと思っております。
ちなみにこちら↓が復刻版の装丁です。以上、読書の日記?ではありませんが、追悼の意をこめて書籍をご紹介させていただきました。

7人のA級戦犯のうち、唯一の文官であった元総理、外相広田弘毅。
戦争防止に努めながらも、東京裁判ではその努力は認められず、絞首刑を宣告された。
裁判を通じて一切の弁解をせず死を従容として受け入れた広田の生涯を、激動の昭和史と重ねながら抑制した筆致で克明にたどる。
次代にまで読み継いでいきたい吉川英治文学賞、毎日出版文化賞受賞の名作。
(以上新潮社紹介記事より)
投稿者 E.miyamoto : 2007年03月22日 23:43
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