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2007年01月11日

[ⅳ 読書日記]

検証・昭和史の焦点

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海幸丸は、今回漁場を変更して宮崎・鹿児島沖にて操業中です。次の入港は14日(日)ですので、久しぶりに“中3日”の操業になります。あっという間に1月も半ばです。初航海で出遅れてしまった分を取り戻すためにも、この航海が正念場です!

久しぶりに専門の?近現代史の本を読みました。保坂正康氏の「検証・昭和史」(文藝春秋)です。第一話から二十一話まで、昭和史の焦点ごとにコンパクトに書かれていますので、興味のあるテーマから読みたい方にはお薦めの本です。私の興味は、2・26事件の真相、三国同盟、真珠湾奇襲、「聖断」の情報源、大本営参謀のソ連との取引疑惑、軍人の回想録・・といったところでした。
随分前ですが、同じ著者保坂氏の「瀬島龍三・参謀の昭和史」という本を読んで以来、瀬島龍三氏についていろんな本で調べてみたことがあります。戦後は伊藤忠商事の重役や政府のご意見番のような方でしたが、大戦中は大本営の超高級参謀だけあって、著者保坂氏との戦後の対談記録(インタビュー)などは、非常に生々しかったのを記憶しています。この本にも少し登場しますが、台湾沖航空戦(捷一号作戦)での情報隠蔽や、戦後のソ連との停戦交渉等で瀬島氏が関わっていて、未だ公にしていないことがあるというのが保坂氏の主張です。このあたり、少しマニアっぽく?なりますのでもしご興味のある方は、保坂氏の著書や堀栄三氏「大本営参謀の情報戦記」、瀬島氏の回想録「幾山河」や「大東亜戦争の実相」などを読み比べてみてください。

近現代史について思うことを少し・・。最近、若い世代で「近現代史」がにわかブームになっているらしいのですが、良い傾向だと思います。先日、友人からいただいたメールもこのブログで紹介させていただきましたが、私たち若い世代の近現代史の知識不足については全く同感です。高校でも、近現代史については時間不足(履修不足か!?)で、知識が不十分になってしまうのでしょうか?私などは自分の興味の湧くこと以外は、詳しくありませんし、高校時代、あまり熱心に勉強しなかった口ですので、例え母校で履修不足があったとしても論外ですが・・。(今になって後悔&反省しております・・)
石原慎太郎さんは、歴史を古代から勉強するのではなく、現代から古い時代へ遡って学ぶ新しい歴史教育を提唱されています。自分の親や祖父、曽祖父の世代、時代背景から学習を進めることで、歴史をより身近に、親しみやすく捉えられるとの考えからです。たしかにこんな学校があっても良いのではないでしょうか。個人的にも、縄文時代と弥生時代の石器や尖頭器の形の違い?などよりは、欧米列強の時代背景下での日露戦争の意義や大東亜戦争に至った経緯、諸外国との関係などの知識のほうが、現代の全うな日本人として大切だと思うのですが、いかがなものでしょうか。古代史の研究家には叱られるでしょうが・・。皆様はどう思われますか?
以上、読書の話題からは随分それましたが、乱文をご容赦くださいませ。

投稿者 E.miyamoto : 2007年01月11日 23:28

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