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2006年10月31日
[Ⅳ 海幸丸日誌]漁業は文化
写真は昭和20年代のトロール船「第一天神丸」です。現社長の父が経営していた??天神水産(当社の前身)の所有船です。当時は現在のような鋼船ではなく、なんと木船、漁網も今のような自動巻上げ式ではなく手作業の時代でした。漁労技術発展の歴史は、まさに魚を基幹とするこの地域の特色ある文化であり、大切な資源です。“技術を継承すること”はすなわち“文化を守ること”です。多方面の知恵を結集して、この漁業の危機を乗り越えたいものです。海幸丸は明日1日早朝の入港予定です。乗組員は明後日まで休みとなります。
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2006年10月30日
[ⅰ 一語一会]時の流れを認めよ
午前中、大洲市のT小学校で授業を受け持ちました。といいましても本物の授業ではなく、課外授業のようなものです。松山市のNPO法人“ベンチャーアライアンス協会”が小学生を対象に企画している“ビジネス講座”です。大洲市の名産品である“お菓子”の商品企画から販売までを模擬体験してみようとの取り組みで、今回は5年生の授業に私が外部講師として招かれました。今日のテーマは“プレゼンテーション”でした。声は大きく、ハキハキと、伝えたいことの要点を絞って・・などと説明していますと、自分の話し方もじっくり観察されているようで?妙に緊張してしまいました。
午後からは、会社に戻って船員給与の計算や営業先の整理等々。海幸丸は明後日に入港して、再度ドックイン、燃費効率を高めるために2点目の船体改良を行います。乗組員はその間に“月末休み”の予定です。
時代の風というものは、かえられぬ事なり。段々と落ちさがり候は、世の末になりたる所なり。
一年の内、春計りにても夏計りにても同様にはなし。一日も同然なり。
されば今の世を、百年も以前の良き風になしたくても成らざることなり。
されば、その時代々々にて、よき様にするが肝要なり。
昔風を慕い候人に誤りあるは此処なり。合点これなき故なり。
又当世風計りと存じ候て、昔風を嫌い候人は、かへりまちもなくなるなりと。
山本常朝
時の流れというものは、かえることができない。次第に世の中が堕落してきたのも末世になったためであり、仕方のないことである。一年の間、春ばかりとか、夏ばかりとかいうことはありえない。一日の中においてもそうである。
従って今の世を、百年も昔のよい時代にしようと考えてもできることではない。だから、その時代時代に適応して、最もよいように努力する心がけが大切である。
昔風ばかりを慕う人の誤りはこの点が理解できないところにある。
そうかといって、当世の風ばかりをよいと思いこみ、昔風を嫌う人々は、思慮浅く、軽薄な心がけのものである。
<山本常朝・田代陣基『葉隠・聞書第二「教訓」』>(徳間書店)より
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2006年10月29日
[ⅲ 地域の話題]宇和海の夕日
海幸丸は本早朝入港。これまでの漁獲の中心は小さいサイズのヤリイカ(バラヤリ)でしたが、先航海からは若干大きめのヤリイカ(立ヤリ!)も少しずつ水揚げされているようです。10月も残すところ一航海です。私のほうは午前中に愛媛へ帰省、夕方前に八幡浜へ戻ってきました。出張明けということもあって、今週は何かと忙しくなりそうな感じです。週末にはトレイルランニングの大会もあるため、早速ですが夕方はジョギングに出かけました。上は宇和海に沈む夕日です。
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2006年10月28日
[Ⅲ 業務日誌]多摩川の蝙蝠
午前中に日本橋の営業先を一件訪問、昼は久しぶりに淳久堂書店でゆっくりと調べ物と本探し、少々まとめ買いをしてしまいました。夜は、お取引いただいている池尻大橋のイタリア料理店へ食事に行きました。とても気さくな名物シェフNさんもお元気そうでしたし、お店も満席のご様子でした!美味しい料理とワインをご馳走様でした。上は夕刻の多摩川。土曜ということもあってサッカーやミニコンサート、バーベキューなどなど、河川敷も賑わっていました。うっすらと写るのは蝙蝠(こうもり)!です。東京出張最終日でした。
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2006年10月27日
[ⅶ 映画&音楽]イルマーレ
海幸丸は本日早朝入港しました。水揚総数は800箱あまり。今回はヤリイカの数も少なかったためか、相場はまずまずだった様子です。私のほうは出張2日目。午前中、赤羽の水産物卸会社、午後からは青山の某レストランカフェ、続いて神田和泉町の料理店を訪問しました。全て新規の営業先です。海幸丸の天然魚を気に入ってお使いいただければ良いのですが・・末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。
夜は、久しぶりに映画(レイトショー)へ。宿の最寄りの映画館では上映が今日までということもあって「イルマーレ」を観てきました。同名の韓国映画のリメイク版で、主演はキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックです。さて内容は・・皆様観てのお楽しみです。ポールマッカートニーの歌声がとても懐かしかったです。
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2006年10月26日
[ⅳ 読書日記]象の消滅

午後から赤坂のレストラン、夕方は横浜の食材卸・企画会社を訪問しました。貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。お互いの会社とって、実りあるビジネスとなるよういろんな工夫をしたいものです。双方の方ともに言われていましたが、全般的に水産物の価格が上昇しているとのこと。私たち漁業者にとってはプラス要因ですが、規格品や輸入食材に頼ってきた飲食チェーンや加工メーカー等の仕入にはかなり影響もあるようです。真に価値あるものが全うな価格で流通されて、消費者に適切な対価を払っていただく・・口で言うのは簡単で当たり前の理屈なのですが、何が価値か、というのは流通の各段階や業種・業態でまちまちです。鮮魚流通の面白いところでもあり、難しいところでもあるのですが・・。
上は出張中のお供(友)で、ほぼ読み終えました。短編集なので細切れの移動時間の多い東京出張には良い本でした。 村上春樹「象の消滅/短編選集1980??1991」(新潮社)
1993年Knopf 社で編集、出版された短篇選集『The Elephant Vanishes』は英語圏で好評を博し、ロング・セラーとなっている。その日本語版がついに刊行! 英語版から著者みずから翻訳を試みた、新バージョンの「レーダーホーゼン」など初期短篇17作品。更にNew Yorkerデビュー当時を振り返る書下ろしエッセイも収録した話題作。ニューヨーカーに選ばれ、世界で読まれ、日本に再上陸した初期短篇の数々。アメリカデビュー当時を語るエッセイなど話題満載の短篇集。(以上、Amazon.com書評より)
私が面白いと感じたのは、
「ねじまき鳥と火曜日の女たち」
「4月のある晴れた朝に100%の女の子と出会うことについて」
「眠り」
「ファミリーアフェア」
「窓」
「踊る小人」
「午後の最後の芝生」
といったところです。以上、出張の途中経過と読書の記録でした。
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2006年10月25日
[ⅱ 八幡浜JC]テーマは歴史と文化
早朝5:00に海幸丸入港。水揚総数は1700箱余りでした。大半はヤリイカなのですが、今朝は若干ですが、豊後水道南沖で獲れたマダイや車エビ、アカムツといった高級魚も水揚げされていました。今日の市場は、休市明け、そして時化の影響もあってか、先航海とは一転、ヤリイカ、丸魚ともにまずまずの相場となりました。海幸丸は10:30に出漁、次回は明後日(金)の入港予定です。私は明日より3日間、出張の予定です。写真は車エビとマダイの競りの様子。
夜は昨晩の三役会に引き続き、八幡浜JCの青少年開発委員会に出席。目玉事業となる”いろは塾”もだんだんと骨格が出来上がってきました。青年会議所の年間事業計画は、前年の10月には、事業の概略決定や予算の積み上げ等を行っておく必要があるため、毎年この時期の各委員会の委員長、副委員長さんは必至です。
いろは塾のテーマは、八幡浜の”歴史と文化”!小学生3??6年生を対象に、地域社会、ひいては日本への帰属意識!を高めてもらう様々な事業を企画しています。今日の委員会はメンバー6名の出席でしたが、話し合いの中で前回案よりもかなりブラッシュアップ(バージョンアップ?)されたアイディアも多数出てきました。11月末の事業計画の審議に向けて、委員長さんはもうひとふんばりです。承認の暁には第一弾の打ち上げといきたいものです!
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2006年10月24日
[Ⅱ 一日一魚]アマギ
海幸丸は明日早朝の入港予定です。今航海は若干潮流が悪いとのことで、ヤリイカの“のり(水揚げ量)”が芳しくない模様です。本日の“一日一魚”はアマギ。八幡浜ではこの呼び名ですが、松山方面では“シズ”、頭の部分にイボのような斑点があるため、関東では“エボ(イボ)ダイ”と呼ばれる魚です。小型、中型を問わずトロール船で多く水揚げされる魚で、八幡浜では代表的な焼き魚の一つです。海幸丸では、宮崎沖や豊後水道南沖にかけて幅広く操業のポイントがあり、多いときは一航海で7??800箱ほど水揚げされることもあります。
昭和40年から50年代にかけての、ヤリイカ漁が盛んだった当時は、このアマギはほとんど水揚げされていなかったようです。昭和60年代から平成にかけて、八幡浜での水揚げ量が急速に増えた魚種です。ポイントに当たれば、一度に多く水揚げされる多獲型の魚で、冬場のシーズンが来れば単価も高いため、漁労長や船主としては、ついつい大漁に期待してしまうのがこのアマギです。その分獲れなかったときのリスクは高いのですが・・
とても食べやすい白身で、寒くなる時季には脂も乗って身も締まり、美味しくなります。一般的には、素焼き、塩焼きで食べますが、小さいサイズは南蛮漬けや酢の物にもされます。また、頭や骨もとても柔らかいため、酢の物にした残りをから揚げ(2度揚げ)にするととても美味しいです。ビールのおつまみはもちろん、お子様向けにもカルシウム満点の料理です。
もちろん一夜干しにしても美味しく、当店の“海幸丸の一夜干し”の中でもカマスと並ぶ人気商品です。
こちらはアマギの塩焼き!骨からも美味しい出汁がでるため、私は、食べた後に熱いお湯をかけて、吸い物にして食べています。
醤油とレモンを少したらして食べると結構美味しいです。是非お試しくださいませ!
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2006年10月23日
[Ⅲ 業務日誌]魚の数え方
海幸丸は豊後水道南沖、古満目沖で順調に操業中です。今日は1日、事務所で出張準備や書類の作成などをしておりました。今日お客様からブログ経由で面白いご質問をいただきました。「どうして魚は1匹、2匹なのにイカやカニは1杯、2杯と数えるのか?」というものです。皆さんはご存知でしたか?実は私もこれまで理由を知らずに何気なく使ってきたのですが、よい機会なのでちょっとインターネットで調べてみました。ちなみに写真は”1匹のワタリガニ”!
http://www.mosimo-pocket.com/report/0023
によれば、イカの胴体は逆さまにすると水を入れる器、お椀のような形をしているため、そう呼ぶようになったらしい?のです。
同じようにタコやカニも1杯、2杯と数えますが、たしかにタコも何となく器っぽいですし、頭には間違いなく水がたまりそうですね。
カニも甲羅があるため、水が、いや酒もたまります。カニの種類によっては“甲羅酒”などもありますし・・。
同じ甲殻類でも水のたまりそうにない車えびなどは1杯、2杯とは数えません。
このサイトを読みながら、実はもう一つ感心したことがあります。それは、“死んだイカやカニしか1杯、2杯とは数えない”というものです。
生きているイカは1匹、2匹なのです。たしかに水族館でみるイカを1杯、2杯とは数えないですし、釣り人にしても、「今日はアオリを3杯釣った!」とはいわないですね。やっぱり「3匹釣った!」です。
つまりこちらは“2杯のコウイカ”ではなくて“2匹のコウイカ”。
でもこちらの写真はどうみても“4匹のヤリイカ”ではなく“ヤリイカ4杯”です。
同じことは魚でもいえそうです。店頭に並んだ丸魚は普通1尾、2尾と数えますが、生きている魚や泳いでいる魚は、1尾、2尾とは数えません。
1尾といえば、感覚的に店頭に尾を揃えて並べられている丸魚をイメージしてしまいます。
日本語は面白いですね!得した気分になった1日でした。
コメントをいただきましたお客様、どうもありがとうございました!
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2006年10月22日
[ⅰ 一語一会]ヤリイカ2000箱!
引き続きヤリイカ漁が順調です。海幸丸は本早朝の入港予定でしたが、昨晩の漁獲量が予想以上に多かったため、夜中24:00にいったん八幡浜へ帰港。乗組員は荷揚げ開始の4:00過ぎまで、つかの間の休息をとりました。現在の海幸丸は16名体制ですが、昭和50年代のヤリイカ豊漁の時代には、一統二隻で20名から24名で操業していた時代もありました。船員の給与は完全歩合制、欠員手当の制度もあるため、仕事量に見合うだけの対価はあるわけですが、10数年ぶりのヤリイカ漁で若干疲労のたまっている船員も多い様子です。八幡浜魚市場での荷揚げは朝4:30から開始。今回の水揚総数はヤリイカ2000箱を含む2300箱でした。漁獲が多いのは”せいらしい”のですが、相場のほうは“イマイチ”・・!1箱あたりの単価では、先航海よりも約200円の下落でした。10月も残すところ3航海!11月になれば魚価も上がるはず!?です。もう“ひとふんばり”、頑張ってまいりましょう!次回入港は25日(水)の予定です。
自分でおこなった貴重な省察は、できるだけ早く書きとめておくべきである。これは、当然な心がけである。われわれは自分の体験でさえ時には忘れてしまうのであるから、まして自分が思索したことは、どれだけ忘れ去るか分からない。それに思想というものは、われわれの望みどおりの時にやってくるものではなく、気まぐれに去来するものなのである。
これに反して出来合いの形で外からうけとるもの、他人から学びとったものは、いつでもまた書物をさがして見つかるものであるから、書きとめないほうがよい。つまり、書き抜き帳は作らないほうがよい。何かを書きとめるということは、それを忘却にゆだねるということだからである。そして記憶力に対しては、甘やかして従順さを忘れさせることのないように、厳格な命令的な態度で臨むべきである。例えば、何かある事項とか詩句とか単語とかを思いだせないような時には、すぐ書物を検索してさがしたりせずに、何週間でも定期的に自分の記憶力に詰問して、それが責任を果たすまでやめないということが大切である。なぜなら、思いだすまでに長時間を要したものほど、あとになってそれだけ強く記憶にのこる。こうして苦労して自分の記憶の奥底から引きだしてきたものは、書物の助けをかりてよみがえらされたものよりも、次の機会にはずっと楽に利用できるようになるものである。

「知性について」ショーペンハウエル著/細谷貞雄訳(岩波書店)より
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2006年10月21日
[Ⅴ 直送レストラン]花吹雪

海幸丸は順調に古満目沖、豊後水道南沖にて操業中。明日早朝の入港予定です!
今日ご紹介するのは、静岡県伊東市にある城ヶ崎温泉“花吹雪”さま。7つの湯殿、4つの宿泊棟、3つの料理茶屋のある豪華な保養施設です。海あり、山ありの風光明媚な自然の中で、四季折々の風景を眺めながらの散策や季節の料理が存分に楽しめます。料理の素材は社長自らが厳選、当社の“海幸丸一夜干し”もお使いいただいております。首都圏からのアクセスもよく、都会生活の疲れを癒したい方にはまさにうってつけの施設ではないでしょうか。施設やサービスの詳細は下記アドレスからどうぞ!
伊豆高原城ヶ崎温泉 花吹雪 さま
〒413-0232 静岡県伊東市八幡野磯道1041
TEL 0557‐54‐1550
FAX 0557‐54‐1227
http://www.hanafubuki.co.jp/

森に佇む3つの料理茶屋。
海の幸、山の幸を独占できる恵まれた自然の中にある料理茶屋。
桜おこわや金目鯛の桜葉締めのお刺身など伊豆ならではの食をお楽しみください。
(”花吹雪”さまサイトより)
こちらは”ひもの定食”!(2,100円)
伊豆沖や宇和海豊後水道をはじめ、全国のこだわり素材を季節ごとに提供しています。
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2006年10月20日
[ⅰ 一語一会]遠交近攻

今日は、中小企業支援センターの勤務日で大洲商工会議所へ。午後から御荘方面の相談先を訪問しました。19:00からは八幡浜青年会議所の次年度委員会の打合せに出席。委員長、副委員長とともに3名で、来年度に予定される青少年育成事業「いろは塾」について話し合いました。委員長の綿密な計画のおかげで、今のところ年間事業計画も順調に完成に向かっています。スムーズな進行、ありがとうございました。打合せは21:00すぎには終了、明日土曜は仕事が休みのため、その後街中へ向けて5km程度のジョギングに出かけました。
遠交近攻、という言葉は政策の提唱として発生した。遠い国と親しくして近い国つまり隣国を攻める画策である。しかしこの鮮明な表現は人間社会の構図を言い当てた洞察として理解できよう。近いものに対してほどいがみ合い、遠いものには仄かな期待を寄せるのが人情の常である。人間が最も悩まされるのは密接な関係にある近辺の誰彼との軋轢であって大抵の人が神経を磨り減らす。何か突発の事件であるなら、それを解決すれば一件落着となるが、近隣との間に生じる齟齬は次から次へと起こるので終結の時期がない。寧ろ深まる一方である。
??中略??
近世紀三百年、三百諸候の治める各藩は、お国自慢の変奏曲として、飽くことなく隣藩を罵り続けたのである。自分にとって近いものほど鼻持ちならぬと鬱屈する感情を抱くのは、実は自己愛の反映であろう。誰もがお互い自分に執着する度合いを少し減らせば、近攻の熱気が幾分かは静まるかもしれない。
谷沢 永一
「人間通」谷沢永一(新潮選書/1995)より
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2006年10月19日
[ⅲ 地域の話題]八幡神社御練り

海幸丸は朝4:00に入港。水揚総数はヤリイカを中心に1200箱でしたが、連日の凪(なぎ)で全国的に入荷量が多いようで相場は今ひとつでした。荷揚げ終了後、海幸丸はすぐに出漁、今回は古満目沖、豊後水道南沖での操業となります。次回入港は22日(日)の予定です。
地方祭は2日目!八幡浜の八幡神社の御練り(神輿かつぎ)に参加しました。三体の神輿を神社本殿からおろして、市内中を練り歩く行事で、軽トラック10台、総勢100名ほど?の大行列でした。私も前日にひきつづき青年会議所からの参加でした。一生懸命?かつぎました。どうぞご利益がありますように。写真は八幡神社の本殿です。
八幡浜の八幡神社の創始は、矢野郷33村の総鎮守として八幡大神を奉斎した養老元年(717年)にまで遡ります。
また、八幡浜という地名の由来は、「八幡大神の鎮座する海浜の集落」!なのだそうです。まさに歴史ある八幡浜の氏神様です。
八幡神社からかついできた三体の神輿を奉納した際に行われた“稚児の舞”の様子。
長い時間をかけて市内をぐるぐると回ってきたため、疲れ果てて眠ってしまった稚児も・・(右下)
ちなみに私たちがかついだのは写真中央の神輿です!皆様、お疲れさまでした。
上は自宅前での片山町唐獅子保存会による獅子舞。ありがとうございました。
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2006年10月18日
[ⅲ 地域の話題]秋の地方祭
今日と明日の2日間は八幡浜の地方祭です。初日の今日は、”てやてや踊り”!私も青年会議所から参加しました。毎年涼しい時季に踊るのですが、今年の衣装は”さらし”!ふんどしではなくて良かったですね。皆様のひきしまった美しい肉体!?をここにお見せできないのがとても残念です。青年会議所チームの成績ですが、例年通り?の”ハッスル賞”を受賞しました。皆様、大変お疲れ様でした!
写真は地域に古くから伝わる”唐獅子”(共演会)の様子です。祭りのときは仕事も休み!といきたいところですが、そんなわけにもいきません。トロール漁は24時間フル稼働!海幸丸は明日早朝4:00に入港します。
踊りのあとはお決まりの”打ち上げ”!写真は居酒屋に飛び入り参加(乱入!?)した”五つ鹿”です!
明日は総鎮守”八幡神社”の神輿!今年はこちらのほうも参加予定です!引き続きハッスルしてまいります!
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2006年10月17日
[Ⅱ 一日一魚]ニギス

高知沖でよく水揚げされる“ニギス”(オキギス)です。天ぷらの材料となる“キス”に似ているため、ニギス(似ギス)といいます。高知の土産物屋さんでは、このニギスやメヒカリといった小魚の干物がよく並んでいます。ここ八幡浜では、高知ほどメジャーな魚ではないのですが、海幸丸でも水揚げされるため当店では”ニギスの一夜干し”(写真)を製造しています。白身の淡白な味で、身離れもよく食べやすい魚です。特に一夜干しなどは、酒好きにはたまらない逸品ですね!
こちらはニギスの“南蛮漬け”。酢漬けですから日持ちもいいため、我が家ではまとめて作って(もらって?)います。とりあえず!の一品料理や“お通し”などにいかがでしょうか。ニギスは小さいので(1尾15cmくらい)私なんか4,5匹くらいはすぐにでも食べてしまいます。
こちらは一夜干しにしたニギス!酒のつまみですね。もちろん商品はトロール市でピチットシート加工しておりますが、“我が家で食べるニギス”はもっぱら会社の屋上での“自然乾燥”です。ときどき鳥に食い散らかされるのですが、風がひんやり吹く季節の丸干しは、程よく水分がとんでとても美味しく仕上がります。
こちらは、“海幸丸乗組員が食べるニギス”!これぞ正真正銘の”船上乾燥一夜干し”です。
魚槽の上でワイルドに乾燥(放置?)されています。
また大量に水揚げされたときに、一夜干しを作りますのでレポートいたします!お楽しみに!
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2006年10月16日
[Ⅳ 海幸丸日誌]海幸丸第2次走行試験
海幸丸は朝4:00に入港しました。今回は”中2日”の航海で水揚げ総数は約2000箱。前半の1日は10月から解禁となった”古満目沖”漁場、後半1日は”豊後水道南沖”での操業でした。例によって漁獲物の大半はヤリイカですが、先日ご紹介した高級魚”アカムツ”の大型サイズも少々水揚げされていました。
今日は月の中日で、本来であれば乗組員は”中休み”をとってつかの間の休息なのですが、第15海幸丸は、午前中に予定されていた2回目の”走行試験”を実施。造船所からは調査担当者3名、海幸丸からは漁労長はじめ5名が乗船しました。
今回の実験は、バウキャップを装着後初めての実験です。漁期解禁前に行った1次試験のデータとの比較を行い、燃費効率の改善効果を測定します。今後は11月にプロペラ付近に2点目の改良を加え、2度ほど走行試験を実施する予定です。今漁期、漁労長、機関長は細かな測定作業等が続きますが、この原油高騰のご時世での会社の前向きな取り組みだけに、しばらくは我慢してもらうほかありません。引き続き協力をお願いいたします!
写真は、八幡浜沖の無人島”佐島”。今は個人の所有物のようですが、八幡浜の町おこしや産業活性化のために活用しようという意見もあります。これこそ、アイディアを公募にしてみるのも面白いかもしれません。
こちらは”魚霊塔”。今年のヤリイカ豊漁が続きますように・・
1年よろしくお願いいたします!
投稿者 E.miyamoto : 20:48 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月15日
[ⅰ 一語一会]名誉は汚すな

名は求む可からずといえども、また棄つ可らず。名を棄つれば、ここに実を棄つ。
故に非類に交りて以て名を壊る可らず。非分を犯して以て名を損す可らず。
権豪に近づきて以て名を貶す可からず。貨財に穢されて以て名を汚す可らず。
佐藤一斎
名誉は強いて求めるべきものではないが、いま持っている名誉を棄てるべきものでもない。
もし名誉を棄てることになれば、それは実を棄てることになるのである。
それで善くない人と交際して自分の名誉を台無しにしてはいけない。
身分不相応なことをして名誉を損じてはいけない。
権力があってすぐれた人に近よって、名誉を落としてはいけない。
金銭や財物のために節操を汚されて、名誉を傷つけることがあってはいけない。
<佐藤一斎「言志後録・二百二十」久須本文雄訳>(講談社)より
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2006年10月14日
[Ⅴ 直送レストラン]魚魚市場(とといちば)

大阪堺浜の超本格派回転鮨店“魚魚市場(とといちば)”!全国の漁港から直送される厳選旬鮮魚、そして技術に自信のある職人の腕と心意気が自慢です。本年より海幸丸の網元鮮魚も品揃えいただいております。特にアカムツやカサゴ、ヤガラ、クエといった希少価値のある鮮魚がとても好評です。10月10日は“魚魚(とと)の日”!毎年10月8日、9日、10日の3日間は“魚魚の日”に合わせてイベントを開催中です!今年は海幸丸直送の天然魚、奄美直送の本マグロ解体ショーを目玉に盛大に行われました。
漁師直送の厳選素材で握られる本格鮨をお手頃価格で食べられるお店!美味しいお鮨をおなかいっぱい食べたいですね。これからも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。
魚魚市場(とといちば) さま
〒590??0901 大阪府堺市堺区築港八幡町1??1堺浜えんため館1F
営業時間 11:00??23:00(年中無休)
お問い合わせ 072??238??1010(とと)
上は10月10日のイベント開催時のマグロ解体ショーの模様!マグロに負けず海幸丸の直送鮮魚も好評でした!

(以下は”えんため館”サイトのお店紹介より)
思いっきり価格の一皿94円からスタート!! 当店では、品揃え豊富で良心価格の回転寿司と活きイカ・漁師直送の天然旬魚のお造り等の“超本格派回転寿司店”です。関西ではめずらしい“活きイカ”にも挑戦!! 究極の透明感・甘み・歯応えを、握り寿司・姿造り等でお楽しみ頂けます。 ※天候により入荷が無い場合はご容赦下さいませ。漁師直送コーナーでは、北海道(根室)・長崎県(国境の島、対馬)の漁師さんと直接契約を致しました!! “魚魚市場”の活気ある寿司職人が回転寿司の常識を覆します!! お気軽にご来店下さいませ。
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2006年10月13日
[ⅰ 一語一会]澄んだ水に魚はいない
早朝4:00に海幸丸が入港しました。”凪(なぎ)続き”で比較的近海モノも多いせいか、ヤリイカ、丸魚ともに相場は”今ひとつ”でした。この時期にしては若干相場が良かったのが、地元の名産品”かまぼこ”の原材料である”水エソ”でした。10月後半も今のペースで操業できれば良いのですが・・海幸丸は荷揚げ後すぐに出漁!次回入港は16日(月)の予定です。第15海幸丸は、16日午前に”走行試験”を実施いたします。
地の穢れたる者は多く物を生じ、水の清める者は常に魚なし。
故に君子は当に垢を含み汚を納るるの量を存すべく、潔を好み独り行うの操を持すすべからず。
洪自誠
塵埃などのあるきたない土地は、地味が肥えているので、作物がよく生育するが、水が余りに清く澄みきっていると、魚は棲息しないものである。君子もこの理を心得て、余り潔白すぎずに、清濁合わせ受け入れるだけのおおらかな度量がなければならない。余り潔白好きで、独り世俗に超然としてしているような節操を持つべきではない。小さな節操ではとても大事を成すことはできない。
度量が狭小で独善に流れることを戒めている。
<洪自誠「菜根譚・前集七十七」久須本文雄訳>(講談社)より
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2006年10月12日
[Ⅳ 海幸丸日誌]バルバスバウ

終日事務所で書類作りや出張の準備等をしておりました。夜は19:00より、八幡浜JCの青少年開発委員会へ出席。毎年この時期に次年度事業計画の骨子が固まるため、大切な協議事項が多く、みっちり23:00まで行われました。委員長はじめ、皆様大変お疲れ様でした。海幸丸は明日早朝の入港予定です。
今期、海幸丸では燃油高騰に対応するために地元の造船所のご協力のもと、船体の一部改造を行っています。国(水産庁)の“省エネルギー技術導入促進事業”にも採択されている計画です。大きくは2箇所の改造を施すのですが、写真はそのうちの一つとなる“バルバスバウ”(バウキャップ)。船首形状を大きくすることで航海時の造波を減少させ、推進抵抗の減少を図り、燃費効率を高める目的で取り付けたものです。漁期解禁後一月が経ち、操業海域や燃油使用量から削減効果を測定しているのですが、現在のところ順調にコスト減につながっている様子です。削減効果の詳細については、10月16日(月)に3時間程度の走行試験を実施して、より詳しい効果の測定・検証を行う予定です。
また今月末には、負荷のかかった操業時(曳網時)の燃費効率を高めるための2点目の改良を加えるために、再度ドックインの予定となっています。今回の改良は、内航船(主にタンカー)等では実績はあるものの、漁船では全国的にも事例がないだけに、その削減効果におおいに期待したいところです。また詳細はご報告させていただきます!
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2006年10月11日
[ⅳ 読書日記]風の歌を聴け

5:00に海幸丸が入港。水揚総数は約1400箱でした。今漁期で初めての古満目沖漁場での操業、深浦港からの漁獲物の転載でした。通常、海幸丸は一回の操業を終えると八幡浜港まで戻ってきますが、今回のように続けて同じ漁場で操業する場合は、時間とコストを削減できるため、漁場から近い指定陸揚港(今回は深浦港)で水揚げして、漁獲物をトラックで八幡浜まで陸送します。現在、海幸丸に許可されている陸揚港は、愛媛県八幡浜港、宇和島港、深浦港、鹿児島県山川港の4港です。昭和40年??50年代のヤリイカが豊漁だった時代は、深浦港と八幡浜を行き来するトラック便も繁盛?していたそうです。
海幸丸は明日には豊後水道南沖に漁場を変更して操業します。次回入港は明後日(金)の予定です。
また昨晩読み終えた本の記録です。ご興味のある方はどうぞ!
「風の歌を聴け」村上春樹(講談社/1979)
一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。
(「BOOK」データベースより)
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2006年10月10日
[ⅳ 読書日記]スプートニクの恋人

今日の四国地方は、昨日に引き続き晴れの一日。朝晩と日中の気温差が高く、私などは着るものにも迷ってしまう季節です。午前中は松山で会合の予定でしたが、朝から船の入港準備やトラブル他もろもろで、結局松山へは行けずじまいでした。昼は八幡浜JCの児童合唱団でお世話になっている作曲家Kさんたちと食事。わずかですがトロール市の店頭で、アジ、ヤリイカ、ウチワエビのお刺身を召し上がっていただきました。
さて昨日から古満目沖で操業中の海幸丸ですが、豊後水道に比べてヤリイカの漁模様は“今ひとつ”といった様子です。今晩20:00に、指定陸揚げ港である深浦港(愛南漁協所属)に入港して水揚げを行い、漁獲物は明日早朝に八幡浜魚市場へ“陸送”、競りにかける予定です。
22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し片端から空に巻き上げ理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。
そして勢いをひとつまみもゆるめることなく大洋を吹きわたり、アンコールワットを無慈悲に崩し、インドの森を気の毒な一群の虎ごと熱で焼きつくし、ペルシャの砂漠の砂嵐となってどこかのエキゾチックな城塞都市をまるごとひとつ砂に埋もれさせてしまった。みごとに記念碑的な恋だった。 恋に落ちた相手はすみれよリ17歳年上で、結婚していた。更につけ加えるなら、女性だった。それがすべてのものごとが始まった場所であり、(ほとんど)すべてのものごとが終わった場所だった。
(「スプートニクの恋人」村上春樹より)
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昨日読み終えた小説です。物語の構成自体は単純なのですが、小説を通じていわんとするところはかなり難解で複雑、というか理解できませんでした。“とても奇妙な、ミステリアスなこの世のものとは思えないラブストーリー(講談社紹介)”ということだけは理解できましたが・・。村上さんの小説の特徴でしょうが、比喩的な描写が他の作品にもまして飛躍しすぎている感じがして、この手のものを読みなれない自分には、ちょっと理解しづらい部分がありました。初期の作品とはやっぱりイメージが違います。というわけで下はAmazon.comの書籍紹介からの引用です。ご興味のある方はどうぞ!
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『Norwegian Wood』(原題『ノルウェイの森』)に見られる村上作品初期のストレートな魅力と、『The Wind-Up Bird Chronicle』(原題『ねじまき鳥クロニクル』)の複雑なミステリーとが絡み合うこの新作は、著者の7番目の英訳作品であり、村上春樹を堪能するには最高の代表作と言えよう。
筋は、単純だがいささか厄介だ。ひとりの大学生が恋をする―― その後何が起ころうとも一度限りと決めた恋だった―― その相手はクラスメートで、ジャック・ケルアックに心酔し、作家もどきのだらしない生活を送るばかりで、個人の責任という意識はひとかけらもない女子学生。あるとき、彼女はかなり年上の、すばらしく洗練されたビジネスウーマンに出会う。このワームホールをつきぬけた彼女は、村上の描くシュールでありながらも人間性の感じられる世界の登場人物として読者を引きつけ、今は教師となった、この恋をあきらめきれない青年を巻き込んでいく。
彼女は、日本の町からヨーロッパへ、さらにギリシャの孤島へと移動して、やがて失踪する。わずかに残された痕跡は、彼女の運命の輪郭を暗示する、コンピュータに残された奇怪なできごとの記録と、自作の小説に書かれたいくつかの挿話だけであった。青年教師は、呼びだされて彼女の捜索に加わるのだが、彼自身も不気味で強烈な幻覚を体験して、すぐに帰国する―― そして、はるかな深宇宙と、軌道を描きつづけるスプートニクのかなたから、ようやく、愛した女を心の底から理解するのである。
ラブ・ストーリーであり、失踪小説であり、探偵小説でもあり―― すべてが哲学的ミステリーに包まれた―― 突き詰めれば、人間の欲望を深く内省した作品である。
(Amazon.com書籍紹介より)
投稿者 E.miyamoto : 16:08 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月09日
[Ⅳ 海幸丸日誌]古満目沖へ出漁!
海幸丸は本早朝4:00に入港。今日の水揚げ総数は1100箱あまり。大半は例によってヤリイカでしたが、今回は八幡浜の名産品“蒲鉾(かまぼこ)”の原材料である“水エソ”も100箱程度水揚げされていました。10月も半ばを迎え、朝晩はかなり“ひんやり”としていますが、毎年この時季に相場が若干上向きます。今年一番の冷え込みだった今朝はヤリイカ、水エソともに解禁以来一番の高値がつき、全体的な相場もまずまずでした。海幸丸は荷揚げ終了後7:00には出漁、豊後水道南沖ではヤリイカの“乗り”(漁獲量)が先航海に比べて若干減ったため、次は10月1日に解禁を迎えた“古満目沖”漁場で操業予定です。上は漁場を目指す海幸丸。
昼は伊方町大成へサザエの買い付け、天気が良かったため写真を撮りながらドライブ。
こちらは佐田岬半島の左手側(宇和海側)です。
上はいつも行く大成の風景。こちらは半島の右手(瀬戸内海側)に見えます。
夕方のいつものジョギングコース(八幡浜向灘)から見た宇和海。
夕日を浴びた”うろこ雲”がとても奇麗でした。
投稿者 E.miyamoto : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月08日
[ⅲ 地域の話題]”みなとオアシス”一周年!
本日8日(日曜)は”八幡浜海鮮朝市”と”八日市”が重なる日。特に今回は”みなとオアシス”というボランティアのワーキンググループの一周年イベントもあって、海鮮朝市は大勢の人で賑わっていました。でも肝心の八幡浜の鮮魚はというとかなりの品不足!といいますのも、明日9日(月)は祝日(体育の日)で、中央市場が”休市”となるため、出荷市場である八幡浜ではまとまった魚の入荷はないのです。そんな事情で海幸丸も今日は入港できず、明日の入港を予定しております。魚が少なかったためか、当店で先月から始めた”海鮮朝市の魚切りますサービス”も今回は数名の方が来店されたのみ・・。少々拍子抜けした感じでしたが、こちらは徐々に浸透していければと思っています。
午後からは会社で書類作成、夕方は久しぶりに図書館へ、運動をかねてジョギングでまいりました!上は、夕刻、権現山の中腹から見た宇和海!海幸丸は明日未明の入港予定です。
投稿者 E.miyamoto : 23:52 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月07日
[ⅴ スポーツ]八幡浜聖母幼稚園運動会
今日は子供の通っている”聖母幼稚園”の運動会でした。近くの公園で行いましたが、心配された雨も降らず、涼しくてとても気持ちの良い”運動会日和”でした。年長と年少で参加する息子たちの一挙手一投足に一家で注目、面白おかしく観戦しておりました。私も”借り物競争”や”騎馬戦”に出場!我ながらまずまずの活躍ぶりでした。企画や準備にあたられた父母の会役員の皆様、大成功の運動会、誠にお疲れ様でした!
写真は年中さんたちの太鼓踊り!海幸丸の大漁旗も大活躍?でした。
投稿者 E.miyamoto : 23:41 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月06日
[ⅰ 一語一会]自然の風情を楽しむ
午前5:30に海幸丸が入港。台風の影響で全国的に魚の流通量が少ないためか、今日の八幡浜の相場は”まずまず”でした。海幸丸は午前11:00に出航。次回入港は9日(月)を予定しています。私のほうは、昼前から大洲の商工会議所、御荘のお取引先を訪ねて、夜は八幡浜で商店街の会合へ出席。終了後はまた近くの焼き鳥屋さんで”反省会”でした。明日はいよいよ幼稚園の”運動会”です!
風花の瀟洒、雲月の空清、ただ静者のみこれが主となる。
水木の栄枯、竹石の消長、独り間者のみその権を操る。
洪自誠
吹く風や咲く花のさっぱりとした心地よい趣や、降る雪や明月のすっきりとした清らかな趣は、ただ静寂を好む達道の人だけが、心行くまで眺め楽しむことができる。
水や草木が季節によって栄えたり衰えたりする自然の趣や、竹や石の四季にわたって変化する趣は、ただ閑静を好む人だけが、十分に鑑賞することができる。
<洪自誠「菜根譚・後集百」久須本文雄訳>(講談社)より
投稿者 E.miyamoto : 23:17 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月05日
[Ⅱ 一日一魚]アカムツ
以前にもご紹介しましたが、あまりに美味しいので改めてご紹介いたします。幻の高級魚、”アカムツ”です。口の中が黒いため、関東以北では”ノドグロ”とも呼ばれる魚で、主に日本海側で水揚げされています。漁獲量では長崎や下関が多いのですが、こちら豊後水道では日本海側に比べてサイズの大きいアカムツが水揚げされています。最近では、デパートの差別化商品として、”アカムツの一夜干し”の売れ行きが好調なようで、需要が急速に伸びている高級魚の一つです。
高級魚だけに漁獲量は少なく、海幸丸でも多いときで一航海20箱前後の水揚げ量です。サイズが大きく型も揃えば、浜値でも1箱2万円を超えることもあります。一般には主に煮魚が美味しい魚としてのイメージがあるのですが、一番美味しいのは間違いなく”刺身”です。脂の乗った身質はまさに”白身の大トロ”!何度食べても飽きのこない、また魚によって”あたりはずれ”のない魚種です。もちろんお刺身以外でも、塩焼き、吸い物、煮付けとどんな料理でもお楽しみいただけます。
実は私の撮ったこのアカムツ(刺身)の写真ですが、あるテレビ局から依頼され、ボビー・オロゴンの出演する旅番組で紹介されたこともある貴重な一枚です。アカムツの味を知っている方なら、見ているだけでお酒が欲しくなる一枚ですね!
上はアカムツの煮付けの調理例。こちらもとても上品な味で絶品です!
アカムツを是非食べてみたいという方!日時指定のお届けはお約束いたしかねますが、ご予約にてお送りすることは可能です。
お気軽に当社までお問い合わせくださいませ!
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2006年10月04日
[Ⅳ 海幸丸日誌]またまたバラヤリ!
早朝4:00に海幸丸入港。7:00には荷揚げと資材等の積み込みを終えて出漁しました。今回の水揚げ総数は約1500箱あまり。その大半はまたまた”バラヤリ”です。操業時間や潮流、水温等で漁獲量やサイズは変わるようですが、今のところ安定した水揚げ量となっています。ただし、同じ魚種が続いているせいか、市場での相場は今ひとつ。魚を売って商売する側の立場では、いろんな魚種を取り扱えるほうが良いのですが、漁船の”操業効率”の点からは、魚種は全くといっていいほど関係ありません。当社はどちらの立場でもあるわけですが・・。
トロール漁業の特徴は、”豊富な水揚げ魚種”ですが、今漁期ばかりは、海幸丸はほとんど”ヤリイカ船!”になっている状態です。今週末は8日、9日と消費地の中央市場が”休市”のため、明後日(6日金曜)には再度入港の予定です。
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2006年10月03日
[ⅰ 一語一会]節を全うする
今日は丸一日、社内業務。久しぶりに数字と格闘しておりました。夕方、スポーツセンターへ寄って19:00からは八幡浜JCの例会へ。終了後は仕事の用件もあり、先輩と2人で食事に行きました。ついついいろんな話題で盛り上がってピッチよく飲んでいましたが、明日は早朝に海幸丸が入港するため、10:30には切り上げて帰宅しました。海幸丸は9月に引き続き、豊後水道沖でヤリイカ中心の操業を行っています。明日早朝の入港予定です。上は帰り際に自宅から眺めたお月様です。
恬静淵黙(てんせいえんもく)、身を潔くし節を全うする者あり、
生を偸みて苟活(こうかつ)し時と俘仰(ふぎょう)する者あり。
是れ皆真偽の明らかにし難く、疑似の弁え(わきまえ)得がたき者なり。
安政2年12月「居易堂集を読む」吉田松陰
日頃よりおっとりとして、口数は少ないが、自分の身を潔白に保ち、信念、みさおを守り続ける人がいる。
無為に人生を送り、一時的な安楽を貪り、時代の風潮に調子を合わせて生きる人がいる。これは、全て何が正しくて、何がまちがっているかを明らかにすることができない人、ホンモノと似ていてまぎらわしいニセモノを見抜くことができない人である。
「吉田松陰名語録」川口雅昭(致知出版社)より
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2006年10月02日
[Ⅴ 直送レストラン]八幡浜はなれ
大阪は北新地の郷土料理店“八幡浜はなれ”。海幸丸網元直送の豊富な海の幸がカウンターにずらりと並ぶお店です。それもそのはず、店主の河野さん(もちろん八幡浜出身!)は、自ら海幸丸に乗り込んで漁に出るほどの大の魚通!気合が違います!店名にも八幡浜を冠するだけに、数々の郷土料理や八幡浜ならではの創作料理がお店の自慢です!
お届けする鮮魚は、アカムツ、ヤガラ、ウチワエビ、オニカサゴなど、海幸丸の漁獲魚種の中でも希少価値の高い、通好みの逸品ばかり。もちろん“鯛めし”や“フカ湯ざらし”、“さつま汁”など懐かしい郷土料理も豊富にご用意しています。大阪の中心街で“八幡浜”がまるごと味わえる名店!是非一度足を運んでみてください!
八幡浜はなれ さま
〒530-0005 大阪市北区曽根崎新地1丁目3番3号好陽ビルB1F
アクセス方法 JR北新地11??41出口西へ徒歩5分 堂島アバンザ北側
TEL&FAX 06-6345-7017
営業時間 17:30??24:00
定休日 日曜・祝日
URL http://hanare.net

カウンターに並ぶ海幸丸直送の豊富な海の幸!
いろいろな料理でお楽しみいただけます。

ゆっくりとお料理とお酒が楽しめるくつろぎの空間を演出します。
愛媛県の地酒を中心に、全国の名酒、焼酎も豊富です。
八幡浜の郷土料理、創作料理の数々を是非お試しくださいませ!
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2006年10月01日
[Ⅳ 海幸丸日誌]海幸丸一時帰港
今日から10月、気合を入れなおして・・と思っていたのですが、海幸丸は2号船(第16海幸丸)の故障で、あえなく八幡浜へ帰港しました。入港したのが午後4時30分、休日でしたが地元造船所に修理を依頼して、結局深夜1時30分に応急処置が完了、午前2時前に八幡浜を出航しました。本来であれば、火曜の入船を予定していたのですが、今回は予定を変更、漁獲物約600箱は、月曜早朝の競りにかけることとなりました。写真は、網上げの際に獲れた魚に集まる”かもめ”の大群です。