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2006年09月30日
[ⅳ 読書日記]東京奇譚集

午前10時、月末の休みを終えた海幸丸は漁場へ向けて出航いたしました。トロール漁解禁から1ヶ月ですが、9月はヤリイカ豊漁のおかげで何とか目標数値をクリアできました。ただ、まだまだ今漁期は始まったばかり。油断大敵です。今日は土曜で休みのため、海幸丸を見送ったあとは、家族で公園と買い物へ、午後からは日課の運動や読書などをしておりました。来週から、ちょっと目先を変えた新しい種類の業務に着手しようかなと・・考えています。上は今日読み終えた短編集、「東京奇譚集」(村上春樹)です。
奇譚(きたん)とは、不思議な、あやしい、ありそうにない話――。しかしどこか、あなたの近くで起こっているかもしれない物語――。 ふとした偶然に人生を導かれるピアノ調律師、息子を海で失った女、失踪人を探索するボランティアの男、「一生で出会う三人の女」の一人と出会った男……。「新潮」連載時から話題を呼んだ四作品に、奇想天外な書下ろし作品「品川猿」を加えた、東京で静かに暮らす人々に秘められた五つの物語。
(全国書店ネットワーク紹介文より)
いつものことながら、一読してすぐに引き込まれてしまう村上春樹氏の小説。やっぱり面白いですね。本書は2005年9月初版の最新短編集です。個人的には、「偶然の旅人」と「品川猿」が良かったです。近年の作品から中心に読んでいたのですが、デビュー当時の作品にも興味が湧いてきました。
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2006年09月29日
[ⅰ 一語一会]愚直・無遠慮であれ

早朝4:30に海幸丸が入港。今日で9月の操業が終了して、乗組員は明日まで月末の休みに入ります。明日は午前10:00に出航する予定です。私のほうは、午後から委嘱を受けている「OB人材マッチング事業」のコーディネータ会議(松山商工会議所)に出席。夜は八幡浜へ戻って、2月に参加した国際交流協会の海外研修事業の懇親会へ出席しました。早朝から深夜まで・・長い一日でした。皆様、お疲れ様でした!
世を渡ること浅ければ、点染もまた浅く、事を経ること深ければ機械もまた深し。
故に君子は、その練達ならんよりは、朴魯なるにしかず、その曲謹ならんよりは、疎狂なるにしかず。
洪自誠
世の中の生活経験が浅い者は、世俗の悪習に染まることも少ないが、人生経験を多く積んだものは、小才が利いて策略を弄することもまた多い。それで、人間たる者は、世事に熟達しているよりは、むしろ純朴で愚直なのがよい。なお、世事に細かく謹み深くあるよりは、むしろ世事に疎くて常識はずれなのがよい。
<洪自誠「菜根譚・前集二」久須本文雄訳>(講談社)より
投稿者 E.miyamoto : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月28日
[Ⅲ 業務日誌]地域ブランド講演会
13:30から市役所で行われた“地域ブランド”についての講演会に出席しました。講師は、私も以前からお世話になっている松山の経営コンサルタント、東矢憲二先生でした。現在、国(経済産業省、特許庁)は、地域再生の一環として“地域商標”の登録を奨励しており、今回は地域ブランドの意義や役割、ブランド戦略の構築手法などをご講演いただきました。地域ブランドの成功事例や企業経営の視点からもお話をいただき、とても分かりやすく意義ある内容でした。貴重なご講演をどうもありがとうございました!
海幸丸は豊後水道南沖で操業中です。明日早朝の入港予定です。
ブランドの語源は古代ノルウェーで、放牧している牛や羊に施した“焼印”を意味する言葉とのこと。最近は、地域の異業種の事業者が協力して、地域の独自イメージをもとに“統一ブランド”を作る動きが盛んになっています。講演では、地域ブランド成功への鍵として、“存在感、信頼性、一体感、物語性、第3者評価”という5つの要因が挙げられていました。八幡浜は、柑橘、魚、蒲鉾(かまぼこ、じゃこてん)、和菓子、地酒と地場産品が豊富です。八幡浜で新たな地域ブランドを作るなら、これらの業種横断的なブランド構築が良いのではないかとのお話でした。
全国に浸透する地域ブランドの構築には一定の規模が必要です。そのためにはブランド認証の対象範囲を広げ、様々な業種からの参加を募ることも大切ですが、あまりむやみに対象を広げハードルを低くしてしまうと、信頼性と付加価値が下がることになってしまいます。逆に狭い範囲に限定してハードルを高くすれば、認証数が少なくなり、統一ブランド本来のメリットが生かされないという難しさもあるようです。特に八幡浜の場合、柑橘や水産練り製品を中心に、すでに全国ブランドとして評価されている産業も多いだけに、新しい地域ブランドをどう位置づけるか、コンセプトメイクが大事だと感じました。そういう意味では、異業種の連携や共同化なども認証の用件にしても良いのではないかとも思います。
民間事業者と行政が連携するのはもちろんですが、ブランド構築から評価の仕組み、ブランドの管理や維持にいたるまで、適切な“仕組みづくり”が成功の絶対条件!ではないかと講演を聞きながら考えておりました。今、八幡浜商工会議所青年部では、“八幡浜ちゃんぽん”を全国に売り出すプロジェクトが進行中とのことです。これなどはまさに“地域ブランド化”ですね。成功事例で取り上げられていた“横須賀海軍カレー”に負けないように頑張ってください!応援しております!
投稿者 E.miyamoto : 23:53 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月27日
[Ⅵ 魚食・流通の話]日本の魚食文化を見直そう!
早朝4:30に海幸丸が入港しました。今日の水揚げ総数は2000箱あまり。例によって“ヤリイカ”が中心でした。10月1日からは“古満目沖”というヤリイカの漁場が新たに解禁となるのですが、はたしてこちらの漁模様はどんなものでしょうか?10月もうまくこの流れで乗り切れればいいのですが。
夜は地元のE新聞社の主催する“八幡浜経済研究会”の総会・懇親会に出席。日頃からお世話になっている先輩方との懇親を深めてまいりました。
先日、私の所属する中小企業診断協会愛媛県支部より、会員向け広報の原稿依頼を受けました。ちょうどNHKの“四国羅針盤”の放映直後でもあるため、日本人の魚食や漁業に関する話題で原稿を作成しました。以前、本ブログでも掲載した文章を膨らませた内容なのですが、ここに紹介いたします。
「日本の魚食文化を見直そう!」
□魚介類の自給率と“食糧安保問題”
皆様は、我が国における魚介類の自給率が一体どのくらいかご存知でしょうか。平成17年度「水産白書」によれば、平成16年度の自給率は前年より2ポイント低下して、55%となっています。同白書によれば、自給率のピークは昭和39年で、実に113%でした。その後経済成長とともに、輸入量が国内生産量を大幅に上回り、40年を経た今日、自給率は半減し上記の数値(55%)となっています。
自給率低下の一つの要因として、戦後から今日にいたる国民の食生活の劇的な変化があります。食料支出額に占める品目・形態別の割合推移をみると、水産物に限らず生鮮3品は軒並み減少傾向で、急激な増加傾向にあるのが「外食」及び「調理食品」です。こうした食生活の変化を受けて、平成14年に策定された水産基本計画では、自給率の大幅な見直し(平成24年の目標数値:66%)が水産行政の大方針として掲げられています。また平成17年施行の「食育基本法」では、“食育を知育、徳育の基礎”と位置づけ、健全な食生活を実践できる教育を国の施策として推進することとなりました。
これらの施策に基づき、最近は全国規模で“地産地消”や生産者との交流が奨励されるなど、政府による“食の啓蒙活動”が盛んに行われています。これらの政策が自給率向上、ひいては農業、漁業の競争力強化に寄与するか否かは現時点では分かりません。しかし実は今、私たちの食生活に関連して、もう一つの大きな問題が取りざたされています。それが世界的な“魚食ブーム”の到来による水産資源の争奪戦、“食糧安保問題”です。
□中国経済成長のもたらすインパクト
これまで我が国では、大手量販店の伸長とともに、規格化された比較的安価な水産加工品が大量に輸入されてきました。年々、対面販売の魚屋が廃れ、スーパーやコンビニでの消費が主流となり、安心・安全と引き換えに、輸入冷凍水産品が市場を席巻する現象が起きているのはご承知のとおりです。しかし、昨今のBSE問題や中国の急速な経済成長、国際的な漁業規制の強化、燃料費の高騰など様々な要因により、水産資源の需給バランスが崩れ、国際間において“資源の争奪戦”が起こりつつあります。
この資源争奪戦において、最もインパクトのある要因が“中国の高度経済成長”です。中国における北京、上海などの都市沿岸部と内陸農村部の生活水準の格差は周知のとおりです。当面、我が国の食生活に影響を与えそうなのが、総人口(13億?)の約3割といわれる沿岸部の富裕層の胃袋です。中国都市部において、中進国並みの所得と購買力を持つ世帯人口は、既に3000万??5000万人に達しているとの報告もあります(「日経ビジネス」2006.1.30)。仮に2008年に開催される北京五輪後も今の成長率を維持するなら、近い将来、霜降り肉やマグロなど、高価な食材にも惜しみなくお金を払える富裕層が、億単位で増えることになるわけです。もともと「空飛ぶものは飛行機以外、4つ足のものは机以外全てを食す」といわれる大食文化をもつ国だけに、今後の中国国内の食糧消費が世界の食糧需給に大きな影響を与えるのは必至といえます。
□今こそ“魚食文化”を見直そう
実は中国の食糧消費による、需給バランス変化の兆候はすでに現れています。これまで日本の大手量販店は、商社を通じて中国その他で生産された冷凍水産品を大量に買い付けてきました。しかし近年、中国での需要拡大と世界的な魚食ブームの影響で、相場において日本が買い負ける現象が顕著になりつつあります。これまで、日本向けの安価な水産品の加工は、輸出国にとって一大ビジネスとなっていたわけですが、最近は中国をはじめとした大消費国との間で、購入における“競争関係”が生まれ、上述の“水産資源の争奪戦”の様相を呈しているわけです。
例えば“ノルウェー産”で有名なサバを例にとると、日本は10万トンのサバを輸入しつつ、2.6万トンのサバを輸出しているという現象があります。つまり日本人に好まれる、脂の乗った大きなサイズのサバを輸入して、国内では見向きもされない小さなサバを海外へ輸出しているのです。高級サバが1kあたり2500円を超えるのに対して、輸出用サバは1kわずか65円。最貧のアフリカですら日本の1.5倍の値付けをしているとのことです(「週刊ダイヤモンド」2006.8.5)。この現象こそ、食に対する日本人の危機意識のなさの表れといえます。
安価な水産物はいつでも手に入った時代は、もはや過去のものとなりました。札束で食料が買えるのは日本だけではなくなったのです。近い将来、“お金があっても食料がない”という時代すら来ないとも限りません。我が国としては、あらゆる施策を講じて先進国としての健全な食料自給率を確保することが急務の課題です。同時に、商売上安易な海外の水産加工品を信奉する食品メーカーや大手量販店の経営体質、そして、それらを好んで購入する私たち消費者の意識も早急に改めるべきではないでしょうか。その第一段階として、日常生活での飽食を反省するとともに、国内の近海鮮魚にもっと目を向けるべきだと考えます。国内水産物を自国で消費することこそが、日本古来の魚食文化を維持し、同時に生産者である漁業者の競争力を高め、国の自給率向上に寄与することができるのですから。
(2006.9.26中小企業診断協会愛媛県支部会報掲載予定)
投稿者 E.miyamoto : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月26日
[Ⅴ 直送レストラン]ビストロコックアジル
海幸丸は豊後水道南沖でヤリイカを中心に操業中。明日早朝の入港予定です。
写真は銀座のフランス料理店“ビストロコックアジル”。当社の網元直送サービスをご利用いただいて3年になります。とても家庭的な雰囲気の名店で、堅苦しく思われがちなフランス料理を、銀座でしかも気軽に楽しめます。主にマダイやホウボウ、レンコダイなどの宇和海の白身を中心にお使いいただいています。小俣オーナーシェフ自ら厳選したボルドーの赤ワインも豊富にラインナップされています。
私も上京した際には必ず立ち寄りたくなる(実際に何度も通っている!)お店です。大切な方と、または素敵な記念日に是非本格フレンチをどうぞ!
ビストロコックアジルさま
〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-15
アクセス 地下鉄銀座駅徒歩6分、JR新橋駅徒歩6分
TEL 03-3572-1644
営業時間 12:00??14:00、18:00??23:00
定休日 日曜日

(以下グルナビ東京版紹介文より)
気軽に楽める本格フレンチは女性に人気!お洒落な雰囲気で素敵な記念日を演出します☆大物評論家も訪れるお薦めの1軒!お得な特別コース是非ご予約を!
銀座らしい品の良さとフランスのエスプリを感じながら、リラックスした気分で食事が楽しめるこの店は大切な記念日にも最適。一軒家ならではの1階2階に分かれた空間を使って、親しい仲間や大事な集まりに貸切りで楽しいパーティも演出できる。
オーナーシェフの創り出す料理は、古典的なスタイルをベースにしながら、日本各地やフランスから届く旬の食材を個性溢れる逸品に仕上げている。20数種類の料理からご自分で選べるプリフィックスコースは3800円??。お好みのコースをリーズナブルにお楽しみいただけます。
ワインはシェフが愛するボルドーの赤を中心に約100種類、フランスの良い造り手の物がラインナップされています。そんな居心地の良い大人のかくれ家である。
投稿者 E.miyamoto : 23:56 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月25日
[ⅰ 一語一会]臍下丹田に力を入れよ
”読書の秋、運動の秋”ということで、時間のある夕方はジョギングに励んでおります。11月には、”八幡浜トレイルランニング大会”も開催され、昨年に引き続き出場する予定です。八幡浜には、マウンテンバイクのオリンピック予選も行われた山林のMTBコースがあるのですが、その山の中を走るというものです。後輩に負けないように頑張ります!写真はジョギングコースの浜辺から見る宇和海。
夜は八幡浜JCの次年度委員会の”顔見せ会”に出席しました。スケールはちょっと違いますが、新組織といえば、いよいよ明日は安倍新内閣の組閣人事ですね。どんな布陣になるのか、期待しながら見守りたいです。
人身にて、臍を受気の帯と為せば、すなわち震気は此れよりして発しぬ。
宜しく実に臍下に蓄え、虚を臍上に入れ、呼吸は臍上と相消息し、筋力は臍下よりして運動すべし。
思慮云為、皆此れに根抵す。凡百の技能も亦多く此くの如し。
佐藤 一斎
人体についていえば、臍(へそ)というものが、気??元気、活動の根源??を受ける帯とすれば、生生とした陽気??震気??はこの臍から発動するのである。それで、気を臍下の所??気海丹田??に蓄え、臍の上を虚にして??力をぬいて??、呼吸はこの臍の上と相通じ、筋肉の力は臍の下の所??丹田??から発するようにして体を運動さすのがよい。物事を考えたりなしたりすることも、皆ここに根源をおくのである。あらゆる技能も総じて臍下丹田にもとづかないものはない。
<佐藤一斎「言志晩録・七十九」久須本文雄訳>(講談社)より
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2006年09月24日
[Ⅱ 一日一魚]大太刀魚(タチウオ)
海幸丸は本早朝4:30に入港しました。今回は、宮崎・鹿児島沖の漁場から始まり、後半はヤリイカのポイントを狙うため、豊後水道南沖に漁場を変更して操業しておりました。今日の水揚げは総数1200箱あまり。鹿児島沖ではマダイやレンコダイ、メッキ(カイワリ)、ウマヅラハギなど、豊後水道ではヤリイカが漁の中心でした。写真は今回水揚げされた世にも珍しい“竜宮の使い”、いや、化け物のような“太刀魚(タチウオ)”です。
太刀魚(タチウオ)は、このブログを見ている皆様ならご存知のことと思います。とても淡白な白身でお刺身、塩焼きの美味しい魚ですね。骨離れも良く、お子さんやお年寄りにもとても食べやすい魚のひとつです。でもここまで大きなサイズの太刀魚は、まず見た経験のある方はいないのではないでしょうか。
太刀魚は、釣りの対象魚としても有名ですが、サイズは通常、指の本数で表されます。小さいサイズは3本、大きいものは4本、5本という具合です。でも今日水揚げされた太刀魚は、手のひらどころのサイズではありませんでした。体長が何と170cmオーバーなのです。
写真は海幸丸船員、鈴木栄君(身長約165cm)ですが、太刀魚のほうが大きいですね。負けてます。残念!
弟宮本洋平君(身長約180cm)ですらこんな感じでした。
海幸丸では水深約200mの海底の獲物を漁獲しますので、海底にすむ太刀魚はかなり成長していて、脂も乗っているのです。商品として並べるなら、銀に光った釣り太刀魚が好まれますが、脂の乗り具合や味ではトロールで獲れるこの化け物太刀魚(通称“トロタチ”)にはかないません。このサイズの太刀魚になると、普通のご家庭なら、お刺身、塩焼きで夕食2回分はお楽しみいただけるはずです。毎回水揚げされるものではありませんので、ご興味のある方は別途私までご連絡くださいませ!
今日は太刀魚以外にもマダイやヤガラ、メッキアジやアカメダイなど久しぶりに豊富な魚種が水揚げされました。若干の時化あがりと久々の魚入荷の影響か、9月にしては“まずまず”の相場でした。写真は、木箱に立てられたマダイのセリの様子です。
海幸丸は荷揚げ終了後、午前10:00次の航海に向けて八幡浜を出航いたしました!
投稿者 E.miyamoto : 23:12 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月23日
[ⅰ 一語一会]やむを得ざる勢い
秋分の日です。朝晩はずいぶんと涼しくなってとても気持ちのいい季節です。夕方のジョギングにはもってこいの時季ですね。写真は今日少し立ち寄った公園”八幡浜市双岩パーク”。
昨日放映の「四国羅針盤」は、やはり浜田漁労長が主役でした!船頭の日々の苦悩が伝わる番組内容でした。水揚げの評価は、通常月単位で行われますが、今回番組となった初航海には、一度のうちに大漁あり、故障あり、不漁あり。見ていただいた方には、日々のトロール漁の現場の様子がお分かりいただけたのではないでしょうか。さて、その海幸丸は只今、鹿児島沖から豊後水道南沖へ漁場を変えて操業中です。明日24日(日)早朝の入港予定です。
已むべからざるの勢いに動けば、すなわち動いて括(くく)られず。
曲ぐべからざるの途を践(ふ)めば、すなわち践んで危うからず。
佐藤一斎
已むに已まれない勢いで活動をしたならば、決して妨げられることなく自由に行動ができる。
曲げることのできない正しい道を践(ふ)み行うならば、危険なことがなく堂々と道を実践することができる。
<佐藤一斎「言志録・百二十五」久須本文雄訳>(講談社)より
投稿者 E.miyamoto : 22:25 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月22日
[Ⅰ お知らせ]本日「四国羅針盤」

いよいよ本日、NHK「四国羅針盤」の放映です。燃料高騰の中で生き残りを図るトロール漁業の現場をレポート!という趣旨の番組で、当社(海幸丸)が取り上げられます。出漁準備や船体の改造、走行試験、沖での操業等々・・いろんな場面を取材されていましたので、どの映像が使われるのか、想像もつきません。主役級はどうやら浜田漁労長のようで、会社の私たちは脇役です!というか出番がない!?
何はともあれどんな番組に仕上がっているのか楽しみです。海幸丸に乗り込んで漁にも出られたUディレクターとカメラマンの皆様、大変お疲れ様でした!放映予定は下記のとおりです。

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□番組名 「四国羅針盤」(NHK)
□チャンネル NHK総合テレビ
□本放送 9月22日(金)19:30??19:55(愛媛、香川、徳島で放映)
□再放送 9月24日(日)8:00??8:25(四国4県で放映)
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詳細は→http://www.nhk.or.jp/matsuyama/rashinban/
以下はNHKの番組紹介です。
「最後の船団」 ??存亡をかける八幡浜トロール漁??
愛媛県八幡浜市のシンボル、トロール漁が存続の危機に瀕している。毎年9月から4月まで行われるトロール漁。2隻の船が1組となって網を引き、海底の魚を捕る。かつて八幡浜は27船団を抱える四国一のトロール漁の基地だった。しかし近年、船数が激減。今年9月1日の解禁日に合わせて出漁したのは、1船団だけになった。番組では、鹿児島県種子島沖で操業を始めた八幡浜最後のトロール船団に密着。存亡をかけて闘う男たちを描く。
投稿者 E.miyamoto : 13:52 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月21日
[ⅳ 読書日記]国境の南、太陽の西

ITC(ITコーディネータ)関連の会議のため朝から高松へ。会議自体は2時間ほどですが、片道3時間半程度かかるため、丸一日がかりです。またまた小説にどっぷりと浸って往復の車中で一気読み。1995年発表の村上春樹作品ですが、とても面白かった、大満足です。明日22日、NHK「四国羅針盤」放映です!
『国境の南、太陽の西』(1995/講談社/村上 春樹)
一人っ子として、ある欠落感をもっていた始に、小学校時代、同じ一人っ子の女の子の友達が出来る。25年後、37才の時、2人は再会し、激しい恋におちる――。
今の僕という存在に何らかの意味を見いだそうとするなら、僕は力の及ぶかぎりその作業を続けていかなくてはならないだろう―たぶん。「ジャズを流す上品なバー」を経営する、絵に描いたように幸せな僕の前にかつて好きだった女性が現われて―。日常に潜む不安をみずみずしく描く話題作。(「BOOK」データベースより)
投稿者 E.miyamoto : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月20日
[ⅲ 地域の話題]諏訪崎(すわざき)
「四国20景」、「森林浴の森:日本100選」などで知られる”諏訪崎”から眺めた宇和海です。
諏訪崎は、八幡浜市栗之浦にある自然休養林です。桜やつつじ、つわぶきなど、四季折々の花々や山菜取りも楽しめます。遊歩道も整備されていますので、ハイキングのコースには最適です。
詳細は→http://www.nishiiyo.jp/play/with/suwazaki/
海幸丸は本日入港。台風の影響か、ヤリイカの漁獲が前回に比べて不調でした。次回の入港予定は24日(日)。鹿児島、宮崎沖での操業を予定しています。
投稿者 E.miyamoto : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月19日
[ⅳ 読書日記]人間のけじめ

「靖国問題から少子化時代まで日本をとりまく愚をただす!」
歴史・良識・戦争・老い・暮らしの「5つのけじめ」論。靖国問題解決への道、ポイント外れの少子化対策、軍国少女だったころ、メールが広げる人間関係など、冴え渡るペン先で綴った痛快エッセイ。(日販MARCより)
著者は「歴史はねじまげられない」、「硫黄島未だ玉砕せず」などの名著でも知られるノンフィクション作家、上坂冬子氏。「産経新聞」、「フォーブス」等でもご活躍の大好きな作家の一人です。お薦め新刊図書のご案内でした!明日9月20日早朝、海幸丸入港予定です!
投稿者 E.miyamoto : 23:46 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月18日
[ⅲ 地域の話題]権現山の段々畑
今朝は早朝からヤリイカ約2000箱の荷揚げと競り(セリ)、相場は”まずまず”でした。台風13号のため一時寄航していました海幸丸は、午前10:00に漁場へ向け出漁しました。写真は、当社のある”向灘”とその裏手にある”権現山”(ごんげんやま、標高約300m)です。ちょうど対岸に位置する八幡浜魚市場からみた風景です。ここ向灘地区は、昔から”トロールの基地”として有名ですが、同時にみかんの全国No.1ブランド”日の丸”の産地でもあります。下中央のオレンジ屋根の白い建物が”日の丸みかん”の出荷場です。山には”段々畑”が見えます。実りのシーズンには、みかんの香りとともに山一面がオレンジに色づいて、景観もがらりと変わります。
投稿者 E.miyamoto : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月17日
[Ⅱ 一日一魚]ハリセンボン
大型台風到来のため、海は大荒れ!海幸丸は今朝8:00に八幡浜港へ一時寄港しました。今日は魚市場が休みのため、漁獲物(総数約2100箱)はいったんトラックへ積み込みました。今回も例のバラヤリイカが豊漁で約1900箱!これからやってくる台風でヤリイカが逃げてしまわないか、ちょっぴり心配です。通常、荷揚げは深夜か早朝に行いますが、今日は珍しく日中の作業のため地元の見物客もちらほら。写真は今朝捕獲された巨大メジロザメ(全長3.2m)の頭部を“打ち鈎(うちかぎ)”で”つっつく”わが次男。やや腰引け気味です。

荷揚げは11時に終了。その後海幸丸は今夜の台風に備えて会社前で“時化つなぎ”をしました。その際、岸壁で“針千本(ハリセンボン)”の親子?を発見、急きょ捕獲に乗り出しました。弟が大型の“テンコ”ですくって獲ったのですが、網にかかった瞬間、一瞬のうちに針が飛び出して体が膨張!よく居酒屋や料理屋に吊るしてある“あの状態”です。それにしても、危険を察知して瞬時に“変身”する能力(護身術?)はさすが海の生物です。(当たり前か?)上は漁獲直後のハリセンボン!
ちなみに顔はこんな感じです。体は興奮して膨張していますが、顔は結構愛らしいですね。目も光沢があって奇麗ですし、特に口もとなどチャーミングでいい感じです。浜田漁労長いわく「無毒でおいしい、食え!」とのこと。信じられませんでしたので、帰宅後ネットで調べたところ下記のとおりでした。
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標準和名:はりせんぼん
学名:Diodon holocanthus
分類:ハリセンボン科
約20cmになる。敵などにおそわれ興奮すると、胃に大量の水を飲み込み、体を膨らませて針をたてる。日本海では冬の季節風により打ち上げられることがある。無毒でおいしい。 (1979年生まれの個体が繁殖賞を受賞)
<東海大学海洋科学博物館「飼育生物解説」>より転記
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さすが海幸丸漁労長浜田淳二45歳!“無毒でおいしい”そのとおりでした!お見事!
一瞬本当に今夜のつまみにしようかと思い悩みましたが、今回は遠慮させていただきます。というわけで今日1日だけ我が家の観賞魚に!
子供も飽きた夕方には海へ戻してやりました。
ちなみに下が変身前、上が変身後!一度変身してしまうとすぐには元に戻れないようで、ハリセンボンは小さなヒレを動かして“四苦八苦”!
結局親子とも元の姿に戻るのに10分ほどかかっていました。台風到来前の楽しい“一魚一会”なひと時でした。
今朝トラックに積み込んだヤリイカは明日早朝4:30から荷揚げ開始、避難中の海幸丸は明日午前10:00に出航予定です!
投稿者 E.miyamoto : 19:27 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月16日
[ⅰ 一語一会]使命に対する信念
今日と明日の2日間は、八幡浜魚市場が“休市”です。朝は用事があって家族で松山へ、夕方帰宅して日課のトレーニング後、9日の“豊予市”の打ち上げ(飲み会)に行きました。汗をかいた後は普段にも増してビールが進んでしまいます。幹事役のF営業主任、お世話になりました。大型台風が接近中です。海幸丸は明日早朝入港予定です。
組織に働く者は、組織の使命が社会において重要であり、他のあらゆるものの基盤であるとの信念をもたなければならない。この信念がなければ、いかなる組織といえども、自信と誇りを失い、成果をあげる能力を失う。
<P.F.ドラッカー「歴史の哲学」(上田惇生編訳)ダイアモンド社>より
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2006年09月15日
[Ⅳ 海幸丸日誌]引き続きバラヤリ豊漁!
海幸丸は早朝5:20に入港しました。今朝の水揚げは総数1700箱。前回に引き続き、内1400箱が”バラヤリイカ”でした。明日、明後日と魚市場が連休で、しかも台風が来ているため、”時化見込み”の影響もあるのか、今日は”まずます”の相場でした。荷揚げ終了後、機関の修理を経て14:00に八幡浜港を出航いたしました。次回の水揚げ、売りは18日(月)の予定ですが、台風の進路如何でいつまで操業ができるかは現時点では未定です。例年に比べて9月は今のところ順調にきていますので、極力稼動率は高めたいのですが、自然には勝てません。おそらく明後日には一時寄港となる模様です。
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2006年09月14日
[ⅳ 読書日記]大地の咆哮

元上海総領事が病に侵されながら自らの中国体験を綴った手記で、大変興味深く読みました。それにしても日中関係は今後どう進むのでしょうか。歴史的な背景はもちろん、軍事(核)大国化、尖閣諸島、靖国参拝、反日運動、中台関係、進出企業のカントリーリスク等々・・直接日本に関係する問題が山積みで、どれもが日中間には摩擦となりうる大問題ばかり。日本としては、他国の圧力や恫喝に屈して「国の面子を捨てる国」(本書)と受け取られる“外交の愚”だけは、国の将来のためにも犯してはならないと思うのですが。
そういう意味では、著者杉本信行氏のいうとおり、歴史認識にせよ靖国参拝にせよ、明確に国の見解を説明すべきだと思います。ただこちらがいくら説明しても、なかなか末端の国民までは伝わらないという共産国の虚しい現実がありますが。それでも“戦う政治家”宣言をされた次期首相候補には、ぶれない外交姿勢を貫いていただきたいと願っています。
問題山積の日中関係ですが、“食”の分野でも日本にとって大問題が起きつつあります。中国の富裕層と貧困層の格差はよく知られていますが、近年の高度成長による生活水準の向上で、富裕層の購買力アップが食糧需給に大きなインパクトを与えつつあります。一説によれば、中進国並みの購買力を持つ世帯人口が3000万??5000万人に達しているとのことです。これらの富裕層は、日本人にとっても高価な食材である霜降り肉や高級マグロなどにも惜しみなく金を払えるほどの購買力を持ちつつあるらしいのです。(「日経ビジネス」2006.1.30)
先日あるコラムで、「4つ足のものは机以外、空飛ぶものは飛行機以外はすべてを食す?」という中国人の暴食ぶりが、映画「千と千尋の神隠し」に出てくる化け物“カナオシ”に例えられて紹介されていました。人口13億?といわれる中国で、仮に人口の3割でもこんな購買力を持ったとすれば、日本どころか世界の食糧需給に大きな影響が出るのは必至です。
既に野菜の分野では、一昔前まで大輸出国だった中国が今では大輸入国に転じています。それだけ国内での需要が伸びているという証拠ともいえます。日本ではこれまで、安価な中国食材がふんだんに輸入されて量販店を中心に売られてきましたが、これからは中国国内の商売が優先されて、日本向けの食糧生産まで手が回らない可能性だってあるわけです。近い将来、“お金があっても食べるものがない”という事態だって起こるかもしれません。まさに“食料安保(闘争?)”時代の到来です。
そんな事態に陥っても困らないためにも、国としては最低限の食料自給率は確保しておきたいものです。同時に、商売上安易な規格輸入物に流れる大手量販店の経営体質、それらを好んで購入する我々消費者の意識も改めたいものです。手前味噌で恐縮ですが、沖合トロール漁業は、国の食料自給率向上に貢献する数少ない漁船漁業の一つです。日本人の皆様、中国人(カナオシ?)に食べられる前に、もっともっと日本の魚を食べましょう!食文化を守ることこそ、生産者を応援すること=我が国の将来の食料を確保すること!なのです。
頑張れ、海幸丸!頑張れ、日本の生産者!皆様、応援よろしくお願いします!海幸丸は明日早朝入港予定です。
投稿者 E.miyamoto : 23:51 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月13日
[Ⅳ 海幸丸日誌]バラヤリイカ豊漁!
海幸丸は本早朝4:00に本船入港、今期5回目の水揚げを終えました。今日の水揚げは総数1700箱!内1400箱余りが“ヤリイカ”(バラヤリ)でした。中一日の操業にしてはなかなかの豊漁でした!といいましても、毎年9月と10月は、全国的に魚の需要も少なく相場も低調のため、水揚げ金額はそれほどでもないのですが・・。ヤリイカの水揚げが続くうちに例年悪夢の9月、10月を乗り切りたいものです。写真は競り(セリ)終了直後の魚市場の様子です。
*追記
先日、このブログで紹介しました当社が取り上げられる番組ですが、放送予定が変更になりました。
当初は9月15日(金)でしたが、9月22日(金)へ変わったようです。下記の日時です。
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番組:「四国羅針盤」(NHK)
日時:9月22日(金)19:30??19:55
再放送:9月24日(日)8:05??8:30
放送地域:四国4県のみ
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今漁期は現在のところヤリイカの水揚げが順調です。操業海域は基地にも近い“豊後水道南沖”ですが、この海域でこれほどの数のヤリイカが獲れることは珍しいようです。通常、ヤリイカは“古満目沖”(10月解禁)という漁場が知られていますが、今回は全く違うポイントです。しかも、例年大幅な採算割れとなるこの時期の水揚げだけに、ついつい今後の漁模様にも期待をしてしまいます。
昭和40年代から50年代にかけて、宇和海では毎年この時期にヤリイカの豊漁が続き、八幡浜のトロール船が連日のように大漁を繰り返し、潤っていた時代があったといいます。(もちろん私はそんな時代は知りませんが・・)その後、ヤリイカの水揚げ減少とともに、トロール船の隻数もどんどん減少してしまいました。
歴史的にみても、八幡浜のトロール船とのお付き合いも長い“ヤリイカ”だけに、最近の原油高に伴うトロール船の経費上昇を気にかけてくれているのかもしれないですね。そう考えて海幸丸の操業する豊後水道南沖に回遊してきたのだとしたら、国際情勢に敏感な、かなり利口なイカです。今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします!
ちなみに今回1400箱獲れたヤリイカ1箱はこんな感じです。魚市場では立てて揃えたヤリイカを“立ヤリ(タテヤリ)”、写真のようにバラで入れたヤリイカを“バラヤリ”と呼んでいます。今回多かったのは小さなサイズの“バラヤリ”です。
週末は16日、17日と八幡浜魚市場が休みとなるため、次回は15日(金)の入港を予定しています。
今日は早朝(深夜?)勤務のため業務は15:00で終了、スポーツセンターへ水泳見学とトレーニングに行きました。
投稿者 E.miyamoto : 17:07 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月12日
[Ⅴ 直送レストラン]豊後水道網元直送 三平鮨

海幸丸は只今豊後水道南沖で操業中です。一昨日に引き続きヤリイカが豊漁で、明日の入港予定です。
写真は神奈川県川崎市の三平鮨さまです。インターネットでお問い合わせいただいて以来、5年ほどお取引をいただいております。「豊後水道網元直送」を前面に打ち出され、PRいただいているお店です。いつもありがとうございます。海幸丸のマダイやホウボウ、アカメダイなどの白身、そしてサワラやカマスの”炙り”など、店主自慢の創作鮨も人気です!私も毎年お伺いしている、アットホームな雰囲気の本格鮨店です。皆様、お気軽に足を運んでみてください!

いつも直送している海幸丸の白身魚です。宇和海の鮮魚は白身の種類が豊富で、特に希少価値の高い鮮魚は店主にとても気に入られ、好んでお使いいただいています。お送りする鮮魚はその日の水揚げに応じて、お薦めの魚を組み合わせてお届けしています。

写真は、海幸丸の直送鮮魚のみを素材にメニュー化した”海幸丸にぎり”です。珍しい白身魚を中心に、12かん2,000円のお得な人気メニューで評判も上々です!皆様、是非お試しくださいませ!
お店の詳細は下記のとおりです。
三平鮨さま
〒210-0846 神奈川県川崎市川崎区小田3-13-8
アクセス JR川崎駅バス10分 川崎市営バス小田栄下車3分
TEL 044-333-0343 FAX 044-333-0328
営業時間 17:00??22:00
定休日 水曜
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2006年09月11日
[ⅰ 一語一会]瑣事と大事
早朝4:40に海幸丸が入港、ヤリイカ他600箱あまりの荷揚げを行いました。例年相場の上がらない9月ですが、現在のところヤリイカの水揚げが好調なのが救いです。今週は水曜日、金曜日と本船入港の予定です。午後は松山で一件会合、夕方は八幡浜に戻り、夜は青年会議所の第1回目の次年度理事会に出席しました。初回ということで今日は夜遅くまで懇親会でした。来年も一年よろしくお願いいたします。
日間の瑣事は、世俗に背かざること可なり。立身、操守は世俗に背くこと可なり。
佐藤一斎
日常における小さい??些細な??ことは、世間の風俗に反しないようにするがよい。
しかし、自分の目的を確立したり、節操を守っていくことは、世俗に反する所があってもよい。
<佐藤一斎「言志晩録・二四八」久須本文雄訳>(講談社)より
投稿者 E.miyamoto : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月10日
[ⅲ 地域の話題]毎月第2日曜は海鮮朝市

毎月第2日曜日は、八幡浜海鮮朝市の日です。今朝は早朝からものすごい雷雨でしたが、昼前にはあがり、客足も悪天候にしてはまずまずでした。今日からスタートしたトロール市の「魚切りますサービス」も、順調な滑り出しでお客さんにも喜んでいただけたようです。朝市では、魚販売のほか、ミニ競り(セリ)やじゃこてん実演販売、海鮮丼コーナー、子供が喜ぶ釣りコーナーなど、イベントも満載です!八幡浜海鮮朝市は毎月第2日曜日、定期開催です。皆様、是非八幡浜にお越しくださいませ!
海幸丸は、ヤリイカが豊漁で昨日夜中入港、大雨のなか荷揚げを行い、今朝のセリで出荷いたしました。明日も早朝に入港の予定です。
投稿者 E.miyamoto : 23:36 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月09日
[Ⅲ 業務日誌]豊予市で海鮮バーベキュー
今日は、豊予社が毎年行っているイベント”豊予市”に参加しました。当社の担当は”海鮮バーベキュー”。ウチワエビやイカ、アジの一夜干しなど天然素材を使った海幸丸ならではのコーナーです!炭をおこして焼いたのですが、熱がこもってとても暑い、いや熱かったです。他にも焼きそばやじゃこてん、生ビールのコーナーもあって大盛況でした。それにしても、地域に根ざしたイベントを10年も続けてていらっしゃる豊予社さまはすばらしいです。私たちも見習いたいものです。写真は、バーベキューをお手伝いいただいた豊予社の皆さんと当社の社員です。
投稿者 E.miyamoto : 23:33 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月08日
[ⅳ 読書日記]男子、一生の問題

本日8日は“八日市”、明日は八幡浜の老舗印刷会社、豊予社さんの“豊予市”!今年で10年目になるそうです。明日の豊予市には当社も2年連続で参加する予定です。海幸丸の一夜干し、ウチワエビなどを素材に、特選!“海鮮バーベキュー”を行いますので、皆様是非お越しくださいませ。夕方からは、(社)八幡浜青年会議所創立55周年記念例会と懇親会に出席、OBの皆様も参加され盛大に実施されました。
心が荒み、治安が乱れ、子供の平均学力が低下し、過激な性教育が取り沙汰され、それだけでも世も末と思っていたが、茶髪という見掛けの醜さがこれに加わり、ことここにきわまったという感じがしている。
日本をここまで支えてきた先人たちへの冒涜ではないだろうか。
あなたの周りにいる髪を赤や茶に染めた人に、どうか皆さん、呼びかけていただきたい。不健康なだけでもない。黒髪に黄色い肌というモンゴロイドとしての日本人の本来の姿、自然な姿に反することをすれば、必ず自然によって報復されると。
本の中の一言に立ち止まって、それが自分に突き刺さってくるような経験をせよ。
自分の弱点を洗いざらい見抜かれて、背筋の寒くなるような体験をしながら本を読め。
あるいは逆に、まるで自分のことを語ってくれているみたいだと、自分の意を代弁してくれている著者の言葉に思わず喜びが込みあげてくるような読み方をせよ。
すなわち、どんな本でもいい、ともかく本の中の一語一語が自分に関わってくるような本とのつきあい方を身につけることが、まず何においても大切な人生の智恵の一つである。
自分がいないような読み方だけはしてはいけない。
「男子、一生の問題」西尾幹二(三笠書房)より
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2006年09月07日
[Ⅰ お知らせ]海鮮朝市で調理サービス!
本日海幸丸は早朝5:00に入港。約1,300ケースの鮮魚を市場に荷揚げしました。今回は小さなヤリイカが約700箱!まずまずの豊漁でした。その後、海幸丸は一部修理を経て12:00に八幡浜港を出航いたしました。私は午前中、地方局で行われた県主催の商談会に参加、網元鮮魚と一夜干しのPRをして参りました。
さて、来る9月10日(日)から、昭和水産トロール市も“八幡浜海鮮朝市”に参加することとなりました。といいましてもお店の出店ではなく、“調理サービス”のご提供です。
現在八幡浜市では、毎月第2日曜に“朝市”を実施しており、市外からも多くのお客さんが訪れています。朝市では地元の仲卸業者さんが、市場で買い付けた鮮魚を浜値で販売しています。ただし、お客さんから調理の要望が多いにもかかわらず、会場が屋外のため、衛星管理上調理施設が設置できないようです。そこで市の担当課より、朝市会場のまん前で小売店舗をかまえる当社に要請があり、このたび9月10日の朝市から、トロール市が調理サービスを一手に!?請け負う運びとなりました。
当店では、お買い上げいただいた鮮魚の調理は基本的にどんな調理も無料です。しかしながら今回の調理は、お客さんが朝市で購入された鮮魚ですので、有料サービスとさせていただいています。市の担当者とも、いろいろと打ち合わせをしながら料金を決めさせていただいたのですが、この決め方が実はなかなか難しいのです。一口に鮮魚調理といっても、小魚の焼き魚用調理などの簡単なものもあれば、ハマチやマダイのような大型の魚の刺身の盛り付けまで様々です。そのため、一律に料金を決めることが難しく、結局下記のような料金表とさせていただきました。
下調理 2枚・3枚卸 3枚皮引き 刺身盛り付け
○大型鮮魚 200 300 400 500
○中型鮮魚 100 200 300 400
○簡易調理 一律100(円)
*大型鮮魚・・・1kを超えるハマチやタイなど
*中型鮮魚・・・1kまでのアジやホウボウ、イサキなど
*簡易調理・・・イカ、アマギ、タチウオなどの簡単な調理
*下調理・・・・うろこ落し、えら・内臓出し
*2枚・3枚卸・・魚をさばいて皮をつけた状態
*3枚皮引き・・・3枚卸後、皮を引くまで(刺身の手前)の調理
*刺身盛り付け・・刺身を切ってトレー・皿に盛り付けるまでの調理
いかがですか。これまで当社では“調理無料”が当然のスタンスできておりましたので、いざ有料化となるととても難しく、こんな感じで決めさせていただきました。さて反響はどんなものなのでしょうか。我々にも皆目検討がつきません。とりあえず当日は、店の通常の人員とは別に1名(おそらく私です!)、調理専門で配置して臨みたいと思います。
この料金が高いと感じる方!朝市から“20メートル”足をのばして、是非トロール市にお越しください。朝市会場から道路をはさんで向かい側(すぐ!)、「一魚一会」の看板が目印です。当店でのお買い上げ品は全て調理無料です!もしくは、是非ご自身でお魚のさばき方をマスターしてください!当店では下記の内容で“お魚さばき方教室”も不定期開催しております。ふるってご参加くださいませ!
http://www.uwakai.com/blog/archives/cat5/index.html
ちなみに当店の無料サービスのPR看板も掲載しておきます。
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2006年09月06日
[ⅰ 一語一会]天道は徐(おもむ)ろに運行

今日は、海幸丸の指定陸揚港である愛媛県愛南町(深浦港)の漁協へ、道具運びと漁期解禁のご挨拶へ参りました。豊後水道にヤリイカの漁場があって、ヤリイカが豊漁の年は、この深浦港で魚を転載して八幡浜で陸送することが多くなります。今年のヤリイカ豊漁を期待しています。海幸丸は明日早朝の入港予定です。
それにしても本日9月6日は、朝から“秋篠宮妃の男子ご出産”という大変おめでたい話題でもちきりです。日本全国民が待ちに待った、まさに待望の明るい一日となりました。あまりにおめでたいので鯛(たい)の写真を掲載します。
天道は漸を以ってめぐり、人事は漸を以って変ず。必至の勢いは、之を退けて遠ざからしむる能わず、また之を促して速やかならしむる能わず。
佐藤一斎
天道自然の道は徐(おもむ)ろに運行し、人間社会のあらゆる事がらはゆるやかに変転していく。そこには必ずそうなるべき情勢があって、これを退けて遠く離すこともできないし、またこれを急がせて速くしようとすることもできないものである。
<佐藤一斎「言志録・四」久須本文雄訳>(講談社)より
投稿者 E.miyamoto : 23:52 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月05日
[Ⅱ 一日一魚]ウチワエビ
写真は団扇エビ(ウチワエビ)です。太平洋南海域で幅広く水揚げされますが、漁獲量はさほど多くなく、全国的にはとても希少価値の高いエビとして知られています。扇の形をしていて、団扇のように平らのため“団扇エビ”という名称がついたようです。ただ、甲羅の形が天然記念物の“カブトガニ”にも似ているため、地元では“カブト”とも呼ばれています。また生きている団扇エビは、パッチンパッチンと飛び跳ねるため、“パッチン(エビ)”とか“カッチン”と呼ぶ人もいます。
海幸丸では、豊後水道南沖から高知沖にかけて幅広い海域で水揚げされていて、多いときは一航海で15箱??20箱程度(1000匹ほど?)獲れることもあります。以前のように多くのトロール船が操業していた時代は、結構安価なエビでしたが、近年は入荷量も少ない上に、グルメブームでイタリア料理の高級食材としても定着してきたため、相場が急騰しています。活魚の良品で大きなサイズになると、浜値でもk3000円を超える(1匹で500円から600円程度)こともあります。
ふだんは“お刺身”か“塩茹で”で食べていますが、身だけを取り出して、サラダや天婦羅にしても美味しいですし、甲羅で出汁をとってお味噌汁にしても美味です。もちろんイタリアン風に、ブイヤベースやバスタの材料としてもお使いいただけます。“プリプリとした食感と身の甘さ”が味の特徴で、特に刺身はイセエビよりも美味しいという声もよく聞きます。
塩茹でにする際は、沸騰したお湯に入れて4分程度で出来上がり。後は写真のように尾のほうからはさみを入れて真っ二つに割ると、簡単に両側の身が取り出せます。身を取って残った甲羅からは、必ず出汁をとってお使いください。下の写真は活きた団扇エビの身質です。オレンジの子を持っていますが、これも独特の食感で結構クセになる味です。

当店の直売店トロール市では、ギフト商品として“団扇エビの浜茹で”を扱っています。海幸丸で水揚げされた新鮮な団扇エビを即日塩茹でして、全国にお届けしています。南海放送のお取り寄せサイト“e-ひめ市場”(http://www.himeichi.com/)でも好評販売中です!もちろんお刺身用の“活団扇エビ”もご予約承っております。まだ食べたことのない方、是非一度“幻のエビ”団扇エビを召し上がってみてください!
投稿者 E.miyamoto : 16:16 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月04日
[Ⅳ 海幸丸日誌]今漁期初水揚げ!

今日4日、海幸丸の今漁期初水揚げを行いました。今回は船の入港ではなく、昨日九州の最南端、鹿児島県山川港にて転載した魚をトラックで八幡浜まで運び、早朝4:00より魚市場で荷揚げを行いました。初航海の漁場は鹿児島沖で、総計950箱の魚が競り(セリ)にかけられました。
毎年のことですが、9月はまだまだ相場の水準は軒並み低調!です。今回の魚種で比較的量があったのは、マダイ、レンコダイ、メッキアジですがどれも相場はいま一つでした。相場の出ない9月、10月は会社も船も我慢のしどころです。この2ヶ月は魚に比べて比較的相場の安定しているイカ類が、一番近い漁場である豊後水道南沖で水揚げされることに期待しています。
現在、海幸丸は鹿児島、宮崎沖から豊後水道南沖へ漁場を変更して操業の予定です。次回の入港は、7日(木)あたりを予定しています。
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2006年09月03日
[Ⅴ 直送レストラン]オリゾンテ
千葉県九十九里のイタリアンレストラン「オリゾンテ」。長年、海幸丸の直送鮮魚をご愛顧いただいております。お届けしている鮮魚も、マダイ、ヤリイカ、ヤガラ、オニカサゴ、マダコ、アカザエビと多岐にわたります。私も3年ほど前にお伺いしたことがあり、魚介類を豊富に使ったパスタがとても美味しかったのが印象に残っています。今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。手作りウェディングやパーティも人気です。詳細は下記サイトをご覧くださいませ。
オリゾンテ さま
〒283-0013 千葉県山武郡九十九里町不動堂白幡 真亀川総合公園内
TEL&FAX 0475-76-0148
定休 火曜日
http://www.orizzonte.jp/
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2006年09月02日
[Ⅴ 直送レストラン]ミラノクッチーナ
京橋の老舗イタリアンレストラン「ミラノクッチーナ」。食材の多くはこだわりの産地生産者からの直接仕入です。鮮魚はもちろん、当社の宇和海豊後水道の天然素材を豊富にお使いいただいております。網焼き、煮込み、ホイル焼きなど、ご希望に合わせて調理する魚料理が人気のお店です。今後とも宇和海の幸をよろしくお願いいたします!東京在住の方、二次会、パーティプランもございますので、是非ご利用くださいませ!
ミラノクッチーナ さま
〒104-0031 東京都中央区京橋3-13-1有楽ビル1F
地下鉄銀座線京橋駅1番出口徒歩3分、都営浅草線宝町駅A1徒歩1分
TEL 03-3563-3301 FAX 03-3563-3302
定休日 日曜・祝日
投稿者 E.miyamoto : 23:05 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月01日
[Ⅵ 魚食・流通の話]鹿児島沖で操業中
海幸丸は昨日の出漁後、鹿児島沖のポイントへ直行。現在操業中です。初入港はトラック便にて、鹿児島県山川港で荷揚げを行う段取りで、八幡浜での初競りは4日朝の予定です。まだ具体的な漁獲魚種の情報は入ってきていませんが、鹿児島沖の漁場は種類が豊富なため、豊富な魚種と単価の高い魚の豊漁を期待しています。上は湾内周回を終えて漁場へ向かう海幸丸です!
今期、八幡浜のトロール漁船で9月の解禁日から出漁したのは海幸丸1統のみでした。会社にとっても乗組員にとっても、まさに独りぼっちで孤独な船出となってしまいました。1社で操業することで、よく漁場や価格の面でメリットが多いようにいわれることも多いのですが、実は全くそんなことはありません。
例えば漁場。中型トロール船の許可海域は豊後水道南沖から宮崎、鹿児島沖、高知沖と広い範囲に及びます。もちろん漁場ごとに漁獲魚種も異なるわけで、漁労長は各々の魚種の単価と水揚げ状況、天候等を考慮しながら漁場を選定します。その際、これまではお互いのトロール船がいろんなポイントで操業していたため、各社の様々な漁獲情報を得ることができていたのですが、一統のみではこれが全く不可能です。いわば広い暗黒の海をまさに“暗中模索”の状態で操業せざるを得ないわけです。
次に単価。これも単純に相対的なトロールの水揚げ量が減少したからといって、すぐに漁価が跳ね上がるというわけにはいきません。八幡浜市場には、昭和20年代の全盛期には27統54隻ものトロール船が操業していました。こうした歴史を背景に、全国の中央市場に商品を安定供給する“出荷市場”としての機能を担ってきたわけです。ここ10年の単位では、凡そ5統10隻のトロール船が毎年出漁していました。そのため、毎朝ある程度の水揚げ量はあったために、消費地に対する一定の供給力は確保されてきました。ところが一統のみとなれば、安定的な供給力はまず望めません。つまり、出荷市場としての八幡浜市場に対する消費地(中央市場)の信用度が落ちてしまうわけです。このあたりは全国への出荷を手がける八幡浜の大手仲卸業者の最も危惧する点かもしれません。
次に市場や関係県に対する発言力です。以前はトロール業者のみで業種別の組合が作られていましたが、経営体が減少したため、数年前にいろんな漁業に従事する生産者の組合と合併しています。小さな話ですが、市場内の水揚げ場所や係留場所にしても以前は広い場所が確保されていたのが、今は狭い場所しか確保されず夜間入港の多い時季は非効率な操業と仕事を余儀なくされています。
一社操業にはこうしたマイナス面がありますが、漁業全体で明るい兆しとして実感しているのが、国内の食の安全志向の高まりと対中国韓国向けの輸出増加です。今後も漁業と流通を一体で取り組むことで、何とかこの難局を乗り越えて活路を見出したいものです。ここのところお魚の紹介がご無沙汰ぎみですが、トロール漁も始まりましたので、随時掲載していきますのでお楽しみに!