« 海幸丸ただいま整備中! | メイン | 只今高知へ出張中! »

2006年06月20日

[ⅰ 一語一会]

「主体性の確立」

忙裏に閑をぬすまんことを要せば、須らく先ず閑事に向かって個の刀柄(はへい)をたずぬべし。
どう中に静を取らんことを要せば、須らくまず静処より個の主宰を立つべし。
然らざれば、未だ境に因って遷り、事に随ってなびかざる者はあらず。

洪自誠

忙しい中に強いて心の余裕を求めようとするには、まず平生閑暇な時に、心を安定させるように心がけておかなければいけない。
また、騒がしい所で静けさを得ようとするには、まず静かな所におる時に、本心をしっかりと打ち立てておくようにしなければならない。
そのようにしなければ、常に心が環境に従って移り変わり、物事に追いまわされてしまうことになる。
決して忙中に閑、動中に静を得ることはできない。

<洪自誠「菜根譚・前集百八十二」久須本文雄訳>(講談社)より

投稿者 E.miyamoto : 2006年06月20日 21:44

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.uwakai.com/blog/admin/ichie_tb.cgi/13

コメント

コメントしてください




保存しますか?